JP2861853B2 - 板材収容箱 - Google Patents

板材収容箱

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JP2861853B2
JP2861853B2 JP7059748A JP5974895A JP2861853B2 JP 2861853 B2 JP2861853 B2 JP 2861853B2 JP 7059748 A JP7059748 A JP 7059748A JP 5974895 A JP5974895 A JP 5974895A JP 2861853 B2 JP2861853 B2 JP 2861853B2
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哲生 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材収容箱に関し、特
に、筺体の相対面する内周壁面に形成した溝状部に板材
の両端を挿入して収容保持する板材収容箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の板材収容箱として、図5
に示すプリント基板収納ケースが知られている。収容ケ
ース1は、有底筒状のロアケース2と、このロアケース
2の開口2aを覆蓋するキャップ状のアッパケース3と
から構成されている。ロアケース2の開口端にはやや薄
肉とした細径部2bを形成してあり、長手幅方向の外側
面に楔状の係止突起2b1,2b1を形成してある。ま
た、ロアケース2の内周における相対面する側壁面には
開口から奥行き方向に向かって直線状の平行なリブ2c
1,2c1を形成してあり、間に溝状部2cを形成して
いる。
【0003】一方、アッパケース3における開口端は当
該細径部2bが挿入可能な内径とするとともに同係止突
起2b1,2b1と対面する部分には係止孔3a1,3
a1を形成してある。矩形板材状のプリント基板4は、
その幅がロアケース2の内周における長手方向の幅と概
ね一致しており、両端を両側壁面の溝状部2c,2cに
挿入しつつ奥行き方向に押し込んで収容される。その
後、アッパケース3をロアケース2の開口2aに被せて
いくと係止突起2b1,2b1がアッパケース3の係止
孔3a1,3a1に入り込んで係止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の板材収
容箱においては、ロアケース2にプリント基板4を挿入
するときに両端がリブ2c1,2c1の間の溝状部2c
に入らず、図6に示すように対角領域の隙間に向けて斜
めに挿入されてしまうことがある。プリント基板4には
コネクタ4a及びそれ以外の図示しない電子部品等が実
装されているため、斜めに挿入されると同コネクタ4a
等の電子部品が開口端にぶつかり、損傷してしまうし、
ぶつからずに挿入されたとしても同コネクタ4a等の電
子部品の嵌合位置が合わなかったり、収容ケース1内で
プリント基板4ががたつき、結果的に異音、電子部品等
が損傷してしまうことがあるという課題があった
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、プリント基板などの板材を挿入する場合に斜めに挿
入されてしまわないようにすることが可能な板材収容箱
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、筺体の相対面する内周壁面
に形成した溝状部に板材の両端を挿入して収容保持する
板材収容箱において、上記筺体の開口には上記板材が上
記溝状部に両端を挿入しない角度で挿入されるのを防止
する遮蔽壁を備えて構成してある。また、請求項2に係
る発明は、請求項1に記載の板材収容箱において、上記
遮蔽壁は、上記溝状部の開口を除いて上記筺体における
対角領域の開口を狭めるように形成してある。
【0007】さらに、請求項3に係る発明は、請求項1
または請求項2に記載の板材収容箱において、上記遮蔽
壁は、上記筺体における対角領域に形成したリブを備え
て構成してある。
【0008】
【作用】上記のように構成した本発明においては、筺体
の相対面する内周壁面に形成した溝状部に板材の両端を
挿入して収容保持するにあたり、筺体の開口に遮蔽壁を
形成してあり、板材が溝状部に両端を挿入しないような
角度で挿入されるのを防止している。また、上記のよう
に構成した請求項2に係る発明においては、遮蔽壁が溝
状部の開口を除いて筺体における対角領域の開口を狭め
ている。
【0009】さらに、上記のように構成した請求項3に
係る発明においては、板材を筺体の対角領域に向けて斜
めに挿入しようとするとリブに当接して挿入できない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、板材が溝
状部に両端を挿入しなければ筺体内に挿入できないた
め、プリント基板であればコネクタ等の電子部品が損傷
してしまうことを防止でき、また、誤って斜めに挿入さ
れた場合に再挿入する手間を防止することが可能な板材
収容箱を提供することができる。また、請求項2に係る
発明によれば、溝状部の開口だけが筺体の開口にて開口
しているため、誤って挿入されないようにするとともに
挿入位置が容易に分かる。
【0011】さらに、請求項3に係る発明によれば、構
成の簡易なリブを形成するだけできわめて簡単に板材の
斜め挿入を防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る板材収容箱を適
用したプリント基板収納ケースの斜視図である。同図に
おいて、プリント基板収納ケース10は、矩形板状のプ
リント基板20を収容可能な有底筒状のロアケース11
と、このロアケース11の開口11aを覆蓋するキャッ
プ状のアッパケース12とから構成されている。プリン
ト基板20は表面にコネクタ21及びそれ以外の図示し
ない電子部品等が実装されるため、同ロアケース11の
中央に挿入されるのではなく、ややオフセットされて挿
入されるようになっている。
【0013】ロアケース11における内周面のうち厚み
方向(長手幅方向でない方向)の内周面は、図2に示す
ように、二重構造となっている。すなわち、円弧状の内
壁11b,11bを形成し、壁面に上記プリント基板2
0の側端部を挿入可能な溝11c,11cを形成してあ
る。この内壁11b,11bは、プリント基板20を開
口11aの入り口部分で回転させたときにおける当該プ
リント基板20の先端の軌跡に合わせて形成してあり、
溝11c,11cを除いてどの角度でも内壁11b,1
1bの端部に当接する。この意味で当該内壁11b,1
1bはプリント基板20の斜め挿入を防止する遮蔽壁と
なっている。遮蔽壁は、プリント基板20の斜め挿入を
防止できればよく、必ずしも内壁11bのように円弧状
とする必要はない。例えば、ロアケース11の形状、大
きさによっては、プリント基板20の両側端を溝11
c,11cに入れずに当該ロアケース11に挿入できる
隙間が対角領域だけである場合もある。係る場合には、
図3に示すように、対角領域に突起としてのリブ11d
を形成するだけでもプリント基板20はロアケース11
に対して斜めに挿入できなくなる。
【0014】なお、図4に示すように、上記溝11cを
開口11a端部においてやや幅広とし、奥行き方向に向
かってほぼ直線状に形成すると、挿入しやすくなる。ロ
アケース11の開口端はやや薄肉とした細径部11eを
形成してあり、アッパケース12における開口端は当該
細径部11eが挿入可能な内径としてある。また、ロア
ケース11の細径部11eにおける長手幅方向の外側面
には楔状の係止突起11e1,11e1を形成してあ
り、アッパケース12における同係止突起11e1,1
1e1と対面する部分には係止孔12a1,12a1を
形成してある。次に、上記構成からなる本実施例の動作
を説明する。
【0015】矩形板材状のプリント基板20における先
端の両端を、ロアケース11の内壁11b,11bの溝
11c,11cに合わせ、そのまま奥まで挿入する。挿
入されたらキャップ状のアッパケース12でロアケース
11の開口11aを覆蓋する。アッパケース12内にロ
アケース11の細径部11eを挿入していくと、同細径
部11eに形成した係止突起11e1,11e1がアッ
パケース12の内周に入り込み、さらに係止孔12a
1,12a1に対面すると同孔12a1,12a1に入
り込んで係止する。図2に示すように、プリント基板2
0における先端の両端が内壁11b,11bの溝11
c,11cに合わない状態では、プリント基板20を挿
入することはできない。従って、誤って斜めに挿入され
てしまうことを防止できる。
【0016】このように、断面矩形のロアケース11内
に内壁11b,11bを形成し、同内壁11b,11b
に形成した溝11c,11cの開口以外の部分を遮蔽し
てプリント基板20が所定の角度でないと挿入できない
ようにしているため、誤って斜めに挿入されてしまう不
具合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る板材収容箱を適用した
プリント基板収納ケースの斜視図である。
【図2】同プリント基板収納ケースの一部断面の平面図
である。
【図3】他の実施例に係る板材収容箱を適用したプリン
ト基板収納ケースの斜視図である。
【図4】同プリント基板収納ケースの断面図である。
【図5】従来の板材収容箱を適用したプリント基板収納
ケースの斜視図である。
【図6】同プリント基板収納ケースの断面図である。
【符号の説明】
10…プリント基板収納ケース 11…ロアケース 11a…開口 11b…内壁 11c…溝 11d…リブ 12…アッパケース 20…プリント基板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の相対面する内周壁面に形成した溝
    状部に板材の両端を挿入して収容保持する板材収容箱に
    おいて、 上記筺体の開口には上記板材が上記溝状部に両端を挿入
    しない角度で挿入されるのを防止する遮蔽壁を備えたこ
    とを特徴とする板材収容箱。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の板材収容箱におい
    て、上記遮蔽壁は、上記溝状部の開口を除いて上記筺体
    における対角領域の開口を狭めるように形成したことを
    特徴とする板材収容箱。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の板
    材収容箱において、上記遮蔽壁は、上記筺体における対
    角領域に形成したリブを有することを特徴とする板材収
    容箱。
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