JP2851617B2 - 印字装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、印字装置に関するものである。
従来の技術
近年、既にフォーマットの定まった伝票等の用紙に印
刷をする際、予め印字位置を記憶しておき、記憶した印
字位置まで自動的に印字位置を移動させることにより、
各欄の位置合わせを容易にした電子タイプライタが使用
され始めた。 以下に従来の電子タイプライタについて説明する。 第5図は従来の電子タイプライタのブロック図であ
り、1は活字(図では省略されている。)を選択し印字
用紙(図では省略されている。)に印字を行う印字手
段、2は印字手段1を搭載し、印字用紙に沿って移動す
る印字位置移動手段、3は印字位置移動手段2の移動す
る方向と直角を成す方向に印字用紙を動かす紙送り手
段、4は文字キー(図では省略されている。)や復帰改
行キー(図では省略されている。)等が配置されたキー
ボード、5はキーボード4の出力に対応して印字手段、
印字位置移動手段2及び紙送り手段3を制御する印字制
御手段、6は常用句を記憶するフレーズメモリ、7はオ
ペレータがキーボード4を介して入力した常用句をフレ
ーズメモリ6に記憶させるフレーズ登録手段、8はフレ
ーズメモリ6からフレーズを呼び出すためのフレーズ呼
出手段、9はオペレータが指定した印字位置に関するデ
ータを記憶する印字位置メモリ、10は印字位置メモリ9
に印字位置に関するデータを記憶させる印字位置登録手
段、11は印字位置メモリ9より印字位置に関するデータ
を取り出す印字位置呼出手段である。なお、印字制御手
段5、フレーズメモリ6、フレーズ登録手段7、フレー
ズ呼出手段8、印字位置メモリ9、印字位置登録手段10
及び印字位置呼出手段11は、中央処理装置(図では省略
されている。)がランダムアクセスメモリ(図では省略
されている。)とデータのやりとりを行いながら、リー
ドオンリーメモリ(図では省略されている。)に記憶さ
れたプログラムを実行することにより実現されている。 以上のように構成された従来の電子タイプライタにつ
いて、以下その動作について説明する。 まず基本的なタイピング動作について説明する。 オペレータがキーボード4の文字に対応するキーを操
作した場合、印字手段1がその文字に対応する活字を選
択し、印字用紙に印字した後、印字位置移動手段2が印
字手段1を1文字分移動させる。 オペレータがキーボード4の復帰改行キーを操作した
場合、印字位置移動手段2が印字手段1を行の先頭に復
帰させるとともに、紙送り手段3が印字用紙を1行分進
める。 次に常用句の取り扱いについて説明する。 まず常用句の登録について第6図のフローチャートを
用いて説明する。 処理60でフレーズ登録手段7を用いて、今から登録し
ようとする常用句のフレーズ番号を指定する。次に処理
61でフレーズメモリ6に登録しようとする常用句を入力
する。 次に常用句の呼び出しについて第7図のフローチャー
トを用いて説明する。 処理62でフレーズ呼出手段8を用いて、呼び出す常用
句のフレーズ番号を指定すると、処理63でフレーズメモ
リ6に記憶した常用句のデータが呼び出され、印字用紙
に印字される。 次に印字位置の記憶について説明する。 まず印字位置の登録について、第8図のフローチャー
トを用いて説明する。 処理40で印字用紙上の適当な印字位置を初期位置と
し、初期位置から指定しようとする印字位置までの相対
的な印字位置の移動量のデータを印字位置登録手段10に
より印字位置メモリ9に記憶させる。他に登録すべき印
字位置がある場合は処理41で処理40に戻り、処理40を再
び繰り返すことにより、次の印字位置のデータを記憶す
る。 次に印字位置のデータを呼び出す場合について、第9
図のフローチャートを用いて説明する。 電子タイプライタに印字用紙を取り付け、印字位置を
初期位置に合わせた後、処理51でオペレータが位置呼出
キー(図では省略されている。)を押下すると、印字位
置メモリ9に記憶した印字位置のデータが登録した順に
呼び出され、処理52で印字制御手段5は印字位置がその
印字位置に達するまで、印字位置移動手段2と紙送り手
段3を制御する。そして処理53でオペレータの入力に従
い印字を行った後、処理54で次の印字位置のデータを呼
び出すかどうかを判断し、呼び出す場合は処理51に戻
り、処理51からの一連の処理を繰り返す。 上述した、記憶した印字位置の呼び出しと、記憶した
常用句の呼び出しを組合せることにより、印字位置を呼
び出し、印字位置を移動させた後に常用句を呼び出し、
その印字位置に印字することが可能である。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、ある印字位置にい
つも同じ常用句を印字する場合、フレーズメモリにこの
常用句を記憶させていたとしても、印字位置の呼び出し
の後にフレーズ番号を指定する操作を毎回繰り返す必要
があり、操作が繁雑であるという問題点を有していた。
また、どの印字位置にどの常用句を印字するかをオペレ
ータが記憶しておく必要があり、オペレータの負担を大
きなものとしているという問題点を有していた。 問題点を解決するための手段 本発明は、印字を行う印字手段と、印字手段を印字用
紙に対して相対的に移動させる移動手段と、データを入
力する入力手段と、入力手段より入力される語句データ
を記憶するフレーズメモリと、入力手段より指定され
る、印字用紙上での相対印字位置を記憶する印字位置メ
モリと、印字位置メモリに記憶された印字位置に対し、
フレーズメモリに記憶された語句データを対応付ける指
示が入力手段よりあったものについて、印字位置と語句
データとの対応付けを記憶する対応付けメモリと、を備
え、印字位置メモリに記憶された印字位置に基づいて、
印字手段を移動手段によって移動させると、対応付けメ
モリに記憶された対応付けを参照し、該印字位置に対応
する語句データがあれば、該語句データをフレーズメモ
リから読み出して印字手段に印字させ、該印字位置に対
応する語句データがなければ、入力手段より入力される
語句データを印字させるように制御する印字制御手段を
有する構成とした。 作用 上記構成により、印字位置に対して語句データを対応
付ける指示があったものについては、印字位置を指定す
るだけで、該印字位置に対応する語句データを印字する
ことができると共に、語句データの対応付けがされてい
ない印字位置については、オペレータが語句データを入
力することができる。 実施例 第1図は本発明の一実施例における印字装置の機能ブ
ロック図であり、1は印字手段、2は印字位置移動手
段、3は紙送り手段、4はキーボード、5は印字制御手
段、6はフレーズメモリ、7はフレーズ登録手段、8は
フレーズ呼出手段、9は印字位置メモリ、10は印字位置
登録手段、11は印字位置呼出手段であり、これらは従来
例と同様の構成であるので同一の番号を付し、説明を省
略する。12は印字位置メモリ9と連動し、フレーズ番号
を記憶するフレーズ番号メモリ、13はフレーズ番号メモ
リ12にフレーズ番号を記憶させるフレーズ番号登録手
段、14はフレーズ番号メモリ12よりフレーズ番号を呼び
出し、フレーズ呼出手段8に出力するフレーズ番号呼出
手段である。 ここで、上記構成において、印字位置移動手段2及び
紙送り手段3は移動手段を、また、キーボード4、フレ
ーズ登録手段7、フレーズ呼び出し手段8、印字位置登
録手段10、印字位置呼出手段11、フレーズ番号登録手段
13及びフレーズ番号呼出手段14は入力手段を、更に、フ
レーズメモリ6、印字位置メモリ9及びフレーズ番号メ
モリ12は、記憶手段を構成する。尚、移動手段は、被印
字体である印字用紙上を相対的に移動する。 第2図は本実施例の印字装置の装置ブロック図であ
り、16は中央処理装置(以下、CPUと略称する。)、17
はリードオンリーメモリ(以下、ROMと略称する。)、1
8はランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略称する。)
である。第1図に示したフレーズメモリ6、印字位置メ
モリ9及びフレーズ番号メモリ12はRAM18により、印字
制御手段5、フレーズ登録手段7、フレーズ呼出手段
8、印字位置登録手段10、印字位置呼出手段11、フレー
ズ番号登録手段13及びフレーズ番号呼出手段14は、CPU1
6がRAM18とデータのやりとりを行いながら、ROM17に記
憶されたプログラムを実行することによりそれぞれ実現
されている。 以上のように構成された本実施例の印字装置につい
て、以下その動作について説明する。 基本的なタイピング動作とフレーズ登録及び呼び出し
については、従来例と同様の動作であるので説明を省略
する。 印字位置の登録について第3図のフローチャートを用
いて説明する。 処理20で印字位置に関するデータを印字位置メモリ9
に登録した後、処理22でフレーズ番号を登録する必要が
あるかどうかを判断し、登録する必要がある場合は、処
理23で印字位置メモリ9の記憶領域に対応するフレーズ
番号メモリ12に記憶領域に、登録した印字位置に印字す
べき常用句のフレーズ番号を記憶する。フレーズ番号を
登録する必要がない場合は処理21でさらに登録するかど
うか判断して、さらに登録する場合は処理20に戻り、処
理20からの一連の動作を繰り返す。 次に印字位置を呼び出す場合について第4図のフロー
チャートを用いて説明する。 従来例と同様、印字用紙をセットした後、印字位置を
初期位置に合わせ、処理31でオペレータが位置呼出キー
(図では省略されている。)を押下すると、印字位置メ
モリ9に記憶した印字位置のデータが登録した順に呼び
出され、処理32で印字制御手段5は印字位置がその印字
位置に達するまで、印字位置移動手段2と紙送り手段3
を制御する。 次に処理33でこの印字位置に対してフレーズ番号が登
録されているかどうかを判断する。もしフレーズ番号が
登録されていれば、処理34でフレーズ番号に対応するフ
レーズをフレーズメモリ6より呼び出し、印字用紙上に
印字する。また処理33でフレーズ番号が登録されていな
いと判断した場合、処理35でオペレータがキーボード4
を介して入力したデータに従い印字を行う。そして処理
36で次の印字位置のデータを呼び出すかどうかを判断
し、呼び出す場合は処理31に戻り、処理31からの一連の
処理を繰り返す。 以上説明したように本実施例によれば、予め記憶した
印字位置のデータを呼び出すだけで、印字位置を移動さ
せることができるだけでなく、予め登録した常用句をそ
の印字位置に印字させることができるため、ユーザーは
印字位置を移動させた後に毎回フレーズの呼び出しを行
う必要がなく、またフレーズ番号を記憶する必要がな
く、スムーズなタイピングを行うことができる。 また本実施例によれば、印字位置の記憶に連動してフ
レーズの番号を記憶する構成であるため、例えば伝票等
の相手先の名称が変更になった場合、新たな名称を以前
と同じ番号に登録すれば、今までに作成した文書を変更
することなく続けて利用することができる。 発明の効果 本発明は、印字を行う印字手段と、印字手段を印字用
紙に対して相対的に移動させる移動手段と、データを入
力する入力手段と、入力手段より入力される語句データ
を記憶するフレーズメモリと、入力手段より指定され
る、印字用紙上での相対印字位置を記憶する印字位置メ
モリと、印字位置メモリに記憶された印字位置に対し、
フレーズメモリに記憶された語句データを対応付ける指
示が入力手段よりあったものについて、印字位置と語句
データとの対応付けを記憶する対応付けメモリと、を備
え、印字位置メモリに記憶された印字位置に基づいて、
印字手段を移動手段によって移動させると、対応付けメ
モリに記憶された対応付けを参照し、該印字位置に対応
する語句データがあれば、該語句データをフレーズメモ
リから読み出して印字手段に印字させ、該印字位置に対
応する語句データがなければ、入力手段より入力される
語句データを印字させるように制御する印字制御手段を
有する構成としたことにより、印字位置に対して語句デ
ータを対応付ける指示があったものについては、印字位
置を指定するだけで、該印字位置に対応する語句データ
を印字することができると共に、語句データの対応付け
がされていない印字位置については、オペレータが語句
データを入力することができるので、使い勝手に優れた
印字装置を提供することができる。
刷をする際、予め印字位置を記憶しておき、記憶した印
字位置まで自動的に印字位置を移動させることにより、
各欄の位置合わせを容易にした電子タイプライタが使用
され始めた。 以下に従来の電子タイプライタについて説明する。 第5図は従来の電子タイプライタのブロック図であ
り、1は活字(図では省略されている。)を選択し印字
用紙(図では省略されている。)に印字を行う印字手
段、2は印字手段1を搭載し、印字用紙に沿って移動す
る印字位置移動手段、3は印字位置移動手段2の移動す
る方向と直角を成す方向に印字用紙を動かす紙送り手
段、4は文字キー(図では省略されている。)や復帰改
行キー(図では省略されている。)等が配置されたキー
ボード、5はキーボード4の出力に対応して印字手段、
印字位置移動手段2及び紙送り手段3を制御する印字制
御手段、6は常用句を記憶するフレーズメモリ、7はオ
ペレータがキーボード4を介して入力した常用句をフレ
ーズメモリ6に記憶させるフレーズ登録手段、8はフレ
ーズメモリ6からフレーズを呼び出すためのフレーズ呼
出手段、9はオペレータが指定した印字位置に関するデ
ータを記憶する印字位置メモリ、10は印字位置メモリ9
に印字位置に関するデータを記憶させる印字位置登録手
段、11は印字位置メモリ9より印字位置に関するデータ
を取り出す印字位置呼出手段である。なお、印字制御手
段5、フレーズメモリ6、フレーズ登録手段7、フレー
ズ呼出手段8、印字位置メモリ9、印字位置登録手段10
及び印字位置呼出手段11は、中央処理装置(図では省略
されている。)がランダムアクセスメモリ(図では省略
されている。)とデータのやりとりを行いながら、リー
ドオンリーメモリ(図では省略されている。)に記憶さ
れたプログラムを実行することにより実現されている。 以上のように構成された従来の電子タイプライタにつ
いて、以下その動作について説明する。 まず基本的なタイピング動作について説明する。 オペレータがキーボード4の文字に対応するキーを操
作した場合、印字手段1がその文字に対応する活字を選
択し、印字用紙に印字した後、印字位置移動手段2が印
字手段1を1文字分移動させる。 オペレータがキーボード4の復帰改行キーを操作した
場合、印字位置移動手段2が印字手段1を行の先頭に復
帰させるとともに、紙送り手段3が印字用紙を1行分進
める。 次に常用句の取り扱いについて説明する。 まず常用句の登録について第6図のフローチャートを
用いて説明する。 処理60でフレーズ登録手段7を用いて、今から登録し
ようとする常用句のフレーズ番号を指定する。次に処理
61でフレーズメモリ6に登録しようとする常用句を入力
する。 次に常用句の呼び出しについて第7図のフローチャー
トを用いて説明する。 処理62でフレーズ呼出手段8を用いて、呼び出す常用
句のフレーズ番号を指定すると、処理63でフレーズメモ
リ6に記憶した常用句のデータが呼び出され、印字用紙
に印字される。 次に印字位置の記憶について説明する。 まず印字位置の登録について、第8図のフローチャー
トを用いて説明する。 処理40で印字用紙上の適当な印字位置を初期位置と
し、初期位置から指定しようとする印字位置までの相対
的な印字位置の移動量のデータを印字位置登録手段10に
より印字位置メモリ9に記憶させる。他に登録すべき印
字位置がある場合は処理41で処理40に戻り、処理40を再
び繰り返すことにより、次の印字位置のデータを記憶す
る。 次に印字位置のデータを呼び出す場合について、第9
図のフローチャートを用いて説明する。 電子タイプライタに印字用紙を取り付け、印字位置を
初期位置に合わせた後、処理51でオペレータが位置呼出
キー(図では省略されている。)を押下すると、印字位
置メモリ9に記憶した印字位置のデータが登録した順に
呼び出され、処理52で印字制御手段5は印字位置がその
印字位置に達するまで、印字位置移動手段2と紙送り手
段3を制御する。そして処理53でオペレータの入力に従
い印字を行った後、処理54で次の印字位置のデータを呼
び出すかどうかを判断し、呼び出す場合は処理51に戻
り、処理51からの一連の処理を繰り返す。 上述した、記憶した印字位置の呼び出しと、記憶した
常用句の呼び出しを組合せることにより、印字位置を呼
び出し、印字位置を移動させた後に常用句を呼び出し、
その印字位置に印字することが可能である。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、ある印字位置にい
つも同じ常用句を印字する場合、フレーズメモリにこの
常用句を記憶させていたとしても、印字位置の呼び出し
の後にフレーズ番号を指定する操作を毎回繰り返す必要
があり、操作が繁雑であるという問題点を有していた。
また、どの印字位置にどの常用句を印字するかをオペレ
ータが記憶しておく必要があり、オペレータの負担を大
きなものとしているという問題点を有していた。 問題点を解決するための手段 本発明は、印字を行う印字手段と、印字手段を印字用
紙に対して相対的に移動させる移動手段と、データを入
力する入力手段と、入力手段より入力される語句データ
を記憶するフレーズメモリと、入力手段より指定され
る、印字用紙上での相対印字位置を記憶する印字位置メ
モリと、印字位置メモリに記憶された印字位置に対し、
フレーズメモリに記憶された語句データを対応付ける指
示が入力手段よりあったものについて、印字位置と語句
データとの対応付けを記憶する対応付けメモリと、を備
え、印字位置メモリに記憶された印字位置に基づいて、
印字手段を移動手段によって移動させると、対応付けメ
モリに記憶された対応付けを参照し、該印字位置に対応
する語句データがあれば、該語句データをフレーズメモ
リから読み出して印字手段に印字させ、該印字位置に対
応する語句データがなければ、入力手段より入力される
語句データを印字させるように制御する印字制御手段を
有する構成とした。 作用 上記構成により、印字位置に対して語句データを対応
付ける指示があったものについては、印字位置を指定す
るだけで、該印字位置に対応する語句データを印字する
ことができると共に、語句データの対応付けがされてい
ない印字位置については、オペレータが語句データを入
力することができる。 実施例 第1図は本発明の一実施例における印字装置の機能ブ
ロック図であり、1は印字手段、2は印字位置移動手
段、3は紙送り手段、4はキーボード、5は印字制御手
段、6はフレーズメモリ、7はフレーズ登録手段、8は
フレーズ呼出手段、9は印字位置メモリ、10は印字位置
登録手段、11は印字位置呼出手段であり、これらは従来
例と同様の構成であるので同一の番号を付し、説明を省
略する。12は印字位置メモリ9と連動し、フレーズ番号
を記憶するフレーズ番号メモリ、13はフレーズ番号メモ
リ12にフレーズ番号を記憶させるフレーズ番号登録手
段、14はフレーズ番号メモリ12よりフレーズ番号を呼び
出し、フレーズ呼出手段8に出力するフレーズ番号呼出
手段である。 ここで、上記構成において、印字位置移動手段2及び
紙送り手段3は移動手段を、また、キーボード4、フレ
ーズ登録手段7、フレーズ呼び出し手段8、印字位置登
録手段10、印字位置呼出手段11、フレーズ番号登録手段
13及びフレーズ番号呼出手段14は入力手段を、更に、フ
レーズメモリ6、印字位置メモリ9及びフレーズ番号メ
モリ12は、記憶手段を構成する。尚、移動手段は、被印
字体である印字用紙上を相対的に移動する。 第2図は本実施例の印字装置の装置ブロック図であ
り、16は中央処理装置(以下、CPUと略称する。)、17
はリードオンリーメモリ(以下、ROMと略称する。)、1
8はランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略称する。)
である。第1図に示したフレーズメモリ6、印字位置メ
モリ9及びフレーズ番号メモリ12はRAM18により、印字
制御手段5、フレーズ登録手段7、フレーズ呼出手段
8、印字位置登録手段10、印字位置呼出手段11、フレー
ズ番号登録手段13及びフレーズ番号呼出手段14は、CPU1
6がRAM18とデータのやりとりを行いながら、ROM17に記
憶されたプログラムを実行することによりそれぞれ実現
されている。 以上のように構成された本実施例の印字装置につい
て、以下その動作について説明する。 基本的なタイピング動作とフレーズ登録及び呼び出し
については、従来例と同様の動作であるので説明を省略
する。 印字位置の登録について第3図のフローチャートを用
いて説明する。 処理20で印字位置に関するデータを印字位置メモリ9
に登録した後、処理22でフレーズ番号を登録する必要が
あるかどうかを判断し、登録する必要がある場合は、処
理23で印字位置メモリ9の記憶領域に対応するフレーズ
番号メモリ12に記憶領域に、登録した印字位置に印字す
べき常用句のフレーズ番号を記憶する。フレーズ番号を
登録する必要がない場合は処理21でさらに登録するかど
うか判断して、さらに登録する場合は処理20に戻り、処
理20からの一連の動作を繰り返す。 次に印字位置を呼び出す場合について第4図のフロー
チャートを用いて説明する。 従来例と同様、印字用紙をセットした後、印字位置を
初期位置に合わせ、処理31でオペレータが位置呼出キー
(図では省略されている。)を押下すると、印字位置メ
モリ9に記憶した印字位置のデータが登録した順に呼び
出され、処理32で印字制御手段5は印字位置がその印字
位置に達するまで、印字位置移動手段2と紙送り手段3
を制御する。 次に処理33でこの印字位置に対してフレーズ番号が登
録されているかどうかを判断する。もしフレーズ番号が
登録されていれば、処理34でフレーズ番号に対応するフ
レーズをフレーズメモリ6より呼び出し、印字用紙上に
印字する。また処理33でフレーズ番号が登録されていな
いと判断した場合、処理35でオペレータがキーボード4
を介して入力したデータに従い印字を行う。そして処理
36で次の印字位置のデータを呼び出すかどうかを判断
し、呼び出す場合は処理31に戻り、処理31からの一連の
処理を繰り返す。 以上説明したように本実施例によれば、予め記憶した
印字位置のデータを呼び出すだけで、印字位置を移動さ
せることができるだけでなく、予め登録した常用句をそ
の印字位置に印字させることができるため、ユーザーは
印字位置を移動させた後に毎回フレーズの呼び出しを行
う必要がなく、またフレーズ番号を記憶する必要がな
く、スムーズなタイピングを行うことができる。 また本実施例によれば、印字位置の記憶に連動してフ
レーズの番号を記憶する構成であるため、例えば伝票等
の相手先の名称が変更になった場合、新たな名称を以前
と同じ番号に登録すれば、今までに作成した文書を変更
することなく続けて利用することができる。 発明の効果 本発明は、印字を行う印字手段と、印字手段を印字用
紙に対して相対的に移動させる移動手段と、データを入
力する入力手段と、入力手段より入力される語句データ
を記憶するフレーズメモリと、入力手段より指定され
る、印字用紙上での相対印字位置を記憶する印字位置メ
モリと、印字位置メモリに記憶された印字位置に対し、
フレーズメモリに記憶された語句データを対応付ける指
示が入力手段よりあったものについて、印字位置と語句
データとの対応付けを記憶する対応付けメモリと、を備
え、印字位置メモリに記憶された印字位置に基づいて、
印字手段を移動手段によって移動させると、対応付けメ
モリに記憶された対応付けを参照し、該印字位置に対応
する語句データがあれば、該語句データをフレーズメモ
リから読み出して印字手段に印字させ、該印字位置に対
応する語句データがなければ、入力手段より入力される
語句データを印字させるように制御する印字制御手段を
有する構成としたことにより、印字位置に対して語句デ
ータを対応付ける指示があったものについては、印字位
置を指定するだけで、該印字位置に対応する語句データ
を印字することができると共に、語句データの対応付け
がされていない印字位置については、オペレータが語句
データを入力することができるので、使い勝手に優れた
印字装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における印字装置の機能ブロ
ック図、第2図は同装置ブロック図、第3図及び第4図
は同フローチャート、第5図は従来の電子タイプライタ
のブロック図、第6図、第7図、第8図及び第9図は同
フローチャートである。 1……印字手段、2……印字位置移動手段、3……紙送
り手段、4……キーボード、5……印字制御手段、6…
…フレーズメモリ、7……フレーズ登録手段、8……フ
レーズ呼出手段、9……印字位置メモリ、10……印字位
置登録手段、11……印字位置呼出手段、12……フレーズ
番号メモリ、13……フレーズ番号登録手段、14……フレ
ーズ番号呼出手段、16……CPU、17……ROM、18……RA
M。
ック図、第2図は同装置ブロック図、第3図及び第4図
は同フローチャート、第5図は従来の電子タイプライタ
のブロック図、第6図、第7図、第8図及び第9図は同
フローチャートである。 1……印字手段、2……印字位置移動手段、3……紙送
り手段、4……キーボード、5……印字制御手段、6…
…フレーズメモリ、7……フレーズ登録手段、8……フ
レーズ呼出手段、9……印字位置メモリ、10……印字位
置登録手段、11……印字位置呼出手段、12……フレーズ
番号メモリ、13……フレーズ番号登録手段、14……フレ
ーズ番号呼出手段、16……CPU、17……ROM、18……RA
M。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.印字を行う印字手段と、 前記印字手段を印字用紙に対して相対的に移動させる移
動手段と、 データを入力する入力手段と、 前記入力手段より入力される語句データを記憶するフレ
ーズメモリと、 前記入力手段より指定される、印字用紙上での相対印字
位置を記憶する印字位置メモリと、 前記印字位置メモリに記憶された印字位置に対し、前記
フレーズメモリに記憶された語句データを対応付ける指
示が前記入力手段よりあったものについて、印字位置と
語句データとの対応付けを記憶する対応付けメモリと、
を備え 前記印字位置メモリに記憶された印字位置に基づいて、
前記印字手段を前記移動手段によって移動させると、前
記対応付けメモリに記憶された対応付けを参照し、 該印字位置に対応する語句データがあれば、該語句デー
タを前記フレーズメモリから読み出して前記印字手段に
印字させ、該印字位置に対応する語句データがなけれ
ば、前記入力手段より入力される語句データを印字させ
るように制御する印字制御手段を有することを特徴とす
る印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62220720A JP2851617B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62220720A JP2851617B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6463176A JPS6463176A (en) | 1989-03-09 |
JP2851617B2 true JP2851617B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16755460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62220720A Expired - Fee Related JP2851617B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2851617B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2242162B (en) * | 1990-03-19 | 1995-04-26 | Arland International Limited | Improvements in and relating to retrieval and storage of information from documents |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5947627A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-17 | Brother Ind Ltd | テキスト処理装置 |
JPH07115494B2 (ja) * | 1986-11-19 | 1995-12-13 | シャープ株式会社 | 画像出力装置 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP62220720A patent/JP2851617B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6463176A (en) | 1989-03-09 |
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