JP2850043B2 - ヘツドランプウオツシヤー - Google Patents

ヘツドランプウオツシヤー

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JP2850043B2
JP2850043B2 JP2169843A JP16984390A JP2850043B2 JP 2850043 B2 JP2850043 B2 JP 2850043B2 JP 2169843 A JP2169843 A JP 2169843A JP 16984390 A JP16984390 A JP 16984390A JP 2850043 B2 JP2850043 B2 JP 2850043B2
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    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means
    • B60S1/522Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms
    • B60S1/528Arrangement of nozzles; Liquid spreading means moving liquid spreading means, e.g. arranged in wiper arms the spreading means being moved between a rest position and a working position

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  • Water Supply & Treatment (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車のヘッドランプのレンズを必要に応じ
て洗浄するヘッドランプウオッシャーに関する。
[従来の技術] 従来から、自動車の或る車種においては車体内に設け
た洗浄液タンク内の洗浄液をノズルからヘッドランプへ
向けて噴射し、これによってヘッドランプに付着してい
る汚れを除去するようにしたヘッドランプウオッシャー
を装備している。因みに欧州にあってはヘッドランプウ
オッシャーの装備を義務付けている国もある。このよう
なヘッドランプウオッシャーとしては種々提案されてい
るが、その一例として第7図に示すように洗浄液1の水
圧Pによってピストン2をシリンダ3から突出させた
後、閉止弁4を開き、洗浄液1をノズル5からヘッドラ
ンプ6のレンズに向けて噴射させるように構成したもの
(例:実開昭50−158233号、実開昭53−63151号等)が
知られている。これを更に詳述すると、シリンダ3は車
体内部、例えばバンパー7内に組み込まれて、下面に開
口する洗浄液供給口8が洗浄液圧送系路9を介してエン
ジンルーム内に設置された洗浄液タンク(図示せず)に
連通されている。ピストン2は貫通形成された流通路10
を有してシリンダ3内に、また一端を外部に突出させて
摺動自在に挿入配置され、その外端、すなわち突出端に
は前記バンパー7に開設された開口11よりバンパー7の
前方に突出する弁ボディ13が取付けられ、内端にはピス
トン2の外周面に嵌装されて該ピストン2をシリンダ内
方に付勢するスプリング14の一端を受け止め保持するば
ね受け部2Aが一体に設けられている。
前記弁ボディ13は軸線を前記ピストン2と略直交させ
て取付けられて、内部に前記流通路10と直交して連通す
る貫通孔からなる流路15を有し、その一端開口部には前
記洗浄液噴射ノズル5がはめ込み固定され、他端開口部
が蓋体16によって気密に閉鎖されており、また流路15の
中央部には前記閉止弁4が組み込まれている。
前記閉止弁4は、ゴム、樹脂等によって略帽子状に形
成されることにより、弁ボディ13内に設けられた弁座17
に着座し流路15を通常閉鎖する筒状の閉塞部18と、閉塞
部18の開口端部外周面に円錐状に設けられ、その外周縁
が弁ボディ13の内周壁で前記流通路10より前記蓋体16側
壁面に保持固定された弾性変形自在なダイヤフラム19と
で構成され、前記閉塞部18の内部と前記蓋体16との間は
該閉塞部のドーム状頭頂部を前記弁座17に圧接するスプ
リング20の収納室とされている。スプリング20のばね力
は前記ピストン2を付勢するスプリング14のばね力より
大きく設定されている。そして、蓋体16には弁ボディ13
を覆うカバー21が止めねじ22によって固定されている。
このような構成からなるヘッドランプウオッシャー23
において、洗浄液タンク内の洗浄液1をポンプによって
圧送し、洗浄液圧送系路9を経てシリンダ3内に送り込
むと、シリンダ3内の流体圧Pが徐々に高くなり、ピス
トン2のばね受け部2Aに作用する力がスプリング14のば
ね力を越えると、ピストン2を押し上げ、これによって
ノズル5が二点鎖線で示すようにヘッドランプ6の洗浄
に最も適した位置に移動される。ピストン2が一定量上
昇して停止すると、シリンダ3内の流体圧Pはさらに上
昇し初め、スプリング20のばね力に打ち勝つと、今度は
閉止弁4のダイヤフラム19を蓋体16側に弾性変形させ
る。この結果、閉止弁4の閉塞部18が弁座17から離間し
て流通路10と流路15を連通させ、洗浄液1がノズル5か
らヘッドランプ6に向けて噴射される。
なお、洗浄液1の圧送を停止すると、洗浄液1の圧力
Pが低下するため、スプリング20のばね力によって閉止
弁4を閉じ、ピストン2をスプリング14によって元の位
置に復帰させる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のヘッドランプウオッ
シャー23にあっては、閉止弁4を弁ボディ13内に組み込
んでいるため、弁ボディ13が大型化し、バンパー7の外
部に大きく突出していると、外観上体裁が悪く、2点鎖
線で示すようにバンパー7を前方に突出させて弁ボディ
13をバンパー7内に収納することも考えられるが、その
場合にはバンパー7の開口11が大きくなり、見栄えを悪
くすると云う問題があった。さらに、弁ボディ13に導か
れる洗浄液1は、閉止弁4に対してその軸線と直交する
方向から作用するため、閉止弁4を傾けて閉塞部18を弁
座17に正しく着座させることが難しく、閉止時における
洗浄液1の漏洩を完全には防止できず、弁の閉止特性を
低下させると云う問題もあった。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、弁ボ
ディを無くしてノズル部を小型化することができ、外観
上の見栄えを向上させると共に、弁閉止特性が良好で、
洗浄液の漏洩を確実に防止し得るようにしたヘッドラン
プウオッシャーを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、洗浄液圧送系路
に連通する洗浄液供給口を有するシリンダと、洗浄液の
流通路を有して前記シリンダ内に進退自在にかつ回転防
止部によって回転不能に配設されたピストンと、このピ
ストンをシリンダ内方に付勢するスプリングと、前記ピ
ストンの外端に装着された洗浄液噴射ノズルと、前記ピ
ストン内に組み込まれ通常前記流通路を閉止する閉止弁
と、前記ピストンを付勢するスプリングより大きなばね
力を有して前記閉止弁を閉方向に付勢するスプリングと
を備え、このスプリングと前記ピストンを付勢するスプ
リングを同軸にかつ同方向に付勢するように配置し、前
記シリンダを車体内に固定し、前記ピストンのヘッド部
に不使用時において前記車体に設けた開口を閉塞する蓋
体を設け、使用時に前記噴射ノズルを前記ピストンとと
もに前記開口から車体外部に突出させることを特徴とす
る。
[作用] 本発明において、ピストンはシリンダ内に摺動自在に
かつ回転不能に配設され、該ピストンをシリンダ内方に
付勢するスプリングの力よりも洗浄液の圧力が打ち勝つ
と、シリンダより突出される。閉止弁はピストン内部に
組み込まれて、該ピストン内の流通路を通常閉鎖してお
り、該閉止弁を閉方向に付勢するスプリングの力よりも
洗浄液の圧力が大きくなると開く。ノズルはピストンの
外端に装着され、閉止弁が開くと洗浄液を噴射する。ピ
ストンのヘッド部に設けた蓋体は、通常バンパー等から
なる車体の開口を閉塞しており、使用時にピストンの移
動により開放し、噴射ノズルがピストンとともに車体外
部に突出する。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本発明に係るヘッドランプウオッシャーの一
実施例を示す不使用時の断面図、第2図はガイドの底面
図、第3図は第1図のIII−III線断面図である。なお、
図中第7図と同一構成部品のものに対しては同一符号を
以て示し、その説明を省略する。これらの図において、
シリンダ3内に摺動自在に挿入配置されるピストン2
は、3つのピストン形成部材、すなわち両端開放の筒状
体からなり、一端がシリンダ3の一端開口部30から外部
に突出する第1ピストン31と、第1ピストン31の他端側
開口部に嵌合された第2ピストン32と、第2ピストン32
の第1ピストン31側とは反対側端面に嵌合固定された第
3ピストン33とで構成されており、第1ピストン31の外
端側開口部には洗浄液噴射ノズル5がはめ込まれ、第2
ピストン32の内部上端側には閉止弁37を収納する筒状の
ガイド36が嵌合されている。第1、第2、第3ピストン
31、32、33の中央には流通路10を形成する通路孔10A、1
0B、10Cが同軸に貫通形成されている。
第1ピストン31の通路孔10Aは両端開口部を大径孔と
され、第1ピストン31側の大径孔部内に前記第2ピスト
ン32の一端部外周面が嵌合され、且つ接合面に設けられ
た係合爪38と、係合凹部39との係合によって一体的に結
合されている。また、大きな流体圧に耐え得るため溶接
等によって互いに接合されることが望ましい。
第2ピストン32の第1ピストン31側とは反対側端部に
はシリンダ3の内径と略同じか若干小さい外径を有しス
プリング14の一端を保持するばね受け部40が設けられ、
またこのばね受け部40の周面にはシール部材34が嵌着さ
れる環状溝41が形成されている。
第3ピストン33は、前記ばね受け部40と略同一の外径
を有する円板状に形成されることにより、前記環状溝41
の一方の溝壁を兼ね、中央には前記第2ピストン32の嵌
合凹部42に嵌合するボス部44が一体に突設され、溶接等
によって該ピストン32に接合されている。
前記閉止弁37は、樹脂、金属等によって一体に形成さ
れて前記ガイド36内に軸方向に移動自在に挿入配置され
ており、通常スプリング20によって閉方向に付勢される
ことにより、第2ピストン32の内部に設けられた弁座45
に着座し、通路孔10Bを閉鎖している。
前記スプリング20と閉止弁37が挿入配置される前記ガ
イド36の孔46の内周面には、閉止弁37のノズル方向の移
動を規制するストッパ47が設けられている。ストッパ47
は、第2図に示すように周方向に等配されてガイド36の
中心方向に突設された、例えば4つの突条体で構成され
ている。そして、孔46のノズル側開口端は、スプリング
20の抜けを防止すべく十字状の開口48とされ、閉止弁側
開口端は閉止弁37の外径より大きく形成されている。
前記シリンダ3の一端開口部30の内側面には雌ねじ50
が形成されており、この雌ねじ部50にシリンダカバー51
が螺合されている。シリンダカバー51は、外周面に前記
雌ねじ50に螺合する雄ねじ52が形成され、外側開口端に
内フランジ51Aが一体に設けられた筒状体からなり、内
フランジ51Aの中央には前記第1ピストン31が摺動自在
に貫通する挿通孔53(第3図)が開設されている。ま
た、挿通孔53の孔壁面には、4つの回転防止用凹部54が
周方向に等配されて形成されており、この凹部54に前記
第1ピストン31の外周面に突設した径方向全長に延在す
る突状体55が摺動自在に挿入されることで、ピストン2
の回転を防止している。そして、シリンダカバー51の内
端面は、前記ピストン2の上方への移動を制限するスト
ッパ56(第1図)を形成している。
前記シリンダ3の開口端部外周面には外フランジ57が
一体に設けられており、この外フランジ57はバンパー7
の内側面に密接され、且つ複数個のボルト58とナット59
によって強固に固定されている。ボルト58はバンパー7
の外側より取付けられ、その頭部が外部からの視認を防
止するため樹脂60によってモールドされている。樹脂60
は前記バンパー7の開口11を取り囲むように環状に、且
つノズル5が突出しているのを見え難くするため高く盛
り上げられて形成される。
この場合、本実施例においてはシリンダカバー51を螺
合によってシリンダ3の一端開口部30に取り付けたが、
これに限らず、第1および第2ピストン31、32と同様、
嵌合して係合爪と係合凹部との係合により一体的に結合
したり、単に嵌合してしかる後溶接、ねじ止め、リベッ
ト等で一体的に結合したり、あるいはまた超音波溶着に
よって固定してもよいことは勿論である。
また、シリンダ3のバンパー7への固定方法として
は、ボルト58およびナット59に限らず、種々の固定方法
が考えられ、例えばシリンダ3に雄螺子部(もしくは雌
ねじ部)を一体に設け、これをバンパー7に設けた雌ね
じ部(もしくは雄螺子部)に螺合して固定したり、シリ
ンダ3の外周に突出部を一体に設け、この突出部をばね
等によってバンパー7の内面に圧接固定したりするよう
にしてもよい。
前記洗浄液噴射ノズル5は、第1ピストン31の外側開
口端部内にノズル孔61部を外部に突出させた状態で若干
の角度調整可能に嵌合されている。
次に、このような構成によるヘッドランプウオッシャ
ー23の動作を説明する。
第1図に示す弁閉止状態において、洗浄液1をシリン
ダ3内に圧送すると、ピストン2に作用する流体圧Pが
徐々に上昇し、圧力Pと第3ピストン33の有効面積を掛
けた力がスプリング14のばね力に打ち勝つと、ピストン
2を第4図に示すようにスプリング14に抗して押し上げ
る。この時、流体圧Pは未だスプリング20のばね力より
小さく、したがって閉止弁37は閉止状態を保持する。ピ
ストン2が上昇して第2ピストン32のばね受け部40がシ
リンダカバー51のストッパ56に当たって停止すると、シ
リンダ3内の流体圧Pが再び上昇し始め、スプリング20
のばね力より大きくなると、閉止弁37をスプリング20に
抗して押し上げ、弁座45から離す。そして、閉止弁37は
ガイド36のストッパ47に当たって停止し、通路孔10Bを
開く。この結果、シリンダ3内に圧送される洗浄液1
は、第3ピストン33の通路孔10C−第2ピストン32の通
路孔10B−ガイド36の孔46−第1ピストン31の通路孔10A
を通ってノズル5に導かれ、ヘッドランプに向けて噴射
され、レンズの洗浄を行う。
洗浄液1の圧送を停止すると、流体圧Pが低下するた
めスプリング20のばね力によって閉止弁37を閉鎖し、ス
プリング14のばね力によってピストン2を元の位置に復
帰させる。
かくしてこのようなヘッドランプウオッシャーにおい
ては、閉止弁37をピストン2内に組込み、流通路10を開
閉するものであるため、ノズル5を直接ピストン2の外
側開口端部内に装着するだけで、第7図に示した従来装
置における弁ボディ13を必要とせず、該ウオッシャーの
ヘッド部、を小型化することができる利点を有する。ま
た、ヘッド部が小さくなれば、バンパー7の開口11が小
にしてバンパー7内への収納を容易にし、外観上の見栄
えをよくすることができる。さらにまた、流体圧Pが閉
止弁37に対してその軸線方向に作用するので、閉止弁37
の動きが良好で、傾いたりすることが少なく、弁座45に
安定に着座し、閉止時の洗浄液1の漏洩を防止すること
ができる。また、閉止弁37は可動弁を形成するため、材
質的制約を受けず、ステンレス等の金属で製作すること
ができ、耐久性にも優れている。
第5図は本発明の他の実施例を示す洗浄状態の側断面
図である。この実施例はヘッドランプウオッシャー23を
バンパー7内に収納配置し、使用時に実線で示すように
ノズル5をピストン2と共にバンパー7の開口11から外
部へ突出させ、使用しない時はヘッド部に設けた蓋体70
によって前記開口11を2点鎖線で示すように閉鎖し、外
部からノズル5が視認されないようにしたものである。
ピストン2はノズル5より細く形成されている。
その他の構成は上記実施例と略同様である。
このような構成においては、不使用時にヘッドランプ
ウオッシャーをバンパー7内に収納でき、また開口11を
蓋体70で閉鎖するので、外観体裁が良好である。
第6図は本発明の更に他の実施例を示す要部の断面図
である。この実施例はノズル5を異物等から保護すると
共に、車体前方からの視認を防止するノズル保護カバー
71をシリンダ3の外端部外周面に嵌合固定すると共に、
該シリンダ3を板ばね72によってバンパー7の内側に固
定するようにしたものである。
ノズル保護カバー71は、樹脂等によって略半球状に形
成されて、上面側にピストン2の上部が摺動自在に挿入
される小径孔部73Aが形成され、下面側にシリンダ3の
上端部が嵌合される大径孔部73Bが形成されている。小
径孔部73Aと大径孔部73Bは同軸に形成され、互いに連通
している。シリンダ3の外周面上端部にはノズル保護カ
バー71の抜けを防止する断面形状が三角形の抜け防止突
起74が周方向に等配されて複数個突設されており、これ
に対応して前記大径孔部73Bの孔壁面には前記突起74が
係合する係合凹部75が形成されている。
カバー71の取付けに際しては、突起74と係合凹部75を
一致させて、シリンダ3の上端部を大径孔部73Bに圧入
し、突起74を係合凹部75に係合すればよい。
板ばね72は、半円弧状湾曲部72Aの両端部をバンパー
7の下面に圧接され、前記湾曲部72Aの中央部に設けた
凹部77をシリンダ3の外周面に設けた突起78に圧接係合
させることで、ヘッドランプウオッシャー23をバンパー
7の下面に安定に固定する。
その他の構成は上記実施例と同様である。
このような構成においても、不使用時の外観体裁が良
好である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るヘッドランプウオッ
シャーは、洗浄液の水圧を利用してピストンをシリンダ
から突出させ、しかる後閉止弁を開き、洗浄液をノズル
からヘッドランプに向けて噴射させるようにしたものに
おいて、閉止弁をピストン内に組込んで構成したので、
ノズル部の小型化を達成でき、ノズル部を車体外部に突
出させて配置した場合の外観体裁がよく、また不使用時
に車体内に収納する場合にはその開口部を小さくするこ
とができ、この場合も外観上の見栄えが良好である。ま
た、ノズル部が小さければ、ヘッドランプの照明に悪影
響を及ぼすことが少ない。さらに、閉止弁をピストンの
流通路内に組込むと、流体圧を閉止弁の軸線方向に作用
させることができるため、閉止弁の動きが安定且つ良好
で、弁閉止特性を向上させる。また、本発明はピストン
付勢用のスプリングと閉止弁付勢用のスプリングを同軸
に、言い換えればその中心を互いに一致させて配置して
いるので、シリンダの外径が大きくなることもなく、ウ
オッシャー自体の小型化を可能にする。さらに、本発明
はシリンダを車体内に配設し、ピストンのヘッド部に設
けた蓋体によって車体の開口を不使用時において閉塞
し、使用時に噴射ノズルをピストンとともに車体外部に
突出させるようにしているので、不使用時にウオッシャ
ーが車体外部から視認されず自動車の外観体裁が良好で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るヘッドランプウオッシャーの一実
施例を示す断面図、第2図はガイドの底面図、第3図は
III−III線断面図、第4図はピストンが流体圧によって
上昇した状態を示す断面図、第5図は本発明の他の実施
例を示す側断面図、第6図は更に本発明の他の実施例を
示す要部断面図、第7図はヘッドランプウオッシャーの
従来例を示す断面図である。 1……洗浄液、2……ピストン、3……シリンダ、4…
…閉止弁、5……洗浄液噴射ノズル、6……ヘッドラン
プ、7……バンパー、8……洗浄液供給口、9……洗浄
液圧送系路、10……流通路、11……開口、13……弁ボデ
ィ、14……スプリング、15……流路、17……弁座、20…
…スプリング、36……ガイド、37……閉止弁、51……シ
リンダカバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 浩明 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小 糸製作所静岡工場内 (56)参考文献 特開 平2−306853(JP,A) 実開 昭53−63151(JP,U) 実開 昭63−131856(JP,U) 実開 昭57−62654(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60S 1/60 B60S 1/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄液圧送系路に連通する洗浄液供給口を
    有するシリンダと、洗浄液の流通路を有して前記シリン
    ダ内に進退自在にかつ回転防止部によって回転不能に配
    設されたピストンと、このピストンをシリンダ内方に付
    勢するスプリングと、前記ピストンの外端に装着された
    洗浄液噴射ノズルと、前記ピストン内に組み込まれ通常
    前記流通路を閉止する閉止弁と、前記ピストンを付勢す
    るスプリングより大きなばね力を有して前記閉止弁を閉
    方向に付勢するスプリングとを備え、このスプリングと
    前記ピストンを付勢するスプリングを同軸にかつ同方向
    に付勢するように配置し、前記シリンダを車体内に固定
    し、前記ピストンのヘッド部に不使用時において前記車
    体に設けた開口を閉塞する蓋体を設け、使用時に前記噴
    射ノズルを前記ピストンとともに前記開口から車体外部
    に突出させることを特徴とするヘッドランプウオッシャ
    ー。
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