JP2844843B2 - ミシンの布押え着脱装置 - Google Patents

ミシンの布押え着脱装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はミシンの布押え着脱装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の布押え着脱装置の一例として米国特許
第4763587号明細書に開示されているようなものが提案
されている。
この布押え着脱装置では、布押えに係合ピンが突設さ
れると共にこの係合ピンにはくびれ部が形成されてい
る。また押え足には係合ピン挿通用の係合孔が穿設され
ており、この係合孔内部に設けられた係合ピンが弾性部
材により押されて係合ピンのくびれ部に係合し、布押え
と押え足の嵌合が固定されるように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような布押え着脱装置においては
係止ピンは常に係合ピンの方向へ押されているので、布
押えの着脱時には係止ピンが抵抗となってしまい、スム
ーズた着脱にはならなかった。この問題は弾性部材の圧
接力を弱めることである程度解決されるが、その場合布
押えを保持する力が弱くなってしまうという問題が新た
に生ずる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、布押えを押え足にスムーズに着脱することが
でき、かつ布押えを強固に保持することのできるミシン
の布押え着脱装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明のミシン布押え着脱装
置においては、布押えに突設された係合ピンと、その係
合ピンに形成されたくびれ部と、押え足に穿設され、係
合ピンが挿入されるための係合孔と、押え足に穿設さ
れ、係合孔まで貫通するピン挿入孔と、そのピン挿入孔
に挿通され、その先端部が係合ピンのくびれ部に係合す
る係止ピンと、その係止ピンとくびれ部とが係合するよ
うに、係止ピンをくびれ部に向かって付勢するスプリン
グと、係合ピンとくびれ部との係合が解除された時、ス
プリングの付勢力に抗して係合ピンのくびれ部への移動
を禁止するストッパとを備えている。
[作用] 上記の構成を有する本発明のミシン布押え着脱装置に
おいては、布押えに突設された係合ピンが押え足に穿設
された係合孔に挿通されると、その係合ピンに形成され
たくびれ部とピン挿入孔に挿通された係止ピンとがスプ
リングによって強固に係合して布押えと押え足とが固定
される。布押えの着脱時には、ストッパがスプリングの
付勢力に抗して係合ピンのくびれ部への移動を禁止し、
係合ピンとくびれ部との係合を解除する。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説
明する。
ミシンのヘッド面1には押え腕6が上下動される針2
に対して相対移動可能に設けられており、その押え腕6
の先端には、針2の上下動軸線Aに沿って延びるように
一対の第1固定板3と、第2固定板4がそれぞれ所定距
離離れて螺着されている。第2固定板3は一対の第1固
定板3の中央に固定されており、この第1,第2固定板3,
4の互いに対向する側面31,41と、前記押え腕6の先端61
とにより、後述する昇降体10を収容するための嵌合凹部
8が構成されている。
また、押え腕6の両側には、L字型のレバー12が軸13
によれそれぞれ揺動可能に支持されており、各レバー12
の一端121は押え腕6の両側に軸支されたエアシリンダ2
0のピストンロッド21の先端に回動可能にそれぞれ連結
されている。一方、当該レバー12の他端122は前記押え
腕の先端面に形成された長孔(図示せず)を貫通して突
出している。このエアシリンダ20のピストンロッド21の
伸縮によりレバー12の他端122は第1図における上下方
向に揺動される。
前記嵌合凹部8に収容される短形板状の昇降体10は、
その略中央部に連結孔101が貫通形成され、その連結孔1
01を介して前記レバー12の他端122が突出している。こ
の昇降体10の第1,第2固定板3,4にそれぞれ対向する側
面には、第4図に示されているように、V字型の溝部25
が針2の上下軸動線と平行にそれぞれ形成されており、
第1、第2固定板3,4の昇降体10に対向する側面にはV
溝部25と対称形のV溝部26が形成されている。これらV
溝部25,26の底部には、それぞれ切欠溝251,261が針2の
下動軸線に沿って形成されている。V溝部25及び切欠溝
251により昇降体側溝部が構成され、V溝部26及び切欠
溝261により嵌合部側溝部が構成される。
V溝部25,26、切欠溝251,261により画成された空間内
には、複数の鋼球30が直列に配置され、勝各々の鋼球30
を回動可能に支持するリテーナ32が介挿されており、各
鋼球30は、V溝部25、26により抱持されている。またリ
テーナ32はピン33により切欠溝261の下端部にそれぞれ
支持されている。
一対の昇降体の10の作業者側には、略中央部にレバー
12の他端122が貫通する逃げ孔70が形成された押え足7
がねじ71により着脱可能にそれぞれ固定されており、そ
の押え足7の下端部に形成された嵌合部7aには布押え5
が後述する着脱装置により着脱可能に設けられている。
この布押え5には公知のように、縫製パターンの形成の
ための針落孔が貫設されている。
次にその作用を説明する。
被縫製物Wをベッド面1上に押圧保持するために、エ
アシリンダ20を作動させると、レバー12が第1図におけ
る上下方向に揺動する。このレバー12の上下揺動により
昇降体10はリテーナ32の鋼球30に案内されながら上下動
され、この昇降体10と一体に布押え5も上下動される。
布押え5には2本の係合ピン51a,51bが突設されてお
り、係合ピン51aにはくびれ部52が形成されている。ま
た、押え足7の嵌合部7aには各係合ピン51a,51bと係合
する係合孔73a,73bが設けられている。
嵌合部7aの側壁にはピン挿通孔74が設けられておりピ
ン挿通孔74は係合孔74aまで貫通している。またピン挿
通孔74の開放側は止め板75により塞がれており、止め板
75には後述するストッパ79と係合するストッパ係合溝76
が切られている。
係合ピン77はピン挿入孔74より挿入されており、スプ
リング78による弾性力により係止ピン77の先端がくびれ
部52と係合するように構成されている。また係止ピン77
にはストッパ79が設けられており、ストッパ79は布押え
5が嵌合部7aに取り付けられている状態ではストッパ係
合溝76に係合している。
次に作用を説明する。
係止ピン77をスプリング78の弾性力に抗して引き上げ
略90゜回動することによりストッパ79が止め板75に引っ
かかり、係止ピン77とくびれ部52の係合が解除される。
(第3図参照)。第4図にストッパ79とストッパ係合溝
76との位置関係を図示する。布押え5が保持されている
状態を実線、保持が解除された状態を点線で示す。この
状態で係合ピン51aを係合孔73aから引き抜けば布押え5
を押え足7から外すことができる。第5図に布押え5を
取り外した状態を示す。尚、係合ピン51bはガイドピン
として用いられている。
また布押え5を押え足7に取り付けるときはこの逆の
操作をすれば良い。
以上、詳述したことより明らかなように本実施例のミ
シンの布押え着脱装置においては、布押え5に突設して
設けられた係合ピン51aが、押え足7の係合孔73aに嵌合
され、この時係合ピン51aのくびれ部52に、押え足7の
側壁より係合孔73aに通じるピン挿入孔74に挿通された
係止ピン77がスプリング78により嵌合が付勢され、布押
え74と押え足7の嵌合が固定され、布押え5の着脱時に
はストッパ79を止め板75に引っかけることにより係止ピ
ン77とくびれ部52の嵌合が解除されるので、布押え5を
押え足7にスムーズに着脱することができ、かつ布押え
5を強固に保持することができる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲における変更は可能であ
る。
[発明の効果] 以上、詳述したことより明らかなように本発明のミシ
ンの布押え着脱装置においては、布押えに突設された係
合ピンが押え足に穿設された係合孔に挿入されると、そ
の係合ピンに形成されたくびれ部とピン挿入孔に挿通さ
れた係止ピンとがスプリングによって係合して布押えと
押え足とを強固に固定することができる。また、布押え
の着脱時には、ストッパがスプリングの付勢力に抗して
係合ピンのくびれ部への移動を禁止し、係合ピンとくび
れ部との係合を解除するため、布押えを両手で簡単に着
脱することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図までは本発明を具体化した実施例を示
すものであり、第1図は布押えと押え足との嵌合部の断
面図、第2図は布押えと押え足との嵌合部の斜視図、第
3図は係止ピンとくびれ部との嵌合が解除された状態の
断面図、第4図はストッパとストッパ係合溝との位置関
係を示す平面図、第5図は布押えを外した状態の斜視
図、第6図は本発明を適用したミシンの押え腕周辺の正
面図、第7図は第6図におけるB−B視断面図、第8図
は押え腕周辺の側面図である 図中、5は布押え、7は押え足、51aは係合ピン、52は
くびれ部、73aは係合孔、74はピン挿通孔、77は係止ピ
ン、78はスプリング、79はストッパである。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−131460(JP,U) 実開 平3−103081(JP,U) 実公 昭47−14101(JP,Y1) 実公 昭40−3500(JP,Y1) 米国特許4763587(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 29/00 - 31/00 D05B 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針に対して相対移動可能に設けられた押え
    足に布押えを着脱するためのミシンの布押え着脱装置に
    おいて、 前記布押えに突設された係合ピンと、 その係合ピンに形成されたくびれ部と、 前記押え足に穿設され、前記係合ピンが挿通されるため
    の係合孔と、 前記押え足に穿設され、前記係合孔まで貫通するピン挿
    通孔と、 そのピン挿通孔に挿通され、その先端部が前記係合ピン
    のくびれ部に係合する係止ピンと、 その係止ピンと前記くびれ部とが係合するように、係止
    ピンをくびれ部に向かって付勢するスプリングと、 前記係合ピンとくびれ部との係合が解除された時、前記
    スプリングの付勢力に抗して係合ピンのくびれ部への移
    動を禁止するストッパとを備えたことを特徴とするミシ
    ンの布押え着脱装置。
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