JP2844569B2 - 予混合式ガスバーナのバーナプレート固定方法 - Google Patents
予混合式ガスバーナのバーナプレート固定方法Info
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- JP2844569B2 JP2844569B2 JP13280695A JP13280695A JP2844569B2 JP 2844569 B2 JP2844569 B2 JP 2844569B2 JP 13280695 A JP13280695 A JP 13280695A JP 13280695 A JP13280695 A JP 13280695A JP 2844569 B2 JP2844569 B2 JP 2844569B2
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- plate
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、予混合式ガスバーナの
先端に設けるバーナプレートの固定方法に関するもので
ある。
先端に設けるバーナプレートの固定方法に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】バーナの先端にセラミック等で形成され
るバーナプレートを設け、バーナプレートの先側で燃焼
を行う予混合式ガスバーナがある。バーナプレートをバ
ーナに固定するには、例えばバーナ本体に金属製の取り
付け片を設けてバーナプレートを挟み込むことで固定す
るという方法があった。この場合、特開４−３３５９１
０に記載されているように、火炎によって金属製取り付
け片が加熱され、強度が低下するという問題が生じる。
特開４−３３５９１０では、バーナプレート外周部をシ
ール材でつつんで、圧縮することによってバーナプレー
ト外周部に混合ガス不透過部分を形成し、金属製取り付
け片の加熱を防止している。しかし、取り付け片への加
熱を完全に無くすことはできないので、いずれは強度が
低下する。
るバーナプレートを設け、バーナプレートの先側で燃焼
を行う予混合式ガスバーナがある。バーナプレートをバ
ーナに固定するには、例えばバーナ本体に金属製の取り
付け片を設けてバーナプレートを挟み込むことで固定す
るという方法があった。この場合、特開４−３３５９１
０に記載されているように、火炎によって金属製取り付
け片が加熱され、強度が低下するという問題が生じる。
特開４−３３５９１０では、バーナプレート外周部をシ
ール材でつつんで、圧縮することによってバーナプレー
ト外周部に混合ガス不透過部分を形成し、金属製取り付
け片の加熱を防止している。しかし、取り付け片への加
熱を完全に無くすことはできないので、いずれは強度が
低下する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、長期の使用によっても固定強度が低下する
ことが無く、しかも簡単にバーナプレートを固定するこ
とのできる固定方法を提供することにある。
する課題は、長期の使用によっても固定強度が低下する
ことが無く、しかも簡単にバーナプレートを固定するこ
とのできる固定方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】バーナのウインドボック
ス内に予混合ガスを導入し、ウインドボックス先端に設
けたバーナプレートの下流で燃焼を行う予混合式ガスバ
ーナにおいて、バーナプレートとバーナ本体の間に一度
加熱すると膨張するマットを詰める。
ス内に予混合ガスを導入し、ウインドボックス先端に設
けたバーナプレートの下流で燃焼を行う予混合式ガスバ
ーナにおいて、バーナプレートとバーナ本体の間に一度
加熱すると膨張するマットを詰める。
【０００５】
【作用】加熱すると膨張するマットをバーナ本体とバー
ナプレートの間に詰め込んでおくと、最初にバーナが燃
焼を行ったときにマットが膨張し、バーナプレートとバ
ーナ本体の間より、バーナプレート側へとバーナ本体側
へ向けて圧力がかかり、バーナプレートが固定される。
熱によって強度が低下する取り付け片による固定ではな
いため燃焼を行うことによって固定強度が低下すること
はない。
ナプレートの間に詰め込んでおくと、最初にバーナが燃
焼を行ったときにマットが膨張し、バーナプレートとバ
ーナ本体の間より、バーナプレート側へとバーナ本体側
へ向けて圧力がかかり、バーナプレートが固定される。
熱によって強度が低下する取り付け片による固定ではな
いため燃焼を行うことによって固定強度が低下すること
はない。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
予混合バーナの元側には送風機１から送られる燃焼用空
気と、メーンガス供給配管２から送られる燃料ガスを混
合する混合室３が設けられており、混合室３はバーナの
ウインドボックス４に接続されている。ウインドボック
ス４内の混合室３との接続部近くには、混合室３から送
られてきた予混合ガスをウインドボックス４内に攪拌す
るためのじゃま板５、バーナの先端には多数の孔が開け
られたセラミック性のバーナプレート７をそれぞれ設け
る。
予混合バーナの元側には送風機１から送られる燃焼用空
気と、メーンガス供給配管２から送られる燃料ガスを混
合する混合室３が設けられており、混合室３はバーナの
ウインドボックス４に接続されている。ウインドボック
ス４内の混合室３との接続部近くには、混合室３から送
られてきた予混合ガスをウインドボックス４内に攪拌す
るためのじゃま板５、バーナの先端には多数の孔が開け
られたセラミック性のバーナプレート７をそれぞれ設け
る。
【０００７】また、ウインドボックス４内には、パイロ
ット火炎を形成するパイロットガスノズル９、バーナプ
レート７下流で火花を発生させるスパークロッド１１、
バーナプレート７下流で火炎の検出を行うフレームロッ
ド１２を設ける。
ット火炎を形成するパイロットガスノズル９、バーナプ
レート７下流で火花を発生させるスパークロッド１１、
バーナプレート７下流で火炎の検出を行うフレームロッ
ド１２を設ける。
【０００８】バーナ先端のバーナプレート７とウインド
ボックス壁面８の間には、加熱されることで膨張するマ
ット６をバーナプレート７を巻くように詰める。マット
６としては、米国スリーエム社製のインタラム・マット
（商標）が使用できる。このマットは加熱膨張材（バー
ミキュライト、蛭石）とセラミック・ファイバー（アル
ミナ・シリカ系無機繊維）からなる複合材料であって、
一度加熱されると厚さ方向に３〜４倍に膨張することを
利用して緩衝材や断熱材として使用されている。
ボックス壁面８の間には、加熱されることで膨張するマ
ット６をバーナプレート７を巻くように詰める。マット
６としては、米国スリーエム社製のインタラム・マット
（商標）が使用できる。このマットは加熱膨張材（バー
ミキュライト、蛭石）とセラミック・ファイバー（アル
ミナ・シリカ系無機繊維）からなる複合材料であって、
一度加熱されると厚さ方向に３〜４倍に膨張することを
利用して緩衝材や断熱材として使用されている。
【０００９】バーナの燃焼制御は送風機１、メーンガス
供給配管２中に設けられているメーン電磁弁１５、パイ
ロットガスノズル９へ燃料ガスを供給するパイロットガ
ス供給配管１０中に設けられているパイロット電磁弁１
３、スパークロッド１１、フレームロッド１２にそれぞ
れ接続された制御装置１４にて行われ、燃焼を行う場
合、制御装置１４は送風機１を稼動し、パイロット電磁
弁１３を開き、スパークロッド１１より火花を発生させ
ることでバーナプレート７の先にパイロット火炎を形成
し、その後メーン電磁弁１５を開いてメーン火炎を形成
する。
供給配管２中に設けられているメーン電磁弁１５、パイ
ロットガスノズル９へ燃料ガスを供給するパイロットガ
ス供給配管１０中に設けられているパイロット電磁弁１
３、スパークロッド１１、フレームロッド１２にそれぞ
れ接続された制御装置１４にて行われ、燃焼を行う場
合、制御装置１４は送風機１を稼動し、パイロット電磁
弁１３を開き、スパークロッド１１より火花を発生させ
ることでバーナプレート７の先にパイロット火炎を形成
し、その後メーン電磁弁１５を開いてメーン火炎を形成
する。
【００１０】バーナプレート７の先側で燃焼を行うと、
火炎に近いマット６部分へも熱が伝わり、マット６は加
熱されて厚さ方向へ膨張しようとする。バーナプレート
７とウインドボックス壁面８の間をマット６が膨張した
時の厚さよりも狭くしておくと、マット６が膨張するこ
とによってマット６からバーナプレート７方向へとマッ
ト６からウインドボックス壁面８方向へ押しつける力が
発生し、バーナプレート７は固定される。
火炎に近いマット６部分へも熱が伝わり、マット６は加
熱されて厚さ方向へ膨張しようとする。バーナプレート
７とウインドボックス壁面８の間をマット６が膨張した
時の厚さよりも狭くしておくと、マット６が膨張するこ
とによってマット６からバーナプレート７方向へとマッ
ト６からウインドボックス壁面８方向へ押しつける力が
発生し、バーナプレート７は固定される。
【００１１】
【発明の効果】本発明を実施することによって、非常に
簡単にバーナプレート７の固定を行え、かつ長期の使用
によっても固定強度が低下することもなくなる。
簡単にバーナプレート７の固定を行え、かつ長期の使用
によっても固定強度が低下することもなくなる。
【図１】 本発明の一実施例の一部断面図
【図２】 一実施例での概要を示した斜視図
１ 送風機 ２ メーンガス供給配管 ３ 混合室 ４ ウインドボックス ５ じゃま板 ６ マット ７ バーナプレート ８ ウインドボックス壁面 ９ パイロットガスノズル １０ パイロットガス供給配管 １１ スパークロッド １２ フレームロッド １３ パイロット電磁弁 １４ 制御装置 １５ メーン電磁弁
Claims (1)
- 【請求項１】バーナのウインドボックス内に予混合ガス
を導入し、ウインドボックス先端に設けたバーナプレー
トの下流で燃焼を行う予混合式ガスバーナにおいて、バ
ーナプレートとバーナ本体の間に一度加熱すると膨張す
るマットを詰めたことを特徴とする予混合式ガスバーナ
のバーナプレート固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13280695A JP2844569B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 予混合式ガスバーナのバーナプレート固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13280695A JP2844569B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 予混合式ガスバーナのバーナプレート固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303722A JPH08303722A (ja) | 1996-11-22 |
| JP2844569B2 true JP2844569B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15090020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13280695A Expired - Fee Related JP2844569B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | 予混合式ガスバーナのバーナプレート固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2844569B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2363450A (en) * | 2000-05-27 | 2001-12-19 | Isys Controls Ltd | Service period safety device for combustible fuel heating apparatus |
| KR100732937B1 (ko) * | 2006-03-02 | 2007-06-27 | 어코드 주식회사 | 표면연소버너 |
| CN109780537B (zh) * | 2019-01-17 | 2024-01-23 | 艾欧史密斯(中国)热水器有限公司 | 全预混燃烧装置及全预混锅炉 |
-
1995
- 1995-05-02 JP JP13280695A patent/JP2844569B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08303722A (ja) | 1996-11-22 |
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Legal Events
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