JP2843322B2 - テープ状記録媒体再生装置 - Google Patents

テープ状記録媒体再生装置

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JP2843322B2 JP62018826A JP1882687A JP2843322B2 JP 2843322 B2 JP2843322 B2 JP 2843322B2 JP 62018826 A JP62018826 A JP 62018826A JP 1882687 A JP1882687 A JP 1882687A JP 2843322 B2 JP2843322 B2 JP 2843322B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1回路構成(第1図) G2本体構造(第2図) G3ディスプレイの詳細(第3図) G4高速送り関連動作(第4図、第5図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、例えばテープデッキ等に用いて好適なテ
ープ状記録媒体再生装置に関する。 B 発明の概要 この発明は、目的とするプログラムのスタート位置情
報とこれと関連した現在位置の絶対時間情報より目的と
する曲の頭までの移動距離情報を求め、この移動距離情
報と現在位置のリニアカウンタの値より目的とするプロ
グラムの頭におけるリニアカウンタ値を求め、このリニ
アカウンタの値までテープを高速送りするようにするこ
とにより、通常の高速サーチより早い速度でプログラム
の頭出しができるようにしたものである。 C 従来の技術 オーディオ信号をPCM信号としてテープに記録するデ
ジタルテープレコーダとして回転ヘッドを使用したもの
が知られている。 これはR−DATと呼ばれているもので、直径が例えば3
0mm程度の小型のドラムにテープを90゜分巻き付けると
ともに、180゜隔てて配置したアジマスの異なる2個の
回転ヘッドを例えば2000rpmで回転させ、これら2個の
回転ヘッドを交互にテープ上を90゜ラップ各分ずつ間欠
的に走査させるようにする。 一方、オーディオ信号を例えばサンプリング周波数48
kHzでサンプリングし、各サンプル値を16ビット直線量
子化してPCMオーディオ信号を生成し、それを回転ヘッ
ドの1/2回転時間毎に、90゜ラップ角分に時間圧縮して
回転ヘッドによってテープ上に斜めの1本づつのトラッ
クとして記録する。そして、再生時は、2個の回転ヘッ
ドよりのPCM信号をデコードするとともに元の時間軸に
伸長した後、アナログオーディオ信号に戻すようにする
ものである。 この場合に、各トラックにはPCMデータだけではな
く、再生時のトラッキングサーボ用の信号さらにタイム
コードや曲の頭等に挿入されるプログラム番号等のサブ
コードがPCMデータとは別領域に記録される。R−DATの
フォーマットにおいて、サブコードの記録エリアに記録
される情報の詳細は、例えば日本放送出版協会発行の
「エレクトロニクスライフ」1986年1月号(1986年1月
1日発行)の第40頁に記載されている。 第6図はこのR−DATのテープフォーマットを示すも
ので、PCMオーディオ信号が90゜角範囲の各トラックT
の中ほど60゜弱の領域PCMに記録されるとともに、この
領域PCMの両側の2個所の領域ATF(それぞれ約2.3゜)
にはトラッキングサーボ用のパイロット信号が記録され
る。さらにその外側の両側の2個所の領域SUB(それぞ
れ約5゜分)にはサブコードが記録される。 トラッキングサーボ用のパイロット信号領域ATF及び
サブコード領域SUBがこのように各トラックの上下の2
個所に設けられるのは、ドロップアウトに対処するとと
もに高速サーチ時にもできるだけサブコードを拾うこと
ができるようにするためである。 なお、領域PCM,ATF及びSUB間にはガード領域が形成さ
れるとともに各トラックの頭と終わりはマージン領域と
されている。 サブコードのうちプログラム番号は例えば次のように
して各曲の頭に数秒間記録される。 すなわち、記録時、ストップ状態やポーズ状態から記
録を始めたとき、その始めの例えば9秒間スタートID信
号が記録される。このスタートID信号は記録中、曲間の
無信号区間が例えば2秒以上続いたとき次の曲の頭の9
秒間にも記録される。また、ユーザーの記録中のボタン
操作により任意の位置において(例えば曲の頭だと思わ
れる位置に)記録される。このユーザーによるマニュア
ル操作によるスタートID信号の記録は再生時にも行なう
ことができる。 こうして、曲の頭において領域SUBにステート信号が
サブコードの一部として記録されたテープを巻き戻し、
プログラム番号の記録モードにすると、装置はテープの
始めからスタートID信号を捜しながら、このスタートID
信号をプログラム番号に順次書き換えてゆく動作をす
る。したがって、各曲の頭にスタートID番号が記録され
る場合には、テープの始めから各曲毎に通し番号がプロ
グラム番号としてサブコード領域SUBに書かれるもので
ある。 この場合、各サブコード領域SUBには8ブロックのサ
ブコードブロックが書かれるが、1本のトラックの上下
の領域には同じ内容のサブコードが書かれる。 第7図はサブコードブロックのフォーマットを示すも
ので、サブコードブロックの1ブロックはPCMデータブ
ロックと同様に、288ビットで構成されている。 そして、第7図Aに示すように、1ブロックの始めの
8ビットは、ブロック同期信号SYNC、次の8ビットのデ
ータW1はサブコードID、次の8ビットのデータW2はサブ
コードIDとそのブロックのアドレス信号、次の8ビット
はデータW1及びW2について生成されたエラー訂正用のパ
リティP、残りの256ビット(8ビットで1シンボルを
形成するので32シンボルからなる)はサブコードデータ
とそれについて生成されたエラー訂正用のパリティであ
る。 8ビットのデータW1及びW2は、より詳しくは第7図B
に示すようなものとされている。 すなわち、データW2のMSBはそのブロックがサブコー
ドブロックかPCMデータブロックかを識別するために用
いられ、サブコードブロックのときはこれが図のように
「1」になる。また、データW2の下位4ビットはブロッ
クアドレスで、そのLSBが「0」か「1」かでサブコー
ドIDの内容が異なる。ブロックアドレスのLSBが「0」
のときには、データW1は4ビットのコントロールIDと4
ビットのデータIDからなり、データW2のブロックアドレ
スの上位3ビットはフォーマットIDとされる。 前述のスタートID信号はコントロールIDの1ビットと
して記録され、これが「1」のとき曲の頭、「0」のと
き曲中となる。 ブロックアドレスのLSBが「1」のときにはデータW1
及びデータW2の上位の3ビットはプログラム番号を示
す。この場合、プログラム番号は3ディジットのBCDコ
ードで表わされ、データW2のブロックアドレスの上位3
ビットPNO−1は最上位桁を、データW1の上位4ビットP
NO−2は真中の桁を、下位4ビットPNO−3は最下位の
桁を、それぞれ表わすもので、プログラム番号は〔00
1〕〜〔799〕まで表わされる。なお、〔000〕はプログ
ラム番号が記録されていないことを示し、また〔0AA〕
はプログラム番号が無効であることを示す。 ブロックアドレスのLSBが「0」であるサブコードブ
ロックと「1」であるサブコードブロックは、各サブコ
ード領域SUBの8ブロックのうち4個ずつ交互に記録さ
れる。 前述のスタートID信号に基づいてプログラム番号を書
き込むというのは、サブコードIDであるW1のコントロー
ルID中のスタートID信号が「1」か否か検知して「1」
になっていれば、ブロックアドレスのLSBが「1」のサ
ブコードブロックにプログラム番号を書き込む(〔0A
A〕であったものを順次曲毎に書き換えてゆく)もので
ある。 D 発明が解決しようとする問題点 ところで、このようなR−DATにおいて、曲の頭を探
すためにFF(早送り)サーチやREW(巻戻し)サーチ等
の高速サーチを行う場合がある。ところが、このような
高速サーチの場合サブコードを読み乍らサーチを行うの
でそのサーチ速度は約200倍程度が限度である。 この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、サーチ速
度を更に向上することができるテープ状記録媒体再生装
置を提供するものである。 E 問題点を解決するための手段 この発明によるテープ状記録媒体再生装置は、目的と
する曲のスタート位置情報をテープ状記録媒体上に記録
されている目録情報から読み出すとともに高速送り開始
時の現在位置情報を読み出す再生手段と、テープ状記録
媒体が巻装されている両リールの回転情報に基づいて現
在位置のリニアカウンタ値を演算する演算手段と、再生
手段にて読み出した目的とする曲のスタート位置情報と
現在位置情報に基づいて移動距離を演算し、この演算し
た移動距離と現在位置のリニアカウンタ値に基づいて、
目標とするリニアカウンタ値を演算する制御手段と、制
御手段にて演算したリニアカウンタ値までテープ状記録
媒体を高速送り制御する高速送り制御手段とを備えてな
るものである。 F 作用 目的とするプログラムのスタート位置情報とこれと関
連した現在位置の絶対時間情報より目的とするプログラ
ムの頭までの移動距離情報をシスコン(20)で求める。
すなわちテープの現在位置の絶対時間より目的とするプ
ログラムのスタートID番号が記録されている所の絶対時
間を差し引くと現在位置から目的とするプログラムの頭
までの移動距離時間が得られる。そして移動距離情報と
現在位置のリニアカウンタの値より目的とするプログラ
ムの頭におけるリニアカウンタの値をシスコン(20)で
求める。すなわち上述の如く求めた移動距離時間に現在
位置のリニアカウンタの値(時間)を加算して目的とす
るプログラムの頭におけるリニアカウンタの値(時間)
を求める。そして求めたリニアカウンタの値までテープ
をFFまたはREW動作により高速送りする。これにより通
常のサブコードを見乍らの高速サーチより高速でプログ
ラムの頭出しが可能となる。 G 実施例 以下、この発明の一実施例をR−DATに適用した場合
を例にとり、第1図〜第5図に基づいて詳しく説明す
る。 G1回路構成 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、先ず、信号系について説明すると、記録時は、入
力アナログオーディオ信号はローパスフィルタ(1)に
おいて帯域制限された後、A/D・D/Aコンバータ回路
(2)に供給されてデジタル信号にされ、これがエラー
訂正エンコーダ及びデコーダ回路(3)のエンコーダ部
に供給されて、ブロック毎のPCM信号に変換されるとと
もにインターリーブ処理やエラー訂正用のパリティ、ブ
ロック同期信号、ブロックアドレス信号の付加やサブコ
ードの挿入等がなされる。 この記録時は回路(3)のエンコーダへの切換に同期
してスイッチ回路(4)及び(8)が記録側RECに回路
(3)よりの切換信号により切り換えられる。そして、
回路(3)よりはオーディオ信号のヘッドHA又はHBの半
回転分の信号がパリティ等が付加された状態で90゜回転
分に時間圧縮されたPCMオーディオ信号が、回転ヘッドH
A及びHBのテープ対接区間において得られるようにさ
れ、これがスイッチ回路(4)、記録アンプ(5)、ス
イッチ回路(8)及びヘッド切換スイッチ回路(9)を
介して回転ヘッドHA及びHBに交互に供給されて、テープ
(10)上に斜めの1本ずつのトラックとして順次記録さ
れる。 ヘッド切換スイッチ回路(9)は回路(3)よりのヘ
ッド切換信号により、テープ(10)に当接する方のヘッ
ドに、90゜回転分に時間圧縮されたPCM信号が供給され
るように1/2回転毎にA側とB側に交互に切り換えられ
る。 次に再生時は、回路(3)よりの切換信号によりスイ
ッチ回路(4)及び(8)はPB側に切り換えられるとと
もにヘッド切換スイッチ(9)は記録時と同様に回転ヘ
ッドHA及びHBのうちテープ(10)に当接する方側に交互
に切り換えられる。そして、ヘッドHA及びHBによりテー
プ(10)から再生されたPCM信号は再生アンプ(6)を
介して再生プロセス回路(7)に供給され、再生イコラ
イザ処理がなされるとともにビット同期がとられてデジ
タルデータに整形され、PLL回路により再生クロックが
得られる。 この再生プロセス回路(7)よりのPCMデータはエラ
ー訂正エンコーダ及びデコーダ回路(3)に供給され
る。この再生時においては回路(3)はデコーダとして
働き、PCM信号がエラー訂正等がなされてデコードとさ
れる。 デコードされた信号はA/D,D/Aコンバータ(2)のD/A
コンバータ部においてアナログ信号に戻され、ローパス
フィルタを通してオーディオ信号が再生される。 次に、ヘッドドラム及びテープ走行制御系等について
説明するに、(11)はドラムを示し、これには180゜離
されて2個の回転ヘッドHA及びHBがこのドラム(11)の
周面より若干突出する状態で取り付けられるとともに、
ドラムモータM1によって通常は2000rpmの回転数で一定
の方向に回転させられる。 (12)はドラムモータM1の回転検出手段でこれよりは
ドラム回転数(ヘッド回転速度)に比例した周波数信号
DFGとヘッド回転位相を示す信号DPGとが得られる。 (10)は磁気テープで、これは供給リール(13)より
くり出され、ドラム(11)の周面の90゜角範囲に斜めに
巡らされた後、キャプスタン(14)とピンチローラ(1
5)間を通り巻取りリール(16)に巻き取られる。 キャプスタン(14)はキャプスタン駆動用モータM2
より回転駆動され、テープ送りがされる。 (17)はこのモータM2の回転検出手段で、これよりは
その回転数に比例した周波数信号CFGが得られる。 M3及びM4はそれぞれリール(13)及び(16)を駆動す
るリールモータで、それぞれ回転検出手段(18)及び
(19)で、これらモータM3及びM4の回転数が検出され、
これよりその回転数に比例した周波数信号TS及びTTが得
られる。 また、(20)はシステムコントローラ(以下シスコン
と略称する)、(21)はキャプスタン及びドラムサーボ
回路、(22)はリール駆動コントロール回路、(23)は
リール駆動コントロールのための演算装置、(24)はサ
ーチ制御回路、(25)はブレーキ手段である。 また、(26)は各種操作ボタンを備える入力装置、
(27)はテープ走行方向や記録再生表示、、プログラム
番号等を表示するディスプレイである。 回転検出手段(12)よりの回転ヘッドHA,HBの回転数
を示す信号DFG及び回転位相を示す信号DPG並びに回転検
出手段(17)よりのキャプスタン(14)の回転速度を示
す信号CFGはキャプスタン及びドラムサーボ回路(21)
に供給される。そして、このサーボ回路(21)はシスコ
ン(20)からの信号を受けて記録時及びノーマル再生時
はモータM1の回転数及び回転位相を制御する信号を発生
するとともにモータM2に対しテープ送り速度を一定とす
る信号を発生する。 G2本体構造 第2図はR−DATの本体の構造を示すもので、(30)
は本体、(31)は電源スイッチ、(32)はカセットトレ
イであって、カセットトレイ(32)はカセットテープの
窓がある面を上に、誤消去防止ツメが手前になるように
して入れる。(33)〜(36)はスタートIDボタンであっ
て、(33)はオート用ボタン、(34)はマニュアル用ボ
タン、35はイレーズ用ボタン、(36)はリナンバ用ボタ
ンである。 オート用ボタン(33)の場合、オート表示が点灯のと
きには録音時にスタートID信号が自動的に記録される。
オート表示が点灯していない場合にはこのオート用ボタ
ン(33)を押す。曲の始め等シンクロ信号が送られてき
たときや、録音レベルが3秒以上一定のレベル以下にな
ったのちに再び上がるとそのたびにスタートID信号が9
秒間記録される。 マニュアル用ボタン(34)の場合、録音時にスタート
ID信号を任意の場所に記録するときに押す(マニュアル
表示点灯)。押したところからスタートID信号が9秒間
記録される。 イレーズ用ボタン(35)の場合、スタートID信号を消
去するときに押す。スタートID信号とプログラム番号が
記録されている場合は両方とも消去される。 リナンバ用ボタン(36)の場合、プログラム番号を1
から順にふり直すときに押す。スタートID信号しか記録
されていないときにはこの方法でプログラム番号を1か
ら順にふることができる。 (37)〜(39)はカウンタボタンであって、カウンタ
表示の切り換え、カウンタのリセット及びリセット点を
記憶するときに使うもので、(37)はモード用ボタン、
(38)はリセット用ボタン、(39)はメモリ用ボタンで
ある。 モード用ボタンの場合、表示窓のカウンタ表示(テー
プの走行時間、曲の演奏経過時間、残量時間)を押すご
とに切り換える。リセット用ボタン(38)の場合ディス
プレイにカウンタ表示が出ているときに押すとカウンタ
は0m00Sにリセットされる。メモリ用ボタン(39)の場
合、カウンタ表示が出ているときに押すと、0M00Sの位
置を記憶する。巻戻しボタンを押して巻き戻すと0m00S
でテープは止まる。巻戻しボタンを押し乍らプレイボタ
ンを押すと0m00Sまで巻き戻り、そこから自動的に再生
が始まる。 (40)及び(41)はスキップIDボタンであって、スキ
ップID信号の記録と消去に使うもので、(40)はライト
用ボタン、(41)はイレーズ用ボタンである。 ライト用ボタン(40)の場合、録音や再生時にあとか
ら聞くときにとばしたいところで押す。押すと一瞬点灯
し、スキップID信号が1秒間記録される。イレーズ用ボ
タン(41)の場合、1つ前のスキップID信号を消去する
ときに押す。ボタンの表示はテープが巻き戻されている
間点滅し、スキップID信号を消去中点灯する。 (42)は数字(0〜9)ボタンすなわちテンキーであ
って、録音を始める前(録音一時停止中)に希望の番号
を押すと、その番号から曲番が自動的にふられていく。
再生時にはこのボタンで聞きたい曲の曲番を選ぶ。スタ
ートボタンを押すと、その曲の始めから再生が始まる。 (43)は録音レベル調節つまみであって、ピークレベ
ルメータを見ながら録音レベルを調節する。外側がLチ
ャンネル、内側がRチャンネル用で、両チャンネルを同
時に回すこともできる。 (44)はタイマスイッチであって、通常はOFFにして
おき、別途設けたタイマを使って、希望の時刻に録音又
は再生をするときに切り換える。 (45)はヘッドホンジャック、(46)はリモコン受光
部、(47)はカセットトレイ開閉ボタンである。 (48)〜(54)はテープ操作ボタンであって、(48)
はストップボタン、(49)はプレイボタン、(50)はAM
Sボタンで逆方向 で曲の頭出しをするときに押し、順方向 での曲の頭出しをするときに押す。(51)は早送り/キ
ュー 及び巻戻し/レビュー ボタンで、プレイ状態で押すとキュー又はレビューとな
り、ストップ状態で押すと早送り又は巻戻しとなる。
(52)は録音ボタン、(53)はポーズボタン、このポー
ズボタン(53)は一次停止状態で約10分続くと自動的に
解除し、デッキは停止状態となる。(54)は録音ミュー
ティングボタンである。 (55)はクリアボタンであって、曲番を押しまちがえ
たとき、スタートボタンを押す前であればこのボタンを
押すと曲番が消える。(56)はスキップスイッチであっ
て、再生時にスキップID信号を記録したところから次の
スタートID信号までとばして聞きたいときにはONし、と
ばさないで全部聞きたいときにはOFFにする。(57)は
入力切り換えスイッチであって、録音時の入力ソースAN
ALOG(LINE IN端子につながれた機器から録音すると
き)、DIGITAL(DIGITAL IN端子につながれた機器から
録音するとき)を切り換える。(58)はスタートボタン
であって、聞きたい曲の曲番を数字ボタン(42)で選ん
でからこのボタンを押すとその曲が頭からすぐに再生す
る。停止又は再生時に押すと、夫々の曲の始めの約8秒
間再生し、また次へと送られていく(ミュージックスキ
ャン)。 G3ディスプレイの詳細 第3図はディスプレイ(27)の詳細を示すもので、
(60)はカウンタ表示部であって、カウンタにおよその
テープ走行時間が表示中であることを示す。(61)はリ
メイニング(REMAINING)表示部であって、カウンタに
テープが終わるまでのおよその残量時間を表示中である
ことを示す。(62)はメモリ表示部であって、メモリボ
タンが0m00Sが記憶されていることを示す。(63)はブ
ログラムタイム(PGM TIME)表示部であって、カウンタ
に現在の曲の経過時間を表示中であることを示す。 (64)はエンファシス(EMPHASIS)表示部であって、
エンファシスがかかっているテープを再生すると、自動
的にデエンファシスがかかり、エンファシス表示が点灯
する。DIGITAL INでエンファシスがかかったソースを録
音している時も表示が点灯する。LINE INで録音してい
る時は点灯する。(65)はPGM(曲番)表示部であっ
て、プログラム番号が記録されている場合、現在の曲番
を表示する。(66)はAMS(曲の頭出し)表示部であっ
て、ボタン(50)を押したときには今聞いている曲も含
めて何曲前へ戻るか、何曲先へ進めるかを示す。数字ボ
タン(42)を押したときには希望の曲を探している間そ
の数字(曲番)を表示する。 (67)はデジタルコピー禁止表示部であって、デジタ
ルダビングをするとき、デジタルコピー禁止符号がある
場合には点滅する。この場合は録音できない。(68)は
コーション(CAUTION)表示部であって、デッキが動作
中、結露のため水滴がつくと、この表示が点滅し、動作
は停止する。(69)はサーチ表示部であって、ボタン
(50)を押したときや曲番を指定してダイレクト選曲を
したとき、スキップ動作中に点灯する。(70)はスター
トID表示部であって、スタートID信号を記録中(約9秒
間)や消去中に点滅し、スタートID信号が記録されてい
る部分を再生している間に点灯する。(71)はスキップ
ID表示部であって、スキップID信号を記録中(約1秒
間)や消去中、また再生時にスキップID信号が記録され
ている部分にくると一瞬点灯する。 (72)はサンプリング周波数表示部であって、デジタ
ルプログラムソースのサンプリング周波数に対応して点
灯する(32kHz:DBS(直接衛星放送)、44.1kHz:記録済
みDATソフトテープ、48kHz:DBS、DAT録再時)。(73)
はピークレベルメータであって、録音中は録音される信
号レベルのピーク値を示し、再生中は録音された信号レ
ベルのピーク値を示す。(74)はカウンタであって、テ
ープの走行時間や現在の曲の経過時間、テープが終わる
までの残量時間を表示する。カウンタのモードボタン
(37)を押すたびに、表示内容が切り換わる。 G4高速送り関連動作 次に第4図及び第5図を参照してテープの高速送りに
関連した動作を説明する。 先ず、第4図を参照してテープの現在位置に対する目
的位置のリニアカウンタの値を求め且つどちらの方向に
テープを移動させるかを判断するルーチンに付いて説明
する。ステップ(イ)で高速送り開始に入り、ここで目
的位置のTOC(Table of Contents:目録)情報をデコー
ダ(3)を介してシスコン(20)に読み込む。テープに
はTOC情報(目録情報)として夫々の曲の頭の位置(ス
タートID信号が記録されている所)が全てのサブコード
領域に絶対時間として入っている。この情報と現在位置
の絶対時間がわかれば、現在位置からの目的の曲の頭ま
での距離が時間情報として出てくる。そこでステップ
(ロ)でシスコン(20)において、デコーダ(3)を介
して得られた現在位置の絶対時間より目的位置すなわち
目的とする曲のスタートID信号が記録されている所の絶
対時間(TOC情報)を差し引いて現在位置から目的の曲
の頭までの移動距離を時間情報として求める。 次にステップ(ハ)でシスコン(20)において、上述
の如く求めた移動距離の時間情報に図示せずも演算装置
(23)に含まれる現在位置のリニアカウンタ(テープの
両リールの回転情報に基づいて構成)の値(時間)を加
算して目的位置すなわち目的とする曲の頭におけるリニ
アカウンタの値(時間)を求める。そしてステップ
(ニ)で移動距離(時間)が0より大きいか否かすなわ
ち正か負かをシスコン(20)で判断し、負であればステ
ップ(ホ)で早送り(FF)動作に入り、正であれば巻戻
し(REW)動作に入る。 例えばステップ(ロ)で現在位置の絶対時間が10分、
目的位置のTOC情報が30分とすると移動距離の時間は−2
0分である。そして、ステップ(ハ)で現在位置のリニ
アカウンタの値を5分とすると、移動距離の時間が−20
分であるから、目的位置のリニアカウンタの値は−15分
である。従って、ステップ(ニ)では移動距離の時間は
負であるのでステップ(ホ)で早送り(FF)動作に入
る。 また、例えばステップ(ロ)で現在位置の絶対時間が
20分、目的位置のTOC情報が10分とすると移動距離の時
間は10分である。そして。ステップ(ハ)で現在位置の
リニアカウンタの値を5分とすると、移動距離の時間が
10分であるから、目的位置のリニアカウンタの値は15分
である。従ってステップ(ニ)では移動距離の時間は正
であるのでステップ(へ)で巻戻し(REW)動作に入
る。 次に第5図を参照して目的位置に達したか否かの確認
をするルーチンに付いて説明する。ステップ(ト)で高
速送りに入り、ステップ(チ)で現在位置のリニアカウ
ンタの値が目的位置のリニアカウンタの値に等しいか否
かをシスコン(20)で判断し、等しければステップ
(リ)で実質的に頭出を行った後高速送りを停止する。
また、別なやり方としてステップ(リ)で曲の頭出しの
近傍まで高速送りして停止し、しかる後通常のサブコー
ドを読むサーチ動作に入って頭出しを行うようにしても
よい。またステップ(チ)で現在位置のリニアカウンタ
の値が目的位置のリニアカウンタの値に等しくなければ
ステップ(ヌ)でリターンする。 このようにして本発明例では少なくとも曲のスタート
位置情報(TOC情報)とこれに関連した絶対時間が全て
のサブコード領域に記録されたテープであれば、現在位
置の絶対時間とスタート位置情報より目的とする曲の頭
までの移動距離を時間情報として算出し、更にこの移動
距離の時間情報とリールの回転情報に基づくリールカウ
ンタの現在位置の値より目的とする曲の頭におけるリニ
アカウンタの値を求め、この値までテープを高速送りす
ればリニアカウンタはこれに追従して十分に働くのでテ
ープが送れる最高の速度で目的の曲の頭へ行くことが出
来、頭出しを行うことができる。また、必要に応じて曲
の頭の近傍まで行った後は通常のサブコードを読んで行
う高速サーチで頭出しを行ってもよい。通常のサブコー
ドを読みながらの高速サーチでは約200倍が限度である
が、本実施例ではテープをFFまたはREW動作で高速送り
することにより例えば300倍、400倍の高速サーチも可能
となる。 H 発明の効果 上述の如くこの発明によれば、目的とするプログラム
のスタート位置情報すなわちTOC情報とこれと関連した
現在位置の絶対時間情報より目的のするプログラムの頭
までの移動距離を時間情報として算出し、この時間情報
と現在位置のリニアカウンタの値より目的とするプログ
ラムの頭におけるリニアカウンタの値を求め、このリニ
アカウンタの値までテープを高速送りすることにより、
通常のサブコードを読み乍らの高速サーチより速い速度
でテープを送りプログラムの頭出しが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
はこの発明を適用したR−DATの外観を示す斜視図、第
3図はそのディスプレイを詳細に示す図、第4図及び第
5図はこの発明の動作説明に供するためのフローチャー
ト、第6図はR−DATに用いられるテープフォーマット
の一例を示す図、第7図は記録トラックのサブコード領
域に記録されるサブコードのフォーマットの一例を示す
図である。 (10)は磁気テープ、(13)は供給リール、(16)は巻
取りリール、(20)はシステムコントローラ、(21)は
キャプスタン及びドラムサーボ回路、(22)はリール駆
動コントロール回路、(23)は演算装置、(26)は入力
装置、(27)はディスプレイである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.目的とする曲のスタート位置情報をテープ状記録媒
    体上の全てのサブコード領域に記録されている目録情報
    から読み出すとともに高速送り開始時の現在位置情報を
    読み出す再生手段と、 上記テープ状記録媒体が巻装されている両リールの回転
    情報に基づいて現在位置のリニアカウンタ値を演算する
    演算手段と、 上記再生手段にて読み出した目的とする曲のスタート位
    置情報と現在位置情報に基づいて移動距離を演算し、こ
    の演算した移動距離と上記現在位置のリニアカウンタ値
    に基づいて、目標とするリニアカウンタ値を演算する制
    御手段と、 上記制御手段にて演算したリニアカウンタ値まで上記テ
    ープ状記録媒体を高速送り制御する高速送り制御手段と
    を備える テープ状記録媒体再生装置。
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