JP2842839B2 - 半導体装置のバーンイン試験装置 - Google Patents

半導体装置のバーンイン試験装置

Info

Publication number
JP2842839B2
JP2842839B2 JP13667096A JP13667096A JP2842839B2 JP 2842839 B2 JP2842839 B2 JP 2842839B2 JP 13667096 A JP13667096 A JP 13667096A JP 13667096 A JP13667096 A JP 13667096A JP 2842839 B2 JP2842839 B2 JP 2842839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
signal
circuit
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13667096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09318700A (ja
Inventor
千尋 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHI NIPPON DENKI KK
Original Assignee
YAMAGUCHI NIPPON DENKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGUCHI NIPPON DENKI KK filed Critical YAMAGUCHI NIPPON DENKI KK
Priority to JP13667096A priority Critical patent/JP2842839B2/ja
Publication of JPH09318700A publication Critical patent/JPH09318700A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842839B2 publication Critical patent/JP2842839B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のバーン
イン試験(以下、BTと称す)装置に係わり、特に被試
験半導体装置が搭載されたBT試験基板の接触不良等に
よって、外部から供給される試験信号が被試験半導体装
置に供給されず初期不良が除去されていないにもかから
ず、正常な試験が行なわれたものと判断してしまう状態
を防止した半導体装置のBT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置の初期不良を製造工
程で除去するためにBT装置が使用されている。このB
T装置は、被試験半導体装置を複数個BT試験基板に搭
載し、これらの試験基板群を恒温試験槽に収容するとと
もに、この恒温試験槽内の半導体装置の信号入力端子は
全て試験基板内で電源電位に接続された状態で、高温試
験槽内を所定の高温度に維持した雰囲気中で所定時間連
続動作させることによって不良状態を加速した後に電気
的特性試験を実施し、被試験半導体装置の初期不良を除
去する装置である。
【0003】このとき、被試験半導体装置の入力端子が
電源電位に固定されているから、半導体装置の内部回路
はある一定の動作に固定されたままの静的状態における
BT試験である。これに対し、被試験半導体装置の入力
端子に特定の試験信号を繰返し供給することによって被
試験半導体装置を動作状態にして試験することをダイナ
ミックBTと称している。
【0004】この種のダイナミックBT装置の一例の構
成をブロック図で示した図6を参照すると、このダイナ
ミックBT装置は、恒温試験槽外に用意される試験装置
に内蔵されたドライバ回路部1と恒温試験槽内にセット
されるBT試験基板3とを備え、このBT試験基板3に
は被試験半導体装置2が複数個搭載され、これらの被試
験半導体装置2の信号入力端子にはドライバ回路部1か
ら出力される試験信号Aが信号線101によって試験基
板内の各半導体装置2のそれぞれの入力端子に分配され
る。
【0005】このように配線された試験基板3を恒温試
験槽内にセットし、試験基板3に通電するとともに試験
信号Aも供給する。さらに恒温試験槽内の温度を試験温
度に上昇させ、その温度を維持した状態で試験に定めら
れた期間放置する。この試験期間を経過した後に、恒温
試験槽から試験基板3を取り出し、さらに試験基板3の
ソケットから半導体装置2を取り出して、短時間内にL
SIテスタ等により電気的特性試験が行なわれる。
【0006】上述したダイナミックBT装置の構成で
は、ドライバ回路部1は試験信号Aを被試験半導体装置
2に供給するだけであるから、信号の流れはドライバー
回路1から試験基板3の一方向の流れのみである。した
がって、試験信号Aが確実に伝達されたかどうかは確認
してはいないので、例えば、試験基板3の配線101が
切断されている場合、あるいは試験基板3の挿入ミス等
により、被試験半導体装置2に供給したはずの試験信号
Aが実際には入力されないままの状態で、BTが終了し
て初期不良の加速が実行さないことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に従来のダイナミックBT装置では、ドライバ回路部1
は試験信号Aを被試験半導体装置2に供給するだけであ
るから、BT試験基板3に試験信号Aを供給する信号線
101が断線したり、試験基板3の挿入ミスがあって半
導体装置2の信号入力端子が論理レベルのロウレベルに
固定されている場合であっても、その異常状態を発見出
来る機能を備えていない。そのため、実際にはダイナミ
ックBTによる初期不良の加速が行なわれていないにも
かかわらず、ダイナミックBTが正常に終了したものと
してBT後の電気的特性試験が行われるので、この特性
試験で良品と判定された半導体装置は初期不良の可能性
を含んだまま出荷されることがあった。
【0008】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、ダイナミックBT装置におい
て、被試験半導体装置に供給される試験信号が正常に供
給されているか否かを検出する手段を有し、正常に供給
されていなければ試験を中断するための信号を出力して
試験信号の出力を遮断することで、初期不良の加速され
ない半導体装置が出荷されるのを防止し、信頼性の向上
を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置のB
T装置の特徴は、半導体装置の初期不良を検出すために
前記半導体装置を複数個搭載した試験基板群とこれらの
試験基板群を収容する恒温試験槽とを有し、この恒温試
験槽内の前記半導体装置群に所定の試験信号を供給し所
定の高温度雰囲気中で所定時間連続動作させることによ
って不良状態を加速する半導体装置のバーンイン試験装
置において、前記試験信号を発生するとともにこの信号
を前記半導体装置群に供給するドライバ回路部と、この
ドライバ回路部から出力された直後の前記試験信号と前
記試験基板群にそれぞれ配線された試験信号配線を経由
して戻ってくることによって位相遅れが生じた周回試験
信号とを比較するセンス回路部と、この比較結果の不一
致信号を用いて前記ドライバ回路部の動作を停止させる
制御手段とを有することにある。
【0010】また、前記制御手段は、あらかじめ定める
制御信号に応答して前記試験信号および前記周回試験信
号の各周期内の同一タイミングにおいてそれぞれの前記
試験信号の対応する論理レベルのハイレベルの一致を比
較し、一致していれば正常動作と判断して前記試験を続
行するための一方極性の信号を出力し、不一致ならば前
記試験基板群内のいずれかで試験信号配線が断線または
接地電位に短絡しているものとして前記試験を停止させ
るための他方極性の信号を出力するように構成する。
【0011】さらに、前記制御手段は、前記制御信号の
反転信号に応答して前記試験信号および前記周回試験信
号の各周期内の同一タイミングにおいてそれぞれの前記
試験信号の対応するロウレベルの一致を比較し、一致し
ていれば正常動作と判断して前記試験を続行するための
一方極性の信号を出力し、不一致ならば前記試験基板群
内のいずれかで試験信号配線が電源電位に短絡している
ものとして前記試験を停止させるための他方極性の信号
を出力するように構成することもできる。
【0012】さらにまた、前記制御手段は、前記制御信
号を第1および第2の論理積回路のそれぞれの一方の入
力端に共通入力し前記第1の論理積回路の他方の入力端
には前記試験信号を、第2の論理積回路の他方の入力端
には前記周回試験信号をそれぞれ入力し、前記第1およ
び前記第2の論理積回路の出力を排他的論理和回路の2
入力端にそれぞれ入力するとともにこの排他的論理和出
力をラッチ回路のデータ入力端に入力し、かつこのラッ
チ回路の制御信号入力端には前記制御信号を入力し、そ
のラッチ出力を前記一方極性または前記他方極性の信号
とする。
【0013】また、前記制御手段は、前記制御信号を第
1および第2の論理積回路のそれぞれの一方の入力端に
共通入力し前記第1の論理積回路の他方端には前記試験
信号を、第2の論理積回路の他方の入力端には前記周回
試験信号をそれぞれ入力し、前記第1および前記第2の
論理積回路の出力を排他的論理和回路の2入力端にそれ
ぞれ入力するとともにこの排他的論理和出力をリセット
セット型フリップフロップ回路のセット端子に入力し、
かつリセット端子には前記第2の論理積回路出力を入力
し、このフリップフロップ回路出力を前記一方極性また
は前記他方極性の信号とすることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】まず本発明の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の一実施の形態の構成を示す
ブロック図である。図1を参照すると、ダイナミックB
T試験を行なうための恒温試験槽の外部に試験信号Aを
発生するドライバ回路部1と、被試験半導体装置2が複
数個搭載されたBT試験基板3と、試験信号を比較して
その結果の信号をドライバ回路部1に一致不一致信号B
として出力するセンス回路部4とを備え、ドライバ回路
部1の出力端OUT1は試験基板3内を周回するように
配線された試験信号Aの信号線101によって半導体装
置2のそれぞれの信号入力端子に接続される。さらに出
力端OUT1は信号線102によってセンス回路部4の
入力端IN3にも接続されている。
【0016】信号線101は、BT試験基板3の内部を
周回して各半導体装置2の信号入力端子に接続された
後、その終端は信号線103として試験基板3の内部で
試験信号Aが位相遅れを生じた試験信号A’(以下、周
回試験信号A’と称す)をセンス回路部4の入力端IN
4に接続される。
【0017】センス回路部4の入力端IN5には外部か
ら供給される制御信号Cの信号線104が接続され、そ
の出力端OUT5は信号線105によって一致不一致信
号Bがドライバ回路部1の入力端1に接続されて構成さ
れている。
【0018】センス回路部4の回路図の一例を示した図
2を参照すると、制御信号Cを第1および第2のNAN
D回路41および42のそれぞれの入力端の一方に共通
入力し、NAND回路41の他方の入力端には試験信号
Aを、NAND回路42の他方の入力端には周回試験信
号A’をそれぞれ入力し、NAND回路41および42
の出力をEX−NOR回路43の2入力端にそれぞれ入
力するとともに、このEX−NOR回路の出力をラッチ
回路44のデータ入力端に入力し、かつこのラッチ回路
44の制御信号入力端には制御信号Cを入力し、そのラ
ッチ出力を比較結果が一致ならばロウレベル、不一致な
らばハイレベルの一致不一致信号として出力するように
構成される。
【0019】また、センス回路部4の回路図の他の例を
示した図3を参照すると、制御信号CをNAND回路4
5および46のそれぞれの一方の入力端に共通入力し、
NAND回路45の他方端には試験信号Aを、NAND
回路46の他方端には周回試験信号A’をそれぞれ入力
し、NAND回路45および46の出力をEX−NOR
回路47の2入力端にそれぞれ入力するとともに、この
EX−NOR回路47の出力をリセットセット型フリッ
プフロップ回路48のセット端子に入力し、かつリセッ
ト子にはNAND回路46の出力を入力し、このフリッ
プフロップ回路48の出力を比較結果が一致ならばロウ
レベル、不一致ならばハイレベルの一致不一致信号Bと
して出力するように構成されてもよい。
【0020】上述した構成からなるBT装置において、
ドライバ回路部1はセンス回路部4から入力した一致不
一致信号Bに応答して試験信号Aに対して周回試験信号
A’に異常があればアラームを発生するとともに試験信
号Aの出力を停止する。
【0021】ドライバ回路部1から出力された試験信号
Aは、試験基板3内を周回して各半導体装置2の入力端
子に供給れることによって、信号線101の配線抵抗と
信号線に接続される半導体装置2の入力端子の入力容量
と配線自身の容量とにより位相が遅れることになる。こ
の位相遅れの信号を周回試験信号A’とする。
【0022】図2に併せて動作説明用タイミングチャー
トを示した図4を参照すると、センス回路部4に供給さ
れる制御信号は試験信号Aと同等の繰返し周波数をもち
その立ち上りのタイミングは試験信号Aおよび位相の遅
れた周回試験信号A’が互に重なるハイレベルおよびロ
ウレベルの期間内に合致させ、そのパルス幅は上述の重
なる期間内の任意の幅でよい。
【0023】センス回路部4はドライバ回路1から信号
線102によって供給された試験信号Aと試験基板3内
で位相遅れを生じた周回試験信号A’とを、制御信号C
で同期化した比較信号106および107として抽出
し、EX−NOR回路43で双方のデータが一致してい
るか否かを比較する。
【0024】もしも、試験基板3内で信号線101が断
線しているか、基板の挿入ミス等により試験基板3から
出力された周回試験信号A’の電位がロウレベル固定に
なっていると、NAND回路42の出力する比較信号1
07はハイレベルになる。
【0025】したがって、比較信号106および107
をEX−NOR回路43で比較すると、両方の信号が正
常であればEX−NOR回路43の出力はハイレベル状
態を保持し、周回試験信号A’の電位がタイミングt1
でロウレベルになっているとEX−NOR回路43の出
力は不一致部分がロウレベルとなる。すなわちこのハイ
レベルであるべきレベルがロウレベルとなっている不一
致期間ではNAND回路41の出力信号106と等しい
出力信号が出力される。
【0026】このEX−NOR回路43の出力は前述し
たように制御信号Cに同期化されているので、次段のラ
ッチ回路44に入力されると、ラッチ回路の制御信号入
力端にも制御信号Cが供給されているので同期してラッ
チされ次の信号までそのレベルを保持するとともにハイ
レベルを出力する。この状態を繰返すので、タイミング
t1以降の最初の不一致期間から後はハイレベル出力が
持続する。
【0027】図3に示した回路を用いる場合は、フリッ
プフロップ回路48のリセット端子にはNAND回路4
6の出力する比較信号109が供給されているので、周
回試験信号A’が正常であれば比較信号109は制御信
号に同期化された負極性パルスを出力しているので、フ
リップフロップ回路48の出力、つまりOUT3はロウ
レベルを出力する。
【0028】周回試験信号A’が異常となるタイミング
t1以降であれば比較信号109は負極性パルスがハイ
レベル一定に変化し、EX−NOR回路47は制御信号
に同期した負極性パルスを出力しているので、この負極
性パルスをセット端子に入力するフリップフロップ回路
48の出力はハイレベルに変化しそのレベルを保持す
る。この状態を繰返すので、タイミングt2以降の最初
の不一致期間から後はハイレベル出力が持続する。
【0029】上述した例は、試験信号Aの信号線が断線
するか試験基板3の挿入ミスにより周回試験信号A’が
ロウレベルに固定された場合であったが、他の何等かの
ミス等により周回試験信号A’がハイレベルに固定され
た場合についても以下に説明する。
【0030】図2および周回試験信号A’がロウレベル
またはハイレベルに固定された場合のいずれでもその異
常を検出する回路の一例を示した図5を併せて参照する
と、制御信号をNAND回路45および46のそれぞれ
の一方の入力端に共通入力し、NAND回路45の他方
の入力端には試験信号Aを、NAND回路46の他方の
入力端には周回試験信号A’をそれぞれ入力し、これら
のNAND回路45および46の出力をEX−OR回路
49の2入力端にそれぞれ入力するとともに、このEX
−OR出力をNOR回路52の一方端に入力し、ロウレ
ベル固定の回路とする。
【0031】一方ハイレベル固定の異常を検出する回路
は、制御信号Cをインバータ52を介してNOR回路5
0および51のそれぞれの一方の入力端に共通入力し、
NOR回路50の他方の入力端には試験信号Aを、NO
R回路51の他方の入力端には周回試験信号A’をそれ
ぞれ入力し、これらのNOR回路50および51の出力
をEX−OR回路53の2入力端にそれぞれ入力すると
ともに、このEX−OR出力をNOR回路54の他方端
に入力してなる。
【0032】このNOR回路54の出力はラッチ回路4
4のデータ入力端に入力され、かつこのラッチ回路44
の制御信号入力端には制御信号Cを入力し、そのラッチ
出力を一致不一致信号Bとするように構成されている。
【0033】上述した構成において、周回試験信号A’
がロウレベルまたはハイレベルに固定された場合、この
回路の動作説明用タイミングチャートを示した図6を参
照すると、周回試験信号A’がタイミングt3以降でハ
イレベル固定になった場合でも、NAND回路45の出
力は試験信号Aのハイレベル期間に同期した制御信号C
のパルスが反転出力される。
【0034】一方、NAND回路46は、タイミングt
3までは正常動作であるからNAND回路45のときと
同様に周回試験信号A’のハイレベル期間に同期した制
御信号Cの幅のパルスが反転出力され、タイミングt3
以降は周回試験信号A’がハイレベル固定であるから、
NAND回路42は制御信号Cと同じパルスが反転して
出力される。
【0035】これらのNAND回路45および46の出
力をEX−NOR回路47で比較すると、タイミングt
3以前の期間は両方の信号が一致しているのでハイレベ
ル一定になり、タイミングt3以降は、周回試験信号
A’のロウレベル期間、つまり周回試験信号A’が本来
のロウレベルに対してハイレベルとなり異常となってい
る期間のみ不一致であるからその期間はタイミングt4
でロウレベルのパルスをそれぞれ出力する。
【0036】したがって、後段のラッチ回路44は、タ
イミングt4以降に現われるロウレベルの出力パルスを
繰り返しラッチし、タイミングt4以前はロウレベル
を、タイミングt4以降はハイレベルを出力する。
【0037】以上述べた本実施の形態の説明からも明ら
かなように、試験基板内において試験信号の配線が断線
した場合、基板の挿入ミスにより試験信号がロウレベル
に固定された場合、あるいはそ他の理由で試験信号がハ
イレベルに固定された場合のような異常状態が発生する
と、高温試験槽外に設けられたセンス回路部によりその
異常を検出してアラームを発生するとともに、試験信号
を供給しているドライバ回路の出力動作を停止させる機
能を備える。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置のBT装置は、被試験半導体装置をダイナミック動作
をさせるための試験信号を発生するとともにこの信号を
被試験半導体装置群に供給するドライバ回路部とこのド
ライバ回路部から出力された直後の試験信号と試験槽内
の試験基板群にそれぞれ配線された試験信号配線を経由
して戻ってくることによって位相遅れが生じた周回試験
信号とを比較するセンス回路部と、この比較結果の不一
致信号を用いてドライバ回路の動作を停止させる制御手
段とを有し、この制御手段は、あらかじめ定める制御信
号に応答して試験信号および周回試験信号の各周期内の
同一タイミングにおいてそれぞれの試験信号の対応する
論理レベルのハイレベルの一致を比較し、一致していれ
ば正常動作と判断して試験を続行するための一方極性の
信号を出力し、不一致ならば試験基板群内のいずれかで
試験信号配線が断線または接地電位に短絡しているもの
として試験を停止させるための他方極性の信号を出力す
るように構成するので、正常なダイナミックBTが実施
出来、したがって初期不良の加速されない半導体装置が
出荷されるのを防止し、信頼性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1におけるセンス回路部の一例を示す回路図
である。
【図3】図1におけるセンス回路部の他の例を示す回路
図である。
【図4】図1における動作説明用のタイミングチャート
である。
【図5】周回試験信号A’がハイレベルまたはロウレベ
ル固定のいずれの場合でも検出する回路の一例を示す図
である。
【図6】図4におけるセンス回路部の動作説明用のタイ
ミングチャートである。
【図7】従来のバーンイン装置の一例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 ドライバ回路部 2 半導体装置 3 試験基板 4 センス回路部 41,42,45,46 NAND回路 43,47 EX−NOR回路 44 ラッチ回路 48 リセットセット型フリップフロップ回路 49,53 EX−OR回路 50,51 NOR回路 52 インバータ A 試験信号 A’ 周回試験信号 B 一致不一致信号 C 制御信号 IN1 ドライバ回路の一致不一致信号Bの入力端 IN2 試験基板の試験信号Aの入力端 IN3 センス回路部の試験信号Aの入力端 IN4 センス回路部の周回試験信号A’の入力端 IN5 センス回路部の制御信号Cの入力端 OUT1 ドライバ回路部の試験信号Aの出力端 OUT2 試験基板の制御信号Cの出力端 OUT3 センス回路部の一致不一致信号Bの出力端

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の初期不良を検出すために前
    記半導体装置を複数個搭載した試験基板群とこれらの試
    験基板群を収容する恒温試験槽とを有し、この恒温試験
    槽内の前記半導体装置群に所定の試験信号を供給し所定
    の高温度雰囲気中で所定時間連続動作させることによっ
    て不良状態を加速する半導体装置のバーンイン試験装置
    において、前記試験信号を発生するとともにこの信号を
    前記半導体装置群に供給するドライバ回路部と、このド
    ライバ回路部から出力された直後の前記試験信号と前記
    試験基板群にそれぞれ配線された試験信号配線を経由し
    て戻ってくることによって位相遅れが生じた周回試験信
    号とを比較するセンス回路部と、この比較結果の不一致
    信号を用いて前記ドライバ回路部の動作を停止させる制
    御手段とを有することを特徴とする半導体装置のバーン
    イン試験装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、あらかじめ定める制御
    信号に応答して前記試験信号および前記周回試験信号の
    各周期内の同一タイミングにおいてそれぞれの前記試験
    信号の対応する論理レベルのハイレベルの一致を比較
    し、一致していれば正常動作と判断して前記試験を続行
    するための一方極性の信号を出力し、不一致ならば前記
    試験基板群内のいずれかで前記試験信号配線が断線また
    は接地電位に短絡しているものとして前記試験を停止さ
    せるための他方極性の信号を出力するように構成する請
    求項1記載の半導体装置のバーンイン試験装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記制御信号の反転信
    号に応答して前記試験信号および前記周回試験信号の各
    周期内の同一タイミングにおいてそれぞれの前記試験信
    号の対応するロウレベルの一致を比較し、一致していれ
    ば正常動作と判断して前記試験を続行するための一方極
    性の信号を出力し、不一致ならば前記試験基板群内のい
    ずれかで試験信号配線が電源電位に短絡しているものと
    して前記試験を停止させるための他方極性の信号を出力
    するように構成する請求項2記載の半導体装置のバーン
    イン試験装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記制御信号を第1お
    よび第2の論理積回路のそれぞれの一方の入力端に共通
    入力し前記第1の論理積回路の他方の入力端には前記試
    験信号を、第2の論理積回路の他方の入力端には前記周
    回試験信号をそれぞれ入力し、前記第1および前記第2
    の論理積回路の出力を排他的論理和回路の2入力端にそ
    れぞれ入力するとともにこの排他的論理和出力をラッチ
    回路のデータ入力端に入力し、かつこのラッチ回路の制
    御信号入力端には前記制御信号を入力し、そのラッチ出
    力を前記一方極性または前記他方極性の信号とする請求
    項2記載の半導体装置のバーンイン試験装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記制御信号を第1お
    よび第2の論理積回路のそれぞれの一方の入力端に共通
    入力し前記第1の論理積回路の他方の入力端には前記試
    験信号を、第2の論理積回路の他方の入力端には前記周
    回試験信号をそれぞれ入力し、前記第1および前記第2
    の論理積回路の出力を排他的論理和回路の2入力端にそ
    れぞれ入力するとともにこの排他的論理和出力をリセッ
    トセット型フリップフロップ回路のセット端子に入力
    し、かつリセット端子には前記第2の論理積回路出力を
    入力し、このフリップフロップ回路出力を前記一方極性
    または前記他方極性の信号とする請求項2記載の半導体
    装置のバーンイン試験装置。
JP13667096A 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置のバーンイン試験装置 Expired - Fee Related JP2842839B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13667096A JP2842839B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置のバーンイン試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13667096A JP2842839B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置のバーンイン試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09318700A JPH09318700A (ja) 1997-12-12
JP2842839B2 true JP2842839B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=15180743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13667096A Expired - Fee Related JP2842839B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体装置のバーンイン試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842839B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09318700A (ja) 1997-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6256760B1 (en) Automatic test equipment scan test enhancement
US4630270A (en) Method for identifying a faulty cell in a chain of cells forming a shift register
JP2842839B2 (ja) 半導体装置のバーンイン試験装置
US7334169B2 (en) Generation of test mode signals in memory device with minimized wiring
JP2842840B2 (ja) 半導体装置のバーンイン試験装置
JPH08507610A (ja) プリング抵抗を備える接続部をテストする装置
Eklow et al. IEEE 1149.6-a practical perspective
JP3057787B2 (ja) Lsiのテスト回路
JP2588244B2 (ja) 半導体装置
JPH06186302A (ja) 半導体装置
JP2648001B2 (ja) 半導体集積回路
JP2953376B2 (ja) 半導体集積回路
US6681360B1 (en) Fault detection method for electronic circuit
JP2624377B2 (ja) バーンイン装置
KR19980025897A (ko) 다이내믹 번인 장비의 엠비티(mbt;monitoring burn-in testor)
JP3043716B2 (ja) 半導体装置のテスト結果判定回路及びテスト結果判定方法
JP3818087B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP3116832B2 (ja) Lsi検査方式
SU892445A1 (ru) Устройство дл диагностики логических узлов
JP2874248B2 (ja) 診断用スキャンパス付き電子回路
JP2001124821A (ja) テストバーンイン装置、及びテストバーンイン装置における制御方法
JP2006064607A (ja) Icテスタ
KR20010045334A (ko) 저속의 테스트 장비를 이용한 고속 반도체 디바이스테스트 장치
JP2720761B2 (ja) 半導体集積回路試験装置
KR100422129B1 (ko) 회로시스템에서 오동작여부 진단을 위한 경로를안정화하는 백플레인 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980916

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees