JP2840211B2 - ポリエステル重合体及びその成形体 - Google Patents
ポリエステル重合体及びその成形体Info
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- JP2840211B2 JP2840211B2 JP7216807A JP21680795A JP2840211B2 JP 2840211 B2 JP2840211 B2 JP 2840211B2 JP 7216807 A JP7216807 A JP 7216807A JP 21680795 A JP21680795 A JP 21680795A JP 2840211 B2 JP2840211 B2 JP 2840211B2
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Description
及びその成形体に係り、更に詳細には、光学特性、耐熱
性、有機溶媒への溶解性に優れ、成形性が良く、エンジ
ニアリングプラスチックのみならず、機能性色素のバイ
ンダーなどの光学用材料として好適なポリエステル重合
体及びその成形体に関する。
く実用化されているものはポリカーボネート(以下PC
と略する)であり、コンパクトディスク基板やレンズ、
自動車部品等に実用化されている。しかし、PCは分子
自身が持つ固有複屈折が大きく、成形性が悪いので、成
形体にした時に複屈折が大きくなる。これは、例えば光
ディスク基板に用いたときに信号読み取り、書き込みエ
ラーの原因になる等、光学材料として好ましくない性質
である。更にPCは硬度が低く、成形体にしたときに表
面に傷がつき易い欠点がある。また、PCを色素や顔料
等のバインダーとして用いる際には、特に高分子量時の
有機溶媒への溶解性が大きな問題になる。即ち、バイン
ダーには高い耐磨耗性が要求されるが、この耐磨耗性は
一般にポリマー分子量の増加に伴い高くなる。一方、バ
インダーを成形するためには良好な有機溶媒への溶解性
が必要である。PCは高分子量時の有機溶媒への溶解性
が低いため、バインダーとして用いる際にあまり高分子
量にできないという制約を受け、耐磨耗性に限界がある
が、これを超える耐磨耗性を持つバインダーの要求が非
常に高い。
してはポリメチルメタアクリレート(以下PMMAと略
する)が知られており、コンパクトディスクよりも高度
な光学特性が要求されるレーザーディスク基板や特殊レ
ンズとして実用化されている。しかし、PMMAは耐熱
性が悪い。更に、吸湿性が高いため、成形体が変形を起
こし易いという欠点がある。上述したように、光学用プ
ラスチックとして必要なすべての性質を満たすものは、
未だ見いだされていない。
来技術の諸欠点に鑑み鋭意検討を重ねた結果、新規ポリ
エステル重合体が、これらの欠点を解消し得ることを見
いだし本発明を完成したものであって、その目的とする
ところは、光学特性、耐熱性、有機溶媒への溶解性、成
形性に優れたエンジニアリングプラスチック、特に光学
材料に適合するポリエステル重合体を提供するにある。
更に他の目的は、工業的生産が容易且つ安価に製造し得
るポリエステル重合体及びその成形体を提供するにあ
る。
ン酸及び/またはそのエステル形成性誘導体とジオール
からなり、ジオールが下記一般式(1)から(5)で表
される化合物群のうち少なくともの1種類以上のジヒド
ロキシ化合物と、下記一般式(6)で表されるジヒドロ
キシ化合物を必ず含むことを特徴とするポリエステル重
合体及びそれを成形してなる成形体により達成される。
ン基、R2 、R3 、R4 、R5 は水素または炭素数が1
から7までのアルキル基、アリール基、アラルキル基を
表し、それぞれ同じでも異なっても良い。)
ン基、R7 、R8 、R9 、R10及びR11は水素または炭
素数が1から7までのアルキル基、アリール基、アラル
キル基を表し、それぞれ同じでも異なっても良い。kは
1から4の自然数である。)
ン基、R13、R14、R15及びR16は水素または炭素数が
1から7までのアルキル基、アリール基、アラルキル基
を表し、それぞれ同じでも異なっても良い。)
アルキレン基を表し、それぞれ同じでも異なっても良
い。R19及びR20は水素または炭素数が1から7までの
アルキル基、アリール基、アラルキル基を表し、それぞ
れ同じでも異なっても良い。l及びmは1から8の自然
数である。)
ン基、R22、R23、R24、R25、R26及びR27は水素ま
たは炭素数が1から7までのアルキル基、アリ−ル基、
アラルキル基を表し、それぞれ同じでも異なっても良
い。nは0から5の自然数である。)
ン基、R29及びR30は炭素数が1から10までで、R 29
とR 30 の炭素数の合計が3以上のアルキル基を表し、そ
れぞれ同じでも異なっても良い。R31、R32、R33及び
R34は水素または炭素数が1から7までのアルキル基、
アリール基、アラルキル基であり、それぞれ同じでも異
なっても良い。)
前述のように、ジカルボン酸及び/またはそのエステル
形成性誘導体とジオールからなり、ジオールが一般式
(6)で表されるジヒドロキシ化合物を含む実質的に線
状のポリエステル重合体である。
動性と成形体の耐熱性の点から、極限粘度(フェノール
60重量%、1,1,2,2−テトラクロロエタン40
重量%混合溶液中、20℃で測定)が0.3以上、ガラ
ス転移温度(Tg)が80℃以上であることが好まし
い。そして、用途に応じてジヒドロキシ化合物の種類と
組成を変えることで、適正な成形体とすることができ
る。
合成分として使用することが、本発明の鍵となる部分で
あり、この組み合わせで、優れた光学特性、耐熱性、成
形性及び良好な有機溶媒への溶解性が発現することを見
いだした。
物の末端基がフェノール性水酸基ではなく、脂肪族水酸
基であることも本発明の鍵となる部分である。即ち、こ
のことによって、溶融重縮合法によりポリマーを得るこ
とが可能であり、ポリエステル重合体中の異物を最小限
に抑えることができる。また、フェノール性水酸基では
得られるポリエステル重合体の成形性が極めて悪くな
り、機械強度も悪くなる。更に、本発明のポリエステル
重合体の大きな特長の1つである有機溶媒への溶解性が
極めて悪くなる。一方、本発明のポリエステル重合体で
は、一般式(1)から(6)で表されるジヒドロキシ化
合物の末端が脂肪族水酸基であるので、得られるポリエ
ステル重合体は極めて良好な成形性を有し、有機溶媒へ
の溶解性も極めて高い。
般式(6)で表されるジヒドロキシ化合物が比較的大き
な側鎖を持っていることに起因する。即ち、この大きな
側鎖の影響で分子間相互作用が弱められ有機溶媒への溶
解性が向上する。
ノール60重量%、1,1,2,2−テトラクロロエタ
ン40重量%の混合溶液中、20℃で測定した極限粘度
が0.3以上であることが好ましい。極限粘度が0.3
以上であれば十分な機械的強度を有する成形品が得られ
る。一方、極限粘度が小さい程成形時に応力歪や分子配
向が生じにくく、成形品の複屈折を小さくできるので、
例えば、光ディスク基板の成形には極限粘度が低めの
0.3〜0.6が特に好ましい。また、高い機械強度が
必要で且つ精密成形性を要求されるレンズ用途には極限
粘度が0.4〜0.7のものが特に好ましく、色素や顔
料等のバインダーには高い耐磨耗性が必要であるので極
限粘度が0.7〜1.2と高めのものが特に好ましい。
このように、目的用途によって適合する極限粘度のポリ
エステル重合体を適宜選択すれば良い。かかる目的とす
る極限粘度を有するポリエステル重合体は、分子量調節
剤、重合時間、重合温度等の重合条件により容易に調節
することができる。
ルボン酸としては、通常光学用プラスチックに用いられ
るジカルボン酸が挙げられるが、例えば、テレフタル
酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
1,8−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタレン
ジカルボン酸、1,2−ナフタレンジカルボン酸、1,
3−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカ
ルボン酸、1,6−ナフタレンジカルボン酸、1,7−
ナフタレンジカルボン酸、2,3−ナフタレンジカルボ
ン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、2,2’−ビ
フェニルジカルボン酸、3,3’−ビフェニルジカルボ
ン酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、メチル
マロン酸、エチルマロン酸、メチルコハク酸、2,2−
ジメチルコハク酸、2,3−ジメチルコハク酸、3−メ
チルグルタル酸、3,3−ジメチルグルタル酸等の脂肪
族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸、2,5−ジメチル−1,4−シクロヘキサンジカル
ボン酸、2,3,5,6−テトラメチル−1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸等が挙
げられる。共重合するジヒドロキシ化合物の種類にもよ
るが、これらの中でも、低複屈折性が重要な場合にはコ
ハク酸が、高屈折率、高耐熱性が重要な場合には、2,
6−ナフタレンジカルボン酸が、成形性が重要な場合に
はテレフタル酸が特に好ましい。これらはそれぞれ単独
で用いても良いし、必要に応じて2種類以上併用しても
良い。
(1)で表されるジヒドロキシ化合物を併用すること
で、本発明の効果が発揮される。例えば、 9,9−ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニル]−フルオレン、 9,9−ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3
−メチルフェニル]−フルオレン、 9,9−ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−
3,5−ジメチルフェニル]−フルオレン、 9,9−ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3
−エチルフェニル]−フルオレン、等の一般式(1)で
表されるフルオレン誘導体が挙げられる。
(2)で表されるジヒドロキシ化合物を併用すること
で、本発明の効果が発揮される。例えば、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]シクロヘキサン、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
メチルフェニル]シクロヘキサン、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジメチルフェニル]シクロヘキサン、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
エチルフェニル]シクロヘキサン、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジエチルフェニル]シクロヘキサン、等の一般式
(2)で表されるシクロヘキサン誘導体が挙げられる。
(3)で表されるジヒドロキシ化合物を併用すること
で、本発明の効果が発揮される。例えば、 ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−
スルフォン、 ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−メチル
フェニル]−スルフォン、 ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,5−ジ
メチルフェニル]−スルフォン、 ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−エチル
フェニル]−スルフォン、 ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,5−ジ
エチルフェニル]−スルフォン、 ビス−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−プロピ
ルフェニル]−スルフォン、等の一般式(3)で表され
るスルフォン誘導体が挙げられる。
(4)で表されるジヒドロキシ化合物を併用すること
で、本発明の効果が発揮される。例えば、 トリシクロデカンジメチロール、 トリシクロデカンジエチロール、 トリシクロデカンジプロピロール、 トリシクロデカンジブチロール、 ジメチルトリシクロデカンジメチロール、等の一般式(4)で表されるジオール類が挙げられる。
(5)で表されるジヒドロキシ化合 物を併用すること
で、本発明の効果が発揮される。例えば、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−1−フェニルエタン、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
メチルフェニル]−1−フェニルエタン、 1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジメチルフェニル]−1−フェニルエタン、等の一
般式(5)で表されるジオール類が挙げられる。
式(6)で表されるジヒドロキシ化合物としては例え
ば、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]ブタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]ペンタン、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3−メチルブタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]ヘキサン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3,3−ジメチルブタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]ヘプタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3−メチルヘキサン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−4−メチルヘキサン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−5−メチルヘキサン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3,3−ジメチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3,4−ジメチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−4,4−ジメチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−3−エチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]オクタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]ノナン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]デカン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]ドデカン、 3,3−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−5−メチルヘキサン、 4,4−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−6−メチルヘプタン、 5,5−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−7−メチルオクタン、 6,6−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−8−メチルノナン、 7,7−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−9−メチルデカン、 8,8−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−10−メチルドデカン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
メチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジメチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
エチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジエチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
プロピルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジプロピルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
イソプロピルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジイソプロピルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
ブチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジブチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
イソブチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジイソブチルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
(1−メチルプロピル)フェニル]−4−メチルペンタ
ン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ビス(1−メチルプロピル)フェニル]−4−メチ
ルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
フェニルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジフェニルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3−
ベンジルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−3,
5−ジベンジルフェニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシプロポキシ)フェ
ニル]−4−メチルペンタン、 2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシブトキシ)メチル
フェニル]−4−メチルペンタン等が挙げられ、これら
の中でも、2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)フェニル]−4−メチルペンタンが、適度に大きな
枝分かれした側鎖を有しており、有機溶媒への溶解性の
向上の効果が大きく、耐熱性を損なうこともないので特
に好ましい。これらは単独で用いても良いし、必要に応
じて2種類以上を組み合わせて用いても良い。
ールであって、一般式(1)から(6)で表されるジヒ
ドロキシ化合物以外のジオールとしては、通常光学用プ
ラスチックに用いられるジオールが挙げられるが、例え
ば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、
1,2−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
1,3−ブタンジオール、1,2−ブタンジオール等の
脂肪族グリコール類、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、2,5−ジメチル−1,4−シクロヘキサンジメ
タノール、2,3,5,6−テトラメチル−1,4−シ
クロヘキサンジメタノール、1,3−シクロペンタンジ
メタノール等の脂環族グリコール類、1,4−ベンゼン
ジメタノール、1,3−ベンゼンジメタノール、4,
4’−ジフェニルジメタノール等の芳香族ジオール等が
挙げられる。これらの中でも反応性と成形性が良好であ
るエチレングリコールが特に好ましい。これらは単独で
用いても良いし、2種類以上を併用しても良い。
ステル交換法、直接重合法等の溶融重合法、溶液重縮合
法、界面重合法等の公知の方法から適宜の方法を選択し
て製造できる。また、その際の重合触媒等の反応条件も
従来通りで良く、公知の方法を用いることができる。
製造する際に、溶液重合法、界面重合法等を採用する場
合には、一般に酸成分の活性種として酸クロリドを用い
たり、溶媒としてメチレンクロライド、クロロホルム等
を使用するが、ポリマー中には副生成物である塩化物や
触媒化合物が残留し、これらは、シート、フィルム、プ
レート、繊維等の成形工程での操業性を低下させ、得ら
れる製品の品質をも低下させる。例えば、高温加熱時に
熱分解が多量に発生する。また、光学材料等に使用する
際は、反射膜や記録膜等の金属薄膜をプレートや基板に
蒸着、スパッタリング等の方法で固着するが、塩素分が
大量にあると、反射膜、記録膜を腐食し、製品の寿命や
信頼性を低下させる。
法を用いる場合に特に良好である。即ち、一般式(6)
で表されるジヒドロキシ化合物の末端基が脂肪族と良く
似た性質であり、反応性が高い。このために酸クロリド
という原料を用いる必要もなく、従って本2的に塩素を
混入しない製造方法が可能であり、高温度での反応条件
で触媒使用量を少なくでき、残留異物が少ないポリエス
テル重合体を得ることができる。
のエステル交換法で製造するには、一般式(6)で表さ
れる化合物を共重合成分として使用するが、使用するジ
ヒドロキシ化合物の合計が、ジオールの10モル%以
上、95モル%以下が特に好ましい。10モル%以上で
あると、光学特性、耐熱性、有機溶媒への溶解性がより
向上する。95モル%以下であれば、溶融重合反応が十
分に進行し、自由自在に分子量を調節してポリエステル
重合体を重合することができる。ただし95モル%より
多くても、溶液重合法または界面重合法で重合すること
によって、重合時間を短縮することができる。
式(6)で表されるジヒドロキシ化合物は前述したよう
に、光学特性、耐熱性、有機溶媒への溶解性においてそ
れぞれ異なる効果を示すので、この両者の共重合比率を
変化させることによって、用途に適した特性を有するポ
リエステル重合体を得ることができる。
る目的により滑剤、耐熱剤、帯電防止剤、紫外線吸収
剤、顔料等を配合することができる。
てなる成形体としては、光ディスク基板、レンズ、シー
ト、フィルム、ファイバー、及び有機色素や顔料等のバ
インダー等が挙げられる。
供する場合は、原料の投入工程をはじめ、重合工程、重
合体をペレット状にする工程、射出成形や、シート状、
フィルム状に成形する工程等で塵埃が混入しない環境で
製造することが好ましい。この様な場合は通常コンパク
トディスク用の場合はクラス1000以下、更に高度な
情報記録用の場合はクラス100以下が好ましい。
るので、透明性に優れ、また、優れた溶融粘弾性特性を
有するので成形加工性に優れ、成形加工時に残留応力
歪、分子配向が起こりにくいため、光学材料に極めて良
く適合する。
分子構造から、かなりの高分子量になってもクロロホル
ム、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の有機溶媒への
溶解性が低下しないという特長を有する。従って、色素
や顔料等のバインダーに好適である。
のポリエステル重合体を従来公知の成形法、例えば、射
出成形法、射出圧縮成形法、トランスファー成形法、ブ
ロー成形法、押出成形法、加圧成形法、キャスティング
成形法、ディッピング等の方法で成形して得ることがで
きる。成形に際してはこれらからより適合する成形法を
選択すれば良く、例えば光ディスク基板、レンズ、一般
成形部品等は射出成形法および射出圧縮成形法が良く適
合し、フィルム、シート、光ファイバー、繊維等は、押
出成形法が適合する。また、ボトル、袋等はブロー成形
法が、型付け成形は加圧成形法やトランスファー成形法
が、バインダー等はキャスティング成形法が良く適合す
る。中でも本発明のポリエステル重合体の優れた特性で
ある、透明性、耐熱性を要望する成形体、即ち、ディス
ク基板、レンズを得るには、射出成形法、射出圧縮成形
法、押出成形法が、有機溶媒への高い溶解性を生かすに
は、ディッピング、キャスティング成形法が好ましい。
る。なお、実施例における屈折率、複屈折率、ガラス転
移温度、極限粘度、有機溶媒への溶解性は次に示す方法
によって評価した。
ルムをTg+10℃の温度で、20%/secの延伸速
度で40%熱延伸し、その中心部の複屈折をエリプソメ
ータで630nmの光源を用いて測定した。
10mgを用いて、10℃/minの昇温速度で加熱し
て測定した。
混合溶媒(混合重量比60:40)を用い、80℃にて
溶解後、20℃恒温槽中にて測定した。
れぞれについて30重量%、室温の条件で溶融試験し、
可溶、難溶、不溶の3段階で評価した。
0モル、1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)フェニル]−シクロヘキサン0.6モル、2,2−
ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−4
−メチルペンタン0.2モル及びエチレングリコール
3.0モルを原料とし、エステル交換触媒として酢酸亜
鉛0.0003モルを用い、これらを反応槽に投入し、
攪拌しながら、常法に従って140℃から240℃に徐
々に加熱してエステル交換を行った。所定量のメタノー
ルを系外へ抜き出した後、重合触媒として酸化ゲルマニ
ウム0.0012モルと、着色、酸化防止剤としてリン
酸トリエチルエステル0.0015モルを投入して、昇
温と減圧を徐々に行い、発生するエチレングリコールを
抜きながら、加熱槽温度を290℃、真空度を1Tor
r以下に到達させる。この条件を維持し、粘度の上昇を
待ち、攪拌機にかかるトルクが所定の値に達した時点で
反応を終了し、水中に押し出してペレットを得た。
様にしてペレットを得、ポリマーの物性を評価した。評
価結果を表1に示す。
ネート(PC−Z−TYPE1、2)について、実施例
1から7と同様の評価を実施した。評価結果を表1に示
す。
テトラヒドロフラン、クロロホルム、ジオキサンいずれ
にも不溶であり、比較例2及び3も溶解性が極めて悪
い。一方、枝分かれした長鎖の側鎖を有する、2, 2−
ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−4
−メチルペンタンを含む実施例2から7の本発明のポリ
エステル重合体はテトラヒドロフラン、クロロホルム、
ジオキサンに対する溶解性が極めて高く、特に有機色
素、顔料等のバインダーの分野に好適である。しかも、
ガラス転位温度で示した耐熱性も100℃以上と高いこ
とは明らかである。
ス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−フル
オレン0.2モル、1,1−ビス[4−(2−ヒドロキ
シエトキシ)フェニル]シクロヘキサン0.4モル、
1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−4−メチルペンタン0.2モル及びエチレングリ
コール3.0モルを原料とし、エステル交換触媒として
酢酸カルシウム0.0008モル及び酢酸マンガン0.
0002モルを用い、これらを反応槽に投入し、攪拌し
ながら、常法に従って140℃から240℃に徐々に加
熱してエステル交換を行った。所定量のメタノールを系
外へ抜き出した後、重合触媒として酸化ゲルマニウム
0.0008モルと、着色、酸化防止剤としてリン酸ト
リエチルエステル0.0012モルを投入して、昇温と
減圧を徐々に行い、発生するエチレングリコールを抜き
ながら、加熱槽温度を270℃、真空度を1Torr以
下に到達させる。この条件を維持し、粘度の上昇を待
ち、攪拌機にかかるトルクが所定の値に達した時点で反
応を終了し、水中に押し出してペレットを得た。
高く、複屈折率は0.0015と低く、ガラス転移温度
は125℃と高かった。また、極限粘度は0.65で分
子量は実用可能な範囲であった。
様にしてペレットを得、ポリマーの物性を評価した。評
価結果を表2に示す。
リコール3.0モルを原料とし、エステル交換触媒とし
て酢酸カルシウム0.0008モル及び酢酸マンガン
0.0002モルを用い、これらを反応槽に投入し、攪
拌しながら、常法に従って170℃から240℃に徐々
に加熱してエステル交換を行った。所定量のメタノール
を系外へ抜き出した後、重合触媒として酸化ゲルマニウ
ム0.0008モルと、着色、酸化防止剤としてリン酸
トリエチルエステル0.0012モルを投入して、昇温
と減圧を徐々に行い、発生するエチレングリコールを抜
きながら、加熱槽温度を290℃、真空度を1Torr
以下に到達させる。この条件を維持し、粘度の上昇を待
ち、攪拌機にかかるトルクが所定の値に達した時点で反
応を終了し、水中に押し出してペレットを得た。このポ
リマーの物性を評価した。評価結果を表2に示す。 比較例5、6 市販のポリカーボネイト(PC)とポリメチルメタアク
リレート(PMMA)について、評価を実施した。評価
結果を表2に示す。
ンテレフタレートである比較例4は複屈折率が大きく、
ガラス転移温度が低い。比較例5は複屈折率が大きい。
比較例6は屈折率が低い。一方、実施例8から10の本
発明のポリエステル重合体は屈折率が高く、複屈折率が
小さく、且つ、ガラス転移温度が高いというように、光
学特性、耐熱性のバランスが非常に良い。従って、光デ
ィスク基板、レンズ、シート、フィルム、ファイバーま
たは有機色素、顔料等のバインダー等の光学分野に好適
である。
成形した成形体について、具体的に有機感光体ドラムに
ついて実施例を挙げて説明する。なお、実施例における
ドラム成形性、及び耐磨耗性は次に示す方法で測定し
た。
濃度で溶解し、ディッピング法でアルミドラム上に塗布
し簡単な有機感光体ドラムを成形した。このときの成形
性を○、△、×の3段階で評価した。
を実施した後の表面の膜の減り具合を○、△、×の3段
階で評価した。
ン酸0.7モル、1,1−ビス[4−(2−ヒドロキシ
エトキシ)フェニル]−シクロヘキサン0.6モル、
2,2−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ル]−4−メチルペンタン0.2モル及びエチレングリ
コール3.0モルからなる本発明のポリエステル重合体
を有機色素とともに40重量%テトラヒドロフランに溶
解し、ディッピング法で簡単な有機感光体ドラムを成形
した。その成形性は極めて良好であった。また2000
枚複写後の表面膜減りは極めて少なく、耐磨耗性も優れ
ていた。
と同様にしてドラムを成形した。評価結果を表3に示
す。
ら9はドラム成形性が悪く、耐磨耗性も低い。一方、実
施例11から13はドラム成形性が極めて良く、耐磨耗
性も極めて高い。
重合体は、光学特性、耐熱性、成形性及び機械特性に優
れ、更に有機溶媒への溶解性が極めて良好である。従っ
て、光ディスク基板、レンズ、シート、フィルム、チュ
ーブ、ファイバー及び有機色素、顔料等のバインダー等
の光学用途に好適なポリエステル重合体及びその成形体
を提供することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ジカルボン酸及び/またはそのエステル
形成性誘導体とジオールからなり、ジオールが下記一般
式(1)から(5)で表される化合物群のうち少なくと
も1種類以上のジヒドロキシ化合物と、下記一般式
(6)で表されるジヒドロキシ化合物を必ず含むことを
特徴とするポリエステル重合体。 【化1】 (R1 は炭素数が2から4までのアルキレン基、R2 、
R3 、R4 、R5 は水素または炭素数が1から7までの
アルキル基、アリール基、アラルキル基を表し、それぞ
れ同じでも異なっても良い。) 【化2】 (R6 は炭素数が1から4までのアルキレン基、R7 、
R8 、R9 、R10及びR11は水素または炭素数が1から
7までのアルキル基、アリール基、アラルキル基を表
し、それぞれ同じでも異なっても良い。kは1から4の
自然数である。) 【化3】 (R12は炭素数が1から4までのアルキレン基、R13、
R14、R15及びR16は水素または炭素数が1から7まで
のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表し、それ
ぞれ同じでも異なっても良い。) 【化4】 (R17及びR18は炭素数が1から4までのアルキレン基
を表し、それぞれ同じでも異なっても良い。R19及びR
20は水素または炭素数が1から7までのアルキル基、ア
リール基、アラルキル基を表し、それぞれ同じでも異な
っても良い。l及びmは1から8の自然数である。) 【化5】 (R21は炭素数が1から4までのアルキレン基、R22、
R23、R24、R25、R26及びR27は水素または炭素数が
1から7までのアルキル基、アリ−ル基、アラルキル基
を表し、それぞれ同じでも異なっても良い。nは0から
5の自然数である。) 【化6】 (R28は炭素数が1から4までのアルキレン基、R29及
びR30は炭素数が1から10までで、R 29 とR 30 の炭素
数の合計が3以上のアルキル基を表し、それぞれ同じで
も異なっても良い。R31、R32、R33及びR34は水素ま
たは炭素数が1から7までのアルキル基、アリール基、
アラルキル基であり、それぞれ同じでも異なっても良
い。) - 【請求項2】 請求項1記載のポリエステル重合体を成
形加工してなる成形体。
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