JP2836563B2 - 室内無線通信システム - Google Patents

室内無線通信システム

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JP2836563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線LAN(ローカル
・エリア・ネットワーク)等、端末を無線で接続する室
内及び屋内の無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来における室内無線通信システムの第
1の従来例として挙げられる特開平05−014349
号公報には、図5に示すような構成が採られていた。即
ち、LANの基幹ケーブル51を天井Uに敷設し、ノー
ド毎に発信、受信可能な無線局52を取り付けて、各端
末装置54を両無線局間での無線信号RWの伝送を介し
てLANと接続するようにしていた。
【0003】また、従来の室内無線通信システムの第2
の従来例として挙げられる特開平05−260051号
公報には、図6に示すような方式で行われていた。即
ち、複数の無線端末と、その総てと送受信できる中央局
とにより構成されたネットワークで、中央局はリピータ
の役割をし、端末は中央局を介して送受信を行う方法が
採されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
第1の従来技術では、LANの基幹ケーブルを天井に敷
設しなければならない問題がある。
【0005】また、中央局をリピータとする第2の従来
方式では、無線端末を時間的に同期させて動作させよう
とした場合に、基準となる無線端末を決めなければなら
ず、仮に基準となる無線端末がダウンした場合には、シ
ステム全体のダウンは避けられない等の場合には問題が
生じる。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規な室内無
線通信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る室内無線通信システムは、天井や壁等
に取り付けられ、受信した無線信号の周波数を変えて送
信データとする周波数変換部と、基準タイミング信号を
つくる基準タイミング発生部と、送信データと基準タイ
ミング信号を切り換えて送信するスイッチとから構成さ
れ、受信信号と前記基準タイミング信号とを送信する無
線機(親局)と、複数のパーソナル・コンピュータ等の
端末に取り付ける複数の無線機(子局)とで構成され、
子局は、親局から受信した基準タイミングに従って端末
からのデータを親局に送信し、親局は子局から受信した
信号を子局に送信することで、子局同士がデータの受け
渡しを行い端末間の通信を行う。
【0008】
【実施例】次に、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照しながら具体的に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
構成図である。本構成では、一例として1台の親局と4
台の子局との間で通信する場合を説明する。
【0010】図1を参照するに、まず親局1は無線周波
数f0を使って4台の子局2(2a〜2d)に対して基
準信号(基準タイミング信号)を送出する。4台の子局
2は、基準信号を受信し自局の送信タイミングを知った
後に、無線周波数f1を使って親局1に対して各端末3
(3a〜3d)からの送信データを送信する。親局1
は、4台の子局2から受信した信号を無線周波数をf1
からf0に変換し、基準信号を多重して4台の子局2に
対して無線周波数f0を使って送信する。
【0011】各子局2は、受信した信号の中から必要な
データを抜き取り、自局に対応する各端末3に送信す
る。このようにして、各子局2同士が通信を行うことで
各端末間の通信が行われる。
【0012】図2(a)〜(f)は本発明の一実施例の
動作を示すフレームフォーマットである。
【0013】図2(a)〜(f)を参照するに、(a)
は親局1から全子局2a〜2dに対して送信される基準
信号である。(b)は子局2aから親局1へ送信される
データ信号の例を示し、本例の場合には子局2aから子
局2b宛に送信されるデータa→bである。子局2aか
ら子局2c宛に送信されるデータの場合にはa→cと表
示し、同様に子局2aから子局2d宛の場合にはa→d
と表示される。
【0014】図2(c)は子局2bから親局1へ送信さ
れるデータ信号の例を示し、本例の場合には子局2bか
ら子局2c宛に送信されるデータb→cを示している。
上記(b)と同様に、子局2bから子局2d、2a宛の
送信データの場合にはそれぞれb→d、b→aと表示さ
れる。
【0015】図2(d)、(e)の場合にも図2
(b)、(c)と同様である。
【0016】図2(f)は親局1から全子局2a〜2d
へ送信される信号であり、横軸を時間軸とすれば、基準
信号及び各子局へのデータは時分割で送信される。
【0017】図3は親局の一実施例を示すブロック構成
図である。
【0018】図3を参照するに、参照符号11は無線周
波数(搬送周波数)f1で送信される子局2からの信号
を受信する受信アンテナ、12は無線周波数f1を無線
周波数f0に変換する周波数変換部、13は基準信号を
発生する基準タイミング発生部、14は周波数変換部1
2から出力される無線周波数f1と基準タイミング発生
部13から出力される基準信号を切り換える切り換えス
イッチ、15は無線周波数f0を送信する送信アンテナ
をそれぞれ示している。
【0019】各子局2からf1の無線周波数で搬送され
たデータ信号は、周波数変換部12において搬送周波数
をf1からf0に変換され、切り換えスイッチ14を通
して送信アンテナ15からf0の無線周波数で各子局2
へ搬送される。
【0020】図4は子局の一実施例を示すブロック構成
図である。
【0021】図4において、参照符号21は送受信アン
テナ、22はハイブリッド、23は自子局のタイミング
を親局1から送信された基準信号に同期させる基準信号
同期部、24は親局1から送信される多くのデータの中
から自局宛のデータを判定する宛て先判定フィルタ、2
5は送信データに送信元と送信先の宛て先を付加する宛
て先多重部をそれぞれ示している。
【0022】図4を参照するに、受信側の動作は、例え
ば子局2aの場合で説明すると、f0の無線信号を受信
して、基準信号同期部23で親局1から送られてくる基
準信号を受信し、自局の動作タイミングを親局1に同期
される。基準信号同期部23からの信号に基づいて、宛
て先判定フィルタ24では、受信した無線信号の中から
自局“a”の宛て先の付いているデータのみを受信デー
タとして取得して対応する自局の端末(本例では端末3
a)に出力する。
【0023】送信側の動作は、例えば2a局が2c局に
データを送る場合で説明すると、基準信号同期部23か
らの信号に基づいて、宛て先多重部25で送信データに
送信元と送信先の宛て先“a→c”を付け、無線信号f
1で送受信アンテナ21から送信する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
天井や壁に取り付けられる親局は電源のみを供給すれば
動作できるために、配線を含む設置工事が楽になる。ま
た、親局の機器の構成が簡単なために小型化が可能であ
る。
【0025】本発明によればさらに、親局が複数の子局
を動作させるための基準タイミングを作っているため
に、一部の子局で無線が遮断されても、他の子局の通信
は可能であり、システム全体が通信不能になることがな
く、無線区間の遮断に対して強い構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を示すフレームフォー
マットを示す図である。
【図3】本発明の一実施例における親局の構成例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の一実施例における子局の構成例を示す
ブロック図である。
【図5】第1の従来例の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の従来例の動作を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1…親局 11…受信アンテナ 12…周波数変換部 13…基準タイミング発生部 14…切り換えスイッチ 15…送信アンテナ 2…子局 21…送受信アンテナ 22…ハイブリッド 23…基準信号同期部 24…宛て先判定フィルタ 25…宛て先多重部 3…端末(パーソナル・コンピュータやワークステーシ
ョン) f0…子局から親局へデータを送る無線周波数 f1…親局から子局へデータを送る無線周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパーソナル・コンピュータ等の端
    末に取り付ける複数の子局となる無線機と天井あるいは
    壁等に取り付けられる親局となる無線機とで構成され、
    前記子局は前記親局から受信した基準タイミングに従っ
    て前記端末からのデータを前記親局に送信し、前記親局
    は前記子局から受信した信号を前記各子局に送信するこ
    とで、前記子局同士はデータの受け渡しを行い、前記端
    末間の通信を可能にする室内無線通信システムにおい
    て、 前記親局は、受信した無線信号の周波数を変えて送信デ
    ータとする周波数変換部と、基準タイミング信号をつく
    る基準タイミング発生部と、前記送信データと前記基準
    タイミング信号を切り換えて送信するスイッチとを具備
    し、前記受信信号と前記基準タイミング信号とを前記子
    局に送信し、 前記子局は、前記親局の基準タイミング発生部からの信
    号を前記切り換えスイッチにより切り換えて送信されて
    きた基準信号により自局の動作タイミングを前記親局に
    同期させる基準信号同期部と、該基準信号同期部からの
    信号に基づいて受信した無線信号の中から自局の宛て先
    の付いたデータのみを受信データとして取得して対応す
    る自局の端末に出力する宛て先判定フィルタと、前記基
    準信号同期部からの信号に基づいて送信データに送信元
    と送信先の宛て先を付加する宛て先多重部とを有する 、 こと特徴とした室内無線通信システム。
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