JP2834300B2 - シート状被搬送物のガイド装置 - Google Patents
シート状被搬送物のガイド装置Info
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- JP2834300B2 JP2834300B2 JP2248997A JP24899790A JP2834300B2 JP 2834300 B2 JP2834300 B2 JP 2834300B2 JP 2248997 A JP2248997 A JP 2248997A JP 24899790 A JP24899790 A JP 24899790A JP 2834300 B2 JP2834300 B2 JP 2834300B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- ball
- conveyed
- guide device
- roller
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H9/00—Registering, e.g. orientating, articles; Devices therefor
- B65H9/16—Inclined tape, roller, or like article-forwarding side registers
- B65H9/166—Roller
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、コンベア手段によって移送される紙や他の
シート材等の被搬送物を案内する装置に係り、上記コン
ベア装置は、整位用定規と、これに沿って平行に延び複
数のボールを備えたボールストリップとを有し、個々の
ボールは、上記コンベア上に押し当たるようにして設置
した、上記被搬送物を搬送するガイド装置に関する。
シート材等の被搬送物を案内する装置に係り、上記コン
ベア装置は、整位用定規と、これに沿って平行に延び複
数のボールを備えたボールストリップとを有し、個々の
ボールは、上記コンベア上に押し当たるようにして設置
した、上記被搬送物を搬送するガイド装置に関する。
［従来の技術］ この種の装置は、例えば出願人会社が発行している刊
行物「STAHL INFORMATlN」［NO.12/86,18頁、（198
6）］によって知られている。この従来、知られた装置
において、ボールストリップにおける個々のローラは、
例えば斜めローラまたは搬送ベルトからなるコンベア手
段によって高速度で搬送されるところのシートを保持す
るとともに、そのシートの端縁を正確に揃えて案内する
ようになっている。そして、例えば前段の折畳みユニッ
トから来るシートを整位用定規に沿って正確に整列させ
て後続の折畳みユニーツトあるいは他の機械等へ送り出
すために使用する。また、ボールストリップの個々のロ
ーラは、上端と下端を開口したスリーブ内に収容され、
それ自身の重さによって上記斜めローラまたは搬送ベル
トからなるコンベア搬送面の中央上に位置して配列され
ている。
行物「STAHL INFORMATlN」［NO.12/86,18頁、（198
6）］によって知られている。この従来、知られた装置
において、ボールストリップにおける個々のローラは、
例えば斜めローラまたは搬送ベルトからなるコンベア手
段によって高速度で搬送されるところのシートを保持す
るとともに、そのシートの端縁を正確に揃えて案内する
ようになっている。そして、例えば前段の折畳みユニッ
トから来るシートを整位用定規に沿って正確に整列させ
て後続の折畳みユニーツトあるいは他の機械等へ送り出
すために使用する。また、ボールストリップの個々のロ
ーラは、上端と下端を開口したスリーブ内に収容され、
それ自身の重さによって上記斜めローラまたは搬送ベル
トからなるコンベア搬送面の中央上に位置して配列され
ている。
通常、水平に搬送される上記シートの先行端縁は、上
記ボールに当り、必要でもないにも拘らず、そのボール
を跳ね上げる作用をする。この場合、ボールの跳ねる高
さは、そのシートの搬送速度と厚さに従う。なお、シー
トの厚さは、そのシートの数と体積に従う。各々のボー
ルは、上記スリーブの周辺に配置された連続的なストッ
プスリップによって規制されると同時に、脱落するのが
防止されている。また、上記ストリップのスペースは調
整可能であり、ボールの跳ねる高さは限られた高さの範
囲内に止まる。
記ボールに当り、必要でもないにも拘らず、そのボール
を跳ね上げる作用をする。この場合、ボールの跳ねる高
さは、そのシートの搬送速度と厚さに従う。なお、シー
トの厚さは、そのシートの数と体積に従う。各々のボー
ルは、上記スリーブの周辺に配置された連続的なストッ
プスリップによって規制されると同時に、脱落するのが
防止されている。また、上記ストリップのスペースは調
整可能であり、ボールの跳ねる高さは限られた高さの範
囲内に止まる。
［発明が解決しようとする課題］ この従来の装置は、本質的に２つの欠点がある。ボー
ルの跳ねたとき、個々のボールは、駆動されるコンベア
手段か、これによって搬送されるシートとの接触が、瞬
間的に接触が損なう。このようにして、上記ボール13自
身の重さによって得られる、ボールとコンベアの間、ボ
ールと搬送されるシートとの間が押当り接触状態が、短
時間であるが周期的に中断される。その結果、折畳みシ
ートのスタート時における力の整列用定規に向かう成分
は、押付け係合力が大きい場合と押付け係合力が小さい
場合とで周期的に変わる。そして、搬送されるシート
は、整列用定規から離れるようになる。これにより、シ
ートは、後続の折畳み機械あるいは他の後続する機械の
ステーションへ正確な傾きで到達しなかったり、使われ
なくなったり、無駄になったりする。また、単一ストリ
ップ、またはシート状の金属製ストリップによる、その
ジャンプ高さの制限の他に、ボールが静止面に当たり、
そのボールの周速度が減少し、同時に、ボールは衝撃を
受けて最初の回転方向を変えるという欠点がある。後者
は、折畳みシートのスタート時における力の、整列用定
規に向かう成分に影響を及ぼす。また、ボールが跳ね上
がった後、搬送されるシートの上に落ち、それらボール
の自重で上記シートの上に再び載るが、そのとき、整列
用定規から離れる動きをするという危険を増大する。
ルの跳ねたとき、個々のボールは、駆動されるコンベア
手段か、これによって搬送されるシートとの接触が、瞬
間的に接触が損なう。このようにして、上記ボール13自
身の重さによって得られる、ボールとコンベアの間、ボ
ールと搬送されるシートとの間が押当り接触状態が、短
時間であるが周期的に中断される。その結果、折畳みシ
ートのスタート時における力の整列用定規に向かう成分
は、押付け係合力が大きい場合と押付け係合力が小さい
場合とで周期的に変わる。そして、搬送されるシート
は、整列用定規から離れるようになる。これにより、シ
ートは、後続の折畳み機械あるいは他の後続する機械の
ステーションへ正確な傾きで到達しなかったり、使われ
なくなったり、無駄になったりする。また、単一ストリ
ップ、またはシート状の金属製ストリップによる、その
ジャンプ高さの制限の他に、ボールが静止面に当たり、
そのボールの周速度が減少し、同時に、ボールは衝撃を
受けて最初の回転方向を変えるという欠点がある。後者
は、折畳みシートのスタート時における力の、整列用定
規に向かう成分に影響を及ぼす。また、ボールが跳ね上
がった後、搬送されるシートの上に落ち、それらボール
の自重で上記シートの上に再び載るが、そのとき、整列
用定規から離れる動きをするという危険を増大する。
本発明は、上述したタイプの装置においての各欠点を
解決することを課題としてなされたものであり、それは
搬送シートのスタート時の整列用定規へ向かう力の成分
と上記ボールの回転方向および周速度をできるだけ一定
に保ち、それによって搬送整列用定規から移送シートが
離れる危険を減らすことを目的とする。
解決することを課題としてなされたものであり、それは
搬送シートのスタート時の整列用定規へ向かう力の成分
と上記ボールの回転方向および周速度をできるだけ一定
に保ち、それによって搬送整列用定規から移送シートが
離れる危険を減らすことを目的とする。
［課題を解決する手段、作用および効果］ この課題を解決するための第１の本発明は、上記タイ
プのシート状被搬送物のガイド装置において、上記ボー
ルの、上記コンベア手段から離れた面上で、スプリング
の付勢力の作用によってその各ボールの表面に押し付け
られて接触する回転可能なローラを設けたのもである。
プのシート状被搬送物のガイド装置において、上記ボー
ルの、上記コンベア手段から離れた面上で、スプリング
の付勢力の作用によってその各ボールの表面に押し付け
られて接触する回転可能なローラを設けたのもである。
本発明に従い、スプリングの付勢力の作用の下でのロ
ーラは、上記ローラと上記ボールとの間、上記ボールと
コンベア手段または上記ボールの下に位置するシートと
の間で押当て接触状態を達成し、この接触状態は、高速
度で搬送されるシートの先行端が上記ボールに当たった
際にも、中断することがないようにする。さらに、個々
のボールがシートの先行端によって受ける衝撃は、シー
トの搬送方向に垂直な方向でのボールの動きを与える。
同様に、上記ボールに載っている負荷要素は、上記スプ
リングの付勢力の作用を受けて、上記接触状態を維持さ
せることができる。その結果、スタート力の、整列用定
規に向かうところの成分は変わることがないため、搬送
されるシートは、整列用定規から離れて動くことがな
く、正確な角度姿勢で次の所、例えば折畳みユニットの
入り口へ送り込まれる。それによって不正確な折畳み状
態になったり、廃棄せざるを得なかったりすることが、
ほとんどなくすることができる。なぜなら、各ボールと
これの上へ載る各負荷要素との押当て接触状態を継続
し、各ボールの周速度を一定に保ち、それらへ回転方向
を変える衝撃を与えることがないからである。
ーラは、上記ローラと上記ボールとの間、上記ボールと
コンベア手段または上記ボールの下に位置するシートと
の間で押当て接触状態を達成し、この接触状態は、高速
度で搬送されるシートの先行端が上記ボールに当たった
際にも、中断することがないようにする。さらに、個々
のボールがシートの先行端によって受ける衝撃は、シー
トの搬送方向に垂直な方向でのボールの動きを与える。
同様に、上記ボールに載っている負荷要素は、上記スプ
リングの付勢力の作用を受けて、上記接触状態を維持さ
せることができる。その結果、スタート力の、整列用定
規に向かうところの成分は変わることがないため、搬送
されるシートは、整列用定規から離れて動くことがな
く、正確な角度姿勢で次の所、例えば折畳みユニットの
入り口へ送り込まれる。それによって不正確な折畳み状
態になったり、廃棄せざるを得なかったりすることが、
ほとんどなくすることができる。なぜなら、各ボールと
これの上へ載る各負荷要素との押当て接触状態を継続
し、各ボールの周速度を一定に保ち、それらへ回転方向
を変える衝撃を与えることがないからである。
本発明に従ったすぐれた態様のものとしては、上記ロ
ーラを回転自在に取り付けるシャフトとしては上記整列
用定規とシートの搬送方向とに直角に伸びるものがよ
い。この態様によると、このローラに当たって接触する
ボールにはシートの搬送方向とこれに平行な上記整列用
定規の長手軸方向とに正確に一致するところの回転が得
られる。
ーラを回転自在に取り付けるシャフトとしては上記整列
用定規とシートの搬送方向とに直角に伸びるものがよ
い。この態様によると、このローラに当たって接触する
ボールにはシートの搬送方向とこれに平行な上記整列用
定規の長手軸方向とに正確に一致するところの回転が得
られる。
さらに、本発明に係るすぐれた別の態様のものとし
て、上記ローラを、上記整列用定規部材に連結されたス
トリップにおける垂直な面に枢支されたレバーによる手
段で取り付ける。また、上記レバーをトーションスプリ
ングの付勢力の下でピンの回りに配置するとより良い。
て、上記ローラを、上記整列用定規部材に連結されたス
トリップにおける垂直な面に枢支されたレバーによる手
段で取り付ける。また、上記レバーをトーションスプリ
ングの付勢力の下でピンの回りに配置するとより良い。
本発明に係る装置は、例えば好ましくは折畳み機械や
印刷機械において折畳みシートを案内し、整列し、保持
するために用いる。搬送テーブルとシートフィーダと
は、斜めローラあるいはベルトテーブル等であってもよ
い。上記テーブルの搬送面は必ずしも水平である必要は
ない。
印刷機械において折畳みシートを案内し、整列し、保持
するために用いる。搬送テーブルとシートフィーダと
は、斜めローラあるいはベルトテーブル等であってもよ
い。上記テーブルの搬送面は必ずしも水平である必要は
ない。
また、当業者ならば、本発明に係る装置の変形が可能
である。例えば上記ボールはこれがカーブする面に載る
ような態様でこれに対応するハウジングのような手段に
よって設置するものが考えられる。これによると、例え
ば丸い柱状フィーダのドラムにおける曲面の範囲内で使
用することができる。また、シートを分離状態で搬送す
る場合でも、またはその一部を重ね合せて続けて流す搬
送状態でも共に適用でき、そして、シートを案内し、整
列し、あるいは保持できるのである。
である。例えば上記ボールはこれがカーブする面に載る
ような態様でこれに対応するハウジングのような手段に
よって設置するものが考えられる。これによると、例え
ば丸い柱状フィーダのドラムにおける曲面の範囲内で使
用することができる。また、シートを分離状態で搬送す
る場合でも、またはその一部を重ね合せて続けて流す搬
送状態でも共に適用でき、そして、シートを案内し、整
列し、あるいは保持できるのである。
［実施例］ 図面は本発明の一実施例の装置を示すものである。こ
の装置は、斜めローラ式コンベアテーブル３によって高
速度で供給される折畳みシート１を案内、整列および保
持するために用いる。折畳みシート１は、折畳みまたは
印刷を行う第１のユニット２から来て上記コンベアテー
ブル３上で搬送される。コンベアテーブル３は、斜めロ
ーラ10,11,12を有し、これは図示しない駆動手段で駆動
されるようになっている。このコンベアテーブル３の搬
送面上に乗って搬送される折畳みシート１は、その折畳
み部を前方に向けながら、後述する所定の作用を受けた
上で、例えば折畳みまたは印刷を行う第２のユニット４
へ送り出される。上記コンベアテーブル３には、搬送シ
ートを整位するための部材としての直線定規７が設けら
れている。これは上記折畳みシート１の傾きを整え、か
つ案内するためのものである。なお、上記直線定規７
は、コンベアテーブル３の範囲内に設置されている。
の装置は、斜めローラ式コンベアテーブル３によって高
速度で供給される折畳みシート１を案内、整列および保
持するために用いる。折畳みシート１は、折畳みまたは
印刷を行う第１のユニット２から来て上記コンベアテー
ブル３上で搬送される。コンベアテーブル３は、斜めロ
ーラ10,11,12を有し、これは図示しない駆動手段で駆動
されるようになっている。このコンベアテーブル３の搬
送面上に乗って搬送される折畳みシート１は、その折畳
み部を前方に向けながら、後述する所定の作用を受けた
上で、例えば折畳みまたは印刷を行う第２のユニット４
へ送り出される。上記コンベアテーブル３には、搬送シ
ートを整位するための部材としての直線定規７が設けら
れている。これは上記折畳みシート１の傾きを整え、か
つ案内するためのものである。なお、上記直線定規７
は、コンベアテーブル３の範囲内に設置されている。
ボールストリップ８に取り付けられている直線定規７
は、複数のボール13を保持している。各ボール13は、頂
端と底が開口された各スリーブ９内に個別に配置され、
これによって回転自在で縦方向へ移動できるように保持
されている。この場合、ボールストリップ８は、コンベ
ア手段として用いられる複数の斜めローラ10,11,12の中
心上に個々のボール13をそれぞれ位置させ、さらに、上
記ボール13を、上記駆動される斜めローラ10,11,12に押
し当てて接触するように配設している。これを明瞭にす
るために第１図および第２図では、コンベアテーブル３
の前方における３つの斜めローラローラ10,11,12の付近
のみを示している。
は、複数のボール13を保持している。各ボール13は、頂
端と底が開口された各スリーブ９内に個別に配置され、
これによって回転自在で縦方向へ移動できるように保持
されている。この場合、ボールストリップ８は、コンベ
ア手段として用いられる複数の斜めローラ10,11,12の中
心上に個々のボール13をそれぞれ位置させ、さらに、上
記ボール13を、上記駆動される斜めローラ10,11,12に押
し当てて接触するように配設している。これを明瞭にす
るために第１図および第２図では、コンベアテーブル３
の前方における３つの斜めローラローラ10,11,12の付近
のみを示している。
ストリップ23は、筒状のねじ24の手段によって上記直
線定規７にねじ止めされている。ストリップ23にはピン
16が取り付けられている。レバー15は、そのピン16のま
わりに回転可能に取り付けられている。レバー15には、
回転ローラ14が、第２図で示すような肩付きねじ20、ボ
ールベアリング21およびスペーサスリーブ22の手段によ
って回転自在に取り付けられている。各々の回転ローラ
14は、対応するボール13の表面に押し当るように関連付
けて配置されている。回転ローラ14が上記ボール13の表
面に押し当る接触係合作用は、後述するスプリングの付
勢力によって行われる。この目的のためのトーションス
プリング17は、上記ピン16に巻装され、かつスリーブ18
と固定用ピン19によってバイアスを付与する状態で保持
されている。
線定規７にねじ止めされている。ストリップ23にはピン
16が取り付けられている。レバー15は、そのピン16のま
わりに回転可能に取り付けられている。レバー15には、
回転ローラ14が、第２図で示すような肩付きねじ20、ボ
ールベアリング21およびスペーサスリーブ22の手段によ
って回転自在に取り付けられている。各々の回転ローラ
14は、対応するボール13の表面に押し当るように関連付
けて配置されている。回転ローラ14が上記ボール13の表
面に押し当る接触係合作用は、後述するスプリングの付
勢力によって行われる。この目的のためのトーションス
プリング17は、上記ピン16に巻装され、かつスリーブ18
と固定用ピン19によってバイアスを付与する状態で保持
されている。
斜めローラ10,11,12によって搬送される折畳みシート
１が、コンベアテーブル３の上にないとき、ボール13は
その斜めローラ10,11,12の回転周面上に当たっている。
この斜めローラ10,11,12の表面に押し当たる係合は、上
記ボール13の自重のみならず、上述したトーションスプ
リング17の付勢力によって作用する。トーションスプリ
ング17の付勢力は、レバー15を介して作用し、ボール13
の回転周面に回転ローラ14を押し当てる。これによって
回転ローラ14は同様に回転する状態になる。その折畳み
端を前方に向けた状態で折畳みシート１がコンベアテー
ブル３上を搬送されるとき、その前端がボール13に当る
と、上記ボール13は上方向へ持ち上げられるが、搬送中
のシート１とボール13の表面との当接状態は継続する
（第１図での右端において示すところを参照）。その結
果として、ボール13の周速度とその回転方向は変わらな
い。折畳みシート１が通過した後、ボール13はトーショ
ンスプリング17の付勢力による作用で下へ落ちて元の位
置に戻るから、斜めローラ10,11,12とボール13とが押し
当り接触する係合状態は損なわない。各折畳みシート１
のスタート時の力で整位用直線定規７へ向かう成分は、
一定であり、これはボール13の必然的な上昇によって影
響を受けない。この挙動で各折畳みシート１は正確な姿
勢に整位させられて、次に続く折畳みまたは印刷ユニッ
ト４の入口用ローラ5,6の挾込み部に達する。
１が、コンベアテーブル３の上にないとき、ボール13は
その斜めローラ10,11,12の回転周面上に当たっている。
この斜めローラ10,11,12の表面に押し当たる係合は、上
記ボール13の自重のみならず、上述したトーションスプ
リング17の付勢力によって作用する。トーションスプリ
ング17の付勢力は、レバー15を介して作用し、ボール13
の回転周面に回転ローラ14を押し当てる。これによって
回転ローラ14は同様に回転する状態になる。その折畳み
端を前方に向けた状態で折畳みシート１がコンベアテー
ブル３上を搬送されるとき、その前端がボール13に当る
と、上記ボール13は上方向へ持ち上げられるが、搬送中
のシート１とボール13の表面との当接状態は継続する
（第１図での右端において示すところを参照）。その結
果として、ボール13の周速度とその回転方向は変わらな
い。折畳みシート１が通過した後、ボール13はトーショ
ンスプリング17の付勢力による作用で下へ落ちて元の位
置に戻るから、斜めローラ10,11,12とボール13とが押し
当り接触する係合状態は損なわない。各折畳みシート１
のスタート時の力で整位用直線定規７へ向かう成分は、
一定であり、これはボール13の必然的な上昇によって影
響を受けない。この挙動で各折畳みシート１は正確な姿
勢に整位させられて、次に続く折畳みまたは印刷ユニッ
ト４の入口用ローラ5,6の挾込み部に達する。
図示しないが、他の実施例として、上記整位用直線定
規７に沿って平行に延びた搬送ベルトの中央の上に上記
ボールストリップ８を配置してもよい。また、コンベア
の搬送面は水平でなくともよいし、上昇（傾斜）する面
であってもよいし、さらにはカーブする搬送路として形
成してもよい。カーブする搬送路とした場合は上記ボー
ルストリップ８をそのカーブに沿わせて設けるとよい。
規７に沿って平行に延びた搬送ベルトの中央の上に上記
ボールストリップ８を配置してもよい。また、コンベア
の搬送面は水平でなくともよいし、上昇（傾斜）する面
であってもよいし、さらにはカーブする搬送路として形
成してもよい。カーブする搬送路とした場合は上記ボー
ルストリップ８をそのカーブに沿わせて設けるとよい。
なお、本発明は上記実施例のものに限定されるもので
はなく、その要旨を変形しない範囲で種々の態様が考え
られるものである。
はなく、その要旨を変形しない範囲で種々の態様が考え
られるものである。
第１図は本発明の一実施例を示し、後続する折畳みユニ
ットへ続く斜めローラからなるコンベアテーブルの前方
部分と後続する上記ユニットの入口ローラの部分を第２
図中Ａ−Ｂ線に沿って切断して示す概略的な縦断面図で
ある。 第２図は上記第１図で示した装置部分の平面図である。 第３図は複数の折畳みユニットを有した上記実施例装置
の配置を概略的に示す図である。 １……折畳みシート、２……第１のユニット、３……コ
ンベアテーブル、４……第２のユニット、７……整位用
直線定規、８……ボールストリップ、９……スリーブ、
10,11,12……斜めローラ、13……ボール、14……回転ロ
ーラ、15……レバー、16……ピン、17……トーションス
プリング、23……ストリップ、24……ねじ。
ットへ続く斜めローラからなるコンベアテーブルの前方
部分と後続する上記ユニットの入口ローラの部分を第２
図中Ａ−Ｂ線に沿って切断して示す概略的な縦断面図で
ある。 第２図は上記第１図で示した装置部分の平面図である。 第３図は複数の折畳みユニットを有した上記実施例装置
の配置を概略的に示す図である。 １……折畳みシート、２……第１のユニット、３……コ
ンベアテーブル、４……第２のユニット、７……整位用
直線定規、８……ボールストリップ、９……スリーブ、
10,11,12……斜めローラ、13……ボール、14……回転ロ
ーラ、15……レバー、16……ピン、17……トーションス
プリング、23……ストリップ、24……ねじ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハラルト・ビット ドイツ連邦共和国、7140 ルートビヒス ブルク 12、シェーンブーフシュトラー セ ５ (56)参考文献 特開 昭61−211249（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−105343（ＪＰ，Ｕ)
Claims (5)
- 【請求項１】駆動可能なコンベア手段（10,11,12）によ
って搬送されるシート状の被搬送物（１）を案内するた
めの装置であって、整列用定規部（７）と、この定規部
（７）に沿って平行に延びて配置されたボールストリッ
プ（８）とを有し、このボールストリップ（８）の各ボ
ール（13）が、上記コンベア手段（10,11,12）上と、こ
のコンベア手段（10,11,12）の上を搬送される上記シー
ト状被搬送物（１）に当たるシート状被搬送物のガイド
装置において、 上記ボール（13）の、上記コンベア手段（10,11,12）か
ら離れた側には、スプリング（17）の付勢力の作用によ
って上記各ボール（13）の表面に押し付けられて転接す
る回転可能なローラ（14）を設けたことを特徴とするシ
ート状被搬送物のガイド装置。 - 【請求項２】上記ローラ（14）は、上記整列用定規部
（７）と被搬送物の搬送方向とに直角な向きの軸に回転
自在に装着されていることを特徴とする第１の請求項に
記載のシート状被搬送物のガイド装置。 - 【請求項３】上記ローラ（14）は、上記整列用定規部
（７）に連結されたストリップ（23）に枢支されたレバ
ー（15）に取り付けられ、かつ上記レバー（15）は上記
コンベア手段（10,11,12）の搬送面に垂直な面に沿って
回動自在に設けられていることを特徴とする第１または
第２の請求項に記載のシート状被搬送物のガイド装置。 - 【請求項４】上記レバー（15）は、ピン（16）の回りに
回転自在に取り付けられ、かつトーションスプリング
（17）の付勢力を受けることを特徴とする第３の請求項
に記載のシート状被搬送物のガイド装置。 - 【請求項５】折畳み機械および印刷機械、搬送テーブ
ル、シートフィーダに用いられ、折畳みシートを案内
し、整列し、保持する上記第１ないし第４の請求項のい
ずれか１つのシート状被搬送物のガイド装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3931522A DE3931522A1 (de) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | Vorrichtung zum fuehren von bewegten bogen sowie deren verwendung |
| DE3931522.3 | 1989-09-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03138245A JPH03138245A (ja) | 1991-06-12 |
| JP2834300B2 true JP2834300B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=6389888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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