JP2833699B2 - ビデオ信号再生装置 - Google Patents

ビデオ信号再生装置

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JP2833699B2
JP2833699B2 JP62160584A JP16058487A JP2833699B2 JP 2833699 B2 JP2833699 B2 JP 2833699B2 JP 62160584 A JP62160584 A JP 62160584A JP 16058487 A JP16058487 A JP 16058487A JP 2833699 B2 JP2833699 B2 JP 2833699B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はビデオ信号再生装置、連続する1フィールド
分のビデオ信号が順次記録されている多数のヘリカルト
ラツクが形成されている記録媒体から回転ヘツドで前記
ビデオ信号を再生する装置、更に詳しくは1フイールド
分のビデオ信号を記憶可能なメモリを用いた静止画再生
に関するものである。 <従来の技術> 上記の如き装置としては例えば回転2ヘツドヘリカル
スキヤンタイプのビデオテープレコーダ(VTR)がある
が、一般にこの種の家庭用VTRに於ては停止させたテー
プ上を回転再生ヘツドでくり返しトレースすることによ
って静止画を再生することができる。 しかし上記の如き単にテープを停止させることのみに
より、静止画再生を行う場合、再生ヘツドのトレース軌
跡はトラツクと平行にならないため、再生信号のS/Nが
劣化し、良好な静止画が得られず、テープの停止位置を
正確に制御してやらないと再生画面上にノイズバーが発
生する。また所謂アジマス記憶を行うVTRに於ては、回
転2ヘツドの夫々は一方のアジマスのトラツクのみしか
再生できず、再生された静止画信号は1フイールド分の
時間差を有する画像を交互に含むものであり静止画とし
ては見苦しいものとなる。 そこで静止画再生用のヘツドを具備せしめ、同一のト
ラツクをくり返し再生することも行われているが、この
場合もテープの停止位置の制御は正確に行わねばなら
ず、かつ理想的な停止位置をとり得たとしてもトラツク
両端部からの再生信号のS/Nは標準(動画)再生時に比
べると劣化している。また記録時に再生時のヘツドとテ
ープ間の相対速度の差に伴う悪影響についても考慮する
必要がある。 この様な問題を解決する手法として、近年、標準再生
時に再生された1フイールド分のビデオ信号をメモリに
書込み、これをくり返し読出すことにより静止画を得る
VTRが発表されている。 以下この種のVTRについて説明する。 第5図はこの種のVTRの再生系の概略構成を示す図で
あり、第6図は第5図各部の動作を説明するためのタイ
ミングチヤートである。HA,HBはテープが180゜以上の角
範囲に巻装された回転ヘツドシリンダの外周面に沿って
互いに180゜の位相差をもって回転する回転ヘツドであ
り、互いに異なるアジマス角を有している。2は上記回
転ヘツドHA,HBの回転位相を検出するためのヘツドであ
り、第6図(a−i)に示す如き矩形波信号(以下PGと
称す)を出力する。このPGは例えば記録されている信号
がNTSCテレビジヨン信号の場合30Hzとなり、ヘツドスイ
ツチ4を制御する。 これによってヘツドスイツチ4からは再生ビデオ信号
が連続して得られ、この再生ビデオ信号は被FM変調輝度
信号(FM−Y)と、被低域変換搬送色信号(低域C)と
を分離するY/C分離回路6に供給される。該回路6で分
離されたFM−Yは輝度信号処理回路8でFM復調他の周知
の処理が施され、低域Cはクロマ信号処理回路10で周波
数変換他の処理が施される。こうして得られたベースバ
ンド輝度信号と搬送色信号とは混合器12にて混合され
て、再生コンポジツトカラービデオ信号を得る。 標準再生時、即ち動画再生時には、スイツチ14は図中
N側に接続されており、混合器12の出力はスイツチ14を
介して出力端子16に出力される。 次に静止画再生時の動作について説明する。端子18は
標準再生時に不図示の操作部により静止画再生命令がな
されている時、ハイレベル(Hi)となるスチル命令信号
が入力される端子である。22は例えばクロマ信号処理回
路10等により得た、色副搬送波周波数(fsc)のクロツ
クが入力される端子で、入力されたクロツクはPLL22に
てその周波数を逓倍されタイミングコントローラ26の駆
動パルスとされる。またPLL22の出力を分周器24にて分
周したクロツクもタイミングコントローラ26に入力され
ており、タイミングコントローラ26はこれらのクロツク
に基いて各部のタイミングを制御する。 28,30はD−フリツプフロツプ(D−FF)であり、D
−FF28のD端子には前出のPGが、D−FF30のD端子には
D−FF28のQ出力が夫々入力される。D−FF28,30のク
ロツク端子にはタイミングコントローラ26から十分高い
周波数、たとえばfscのクロツクが入力されており、D
−FF28のQ端子から出力されるパルスに対して、D−FF
30の端子から出力されるパルスは位相が逆でかつ1/fs
cの遅れを有する。従ってこれらを排他的論理和(EXO
R)32に供給すると、PGのエツジ部分のみローレベルの
パルスが得られ、更にこのEXOR32の出力とD−FF28のQ
出力との論理和をオアゲート34でとることによって、PG
の立下りエツジ部分のみローレベルの、2フイールド周
期のパルス(以下フレームパルスと称する)を得る。 端子18より入力されたスチル命令信号はD−FF36にて
オアゲート34に出力するフレームパルスに同期される。
このD−FF36のQ出力の立上りによりモノマルチバイブ
レータ(MM)38がトリガし、ワンシヨツトパルスが出力
される。MM38の出力するワンシヨツトパルスはセツト−
リセツトフリツプフロツプ(SR−FF)40をセツトする。
このSR−FF40の出力はメモリ42の書込み/読出しの切
換を行う。即ち端子18より入力されるスチル命令信号が
Hiとなった直後のPGの立下りタイミングでメモリ42が書
込み状態になるものである。 一方オアゲート34の出力するフレームパルスはアンド
ゲート44を介してアドレスカウンタ46のリセツト(RS
T)端子に入力されると共に後述する263H検出回路48の
クリア(CL)端子にも入力され、これらを初期状態に設
定する。 以下、メモリ42への書込みについて説明する。混合器
12より出力されたコンポジツトカラービデオ信号は前置
ローパスフイルタ(LPF)50で帯域制限された後、アナ
ログ−デイジタル(A/D)変換器52にてデイジタル化さ
れる。54,56はメモリ42のデータ転送速度、転送タイミ
ング、モード等を制御する入出力インターフエース(I
F)である。 NTSC信号は1フイールドが262.5本の水平走査線より
なる。ところがメモリ42に単純に262.5水平走査線分の
ビデオ信号を記憶し、これをくり返し読み出した場合0.
5水平走査機関(0.5H)のスキユーを生じてしまう。こ
の様子を第6図に示す。第6図(a−ii),(a−ii
i)はLPF50に入力されるコンポジツトカラーテレビ信号
の垂直同期信号(VD)、水平同期信号(HD)であり、第
6図(b−i)はPG(a−i)に同期して262.5H分の信
号を記憶する場合の書込/読出切換信号である。第6図
(b−ii),(b−iii)はこの場合のメモリへの書込
及び読出により得られる信号のDV,HDであり、図示の如
く1/2Hのスキユーを生じることになる。 そこでメモリへの書込期間を263Hとし、262Hの読出し
と263Hの読出しを交互に行うことが考えられており、第
6図(c−i)はこの場合の書込/読出切換信号、(c
−ii),(c−iii)は夫々この場合のHD,VDである。 第5図の構成も、この様に書込期間を263Hとするもの
であり、アドレスカウンタ46が263H分のアドレスをカウ
ントすると、263H検出回路48がパルスを出力し、SR−FF
40をリセツトすると共にアドレスカウンタ46をリセツト
する。これに伴なってSR−FF40の出力はHiとなりメモ
リ42はリセツトされたアドレスカウンタ46により指定さ
れたアドレスのデータを読出す。 メモリ42から読出されたデータはIF56を介してデイジ
タル−アナログ(D/A)変換器58にてアナログ化され、
後置LPF60で帯域制限されてスイツチ14のM側端子に入
力される。スイツチ14はD−FF36のQ出力と、SR−FF40
の出力との論理積をとるアンドゲート62の出力により
制御され、メモリ42が読出し動作を開始するとスイツチ
14はM側に接続される。尚、A/D変換器52、IF54,56及び
D/A変換器58はタイミングコントローラ26の出力するク
ロツクによって制御されている。 こうしてメモリ42が読出し動作を行って後262H経過す
ると、アドレスカウンタ46のリセツト端子にオアゲート
34からフレームパルスが入力され、メモリ42の読出しア
ドレスがリセツトされる。そして次のフイールドは263H
検出回路48がパルス出力するまでアドレスカウンタ46が
動作し、263H分のデータがメモリ42から読出される。以
後、スチル命令信号がローレベル(Lo)に転じるまで、
262H分のデータと263H分のデータとが交互に読出され、
スチル命令信号がLoになった後の最初のフレームパルス
により、スイツチ14はN側に接続され標準再生モードに
戻る。 尚、図示していないがメモリ42からの読出し時にはテ
ープ走行は停止しており、ヘツドHA,HBは回転を続けて
いる。 <発明が解決しようとする問題点> 上記構成によればスキユーのない良好な静止画を得る
ことができる。しかしながらこの様なVTRで長時間静止
画を鑑賞しようとすると、回転ヘツドが長時間に渡りテ
ープ上をトレースすることになってしまいテープを損傷
することになる。かといって回転ヘツドを停止させてし
まうと、テープより再生されるビデオ信号と出力する静
止画信号との同期がとれなくなり、静止画再生状態から
標準再生状態へのモード移行時に出力画像が大きく乱れ
てしまう。 本発明は上述の如き背景下に於て長時間の静止画再生
を行うことができ、かつ短時間の静止画再生時には動画
再生に良好に移行できるビデオ信号再生装置を提供する
ことを目的とする。 <問題点を解決するための手段> かかる目的下において、本発明によれば、連続する1
フィールド分のビデオ信号が順次記録されている多数の
ヘリカルトラックが形成されたテープ状記録媒体から前
記ビデオ信号を再生する装置であって、前記テープ状記
録媒体をトレースし前記ビデオ信号を再生する回転ヘッ
ドと、前記回転ヘッドにより再生された1フィールド分
のビデオ信号を記憶するメモリと、前記メモリの読み出
しアドレスを制御するメモリ制御手段と、前記回転ヘッ
ドの回転動作を制御する回転制御手段と、前記回転ヘッ
ドの回転位相を検出し回転位相検出信号を発生する手段
と、それぞれ異なる種類の静止画再生モードに対応した
第1の状態と第2の状態とを有するモード指定信号を発
生する手段とを備え、前記テープ状記憶媒体を停止して
前記ビデオ信号を再生する静止画再生状態にあっては、
前記メモリ制御手段と前記回転制御手段とが前記モード
指定信号の状態に応じて前記メモリの読み出しアドレス
と前記回転ヘッドの回転動作を制御するようになされ、
前記モード指定信号が前記第1の状態であることに応じ
て、前記回転制御手段が前記回転ヘッドを回転させると
共に前記メモリ制御手段が前記回転位相検出信号を用い
て前記メモリの読み出しアドレスをリセットして前記メ
モリに記憶されている1フィールド分のビデオ信号を繰
り返し出力する第1の静止画再生モードと、前記モード
指定信号が前記第2の状態であることに応じて、前記回
転制御手段が前記回転ヘッドの回転を停止させると共に
前記メモリ制御手段が前記メモリの読み出しアドレスの
自己リセットを行い前記メモリに記憶されている1フィ
ールド分のビデオ信号を繰り返し出力する第2の静止画
再生モードとを有する構成とした。 <作用> 上述の如く構成に於て、長時間の静止画再生を行いた
い場合は第2の静止画再生モードを指定すればテープを
損傷することなく長時間の静止画再生が可能となり、通
常の静止画再生時には第1の静止画再生モードを指定す
ることによりスムーズに動画再生に移行することが可能
となった。 <実施例> 以下本発明の一実施例について第1図〜第4図を用い
て説明する。第1図は本発明の一実施例としてのVTRの
概略構成を示すブロツク図であり、図中第5図と同様の
構成要素については同一番号を付し説明を省略する。 第1図に於てまず記録時の動作について簡単に説明す
る。端子1より入力されたコンポジツトカラービデオ信
号はY/C分離回路3で輝度信号と搬送色信号に分離さ
れ、輝度信号は輝度信号処理回路5にてFM変調他の処理
が施され、搬送色信号は回路5より得られるFM−Yの低
域にクロマ信号処理回路7にて周波数変換される。FM−
Yと低域Cとは混合器9で混合される。混合器9の出力
信号は記録時にはR側に接続されているスイツチ11及び
PGで切換られるスイツチ4を介して回転ヘツドHA,HBに
供給され、テープ上に順次トラツクを形成しつつ記録さ
れる。尚、操作部13により記録命令がなされている場合
には、システムコントローラ15はドラムモータ制御回路
17をして回転ヘツドHA,HBを入力ビデオ信号に同期して
定速回転せしめ、かつキヤプスタンモータ制御回路19を
して不図示のキヤプスタンを定速回転せしめテープを定
速で走行させる。 第2図は記録クロマ信号処理回路7の具体例を示す図
である。Y/C分離回路3で分離された搬送色信号はバツ
フアアンプ101を介して周知のACC回路102に入力され
る。ACC回路102はその出力側より抽出されるバースト信
号のレベルをレベル検出回路103で検出し、これを一定
レベルとするべくレベルを制御する。同期分離回路104
は入力信号中のHD,VDを分離し、HDをAFC回路106、レベ
ル検出回路103及びバーストゲート回路105に供給する。 AFC回路106は中心周波数が378水平操作周波数(fH
の電圧制御発振器(VCO)107の発振信号を1/378分周器1
08で分周して得た周波数がfHの信号と、同期分離回路10
4で分離されたHDとの位相を一致させるべくVCO107の発
振周波数を制御する。このVCO107の出力は分周器109で1
/8に分周され周波数fc(=378fH/8)の信号として、平
衡変調器(BM)110に供給される。 一方バーストゲート105でゲートされたカラーバース
ト信号は位相比較器(PC)111に供給され、可変周波数
制御発振器(VXO)112の発振する信号と位相比較され
る。PC111の出力はVXO112の発振周波数を制御し、これ
に伴なってVXO112からはカラーバースト信号に位相同期
して周波数fscの信号が得られ、BM110の他方の入力とさ
れるBM110により得られた(fc+fsc)の周波数を有する
信号は不図示のバンドパスフイルタを介してBM113に周
波数変換用信号として供給される。 ACC回路102でレベル制御された搬送色信号はバースト
強調回路(BU)114でカラーバースト信号を、サイドバ
ンドエンフアシス回路115で側波帯成分を夫々強調され
た後BM113でBM110の出力信号により周波数変換される。
BM113の出力信号はLPF116に供給され、搬送周波数がfc
の搬送色信号として第1図の混合器9に供給される。 尚、第2図に於て117は周期分離回路104で分離された
VDを1/2分周する分周器、118はこの分周器117の出力を5
19H遅延する遅延回路であり、この遅延回路118の出力は
PGと同期することになる。 次に標準再生時の動作について説明する。システムコ
ントローラ15はスイツチ11をP側に接続し、ヘツドスイ
ツチ4の出力信号をY/C分離回路6に供給する。これに
よって混合器12からは第5図の従来例と同様に再生コン
ポジツトカラービデオ信号が得られ、N側に接続されて
いるスイツチ14を介して端子16から出力される。 第3図は第1図に於る再生クロマ信号処理回路7の具
体例を示す図である。Y/C分離回路6で分離された低域
CはBPF201を介してACC回路202に供給される。ACC回路2
02はこの処理回路7の出力段に於るバースト信号のレベ
ルをレベル検出回路203で検出し、これが一定となる様
レベル制御を行う。ACC回路202の出力信号はバースト抑
圧回路(BD)204でカラーバースト信号のレベルを抑圧
した後BM205に供給され、後述する様な信号で平衡変調
され、BPF206に入力される。BPF206ではfscを中心とす
る帯域が分離され、更にくし形フイルタにてfHの整数倍
近傍のノイズ成分が除去される。 くし形フイルタ207から出力された搬送色信号からバ
ーストゲート回路(BG)208はカラーバースト信号を分
離し、このカラーバースト信号と水晶発振器(X′ta
l)209からの周波数fscの発振信号とはPC201で位相比較
され、この位相エラー電圧は中心周波数が378fHのVCO21
1の制御電圧となる。また同期分離回路212はHD,VDを分
離するが分離されたHDはAFC回路213に入力され、VCO211
の発振信号を分周器214で1/378分周した信号がこのHDに
同期する様AFC回路213が作用する。BM215はX′tal209
とVCO211の出力を平衡変調し、BPF216はBM215の出力信
号中(fc+fsc)成分を濾波してBM205に変調用信号とし
て供給する。 くし型フイルタ207の出力する搬送色信号はサイドバ
ンドデイエンフアシス回路217で側波帯成分が抑圧され
て後混合器12に供給される。 標準再生時にはキヤプスタンモータ制御回路19はヘツ
ドHA,HBが各トラツク上を正確にトレースする様テープ
の走行を制御し、ドラムモータ制御回路17は後述の如く
第2図の同期分離回路104で分離されたVDと同期分離回
路212で分離されるVDとが同一の位相になる様回転ヘツ
ドHA,HBの回転を制御する。 次に静止画再生時の動作について説明する、操作部13
はマニユアル操作によって静止画再生が命令された時に
は図中STILLで示すスチル命令信号をHiとする。またユ
ーザは予め長時間静止画再生モード(LSモード)もしく
は標準静止画再生モード(SSモード)の一方を指定し、
LSモードが指定されている場合には図中/Lで示すスチ
ルモード指定信号をHiとし、SSモードが指定されている
場合にはLoとする。このスチルモード指定信号がHiの場
合、信号選択回路21,23,25はいずれもB側の入力信号を
出力し、Loの場合はA側の入力信号を出力する。 まずSSモード時の動作について第4図のタイミングチ
ヤートを用いて説明する。SSモードに於て選択回路21は
PG(第4図(a)に示す)を出力し、オアゲート34から
は第4図(b)に示す如きフレームパルスが得られる。
操作部13から出力されるスチル命令信号(第4図(c)
に示す)はD−FF36により第4図(d)に示す如くフレ
ームパルスと同期した信号とされる。 一方選択回路23は第3図のX′tal209から出力される
周波数fscの信号をPLLよりなるn逓倍器27に出力し、こ
の出力信号をタイミングコントローラ26の駆動パルスと
すると共にm分周器29、l分周器31に入力する。l分周
器31の出力はA/D変換器52,58の動作クロツクとして利用
され、m分周器29の出力はタイミングコントローラ26へ
供給される。タイミングコントローラ26はIF54,56、メ
モリ42、アドレスカウンタ46等の動作クロツクを出力す
る。 D−FF36のQ出力(第4図(d)に示す)はMM38に入
力され、このMMの出力(第4図(e)に示す)がSR−FF
40をセツトすることにより、SR−FF40の出力(第4図
(f)に示す)はLoに転じメモリを書込み状態とする。
この時、D−FF36のQ出力がHiとなるのでアンドゲート
33を介してアドレスカウンタ46のクリア(CR)入力もHi
となりアドレスカウンタが動作を開始し、メモリ42の書
込みアドレスの制御を行う。 スチルモード指定信号がLoであるため、アンドゲート
35の出力は常にLoであるのでフリツプフロツプ37はクリ
アされており、該フリツプフロツプ37のQ出力はLo、
出力はHiとなり、これらは263H検出回路39、262H検出回
路41のイネーブル端子(EN)に供給されるので、262H検
出回路41は動作せず、263H検出回路39のみ動作する。 263H分のビデオ信号がメモリ42に書込まれると、263H
検出回路39は負のパルスを発生し、これはアンドゲート
43、選択回路25及びアンドゲート33を介してアドレスカ
ウンタ46をクリア(リセツト)する。またこのパルスは
SR−FF40をリセツトし、該SR−FF40の出力をHiとす
る。これに伴なってメモリ42は読出し状態となり、アン
ドゲート45の出力もHiに転じる。アンドゲート45の出力
がHiに転じるとスイツチ14はN側からL側に接続が切換
られ、以後メモリ42から読出されたビデオ信号を出力す
ることになる。アンドゲート45の出力はキヤプスタンモ
ータ制御回路19にも供給されており、Hiに転ずることに
よってキヤプスタンモータ制御回路19はテープを停止す
るべくキヤプスタンの回転を停止する。 この後メモリ42から262H分のビデオ信号が読出された
タイミングでオアゲート34からフレームパルスがアンド
ゲート43に入力され、これが選択回路25、アンドゲート
33を介してアドレスカウンタ46をクリアする。そしてこ
の後メモリ42から更に263H分のビデオ信号が読出される
と、263H検出回路39が負のパルスを発生し、アドレスカ
ウンタ46がクリアされる。以後この様なアドレスカウン
タ46のクリア動作をくり返すことによって262H分のビデ
オ信号と263H分のビデオ信号とが交互に読出されること
になり、スキユーのない静止画信号が端子16から出力さ
れる。 この後静止画再生を解除する様、操作部13を操作する
スチル命令信号はLoに転じ、次のフレームパルスに同期
してD−FF36の出力はLoに転ずる。これに伴なって、ア
ンドゲート33、アンドゲート45の出力はLoに転ずるの
で、アドレスカウンタ46の動作は停止し、キヤプスタン
モータ制御は標準再生時の走行速度でテープを走行させ
るべくキヤプスタンを制御する。またスイツチ14はN側
に接続され、標準再生モードによる再生信号が端子16か
ら出力されることになる。この場合、静止画再生中に於
ても常に回転ヘツドHA,HBが回転しており、アドレスカ
ウンタ46はPGに同期してくり返しリセツトされるので、
静止画再生から標準再生に戻しても、端子16から出力さ
れるビデオ信号のVDは所定間隔となり再生画が乱れるこ
とはない。 次にLSモード時の動作について説明する。説明に先だ
って標準再生時のドラムモータ制御について説明する
に、本VTRに於ては再生時もビデオカメラまたはビデオ
チユーナから端子1にコンポジツトビデオ信号が入力さ
れており、記録系回路も動作状態にあるものとする。ド
ラムモータ制御回路17には第2図の同期分離回路104の
出力するVDと第3図の同期分離回路212の出力するVDと
が供給され、これらの位相を一致させるべく、ヘツドH
A,HBの回転を制御している。 LSモードを指定している時、スチルモード指定信号は
Hiであり、選択回路21,23,25は夫々B側に入力された信
号を出力する。選択回路21は第2図の遅延回路118の出
力するPGに同期した30Hzの矩形波が出力される。この信
号は第4図(a)に示す如き波形となり第4図(a)〜
(f)の波形はSSモードに於てもLSモードに於ても共通
で、第4図(g)については点線部分はSSモードに於て
のみ発生する波形である。 オアゲート34は選択回路21の出力する矩形波の立下り
エツジに同期したパルスを出力する。一方選択回路23は
第2図のVXO112の出力する周波数fscの信号が出力さ
れ、この信号に基づいてタイミングコントローラ26が駆
動される。スチル命令信号(c)がHiとなった直後のオ
アゲート34の出力パルス(b)に同期してD−FF36のQ
出力(d)はHiに転じ、アドレスカウンタ46のクリアが
解除され。アドレスカウンタ46が動作状態となる。一方
MM38がD−FF36のQ出力(d)がHiになることによって
発生するパルスでSR−FF40がセツトされメモリ42が書込
状態となる。 この時アンドゲート35の出力もLoからHiに転じFF37の
クリアが解除される。この状態では263H検出回路39が動
作状態であり、メモリ42に263H分のビデ信号が書込まれ
ると負のパルスを出力する。このパルスはアンドゲート
47、選択回路25及びアンドゲート33を介してアドレスカ
ウンタ46をクリアする。またSR−FF40もリセツトされ、
メモリ42は読出し状態となる。またアンドゲート45の出
力はHiに転じスイツチ14はM側に接続され、キヤプスタ
ンモータ制御回路19はキヤプスタンの回転を停止してテ
ープ走行を停止せしめる。 ドラムモータ制御回路17にはアンドゲート35の出力が
入力されているが、LSモード時にはメモリ42への書込開
始タイミングでHiに転じている。このアンドゲート35の
出力に応答してドラムモータ制御回路17は上述した263H
分のビデオ信号のメモリ42への書込みが終了した後ドラ
ムを停止し、回転ヘツドHA,HBの回転を停止する。 アンドゲート47の出力はFF37のクロツク端子に入力さ
れ、出力をハイレベルに転じ、263H検出回路39を非動
作状態、262H検出回路41を動作状態とする。従ってメモ
リ42からの読出しが開始された後262H分のビデオ信号が
読出されると、262H検出回路41は負のパルスを出力しア
ドレスカウンタ46をリセツトすると共にFF37を反転せし
める。そして今度は再び263H検出回路39が動作状態とな
る。この様にして262H検出回路41と263H検出回路39とが
交互に動作状態となることによって、メモリ42は262H分
のビデオ信号と263H分のビデオ信号とを交互に読出すこ
とになり、スキユーのない静止画信号を得ることができ
る。 その後スチル命令信号がLoになり、LSモードが解除さ
れると、その直後のオアゲート34の出力パルスでD−FF
36のQ出力(d)はLoに転じ、アドレスカウンタ46の動
作が停止し、スイツチ14はN側に接続され、キヤプスタ
ンモータ制御回路19はキヤプスタンを回転せしめ、テー
プを所定速で走行する。更にドラムモータ制御回路17は
ドラムを標準再生時と同様に回転せしめる。こうして、
再生されていた静止画に続く動画を再生することができ
る。 上述の如き実施例のVTRによれば、短時間の静止画再
生に際しては、静止画再生から動画再生への移行時の画
像の乱れを生じることがなく、また長時間の静止画再生
に際してはテープを摩耗、損傷することなくスキユーの
ない静止画を得ることが可能となった。 尚、上述の実施例のVTRに於てLSモード時に、メモリ4
2への書込開始タイミングを制御する信号として、端子
1に入力されているビデオ信号のVDを1/2分周し、かつ
遅延した信号を用いたが、書込開始時はヘツドHA,HBは
回転しているのでSSモード時と同様にPGの立下りエツジ
を用いることも可能である。 また、LSモードに於てタイミングコントローラ26の動
作基準としては記録クロマ信号処理回路7に於る制御発
振器112の出力を利用したが、SSモードで利用したX′t
al209をフリーランさせたものを用いることも可能であ
る。 更に静止画再生モードから動画再生モードへの移行時
に於ては直ちにキヤプスタン及びドラムが追従するもの
と仮定したが、実際はこれらの回転速度が動画再生モー
ドに於る定常状態に引き込まれるにはある程度の時間が
必要であることが予想される。これは操作部13で静止画
再生から動画再生の移行が指示された直後に、キヤプス
タン及びドラムの回転を立上げを行ない、これらの回転
系が定常状態になった後、スチル命令信号をLoにする構
成とすれば解決できる。モード移行指示後、スチル命令
信号がLoとなるまでの期間は予め定められた期間とする
ことも、上記回転系のサーボ引込を実際に検出して定め
ることも可能である。 <発明の効果> 以上説明した様に、本発明のビデオ信号再生装置によ
れば通常の静止画再生時には動画再生への速やかで良好
な移行が可能であり、かつ長時間の静止画再生を記録媒
体を損傷することなく行なうことができ、かついずれの
場合も極めて良好な静止画が再生できるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例としてのVTRの構成を示すブ
ロツク図、 第2図は第1図に於る記録系クロマ信号処理回路の一具
体例を示す図、 第3図は第1図に於る再生系クロマ信号処理回路の一具
体例を示す図、 第4図は第1図各部の動作を説明するためのタイミング
チヤート、 第5図は従来のVTRの再生系の構成例を示す図、 第6図は第5図各部の波形を示すタイミングチヤートで
ある。 図中HA,HBは夫々回転ヘツド、13は操作部、14はスイツ
チ、15はシステムコントローラ、17はドラムモータ制御
回路、19はキヤプスタンモータ制御回路、26はタイミン
グコントローラ、42はメモリ、46はアドレスカウンタで
ある。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.連続する1フィールド分のビデオ信号が順次記録さ
    れている多数のヘリカルトラックが形成されたテープ状
    記録媒体から前記ビデオ信号を再生する装置であって、 前記テープ状記録媒体をトレースし前記ビデオ信号を再
    生する回転ヘッドと、 前記回転ヘッドにより再生された1フィールド分のビデ
    オ信号を記憶するメモリと、 前記メモリの読み出しアドレスを制御するメモリ制御手
    段と、 前記回転ヘッドの回転動作を制御する回転制御手段と、 前記回転ヘッドの回転位相を検出し回転位相検出信号を
    発生する手段と、 それぞれ異なる種類の静止画再生モードに対応した第1
    の状態と第2の状態とを有するモード指定信号を発生す
    る手段とを備え、 前記テープ状記録媒体を停止して前記ビデオ信号を再生
    する静止画再生状態にあっては、前記メモリ制御手段と
    前記回転制御手段とが前記モード指定信号の状態に応じ
    て前記メモリの読み出しアドレスと前記回転ヘッドの回
    転動作を制御するようになされ、 前記モード指定信号が前記第1の状態であることに応じ
    て、前記回転制御手段が前記回転ヘッドを回転させると
    共に前記メモリ制御手段が前記回転位相検出信号を用い
    て前記メモリの読み出しアドレスをリセットして前記メ
    モリに記憶されている1フィールド分のビデオ信号を繰
    り返し出力する第1の静止画再生モードと、 前記モード指定信号が前記第2の状態であることに応じ
    て、前記回転制御手段が前記回転ヘッドの回転を停止さ
    せると共に前記メモリ制御手段が前記メモリの読み出し
    アドレスの自己リセットを行い前記メモリに記憶されて
    いる1フィールド分のビデオ信号を繰り返し出力する第
    2の静止画再生モードとを有する ことを特徴とするビデオ信号再生装置。
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US07/715,873 US5204754A (en) 1987-06-24 1991-06-14 Video signal processing apparatus for restoring an interlaced video signal stored in a memory
US07/982,225 US5355256A (en) 1987-06-24 1992-11-25 Video signal reproducing apparatus having diverse still picture reproduction modes

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