JP2832670B2 - 窒素酸化物低発生炉内燃焼方法 - Google Patents
窒素酸化物低発生炉内燃焼方法Info
- Publication number
- JP2832670B2 JP2832670B2 JP5141868A JP14186893A JP2832670B2 JP 2832670 B2 JP2832670 B2 JP 2832670B2 JP 5141868 A JP5141868 A JP 5141868A JP 14186893 A JP14186893 A JP 14186893A JP 2832670 B2 JP2832670 B2 JP 2832670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- furnace
- secondary air
- burner
- alternating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、窒素酸化物低発生炉内
燃焼方法に関するものである。
燃焼方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】蓄熱体を備えた２基のバーナを一組とし
て、交互に燃焼させる交番燃焼は、一方が燃焼した排ガ
スの顕熱を他方の蓄熱体が回収し、次にそこを通過する
空気が、回収された顕熱によって予熱されることで、従
来からの間接的な熱交換器と比較して、非常に高い予熱
空気温度が得られる、エネルギ効率の高い燃焼方法であ
る。そして、燃焼が交互に行われるために、各バーナの
燃焼によって生じる温度勾配が相殺され、炉内温度分布
は、均一になる。
て、交互に燃焼させる交番燃焼は、一方が燃焼した排ガ
スの顕熱を他方の蓄熱体が回収し、次にそこを通過する
空気が、回収された顕熱によって予熱されることで、従
来からの間接的な熱交換器と比較して、非常に高い予熱
空気温度が得られる、エネルギ効率の高い燃焼方法であ
る。そして、燃焼が交互に行われるために、各バーナの
燃焼によって生じる温度勾配が相殺され、炉内温度分布
は、均一になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の燃焼方
法は、予熱空気が高くなるため、火炎温度が上昇して窒
素酸化物（ＮＯｘ）の濃度がハイレベルとなる。
法は、予熱空気が高くなるため、火炎温度が上昇して窒
素酸化物（ＮＯｘ）の濃度がハイレベルとなる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、蓄熱体を有する二ツのバーナを一組とし
て交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉体壁に取着ける
一方、二次空気供給部を炉内の中央部近傍に装入して炉
内中央部近傍に於いて燃焼用二次空気を噴出供給させる
構成とし、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交互
に空気不足一次燃焼を実行させると共に、炉内中央部近
傍における二次空気供給部から、二次燃焼に必要な二次
空気を炉内に拡散するように噴出させて、交番燃焼バー
ナによる空気不足一次燃焼火炎との混合を促進させ、二
次燃焼を完結するようにしたことを特徴とするものであ
る。
に、本発明は、蓄熱体を有する二ツのバーナを一組とし
て交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉体壁に取着ける
一方、二次空気供給部を炉内の中央部近傍に装入して炉
内中央部近傍に於いて燃焼用二次空気を噴出供給させる
構成とし、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交互
に空気不足一次燃焼を実行させると共に、炉内中央部近
傍における二次空気供給部から、二次燃焼に必要な二次
空気を炉内に拡散するように噴出させて、交番燃焼バー
ナによる空気不足一次燃焼火炎との混合を促進させ、二
次燃焼を完結するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【０００５】また、本発明は、蓄熱体を有する二ツのバ
ーナを一組として交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉
体壁に取着ける一方、この交番燃焼バーナの取着けた炉
体壁 に対向する対向壁に、前記交番燃焼バーナに対応し
て二次空気供給部を二ツ設置し、これら二次空気供給部
は炉内に蓄熱体を介して予熱された二次空気を供給した
り、二次燃焼にかかる排気ガスの一部を排気する構成と
し、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交互に空気
不足一次燃焼を実行させると共に、交番燃焼バーナの各
バーナに対応して、交互に二次空気供給部から二次燃焼
に必要な予熱された二次空気を炉内に供給して二次燃焼
を完結するようにしたことを特徴とするものである。
ーナを一組として交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉
体壁に取着ける一方、この交番燃焼バーナの取着けた炉
体壁 に対向する対向壁に、前記交番燃焼バーナに対応し
て二次空気供給部を二ツ設置し、これら二次空気供給部
は炉内に蓄熱体を介して予熱された二次空気を供給した
り、二次燃焼にかかる排気ガスの一部を排気する構成と
し、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交互に空気
不足一次燃焼を実行させると共に、交番燃焼バーナの各
バーナに対応して、交互に二次空気供給部から二次燃焼
に必要な予熱された二次空気を炉内に供給して二次燃焼
を完結するようにしたことを特徴とするものである。
【０００６】また、本発明は、蓄熱体を有する二ツのバ
ーナを一組として交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉
体壁に取着ける一方、この交番燃焼バーナの取着けた炉
体壁に隣接する近傍側壁に、前記交番燃焼バーナに対応
して二次空気供給部を二ツ設置し、これら二次空気供給
部は炉内に蓄熱体を介して予熱された二次空気を供給し
たり、二次燃焼にかかる排気ガスの一部を排気する構成
とし、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交互に空
気不足一次燃焼を実行させると共に、交番燃焼バーナの
各バーナに対応して、交互に二次空気供給部から二次燃
焼に必要な予熱された二次空気を炉内に供給して二次燃
焼を完結するようにしたことを特徴とするものである。
ーナを一組として交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉
体壁に取着ける一方、この交番燃焼バーナの取着けた炉
体壁に隣接する近傍側壁に、前記交番燃焼バーナに対応
して二次空気供給部を二ツ設置し、これら二次空気供給
部は炉内に蓄熱体を介して予熱された二次空気を供給し
たり、二次燃焼にかかる排気ガスの一部を排気する構成
とし、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交互に空
気不足一次燃焼を実行させると共に、交番燃焼バーナの
各バーナに対応して、交互に二次空気供給部から二次燃
焼に必要な予熱された二次空気を炉内に供給して二次燃
焼を完結するようにしたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】交番燃焼バーナで、理論空気比より低い空気に
よって、安定した一時燃焼が行われると共に、別途設け
た空気供給部から不足空気を炉内に供給して、燃焼を完
結させる。かかる酸素不足燃焼を実行することによって
窒素酸化物の生成を抑制する。
よって、安定した一時燃焼が行われると共に、別途設け
た空気供給部から不足空気を炉内に供給して、燃焼を完
結させる。かかる酸素不足燃焼を実行することによって
窒素酸化物の生成を抑制する。
【０００８】
【実施例】符号１は炉体であって、２は各バーナＡ，Ｂ
から成り、炉体壁４に設置した一組の交番燃焼バーナで
ある。炉体壁４とは異なる炉体壁には、二次空気供給部
６を設置する。即ち、図１及び図２の場合は、炉体１内
の中央部近傍に二次空気供給部６を装入した例であり、
図３及び図４の場合には、炉体壁４の対向壁５に蓄 熱体
７ｂを二次空気供給部６として、二ツの二次空気供給部
６を設置した例であり、図５及び図６の場合には、炉体
壁４の近傍側壁７に、前記同様に蓄熱体７ｂを二次空気
供給部６として二ツの二次空気供給部６を設置した例で
ある。交番燃焼バーナ２は、各バーナＡ，Ｂから成り、
夫々蓄熱体７ａを有し、一方のバーナＡが燃焼している
時は、排ガスの顕熱を、他のバーナＢの蓄熱体７ａが回
収し、次にその蓄熱体７ａを通過する空気が回収された
顕熱によって予熱されて燃焼用に供給される構成のもの
である。かかる交互燃焼は、弁８の切換によって実行さ
れる。９は空気供給ファンであり、１０は排気ファンで
ある。１１はガス供給管であり、１２は、排気筒であ
る。また、蓄熱体７ｂを二次空気供給部６とした場合に
は、一方の蓄熱体７ｂを使用しているときは、他方の蓄
熱体７ｂから燃焼ガスの一部が排気ファン１０によって
排気筒１２から排出される。排気ガスが蓄熱体を通過す
ることによって顕熱が回収される。
から成り、炉体壁４に設置した一組の交番燃焼バーナで
ある。炉体壁４とは異なる炉体壁には、二次空気供給部
６を設置する。即ち、図１及び図２の場合は、炉体１内
の中央部近傍に二次空気供給部６を装入した例であり、
図３及び図４の場合には、炉体壁４の対向壁５に蓄 熱体
７ｂを二次空気供給部６として、二ツの二次空気供給部
６を設置した例であり、図５及び図６の場合には、炉体
壁４の近傍側壁７に、前記同様に蓄熱体７ｂを二次空気
供給部６として二ツの二次空気供給部６を設置した例で
ある。交番燃焼バーナ２は、各バーナＡ，Ｂから成り、
夫々蓄熱体７ａを有し、一方のバーナＡが燃焼している
時は、排ガスの顕熱を、他のバーナＢの蓄熱体７ａが回
収し、次にその蓄熱体７ａを通過する空気が回収された
顕熱によって予熱されて燃焼用に供給される構成のもの
である。かかる交互燃焼は、弁８の切換によって実行さ
れる。９は空気供給ファンであり、１０は排気ファンで
ある。１１はガス供給管であり、１２は、排気筒であ
る。また、蓄熱体７ｂを二次空気供給部６とした場合に
は、一方の蓄熱体７ｂを使用しているときは、他方の蓄
熱体７ｂから燃焼ガスの一部が排気ファン１０によって
排気筒１２から排出される。排気ガスが蓄熱体を通過す
ることによって顕熱が回収される。
【０００９】しかして、交番燃焼バーナ２に於いて、総
量の空気不足燃焼を交互に行いながら、二次空気供給部
６からの完全燃焼に必要な二次空気の供給によって、燃
焼を完結する。
量の空気不足燃焼を交互に行いながら、二次空気供給部
６からの完全燃焼に必要な二次空気の供給によって、燃
焼を完結する。
【００１０】図１及び図２に於いて、Ａのバーナが燃焼
している時は、燃焼用空気はＡ側に流れて予熱された蓄
熱体７ａで予熱されてガス供給管１１から導入されるガ
スと混合して空気不足燃焼火炎３を形成する。この時、
炉体１内の中央部近傍に装入した二次空気供給部６から
は、二次燃焼に必要な二次空気が炉内中央部から拡散
し、かかる二次空気と、前記空気不足燃焼火炎３との混
合が促進されて良好な二次燃焼を完結する。前記空気不
足燃焼火炎３は空気不足であるので、火炎温度の上昇を
抑制することができ、ＮＯｘの生成を抑制する、二次空
気による燃焼も、二段目の燃焼であり、火炎温度の上昇
が抑制され、ＮＯｘの生成を低レベルに維持する。図１
及び図２の場合は、交互燃焼の状態を図示したものであ
る。
している時は、燃焼用空気はＡ側に流れて予熱された蓄
熱体７ａで予熱されてガス供給管１１から導入されるガ
スと混合して空気不足燃焼火炎３を形成する。この時、
炉体１内の中央部近傍に装入した二次空気供給部６から
は、二次燃焼に必要な二次空気が炉内中央部から拡散
し、かかる二次空気と、前記空気不足燃焼火炎３との混
合が促進されて良好な二次燃焼を完結する。前記空気不
足燃焼火炎３は空気不足であるので、火炎温度の上昇を
抑制することができ、ＮＯｘの生成を抑制する、二次空
気による燃焼も、二段目の燃焼であり、火炎温度の上昇
が抑制され、ＮＯｘの生成を低レベルに維持する。図１
及び図２の場合は、交互燃焼の状態を図示したものであ
る。
【００１１】二次空気供給部６への空気は、交番燃焼バ
ーナ２の空気供給ファン９を利用し、供給することによ
って、別途ファンを装置することがなく、装置的な簡賂
化を 図ることができる。
ーナ２の空気供給ファン９を利用し、供給することによ
って、別途ファンを装置することがなく、装置的な簡賂
化を 図ることができる。
【００１２】図３及び図４の場合は、各バーナＡ，Ｂに
対応して、対向壁５に蓄熱体７ｂを二次空気供給部６と
して、二ツの二次空気供給部６を設置した例であり、こ
の場合、バーナＡが燃焼している時は、それに対応する
二次空気供給部６のみから、二次空気を噴出させて、二
次燃焼を完結させる例である。かかる場合、排気ガスの
一部は、他の蓄熱体７ｂである二次空気供給部６を経て
その顕熱を回収されて排気ファン１０によって排出され
る。この場合、二次空気は常に予熱されているので、燃
焼反応が促進されて熱効率を向上させることができる。
図３及び図４は、交互燃焼の状態を示したものである。
対応して、対向壁５に蓄熱体７ｂを二次空気供給部６と
して、二ツの二次空気供給部６を設置した例であり、こ
の場合、バーナＡが燃焼している時は、それに対応する
二次空気供給部６のみから、二次空気を噴出させて、二
次燃焼を完結させる例である。かかる場合、排気ガスの
一部は、他の蓄熱体７ｂである二次空気供給部６を経て
その顕熱を回収されて排気ファン１０によって排出され
る。この場合、二次空気は常に予熱されているので、燃
焼反応が促進されて熱効率を向上させることができる。
図３及び図４は、交互燃焼の状態を示したものである。
【００１３】図５及び図６の場合は、交番燃焼バーナ２
を設置した炉体壁４の近傍側壁７に蓄熱体７ｂを二次空
気供給部６として、二ツの二次空気供給部６を設置した
例である。この場合は、図３及び図４の場合と同様に希
薄燃焼と二段目燃焼を完結し、その場合、二次空気は、
常に予熱されたものが供給される。図５及び図６は交互
燃焼状態を示したものである。
を設置した炉体壁４の近傍側壁７に蓄熱体７ｂを二次空
気供給部６として、二ツの二次空気供給部６を設置した
例である。この場合は、図３及び図４の場合と同様に希
薄燃焼と二段目燃焼を完結し、その場合、二次空気は、
常に予熱されたものが供給される。図５及び図６は交互
燃焼状態を示したものである。
【００１４】次表は本発明と従来技術の実施結果を示す
ものである。 燃焼条件 燃焼量 ： ２０×１０４ｋｃａｌ／ｈ 一次空気比 ： ０．８７ 二次空気比 ： １．３（残存Ｏ２濃度 ５％） 炉 温 ： １３５０℃ 予熱空気温度 ： １１００℃ 切り替え時間 ： ６０秒 以上により、ＮＯｘが大巾に低減化されていることが理
解できる。
ものである。 燃焼条件 燃焼量 ： ２０×１０４ｋｃａｌ／ｈ 一次空気比 ： ０．８７ 二次空気比 ： １．３（残存Ｏ２濃度 ５％） 炉 温 ： １３５０℃ 予熱空気温度 ： １１００℃ 切り替え時間 ： ６０秒 以上により、ＮＯｘが大巾に低減化されていることが理
解できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上の通り、希薄一次燃焼と
緩慢二次燃焼を有機的、且つ合理的に実行し、ＮＯｘの
生成を格段に抑制するものである。
緩慢二次燃焼を有機的、且つ合理的に実行し、ＮＯｘの
生成を格段に抑制するものである。
【００１６】
【図１】図１は本発明の一実施例を示す系統的説明図で
ある。
ある。
【図２】図２は本発明の一実施例を示す系統的説明図で
ある。
ある。
【図３】図３は本発明の一実施例を示す系統的説明図で
ある。
ある。
【図４】図４は本発明の一実施例を示す系統的説明図で
ある。
ある。
【図５】図５は本発明の一実施例を示す系統的説明図で
ある。
ある。
【図６】図６は本発明の一実施例を示す系統的説明図で
ある。
ある。
１ 炉体 ２ 交番燃焼バーナ ３ 空気不足燃焼火炎 ４ 炉体壁 ５ 対向壁 ６ 二次空気供給部 ７ａ、７ｂ 蓄熱体 ７ 近傍側壁 ８ 弁 ９ 空気供給ファン １０ 排気ファン １１ ガス供給管 １２ 排気筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F23C 11/00 F23D 11/00 F23D 14/22 F23D 14/66 F23L 15/02
Claims (3)
- 【請求項１】 蓄熱体を有する二ツのバーナを一組と
して交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉体壁に取着け
る一方、二次空気供給部を炉内の中央部近傍に装入して
炉内中央部近傍に於いて燃焼用二次空気を噴出供給させ
る構成とし、前記交番燃焼バーナの各バーナにおいて交
互に空気不足一次燃焼を実行させると共に、炉内中央部
近傍における二次空気供給部から、二次燃焼に必要な二
次空気を炉内に拡散するように噴出させて、交番燃焼バ
ーナによる空気不足一次燃焼火炎との混合を促進させ、
二次燃焼を完結するようにしたことを特徴とする窒素酸
化物低発生炉内燃焼方法。 - 【請求項２】 蓄熱体を有する二ツのバーナを一組と
して交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉体壁に取着け
る一方、この交番燃焼バーナの取着けた炉体壁に対向す
る対向壁に、前記交番燃焼バーナに対応して二次空気供
給部を二ツ設置し、これら二次空気供給部は炉内に蓄熱
体を介して予熱された二次空気を供給したり、二次燃焼
にかかる排気ガスの一部を排気する構成とし、前記交番
燃焼バーナの各バーナにおいて交互に空気不足一次燃焼
を実行させると共に、交番燃焼バーナの各バーナに対応
して、交互に二次空気供給部から二次燃焼に必要な予熱
された二次空気を炉内に供給して二次燃焼を完結するよ
うにしたことを特徴とする窒素酸化物低発生炉内燃焼方
法。 - 【請求項３】 蓄熱体を有する二ツのバーナを一組と
して交互に燃焼させる交番燃焼バーナを炉体壁に取着け
る一方、この交番燃焼バーナの取着けた炉体壁に隣接す
る近傍側壁に、前記交番燃焼バーナに対応して二次空気
供給部を二ツ設置し、これら二次空気供給部は炉内に蓄
熱体を介して予熱された二次空気を供給したり、二次燃
焼にかかる排気ガスの一部を排気する構成とし、前記交
番燃焼バーナの各バーナにおいて交互に空気不足一次燃
焼を実行させると共に、交番燃焼バーナの各バーナに対
応して、交互に二次空気供給部から二次燃焼に必要な予
熱された二次空気を炉内に供給して二次燃焼を完結する
ようにしたことを特徴とする窒素酸化物低発生炉内燃焼
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5141868A JP2832670B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 窒素酸化物低発生炉内燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5141868A JP2832670B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 窒素酸化物低発生炉内燃焼方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074612A JPH074612A (ja) | 1995-01-10 |
| JP2832670B2 true JP2832670B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15302037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5141868A Expired - Fee Related JP2832670B2 (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 窒素酸化物低発生炉内燃焼方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2832670B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3557028B2 (ja) * | 1996-02-14 | 2004-08-25 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 燃焼バーナ及びその炉内燃焼方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5044529A (ja) * | 1973-08-27 | 1975-04-22 | ||
| JPS56100212A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Denitrification in combustion |
| DK6789A (da) * | 1988-03-16 | 1989-09-17 | Bloom Eng Co Inc | Fremgangsmaade og apparat til at undertrykke no dannelse i regenerative braendere. |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5141868A patent/JP2832670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH074612A (ja) | 1995-01-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000506255A (ja) | 高伝熱低ＮＯｘ燃焼システム | |
| CN106051747A (zh) | 一种蓄热式富氧燃烧方法及其装置 | |
| JPH0726730B2 (ja) | 炉内燃焼方法 | |
| JP2832670B2 (ja) | 窒素酸化物低発生炉内燃焼方法 | |
| KR101269145B1 (ko) | 2단으로 연료 및 공기를 분사하는 축열식 버너 | |
| KR200276859Y1 (ko) | 축열식 버너용 연료 및 공기 분사장치 | |
| JPH0828830A (ja) | 高温空気バーナ | |
| JP2776429B2 (ja) | 窒素酸化物低発生炉内燃焼方法 | |
| JP3212002B2 (ja) | 窒素酸化物低発生交番燃焼方法 | |
| JP3337584B2 (ja) | 加熱炉の燃焼方法 | |
| JP2832288B2 (ja) | 窒素酸化物低発生燃焼方法 | |
| JP3767414B2 (ja) | 蓄熱式バーナ炉の操業方法および蓄熱式バーナ炉 | |
| JPH10141611A (ja) | 蓄熱式ラジアントボックス燃焼バーナ | |
| JP3709775B2 (ja) | 蓄熱式バーナおよびその燃焼方法 | |
| JPS59167621A (ja) | 触媒燃焼器 | |
| JPH07233920A (ja) | 酸素バーナの燃焼方法 | |
| KR101407320B1 (ko) | 연료 예열 겸용 부분 예혼합형 축열식 순산소 연소 시스템 및 그 연소시스템을 이용한 연소방법 | |
| JP3709768B2 (ja) | 蓄熱式バーナおよび蓄熱式バーナの燃焼方法 | |
| JP3371652B2 (ja) | 加熱炉 | |
| JPH1193691A (ja) | ガスタービン | |
| JPH1089614A (ja) | ラジアントチューブバーナ | |
| JPH0828821A (ja) | 窒素酸化物低発生ラジアントチュ−ブバ−ナ装置及びその燃焼方法 | |
| JP3722857B2 (ja) | 燃焼加熱装置の燃焼制御方法 | |
| JPH06322432A (ja) | 加熱炉 | |
| JPH07180816A (ja) | 予混合バーナ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071002 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |