JP2829827B2 - 支柱昇降装置 - Google Patents

支柱昇降装置

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JP2829827B2 JP6142449A JP14244994A JP2829827B2 JP 2829827 B2 JP2829827 B2 JP 2829827B2 JP 6142449 A JP6142449 A JP 6142449A JP 14244994 A JP14244994 A JP 14244994A JP 2829827 B2 JP2829827 B2 JP 2829827B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物干具等をベランダ等
に取り付けるためのものであって、支柱に取り付けられ
た物干具等の高さ位置を変更することができる支柱昇降
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開平6−114192号の
ように、物干具の高さ位置を変更することができる物干
装置が提案されている。これは、一方の手で支柱(棒
材)を持って、もう一方の手で、支持具(取付け具)に
設けた操作部を操作して支柱を摺動可能な状態にして、
支柱を昇降させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、支柱を持って昇降させるので、支柱を下降させる場
合に、支柱を支持している支持具に手を挟み怪我をする
危険がある。また、一方の手で操作部を操作しながらも
う一方の手で支柱を昇降させなければならず、つまり必
ず片手で支柱を支えなければならず、洗濯物が干してあ
って重い場合にはその昇降させる操作が大変であるとい
う問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するために、支持具に支柱を昇降可能に取り付けて
成る支柱昇降装置において、支持具には、係止部を有す
る係止具を設け、支柱には、複数の係合部を設けると共
に、操作部と作動部を有する操作具を設け、複数の係合
部のいずれか1つが係止部に選択的に上方から係合可能
で、係止具の端部には、上方に突出する突起部を設け、
支柱を上方に持ち上げてから支柱に設けた操作具の操作
部を操作すると、作動部に連結された作動杆によってそ
の係合を解除可能にして支柱の高さを調整できるように
成したもの、又は、支持具に支柱を昇降可能に取り付け
て成る支柱昇降装置において、支持具には、複数の係止
部を設け、支柱には、係合部を有する係合具を設けると
共に、操作部と作動部を有する操作具を設け、係合部は
複数の係止部のいずれか1つに選択的に上方から係合可
能で、係合具の端部には、下方に突出する突起部を設
け、支柱を上方に持ち上げてから支柱に設けた操作具の
操作部を操作すると、作動部に連結された作動杆によっ
てその係合を解除可能にして支柱の高さを調整できるよ
うに成したものである。
【0005】
【作用】本発明は、係止具の端部に、上方に突出する突
起部を設けるか、又は係合具の端部に下方に突出する突
起部を設けたので、係止部と係合部の係合している状態
で、操作部を操作すると、突起部が係合部又係止部の周
辺部分に当接して係合は外れない。係合を外すには、支
柱を上方に持ち上げてから操作部を操作する。
【0006】
【実施例】まず図1〜図5に基づいて第一実施例につい
て説明する。支持具1は、縦長の固着部1aの中央か
ら、断面略四角形状の挿通孔を設けた支持部1bを突設
して成り、この支持具1を2つ縦に並べて裏板11で連
結してある。上部の支持具1の中には、係止具9が一端
を軸支されて取り付けられている。係止具9の他端に
は、コ字状の係止部9aが上方に開口して設けられると
共に、端部に上方に突出する突起部9bが設けられ、ば
ね10によって支持部1bの挿通孔の方へ付勢されてい
る。
【0007】支柱2は、断面略四角形状で、支持具1・
1の支持部1b・1bに設けた挿通孔に摺動可能に挿通
される。支柱2の後面の一辺の中央を一段低く形成し、
そこに、長方形状孔の係合部12・・・12を間隔を置
いて多数設け、その上部に長方形の板状のストッパー1
3を固定してある。さらに、支柱2の前面の上部には逆
L字状の把手3を取り付け、この把手3の上部には操作
具4の中程を軸支し、一端を把手3から突出させて操作
部4aとし、他端を作動部4bとして、後述する作動杆
5に軸で連結されている。そして、把手3の上、支柱2
の上端部に物干具14が固着されている。
【0008】支柱2の中には、後方に開口する断面コ字
状の作動杆5が内蔵され、上端部が操作具4の作動部4
bに軸で連結され、下端部は案内具7に挿入され、ばね
8で下方に付勢されている。案内具7は、相対向する2
枚の側板にそれぞれ下方で前方に曲がっている案内溝7
aを設けてあり、この案内溝7aに作動杆5の下端部に
取り付けたピン5aが案内されるようになっている。作
動杆5には、係合部12・・・12と同一ピッチで台形
状の離脱具6・・・6を、後方の開口から傾斜面が突出
するように取り付けてある。
【0009】支柱2の係合部12・・・12のいずれか
が係止具9の係止部9aに係合している状態が使用状態
であり、この状態から支柱2を上昇又は下降させるに
は、把手3を持って突起部9bの高さより少し高く持ち
上げて、操作具4の操作部4aを親指で押圧すると、ば
ね8に抗して作動部4bが作動杆5の上部を斜め上方に
持ち上げ、ピン5aが案内溝7aに案内されるので、作
動杆5全体が平行に斜め上方に移動し、離脱具6が係止
具9の上部を押圧して、係止部9aと係合部12の係合
を解除すると共に、他の離脱具6・・・6も係合部12
・・・12を塞ぐ。この状態になると、支柱2は、上下
両方向に摺動可能で、上昇又は下降させ、所望の位置で
操作部4aの押圧を止めると、ばね8の力で作動杆5は
平行に斜め下方に移動し、離脱具6・・・6が係合部1
2・・・12から離れ、支柱2を多少上昇又は下降させ
ると、係止具9の係止部9aが係合部12に合致し、ば
ね10の力で係止具9は前方に回動し、係止部9aが係
合部12に係合する。
【0010】なお、支柱2を下降させていくと、ストッ
パー13が上部の支持具1の支持部1bに設けた挿通孔
の縁に当接する。
【0011】次に図6〜図10に基づいて第二実施例に
ついて説明する。支持具15は、丸パイプの表面側に平
らな面を作り、裏面側に平行な帯板を突設した断面形状
を呈し、帯板の間のパイプ部に長方形孔状の係止部22
・・・22を間隔を置いて多数設けてある。
【0012】固着具23は、縦長板状の基板部23aの
上部及び下部の両側から取付部23b・・・23bを直
角に立ち上げて設けてある。この固着具23を壁面やベ
ランダ手摺等に固着し、支持具15の平行な帯板を取付
部23b・・・23bに被せ、帯板の側面からビスで取
り付けて、支持具15を壁面やベランダ手摺等に取り付
ける。
【0013】支柱16は、丸パイプの表面側に平らな面
を作った断面形状で、支持具15のパイプ部に摺動可能
に挿入される。支柱16の前面の上部には逆L字状の把
手17を取り付け、この把手17の上部には操作具18
の中程を軸支し、一端を把手17から突出させて操作部
18aとし、他端を作動部18bとして、後述する作動
杆19に連結されている。そして、把手17の上、支柱
16の上端部に物干具24が固着されている。
【0014】支柱16の中には、丸棒状の作動杆19が
内蔵され、上端部が操作具18の作動部18bに連結さ
れ、下端部は係合具20に連結されている。係合具20
は、略三角形状でほぼ中央を軸で回動可能に支柱16に
取り付けられており、一角に鉤状の係合部20aを設け
ると共に、端部に下方に突出する突起部20bを設け、
一角をばね21で引っ張り支柱16に設けた孔16aか
ら係合部20aが時計回りに回動して突出する方向に付
勢している。
【0015】支柱16内の係合具20の係合部20a
が、支持具15の係止部22・・・22のいずれかに係
合している状態が使用状態であり、この状態から支柱1
6を上昇又は下降させるには、把手17を持って突起部
20bの高さより少し高く持ち上げて、操作具18の操
作部18aを親指で押圧すると、作動部18bが作動杆
19を上方に持ち上げ、ばね21に抗して係合具20を
反時計回りに回動させ、係合部20aと係止部22の係
合を解除する。この状態になると、支柱16は、上下両
方向に摺動可能で、上昇又は下降させ、所望の位置で操
作部18aの押圧を止めると、ばね21の力で係合具を
時計回りに回動させようとする力が働き、支柱16を多
少上昇又は下降させて、係合具20の係合部20aが係
止部22に合致すると、係合具20はばね21の力で回
動し、係合部20aが係止部22に係合する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、昇降する
支柱に操作部を設けたので、片手で支柱を昇降すること
もできるし、支柱に大きな力がかかっている場合は、も
う一方の手を添えて支柱を両手で持って安全に昇降する
こともできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の使用状態を示す側面図であって、
(A)は支柱が最も高い位置にある状態、(B)は支柱
が最も低い位置にある状態である。
【図2】第一実施例の要部縦断面図であって、係合部と
係止部が係合している状態である。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】第一実施例の要部縦断面図であって、係合部と
係止部の係合が外れている状態である。
【図5】図2のA−A線拡大端面図。
【図6】第一実施例の支柱の上部の裏面図。
【図7】第二実施例の使用状態を示す側面図であって、
(A)は支柱が最も高い位置にある状態、(B)は支柱
が最も低い位置にある状態である。
【図8】第二実施例の要部縦断面図であって、係合部と
係止部が係合している状態である。
【図9】図8の要部拡大図。
【図10】第二実施例の要部縦断面図であって、係合部
と係止部の係合が外れている状態である。
【図11】図10のB−B線拡大端面図。
【図12】第二実施例の支持具の上部の裏面図。
【符号の説明】
1 支持具 2 支柱 3 把手 4a 操作部 9a 係止部9b 突起部 12 係合部 15 支持具 16 支柱 17 把手 18a 操作部 20a 係合部20b 突起部 22 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−85971(JP,U) 実開 昭58−106605(JP,U) 実開 昭57−119110(JP,U) 実開 昭58−113127(JP,U) 実開 昭54−9276(JP,U) 実開 昭57−93603(JP,U) 実開 昭55−93793(JP,U) 実開 昭58−113128(JP,U) 実開 昭58−1378(JP,U) 実開 平5−35096(JP,U) 実開 平4−117626(JP,U) 実公 昭46−8390(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 57/00 - 57/12 F16B 7/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持具に支柱を昇降可能に取り付けて成る
    支柱昇降装置において、支持具には、係止部を有する係
    止具を設け、支柱には、複数の係合部を設けると共に、
    操作部と作動部を有する操作具を設け、複数の係合部の
    いずれか1つが係止部に選択的に上方から係合可能で、
    係止具の端部には、上方に突出する突起部を設け、支柱
    を上方に持ち上げてから支柱に設けた操作具の操作部を
    操作すると、作動部に連結された作動杆によってその係
    合を解除可能にして支柱の高さを調整できるように成し
    ことを特徴とする支柱昇降装置。
  2. 【請求項2】支持具に支柱を昇降可能に取り付けて成る
    支柱昇降装置において、支持具には、複数の係止部を設
    、支柱には、係合部を有する係合具を設けると共に、
    操作部と作動部を有する操作具を設け、係合部は複数の
    係止部のいずれか1つに撰択的に上方から係合可能で、
    係合具の端部には、下方に突出する突起部を設け、支柱
    を上方に持ち上げてから支柱に設けた操作具の操作部を
    操作すると、作動部に連結された作動杆によってその係
    合を解除可能にして支柱の高さを調整できるように成し
    ことを特徴とする支柱昇降装置。
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JPS58106605U (ja) * 1982-01-13 1983-07-20 株式会社鎌田製作所 昇降固定装置
JPH0616633Y2 (ja) * 1988-04-09 1994-05-02 セントラル自動車工業株式会社 物干竿受け
JPH04117626U (ja) * 1991-03-29 1992-10-21 パラマウントベツド株式会社 ベツドにおける昇降式側柵

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