JP2823547B2 - 光ファイバ用コーナーガイド - Google Patents

光ファイバ用コーナーガイド

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JP2823547B2
JP2823547B2 JP8206184A JP20618496A JP2823547B2 JP 2823547 B2 JP2823547 B2 JP 2823547B2 JP 8206184 A JP8206184 A JP 8206184A JP 20618496 A JP20618496 A JP 20618496A JP 2823547 B2 JP2823547 B2 JP 2823547B2
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corner guide
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勝幸 森田
英明 秋月
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ用コー
ナーガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバの曲がり部分で光ファ
イバの曲率を適切な範囲に保持して損傷を防止するため
に、図12に示されるようなコーナーガイド300が使
用されていた。
【0003】このコーナーガイド300は、円筒曲面状
のガイド板302と一対の爪304、304とを備えて
おり、爪304、304を介してクランプ306と連結
可能であった。このような構造により、クランプ306
にて束線された光ファイバをガイド板302に沿わせる
ことができ、光ファイバの曲率を適切な範囲(すなわち
ガイド板302に曲率)に保持することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コーナーガイドは、クランプに保持される構造であるた
めに単独で設置することができなかった。また、クラン
プの内側にコーナーガイドが入り込む形態であることか
ら、クランプの束線許容量が減少するという問題もあっ
た。
【0005】さらに、クランプとの連結を出荷前にした
場合には輸送時に外れるおそれがあり、クランプとは別
々に出荷してユーザが連結する場合には、ユーザ側の連
結作業が必要となり作業効率が低下するおそれもあっ
た。本発明はこれらの不具合を解消することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の光ファイバ用コーナーガ
イドは、断面の外形が弧状の凸曲面となる一対のウイン
グと、該ウイング間に前記凸曲面に対して凹陥して形成
されるクランプ保持溝とを備える本体部と、該本体部を
他の物体に取付けるための固定手段とを設けたことを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、請求項1記載の光ファイバ用コーナーガイドにお
いて、前記クランプ保持溝の壁に弾性体を設置したこと
を特徴とする。請求項3記載の光ファイバ用コーナーガ
イドは、請求項1または2記載の光ファイバ用コーナー
ガイドにおいて、前記ウイングに前記凸曲面から突出す
る仕切板を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、請求項1または2記載の光ファイバ用コーナーガ
イドにおいて、前記ウイングにスリット付きの弾性体を
設けたことを特徴とする。請求項5記載の光ファイバ用
コーナーガイドは、請求項1または2記載の光ファイバ
用コーナーガイドにおいて、前記ウイングにクランプ係
合用の孔を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項6記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、請求項1または2記載の光ファイバ用コーナーガ
イドにおいて、前記ウイングと協同して光ファイバを保
持する保持部材を設けたことを特徴とする。請求項7記
載の光ファイバ用コーナーガイドは、請求項6記載の光
ファイバ用コーナーガイドにおいて、前記保持部材は、
面ファスナーであることを特徴とする。
【0010】請求項8記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、請求項6記載の光ファイバ用コーナーガイドにお
いて、前記保持部材は、前記ウイングに一端を保持され
て前記凸曲面に接近する閉鎖位置と該凸曲面から離れる
開放位置との間で揺動し、前記閉鎖位置で前記ウイング
に係合可能な係合爪を有する板状部材であることを特徴
とする。
【0011】請求項9記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、請求項1ないし8のいずれか記載の光ファイバ用
コーナーガイドにおいて、前記ウイングの前記クランプ
保持溝との接合部分を相対的に薄肉としていることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】上記の構成になる請求項1記載の
光ファイバ用コーナーガイドにおいては、本体部は、断
面の外形が弧状の凸曲面となる一対のウイングと、ウイ
ング間に凸曲面に対して凹陥して形成されるクランプ保
持溝とを備え、固定手段により他の物体、例えば光ファ
イバのダクト等に取付けられる。
【0013】光ファイバは、ウイングの凸曲面に沿って
配線されることにより曲率半径を適切な範囲に保持する
ことができる。また、クランプ保持溝にクランプを例え
ば嵌合させて、光ファイバをそのクランプ内に通すこと
により光ファイバを束線することができる。クランプは
クランプ保持溝に保持されるので、クランプ自体を固定
するための手段は特に必要ない。クランプはクランプ保
持溝にはめ込まれるので、光ファイバ用コーナーガイド
とクランプとの連結作業も簡単で、作業効率が低下する
おそれもない。
【0014】しかも、クランプの内側にコーナーガイド
が入り込まないから、クランプの束線許容量が減少する
こともない。なお、ここで断面の外形が弧状の凸曲面と
しては円柱や楕円柱の側面、円錐の側面等が例示され
る。ただし、断面の外形は、正確な円弧、楕円弧、放物
線等である必要はなく、これらに類似する弧状の曲線で
あればよい。
【0015】請求項2記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドにおいては、クランプ保持溝の壁に弾性体を設置して
いるので、クランプを例えば嵌合させた際の連結力が、
弾性体の弾性反発によって高まる。よって、クランプの
脱落の防止に有効である。請求項3記載の光ファイバ用
コーナーガイドにおいては、ウイングに凸曲面から突出
する仕切板を設けているので、光ファイバを仕切板の間
に配置することができる。これにより、複数の光ファイ
バを整理できるので絡み合いを防止できる。また、光フ
ァイバのコーナーガイドからの脱落も防止できる。
【0016】請求項4記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドにおいては、ウイングにスリット付きの弾性体を設け
ているので、光ファイバをスリット内に配置することが
できる。これにより、複数の光ファイバを整理できるの
で絡み合いを防止できる。また、光ファイバのコーナー
ガイドからの脱落も防止できる。
【0017】請求項5記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドにおいては、ウイングにクランプ係合用の孔を設けて
いるので、例えばクランプ保持溝に整合しないクランプ
を、この係合用の孔に係合させて保持することができ
る。請求項6記載の光ファイバ用コーナーガイドにおい
ては、ウイングと協同して光ファイバを保持する保持部
材を設けたので、光ファイバのコーナーガイドからの脱
落を防止できる。したがって、クランプを使用する必要
はなくなる。
【0018】請求項7記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドにおいては、保持部材は、面ファスナーであるので、
多数の光ファイバを簡単に結束保持できる。請求項8記
載の光ファイバ用コーナーガイドにおいては、保持部材
は、ウイングに一端を保持されて凸曲面に接近する閉鎖
位置と該凸曲面から離れる開放位置との間で揺動し、閉
鎖位置でウイングに係合可能な係合爪を有する板状部材
である。この板状部材とウイングとで光ファイバを挟む
ようにして保持させれば、光ファイバのコーナーガイド
からの脱落を確実に防止できる。
【0019】また、射出成形などによりコーナーガイド
と板状部材とを一体的に成形すれば、部品点数は少なく
なり製造工程も複雑にならない。請求項9記載の光ファ
イバ用コーナーガイドにおいては、ウイングのクランプ
保持溝との接合部分を相対的に薄肉としているので、こ
の部分の弾性変形がたやすい。よって、ウイング全体が
弾性板として機能し、光ファイバに張力が働いた際に緩
衝材となり、光ファイバの断線を防止できる。
【0020】次に、本発明のいくつかの実施例により発
明の実施の形態をさらに具体的に説明する。
【0021】
【実施例】
(実施例1)図1および図2に示すように、この実施例
の光ファイバ用コーナーガイド(以下、単にコーナーガ
イドという)20は、円筒の側面状の凸曲面22を有す
る一対のウイング24、24を備えている。両ウイング
24、24間は、一段凹陥してクランプ保持溝(以下、
単に保持溝という)26が形成されている。
【0022】図2に示すように、保持溝26の下端には
裏側に突出するスナップ保持部材28が設けられてお
り、スナップ保持部材28には、弾性板30、主軸板3
2および一対の斜板34、34からなるスナップ36が
固着されている。周知のように、このスナップ36は、
例えば板に開けられている穴に斜板34、34を主軸板
32側に弾性変形させながら押し込み、斜板34、34
がこの穴を通過して復元した際に、斜板34、34と弾
性板30とで板を挟持して、この板に係合する構造であ
る。したがって、スナップ36により、コーナーガイド
20を板状の物体に装着、固定することができる。
【0023】このコーナーガイド20は、例えば図1に
示されるように光ファイアバをウイング24、24に沿
わせることにより、光ファイバの曲がり部分の曲率を所
定の曲率に維持できる。よって、光ファイバの曲率半径
が小さくなりすぎて損傷されることを防止できる。
【0024】コーナーガイド20は、図1の例のように
単独で使用してもよいのであるが、図3および図4に示
されるように、クランプ40と連結して使用するといっ
そう効果的である。図3および図4に示すように、クラ
ンプ40は、一対の縦板42、42、縦板42、42を
連結する底板44、縦板42、42の先端から斜め下に
向かって突出する弾性爪46、46および底板44の下
側に連結されたスナップ48からなっている。
【0025】このクランプ40の縦板42、42の幅
は、コーナーガイド20の保持溝26の幅とほぼ等し
く、一方の縦板42を保持溝26に嵌合させることがで
きる。このように縦板42を保持溝26に嵌合させた状
態で、コーナーガイド20のスナップ36およびクラン
プ40のスナップ48を図示しない板に係合させれば、
コーナーガイド20およびクランプ40の位置を固定す
ることができる。
【0026】さて、こうしてコーナーガイド20および
クランプ40が固定された状態で、光ファイバをウイン
グ24、24に沿わせ且つクランプ40内を通過させれ
ば、前述のように光ファイバの曲率は適正に保持され
る。しかも、光ファイバは、クランプ40の内側を通過
しているので、コーナーガイド20から脱落するおそれ
はない。
【0027】なお、コーナーガイド20またはクランプ
40の一方を先に板に固定してから、他方を板に固定す
ることも可能である。このように、この実施例のコーナ
ーガイド20は、クランプ40とは独立に単独で設置す
ることができる。
【0028】また、クランプ40の内側にコーナーガイ
ド20が入り込むことはないから、クランプ40の束線
許容量が減少することもない。さらに、クランプ40と
の連結、分離はきわめて簡単であるからクランプ40と
は別々に出荷してユーザが連結する場合にも、ユーザ側
の連結作業簡単であり作業効率の低下はきたさない。
【0029】なお、この実施例1では固定手段としてス
ナップ36を採用しているが、固定手段は、スナップに
限定されるわけではなく、クランプ、ベルト、ビスやボ
ルト、両面テープ等の粘着材あるいは接着剤など様々な
固定手段を採用できる。また、このようにクランプがコ
ーナーガイド20に保持されるので、クランプ自体には
スナップ等の固定手段を設けなくともよい。 (変形例)次に、図12により実施例1の変形例を説明
するが、実施例1と共通する部分については、図面にお
いて実施例1と同じ品番を付して詳しい説明を省略す
る。
【0030】図12に示すように、この変形例のコーナ
ーガイド20aは、曲面板25とクランプ保持溝26の
背面部分とを連結板27によって連結し、曲面板25の
裏側にスナップ保持部材28、弾性板30、スナップ3
6を固着している。このコーナーガイド20aでは、実
施例1と同様にクランプ40により光ファイバを保持す
ることができる他、曲面板25に光りファイバを沿わせ
て保持することもできる。また、クランプ40側にケー
ブルを通して曲面板25側に光りファイバを通したり、
その反対にクランプ40側に光ファイバを通して曲面板
25側にケーブルを通すといった使い方もできる。
【0031】次に、本発明のコーナーガイドの他の実施
例を説明するが、以下の実施例では固定手段の図示およ
び説明は省略する。また、実施例1と共通する部分につ
いては、図面において実施例1と同じ品番を付して詳し
い説明を省略する。 (実施例2)図5に示すように、この実施例のコーナー
ガイド50は、保持溝26の壁52に板ばね54、54
が設置されている。このため、クランプを保持溝26に
嵌合させると、板ばね54、54が弾性変形し、その反
発力でクランプを保持する。したがって、コーナーガイ
ド50とクランプとの連結力が高まり、クランプの脱落
の防止に有効である。 (実施例3)図6に示すように、この実施例のコーナー
ガイド60は、ウイング24、24の凸曲面22、22
に複数の仕切板62、64が立設されている。また、仕
切板62の先端部には突起66が設けられている。この
ため光ファイバを仕切板62間、仕切板64間を通過さ
せれば、複数本の光ファイバの位置を整理でき絡み合い
等を防止できる。また、突起66は、光ファイバのコー
ナーガイド60からの脱落防止に有効である。 (実施例4)図7に示すように、この実施例のコーナー
ガイド70は、ウイング24、24の凸曲面22、22
にスリット74付きのスポンジ72が接着されている。
このため光ファイバをスリット74に通して配線でき
る。これにより、複数本の光ファイバを整理できるので
絡み合いを防止できる。また、光ファイバのコーナーガ
イド70からの脱落も防止できる。さらに、光ファイバ
に張力が働いた際にスポンジ72が緩衝材となり、光フ
ァイバの断線を防止できる。 (実施例5)図8に示すように、この実施例のコーナー
ガイド80は、ウイング24、24にクランプ係合用の
孔82が設けられている。このため、例えば孔82に適
合するスナップ84を有する小型のクランプ86を、ス
ナップ84と孔82との係合によってウイング24、2
4に取付けることができる。
【0032】したがって、クランプ保持溝26に整合し
ないクランプでも、係合用の孔82に係合できる係合部
材(例えばスナップ84)を備えていれば、コーナーガ
イド80に取付けできる。 (実施例6)図9に示すように、この実施例のコーナー
ガイド90は、一方のウイング24の裏面に面ファスナ
ー92が取付けられている。面ファスナー92はウイン
グ24の高さよりも十分長く、図示のように帯部94、
96をウイング24の前面側で重ねて、つなぎ合わせる
ことができる。
【0033】こうした構成により、このコーナーガイド
90では、ウイング24、24に沿わせた光ファイバを
面ファスナー92で束ねるようにして保持できる。した
がって、光ファイバのコーナーガイド90からの脱落は
防止される。また、面ファスナー92の操作は簡単で、
多数の光ファイバを簡単に結束保持できる。しかも、ク
ランプ等の別の束線手段と組み合わせる必要はない。 (実施例7)図10に示すように、この実施例のコーナ
ーガイド100では、一方のウイング24の上端にはヒ
ンジ部102を介して板状部材104が連結されてい
る。この板状部材104は先端に係合爪106を備えて
いる。板状部材104は、ヒンジ部102を中心にして
揺動自在で、ウイング24とほぼ平行となる位置まで揺
動変位した際には、ウイング24の下端に形成されてい
る係合部108に係合爪106を係合させることができ
る。また、係合部108と係合爪106との係合を解除
すれば、板状部材104を図示のように上側に揺動変位
させることができる。
【0034】このコーナーガイド100では、光ファイ
バをウイング24、24に沿わせた状体で板状部材10
4を下側に揺動変位させて、係合爪106を係合部10
8に係合させれば、板状部材104とウイング24とで
光ファイバを挟むようにして保持できる。よって、光フ
ァイバのコーナーガイド100からの脱落を確実に防止
できる。
【0035】また、その構造から明らかなように、射出
成形などによりコーナーガイド100と板状部材104
とを一体的に成形できるから、部品点数は少なくなり製
造工程も複雑にならない。しかも、クランプ等の別の束
線手段と組み合わせる必要はない。 (実施例8)図11に示すように、この実施例のコーナ
ーガイド110では、ウイング24、24の保持溝26
との接合部分112、112を相対的に薄肉としてい
る。これにより接合部分112、112は比較的たやす
く弾性変形するので、ウイング24、24全体が弾性板
として機能できる。よってウイング24、24に沿わせ
た光ファイバに張力が働いた際にウイング24、24自
体が緩衝材となり、光ファイバの断線を防止できる。
【0036】以上、いくつかの実施例に従って、本発明
の実施の形態について説明したが、本発明はこのような
実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもな
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、求項1記載の光フ
ァイバ用コーナーガイドは、ウイングの凸曲面に沿って
配線される光ファイバの曲率半径を適切な範囲に保持す
ることができる。
【0038】また、クランプ保持溝にクランプを例えば
嵌合させて、光ファイバをそのクランプ内に通すことに
より光ファイバを束線することができる。しかも、クラ
ンプはクランプ保持溝に保持されるので、クランプ自体
を固定するための手段は特に必要ない。クランプはクラ
ンプ保持溝にはめ込まれるので、光ファイバ用コーナー
ガイドとクランプとの連結作業も簡単で、作業効率が低
下するおそれもない。
【0039】さらに、クランプの内側にコーナーガイド
が入り込まないから、クランプの束線許容量が減少する
こともない。請求項2記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、クランプの脱落を有効に防止できる。
【0040】請求項3記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、複数の光ファイバを整理できるので絡み合いを防
止でき、光ファイバのコーナーガイドからの脱落も防止
できる。請求項4記載の光ファイバ用コーナーガイド
は、複数の光ファイバを整理できるので絡み合いを防止
でき、光ファイバのコーナーガイドからの脱落も防止で
きる。
【0041】請求項5記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、クランプ保持溝に整合しないクランプでも保持す
ることができる。請求項6記載の光ファイバ用コーナー
ガイドは、光ファイバのコーナーガイドからの脱落を防
止できる。また、クランプ等の束線手段と組み合わせて
使用する必要はなくなる。
【0042】請求項7記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、多数の光ファイバを簡単に結束保持できる。請求
項8記載の光ファイバ用コーナーガイドは、光ファイバ
のコーナーガイドからの脱落を確実に防止できる。ま
た、射出成形などによりコーナーガイドと板状部材とを
一体的に成形すれば、部品点数は少なくなり製造工程も
複雑にならない。
【0043】請求項9記載の光ファイバ用コーナーガイ
ドは、ウイング全体が弾性板として機能し、光ファイバ
に張力が働いた際に緩衝材となり、光ファイバの断線を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の光ファイバ用コーナーガイドの前
面側斜視図である。
【図2】 実施例の光ファイバ用コーナーガイドの背面
側斜視図である。
【図3】 実施例の光ファイバ用コーナーガイドの使用
状態の前面側斜視図である。
【図4】 実施例の光ファイバ用コーナーガイドの使用
状態の背面側斜視図である。
【図5】 実施例2の光ファイバ用コーナーガイドの斜
視図である。
【図6】 実施例3の光ファイバ用コーナーガイドの斜
視図である。
【図7】 実施例4の光ファイバ用コーナーガイドの斜
視図である。
【図8】 実施例5の光ファイバ用コーナーガイドの斜
視図である。
【図9】 実施例6の光ファイバ用コーナーガイドの斜
視図である。
【図10】 実施例7の光ファイバ用コーナーガイドの
斜視図である。
【図11】 実施例8の光ファイバ用コーナーガイドの
斜視図である。
【図12】 変形例の光ファイバ用コーナーガイドの斜
視図である。
【図13】 従来の光ファイバ用コーナーガイドを例示
する斜視図である。
【符号の説明】
20、20a、50、60、70、80、90、10
0、110・・・光ファイバ用コーナーガイド、22・
・・凸曲面、24・・・ウイング、26・・・クランプ
保持溝、28・・・スナップ保持部材、30・・・弾性
板、32・・・主軸板、34・・・斜板、36・・・ス
ナップ(固定手段)、52・・・壁、54・・・板ばね
(弾性体)、62・・・仕切板、66・・・突起、72
・・・スポンジ(スリット付きの弾性体)、74・・・
スリット、82・・・孔(クランプ係合用の孔)、92
・・・面ファスナー(保持部材)、94・・・帯部、1
02・・・ヒンジ部、104・・・板状部材(保持部
材)、106・・・係合爪、108・・・係合部、11
2・・・接合部分、40、86・・・クランプ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−239395(JP,A) 特開 平7−261036(JP,A) 実開 平5−47904(JP,U) 実開 平4−130902(JP,U) 実開 昭64−26709(JP,U) 実開 平2−36801(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/00 336

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面の外形が弧状の凸曲面となる一対の
    ウイングと、該ウイング間に前記凸曲面に対して凹陥し
    て形成されるクランプ保持溝とを備える本体部と、 該本体部を他の物体に取付けるための固定手段とを設け
    たことを特徴とする光ファイバ用コーナーガイド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバ用コーナーガ
    イドにおいて、 前記クランプ保持溝の壁に弾性体を設置したことを特徴
    とする光ファイバ用コーナーガイド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の光ファイバ用コ
    ーナーガイドにおいて、 前記ウイングに前記凸曲面から突出する仕切板を設けた
    ことを特徴とする光ファイバ用コーナーガイド。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の光ファイバ用コ
    ーナーガイドにおいて、 前記ウイングにスリット付きの弾性体を設けたことを特
    徴とする光ファイバ用コーナーガイド。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の光ファイバ用コ
    ーナーガイドにおいて、 前記ウイングにクランプ係合用の孔を設けたことを特徴
    とする光ファイバ用コーナーガイド。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の光ファイバ用コ
    ーナーガイドにおいて、 前記ウイングと協同して光ファイバを保持する保持部材
    を設けたことを特徴とする光ファイバ用コーナーガイ
    ド。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光ファイバ用コーナーガ
    イドにおいて、 前記保持部材は、面ファスナーであることを特徴とする
    光ファイバ用コーナーガイド。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の光ファイバ用コーナーガ
    イドにおいて、 前記保持部材は、前記ウイングに一端を保持されて前記
    凸曲面に接近する閉鎖位置と該凸曲面から離れる開放位
    置との間で揺動し、前記閉鎖位置で前記ウイングに係合
    可能な係合爪を有する板状部材であることを特徴とする
    光ファイバ用コーナーガイド。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか記載の光フ
    ァイバ用コーナーガイドにおいて、 前記ウイングの前記クランプ保持溝との接合部分を相対
    的に薄肉としていることを特徴とする光ファイバ用コー
    ナーガイド。
JP8206184A 1996-08-05 1996-08-05 光ファイバ用コーナーガイド Expired - Lifetime JP2823547B2 (ja)

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