JP2821596B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
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- JP2821596B2 JP2821596B2 JP63123636A JP12363688A JP2821596B2 JP 2821596 B2 JP2821596 B2 JP 2821596B2 JP 63123636 A JP63123636 A JP 63123636A JP 12363688 A JP12363688 A JP 12363688A JP 2821596 B2 JP2821596 B2 JP 2821596B2
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- Japan
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- balance data
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ホワイトバランス設定を容易にしたビデオ
カメラ装置に関するものである。
カメラ装置に関するものである。
［発明の概要］ 本発明は、使用時にホワイトバランスを設定するビデ
オカメラ装置において、 各種の光源のもとでホワイトバランスのとれた時点の
ホワイトバランスデータを記憶内容が保護されるメモリ
に、選択して読み出し可能に書き込んで、これを電源オ
フ時にも長期に保持し、電源オン時など必要なときに使
用時の光源の種類に応じて指定により選択して読み出し
てホワイトバランスの設定を行なうことにより、 一度ホワイトバランスを調整すれば、その後は再調整
する必要性がないようにしたものである。
オカメラ装置において、 各種の光源のもとでホワイトバランスのとれた時点の
ホワイトバランスデータを記憶内容が保護されるメモリ
に、選択して読み出し可能に書き込んで、これを電源オ
フ時にも長期に保持し、電源オン時など必要なときに使
用時の光源の種類に応じて指定により選択して読み出し
てホワイトバランスの設定を行なうことにより、 一度ホワイトバランスを調整すれば、その後は再調整
する必要性がないようにしたものである。
［従来の技術］ 従来より、ビデオカメラ装置においては、使用時にホ
ワイトバランスをとることが行われる。これは、白い被
写体を撮影することにより、RGB信号の各出力電圧が等
しくなるようにして色バランスの調整を行うものであ
る。ホワイトバランスは、ホワイトバランス制御回路に
よって電子的に自動的に行われる。従って、使用しない
場合など、ビデオカメラ装置の電源がオフにされると、
次の使用時には再度ホワイトバランスをとることをしな
ければならない。
ワイトバランスをとることが行われる。これは、白い被
写体を撮影することにより、RGB信号の各出力電圧が等
しくなるようにして色バランスの調整を行うものであ
る。ホワイトバランスは、ホワイトバランス制御回路に
よって電子的に自動的に行われる。従って、使用しない
場合など、ビデオカメラ装置の電源がオフにされると、
次の使用時には再度ホワイトバランスをとることをしな
ければならない。
この不便さを解消しようとしたものが、第３図のブロ
ック図で示すビデオカメラ装置のホワイトバランスシス
テムの従来例である。第３図はRGB信号のうちＲ信号の
色バランスをとりそのデータを記憶する回路を示してい
るが、実際には同様に構成したＢ信号の色バランスをと
りそのデータを記憶するもう一系統の回路がある。１は
Ｒ信号の減衰度をホワイトバランス制御回路２の出力に
よって変化させる電子アッテネータ、３は電子アッテネ
ータ１により減衰されたＲ信号と輝度Ｙ信号とにより色
差信号Ｒ−Ｙを作成する色差回路である。色差信号Ｒ−
Ｙは、図示しないエンコーダへ出力されるとともに、ホ
ワイトバランス制御回路２へループさせるためにレベル
クランプ回路４へ入力される。レベルクランプ回路４
は、色差信号を直流レベルに固定してＲ信号の黒レベル
を固定する。５は、レベルクランプ回路４の黒レベルを
Ｇ信号のレベルに相当する基準電圧Vfで比較し、RGB信
号のＲ信号がＧ信号のレベルより大きいか，小さいかま
たは等しいかをホワイトバランス制御回路２へ送出する
コンパレータである。ホワイトバランス制御回路２は、
カウント値を変化させて最終的にはホワイトバランスデ
ータを記憶するカウンタ2aと、カウンタ2aの内容（カウ
ント値）をＤ−Ａ変換したアナログ信号を電子アッテネ
ータ１へ出力するＤ−Ａコンバータ2bとから成る。カウ
ンタ2aは、コンパレータ５の出力でクロック入力による
カウントアップまたはカウントダウンを行うことによっ
てその内容を変化させ、コンパレータ５の入力が比較電
圧Vfと等しくなってその出力が“0"となったときカウン
と動作を止め、その内容をホワイトバランスデータとし
て保持する。６はカウンタの内容（ホワイトバランスデ
ータ）を電源オフ後も保持するためのバックアップコン
デンサ、７はホワイトバランスデータに相当する電位で
バックアップコンデンサ６にチャージさせるとともに使
用時にはその電位をＡ−Ｄ変換してカウンタに設定する
バックアップ制御回路である。
ック図で示すビデオカメラ装置のホワイトバランスシス
テムの従来例である。第３図はRGB信号のうちＲ信号の
色バランスをとりそのデータを記憶する回路を示してい
るが、実際には同様に構成したＢ信号の色バランスをと
りそのデータを記憶するもう一系統の回路がある。１は
Ｒ信号の減衰度をホワイトバランス制御回路２の出力に
よって変化させる電子アッテネータ、３は電子アッテネ
ータ１により減衰されたＲ信号と輝度Ｙ信号とにより色
差信号Ｒ−Ｙを作成する色差回路である。色差信号Ｒ−
Ｙは、図示しないエンコーダへ出力されるとともに、ホ
ワイトバランス制御回路２へループさせるためにレベル
クランプ回路４へ入力される。レベルクランプ回路４
は、色差信号を直流レベルに固定してＲ信号の黒レベル
を固定する。５は、レベルクランプ回路４の黒レベルを
Ｇ信号のレベルに相当する基準電圧Vfで比較し、RGB信
号のＲ信号がＧ信号のレベルより大きいか，小さいかま
たは等しいかをホワイトバランス制御回路２へ送出する
コンパレータである。ホワイトバランス制御回路２は、
カウント値を変化させて最終的にはホワイトバランスデ
ータを記憶するカウンタ2aと、カウンタ2aの内容（カウ
ント値）をＤ−Ａ変換したアナログ信号を電子アッテネ
ータ１へ出力するＤ−Ａコンバータ2bとから成る。カウ
ンタ2aは、コンパレータ５の出力でクロック入力による
カウントアップまたはカウントダウンを行うことによっ
てその内容を変化させ、コンパレータ５の入力が比較電
圧Vfと等しくなってその出力が“0"となったときカウン
と動作を止め、その内容をホワイトバランスデータとし
て保持する。６はカウンタの内容（ホワイトバランスデ
ータ）を電源オフ後も保持するためのバックアップコン
デンサ、７はホワイトバランスデータに相当する電位で
バックアップコンデンサ６にチャージさせるとともに使
用時にはその電位をＡ−Ｄ変換してカウンタに設定する
バックアップ制御回路である。
以上の構成により、従来は、まずRGB信号のＲ信号と
Ｂ信号をそれぞれのコンパレータ５によってＧ信号に相
当するレベルと比較し、大であればカウンタ2aをカウン
トアップして電子アッテネータ１の減衰量を増加させ、
小であれば逆にカウンタ2aをカウントダウンして電子ア
ッテネータ１の減衰量を減少させて、Ｇ信号と同一レベ
ルになるようにコントロールする。続いて、カウンタ2a
に記憶したホワイトバランスデータをバックアップコン
デンサ６に保持させ、電源オフ後も保持できるように
し、使用時にはバックアップコンデンサ６のチャージ量
を基にカウンタ2aにホワイトバランスデータを設定す
る。
Ｂ信号をそれぞれのコンパレータ５によってＧ信号に相
当するレベルと比較し、大であればカウンタ2aをカウン
トアップして電子アッテネータ１の減衰量を増加させ、
小であれば逆にカウンタ2aをカウントダウンして電子ア
ッテネータ１の減衰量を減少させて、Ｇ信号と同一レベ
ルになるようにコントロールする。続いて、カウンタ2a
に記憶したホワイトバランスデータをバックアップコン
デンサ６に保持させ、電源オフ後も保持できるように
し、使用時にはバックアップコンデンサ６のチャージ量
を基にカウンタ2aにホワイトバランスデータを設定す
る。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来の技術におけるビデオカメラ
装置のホワイトバランスシステムでは、電源オフ時のホ
ワイトバランスデータの保持にコンデンサのチャージを
利用しているために、その保持時間はせいぜい数時間で
あって長期に保持できないという問題点があった。この
ため、従来のビデオカメラ装置は、その保持時間を越え
て電源をオフした後は、再びホワイトバランスの調整を
行なわなければならないという不便さがった。また、保
持できるのは１つのホワイトバランスデータであるた
め、それが例えば屋内でのデータであれば、次回に屋外
のように屋内以外で撮影する場合には保持したホワイト
バランスデータは使用できず、再調整しなければならな
いという不便さがあった。
装置のホワイトバランスシステムでは、電源オフ時のホ
ワイトバランスデータの保持にコンデンサのチャージを
利用しているために、その保持時間はせいぜい数時間で
あって長期に保持できないという問題点があった。この
ため、従来のビデオカメラ装置は、その保持時間を越え
て電源をオフした後は、再びホワイトバランスの調整を
行なわなければならないという不便さがった。また、保
持できるのは１つのホワイトバランスデータであるた
め、それが例えば屋内でのデータであれば、次回に屋外
のように屋内以外で撮影する場合には保持したホワイト
バランスデータは使用できず、再調整しなければならな
いという不便さがあった。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたも
ので、一度ホワイトバランスを調整すれば、その後は再
調整する必要性がないようにしたビデオカメラ装置を提
供することを目的とする。
ので、一度ホワイトバランスを調整すれば、その後は再
調整する必要性がないようにしたビデオカメラ装置を提
供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するための本発明のビデオカメラ装
置の構成は、 ホワイトバランスデータの制御によりホワイトバラン
スをとるホワイトバランス制御手段と、 電気的に書き込み，読み出し，消去が可能でかつ書き
込んだ内容が電源オフ時に保護されるメモリと、 各種の光源に対応して供給される複数のホワイトバラ
ンスデータを選択のためのスイッチ手段に対応させて上
記メモリに書き込む書込手段と、 使用時の指定に対応して上記スイッチ手段で選択して
光源の種類に対応したホワイトバランスデータを上記メ
モリから読み出す読出手段と、 上記読み出されたホワイトバランスデータを上記ホワ
イトバランス制御手段へ供給する供給手段と、を有する
ことを特徴とする。
置の構成は、 ホワイトバランスデータの制御によりホワイトバラン
スをとるホワイトバランス制御手段と、 電気的に書き込み，読み出し，消去が可能でかつ書き
込んだ内容が電源オフ時に保護されるメモリと、 各種の光源に対応して供給される複数のホワイトバラ
ンスデータを選択のためのスイッチ手段に対応させて上
記メモリに書き込む書込手段と、 使用時の指定に対応して上記スイッチ手段で選択して
光源の種類に対応したホワイトバランスデータを上記メ
モリから読み出す読出手段と、 上記読み出されたホワイトバランスデータを上記ホワ
イトバランス制御手段へ供給する供給手段と、を有する
ことを特徴とする。
［作用］ 本発明は、電源オフ時に記憶内容が保護されるメモリ
に各種の光源のもとでのホワイトバランスを選択して読
み出し可能に格納し、使用時にはこのデータを指定によ
り選択して読み出してホワイトバランス制御手段に設定
可能にするともに、このメモリによってホワイトバラン
スデータの電源オフ時における長期の保持を可能にし、
一度ホワイトバランスをとれば、その後は長期の電源オ
フにも対応し、再調整の必要性をなくす。
に各種の光源のもとでのホワイトバランスを選択して読
み出し可能に格納し、使用時にはこのデータを指定によ
り選択して読み出してホワイトバランス制御手段に設定
可能にするともに、このメモリによってホワイトバラン
スデータの電源オフ時における長期の保持を可能にし、
一度ホワイトバランスをとれば、その後は長期の電源オ
フにも対応し、再調整の必要性をなくす。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明のビデオカメラ装置のホワイトバラン
スシステムの基本を説明する参考例を示すブロック図で
ある。本参考例では第３図の従来例におけるバックアッ
プコンデンサ６とバックアップ制御回路７に代えて、EE
PROM（電気的消去型プログラブル リードオンリ メモ
リ）10とそのEEPROMの制御回路11とで置き換えたもので
ある。従って本参考例では、従来例と同一の符号を付し
てホワイトバランスシステムの一部のみを図示してい
る。第１図のホワイトバランス制御回路２の構成は従来
例と同一の構成であり、同一の機能を持つ。即ち、ホワ
イトバランス制御回路２は、色バランスを変化させて最
終的にホワイトバランスデータを記憶するカウンタ2a
と、カウンタ2aのカウント値をＤ−Ａ（デジタル−アナ
ログ）変換してアッテネータ制御電圧を図略の電子アッ
テネータへ出力するＤ−Ａコンバータ2bとから成る。先
述したように、カウンタ2aは、図略のコンパレータの出
力でクロック入力によるカウントアップまたはカウント
ダウンを行うことによってそのカウント値を変化させ、
コンパレータの比較入力同志が等しくなったことを示す
出力（“0"）によってカウント動作を停止し、その時点
のカウント値をホワイトバランスデータとして記憶す
る。本参考例は１系統の回路を示すものであり、RGB信
号の１つ，例えばＲ信号をＧ信号のレベルと等しくす
る。従って、実際にはＢ信号をＧ信号のレベルに等しく
するために、同様に構成したもう１系統の回路を備え
る。EEPROM制御回路11は、ホワイトバランスのとれた時
点、即ち上記においてＲ信号,B信号が共にＧ信号に等し
く調整された時点で、２系統のカウンタ2aのカウント
値、即ちホワイトバランスデータをEEPROM10へ書き込む
とともに、電源オン時にはEEPROM10からホワイトバラン
スデータの読み出しを行うことにより、電源がオフされ
る前にとったホワイトバランスデータをカウンタ2aに設
定する機能を有する。
スシステムの基本を説明する参考例を示すブロック図で
ある。本参考例では第３図の従来例におけるバックアッ
プコンデンサ６とバックアップ制御回路７に代えて、EE
PROM（電気的消去型プログラブル リードオンリ メモ
リ）10とそのEEPROMの制御回路11とで置き換えたもので
ある。従って本参考例では、従来例と同一の符号を付し
てホワイトバランスシステムの一部のみを図示してい
る。第１図のホワイトバランス制御回路２の構成は従来
例と同一の構成であり、同一の機能を持つ。即ち、ホワ
イトバランス制御回路２は、色バランスを変化させて最
終的にホワイトバランスデータを記憶するカウンタ2a
と、カウンタ2aのカウント値をＤ−Ａ（デジタル−アナ
ログ）変換してアッテネータ制御電圧を図略の電子アッ
テネータへ出力するＤ−Ａコンバータ2bとから成る。先
述したように、カウンタ2aは、図略のコンパレータの出
力でクロック入力によるカウントアップまたはカウント
ダウンを行うことによってそのカウント値を変化させ、
コンパレータの比較入力同志が等しくなったことを示す
出力（“0"）によってカウント動作を停止し、その時点
のカウント値をホワイトバランスデータとして記憶す
る。本参考例は１系統の回路を示すものであり、RGB信
号の１つ，例えばＲ信号をＧ信号のレベルと等しくす
る。従って、実際にはＢ信号をＧ信号のレベルに等しく
するために、同様に構成したもう１系統の回路を備え
る。EEPROM制御回路11は、ホワイトバランスのとれた時
点、即ち上記においてＲ信号,B信号が共にＧ信号に等し
く調整された時点で、２系統のカウンタ2aのカウント
値、即ちホワイトバランスデータをEEPROM10へ書き込む
とともに、電源オン時にはEEPROM10からホワイトバラン
スデータの読み出しを行うことにより、電源がオフされ
る前にとったホワイトバランスデータをカウンタ2aに設
定する機能を有する。
以上のように構成した参考例の作用を述べる。本参考
例のホワイトバランスシステムの動作は、電子アッテネ
ータ制御電圧を指示するカウンタ2aのホワイトバランス
データがEEPROM10へ格納されて電源オフ時に保持され、
電源オン時にそのホワイトバランスデータが読み出され
てカウンタ2aに設定されることを除いて、第３図の従来
例で述べた動作と同様である。本実施例は、ホワイトバ
ランスデータをEEPROM10に格納することによって、電源
オフ時のデータの保持時間（バックアップ時間）を数年
から数十年に延ばし、長期にビデオカメラ装置の電源を
オフにしても、電源をオンにした時は、電源をオフする
前にとったホワイトバランスデータがカウンタ2aに設定
されてＡ−Ｄコンバータへ出力され、再現が可能とな
る。
例のホワイトバランスシステムの動作は、電子アッテネ
ータ制御電圧を指示するカウンタ2aのホワイトバランス
データがEEPROM10へ格納されて電源オフ時に保持され、
電源オン時にそのホワイトバランスデータが読み出され
てカウンタ2aに設定されることを除いて、第３図の従来
例で述べた動作と同様である。本実施例は、ホワイトバ
ランスデータをEEPROM10に格納することによって、電源
オフ時のデータの保持時間（バックアップ時間）を数年
から数十年に延ばし、長期にビデオカメラ装置の電源を
オフにしても、電源をオンにした時は、電源をオフする
前にとったホワイトバランスデータがカウンタ2aに設定
されてＡ−Ｄコンバータへ出力され、再現が可能とな
る。
第２図は本発明の一実施例を示す要部のブロック図で
ある。ホワイトバランスは白い被写体を撮影することに
より行うものであるが、光源によってホワイトバランス
データは異なってくる。本実施例は、複数のホワイトバ
ランスデータの保持を可能にし、使用時の被写体に対す
る光源の種類に応じてホワイトバランスデータを設定す
ることを可能にしたものである。本実施例の構成は、第
１図の参考例を基本として、EEPROM10は複数のホワイト
バランスデータを格納できる容量を有し、EEPROM制御回
路11′は、データ指定スイッチS1,S2,S3を有して、その
指定により、ホワイトバランスデータの格納時には指定
に対応するEEPROM10のアドレスに書き込みを行い、ホワ
イトバランスデータの読み出し時には指定に対応するEE
PROM10のアドレスからホワイトバランスデータの読み出
しを行う機能を有する構成とする。
ある。ホワイトバランスは白い被写体を撮影することに
より行うものであるが、光源によってホワイトバランス
データは異なってくる。本実施例は、複数のホワイトバ
ランスデータの保持を可能にし、使用時の被写体に対す
る光源の種類に応じてホワイトバランスデータを設定す
ることを可能にしたものである。本実施例の構成は、第
１図の参考例を基本として、EEPROM10は複数のホワイト
バランスデータを格納できる容量を有し、EEPROM制御回
路11′は、データ指定スイッチS1,S2,S3を有して、その
指定により、ホワイトバランスデータの格納時には指定
に対応するEEPROM10のアドレスに書き込みを行い、ホワ
イトバランスデータの読み出し時には指定に対応するEE
PROM10のアドレスからホワイトバランスデータの読み出
しを行う機能を有する構成とする。
以上の構成によって、例えば通常の屋内撮影時のホワ
イトバランスデータはデータ指定スイッチS1でEEPROM10
に格納し、特殊光源を用いたスタジオでの撮影時のホワ
イトバランスデータはデータ指定スイッチS2で、屋外で
撮影時のホワイトバランスデータはデータスイッチS3で
それぞれEEPROM10の対応アドレスに格納しておく。これ
らのホワイトバランスデータは、使用時にデータ指定ス
イッチS1〜S3の指定に対応して読み出され、カウンタ2a
に設定され、指定のホワイトバランスが第１図の参考例
と同様に再現される。データ指定スイッチS1〜S3はいず
れか一つを指定する切り換え式とし、電源オン時にはそ
の時の切り換え状態によりEEPROM10からカウンタ2aにホ
ワイトバランスデータの設定を行い、電源オン中には切
り換えの変化を検出してその再設定を行うように構成し
ても良い。本実施例では、複数のホワイトバランスデー
タが電源オフ時に保持されるとともに、さらには電源オ
ン中も使用されていないホワイトバランスデータが保持
される。
イトバランスデータはデータ指定スイッチS1でEEPROM10
に格納し、特殊光源を用いたスタジオでの撮影時のホワ
イトバランスデータはデータ指定スイッチS2で、屋外で
撮影時のホワイトバランスデータはデータスイッチS3で
それぞれEEPROM10の対応アドレスに格納しておく。これ
らのホワイトバランスデータは、使用時にデータ指定ス
イッチS1〜S3の指定に対応して読み出され、カウンタ2a
に設定され、指定のホワイトバランスが第１図の参考例
と同様に再現される。データ指定スイッチS1〜S3はいず
れか一つを指定する切り換え式とし、電源オン時にはそ
の時の切り換え状態によりEEPROM10からカウンタ2aにホ
ワイトバランスデータの設定を行い、電源オン中には切
り換えの変化を検出してその再設定を行うように構成し
ても良い。本実施例では、複数のホワイトバランスデー
タが電源オフ時に保持されるとともに、さらには電源オ
ン中も使用されていないホワイトバランスデータが保持
される。
なお、上記実施例では、記憶内容を保護するメモリと
してEEPROMを用いたが、バッテリー等によるバックアッ
プRAMやその他の不揮発性のメモリ素子を使用すること
ができる。このように、本発明はその主旨に沿って種々
に応用され、種々の実施態様を取り得るものである。
してEEPROMを用いたが、バッテリー等によるバックアッ
プRAMやその他の不揮発性のメモリ素子を使用すること
ができる。このように、本発明はその主旨に沿って種々
に応用され、種々の実施態様を取り得るものである。
［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、本発明のビデオカメラ
装置によれば、各種の光源のもとでホワイトバランスが
とれた時点でのホワイトバランスデータを、記憶内容が
電源オフ時に保護されるメモリに、選択して読み出し可
能に書き込んで、電源オフ時のデータ保持に利用するの
で、長期に保持することができるとともに、使用時には
光源の種類に応じてホワイトバランスデータを指定によ
り選択して読み出して使用することができ、１度ホワイ
トバランスの調整を行えば、再調整する必要性をなくす
ことができる。
装置によれば、各種の光源のもとでホワイトバランスが
とれた時点でのホワイトバランスデータを、記憶内容が
電源オフ時に保護されるメモリに、選択して読み出し可
能に書き込んで、電源オフ時のデータ保持に利用するの
で、長期に保持することができるとともに、使用時には
光源の種類に応じてホワイトバランスデータを指定によ
り選択して読み出して使用することができ、１度ホワイ
トバランスの調整を行えば、再調整する必要性をなくす
ことができる。
第１図は本発明の基本を説明する参考例のブロック図、
第２図は本発明の一実施例を示す要部のブロック図、第
３図は従来例のビデオカメラ装置のホワイトバランスシ
ステムのブロック図である。 ２……ホワイトバランス制御回路、10……EEPROM、11…
…EEPROM制御回路。
第２図は本発明の一実施例を示す要部のブロック図、第
３図は従来例のビデオカメラ装置のホワイトバランスシ
ステムのブロック図である。 ２……ホワイトバランス制御回路、10……EEPROM、11…
…EEPROM制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹川 慶己 東京都品川区西五反田３丁目９番17号 東洋通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−178087（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−185088（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−199191（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−296692（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−127376（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 9/04 - 9/11 H04N 9/64 - 9/78
Claims (1)
- 【請求項１】ホワイトバランスデータの制御によりホワ
イトバランスをとるホワイトバランス制御手段と、 電気的に書き込み，読み出し，消去が可能でかつ書き込
んだ内容が電源オフ時に保護されるメモリと、 各種の光源に対応して供給される複数のホワイトバラン
スデータを選択のためのスイッチ手段に対応させて上記
メモリに書き込む書込手段と、 使用時の指定に対応して上記スイッチ手段で選択して光
源の種類に対応したホワイトバランスデータを上記メモ
リから読み出す読出手段と、 上記読み出されたホワイトバランスデータを上記ホワイ
トバランス制御手段へ供給する供給手段と、 を有することを特徴とするビデオカメラ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63123636A JP2821596B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | ビデオカメラ装置 |
| KR1019890005556A KR0135082B1 (ko) | 1988-04-28 | 1989-04-27 | 정보 기억방법 및 그 장치 |
| EP19890304284 EP0340981A3 (en) | 1988-04-28 | 1989-04-28 | Information storage apparatus and methods |
| US08/746,878 US5689676A (en) | 1988-04-28 | 1996-11-18 | Sequential EEPROM writing apparatus which sequentially and repetitively replaces a head position pointer with a last position pointer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63123636A JP2821596B2 (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | ビデオカメラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01293087A JPH01293087A (ja) | 1989-11-27 |
| JP2821596B2 true JP2821596B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=14865490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63123636A Expired - Lifetime JP2821596B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-05-20 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2821596B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59178087A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-09 | Canon Inc | カラ−撮像装置 |
| JPH01185088A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-24 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP63123636A patent/JP2821596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01293087A (ja) | 1989-11-27 |
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