JP2812105B2 - カーワイパー駆動装置 - Google Patents

カーワイパー駆動装置

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JP2812105B2
JP2812105B2 JP4288036A JP28803692A JP2812105B2 JP 2812105 B2 JP2812105 B2 JP 2812105B2 JP 4288036 A JP4288036 A JP 4288036A JP 28803692 A JP28803692 A JP 28803692A JP 2812105 B2 JP2812105 B2 JP 2812105B2
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JP
Japan
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car wiper
power supply
switch
power
car
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智治 橋本
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカーワイパー駆動装置に
関し、特に電源スイッチを切った状態でも確実にカーワ
イパーを収納することを可能とするカーワイパー駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のカーワイパー駆動装置は、図
2に示すように、電源1とカーワイパー駆動用モータ9
との間に、電源スイッチ2を介してモータ制御用IC6
を配置しこのモータ制御用IC6によりカーワイパー駆
動用モータ9の制御を行っている。この装置では、カー
ワイパーが作動している時にカーワイパースイッチ5を
切ると、プログラムされたモータ制御用IC6がカーワ
イパー駆動用モータ9に機能して、カーワイパーを収納
してから停止させる機構を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のカー
ワイパー駆動装置では、カーワイパースイッチ5を入れ
たままの状態で電源スイッチ2を切ると、モータ制御用
IC6が作動しないためにカーワイパーが収納されない
ことが多く、この動作の途中で止まったカーワイパーを
収納させるには、再び電源スイッチ2を入れてカーワイ
パーを収納する方法をとっており手間がかかった。
【0004】また、カーワイパーを途中で止まった状態
で放置すると、暑い時間にはフロントガラスやカーワイ
パーのブレードの温度が上昇し、ブレードがガラスに融
着したり、カーワイパーのブレードの劣化が早まったり
するという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、電源
と、前記電源と第1および第2の電源線により接続され
たモータ制御用ICと、前記第1の電源線に設けられた
電源スイッチと、カーワイパー駆動用モータと、カーワ
イパーをオン・オフするカーワイパースイッチとを有す
るカーワイパー駆動装置において、前記電源スイッチと
前記モータ制御用IC間の前記第1の電源線と前記第2
の電源線間に逆電流防止用ダイオードと電気二重層コン
デンサとの直列接続体を接続し、前記電気二重層コンデ
ンサを前記カーワイパースイッチがオン状態で前記電源
スイッチをオフした場合のバックアップ電源としたカー
ワイパー駆動装置にある。
【0006】このように、本発明のカーワイパー駆動装
置では、電源とモータ制御用ICとの間に逆電流防止用
ダイオードの電気二重層コンデンサを有している。した
がってカーワイパースイッチを入れた状態で電源スイッ
チを切っても、パックアップ電源として用いられている
電気二重層コンデンサがモータ制御用ICに働いて、動
作の途中のカーワイパーは動作を続けることができる。
さらにカーワイパーが収納された階段で動作を完了させ
ることができ、カーワイパーが収納された後はモータ制
御用ICによって再度電源スイッチを入れるまでは動作
しないようにプログラムすることができる。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の実施例のカーワイパー駆動
装置を示す回路図である。電源1の第1の電源出力端子
11とモータ制御用IC6の第1の電源入力端子21と
が電源スイッチ2を介して第1の電源線51により接続
され、電源1の第2の電源出力端子12とモータ制御用
IC6の第2の電源入力端子22とが第2の電源線52
により接続され、モータ制御用IC6の第1および第2
の出力端子31,32間にカーワイパー駆動用モータ9
が接続され、このモータ制御用IC6にはカーワイパー
をオン・オフするカーワイパースイッチ5が接続されて
いる。そして、電源1とモータ制御用IC6間を接続す
る第1および第2の電源線51,52のそれぞれの接続
箇所(ノード)41,42間に逆電流防止用ダイオード
3と電気二重層コンデンサ4との直列接続体が接続さ
れ、このダイオード3とコンデンサ4との間のノード4
3とモータ制御用IC6バックアップ電源入力端子8と
が接続されている。モータ駆動用IC6はカーワイパー
駆動用モータ9の動作を制御し、カーワイパースイッチ
5を切った後のカーワイパー駆動用モータ9の動作を制
御し、電源1とバックアップ電源として用いている電気
二重層コンデンサ4への電源切換えを制御し、バックア
ップ電源(電気二重層コンデンサ4)を使用している間
のカーワイパー駆動用をモータ9の動作を制御してい
る。
【0009】逆電流防止用ダイオード3はバックアップ
中に電流が電源入力端子へ流れ込みモータ駆動用ICが
誤動作するのを防ぐために設置している。
【0010】電気二重層コンデンサ4はカーワイパース
イッチ5を入れたままの状態で電源スイッチ2を切った
場合、カーワイパーが動作途中で止まるのを防止するた
めに一定電流を供給するバックアップ電源である。
【0011】この電気二重層コンデンサ4を1次電池に
変更した場合はある一定の期間で出力が低下する。ま
た、2次電池に変更した場合は充電に時間がかかる点と
充放電サイクルが限られている点で相方とも交換が必要
となる。これに対し、電気二重層コンデンサ4は急速充
放電が可能な点と充放電サイクル数が無制限な点でカー
ワイパー駆動装置に適している。
【0012】次に、図1の回路の動作について説明す
る。電源スイッチ2が入っいる状態でカーワイパースイ
ッチ5を入れれば、カーワイパー駆動用モータ9が回転
してカーワイパーは作動する。次に、この状態でカーワ
イパースイッチ5を切れば、モータ制御用IC6によっ
てカーワイパーが収納された後にカーワイパー駆動用モ
ータ9に供給している電流が切れるようにプログラムさ
れているので、動作の途中で止まることは無い。
【0013】一方、カーワイパースイッチ5を入れた状
態で電源スイッチ2を切った時に動作が途中の場合は、
電源入力端子の電圧低下をモータ制御用IC6が感知し
てバックアップ電源である電気二重層コンデンサ4に電
源を切り換えカーワイパーが収納された後に、カーワイ
パー駆動用モータに供給している電流が切れるので動作
の途中で止まることは無く、再度電源スイッチを入れる
までは動作しないようにプログラムされている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカー
ワイパー駆動装置は電源とモータ制御用ICとの間に逆
電流防止用ダイオード3と電気二重層コンデンサ4を設
けたことで、カーワイパースイッチ5を入れた状態で電
源スイッチ2を切っても、バックアップ電源として用い
られている電気二重層コンデンサがモータ制御用ICに
働いて、動作途中のカーワイパーは動作を続け、カーワ
イパーが収納された階段で動作を完了するので、カーワ
イパーが動作の途中まで止まることが無くなるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカーワイパー駆動装置を示
す回路図である。
【図2】従来技術のカーワイパー駆動装置を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 電源 2 電源スイッチ 3 逆電流防止用ダイオード 4 電気二重層コンデンサ 5 カーワイパースイッチ 6 モータ制御用IC 8 バックアップ電源入力端子 9 カーワイパー駆動用モータ 11,12 電源1の電源出力端子 21,22 モータ制御用IC6の電源入力端子 31,32 モータ制御用IC6の電源出力端子 41,42,43 接続個所(ノード) 51,52 電源線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、前記電源と第1および第2の電
    源線により接続されたモータ制御用ICと、前記第1の
    電源線に設けられた電源スイッチと、カーワイパー駆動
    用モータと、カーワイパーをオン・オフするカーワイパ
    ースイッチとを有するカーワイパー駆動装置において、
    前記電源スイッチと前記モータ制御用IC間の前記第1
    の電源線と前記第2の電源線間に逆電流防止用ダイオー
    ドと電気二重層コンデンサとの直列接続体を接続し、前
    記電気二重層コンデンサを前記カーワイパースイッチが
    オン状態で前記電源スイッチをオフした場合のバックア
    ップ電源としたことを特徴とするカーワイパー駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記カーワイパースイッチがオン状態で
    前記電源スイッチをオフした場合に前記電気二重層コン
    デンサによるバックアップ電源に切り換わりカーワイパ
    ーが確実に収納された後に、前記カーワイパー駆動用モ
    ータに供給されている電流が切れるように前記モータ制
    御用ICがプログラムされていることを特徴とする請求
    項1に記載のカーワイパー駆動装置。
JP4288036A 1992-10-27 1992-10-27 カーワイパー駆動装置 Expired - Lifetime JP2812105B2 (ja)

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JPH06135299A JPH06135299A (ja) 1994-05-17
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Effective date: 19980707