JP2808215B2 - コイン処理装置 - Google Patents

コイン処理装置

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JP2808215B2
JP2808215B2 JP4238657A JP23865792A JP2808215B2 JP 2808215 B2 JP2808215 B2 JP 2808215B2 JP 4238657 A JP4238657 A JP 4238657A JP 23865792 A JP23865792 A JP 23865792A JP 2808215 B2 JP2808215 B2 JP 2808215B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コインを遊戯媒体とす
るコインゲーム機を複数並設して成るコインゲーム機島
内に設置するコイン処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊戯媒体であるコインを洗浄する
ためのコイン処理装置は、コインゲーム機島の外部に設
置されていた。従って、コインゲーム機島内のスロット
マシンや、島上部の補給コンベアからオーバーフローし
たコインは、先ず、島下方の回収コンベア(地下)に送
られ、次に、回収コンベアによりコインは島外にある研
磨室に搬送され、洗浄されてからタンクに貯留されてい
た。かかるタンク内のコインは、再び島内に戻すよう
に、必要に応じて各島の上部の補給コンベアに供給され
ていた。
【0003】また、島外にある研磨室に設置されたコイ
ン処理装置は、コインと粒状の研磨材とを撹拌しながら
パイプ内を揚送して、パイプ上端で研磨されたコインと
研磨材とを選別し、研磨材を環流させる一方、コインを
研磨材から分離するものである。研磨材は、合成樹脂製
の粒状物であり、これがコインとともに撹拌されること
により、コインに接触して汚れを吸着する。研磨材は、
研磨装置内を環流して繰返して使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコイン処理装置では、これを島外に別途設置
するための研磨室や、コインを貯留しておくタンク、そ
れに研磨室のコインを各島の上部の補給コンベアまで運
ぶ大掛かりなコンベア等の設備が必要であり、設置スペ
ースを取るととともに、設備費が高くつき、また、管理
費用も嵩むという問題点があった。
【0005】また、コインの表面には沢山の凹凸がある
から、ある程度の大きさを持つ粒状の研磨材ではいくら
研磨しても、コインの凹凸の細部や凹部の汚れをきれい
に取ることができないという問題点があった。この場合
に、細かい粉状の研磨材を使い研磨の仕方によっては、
コインの凹凸の細部や凹部まで研磨できるが、研磨後の
粉状の研磨材の処理に問題があり、実現不可能である。
【0006】また、コインを研磨することにより研磨材
に汚れが吸着するため、定期的に研磨材を洗浄する必要
があり、この作業に手間がかかり、使い勝手が良くない
という問題点があった。この場合、再使用する研磨材を
使わずに、ジェット水流などにより水洗することが考え
られるが、洗浄後の水分の処理が問題となり、例えば通
常の熱風を送り水分を蒸発させる方法では、強力な電力
と、蒸発した水分が装置内部や周りに悪影響を与え、さ
らに、水分中に含まれていた汚れ等の溶解物がコインに
残り、コインに艶が出なかったり、班になって残ったり
というような障害が生じることが考えられる。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、島内に設置され、かかる島内で遊
戯媒体であるコインを洗浄処理することができ、省スペ
ース化を図るとともにコストを低減することができ、ま
た、コインの凹凸の細部や凹部まで水で十分に洗浄でき
るとともに、コインに付着した水分を効率良く確実に除
去することができるコイン処理装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、コインを遊戯媒体とするコイ
ンゲーム機(11)を複数並設して成るコインゲーム機
島(10)内に設置するコイン処理装置(50)であっ
てコインを受入れるとともに所定のピッチで送り出すコ
イン供給機(51)と、前記コイン供給機(51)から
後の工程にコインを送る搬送機構(60)と、前記搬送
機構(60)上のコインの汚れを水で除去するコイン洗
浄機(70)と、水洗後のコインに付着した水分を拭い
取る脱水機構(80)と、を具備して成り、前記搬送機
構(60)は、前記コイン供給機(51)から送り出さ
れたコインを表裏一定の状態で搬送しつつ、前記コイン
洗浄機(70)に到達する第1送りベルト(61)と、
該第1送りベルト(61)に連接するとともに、表裏一
方が洗浄されたコインを反転させた状態で搬送し、該コ
インの表裏他方を洗浄すべく再び前記コイン洗浄機(7
0)に到達する第2送りベルト(63)とを有し、前記
脱水機構(80)は、一対の案内ローラ(83、84)
と、両案内ローラ(83、84)間に掛け渡した吸水ベ
ルト(85)とを有し、前記両案内ローラ(83、8
4)のいずれか一方を、前記搬送機構(60)の各送り
ベルト(61、63)上の濡れたコインの表裏面に前記
吸水ベルト(85)を圧着させる状態に配設する一方、
前記案内ローラ(83、84)のいずれか他方の傍ら
に、該案内ローラ(83、84)とともに濡れた前記吸
水ベルト(85)を挟み込み水分を絞り出す脱水ローラ
(86)を配設し、前記脱水ローラ(86)の下方に吸
水ベルト(87)から絞られた水を収納する脱水タンク
(87)を配設して成ることを特徴とするコイン処理装
置(50)。
【0009】2 前記コイン供給機(51)は、コイン
を受入れる貯留用容器(52)を有し、該貯留用容器
(52)の底部(54)を漏斗状に形成し、該漏斗状の
底部(54)の尖端にコインの送出口(55)を開設
し、前記貯留用容器(52)内の下方に、回転駆動さ
れ、コインを逐次取込みつつ前記送出口(55)の外側
にコインを落下させる中空部(57)を有する撹拌体
(56)を配設し、前記貯留用容器(52)内に、その
上端の開口部(53)から下方の撹拌体(56)にかけ
て、撹拌体(56)にかかるコイン重量を軽減すべくコ
インを多段状に送る傾斜板(59)を取付けたことを特
徴とする1記載のコイン処理装置(50)。
【0010】
【0011】前記コイン洗浄器(70)は、前記搬送機
構(60)の各送りベルト上のコインに散水するシャワ
ーヘッド(71)と、濡れたコインに接触しつつ周回し
て研磨する回転ブラシ(72)と、研磨後のコインにジ
ェット水流を噴出して汚れを洗い流すジェットノズル
(73)とを具備して成ることを特徴とする請求項1ま
たは2記載のコイン処理装置。
【0012】
【0013】発熱体(91)と送風機(92)とを具備
して成る乾燥機(90)を有することを特徴とする請求
項1、2または3記載のコイン処理装置。
【0014】洗浄後に乾燥されたコインを所定量づつパ
ックするコイン包装機(100)を有することを特徴と
する請求項1、2、3または4記載のコイン処理装置
(50)に存する。
【0015】
【作用】コイン処理装置(50)はコインゲーム機島
(10)内に設置されており、島内においてコインを洗
浄処理することができるから、島外に別途、コインの洗
浄設備や、島外の洗浄設備と島とを結ぶ大掛かりなコン
ベア等の搬送設備が不要となる。コインゲーム機島(1
0)内において供給・回収されつつ循環するコインは、
その途中でコイン処理装置(50)により、次のように
処理される。
【0016】即ち、まずコイン供給機(51)が、受入
れたコインを所定ピッチで送り出し、次に搬送機構(6
0)がコインをコイン供給機(51)から後の工程に搬
送し、そしてコイン洗浄機(70)により搬送機構(6
0)上を運ばれるコインの汚れを水で除去する。続い
て、脱水機構(80)により水洗後のコインに付着した
水分を拭い取り、乾燥機(90)がある場合には、これ
によって脱水後のコインの湿気を除去する。次に、具体
的な構成に基づき、さらに詳しくコイン処理装置(5
0)によるコインの洗浄・処理を説明する。
【0017】まずコインは、コイン供給機(51)の貯
留用容器(52)内に受入れられる。貯留用容器(5
2)内では、コインは重力で底部(54)に落下しよう
とするが、貯留用容器(52)内のコインは複数段の傾
斜板(59,59…)上を滑りつつ底部(54)に到達
するため、容器(52)内の下方にある撹拌体(56)
に無理なコイン重量がかかることはない。
【0018】漏斗状の底部(54)に到達したコイン
は、その尖端に開設された送出口(55)に集中しよう
とするが、撹拌体(56)を例えばコインをすくい上げ
る方向に回転駆動すると、コインが容易に送出口(5
5)に入り込むことがない。この場合、コインは、回転
する撹拌体(56)の外側の隙間等から徐々に内側の中
空部(57)に入り込み、次第に下方に移動して送出口
(55)に至り、所定ピッチで搬送機構(60)に送り
出される。
【0019】搬送機構(60)の第1送りベルト(6
1)に所定ピッチで送り出されたコインは、そのまま表
裏一定の状態で搬送され、コイン洗浄機(70)に到達
する。コイン洗浄機(70)では、まず、シャワーヘッ
ド(71)がコインに水或はお湯を散水してコインを湿
らす。水等の場合には粒状の研磨材に比して、コイン表
面にある凹凸の隅々まで侵入して、コインにこびりつい
た汚れを溶解するという作用がある。
【0020】次に、回転ブラシ(72)が濡れたコイン
に接触しつつ周回して研磨する。そして最後に、ジェッ
トノズル(73)から研磨後のコインにジェット水流を
噴出して汚れを洗い流す。このとき、ジェット水流の圧
力によりコインの隅々に付着した汚れを剥ぎ取ることも
できる。このようにして表裏一面が洗浄されたコイン
は、搬送機構(60)の第2送りベルト(63)に沿っ
て反転されつつ、再びコイン洗浄機(70)に到達して
コインの表裏他面も同様にして洗浄される。
【0021】コイン洗浄機(70)により表裏両面が洗
浄されたコインは、脱水機構(80)を構成する吸水ベ
ルト(85)に挟まれて、表裏面に付着している水分の
殆どが拭い取られる。水分を含んだ吸水ベルト(85)
は、一方の案内ローラ(84)と、その傍ら配設された
脱水ローラ(86)により強く挟み込まれて水分が絞り
出される。吸水ベルト(85)から絞られた水分は、脱
水タンク(87)に回収処理される。
【0022】脱水機構(80)によって、表裏面に付着
している水分の殆どが拭い取られたコインには、さら
に、乾燥機(90)により熱風が吹き付けられて、脱水
後のコインの湿気が完全に除去される。このように、洗
浄後のコインに付着した水分の処理は、脱水機構(8
0)と乾燥機(90)とにより二段階で行なわれ、確実
に水分を除去することができ、それにより、水分中に含
まれていた汚れ等の溶解物がコインに残り、コインに艶
が出なかったり、班になって残ったりというような不都
合は生じない。
【0023】以上のように、コイン処理装置(50)に
より洗浄処理されたコインは、再び島内部を循環する
が、コイン処理装置(50)が洗浄後に乾燥されたコイ
ンを所定量づつパックするコイン包装機(100)を有
する場合には、必要に応じてコインを所定量づつ、例え
ば、束ねた状態で紙巻したり、プラスチックケースに収
めることができ、このようなコインのパックを、バラの
コインとともに島内部を循環させることができる。
【0024】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図9は本発明の一実施例を示している。図
1に示すように、コイン処理装置50は、コインを受入
れるとともに所定ピッチで送り出すコイン供給機51
と、コイン供給機51から後の工程にコインを送る搬送
機構60と、搬送機構60上のコインの汚れを水で除去
するコイン洗浄機70と、水洗後のコインに付着した水
分を拭い取る脱水機構80と、脱水後のコインの湿気を
除去する乾燥機90と、乾燥されたコインを所定量づつ
パックするコイン包装機100を具備して成る。
【0025】図2に示すように、コイン処理装置50
は、コインゲーム機島10の内部においてコインを供給
・回収するコイン循環経路1の一部を成す回収コンベア
43の終端側に介装されている。コインゲーム機島10
は、コインを遊戯媒体とするコインゲーム機11と、投
入された金額に相当するコインを払出すコイン交換機2
0とを、それぞれ複数並設して構成されている。
【0026】図3及び図4に示すように、コイン処理装
置50のコイン供給機51は、回収コンベア43上のコ
インを受入れて溜めておく箱型の貯留用容器52を有し
ている。貯留用容器52の上端には、コインを受入れる
ための開口部53が形成されており、貯留用容器52の
底部54は漏斗状に形成され、該漏斗状の底部54の尖
端にはコインの送出口55が開設されている。
【0027】貯留用容器52の内壁には駆動モータ58
が装着され、駆動モータ58の出力軸は下方を向いてそ
の先端に、螺旋状の定量送りスプリング(撹拌体)56
が固結されている。定量送りスプリング56は、その下
端が送出口55に僅かに挿通するように配設されてい
る。この定量送りスプリング56は、駆動モータ58に
よりコインをすくい上げる方向に回転駆動される際、ス
プリングの外側の隙間からコインを内側の中空部57に
逐次取込みつつ送出口55の外側にコインを所定ピッチ
で送り出すものである。
【0028】貯留用容器52内には、その上端の開口部
53から下方の定量送りスプリング56にかけて、定量
送りスプリング56にかかるコイン重量を軽減すべくコ
インを多段状に送るための傾斜板59,59…が互い違
いに取付けられている。なお、撹拌体は、本実施例では
定量送りスプリング56により構成したが、定量送りス
プリング56の代りに、図5に示すように、円筒部材5
6aの一部に切欠56bを設けて、その切欠56bから
コインが落ちるような構成としてもよい。
【0029】図1に示すように、搬送機構60は、コイ
ン供給機51から所定ピッチ送り出されたコインを表裏
一定の状態で搬送しつつ、コイン洗浄機70に到達する
第1送りベルト61と、第1送りベルト61に連接する
とともに、表裏一面が洗浄されたコインを反転させた状
態で搬送し、該コインの表裏他面を洗浄すべく再びコイ
ン洗浄機70に到達する第2送りベルト63と、第2送
りベルト63に連接する第3送りベルト66とから構成
されている。
【0030】第1送りベルト61は、複数のローラ6
2,62…に張設されており、コインをコイン洗浄機7
0に送る張り側61aは略水平に配されている。第1送
りベルト61の張り側61aの終端側には、第2送りベ
ルト63を張設する反転ローラ64がくいこむように連
接されている。第2送りベルト63は、反転ローラ64
の他に、複数にローラ65,65…に張設されており、
第1送りベルト61により送られたコインを反転させ
て、再度コイン洗浄機70を通過するよう配設されてい
る。
【0031】第2送りベルト63の張り側63aの終端
側には、第3送りベルト66を張設する反転ローラ67
がくいこむように連接されている。第3送りベルト66
は、反転ローラ67の他に、複数のローラ68,68に
張設されており、第2送りベルト63により送られたコ
インを再び反転させて、乾燥機90を通過するよう配設
されている。
【0032】図6に示すように、コイン洗浄機70は、
搬送機構60の第1及び第2送りベルト61,63上の
コインを、それぞれ水或はお湯を使って洗浄する2組の
洗浄ユニット70a,70aを有している。各洗浄ユニ
ット70aは、シャワーヘッド71と、回転ブラシ72
と、ジェットノズル73とを具備して成る。
【0033】シャワーヘッド71は、第1及び第2送り
ベルト61,63上のコインに散水するものである。回
転ブラシ72は、濡れたコインに接触しつつ周回してコ
インを研磨するものである。ジェットノズル73は、研
磨後のコインにジェット水流を噴出して汚れを洗い流す
とともに、ジェット水流の圧力によりコインの隅々に付
着した汚れを剥ぎ取るものである。
【0034】図1に示すように、脱水機構80は、第2
送りベルト63上を送られる濡れたコインの一面の水分
を拭い取る第1脱水部81と、第3送りベルト66上を
送られる濡れたコインの他面の水分を拭い取る第2脱水
部82とから構成されている。各脱水部81,82は、
それぞれ一対の案内ローラ83,84と、両案内ローラ
83,84間に掛け渡した吸水ベルト85とを有してい
る。
【0035】図7及び図8に示すように、各脱水部8
1,82の一方の案内ローラ83は、他のローラ65,
68とともに、搬送機構60の各送りベルト63,66
上の濡れたコインの表裏一面に吸水ベルト85を圧着さ
せる状態に配設されており、また、他方の案内ローラ8
4の傍らには、案内ローラ84とともに濡れた吸水ベル
ト85を挟み込み水分を絞り出す脱水ローラ86が配設
されている。また、各脱水ローラ86の下方には、吸水
ベルト85から絞られた水を収納する脱水タンク87が
配設されている。
【0036】さらに詳しく言えば、吸水ベルト85は、
案内ローラ83に接触する内側のベース面部85aと、
濡れたコインの表裏面に接触する外側の吸水面部85b
とを互いに張り合わせたものである。ベース面部85a
は、吸水ベルト85の強度を保つべくゴムや合成樹脂に
より形成されており、一方、吸水面部85bは、コイン
に付着した水分を拭い取るべく吸水性の高い繊維により
形成されている。
【0037】図1に示すように、第2脱水部82より下
流側の第3送りベルト66の上方には、乾燥機90が配
設されている。乾燥機90は、脱水後のコインの湿気を
完全に除去するものであり、発熱体91と、送風機92
とを具備して成る熱風送風式の乾燥機である。
【0038】図1に示すように、第3送りベルト66の
終端側には、コイン包装機100が設けられている。コ
イン包装機100は、洗浄後に乾燥されたコインを所定
量(例えば、50枚)づつ、束ねた状態で紙巻してパッ
クするものである。図9に示すように、コイン包装機1
00は、互いに逆方向に回転可能に配設された一対の集
積ドラム101,101と、一対の集積ドラム101,
101の周壁部に螺旋状に形成され、その上面でコイン
を支持するとともに所定量(例えば、50枚)集積する
コイン支持ガイド102,102と、集積されたコイン
を包装紙により包み込む一対の包装ローラ103,10
3とを具備して成る。
【0039】以上のようなコイン処理装置50が介装さ
れている回収コンベア43は、島上部に渡したコイン供
給用の配送コンベア30と、配送コンベア30の終端や
各コインゲーム機11からそれぞれ下方に延ばして回収
コンベア43に接続した複数のオーバーフロー通路40
〜42と、回収コンベア43の終端側に配したコインタ
ンク44と、コインタンク44内のコインを配送コンベ
ア30の始端側に揚送するリフタ装置45とによりコイ
ン循環経路1を形成している。
【0040】図2に示すように、コインゲーム機島10
を構成するコインゲーム機11は、コインを遊戯媒体と
するスロットマシンである。コインゲーム機11の前面
部には、遊技客がコインを投入するコイン投入口12
や、各種絵柄を表示するゲーム面13が設けられてい
る。ゲーム面13は、始動レバー14を引くことにより
変化するものであり、ゲーム面13上の絵柄の変化は、
停止スイッチ15により別々に停止させることも出来
る。
【0041】コインゲーム機11は、停止させたゲーム
面13の絵柄が当たりライン上で所定の組み合わせにな
れば、制御部(図示せず)の指示により所定の払出し率
に応じて、計数機を備えたゲーム機用コインホッパ(図
示せず)から前皿16にコインを払出すものである。
【0042】コイン交換機20は、各コインゲーム機1
1の台間に介装されている。コイン交換機20は、紙幣
を投入する紙幣投入口22と、投入された紙幣の真偽を
識別するとともにその金額を判断する紙幣識別部(図示
せず)と、紙幣識別部からの信号に基づき所定金額分の
コインを計数しつつ両替コイン払出皿23に払出す両替
用コインホッパ(図示せず)とを有している。
【0043】また、コイン交換機20の前面部には、投
入されている金額から払出されたゲーム用コインの金額
を差し引いた金額をデジタル表示する表示部21が設け
られている。各コイン交換機20の背面側に沿って、島
の両端方向に延びる紙幣搬送機26が設けられている。
また、紙幣搬送機26の一端側には、搬送された紙幣を
整頓積層するスタッカ装置27が設置されている。
【0044】次に作用を説明する。遊戯客がコイン交換
機20の紙幣投入口22に紙幣を投入すると、紙幣識別
部により紙幣の真偽を識別される。この場合に、紙幣が
偽と判断されると紙幣投入口22から返却され、真と判
断されると紙幣識別部からの信号に基づき両替用コイン
ホッパ25から所定金額分のコインが両替コイン払出皿
23に払出される。このとき、コイン交換機20の表示
部21に、投入された金額から払出されたゲーム用コイ
ンの金額を差し引いた金額がデジタル表示される。な
お、コイン交換機20内の紙幣は、紙幣搬送機26によ
り島端にあるスタッカ装置27に送られて整頓積層され
る。
【0045】遊戯客は、両替コイン払出皿23から取り
出したコインを、コインゲーム機11のコイン投入口1
2に投入して、ゲームを開始することができる。配送コ
ンベア30の終端までそのまま送られたコインは、終端
用オーバーフロー通路40を介して島下部に配設された
回収コンベア43に送られる。また、各コインゲーム機
11において使用済みのコインは、ゲーム機用オーバー
フロー通路41を介して回収コンベア43に送られ、同
様に、コイン交換機20において余ったコインは、両替
用オーバーフロー通路42を介して回収コンベア43に
送られる。
【0046】回収コンベア43の終端側に送られたコイ
ンは、コイン処理装置50により、以下のように処理さ
れる。まず、回収コンベア43上のコインは、図3に示
すように、コイン供給機51の貯留用容器52内にその
開口部53から入る。貯留用容器52内では、コインは
重力で底部54に落下しようとするが、貯留用容器52
内のコインは複数段の傾斜板59,59…上を滑りつつ
底部54に到達するため、送出口55に挿通している定
量送りスプリング56に無理なコイン重量がかかること
はない。
【0047】漏斗状の底部54に到達したコインは、そ
の尖端に開設された送出口55に集中しようとするが、
普段は、駆動モータ58は停止しており、定量送りスプ
リング56がコインの流れを邪魔して、コインが底部5
4の送出口55より流出しない。但し実際には、定量送
りスプリング56の隙間からこぼれ落ちるコインもある
が、影響はない。
【0048】駆動モータ58を回転させて、定量送りス
プリング56でコインをすくい上げる方向に撹拌する
と、コインは、回転する定量送りスプリング56の外側
の隙間から内側の中空部57に入り込み、送出口55に
至り、所定ピッチで搬送機構60に送り出される。な
お、駆動モータ58の回転が逆の場合には、底部54の
送出口55と、定量送りスプリング56との隙間によっ
てコイン噛みが発生することになる。
【0049】搬送機構60の第1送りベルト61に所定
ピッチで送り出されたコインは、図1に示すように、そ
のまま表裏一定の状態で搬送され、コイン洗浄機70に
到達する。コイン洗浄機70では、図6に示すように、
まずシャワーヘッド71がコインに水或はお湯を散水し
てコインの片面を湿らす。水等の場合には粒状の研磨材
に比して、コイン表面にある凹凸の隅々まで侵入して、
コインにこびりついた汚れを溶解するという作用があ
る。
【0050】次に、回転ブラシ72が濡れたコインの片
面に接触しつつ周回して研磨する。そして最後に、ジェ
ットノズル73から研磨後のコインにジェット水流を噴
出して汚れを洗い流す。このとき、ジェット水流の圧力
によりコインの隅々に付着した汚れを剥ぎ取ることもで
きる。
【0051】このように表裏一面が洗浄されたコイン
は、反転ローラ64に沿う第1送りベルト61と、第2
送りベルト63とに挟まれて、反転ローラ64の直径分
だけ上昇されるとともに、表裏が反転されつつ第2送り
ベルト63の送り側63a上に乗り、再びコイン洗浄機
70に搬送される。反転したコインの表裏他面も同様に
コイン洗浄機70で洗浄される。
【0052】表裏両面が水により洗浄されたコインは、
第2送りベルト63の途中で脱水機構80の第1脱水部
81を構成する吸水ベルト85によって、表裏一面に付
着している水分の殆どが拭い取られる。即ち、図7に示
すように、第2送りベルト63の送り側63a上のコイ
ンは、吸水ベルト85に挟まれて、コインの表裏一面の
水分が吸水ベルト85の吸水面部85bにより吸い取ら
れる。
【0053】水分を含んだ吸水ベルト85は、図1に示
すように、他端側の案内ローラ84と、その傍ら配設さ
れた脱水ローラ86により強く挟み込まれて水分が絞り
出される。吸水ベルト85から絞られた水分は、脱水タ
ンク87に回収処理される。さらにコインは、反転ロー
ラ67に沿う第3送りベルト66と、第2送りベルト6
3とに挟まれて、反転ローラ67の直径分だけ上昇され
るとともに、表裏が反転されつつ第3送りベルト66の
送り側66a上に乗り搬送される。
【0054】表裏反転されたコインは、第3送りベルト
67途中で脱水機構80の第2脱水部82を構成する吸
水ベルト85によって、前述したように表裏他面に付着
している水分の殆どが拭い取られる。脱水機構80によ
って、表裏面に付着している水分の殆ども拭い取られた
コイン、さらに、乾燥機90により熱風が吹き付けられ
て、脱水後のコインの湿気が除去される。
【0055】このように、洗浄後のコインに付着した水
分の処理は、脱水機構80と乾燥機90とにより二段階
で行なわれ、確実に水分を除去することができ、それに
より、水分中に含まれていた汚れ等の溶解物がコインに
残り、コインに艶が出なかったり、班になって残ったり
というような不都合は生じない。
【0056】洗浄後に乾燥されたコインは、そのままバ
ラの状態で回収コンベア43の終端側に戻されるか、或
は、必要に応じてコイン包装機100によって、所定量
(例えば、50枚)づつパックされた状態で島内を循環
する。コイン包装機100にコインが送られると、一対
の集積ドラム101,101が互いに逆方向に所定量づ
つ回転駆動し、コインを螺旋状のコイン支持ガイド10
2,102上に集積させる。続いて、所定量(例えば、
50枚)のコインが集積された後に、一対の包装ローラ
103,103によりロール上に集積されたコインを包
装紙により包み込んでパックを形成する。
【0057】
【発明の効果】本発明に係るコイン処理装置によれば、
コインゲーム機島内に設置することができ、かかる島内
でコインを洗浄処理することができ、島外に別途、コイ
ンの洗浄設備や、島外の洗浄設備と島とを結ぶ大掛かり
なコンベア等の搬送設備が不要となるから、設置スペー
スを抑えて、省スペース化を実現できるとともに、設備
費や管理費用も抑えて、コストを低減することができ
る。
【0058】また、コイン供給機によりコインを所定ピ
ッチで送り出し、搬送機構によりコインをコイン供給機
から後の工程に搬送し、コイン洗浄機により搬送機構上
を運ばれるのコインの汚れを水で除去し、続いて脱水機
構により水洗後のコインに付着した水分を拭い取り、最
後に乾燥機によって脱水後のコインの湿気を除去するか
ら、コインの凹凸の細部や凹部まで洗浄機により水を使
って十分に洗浄することができ、研磨材の様に定期的な
洗浄などの余分な作業を省くことができるとともに、コ
インに付着した水分を脱水機構と乾燥機とにより二段階
に分けて効率良く確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を示す
正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るコイン処理装置に装備
したコインゲーム機島を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を構成
するコイン供給機を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を構成
するコイン供給機の作用説明図である。
【図5】コイン供給機を構成する撹拌体の他の構成例を
示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を構成
するコイン洗浄機の作用説明図である。
【図7】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を構成
する脱水機構を示す要部拡大図である。
【図8】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を構成
する脱水機構を示す要部拡大図である。
【図9】本発明の一実施例に係るコイン処理装置を構成
するコイン包装機を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1…コイン循環経路 10…コイン処理装置 11…コインゲーム機 20…コイン交換機 43…回収コンベア 50…コイン処理装置 51…コイン供給機 60…搬送機構 70…コイン洗浄機 80…脱水機構 90…乾燥機 100…コイン包装機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02 351 A63F 7/02 341 B08B 1/02 G07D 9/00 401

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインを遊戯媒体とするコインゲーム機
    を複数並設して成るコインゲーム機島内に設置するコイ
    ン処理装置であってコインを受入れるとともに所定のピ
    ッチで送り出すコイン供給機と、 前記コイン供給機から後の工程にコインを送る搬送機構
    と、 前記搬送機構上のコインの汚れを水で除去するコイン洗
    浄機と、 水洗後のコインに付着した水分を拭い取る脱水機構と、 を具備して成り、前記搬送機構は、前記コイン供給機から送り出されたコ
    インを表裏一定の状態で搬送しつつ、前記コイン洗浄機
    に到達する第1送りベルトと、該第1送りベルトに連接
    するとともに、表裏一方が洗浄されたコインを反転させ
    た状態で搬送し、該コインの表裏他方を洗浄すべく再び
    前記コイン洗浄機に到達する第2送りベルトとを有し、 前記脱水機構は、一対の案内ローラと、両案内ローラ間
    に掛け渡した吸水ベルトとを有し、前記両案内ローラの
    いずれか一方を、前記搬送機構の各送りベルト上の濡れ
    たコインの表裏面に前記吸水ベルトを圧着させる状態に
    配設する一方、前記案内ローラのいずれか他方の傍ら
    に、該案内ローラとともに濡れた前記吸水ベルトを挟み
    込み水分を絞り出す脱水ローラを配設し、前記脱水ロー
    ラの下方に吸水ベルトから絞られた水を収納する脱水タ
    ンクを配設して成ることを特徴とするコイン処理装置。
  2. 【請求項2】 前記コイン供給機は、コインを受入れる
    貯留用容器を有し、該貯留用容器の底部を漏斗状に形成
    し、該漏斗状の底部の尖端にコインの送出口を開設し、
    前記貯留用容器の下方に、回転駆動され、コインを逐次
    取込みつつ前記送出口の外側にコインを落下させる中空
    部を有する撹拌体を配設し、前記貯留用容器内に、その
    上端の開口部から下方の撹拌体にかけて、撹拌体にかか
    るコイン重量を軽減すべくコインを多段状に送る傾斜坂
    を取付けたことを特徴とする請求項1記載のコイン処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記コイン洗浄器は、前記搬送機構の各
    送りベルト上のコインに散水するシャワーヘッドと、濡
    れたコインに接触しつつ周回して研磨する回転ブラシ
    と、研磨後のコインにジェット水流を噴出して汚れを洗
    い流すジェットノズルとを具備して成ることを特徴とす
    る請求項1または2記載のコイン処理装置。
  4. 【請求項4】 発熱体と送風機とを具備して成る乾燥機
    を有することを特徴とする請求項1、2または3記載の
    コイン処理装置。
  5. 【請求項5】 洗浄後に乾燥されたコインを所定量づつ
    パックするコイン包装機を有することを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載のコイン処理装置。
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