JP2794746B2 - 導電性基体の浸漬塗布装置及び浸漬塗布方法 - Google Patents

導電性基体の浸漬塗布装置及び浸漬塗布方法

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JP2794746B2 JP1027783A JP2778389A JP2794746B2 JP 2794746 B2 JP2794746 B2 JP 2794746B2 JP 1027783 A JP1027783 A JP 1027783A JP 2778389 A JP2778389 A JP 2778389A JP 2794746 B2 JP2794746 B2 JP 2794746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、導電性基体に感光性塗液を塗布する場合
に使用する導電性基体の浸漬塗布装置及び導電性基体に
感光性塗液を塗布する導電性基体の浸漬塗布方法に関す
るものである。
[従来技術及びその問題点] 感光体においては、導電性基体上に形成される感光層
を構成する材料として、従来より種々の有機系及び無機
系の光導電性材料が使用されている。
ここで、感光層を構成する材料に有機系の光導電性材
料を用いた感光体は、感度,耐久性及び環境に対する安
定性等の点で若干問題があるが、このような感光体を製
造する場合には、有機系光導電性材料を樹脂と共に有機
溶剤に溶解あるいは分散させて感光性塗液を調整し、こ
の感光性塗液を導電性基体上に塗布し、これを乾燥させ
て製造することができ、無機系光導電性材料を用いた感
光体に比べてその製造が容易であり、製造コスト面にお
いて優れた感光体として注目されている。
また、近年においては、上記のような有機系光導電性
材料を用いた感光体における問題を解決するため、感光
層における電荷発生機能と電荷輸送機能とをそれぞれ別
個の物質に分担させるようにし、任意の材料を組み合わ
せることによって、感度,分光感度,帯電能,耐久性等
の特性を任意に変化させ、目的にあった特性を選択でき
るようにした機能分離型の有機感光体が開発された。
そして、このような機能分離型の有機感光体において
も、一般に、電荷発生材料を結着剤中に分散あるいは溶
解させた電荷発生層用の感光性塗液を導電性基体上に塗
布し、これを乾燥させて0.05〜1μmの厚さの電荷発生
層を形成し、また電荷輸送材料を結着剤中に分散あるい
は溶解させた電荷輸送層用の感光性塗布液を塗布し、こ
れを乾燥させて5〜30μmの厚さの電荷輸送層を形成す
るようになっている。
ここで、これらの有機系感光体において、導電性基体
上に上記の各感光性塗液を塗布するにあたっては、一般
に、スプレー塗布法,ロール塗布法,ブレード塗布法,
浸漬塗布法等の方法が用いられている。
そして、これらの塗布方法の中でも、上記の各感光性
塗液を収容させた浸漬槽内に導電性基体を浸漬させた
後、この導電性基体を浸漬槽から引き上げて、導電性基
体に感光性塗液を塗布するようにした浸漬塗布法が、生
産性及び製造コスト面で優れているため、これらの感光
体を製造する場合に広く利用されている。
ここで、このような浸漬塗布法においては、上記のよ
うに導電性基体を各感光性塗液が収容された浸漬槽内に
浸漬させて引き上げ、各感光性塗液を導電性基体上に塗
布するため、感光性塗液が導電性基体上において垂直方
向にたれやすく、その結果、導電性基体上に形成される
感光層に塗布むらやすじが発生したり、上下方向におけ
る感光層の膜厚むらが大きくなって、画像に悪影響を及
ぼすという欠点があった。
そして、特に、上記機能分離型の感光体における電荷
発生層のように、その膜厚が1μm以下の薄い層を形成
する時には、上記のような塗布むら等による画像への悪
影響が大きな問題となった。
さらに、感光性塗液に用いる溶剤に低沸点溶剤を使用
した場合には、浸漬槽内に収容された感光性塗液から溶
剤が蒸発して、感光性塗液の粘度や濃度が変化するた
め、導電性基体への感光性塗液の塗布量を一定化させ
て、均一な膜厚の感光層を形成することが非常に難し
く、かつ上記のようにして順々に導電性基体に感光性塗
液を塗布し、感光体を量産する場合には、導電性基体に
形成される感光層の膜厚が徐々に変化し、感光体におけ
る膜厚の均一性が損なわれるという問題があった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、導電性基体を感光性塗液が収容された浸
漬槽内に浸漬させた後、この導電性基体を浸漬槽から引
き上げるようにした浸漬塗布法によって、導電性基体に
感光性塗液を塗布する場合における上記のような問題を
解決することを課題とするものである。
すなわち、この発明は、導電性基体を感光性塗液が収
容された浸漬槽内に浸漬させた後、この導電性基体を浸
漬槽から引き上げて、導電性基体上に感光性塗液を塗布
する場合において、導電性基体に対する感光性塗液の塗
布むら等の発生が少なく、機能分離型感光体における電
荷発生層のように、その膜厚が1μm以下の薄い層も良
好に形成することができ、さらに、感光性塗液の溶剤と
して低沸点溶剤を使用した場合においても、導電性基体
への感光性塗液の塗布量を一定化させて、均一な膜厚の
感光層を形成することができ、かつ量産時においても各
感光体における感光層の膜厚を一定化させることができ
る導電性基体の浸漬塗布装置及び導電性基体の浸漬塗布
方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] この発明における導電性基体の浸漬塗布装置において
は、上記のような課題を解決するため、導電性基体に塗
布する感光性塗液を収容した浸漬槽と、導電性基体を浸
漬槽内に浸漬させた際に浸漬槽の上部からオーバーフロ
ーする感光性塗液を収容するオーバーフロー受け部と、
補助タンクと、オーバーフロー受け部に収容された感光
性塗液を補助タンクに回収させる第1回収手段と、浸漬
槽内に収容された感光性塗液を補助タンクに回収させる
第2回収手段と、補助タンクに回収された感光性塗液を
浸漬槽に再供給する再供給手段と、補助タンクに回収さ
れた感光性塗液の粘度を調整する粘度調整手段とを設け
るようにしたのである。
ここで、このような導電性基体の浸漬塗布装置におい
ては、導電性基体を感光性塗液が収容された浸漬槽内に
浸漬させた後、この導電性基体を感光性塗液から引き上
げて、導電性基体に感光性塗液を塗布する。
そして、このように導電性基体に感光性塗液を塗布す
るにあたっては、導電性基体を感光性塗液が収容された
浸漬槽内に浸漬した際に、浸漬槽の上部からオーバーフ
ローした感光性塗液をオーバーフロー受け部に収容さ
せ、このオーバーフロー受け部に収容された感光性塗液
を第1回収手段によって補助タンクに回収させる。そし
て、このように補助タンクに回収された感光性塗液の粘
度を粘度調整手段によって調整した後、この感光性塗液
を再供給手段によって浸漬槽に再供給する。
ここで、上記のように導電性基体を感光性塗液が収容
された浸漬槽内に浸漬した際にオーバーフローした感光
性塗液を補助タンクに回収し、この補助タンクにおいて
回収された感光性塗液の粘度を粘度調整手段によって調
整した後、この感光性塗液を再供給手段によって浸漬槽
に再供給すると、浸漬槽内における感光性塗液の粘度が
一定に保たれるようになり、この浸漬槽内に導電性基体
を浸漬させて、導電性基体に感光性塗液を塗布する場合
に、導電性基体上に塗布される感光性塗液の塗布量が一
定化し、導電性基体上に形成される感光層の膜厚が均一
化する。
また、この導電性基体の浸漬塗布装置において、導電
性基体に感光性塗液を塗布させる操作を中継するにあた
っては、浸漬槽に収容されている感光性塗液を第2回収
手段によって補助タンクに回収する。
ここで、上記のように導電性基体に感光性塗液を塗布
させる操作を中継する場合に、浸漬槽に収容されている
感光性塗液を第2回収手段によって補助タンクに回収す
ると、中断時において、感光性塗液から溶剤が蒸発する
のが抑制され、感光性塗液の粘度変化や感光性塗液のロ
スが少なくなると共に、作業環境の悪化も抑制されるよ
うになる。
また、上記のように補助タンクに回収された感光性塗
液の粘度を粘度調整手段によって調整するにあたって
は、例えば、補助タンク内における感光性塗液の粘度を
調整するための溶剤を収容させた溶剤タンクを設け、補
助タンク内における感光性塗液の粘度を測定しながら、
上記の溶剤タンクから補助タンクに適当量の溶剤を供給
し、補助タンク内における感光性塗液の粘度を調整す
る。なお、このように補助タンク内における感光性塗液
の粘度を測定しながら、溶剤タンクから補助タンクに適
当量の溶剤を供給するにあたっては、感光性塗液の粘度
の測定結果に基づいて、適当量の溶剤等を自動的に制御
しながら供給するようにした自動制御式のものが便利で
ある。
[実施例] 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図及び第2図に示す各実施例の導電性基体の浸漬
塗布装置においては、導電性基体(1)に塗布する感光
性塗液(2)として、光導電性材料を結着樹脂と共に有
機溶剤中に分散あるいは溶解させたものを用い、このよ
うに調整された感光性塗液(2)を、円筒状になった浸
漬槽(3)内に収容させている。
そして、このように感光性塗液(2)が収容された浸
漬槽(3)内に、円筒状の導電性基体(1)を浸漬させ
た後、この導電性基体(1)を浸漬槽(3)内から引き
上げて、感光性塗液(2)を導電性基体(1)上に塗布
させるようになっている。ここで、上記浸漬槽(3)の
上部には、その外周に沿ってオーバーフロー受け部
(4)を設け、上記のように導電性基体(1)を浸漬槽
(3)内に浸漬させた場合に、浸漬槽(3)からオーバ
ーフローした感光性塗液(2)をこのオーバーフロー受
け部(4)に収容させるようにしている。
そして、このオーバーフロー受け部(4)に収容され
た感光性塗液(2)を補助タンク(5)に回収させる第
1回収手段として、このオーバーフロー受け部(4)の
底部に排出口(4a)を設け、この排出口(4a)と補助タ
ンク(5)とを、適当な位置にバルブ(6)が設けられ
た回収用パイプ(7)によって接続し、オーバーフロー
受け部(4)に収容された感光性塗液(2)を補助タン
ク(5)に回収させるようになっている。
また、浸漬槽(3)内に収容された感光性塗液(2)
を補助タンク(5)に回収させる第2回収手段として、
上記浸漬槽(3)の下部に回収口(3a)を設け、この回
収口(3a)に取り付けられたバイパス管(8)を上記回
収用パイプ(7)に切り換えバルブ(9)を介して接続
させている。
そして、浸漬槽(3)内に収容された感光性塗液
(2)を補助タンク(5)に回収させる場合には、この
切り換えバルブ(9)によって、バイパス管(8)と上
記回収用パイプ(7)とを連通させて、浸漬槽(3)下
部の回収口(3a)からバイパス管(8)と回収用パイプ
(7)とを通して感光性塗液(2)を補助タンク(5)
に回収させるようになっている。
一方、浸漬槽(3)から感光性塗液(2)を回収する
上記補助タンク(5)には、上記のように補助タンク
(5)内に導かれた感光性塗液(2)の粘度を調整する
粘度調整手段(10)が設けられている。
ここで、粘度調整手段(10)によって補助タンク
(5)内に回収された感光性塗液(2)の粘度を調整す
るにあたり、第1図に示す実施例のものにおいては、補
助タンク(5)に回収された感光性塗液(2)を撹拌手
段(11)によって均一に撹拌しながら、この感光性塗液
(2)の粘度を粘度計(12)で測定するようにしてい
る。そして、この測定の結果、補助タンク(5)に回収
された感光性塗液(2)の粘度が上昇している場合に
は、溶剤タンク(13)と補助タンク(5)とを結ぶ溶剤
供給管(14)に設けられた電磁弁(15)を開き、前記撹
拌手段(11)によって感光性塗液(2)を撹拌しなが
ら、補助タンク(5)内における感光性塗液(2)が所
定の粘度になるまで、上記溶剤タンク(13)内に収容さ
れた希釈用の溶剤(16)を補助タンク(5)内に供給す
るようにしている。
また、第2図に示す実施例のものも、上記第1図に示
す実施例のものとほぼ同様であるが、この実施例のもの
においては、補助タンク(5)内に回収された感光性塗
液(2)の粘度を測定する上記粘度計(12)の制御部
(12a)を、溶剤供給管(14)に設けられた電磁弁(1
5)に接続させて、この電磁弁(15)の開閉を上記粘度
計(12)の制御部(12a)によって自動的に制御するよ
うにし、補助タンク(5)に回収された感光性塗液
(2)の粘度が上昇している場合には、粘度計(12)の
上記制御部(10a)が電磁弁(15)を自動的に開き、補
助タンク(5)内における感光性塗液(2)が所定の粘
度になるまで、溶剤タンク(13)から希釈用の溶剤(1
6)を補助タンク(5)に供給するようになっている。
そして、このように補助タンク(5)内において適当
な粘度に調整された感光性塗液(2)を再供給手段によ
り浸漬槽(3)内に戻す場合には、補助タンク(5)の
底部に設けられた循環口から供給用パイプ(17)を通し
て、補助タンク(5)内の感光性塗液(2)をポンプ
(18)によって吸引し、この供給用パイプ(17)に接続
されたフィルター(19)によって感光性塗液(2)中の
異物を取り除くと共に、供給量調整バルブ(20)によっ
て浸漬槽(3)内に供給する感光性塗液(2)の流量を
調整しながら、前記浸漬槽(3)内の底部に設けられた
ノズル(21)より、適当な粘度に調整された感光性塗液
(2)を浸漬槽(3)内に供給するようになっている。
このようにすると、浸漬槽(3)内における感光性塗
液(2)の粘度が常に一定に保たれるようになり、この
浸漬槽(3)内に導電性基体(1)を浸漬させて感光性
塗液(2)を塗布した場合、導電性基体(1)に常に一
定量の感光性塗液(2)が塗布され、常に均一になった
感光層が導電性基体(1)に形成されるようになる。
また、導電性基体(1)に感光性塗液(2)を塗布す
る作業を中断するような場合には、上記切り換えバルブ
(9)によって、回収用パイプ(7)とバイパス管
(8)とを連通させ、浸漬槽(3)下部の回収口(3a)
からバイパス管(8)と回収用パイプ(7)とを通し
て、浸漬槽(3)内に収容された感光性塗液(2)を補
助タンク(5)に回収する。
そして、このように補助タンク(5)に感光性塗液
(2)を回収した後、回収用パイプ(7)に設けられた
上記バルブ(6)と、供給用パイプ(17)に設けられた
供給量調整バルブ(20)とを閉じ、感光性塗液(2)を
補助タンク(5)内に密閉した状態で収容させると、溶
剤の蒸発が抑制され、作業中断時における感光性塗液
(2)の粘度変化や感光性塗液(2)のロスが少なくな
ると共に、作業環境の悪化も抑制されるようになる。
また、上記の各実施例のものにおいては図示していな
いが、感光性塗液(2)の状態を安定化させるため、浸
漬槽(3)や補助タンク(5)に温度調整手段を設けた
りすることが好ましい。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明においては、導電性基
体に感光性塗液を塗布するにあたり、導電性基体を感光
性塗液が収容された浸漬槽内に浸漬した際に、浸漬槽の
上部からオーバーフローした感光性塗液をオーバーフロ
ー受け部に収容させ、このオーバーフロー受け部に収容
された感光性塗液を第1回収手段によって補助タンクに
回収し、このように補助タンクに回収された感光性塗液
の粘度を粘度調整手段によって調整した後、この感光性
塗液を再供給手段によって浸漬槽に再供給するようにし
たため、浸漬槽内における感光性塗液の粘度が、常に所
望の粘度に保たれるようになった。
この結果、このような浸漬槽内に導電性基体を浸漬さ
せて引き上げ、導電性基体に感光性塗液を塗布するよう
にした場合、浸漬槽内に収容された感光性塗液の粘度が
常に所定値に保たれているため、導電性基体に塗布され
る感光性塗液の塗布量が一定化し、常に均一な膜厚を持
つ感光層が形成されるようになり、特に、機能分離型感
光体における電荷発生層のように、その膜厚が1μm以
下の薄いものであっても、一定した均一な膜厚のものを
形成できるようになり、塗布むら等による画像への悪影
響を解消できるようになった。
また、感光性塗液に用いる溶剤が低沸点溶剤である場
合にも、感光性塗液における粘度の変化がなく、常に一
定の感光層が形成されるようになり、安定した性能を持
つ感光体を量産できるようになった。
また、この発明においては、導電性基体に感光性塗液
を塗布させる操作を中断するにあたり、浸漬槽に収容さ
れている感光性塗液を第2回収手段によって補助タンク
に回収するようにしたため、中断時において、感光性塗
液から溶剤が蒸発するのが抑制され、感光性塗液の粘度
変化や感光性塗液のロスが少なくなると共に、作業環境
の悪化も抑制されるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る浸漬塗布装置の概略
断面図、第2図はこの発明の他の実施例に係る浸漬塗布
装置の概略断面図である。 (1)……導電性基体,(2)……感光性塗液,(3)
……浸漬槽,(3a)……回収口,(4)……オーバーフ
ロー受け部,(4a)……排出口,(5)……補助タン
ク,(6)……バルブ,(7)……回収用パイプ,
(8)……切り換えバルブ,(10)……粘度調整手段,
(13)……溶剤タンク,(17)……供給用パイプ,(1
8)……ポンプ,(19)……フィルター,(20)……供
給量調整バルブ,(21)……ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/05 102 B05C 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性基体に塗布する感光性塗液を収容し
    た浸漬槽と、導電性基体を浸漬槽内に浸漬させた際に浸
    漬槽の上部からオーバーフローする感光性塗液を収容す
    るオーバーフロー受け部と、補助タンクと、オーバーフ
    ロー受け部に収容された感光性塗液を補助タンクに回収
    させる第1回収手段と、浸漬槽内に収容された感光性塗
    液を補助タンクに回収させる第2回収手段と、補助タン
    クに回収された感光性塗液を浸漬槽に再供給する再供給
    手段と、補助タンクに回収された感光性塗液の粘度を調
    整する粘度調整手段とを有することを特徴とする導電性
    基体の浸漬塗布装置。
  2. 【請求項2】前記の粘度調整手段が、感光性塗液の粘度
    を調整するための溶剤を収容した溶剤収容タンクを備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の導電性基体の
    浸漬塗布装置。
  3. 【請求項3】導電性基体を感光性塗液が収容された浸漬
    槽内に浸漬した後、この導電性基体を感光性塗液から引
    き上げて、導電性基体に感光性塗液を塗布する導電性基
    体の浸漬塗布方法において、浸漬塗布操作を行う場合に
    は、導電性基体を感光性塗液が収容された浸漬槽内に浸
    漬した際に浸漬槽の上部からオーバーフローした感光性
    塗液を補助タンクに回収し、この補助タンクにおいて感
    光性塗液の粘度調整を行った後で浸漬槽に再供給する一
    方、浸漬塗布操作を中断する場合には、浸漬槽に収容さ
    れている感光性塗液を補助タンクに回収するようにした
    ことを特徴とする導電性基体の浸漬塗布方法。
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