JP2783948B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2783948B2
JP2783948B2 JP4251191A JP25119192A JP2783948B2 JP 2783948 B2 JP2783948 B2 JP 2783948B2 JP 4251191 A JP4251191 A JP 4251191A JP 25119192 A JP25119192 A JP 25119192A JP 2783948 B2 JP2783948 B2 JP 2783948B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーブントースタ等の調
理器に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平4−13522号公報等に示され
るオーブントースタにおいて、調理中に加熱室内で飛散
した油脂分などが扉体のガラス透光板に付着すると、透
光板の透視度が悪くなり、加熱室内の調理物の出来具合
が良く見えなくなる。このため、頻繁に掃除を行う必要
があるが、ガラス透光板の掃除は行いにくい。この透光
板の掃除を少しでも行い易くするために、透光板を着脱
自在にするとよい。
【0003】図9乃至図11はこのように透光板を着脱
自在とした、従来の扉体の構造を示す。扉体50は、両
側部の下部で回転自在に支持され、加熱室の前面開口を
開閉するものであり、扉表枠51、扉裏枠52、ガラス
透光板53、扉体50の下部であって上記扉表枠51と
扉裏枠52との間に配置された板バネ54を有する。
【0004】そして、上記透光板53の装着は次のよう
にして行う。まず、透光板53を上記板バネ54のバネ
圧に抗して下方へ押さえながら、透光板53の下端部を
扉表枠51と扉裏枠52との下側隙間に挿入し、しかる
後透光板53の上端部を扉表枠51と扉裏枠52との上
側隙間に対抗するところまで持ってくる。その後、押さ
える力を弱めながら、透光板53の上端部を上記上側隙
間に板バネ54の復元力を利用して挿入する。これによ
り、透光板53の保持装着が完了する。
【0005】上記透光板53を取り外すときは、透光板
53の上端部の表裏両面を指で挟み込みながら、上記板
バネ54に抗して透光板53を下方へ押し込み、透光板
53の上端部を上記上側隙間から外す。これにより、上
記透光板53を取り外すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなオーブント
ースタにおいては、透光板53を取り外すことができる
ため透光板53の掃除が行いやすい。しかし、透光板5
3の上端部の表裏両面を指で挟み込みながら上記板バネ
54に抗して透光板53を下方へ押し込まねばならず、
作業しにくい。
【0007】また、上記透光板53の保持装着は、上記
板バネ54の復元力により透光板53を上方へ押し上げ
ることにより行っているが、オーブントースタ本体に輸
送時等に上下の衝撃が加わったときには、板バネ54が
たわんで透光板53が下方へ下がる。すると、透光板5
3の上端部が上記上側隙間から外れ更には扉体50から
外れて落下し、透光板53が破損してしまう。
【0008】
【0009】本発明は、透光板の掃除を行い易くするた
め透光板を着脱自在とした構成において、透光板の取り
外し作業を容易とし、輸送時等の衝撃により透光板が外
れて破損するのを抑制した、オーブントースター等の調
理器を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1の構
成として、前面開口を有する加熱室と、両側部の下部で
回転自在に支持され、上記加熱室の前面開口を開閉する
扉体とを備えた調理器において、この扉体を、額縁状の
扉表枠と、額縁状の扉裏枠と、透光板と、この透光板を
着脱自在に受け入れるとともに、左右上下の移動を規制
する上記扉裏枠の中央開口周縁に設けられた段部と、上
記透光板の一方の側部を扉体に着脱自在に保持する一方
側保持部と、上記扉表枠と扉裏枠との間にスライド自在
に配置され、上記透光板方向へのスライド時に上記透光
板の他方側部に対応した段部にその先端を対向させると
共に上記透光板上に突出して、透光板の他方側部が上記
段部から離脱するのを阻止し、かつ、上記透光板から離
れる方向へのスライド時に上記透光板上に突出しない位
置に退避して、上記透光板の他方側部の離脱を許容する
スライド体と、このスライド体を上記透光板の方へ付
勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して上記
スライド体を上記透光板から離れる方へスライドさせ
る操作部とから構成したことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【作用】請求項1の構成においては、操作部を簡単操作
してスライド体をスライドさせることにより、透光板の
着脱が可能となる。
【0013】また、透光板は、一方側部が一方側保持部
により保持されるとともに他方側部が他方側受入段部と
スライド体により保持されて、扉体に装着される。この
場合、上記スライド体は、横方向にスライドするもので
あって上下方向へはスライドせず、輸送時等の衝撃によ
り上下方向の力を受けても影響を受けず、透光板は外れ
て破損したりしない。
【0014】
【0015】
【実施例】図1は本発明実施例のオーブントースタの外
観を示す。オーブントースタ本体1内に加熱室2が形成
されており、この加熱室2の前面開口は扉体3により開
閉される。この扉体3は両側部の下部で回転自在に支持
され上下方向に回転する。
【0016】図2乃至図5は上記扉体3の構造を示す。
扉体3は、金属製の額縁状をした扉表枠4と扉裏枠5、
ガラス製の透光板6、把手7を有する。この扉表枠4の
内周縁部及び外周縁部には、加熱室2側に突出する内側
フランジ8及び外側フランジ9が全周にわたって形成さ
れている。上記扉裏枠5の内周縁部には、段部10を有
し加熱室外側に突出する内側フランジ11が全周にわた
って形成されており、外周縁部には、同様に加熱室外側
に突出する外側フランジ12が形成されている。上記透
光板6は扉裏枠5に形成された上記段部10に着脱自在
にはまり、扉体3の中央開口を覆う。
【0017】上記扉体3の一方の側部において、上記扉
表枠4と扉裏枠5との間には、突起13を有する支持具
14が装着されている。この支持具14は、横方向の動
きは扉裏枠5の内側フランジ11と外側フランジ12と
で規制され、上下方向の動きは扉裏枠5に形成されてい
る固定爪15で規制されている。そして、上記支持具1
4の突起13及び段部10により、図4の如く、上記透
光板6の一方の側部を着脱自在に保持する一方側保持部
16が形成される。
【0018】また、上記扉体3の他方の側部において、
上記扉表枠4と扉裏枠5との間には、突起17を有する
スライド体18が横方向にスライド自在に配置されてい
る。このスライド体18の突起17は、スライド体18
を上記透光板6の方へスライドしたとき、図4の如く、
扉裏枠5の開口19に案内されて突出し、上記段部10
の、突起17に対応する箇所(他方側受入段部)ととも
に上記透光板6の他方側部を保持する。上記透光板6か
ら離れる方へのスライド時には、上記スライド体18
は、突起17が開口19から扉体3内に没するため、透
光板6の他方側部が上記他方側受入段部から離脱するの
を許容する。
【0019】そして、上記スライド体18は付勢手段で
ある一対のバネ20により常時透光板6の方へ付勢され
ており、また、この付勢力に抗してスライド体18を透
光板6から離れる方へスライドさせるための操作部21
が、スライド体18に一体成形されている。この操作部
21は扉裏枠5の開口22により案内される。
【0020】以上の構成において、上記透光板6の着脱
について説明する。透光板6を取り外す場合、扉体3を
開放状態として、上記操作部21をつまんで上記スライ
ド体18を透光板6から離れる方へスライドさせる。こ
れにより、スライド体18の突起17は扉体3内に没
し、透光板6の他方側部の離脱が許容される。この状態
で透光板6の他方側部を矢印A方向へ移動させて離脱す
る。その後、透光板6の一方側部が上記一方側保持部1
6から離脱するように、透光板6を移動すると、透光板
6は完全に取り外される。完全に取り外された後、透光
板6は容易に汚れが拭き取られる。上記透光板6の装着
は逆の手順で行えばよいことは今や容易に理解できる。
【0021】そして、このように操作部21を操作して
スライド体18をスライドさせることにより、透光板6
の着脱は簡単に行える。また、上記スライド体は、横方
向にスライドするものであって上下方向へはスライドせ
ず、輸送時等の衝撃により上下方向の力を受けても影響
を受けず、透光板6は外れて破損したりしない。
【0022】図6乃至図8は上記扉体3の開閉機構を示
す。扉体3の扉裏枠5には係合部23が形成され、この
係合部23に焼網24の前部が回転自在に装着されてい
る。一方、この焼網24の後部には部分的に突出棒25
が形成されており、この突出棒25は上記加熱室2の側
壁26の円弧状開口27を貫通して加熱室外へ出、固定
バネ28に連結されている。この固定バネ28は常時扉
体3を閉方向へ付勢しており、扉体3に若干の力を加え
るだけで扉体3を簡単に閉じることが可能な程度の付勢
力を有する。従って、この付勢力は自身だけで扉体3を
開状態から閉状態へ移動させるほどのものではない。
【0023】この場合、扉体3を開放するときは、把手
7をもち、上記固定バネ28の付勢力に抗して扉体3を
下方へ回転させる。開放状態においては、上記固定バネ
28の付勢力は扉体3を閉じるほどのものではないた
め、扉体3は開状態に維持される。上記扉体3を閉じる
ときは、扉体3に若干の力を加える。すると、扉体3は
固定バネ28の付勢力の影響を受けて簡単に閉じる。
【0024】更に、上記扉体3の開放時に上記突出棒2
5を受け入れ保持する保持体となる扉開保持バネ29が
設けられている。この保持バネ29により、上記透光板
6を取り外した場合(扉体3の開放時)、扉体3の重量
が著しく軽くなっても、扉体3は固定バネ28の付勢力
の影響を受けて勢い良く閉じたりせず、開放状態に保持
される。
【0025】
【発明の効果】本発明のオーブントースタ等の調理器に
よれば、透光板の掃除を行い易くするために透光板を着
脱自在とした構成において、操作部を操作してスライド
体をスライドさせることにより透光板を着脱するもので
あり、透光板の着脱作業を容易に行うことができる。
【0026】更に、上記透光板は、段部によって上下左
右の移動が規制され、且つ一方側部が一方側保持部によ
り保持されるとともに他方側部が段部とスライド体によ
り保持されて、扉体に装着される。この場合、透光板は
段部によっては左右上下の移動を規制され、透光板上に
突出するスライド体によって段部からの離脱が阻止され
るように構成されているので、透光板にいかなる方向の
摺動力を受けても、透光板の保持が解除されることがな
く、誤って透光板が扉枠から落下する問題を解消でき、
安全性が向上するものです。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のオーブントースタの外観斜視図
である。
【図2】同オーブントースタの扉体の斜視図である。
【図3】同扉体の側面断面図である。
【図4】同扉体の平面断面図である。
【図5】同扉体の分解斜視図である。
【図6】同扉体閉成時の側面断面図である。
【図7】同扉体開放時の側面断面図である。
【図8】同扉体開放時の扉開保持バネ付近の斜視図であ
る。
【図9】従来のオーブントースタの扉体の斜視図であ
る。
【図10】同扉体の側面断面図である。
【図11】同扉体の平面断面図である。
【符号の説明】
2 加熱室 3 扉体 4 扉表枠 5 扉裏枠 6 透光板 10 段部 16 一方側保持部 18 スライド体 20 バネ(付勢手段) 21 操作部 28 固定バネ 29 扉開保持バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口を有する加熱室と、両側部の下
    部で回転自在に支持され、上記加熱室の前面開口を開閉
    する扉体とを備えた調理器において、この扉体を、額縁
    状の扉表枠と、額縁状の扉裏枠と、透光板と、この透光
    板を着脱自在に受け入れるとともに、左右上下の移動を
    規制する上記扉裏枠の中央開口周縁に設けられた段部
    と、上記透光板の一方の側部を扉体に着脱自在に保持す
    る一方側保持部と、上記扉表枠と扉裏枠との間にスライ
    ド自在に配置され、上記透光板方向へのスライド時に上
    記透光板の他方側部に対応した段部にその先端を対向さ
    せると共に上記透光板上に突出して、透光板の他方側部
    が上記段部から離脱するのを阻止し、かつ、上記透光板
    から離れる方向へのスライド時に上記透光板上に突出し
    ない位置に退避して、上記透光板の他方側部の離脱を許
    容するスライド体と、このスライド体を上記透光板の方
    向へ付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗し
    て上記スライド体を上記透光板から離れる方向へスライ
    ドさせる操作部とから構成したことを特徴とする調理
    器。
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JPS6157043A (ja) * 1984-08-27 1986-03-22 Ricoh Co Ltd 光情報記録再生方法及びその装置

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