JP2777871B2 - 重畳ウェットティシュの製造方法 - Google Patents

重畳ウェットティシュの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器または包装袋内に
収容される重畳ウェットティシュの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生活の近代化に伴って多用されて
いるウェットティシュは、未使用時あるいは不使用時に
湿潤状態を維持するため、気密とされた容器内にまたは
詰め替え用の包装袋内に収容された状態で前記容器内
に、所定枚数分だけ折り畳まれて収容されている。ま
た、この種のウェットティシュにおいては、上下段のウ
ェットティシュが互いに重ね部分を持ちながら積み重ね
られており、最上部のウェットティシュを取り出すと、
次のウェットティシュが取り出し易いように容器の取り
出し口よりその一部が突出する、いわゆるポップアップ
方式の重畳構造が採用されている。
【0003】上記ポップアップ方式を採用したウェット
ティシュの重畳構造としては、従来より、次の二つの構
造が知られている。先ず、第1の重畳構造(以下、第1
先行例という。)は、各ウェットティシュ50が、図7
(A) に示すように、ウェットティシュ50の中央線55
を折り目とし約半分に折り畳まれ、図7(B) に示すよう
な折り畳み形状とされ、図8に示すように、ウェットテ
ィシュ50,50,…を1枚づつ交互に対向させ、上側
に重ね合わされるウェットティシュの下部分51と、下
側に重ね合わされるウェットティシュの上部分52とを
順次重ね合わせてなる重畳構造である。
【0004】また、第2の重畳構造(以下、第2先行例
という。)は、図9(A) に示すように、ウェットティシ
ュ70における2本の3等分線77、77と、2本の4
等分線76、76との間に折れ線78,78を設定し、
図9(B) に示すように、外側部分をそれぞれ反対面側に
折り返して断面Z状とし、このように折り畳まれた複数
のウェットティシュ70,70,…を、図10に示すよ
うに、その中央部分71,71,…が整然と並ぶよう
に、かつ上側に重ね合わされるウェットティシュの下部
分72の一部と、下側に重ね合わされるウェットティシ
ュの上部分73の一部とが重なり合うように、順次重ね
合わせてなる重畳構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1先行
例のように複数枚のウェットティシュを重畳した場合、
図8から判るように、上下に重畳されているウェットテ
ィシュが重なり合っている部分の接触面積は、一枚のウ
ェットティシュの面積の約2分の1と大きい。
【0006】ウェットティシュは、当然に湿潤状態で使
用され、未使用時のウェットティシュも湿潤状態とされ
ているので、一般的に、接触しているウェットティシュ
同士の接触面積が大きいほど、抵抗が大きくなる。この
ため、取り出し時の抵抗が大きなものとなり、1枚のウ
ェットティシュを容器から取り出すと、同時に複数枚の
ウェットティシュが出てきたり、あるいはウェットティ
シュが破けてしまったり、あるいは収容されているウェ
ットティシュの残り枚数が少なくなったときには、ウェ
ットティシュを抜き出すと、容器全体が持ち上がってウ
ェットティシュが取り出しにくくなるという問題が発生
している。
【0007】さらには、接触している面積が大きいた
め、一枚のウェットティシュを取り出した際に、次のウ
ェットティシュの露出量が大きくなってしまい、湿潤液
の蒸発の点からすると好ましくない状態となる。この露
出部分は、通常、嵌合蓋等によって気密状態とされては
いるものの、容器内よりも気密状態が悪いため、乾燥し
易い状態となっている。また、露出している部分の量が
多いと、嵌合蓋等によって気密状態とされる部分を大き
くしなければならず、容器内の気密状態もいきおい悪く
なってしまうという問題もある。
【0008】一方、上記第2先行例の場合は、図10か
ら判るように、その嵩高は中央部と両側部とで異なるこ
ととなる。具体的には、中央部分の重ね枚数は両側部の
重ね枚数の1.5倍となる。したがって、仮に容器嵩高
が同じであれば第1先行例よりも収容枚数が2/3とな
り、同じ枚数分だけ収容するとなると容器の嵩高をその
分だけ高くしなければならないという問題がある。ま
た、特に両側部分の重ね枚数が少ないため、安定性に欠
けることとなり、容器内で型崩れが起こり易い等の問題
がある。
【0009】そこで、嵩高が全体的に均一で、しかも上
下に重ね合わされているウェットティシュ同士が取り出
し易いように適度の接触面積をもって積み重ねられたウ
ェットティシュの重畳構造を得る必要がある。
【0010】このために、各ウェットティシュは、ほぼ
中央部を折り目として折り畳まれるとともに、これら両
折り畳み片の一方側片において、そのほぼ中央部を折り
目としてさらに先端側が反対側に折り返されることによ
り断面不等辺Z状に折り畳まれ、前記不等辺Z形状を構
成する各面のうち、辺長の最も長い部分を上部分、この
上部分に隣接する中間を中部分、残りを下部分として、
下側に重ね合わされるウェットティシュの前記上部分の
ほぼ先端側半分が、上側に重ね合わされるウェットティ
シュの前記上部分と中部分とによって挟まれながら、順
次ウェットティシュが積み重ねられている態様が好適で
ある。
【0011】すなわち、この態様においては、ほぼ中央
部分を折り目として折り畳まれ、その一方片部分におい
て、さらにそのほぼ中央部分を折り目として反対側に折
り返されてなる3つの部分によって構成されている。そ
の折り畳み形状は、上下辺のうちの一方が長くなった不
等辺Z状となっている。
【0012】そして、この不等辺Z状に折り畳まれたウ
ェットティシュを複数重ね合わせる際、下側に重ね合わ
されるウェットティシュにおける上部分のほぼ先端側半
分のみが、上側に重ね合わされるウェットティシュの前
記上部分と中部分とに挟まれている。したがって、図3
に示されるように、全体的に均一な嵩高になるととも
に、仮に6枚のウェットティシュを重畳した際、その積
層枚数を数えると12枚となっており、平シートのまま
で積み重ねた場合の2倍の嵩高で済むことになる。ま
た、上下のウェットティシュが重なり合っている部分の
接触面積は、全体の面積の約4分の1となっており、取
り出し時の抵抗も小さくて済む。
【0013】したがって、嵩高が低いこと、すなわちコ
ンパクトであること、取出時の抵抗が小さいこと、次の
ウェットティシュの露出量が少ないことなど、いずれの
性質においても優れたウェットティシュの重畳構造を得
ることができる。
【0014】この重畳構造自体は、米国特許第3,40
1,928号の第9図の態様と同様である。
【0015】しかし、この重畳構造を得る場合、米国特
許第3,401,928号では、製造方法として、ライ
ン方向に直交的に原シートを供給しながら、それぞれセ
ーラーにより折り畳むものであるために、ラインスピー
ドを速めると、破断の危険性があるとともに、折り目が
確実に形成でき難いなどの問題がある。
【0016】したがって、本発明の課題は、生産効率に
優れ、かつ折り目を確実に形成させる特にウェットティ
シュに適した製造方法を確立することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、容器または包装袋内に収容される重畳ウェットテ
ィシュを製造する方法であって、前記重畳ウェットティ
シュは、各ウェットティシュが、ほぼ中央部を折り目と
して折り畳まれるとともに、これら両折り畳み片の一方
側片において、そのほぼ中央部を折り目としてさらに先
端側が反対側に折り返されることにより断面不等辺Z状
に折り畳まれ、前記不等辺Z形状を構成する各面のう
ち、辺長の最も長い部分を上部分、この上部分に隣接す
る中間を中部分、残りを下部分として、下側に重ね合わ
されるウェットティシュの前記上部分のほぼ先端側半分
が、上側に重ね合わされるウェットティシュの前記上部
分と中部分とによって挟まれながら、順次ウェットティ
シュが積み重ねられる態様であり、各積み重ね段におい
て、 (1)ウェットティシュ素材シートを巻いた1対の原反
ロールからそれぞれ平面状態で第1原シートおよひ第2
原シートが繰り出され、各原シートの幅方向の約1/4
幅部分に沿って反対方向方向に折り畳んで前記下部分お
よび残余部分をそれぞれ形成し、次いで第1原シートの
中部分に第2原シートの上部分の約1/2幅部分を重ね
る重ね合せ工程、 (2)既に形成した、前段第1原シートの前記中部分と
上部分間に前段第2原シートの上部分が介装され、かつ
前段第1原シートの下部分が外表面に臨む前段状態にお
いて、前記重ね合せ工程で得た第1および第2原シート
を、その第1原シートの残余部分側縁を前記前段第2原
シートの中央折り目部分に位置させて重ねる工程、 (3)前記第1原シートの残余部分上に中央線に沿って
折り畳んで前記前段第2原シートの中部分を重ねる工
程、ならびに前記第2原シートを第1原シートと共に、
前記第1原シートの前記中央線に沿って折り畳む工程、 が順次行われ、所定枚数の重畳シート構造を得ることを
特徴とする重畳ウェットティシュの製造方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施の形
態を参照しながらさらに詳説する。本発明に係る各ウェ
ットティシュは、図1に示す態様によって、同図(C)
に示すように不等辺Z状に折り畳まれている。この折り
畳み過程を図1を参照しながら順に説明すると、まず、
図1(A) に示す方形のウェットティシュ10において、
横方向ほぼ中央位置に山折り線15を設定し、その右側
ほぼ1/4の位置に谷折り線16を設定する。また、ウ
ェットティシュ10は、これら折り線15、16を境
に、左側から順に上部分11、中部分12および下部分
13とされる。
【0019】次に、図1(B) に示すように、ほぼ中央部
分の山折り線15を折り畳み、図1(C) に示すように、
谷折り線16を反対側に折り返す。このようにしてウェ
ットティシュ10は上部分11、中部分12、下部分1
3の3つの部分からなる不等辺Z状の折り畳み形状とさ
れる。
【0020】かくして不等辺Z状に折り畳まれたウェッ
トティシュ10は、図2に示すような態様で、上下方向
に重ね合わされるが、ここではウェットティシュ10、
20…を6枚重ね合わせた例について説明する。
【0021】ウェットティシュ10、20…は、すべて
上部分11を上側として積み重ねられており、図示の例
では、最上段のウェットティシュ10の上部分11と中
部分12との間に、次段のウェットティシュ20の上部
分21のほぼ半分が重ね合わされる。さらにウェットテ
ィシュ20の上部分21と中部分22との間に、次段の
ウェットティシュ30の上部分31の半分が重ね合わさ
れる。以下、順次同様の態様をなして6枚のウェットテ
ィシュが重畳されている。
【0022】かかる重畳構造のウェットティシュは、た
とえば蓋を閉じた状態で気密性を有する容器内に収容さ
れる前に、その重畳方向に押圧される。図3は、重畳方
向に押圧された状態を模式的に示した断面図であるが、
この図から判るように、このときの嵩高は、全体的にほ
ぼ均等となり、かつ重ね合わされているウェットティシ
ュを平シートのままで重ねた嵩高のほぼ2倍の嵩高とな
っている。
【0023】また、図3から判るように、上下する2枚
のウェットティシュが重ね合わされている部分の接触面
積は、1枚のウェットティシュのほぼ4分の1とされて
いるため、取出時の抵抗が少なくなり、その結果、上側
をウェットティシュを引き出した際に次のウェットティ
シュの露出長を小さくすることができる。
【0024】なお、上記実施例においては、6枚の不等
辺Z状ウェットティシュを重畳した場合について説明し
たが、重ねられるウェットティシュの枚数に特に制限が
あるわけではなく、50枚、100枚といった多数のウ
ェットティシュを重畳する場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0025】さて、かかる不等辺Z状の重畳構造は、本
発明に従って、たとえば図4に示す生産ラインによって
好適に製造される。この生産ラインを説明すると、図5
に示されるように、2つ1組のウェットティシュ素材シ
ートを巻いた原反ロール100A、100Bを1対とし
て、ライン方向に所定数だけ並べられている。
【0026】これらの原反ロール100A、100B…
から連続的にウェットティシュ素材シートとしての不織
布101A、101Bが繰り出され、折り機(セーラ)
80、80によってそれぞれ後述のように、所定の形状
に折り畳まれた後、主ラインを流れる既に重畳された不
織布束104上に順に重ねられる。所定枚数の不織布1
01A、101B…が重畳された前記不織布束104
は、含浸槽90内を通過し湿潤液が含浸された後、圧縮
ロール91により押圧され、切断機92により所定の長
さに切断される。切断された不織布束104は、搬送機
93によって搬送され、包装袋または容器内に収容する
工程(図示しない)へと送られる。
【0027】次に、各セーラー80、80による不織布
101A、101B(次の説明においては発明を明確に
するために請求項に記載の事項との関係で、それぞれ第
1原シート101A、第2原シート101Bと称する)
の折り畳み方法および主ラインを流れる不織布束104
(シート束とも称する)への折り込み方法について説明
する。
【0028】図5は、セーラー80付近の拡大斜視図で
ある。原反ロール100A,100Bより供給される不
織布101A,101Bは、それぞれセーラ80、80
によって、各原シート101A,101Bの幅方向の約
1/4幅部分に沿って反対方向に折り畳んで前記下部分
(以下、この下部分を含めて、中部分および上部分につ
いては、図2のウェットティシュ10における符号で、
すなわち上部分11、中部分12、下部分13と一括し
た符号で説明する)13および残余部分をそれぞれ形成
し、次いで第1原シート101Aの中部分に第2原シー
101Bの上部分の約1/2幅部分を重ねる重ね合せ
工程が先にあり、この後に主ラインに送られる。
【0029】第1原シート101A、第2原シート10
1Bは、既に形成したシート束104の上に重ねられ
る。すなわち、 (X)図6(A) に示すように、前段第1原シート102
Aの中部分12と上部分11間に前段第2原シート10
2Bの残余部分が介装され、かつ前段第1原シート10
2Aの下部分13が外表面に臨む前段状態において、前
記重ね合せ工程で得た第1および第2原シート101
A,101Bを、その第1原シート101Aの残余部分
側縁を前記前段第2原シート102Bの中央折り目部分
に位置させて重ねる工程、 (Y)図6(B) に示すように、前記第1原シート101
Aの残余部分上に中央線に沿って折り畳んで前記前段第
2原シート102Bの中部分12を重ねる工程、ならび
に図6(C) も参照されるように、前記第2原シート10
1Bを第1原シート101Aと共に、前記第1原シート
101Aの前記中央線に沿って折り畳む工程、が、各積
み重ね段ごとに行われて、所定枚数の重畳シート構造が
得られる。
【0030】なお、前記製造工程によるウェットティシ
ュの重畳方法の場合には、図2の態様との対比において
天地が反対となっている。
【0031】以上詳説した製造方法のように、折り畳み
方向を流れ方向に沿った方向として折り畳むことによ
り、折り畳み方向を搬送方向に直交する方向とした場合
に比べて格段に生産性を向上させることができる。ま
た、折り目を確実に付与することができる。
【0032】ところで、前記の含浸槽90に代えてシャ
ワー設備により湿潤液を含浸させることでもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、本発明
によれば、生産能率に優れ、折り目を確実に付与するこ
とができるなどの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウェットティシュの折り畳み工程
を示す工程図である。
【図2】その重畳構造を示す断面図である。
【図3】その重畳構造を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明に係るウェットティシュの生産ラインの
概念図である。
【図5】セーラー付近の拡大斜視図である。
【図6】不織布の折り込み工程を示す工程図である。
【図7】従来のウェットティシュの折り畳み工程を示す
工程図である。
【図8】その重畳構造を示す断面図である。
【図9】その他の従来のウェットティシュの折り畳み工
程を示す工程図である。
【図10】その重畳構造を示す断面図である。
【符号の説明】 10,20,30,50,70…ウェットティシュ、1
1,21,31…上部分、12,22,32…中部分、
13,23,33…下部分、101A…第1原シート、
101B…第2原シート、102A…前段第1原シー
ト、102B…前段第2原シート。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−213453(JP,A) 米国特許3401928(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 7/00 A47K 10/16 B65D 83/08 B65H 45/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器または包装袋内に収容される重畳ウェ
    ットティシュを製造する方法であって、 前記重畳ウェットティシュは、各ウェットティシュが、
    ほぼ中央部を折り目として折り畳まれるとともに、これ
    ら両折り畳み片の一方側片において、そのほぼ中央部を
    折り目としてさらに先端側が反対側に折り返されること
    により断面不等辺Z状に折り畳まれ、 前記不等辺Z形状を構成する各面のうち、辺長の最も長
    い部分を上部分、この上部分に隣接する中間を中部分、
    残りを下部分として、下側に重ね合わされるウェットテ
    ィシュの前記上部分のほぼ先端側半分が、上側に重ね合
    わされるウェットティシュの前記上部分と中部分とによ
    って挟まれながら、順次ウェットティシュが積み重ねら
    れる態様であり、 各積み重ね段において、 (1)ウェットティシュ素材シートを巻いた1対の原反
    ロールからそれぞれ平面状態で第1原シートおよひ第2
    原シートが繰り出され、各原シートの幅方向の約1/4
    幅部分に沿って反対方向方向に折り畳んで前記下部分お
    よび残余部分をそれぞれ形成し、次いで第1原シートの
    中部分に第2原シートの上部分の約1/2幅部分を重ね
    る重ね合せ工程、 (2)既に形成した、前段第1原シートの前記中部分と
    上部分間に前段第2原シートの上部分が介装され、かつ
    前段第1原シートの下部分が外表面に臨む前段状態にお
    いて、 前記重ね合せ工程で得た第1および第2原シートを、そ
    の第1原シートの残余部分側縁を前記前段第2原シート
    の中央折り目部分に位置させて重ねる工程、 (3)前記第1原シートの残余部分上に中央線に沿って
    折り畳んで前記前段第2原シートの中部分を重ねる工
    程、ならびに前記第2原シートを第1原シートと共に、
    前記第1原シートの前記中央線に沿って折り畳む工程、 が順次行われ、所定枚数の重畳シート構造を得ることを
    特徴とする重畳ウェットティシュの製造方法。
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