JP2772868B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents
吸収冷凍機Info
- Publication number
- JP2772868B2 JP2772868B2 JP33023590A JP33023590A JP2772868B2 JP 2772868 B2 JP2772868 B2 JP 2772868B2 JP 33023590 A JP33023590 A JP 33023590A JP 33023590 A JP33023590 A JP 33023590A JP 2772868 B2 JP2772868 B2 JP 2772868B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- evaporator
- pipe
- compressor
- absorption refrigerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 title claims description 34
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 75
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 29
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 14
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 description 5
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002918 waste heat Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸収冷凍機に係り、特に省エネ性に優れ、
起動特性の良い吸収冷凍機に関する。
起動特性の良い吸収冷凍機に関する。
吸収冷凍機は、冷媒の他に、大量の吸収溶液を保有し
ている。このため吸収冷凍機は、冷媒だけを保有する圧
縮式冷凍機に比し、熱容量が大きく、起動特性が悪い。
また、吸収冷凍機における発生器では、高温まで加熱す
る必要があり、さらに、起動特性を悪くしている。
ている。このため吸収冷凍機は、冷媒だけを保有する圧
縮式冷凍機に比し、熱容量が大きく、起動特性が悪い。
また、吸収冷凍機における発生器では、高温まで加熱す
る必要があり、さらに、起動特性を悪くしている。
一方、吸収冷凍機は、排熱で運転でき、省エネ性に優
れている。
れている。
カークラーとして用いる場合など、エンジン駆動の圧
縮式冷凍機が、エンジンの出力を用いてしまうのに対
し、吸収冷凍機は、ジャケット温水でよく、省エネ性に
優れている。
縮式冷凍機が、エンジンの出力を用いてしまうのに対
し、吸収冷凍機は、ジャケット温水でよく、省エネ性に
優れている。
上記のように、吸収冷凍機は省エネ性に優れている特
性はあるが、エンジンの排熱(とくに、エンジンのジャ
ケット温水)を熱源として駆動する場合は、さらに、排
熱の温度が上昇するまでの時間も必要で、起動にかなり
の時間がかかる。エンジン駆動の圧縮式冷凍機と比べる
と非常に起動特性が悪い。
性はあるが、エンジンの排熱(とくに、エンジンのジャ
ケット温水)を熱源として駆動する場合は、さらに、排
熱の温度が上昇するまでの時間も必要で、起動にかなり
の時間がかかる。エンジン駆動の圧縮式冷凍機と比べる
と非常に起動特性が悪い。
上記のような起動特性を改善するために、冷媒圧縮機
を組込んで起動時間を短縮することが考えられるが、こ
の場合、圧縮機を運転開始したとき、蒸発器に冷媒液が
なければ、吸収器の溶液から冷媒蒸気を吸い込み、圧縮
して凝縮器に吐き出し、凝縮器で冷却されて冷媒液にな
る。冷媒液は、圧縮機運転開始ということで、冷媒液溜
には蓄積されず、膨張弁を通って、蒸発器に供給され
る。
を組込んで起動時間を短縮することが考えられるが、こ
の場合、圧縮機を運転開始したとき、蒸発器に冷媒液が
なければ、吸収器の溶液から冷媒蒸気を吸い込み、圧縮
して凝縮器に吐き出し、凝縮器で冷却されて冷媒液にな
る。冷媒液は、圧縮機運転開始ということで、冷媒液溜
には蓄積されず、膨張弁を通って、蒸発器に供給され
る。
蒸発器では、蒸発器負荷側から熱を奪い蒸発し、冷凍
効果を発揮し、以後蒸発器−圧縮機−凝縮器の系統で冷
媒循環系が形成される。同時に吸収式がこれに重なり他
の冷媒循環系も形成される。
効果を発揮し、以後蒸発器−圧縮機−凝縮器の系統で冷
媒循環系が形成される。同時に吸収式がこれに重なり他
の冷媒循環系も形成される。
上記の場合、吸収器の溶液から冷媒蒸気を吸い込む
際、吸収器から熱を奪うが冷凍効果は出していない。す
なわち、圧縮仕事が冷凍効果につながっていない。
際、吸収器から熱を奪うが冷凍効果は出していない。す
なわち、圧縮仕事が冷凍効果につながっていない。
そこで、本発明は蒸発器ですぐに役立つ冷媒を蓄積し
ておき、圧縮機を運転開始して、すぐに蒸発器で、蒸発
器負荷側から熱を奪い蒸発し、冷凍効果を発揮すること
のできる起動特性がよく、省エネ性にも優れた吸収冷凍
機を提供することを目的とする。
ておき、圧縮機を運転開始して、すぐに蒸発器で、蒸発
器負荷側から熱を奪い蒸発し、冷凍効果を発揮すること
のできる起動特性がよく、省エネ性にも優れた吸収冷凍
機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、発生器、吸
収器、蒸発器、凝縮器、溶液熱交換器を主要構成機器と
し、これらを溶液配管、冷媒配管で結んでサイクルを構
成する吸収冷凍機において、冷媒圧縮機を設けて、該圧
縮機の吸込側を前記冷凍機の低圧側に連結し、また、該
圧縮機の吐出側を前記冷凍機の高圧側に連結するととも
に、凝縮器、蒸発器及びこれらを結ぶ冷媒配管からなる
冷媒系統の蒸発器の上流側に冷媒液溜を設けたことを特
徴とする吸収冷凍機としたものである。
収器、蒸発器、凝縮器、溶液熱交換器を主要構成機器と
し、これらを溶液配管、冷媒配管で結んでサイクルを構
成する吸収冷凍機において、冷媒圧縮機を設けて、該圧
縮機の吸込側を前記冷凍機の低圧側に連結し、また、該
圧縮機の吐出側を前記冷凍機の高圧側に連結するととも
に、凝縮器、蒸発器及びこれらを結ぶ冷媒配管からなる
冷媒系統の蒸発器の上流側に冷媒液溜を設けたことを特
徴とする吸収冷凍機としたものである。
上記の吸収冷凍機において、冷媒液溜には、流出入口
を少なくとも2箇所設け、冷媒液を蓄積、放出できる構
成とし、また、該流出入口の1箇所は、蒸気器と連結す
るのがよく、圧縮機の運転を開始する際、蒸気器に冷媒
がないか、ないことが予想される場合に、冷媒液溜の冷
媒液を蒸発器に供給することができる。
を少なくとも2箇所設け、冷媒液を蓄積、放出できる構
成とし、また、該流出入口の1箇所は、蒸気器と連結す
るのがよく、圧縮機の運転を開始する際、蒸気器に冷媒
がないか、ないことが予想される場合に、冷媒液溜の冷
媒液を蒸発器に供給することができる。
上記において、冷媒圧縮機は、吸込側を吸収冷凍機の
吸収器、蒸発器等の低圧側、特に蒸発器と冷媒配管で連
結するのがよく、また、吐出側を吸収冷凍機の凝縮器、
発生器等の高圧側、特に凝縮器と冷媒配管で連結するの
がよい。そして冷媒圧縮機は、吸収冷凍機とは別個の作
動機構を有し、吸収冷凍機の運転中であっても圧縮機は
独自に運転、停止をできる機構としている。
吸収器、蒸発器等の低圧側、特に蒸発器と冷媒配管で連
結するのがよく、また、吐出側を吸収冷凍機の凝縮器、
発生器等の高圧側、特に凝縮器と冷媒配管で連結するの
がよい。そして冷媒圧縮機は、吸収冷凍機とは別個の作
動機構を有し、吸収冷凍機の運転中であっても圧縮機は
独自に運転、停止をできる機構としている。
冷媒液溜への冷媒蓄積は、なるべく純粋な冷媒がよ
い。すなわち、冷媒液が溶液(吸収剤)で汚れていない
ものがよい。凝縮器への冷媒蒸気中には、キャリオーバ
ーの溶液あるいは発生器での気液平衡の関係で吸収剤の
蒸気も含まれる。これが凝縮器で凝縮して吸収剤を若干
含んだ冷媒液になる。この冷媒液が蒸発器で蒸発する
と、気液平衡の関係で、主に冷媒を含んだ蒸気となり、
あとには、吸収剤が濃縮されて残っていく。吸収剤濃度
が高くなると、濃縮温度が高くなり、冷凍効果は発揮し
にくくなる。冷媒液の蓄積は、濃縮される前の冷媒がよ
く、従って、蒸発器に入る前あるいは蒸発前の冷媒液が
好ましい。
い。すなわち、冷媒液が溶液(吸収剤)で汚れていない
ものがよい。凝縮器への冷媒蒸気中には、キャリオーバ
ーの溶液あるいは発生器での気液平衡の関係で吸収剤の
蒸気も含まれる。これが凝縮器で凝縮して吸収剤を若干
含んだ冷媒液になる。この冷媒液が蒸発器で蒸発する
と、気液平衡の関係で、主に冷媒を含んだ蒸気となり、
あとには、吸収剤が濃縮されて残っていく。吸収剤濃度
が高くなると、濃縮温度が高くなり、冷凍効果は発揮し
にくくなる。冷媒液の蓄積は、濃縮される前の冷媒がよ
く、従って、蒸発器に入る前あるいは蒸発前の冷媒液が
好ましい。
本発明によれば、基本的には、吸収式と圧縮式とを合
わせもち、吸収式の省エネ性と、圧縮式の起動特性の良
さを利用しようとするものである。そして、凝縮器、蒸
発器は、圧縮式と吸収式で共通利用できる。また、冷媒
液溜を設けているから、圧縮式としても直ちに運転でき
効率がよい。
わせもち、吸収式の省エネ性と、圧縮式の起動特性の良
さを利用しようとするものである。そして、凝縮器、蒸
発器は、圧縮式と吸収式で共通利用できる。また、冷媒
液溜を設けているから、圧縮式としても直ちに運転でき
効率がよい。
運転方法としては、通常は、吸収式で運転するが、冷
凍能力が不足する時、圧縮機を運転して、能力をバック
バップする。たとえば、起動時は、なかなか能力がで
ず、一般に、能力不足となり、圧縮機でバックアップす
る。起動完了後であっても、能力不足のときには、バッ
クアップして差し支えない。
凍能力が不足する時、圧縮機を運転して、能力をバック
バップする。たとえば、起動時は、なかなか能力がで
ず、一般に、能力不足となり、圧縮機でバックアップす
る。起動完了後であっても、能力不足のときには、バッ
クアップして差し支えない。
圧縮機の運転停止は、冷凍能力の不足が予想されると
き、たとえば、冷凍機起動時、あるいは、ジャケット温
水の温度が低い時、あるいは、発生器の溶液温度が低い
時、などを検出して行うことができる。
き、たとえば、冷凍機起動時、あるいは、ジャケット温
水の温度が低い時、あるいは、発生器の溶液温度が低い
時、などを検出して行うことができる。
圧縮機の動力は、エンジン出力あるいは電気などが利
用される。
用される。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 第1図に本発明の吸収冷凍機のフロー構成図を示す。
第1図において、Gは発生器、Aは吸収器、Eは蒸発
器、Cは凝縮器、Hは熱交換器、Fは冷媒圧縮機、10は
液溜、12はポンプを示し、管1、2、3、4は溶液通
路、管5、6、7、8、9は冷媒通路を示し、13は膨張
弁、14は液溜制御弁、15はチェッキ弁を示している。
器、Cは凝縮器、Hは熱交換器、Fは冷媒圧縮機、10は
液溜、12はポンプを示し、管1、2、3、4は溶液通
路、管5、6、7、8、9は冷媒通路を示し、13は膨張
弁、14は液溜制御弁、15はチェッキ弁を示している。
そして、通常運転では、冷媒を吸収した希溶液は吸収
器Aから管1を通り、ポンプ12により熱交換器の被加熱
側に送られ、熱交換により加温された希溶液は管2を通
り発生器Gに導入される。発生器Gでは、管16からのエ
ンジンのジャケット温水等の熱源により加熱されて、吸
収した冷媒蒸気を蒸発して濃縮される。濃縮された濃溶
液は管3から熱交換器Hの加熱側を通って、管4から吸
収器Aに導入され再び冷媒を吸収して希溶液となって管
1から循環される。
器Aから管1を通り、ポンプ12により熱交換器の被加熱
側に送られ、熱交換により加温された希溶液は管2を通
り発生器Gに導入される。発生器Gでは、管16からのエ
ンジンのジャケット温水等の熱源により加熱されて、吸
収した冷媒蒸気を蒸発して濃縮される。濃縮された濃溶
液は管3から熱交換器Hの加熱側を通って、管4から吸
収器Aに導入され再び冷媒を吸収して希溶液となって管
1から循環される。
一方、発生器Gで発生した冷媒蒸気は管5から凝縮器
Cに導入され、凝縮器C中の冷却水によって冷却されて
凝縮し、管6から蒸発器Eに導入される。蒸発器Eで
は、冷媒は冷水から熱を奪い蒸発し、それによって、よ
り冷却された冷水が冷房等に供される。蒸発した冷媒は
管7から吸収器Aに導入されて溶液に吸収されて循環す
る。
Cに導入され、凝縮器C中の冷却水によって冷却されて
凝縮し、管6から蒸発器Eに導入される。蒸発器Eで
は、冷媒は冷水から熱を奪い蒸発し、それによって、よ
り冷却された冷水が冷房等に供される。蒸発した冷媒は
管7から吸収器Aに導入されて溶液に吸収されて循環す
る。
通常運転では上記のような通常の吸収冷凍機の運転で
あるが、起動時等で発生器Gの熱源温度が低く、冷凍能
力が不足するときは、冷媒圧縮機Fを運転する。
あるが、起動時等で発生器Gの熱源温度が低く、冷凍能
力が不足するときは、冷媒圧縮機Fを運転する。
冷媒圧縮機Fは、エンジンとか電気で駆動され、蒸発
器Eから管8により冷媒蒸気を吸込んで、圧縮して管9
から凝縮器Cに吐出する。圧縮された冷媒蒸気は凝縮器
Cで凝縮されて、管6から蒸発器Eに導入されて、冷水
から熱を奪い蒸発して管8から冷媒圧縮機Fに循環する
系路をとる。そして、この冷媒圧縮機Fの運転に際し
て、蒸発器E内に冷媒がない場合は、液溜制御弁14を開
いて、冷媒を冷媒液溜10から蒸発器Eに導入し、蒸発器
に冷媒が存在する状態で冷媒圧縮機を運転する。このよ
うに操作することによって、直ちに冷凍能力が発揮され
ることになる。
器Eから管8により冷媒蒸気を吸込んで、圧縮して管9
から凝縮器Cに吐出する。圧縮された冷媒蒸気は凝縮器
Cで凝縮されて、管6から蒸発器Eに導入されて、冷水
から熱を奪い蒸発して管8から冷媒圧縮機Fに循環する
系路をとる。そして、この冷媒圧縮機Fの運転に際し
て、蒸発器E内に冷媒がない場合は、液溜制御弁14を開
いて、冷媒を冷媒液溜10から蒸発器Eに導入し、蒸発器
に冷媒が存在する状態で冷媒圧縮機を運転する。このよ
うに操作することによって、直ちに冷凍能力が発揮され
ることになる。
実施例2 第2図は、本発明の他の吸収冷凍機のフロー構成図で
ある。
ある。
第1図との相違点は、冷媒圧縮機が、冷媒通路の管7
に吸込側の管8が接続され、また、冷媒通路の管5に吐
出側の管9が接続されている点と、液溜10が冷媒通路の
管6のバイパス管に設けられている点である。
に吸込側の管8が接続され、また、冷媒通路の管5に吐
出側の管9が接続されている点と、液溜10が冷媒通路の
管6のバイパス管に設けられている点である。
このように構成した場合も、通常運転では、第1図と
全く同じであり、溶液は、吸収器A→管1→ポンプ12→
熱交換機Hの被加熱側→管2→発生器G→管3→熱交換
機Hの加熱側→管4→吸収器Aと循環しており、また、
冷媒は、発生器Gで発生→管5→凝縮器C→管6→蒸発
器E→管7→吸収器Aで吸収される系路をとる。
全く同じであり、溶液は、吸収器A→管1→ポンプ12→
熱交換機Hの被加熱側→管2→発生器G→管3→熱交換
機Hの加熱側→管4→吸収器Aと循環しており、また、
冷媒は、発生器Gで発生→管5→凝縮器C→管6→蒸発
器E→管7→吸収器Aで吸収される系路をとる。
一方、起動時においては、制御弁14を用いて液溜10中
の冷媒を蒸発器Eに導入して、圧縮機Fを作動させて、
冷媒を管7→管8→圧縮機F→管9→管5→凝縮器C→
管6→蒸発器E→管7と循環されて、蒸発器での冷熱が
冷房に供され、実施例1と同様に作用する。
の冷媒を蒸発器Eに導入して、圧縮機Fを作動させて、
冷媒を管7→管8→圧縮機F→管9→管5→凝縮器C→
管6→蒸発器E→管7と循環されて、蒸発器での冷熱が
冷房に供され、実施例1と同様に作用する。
発明によれば、上記のような構成としたことにより、
吸収冷凍機の起動特性を改善でき、起動時でも短時間に
冷房できるとともに、通常時は、吸収冷凍機としての特
性、すなわち省エネ性を有効に利用することができる。
吸収冷凍機の起動特性を改善でき、起動時でも短時間に
冷房できるとともに、通常時は、吸収冷凍機としての特
性、すなわち省エネ性を有効に利用することができる。
第1図及び第2図は、本発明の吸収冷凍機のフロー構成
図である。 G……発生器、A……吸収器、E……蒸発器、C……凝
縮器、H……熱交換器、F……冷媒圧縮機、1〜4……
溶液通路、5〜9……冷媒通路、10……液溜、11……冷
媒通路、12……ポンプ、13……膨張弁、14……液溜制御
弁、15、17……チェック弁、16……熱源
図である。 G……発生器、A……吸収器、E……蒸発器、C……凝
縮器、H……熱交換器、F……冷媒圧縮機、1〜4……
溶液通路、5〜9……冷媒通路、10……液溜、11……冷
媒通路、12……ポンプ、13……膨張弁、14……液溜制御
弁、15、17……チェック弁、16……熱源
Claims (3)
- 【請求項1】発生器、吸収器、蒸発器、凝縮器、溶液熱
交換器を主要構成機器とし、これらを溶液配管、冷媒配
管で結んでサイクルを構成する吸収冷凍機において、冷
媒圧縮機を設けて、該圧縮機の吸込側を前記冷凍機の低
圧側に連結し、また、該圧縮機の吐出側を前記冷凍機の
高圧側に連結するとともに、凝縮器、蒸発器及びこれら
を結ぶ冷媒配管からなる冷媒系統の蒸発器の上流側に冷
媒液溜を設けたことを特徴とする吸収冷凍機。 - 【請求項2】前記冷媒液溜には、流出入口が少なくとも
2箇所設けられ、冷媒液の蓄積と放出ができる構成とし
たことを特徴とする請求項1記載の吸収冷凍機。 - 【請求項3】前記冷媒液溜の流出入口は、1箇所が蒸発
器と連結されていることを特徴とする請求項2記載の吸
収冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33023590A JP2772868B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33023590A JP2772868B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 吸収冷凍機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04203857A JPH04203857A (ja) | 1992-07-24 |
| JP2772868B2 true JP2772868B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=18230375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33023590A Expired - Fee Related JP2772868B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 吸収冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772868B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4815232B2 (ja) * | 2006-02-23 | 2011-11-16 | 大阪瓦斯株式会社 | 複合ヒートポンプシステム |
| JP4815247B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2011-11-16 | 大阪瓦斯株式会社 | 複合ヒートポンプシステム |
| JP4847933B2 (ja) * | 2007-08-20 | 2011-12-28 | 大阪瓦斯株式会社 | 複合ヒートポンプシステム |
| CN104776634A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-07-15 | 广州大学 | 一种双效吸收式汽车空调 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33023590A patent/JP2772868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04203857A (ja) | 1992-07-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2011133123A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
| JP3223122B2 (ja) | 吸収式冷凍装置の運転停止方法 | |
| JP5389366B2 (ja) | 水蒸気圧縮・吸収ハイブリッド冷凍機 | |
| JP2772868B2 (ja) | 吸収冷凍機 | |
| JP2004340081A (ja) | ランキンサイクル | |
| JP3821286B2 (ja) | 吸収式と圧縮式とを組合せた冷凍装置とその運転方法 | |
| JPH06281288A (ja) | 排熱利用吸収式冷凍機 | |
| JP7262175B2 (ja) | ヒ-トポンプ装置 | |
| JP2003336929A (ja) | 吸収式と圧縮式とを組合せた冷凍装置とその運転方法 | |
| JP7145679B2 (ja) | ハイブリッドヒ-トポンプ装置 | |
| JPH04203856A (ja) | 吸収冷凍機 | |
| JPH05272837A (ja) | 圧縮・吸収複合式ヒートポンプ | |
| JPH04251170A (ja) | コジェネシステムにおける冷凍装置とその運転方法 | |
| JPH08145496A (ja) | 冷凍機 | |
| JPH0754211B2 (ja) | 吸収式ヒートポンプサイクルを利用したコ・ゼネレーションシステム | |
| JP2004301345A (ja) | アンモニア吸収冷凍機 | |
| JP3626927B2 (ja) | ガスヒートポンプ式空気調和装置 | |
| JPH05223405A (ja) | 熱供給方法及び装置 | |
| JPH10227537A (ja) | 吸収冷凍機 | |
| JP3740757B2 (ja) | 空調装置 | |
| JP2004028374A (ja) | 吸収式と圧縮式とを組合せた冷凍装置 | |
| JP2883439B2 (ja) | 吸収冷凍機の運転方法 | |
| JP2687080B2 (ja) | 冷凍機及びその運転方法 | |
| JP2004325048A (ja) | 低温水製造装置 | |
| JPH0297855A (ja) | 吸収式冷凍機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |