JP2767173B2 - 音響効果装置 - Google Patents

音響効果装置

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JP2767173B2
JP2767173B2 JP4285126A JP28512692A JP2767173B2 JP 2767173 B2 JP2767173 B2 JP 2767173B2 JP 4285126 A JP4285126 A JP 4285126A JP 28512692 A JP28512692 A JP 28512692A JP 2767173 B2 JP2767173 B2 JP 2767173B2
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和明 塩田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器等における音
響効果装置に関し、詳しくは、MIDI信号のタイミン
グクロックの時間間隔から遅延時間を演算して、音声等
の楽音をその遅延時間遅延させて楽音の演奏に反復効果
を付加するようにした音響効果装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽演奏や合唱等において、演奏の特定
部分の強調付けや印象付けを行いたい場合に遅延装置に
より楽器音や音声等の楽音を遅延させて、演奏や歌唱に
反復効果を付加することが、優れた演奏手法として知ら
れている。このため、電子楽器に関連する技術進歩の著
しい今日では、遅延装置を備えた音響効果装置により演
奏に反復効果を付加することが一般的に行われている。
【0003】このような音響効果装置によって演奏また
は歌唱(以下単に「演奏」という)に反復効果を付加す
る場合、従来は次のような方法を用いていた。すなわ
ち、音響効果装置使用者は、演奏のテンポから遅延時間
を、その都度算出したり、予め用意した変換表を使用し
て求めたりして、この求めた遅延時間を遅延装置に設定
するという操作を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法には以下のような問題点があった。第1とし
て、本来、曲の演奏に反復効果を付加する際には、伴奏
される電子楽器の演奏のテンポと楽音を遅延させる遅延
時間が完全に同期する必要がある。さもないと楽音の反
復音が伴奏にフィットしないため、逆に反復音が演奏を
阻害してしまうからである。しかし、従来の方法では、
音響効果装置使用者が楽音を遅延させる音響効果装置の
遅延時間を電子楽器とは別個に設定していたため、電子
楽器の伴奏のテンポと楽音を遅延させる遅延時間との同
期を完全に行うことができなかった。その上、演奏中に
テンポが変わる場合は、演奏の進行を阻害することにな
るため、遅延時間の設定変更自体が不可能になる。
【0005】第2としては、そのような計算や変換表の
使用は、煩雑であるだけでなく、本来感性的である音楽
演奏にそぐわない行為として好まれなかった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、電子楽器の演奏テンポおよび
選択した拍子に対応した遅延時間で楽音を自動的に遅延
させることにより、優れた音響効果を演奏に容易に付加
することができる音響効果装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る音響効果装置は、アナログ
またはディジタルの楽音を遅延手段により所定の遅延時
間遅延させて当該楽音を反復することにより楽音の演
奏に音響効果を付加する音響効果装置において、電子楽
器を制御するためのMIDI信号を受信するMIDI信
号受信手段と、拍子を選択するための拍子選択手段と、
MIDI信号受信手段が受信したMIDI信号のタイミ
ングクロックの時間間隔、および拍子選択手段により選
択された拍子に応じて、前記所定の遅延時間を設定する
遅延時間設定手段と、を有していることを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】上述した音響効果装置によれば、遅延時間設定
手段が、MIDI信号受信手段が受信したMIDI信号
のタイミングクロックの時間間隔、および拍子選択手段
により選択された拍子に応じて、遅延時間を設定し、遅
延手段が、この設定された遅延時間、楽音を遅延させ
て、その反復音を出力する。したがって、楽音の遅延時
間が、MIDI信号受信手段が接続されている電子楽器
の演奏テンポと自動的に完全に合致すると同時に、好み
に応じて選択した拍子にも合致するので、優れた反復効
果を演奏に容易に付加することができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。まず、本発明に係る音響効
果装置の構成について、図1、2を用いて説明する。最
初に、図1(a)、(b)を用いて音響効果装置1の外
観を説明する。図1(a)に示す音響効果装置1の前面
部には、表示部2、測定スイッチ3、決定スイッチ4、
拍子切替スイッチ5及び電源スイッチ6が配置され、図
2(b)に示す音響効果装置1の背面部には、MIDI
信号コネクター7、楽音出力コネクター8及び楽音入力
コネクター9が配置されている。
【0014】表示部2は、液晶で作られており、アナロ
グの音声や電子楽器の楽器音等の楽音を遅延させる遅延
時間と、MIDI信号のタイミングクロックから演算し
た、電子楽器の演奏のテンポと、変更遅延時間を指定す
るための拍子を表示する。
【0015】測定スイッチ3、決定スイッチ4は、共に
押しボタンスイッチであり、各スイッチを押すと、MI
DI信号のタイミングクロックから遅延時間を演算する
遅延時間算出ルーチン、楽音を遅延時間遅延させるメイ
ンルーチンがそれぞれ開始される。これらの各ルーチン
については後述する。
【0016】拍子切替スイッチ5は、遅延時間変更手段
を構成するものであり、この拍子切替スイッチ5を押す
と、表示部2の拍子表示が切り替えられるとともに、M
IDI信号のタイミングクロックから演算したテンポの
速度を変更することなく、希望する拍子に対応して楽音
を遅延させる遅延時間のみを変更することができる。電
源スイッチ6は、押しボタン式スイッチであり、この電
源スイッチ6を押すと音響効果装置1に電源が供給され
る。
【0017】MIDI信号コネクター7は、シーケンサ
ーやコンピューターを使用したMIDI規格の電子楽器
をタイミングクロックにより同期制御をするためのMI
DI信号を受信するコネクターであって、このMIDI
信号コネクター7を使用して、タイミングクロックの信
号を図示しない電子楽器から入力する。
【0018】楽音出力コネクター8、楽音入力コネクタ
ー9は、楽音の入力及び出力に使用するものであり、楽
音出力コネクター8はオーディオアンプに、楽音入力コ
ネクター9はマイクロホン、電子楽器等に、それぞれ接
続される。
【0019】次に、音響効果装置1の構成を図2を用い
て説明する。同図によれば、音響効果装置1は、CPU
11、A/D変換部12、D/A変換部13、スイッチ
インターフェース部14、ディスプレイインターフェー
ス部15、プログラムROM16、RAM17、MID
I信号インターフェース部18及びディレイ用RAM1
9を備えている。
【0020】具体的には、CPU11は、マイクロコン
ピューターであり、音響効果装置1における遅延手段及
び遅延時間設定手段としての動作、MIDI信号受信手
段としてのMIDI信号データの受信を初めとする種々
の動作の制御を行う。A/D変換部12は、楽音のアナ
ログ信号をディジタル信号に変換する。D/A変換部1
3は、ディジタル信号を楽音のアナログ信号に変換す
る。スイッチインターフェース部14は、スイッチ3、
4、5のON/OFF信号をCPU11に出力する。デ
ィスプレイインターフェース部15は、遅延時間等のデ
ータをCPU11から入力して、表示部2に表示するた
めに表示用データに変換する。
【0021】プログラムROM16は、CPU11を動
作させるプログラムを格納する。RAM17は、CPU
11の演算結果としての遅延時間やテンポの値等を一時
的に格納する。MIDI信号インターフェース部18
は、CPU11と共にMIDI信号受信手段を構成し、
MIDI信号コネクター7を介して図示しない電子楽器
から入力されるMIDI信号のタイミングクロックを、
シリアル信号からCPU11が受信可能な信号に変換す
る。ディレイ用RAM19は、CPU11と共に遅延手
段を構成し、ディジタル信号を一定時間格納する。この
ディレイ用RAM19は、特に限定されないが、アドレ
スが0000〜FFFFの記憶領域を有しており、各ア
ドレスには3バイトのディジタル信号のデータを格納す
ることができる。
【0022】以上の音響効果装置1の使用方法を簡単に
説明する。演奏に反復効果を付加する際の遅延させる対
象となる楽音は特に限定されるものではないが、例え
ば、音声による歌唱に反復効果を付加したい場合には、
楽音入力コネクター9にマイクロホンを接続して、音響
効果装置1に音声を入力する。そして、楽音出力コネク
ター8をオーディオアンプに接続し、オーディオアンプ
の出力部をスピーカに接続する。また、MIDI信号コ
ネクター7を図示しない電子楽器に接続する。
【0023】次に、電子楽器からMIDI信号を受信
し、測定スイッチ3を押すと遅延時間の測定を開始す
る。測定中は、表示部2の遅延時間、テンポの表示が共
に点滅する。遅延時間等の値が一定になったときに決定
スイッチ4を押すと、遅延時間、テンポの表示が点滅状
態から点灯状態に切り替わる。同時に、楽音入力コネク
ター9から入力された音声が表示部2に表示された遅延
時間遅延されて、楽音出力コネクター8から出力され
る。
【0024】なお、通常この遅延時間の表示は、四分音
符に対応した遅延時間を表示しており、演奏状況に応じ
て、二分音符、八分音符、十六分音符等に相当する遅延
時間で遅延させたい場合には、後述するように、スイッ
チ5を使用して遅延時間の変更をすることができる。
【0025】以上により、音響効果装置1に入力した楽
音は、表示部2で表示されている遅延時間経過後に、楽
音出力コネクター8から図示しないオーディオアンプに
出力される。したがって、マイクロホンから出力される
音声と音響効果装置1から出力される音声をオーディオ
アンプでミキシングすると、スピーカから遅延されない
音声と遅延された音声が出力されるので、歌唱に反復効
果を付加することができる。
【0026】なお、電子楽器の演奏するテンポが途中で
変わる場合は、MIDI信号のタイミングクロックの時
間間隔も同時に変わる。したがって、音響効果装置1
は、このタイミングクロックの時間間隔を常時測定し、
このタイミングクロックの時間間隔に対応して、表示部
2の遅延時間、テンポの表示、楽音を遅延させる遅延時
間が変化することになる。
【0027】次に、音響効果装置1の動作を図3、4の
フローチャートを用いて詳細に説明する。電源スイッチ
6を投入すると、音響効果装置1に所定の電源が供給さ
れ(ステップ31)、CPU11は、プログラムROM
16に格納されたプログラムに従い、所定のシステムリ
セット(ステップ32)を行った後に、楽音を遅延させ
るためのプログラムであるメインルーチンを開始する
(ステップ33)。
【0028】このメインルーチンは、以下のように実行
される。CPU11は、決定スイッチ4が押されたか、
スイッチインターフェース部14から出力される決定ス
イッチ4のON信号を常時監視する(ステップ34)。
決定スイッチ4が押された場合は、後述する遅延時間算
出ルーチンで算出された遅延時間のデータをRAM17
に格納した後に、楽音を遅延させる遅延時間に対応した
ディレイ用RAM19の読出しアドレスを決定する(ス
テップ35)。この読出しアドレスについては後述す
る。
【0029】次に、楽音をA/D変換部12でディジタ
ル信号に変換した後に、ディジタル信号のデータ(以下
「データ」という)を、システムバス20を介してディ
レイ用RAM19に書き込む(ステップ36)。このデ
ィレイ用RAM19への書込みは、以下のようにして行
われる。まず、最初に書込みアドレス0000にデータ
を書き込む。次に、このメインルーチンが1回実行され
ると、アドレス0000に書き込まれたデータを、次の
アドレス0001に1つ移動させる。そして、次のデー
タをアドレス0000に格納する。このような動作をメ
インルーチンの実行毎に繰り返して行うことによって、
最初に書き込んだデータを、メインルーチンの実行に伴
いアドレス0000からアドレスFFFFに向かって順
次移動させるとともに、全てのデータをディレイ用RA
M19の連続した所定のアドレス領域に書き込む(ステ
ップ36)。
【0030】次に、ステップ35で決定した読出しアド
レスからデータを読み出し(ステップ37)、そのデー
タをD/A変換部13に出力する(ステップ38)。こ
こで、読出しアドレスは、以下のように決定される。上
述したように、データは、メインルーチンが1回実行さ
れる毎に1つずつ上位アドレスに移動する。したがっ
て、アドレスを1つ移動する時間はメインルーチンを1
回実行する時間となるので、設定された遅延時間をメイ
ンルーチンの実行時間で除算した数値を読出しアドレス
とし、この読出しアドレスを常時読み出していると、設
定された遅延時間でデータを読み出すことになる。
【0031】また、このステップ35で決定した読出し
アドレスは、四分音符での遅延時間であり、他の音符の
場合には、スイッチ5の設定により以下のように読出し
アドレスを変更する。すなわち、四分音符を基準値1と
し、全音符、二分音符、八分音符及び十六分音符の基準
値をそれぞれ4、2、0.5及び0.25とする。この
基準値を前述した読出しアドレスのアドレス値に乗算し
て、その乗算した値のアドレスの読出しを行うことによ
って、各音符に対応した遅延時間で楽音を遅延させるこ
とができる。なお、上述した音符以外の音符の場合、そ
の基準値は、その音符の長さに比例した値として求めら
れる。
【0032】次に、遅延時間算出ルーチンについて図4
を用いて説明する。このルーチンは、タイミングクロッ
クの時間間隔から演奏のテンポ、楽音を遅延させる遅延
時間を求めるためのルーチンであり、具体的には以下の
ように実行される。CPU11は、測定スイッチ3が押
されたか否か、すなわちスイッチインターフェース部1
4から出力される測定スイッチ3のON信号を常時監視
する(ステップ39)。測定スイッチ3が押されると、
CPU11は、Tを0にセットする(ステップ40)。
ここで、Tは、MIDI信号の時間間隔を測定するため
の基準値となるもので、特に限定されないが、T=1を
20.8μSecの時間に相当するようにしている。
【0033】CPU11は、MIDI信号がMIDI信
号インターフェース部18から入力されたか否かを常時
監視する(ステップ41)。MIDI信号の入力がない
限りTの値に1を加算して(ステップ42)、ステップ
41、42を繰り返す。MIDI信号の入力があると、
そのときのTの値を読み込み(ステップ43)、そのT
の値に20.8μSecの時間を乗算した値をタイミン
グクロックのクロック時間間隔とし、テンポ値を算出す
る(ステップ44)。
【0034】ここで、テンポ値の算出は、Tの値が10
00の場合を例にとると、以下のように行われる。すな
わち、MIDI規格では、システム・リアルタイム・メ
ッセージとしてタイミングクロック(F8H)が定義さ
れている。これによると、タイミングクロックは、四分
音符当たり24の割合で送信される。また、テンポは、
1分間に四分音符がカウントされる値である。したがっ
て、上述したタイミングクロックのクロック時間間隔
が、20.8mSecであるので、1分間に送信されて
くるタイミングクロックの数は約2880回となる。こ
こで、テンポ値は、タイミングクロックの数を24で除
算した数であるので、テンポ値は約120となる。以上
の算出方法によって、テンポ値を算出する。
【0035】次に、テンポの値から遅延時間を算出する
(ステップ45)。ここで、テンポは1分間にカウント
される四分音符の数であるので、遅延時間は、60
(秒)をテンポ値で除算するという計算式によって算出
する。したがって、上述した例の場合は、遅延時間は5
00mSecとなる。
【0036】以上により求めたテンポと遅延時間のデー
タから、表示用データに変換した後に、ディスプレイイ
ンターフェース部15を介して表示部2に表示する(ス
テップ46)。以上の動作を繰り返すことによって、タ
イミングクロックの時間間隔からテンポと遅延時間を算
出する。この後に、ステップ40に戻り、遅延時間算出
ルーチンが繰り返される。
【0037】なお、測定スイッチ3が押された後に、M
IDI信号のタイミングクロックの時間間隔が変わった
場合は、遅延時間算出ルーチンを行った後に、メインル
ーチンが自動的に行われて、遅延時間、テンポの表示が
自動的に変更されるとともに、楽音を遅延させる遅延時
間も変更される。
【0038】なお、本実施例においては、タイミングク
ロックの時間間隔から、演奏テンポを算出して、そのテ
ンポ値から遅延時間を算出したが、上述した、タイミン
グクロックの時間間隔、テンポ及び遅延時間の関係か
ら、タイミングクロックの時間間隔から直接遅延時間を
演算することができるのはもちろんである。
【0039】以上のように本実施例によれば、MIDI
信号のタイミングクロックの時間間隔から、遅延時間を
算出して、楽音を、その遅延時間遅延させることができ
るので、楽音を遅延させる遅延時間が電子楽器の演奏の
テンポに完全に同期するばかりでなく、拍子にも同期す
るものとなる。したがって、演奏に優れた反復効果を付
加することができる。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、各ルーチンの実行は、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。ま
た、本実施例においては、遅延しない楽音と遅延した楽
音を加算する加算器を音響効果装置の外部に設けた例を
説明したが、加算器を音響効果装置の内部に設けても良
い。この場合、CPU11は、読出しアドレスのデータ
とアドレス0000の2つのデータを読み出した後、加
算すれば良い。更に、複数の読出しアドレスを設けて、
複数のデータを読み出して加算すると、複数の反復音が
出力されて、演奏に、より優れた反復効果を付加するこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、MIDI
規格の電子楽器から送信されるMIDI信号を受信し、
このMIDI信号のタイミングクロックを用いて、演奏
のテンポに対応した遅延時間で楽音を自動的に遅延させ
ることにより、演奏に優れた反復効果を付加することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音響効果装置の外観を示す図である。
【図2】本発明の音響効果装置のブロック図である。
【図3】本発明の音響効果装置の動作のフローチャート
である。
【図4】本発明の音響効果装置の動作のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 音響効果装置 3 測定スイッチ 4 決定スイッチ 5 拍子切替スイッチ 11 CPU 18 MIDI信号インターフェース部 19 ディレイ用RAM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログまたはディジタルの楽音を遅延
    手段により所定の遅延時間遅延させて当該楽音を反復す
    ることにより楽音の演奏に音響効果を付加する音響効
    果装置において、 電子楽器を制御するためのMIDI信号を受信するMI
    DI信号受信手段と 拍子を選択するための拍子選択手段と、 前記MIDI信号受信手段が受信したMIDI信号のタ
    イミングクロックの時間間隔、および前記拍子選択手段
    により選択された拍子に応じて、前記所定の遅延時間を
    設定する遅延時間設定手段と、 を有している ことを特徴とする音響効果装置。
JP4285126A 1992-09-30 1992-09-30 音響効果装置 Expired - Lifetime JP2767173B2 (ja)

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US08/127,353 US5430243A (en) 1992-09-30 1993-09-28 Sound effect-creating device

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JPH06118950A JPH06118950A (ja) 1994-04-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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