JP2754239B2 - 旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩加工装置 - Google Patents
旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩加工装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、車両用ブレーキドラムの加工物を旋削する
加工機における研摩加工装置に関する。
加工機における研摩加工装置に関する。
b.従来の技術 従来より、円筒状又は皿状に製作された加工物の内周
面を旋削加工し研摩仕上するには、旋削機（旋盤など）
および研摩機（ホーニングマシンなど）が使用されてい
る。すなわち、第４図および第５図に示す加工物の車両
用ブレーキドラム51は、先ずたて型旋盤のチャック（図
示せず）によって芯出し固定され、高速回転されながら
その内周面が刃物ホルダ52に取付けた旋削用チップ53に
て旋削される。この旋削工程が完了したブレーキドラム
51は、旋盤から取り外されてホーニングマシン（図示せ
ず）に搬送され、再びチャックによって芯出し固定され
る。次いで、外周面に複数の砥石54を設けた砥石ホルダ
55をブレーキドラム51の内部に配置し、油圧機構などに
よって砥石54をブレーキドラム51の内周面に押し付け、
砥石ホルダ55を上下動させながら回転させると、ブレー
キドラム51の内周面は平滑に研摩仕上される。
面を旋削加工し研摩仕上するには、旋削機（旋盤など）
および研摩機（ホーニングマシンなど）が使用されてい
る。すなわち、第４図および第５図に示す加工物の車両
用ブレーキドラム51は、先ずたて型旋盤のチャック（図
示せず）によって芯出し固定され、高速回転されながら
その内周面が刃物ホルダ52に取付けた旋削用チップ53に
て旋削される。この旋削工程が完了したブレーキドラム
51は、旋盤から取り外されてホーニングマシン（図示せ
ず）に搬送され、再びチャックによって芯出し固定され
る。次いで、外周面に複数の砥石54を設けた砥石ホルダ
55をブレーキドラム51の内部に配置し、油圧機構などに
よって砥石54をブレーキドラム51の内周面に押し付け、
砥石ホルダ55を上下動させながら回転させると、ブレー
キドラム51の内周面は平滑に研摩仕上される。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述したブレーキドラム51の加工方法
にあっては、旋削用の旋盤および研摩用のホーニングマ
シン（又は研摩機）という高価な２種類の加工機械が必
要になるので、設備費が嵩むと共に、これら２種類の加
工機械にブレーキドラム51を取付けるに際してその都度
芯出しなどの煩雑な段取り作業を行わなければならず、
作業能率の向上が図れなかった。また、ブレーキドラム
51は重量物であることが多いので、上記両機械の間を搬
送する運搬装置、例えばホイスト（巻上機）などが必要
となるうえ、加工物ブレーキドラム51の取扱いが不便で
かつ危険を伴うなど、様々な不都合があった。一方、旋
削加工と研摩加工とでは、使用する加工工具の性質、稼
動速度とその方向などが異なることから、これを同一装
置で実施することは容易でなく、現在まで試みられたこ
とはなかった。
にあっては、旋削用の旋盤および研摩用のホーニングマ
シン（又は研摩機）という高価な２種類の加工機械が必
要になるので、設備費が嵩むと共に、これら２種類の加
工機械にブレーキドラム51を取付けるに際してその都度
芯出しなどの煩雑な段取り作業を行わなければならず、
作業能率の向上が図れなかった。また、ブレーキドラム
51は重量物であることが多いので、上記両機械の間を搬
送する運搬装置、例えばホイスト（巻上機）などが必要
となるうえ、加工物ブレーキドラム51の取扱いが不便で
かつ危険を伴うなど、様々な不都合があった。一方、旋
削加工と研摩加工とでは、使用する加工工具の性質、稼
動速度とその方向などが異なることから、これを同一装
置で実施することは容易でなく、現在まで試みられたこ
とはなかった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、上述の如き欠点を解消すると共に、研
摩機を使わずに１台の旋削機のみで旋削加工と研摩加工
を行う旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩
加工装置を提供することにある。
て、その目的は、上述の如き欠点を解消すると共に、研
摩機を使わずに１台の旋削機のみで旋削加工と研摩加工
を行う旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩
加工装置を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明
においては、旋削加工機に設けた移動可能な旋削用刃物
ホルダの先端に研摩工具を取付け、前記刃物ホルダにて
前記研摩工具を移動させることにより、該研摩工具を前
記旋削工具で旋削加工された車両用ブレーキドラムの内
周面に接触させて研摩加工する研摩加工装置であって、
前記刃物ホルダの一端に旋削工具を取付ける一方、該旋
削工具の取付部と反対側へ延びる腕部の先端に前後方向
へ移動可能な取付ヘッドを取付け、該取付ヘッドの前面
に表面側より底部が狭く形成された逆こう配の壁面から
なる凹部を設け、該凹部に研摩工具およびくさび状部材
を嵌め込むことによって、前記研摩工具を前記ブレーキ
ドラムの内周面に対して角度をもって固定している。
においては、旋削加工機に設けた移動可能な旋削用刃物
ホルダの先端に研摩工具を取付け、前記刃物ホルダにて
前記研摩工具を移動させることにより、該研摩工具を前
記旋削工具で旋削加工された車両用ブレーキドラムの内
周面に接触させて研摩加工する研摩加工装置であって、
前記刃物ホルダの一端に旋削工具を取付ける一方、該旋
削工具の取付部と反対側へ延びる腕部の先端に前後方向
へ移動可能な取付ヘッドを取付け、該取付ヘッドの前面
に表面側より底部が狭く形成された逆こう配の壁面から
なる凹部を設け、該凹部に研摩工具およびくさび状部材
を嵌め込むことによって、前記研摩工具を前記ブレーキ
ドラムの内周面に対して角度をもって固定している。
e.実施例 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図〜第３図は本発明の旋削加工機における車両用
ブレーキドラムの研摩加工装置の一実施例を示したもの
である。図において１はたて型旋盤（図示せず）のチャ
ック２により芯出しされて締付固定された皿状の加工物
である車両用ブレーキドラム、３は上記旋盤に設けられ
た上下左右方向へ移動可能なターレットへッドであり、
該ターレットへッド３には複数の旋削用刃物ホルダ４が
固設されている。これら刃物ホルダ４のうち、仕上旋削
刃物たるチップ５が取付けられている刃物ホルダ4aの下
端にはチップ５の取付部と反対側へ延びる水平腕部６が
一体的に形成されている。そして水平腕部６の先端に
は、砥石取付ヘッド７を介して一対の砥石8,9が取付け
られ、この構成によって砥石8,9はチップ５と相対する
位置に配設されるようになっている。
ブレーキドラムの研摩加工装置の一実施例を示したもの
である。図において１はたて型旋盤（図示せず）のチャ
ック２により芯出しされて締付固定された皿状の加工物
である車両用ブレーキドラム、３は上記旋盤に設けられ
た上下左右方向へ移動可能なターレットへッドであり、
該ターレットへッド３には複数の旋削用刃物ホルダ４が
固設されている。これら刃物ホルダ４のうち、仕上旋削
刃物たるチップ５が取付けられている刃物ホルダ4aの下
端にはチップ５の取付部と反対側へ延びる水平腕部６が
一体的に形成されている。そして水平腕部６の先端に
は、砥石取付ヘッド７を介して一対の砥石8,9が取付け
られ、この構成によって砥石8,9はチップ５と相対する
位置に配設されるようになっている。
このため、水平腕部６先端中央部にはねじ穴10が形成
され、かつ取付ヘッド７にはボルト11を挿入配置するボ
ルト孔12がねじ穴10と対応して穿設されている。しかし
て、取付ヘッド７は、ボルト孔12内に配置したボルト11
のねじ部をねじ穴10に螺入させることにより所定の間隔
１を保って水平腕部６に取付けられ、この間隔１だけボ
ルト11の軸方向に沿って自由に移動できるようになって
いる。
され、かつ取付ヘッド７にはボルト11を挿入配置するボ
ルト孔12がねじ穴10と対応して穿設されている。しかし
て、取付ヘッド７は、ボルト孔12内に配置したボルト11
のねじ部をねじ穴10に螺入させることにより所定の間隔
１を保って水平腕部６に取付けられ、この間隔１だけボ
ルト11の軸方向に沿って自由に移動できるようになって
いる。
また取付ヘッド７の前面には、表面側より底部が狭く
形成された逆こう配の壁面からなる一対の凹部13,14が
上下に間隔を置いて設けられており、これら凹部13,14
に砥石8,9とくさび状部材15,16がそれぞれ嵌め込まれて
いる。そして、凹部13,14の底面は外方へ向かって水平
腕部６側に傾斜した傾斜面となっており、凹部13,14内
の外側に砥石8,9をそれぞれ配置した状態で凹部13,14と
の空隙にくさび状部材15,16を押込むことにより、砥石
8,9はブレーキドラム１の加工面1aに対して所定の位置
と角度をもって固定されている。なお、くさび状部材1
5,16は固定ボルト17によって取付ヘッド７に締付固定さ
れる。
形成された逆こう配の壁面からなる一対の凹部13,14が
上下に間隔を置いて設けられており、これら凹部13,14
に砥石8,9とくさび状部材15,16がそれぞれ嵌め込まれて
いる。そして、凹部13,14の底面は外方へ向かって水平
腕部６側に傾斜した傾斜面となっており、凹部13,14内
の外側に砥石8,9をそれぞれ配置した状態で凹部13,14と
の空隙にくさび状部材15,16を押込むことにより、砥石
8,9はブレーキドラム１の加工面1aに対して所定の位置
と角度をもって固定されている。なお、くさび状部材1
5,16は固定ボルト17によって取付ヘッド７に締付固定さ
れる。
さらに、水平腕部６および取付ヘッド７には、同径に
形成された複数の取付穴18,19が同軸状に穿設され、各
取付穴18,19にはスプリング20がそれぞれ収納されてい
る。また、水平腕部６側の取付穴18には、収納したスプ
リング20を支持する受け板21を備えたスクリュ22がねじ
止め固定されている。しかして取付ヘッド７は、スプリ
ング20の付勢力によって、間隔１の範囲内で前後に移動
する砥石8,9を常にブレーキドラム１の加工面1aに一定
の接触圧で押し付けるように構成されている。なお、第
３図において23は回り止めピンであり、該回り止めピン
23は両端部をそれぞれ水平腕部６と取付ヘッド７に嵌入
配置することにより、研摩加工時に取付ヘッド７が砥石
8,9の摩擦で回るのを阻止している。
形成された複数の取付穴18,19が同軸状に穿設され、各
取付穴18,19にはスプリング20がそれぞれ収納されてい
る。また、水平腕部６側の取付穴18には、収納したスプ
リング20を支持する受け板21を備えたスクリュ22がねじ
止め固定されている。しかして取付ヘッド７は、スプリ
ング20の付勢力によって、間隔１の範囲内で前後に移動
する砥石8,9を常にブレーキドラム１の加工面1aに一定
の接触圧で押し付けるように構成されている。なお、第
３図において23は回り止めピンであり、該回り止めピン
23は両端部をそれぞれ水平腕部６と取付ヘッド７に嵌入
配置することにより、研摩加工時に取付ヘッド７が砥石
8,9の摩擦で回るのを阻止している。
上記研摩加工装置を使用してブレーキドラム１の研摩
加工を行うには、まずブレーキドラム１をチャック２に
締付けて高速回転させ、刃物ホルダ４に取付けた荒旋削
用チップ24にて加工面1aの内周面を荒旋削加工すると共
に、別の刃物ホルダ4aに取付けた仕上旋削用チップ５に
て仕上旋削加工する。次いで、刃物ホルダ4aを図中左方
向へ移動させ、砥石8,9をチャック２にて保持させたま
まのブレーキドラム１の加工面1aに接触するように配置
する（第２図参照）。砥石8,9は取付ヘッド７の前後移
動とスプリング20の付勢力によって常に一定の圧力で加
工面1aに押し付けられるから、刃物ホルダ4aを上下動さ
せると、高速回転しているブレーキドラム１の内周面は
研摩加工されて面アラサの良い平滑面に仕上げられる。
加工を行うには、まずブレーキドラム１をチャック２に
締付けて高速回転させ、刃物ホルダ４に取付けた荒旋削
用チップ24にて加工面1aの内周面を荒旋削加工すると共
に、別の刃物ホルダ4aに取付けた仕上旋削用チップ５に
て仕上旋削加工する。次いで、刃物ホルダ4aを図中左方
向へ移動させ、砥石8,9をチャック２にて保持させたま
まのブレーキドラム１の加工面1aに接触するように配置
する（第２図参照）。砥石8,9は取付ヘッド７の前後移
動とスプリング20の付勢力によって常に一定の圧力で加
工面1aに押し付けられるから、刃物ホルダ4aを上下動さ
せると、高速回転しているブレーキドラム１の内周面は
研摩加工されて面アラサの良い平滑面に仕上げられる。
なお、ブレーキドラム１との接触圧、刃物ホルダ4aの
移動する速度、移動量、往復回数およびブレーキドラム
１の回転数などはすべて数値制御（NC）プログラムによ
り設定され得る。また、上記実施例においては１個の取
付ヘッド７に一対の砥石8,9を取付け、４本のスプリン
グ20で320kg圧により砥石8,9をブレーキドラム（FC−25
材）１の加工面1aに押し付けて内面研摩加工を行ったも
のである。
移動する速度、移動量、往復回数およびブレーキドラム
１の回転数などはすべて数値制御（NC）プログラムによ
り設定され得る。また、上記実施例においては１個の取
付ヘッド７に一対の砥石8,9を取付け、４本のスプリン
グ20で320kg圧により砥石8,9をブレーキドラム（FC−25
材）１の加工面1aに押し付けて内面研摩加工を行ったも
のである。
f.発明の効果 上述の如く、本発明の旋削加工機における車両用ブレ
ーキドラムの研摩加工装置は、旋削加工機に設けた移動
可能な旋削用刃物ホルダの先端に研摩工具を取付け、前
記刃物ホルダにて前記研摩工具を移動させることによ
り、該研摩工具を前記旋削工具で旋削加工された車両用
ブレーキドラムの内周面に接触させて研摩加工する研摩
加工装置であって、前記刃物ホルダの一端に旋削工具を
取付ける一方、該旋削工具の取付部と反対側へ延びる腕
部の先端に前後方向へ移動可能な取付ヘッドを取付け、
該取付ヘッドの前面に表面側より底部が狭く形成された
逆こう配の壁面からなる凹部を設け、該凹部に研摩工具
およびくさび状部材を嵌め込むことによって、前記研摩
工具を前記ブレーキドラムの内周面に対して角度をもっ
て固定しているので、従来高価な加工機械を用いてなさ
れていた旋削加工と研摩加工とが１台の加工機械で行な
うことが可能となり、設備等を節約することができると
共に、機械設置スペースを低減できる。
ーキドラムの研摩加工装置は、旋削加工機に設けた移動
可能な旋削用刃物ホルダの先端に研摩工具を取付け、前
記刃物ホルダにて前記研摩工具を移動させることによ
り、該研摩工具を前記旋削工具で旋削加工された車両用
ブレーキドラムの内周面に接触させて研摩加工する研摩
加工装置であって、前記刃物ホルダの一端に旋削工具を
取付ける一方、該旋削工具の取付部と反対側へ延びる腕
部の先端に前後方向へ移動可能な取付ヘッドを取付け、
該取付ヘッドの前面に表面側より底部が狭く形成された
逆こう配の壁面からなる凹部を設け、該凹部に研摩工具
およびくさび状部材を嵌め込むことによって、前記研摩
工具を前記ブレーキドラムの内周面に対して角度をもっ
て固定しているので、従来高価な加工機械を用いてなさ
れていた旋削加工と研摩加工とが１台の加工機械で行な
うことが可能となり、設備等を節約することができると
共に、機械設置スペースを低減できる。
また、本発明の研摩加工装置では、機械間の運搬作業
や機械毎に行う加工物の芯出し作業などが不要となり、
砥石ホルダをコンパクトにして、かつエア，油圧，電気
等の動力源を必要とせずに装着し、ブレーキドラムをワ
ンチャックで全加工が可能となるため、作業時間を大幅
に短縮することができ、作業能率の向上が図れる。
や機械毎に行う加工物の芯出し作業などが不要となり、
砥石ホルダをコンパクトにして、かつエア，油圧，電気
等の動力源を必要とせずに装着し、ブレーキドラムをワ
ンチャックで全加工が可能となるため、作業時間を大幅
に短縮することができ、作業能率の向上が図れる。
第１図〜第３図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第１図はチャックにて固定した車両用ブレーキドラ
ムを研摩加工する前の状態にある旋削用刃物ホルダの概
念的側面図、第２図は砥石にてブレーキドラムの内周面
を研摩している状態の上記刃物ホルダの概念的拡大側面
図、第３図は上記刃物ホルダの水平腕部に取付けた砥石
取付ヘッドの断面図、第４図は従来の旋盤を用いて加工
物の内周面を旋削加工している状態を示す刃物ホルダの
概念的側面図、第５図は従来のホーニングマシンを用い
て加工物の内周面を研摩加工している状態を示す砥石ホ
ルダの概念的側面図である。 １…車両用ブレーキドラム、２…チャック、4a…旋削用
刃物ホルダ、５…チップ、６…水平腕部、７…砥石取付
ヘッド、8,9…砥石、10…ねじ穴、11…ボルト、12…ボ
ルト孔、13,14…凹部、15,16…くさび状部材、17…固定
ボルト、18,19…取付穴、20…スプリング。
て、第１図はチャックにて固定した車両用ブレーキドラ
ムを研摩加工する前の状態にある旋削用刃物ホルダの概
念的側面図、第２図は砥石にてブレーキドラムの内周面
を研摩している状態の上記刃物ホルダの概念的拡大側面
図、第３図は上記刃物ホルダの水平腕部に取付けた砥石
取付ヘッドの断面図、第４図は従来の旋盤を用いて加工
物の内周面を旋削加工している状態を示す刃物ホルダの
概念的側面図、第５図は従来のホーニングマシンを用い
て加工物の内周面を研摩加工している状態を示す砥石ホ
ルダの概念的側面図である。 １…車両用ブレーキドラム、２…チャック、4a…旋削用
刃物ホルダ、５…チップ、６…水平腕部、７…砥石取付
ヘッド、8,9…砥石、10…ねじ穴、11…ボルト、12…ボ
ルト孔、13,14…凹部、15,16…くさび状部材、17…固定
ボルト、18,19…取付穴、20…スプリング。
Claims (1)
- 【請求項１】旋削加工機に設けた移動可能な旋削用刃物
ホルダの先端に研摩工具を取付け、前記刃物ホルダにて
前記研摩工具を移動させることにより、該研摩工具を前
記旋削工具で旋削加工された車両用ブレーキドラムの内
周面に接触させて研摩加工する研摩加工装置であって、
前記刃物ホルダの一端に旋削工具を取付ける一方、該旋
削工具の取付部と反対側へ延びる腕部の先端に前後方向
へ移動可能な取付ヘッドを取付け、該取付ヘッドの前面
に表面側より底部が狭く形成された逆こう配の壁面から
なる凹部を設け、該凹部に研摩工具およびくさび状部材
を嵌め込むことによって、前記研摩工具を前記ブレーキ
ドラムの内周面に対して角度をもって固定したことを特
徴とする旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研
摩加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122389A JP2754239B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122389A JP2754239B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02303702A JPH02303702A (ja) | 1990-12-17 |
| JP2754239B2 true JP2754239B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=14834588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1122389A Expired - Fee Related JP2754239B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 旋削加工機における車両用ブレーキドラムの研摩加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2754239B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100682616B1 (ko) | 2005-03-04 | 2007-02-15 | 콘솔리데이티드 멧코, 인코포레이티드 | 브레이크 드럼 및 그 가공방법 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2733498B2 (ja) * | 1993-04-13 | 1998-03-30 | 自動車鋳物株式会社 | 車両に使用されるブレーキ用ドラムの加工方法 |
| JPH0683245U (ja) * | 1993-05-10 | 1994-11-29 | 光洋機械工業株式会社 | 複合加工装置 |
| JP4682436B2 (ja) * | 2001-04-11 | 2011-05-11 | 日産自動車株式会社 | 微細凹凸加工方法および微細凹凸加工装置 |
| US10384326B2 (en) * | 2015-12-21 | 2019-08-20 | General Electric Company | Surface treatment of turbomachinery |
| CN112247762B (zh) * | 2020-10-14 | 2022-06-21 | 西安威科多机电设备有限公司 | 一种大弧形槽用打磨机构 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5851902U (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-08 | ワシノ機械株式会社 | 研削ユニツトを装着した旋盤 |
| JPS59219121A (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-10 | Mitsubishi Motors Corp | 焼入鋼の表面仕上げ方法 |
| JPS6130343A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-12 | Honda Motor Co Ltd | 中ぐりとホ−ニングの複合加工装置 |
-
1989
- 1989-05-16 JP JP1122389A patent/JP2754239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100682616B1 (ko) | 2005-03-04 | 2007-02-15 | 콘솔리데이티드 멧코, 인코포레이티드 | 브레이크 드럼 및 그 가공방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02303702A (ja) | 1990-12-17 |
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| JPH0230210Y2 (ja) |
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