火器のサイレンサ

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Publication number
JP2751946B2
Authority
JP
Grant status
Grant
Patent type
Application number
JP2432493A
Other languages
English (en)
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JPH06241691A (ja )
Inventor
瀬 孝 夫 村
村 秀一郎 津
川 恒 二 西
Original Assignee
豊和工業株式会社
防衛庁技術研究本部長
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Publication date
Grant date

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Classifications

    • F41A21/00Barrels; Gun tubes; Muzzle attachments; Barrel mounting means
    • F41AFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
    • F41WEAPONS
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING ENGINES OR PUMPS
    • F41A21/30Silencers

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【産業上の利用分野】本発明は、火器のサイレンサに関
するものである。

【0002】

【従来の技術】火器において、弾丸の発射は火薬(発射
薬)の燃焼によって発生する高圧ガスを利用しており、
この高圧ガスは弾丸が銃身を抜け出すと同時にジェット
となって衝撃波を発しながら超音速で大気中に拡散さ
れ、これが原因となり銃を撃つ時に大きな音が発生する
問題があった。この問題を解決するため従来、大きな銃
声を抑制するサイレンサとして種々のものが考案されて
おり、例えば米国特許第958,934号公報に開示さ
れたものは、銃身の先端部に円筒状のサイレンサ本体を
取付け、サイレンサ本体内に中心に弾丸の通過する孔を
有する複数の仕切部材を軸方向に間隔をおいて設けるこ
とで複数の拡散室を形成し、この複数の拡散室により、
弾丸の発射時に、銃口から噴出する高圧ガスを連続的に
拡散させて充分圧力を下げてからサイレンサの先端より
外部へ放出し、銃声を押えるものであった。

【0003】

【発明が解決しようとする課題】前記従来のサイレンサ
では、弾丸が略音速程度で発射されるピストル(拳銃)
に対してはそれなりに減音効果を有するが、弾丸が音速
以上で発射され、これに伴うガスのエネルギーの大きな
ライフル銃等の小銃に対しては、サイレンサの容積を相
当大きくしなければ減音効果はほとんどなく、ただでさ
え全長の長い小銃にこのような大型のサイレンサを取付
けることは実用的に不可能であった。

【0004】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明では、銃身の先端部に取付けられる筒状のサイレ
ンサ本体の内部に、仕切部材によって複数の拡散室を設
けてなるサイレンサにおいて、前記サイレンサ本体を、
金属粒子を焼結してなる等の高圧ガス通過用微細孔を有
する多孔質材料で形成し、拡散室内の高圧ガスの一部を
サイレンサ本体自体を通してサイレンサ本体周面から大
気中に放出させるようにしたことを特徴とする。

【0005】

【作用】弾丸発射時に、銃口より噴出する高圧ガスは一
時的にサイレンサ内部の拡散室に溜められ、このサイレ
ンサ内部の高圧ガスは、その一部が多孔質材料からなる
サイレンサ本体の周面より大気中に放出され、こうして
圧力が低下した後、サイレンサ本体先端より放出する。

【0006】

【実施例】次に、図面において本発明のサイレンサ1の
実施例について説明する、銃身2の銃口3より後方の段
部分3aには、リヤキャップ4がねじ部分5によって螺
着されている。このリヤキャップ4の前部内周面に形成
されたねじ部6には、支持リング8が螺合されている。
この支持リングは、金属粒子(例えばステンレス粒子、
砲金粒子等)を焼結し、隣り合う粒子間に気体の通過し
得る程度の微細孔を有する多孔質材料を円筒状に形成し
た外側サイレンサ本体11の後端にろう付されている。
この外側サイレンサ本体11の前端には支持リング8が
ろう付してある。支持リング7,8の中心孔7a,8a
には外側サイレンサ本体11と同様に、多孔質材料を円
筒状に形成した内側サイレンサ本体12の前、後部が嵌
入され、外側サイレンサ本体11と内側サイレンサ本体
12との間には環状の空間13が形成されている。支持
リング8には塞ぎキャップ16が一体に螺着され、内側
サイレンサ本体12の軸方向位置を固定している。この
塞ぎキャップ16の中心には、弾丸が通過する通過孔1
8が穿設されている。なお、前記微細孔を有する多孔質
材料はメッシュの細かな金網を多重に積層して形成して
あってもよい。

【0007】また、銃身2の先端には、中空スリーブ1
9がねじ止め21されている。この中空スリーブ19の
中心には弾丸が通過するように銃口3と一致して中空孔
19aが設けてあり、中空スリーブ19の軸方向中間部
の周面には、この中空孔19aと連通し、高圧ガスを放
出させるための複数の逃げスリット22が形成されてい
る。中空スリーブ19の前端部は内側サイレンサ本体1
2の内周に嵌まり込む大径の前壁(仕切部材)23とな
っており、前記中空孔19aはこの前壁23も貫通して
いる。前壁23がサイレンサ1内部を前室24と後室2
5とに分割し、この前壁24には、仕切部材として示す
複数の円板状仕切板26が互いに位置決めばね28を介
して軸方向に位置決めされ、前室24は、複数(例えば
5つ)の拡散室29に分割されている。この円板状仕切
板26の中心には、弾丸が通過する通過孔31が設けら
れている。なお、32は高圧ガスを放出させるため銃身
2の先端部に穿設された逃げ孔である。

【0008】次に、以上のように構成されたサイレンサ
1の作用について説明する。弾丸が発射されると、まず
銃身2内で発生する高圧ガスの一部は、逃げ孔32より
放出され、後室25に溜まる。また、銃口3より噴出す
る高圧ガスの一部は、中空スリーブ19の逃げスリット
22を介して後室25に溜まる。さらに、中空スリーブ
19の中空孔19a先端から前室24に噴出する高圧ガ
スの一部は、円板状仕切板26により分割された各拡散
室29に分散される。そして、後室25及び前室24の
各拡散室29に溜まり緩和されある程度圧力の低下した
高圧ガスの一部は内側サイレンサ本体12の多数の微細
孔を通って環状の空間13に溜められ、さらにこの空間
13で圧力を下げられた高圧ガスの一部が外側サイレン
サ本体11の多数の微細孔を通って大気中に放出され
る。その後、サイレンサ1内部で十分圧力を下げられた
状態で残っている高圧ガスが、塞ぎキャップ16の弾丸
通過孔18より放出される。

【0009】以上のように本実施例のサイレンサ1で
は、弾丸発射時にサイレンサ1内に溜まる高圧ガスの一
部を、多孔質材料よりなる外内側サイレンサ本体11,
12の多数の微細孔を介してサイレンサ1周面より大気
中に放出するようにしたので、サイレンサ1内部に残
り、後にサイレンサ1先端より放出される高圧ガスの圧
力を十分低下させることができ、銃声を小さくすること
ができる。

【0010】なお、本実施例では銃身の先端より後方に
もガスを溜める空間が設けてあるので、ガスの圧力を降
下させる体積が広くより効果的に減音できる。また、本
実施例では、サイレンサ1の本体は、外内側サイレンサ
本体11,12を設けて二重構造としたが、これに限定
されることなく、一重であったり、三重以上であったり
してもよい。さらに、サイレンサ本体11,12の断面
形状は円筒状に限らず、三角形、矩形、あるいはそれ以
外の多角形の筒形状であってもよい。

【0011】

【発明の効果】以上のように、本発明では、筒状のサイ
レンサ本体を金属粒子を焼結してなる多孔質材料で形成
したので、銃口より噴出する高圧ガスの一部をサイレン
サ本体に一時溜め、サイレンサ本体内からサイレンサ本
体の微細孔を通じて周囲へ放出することができる。その
結果、サイレンサの容積を大きくすることなくサイレン
サの弾丸通過口より噴出するガス圧が大幅に低下され、
弾丸の発射速度が音速より早い小銃に使用した場合で
も、実用的な大きさのサイレンサで十分な減音効果を発
揮できる。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明のサイレンサの縦断面図である。

【図2】図1のII−II線断面図である。

【符号の説明】

1 サイレンサ 2 銃身 11 外側サイレンサ本体 12 内側サイレンサ本体 23 前壁(仕切部材) 24 前室 25 後室 26 円板状仕切板(仕切部材) 29 拡散室

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許3713362(US,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銃身の先端部に取付けられる筒状のサイレ
    ンサ本体の内部に、仕切部材によって複数の拡散室を設
    けてなるサイレンサにおいて、前記サイレンサ本体を、
    金属粒子を焼結してなる等の高圧ガス通過用微細孔を有
    する多孔質材料で形成し、拡散室内の高圧ガスの一部を
    サイレンサ本体自体を通してサイレンサ本体周面から大
    気中に放出させるようにしたことを特徴とする火器のサ
    イレンサ。

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3713362A (en) 1970-11-16 1973-01-30 Bangor Punta Operations Inc Silencer

Also Published As

Publication number Publication date Type
JPH06241691A (ja) 1994-09-02 application

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