JP2751848B2 - 製函機 - Google Patents

製函機

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JP2751848B2
JP2751848B2 JP6323999A JP32399994A JP2751848B2 JP 2751848 B2 JP2751848 B2 JP 2751848B2 JP 6323999 A JP6323999 A JP 6323999A JP 32399994 A JP32399994 A JP 32399994A JP 2751848 B2 JP2751848 B2 JP 2751848B2
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徹夫 村上
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OJI SEISHI KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙箱等を組み立てる製函
機に関し、さらに詳しくは、ブランクシート状態の段ボ
ール又は厚紙から成る包装用箱等を自動的に組み立てる
製函機に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、果物等を出荷する際に使用する図
9に示す段ボール製紙箱は、図1に示すブランクシート
の状態から手作業により組み立てていた。
【0003】この紙箱は以下のような順序で組み立てる
ことが必要であった。最初に、側板Bに対してフラップ
Dを垂直に立ち上げ、さらに、底板Aに対して側板B及
び妻板Cを垂直に立ち上げると共に妻板Cの内壁面にフ
ラップDを重ね合わせる。次に、妻板Cの上辺に連設さ
れている天板Eを紙箱の内側に90度折り込む。最後
に、天板Eの左辺及び右辺に連設されているフラップG
及びHを折り込み側板Bの外壁面に重ね合わせると共
に、フラップG及びHの外端に付設された舌片I及びJ
をスリットK及びLに差し込み組立を完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この紙箱を組み立てる
ためには、舌片I及びJの紙厚がスリットK及びLのス
リット幅と略等しいため、スリットK及びLに対して舌
片I及びJを挿入するためには正確に舌片I及びJの位
置決めをする必要があった。即ち、舌片I及びJがスリ
ットK及びLに正確に差し込まないと舌片I及びJが折
れてしまったり、また、該舌片の端面が破損し該スリッ
トへの差し込みが不可能となるという問題点があった。
【0005】さらに、上記紙箱を熟練者の手作業により
組み立てたとしても、毎分4個程度しか組み立てること
ができないという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、前記の点に鑑み、ブラ
ンクシートの状態から正確且つ迅速に上記紙箱を組み立
てる製函機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の製函機は、妻板
又は側板の上辺に連設された天板と、該天板の側辺に連
設されたフラップと、該フラップの外端に連設された舌
片と、該舌片が挿入されるように該妻板又は側板と直交
する他の側板又は妻板の下辺に設けられたスリットとを
有する紙箱を組み立てる製函機であって、前記妻板又は
側板を外壁側から垂直に保持する支承板と、前記フラッ
プを下方に押し下げる前記他の側板又は妻板と平行に設
けられた水平レールと、前記舌片を前記フラップに対し
て折り曲げる台座板と、前記舌片を前記スリットに挿入
するプッシャと、前記天板の端面を前記支承板側に押圧
し前記舌片の挿入位置を規制する位置決め機構とを備え
たことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の製函機は、妻板又は側板
の上辺に連設された天板と、該天板の側辺に連設された
フラップと、該フラップの外端に連設された舌片と、該
舌片が挿入されるように該妻板又は側板と直交する他の
側板又は妻板の下辺に設けられたスリットとを有する紙
箱を組み立てる製函機であって、前記フラップを下方に
押し下げる前記他の側板又は妻板と平行に設けられた水
平レールと、前記舌片を前記フラップに対して折り曲げ
る台座板と、前記舌片を前記スリットに挿入するプッシ
ャと、前記妻板又は側板を前記他の側板又は妻板側に押
圧し前記舌片の挿入位置を規制する位置決め機構とを備
えたことを特徴とする。
【0009】前記位置決め機構は、ロータリーアクチュ
エータ又はモータと、該ロータリーアクチュエータ又は
モータの回転軸に回転自在に支持された押圧板とから成
ることが好ましい。
【0010】さらに、前記位置決め機構は、前記天板の
上方を前記妻板又は側板と直交方向にスライドするスラ
イド部材と、該スライド部材に折り畳み自在に設けられ
た懸架板とから成ることが好ましい。
【0011】さらに、前記懸架板は、前記スライド部材
に横架した軸に回動可能に軸支され、前記スライド部材
に横架されたプレートに設けられた長孔に遊嵌さると共
に当該長孔からの脱落を防止する脱落防止部材を端部に
備えたロッドと該懸架板上面において連結されているこ
とが好ましい。
【0012】本発明の製函機用ブランクシート供給装置
は、紙箱のブランクシートを搬入する上部搬入口と、該
搬入口から搬入され水平に積み重ねられた該ブランクシ
ートを収納する収納枠と、該収納枠の側壁に設けられた
第1スライドストッパ部材と、該第1ストッパ手段の下
方に位置すると共に該収納枠の側壁に設けられた第2ス
ライドストッパ部材と、該ブランクシートを製函機へ供
給する下部供給口と、該下部供給口に設けられたストッ
パと、該第2スライドストッパ部材と該ストッパの間に
設けた検知手段と、該検知手段からの検知信号を感知す
ると該第1スライドストッパと該第2スライドストッパ
に作動信号を送る制御盤とから成る。
【0013】
【作用】本発明の製函機は、位置決め機構を備えてお
り、該位置決め機構により前記妻板又は側板を他の側板
又は妻板側に押圧し、あるいは、妻板又は側板を外壁側
から垂直に保持する支承板側に押圧し舌片の挿入位置を
規制する。即ち、該位置決め機構により妻板又は側板の
上辺に連設された天板が組立の所定の位置に規制される
ため、該天板の側辺に連設されたフラップ並びに該フラ
ップの外端に連設された舌片も組立の所定の位置に規制
される。このため、スリットに対して舌片を挿入する際
の舌片の正確な位置決めが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の製函機を
詳細に説明する。最初に、実施例1の製函機による紙箱
の組立工程を概念説明を行い、次に、同実施例の製函機
の具体的構成と組立工程を説明する。次に、実施例2の
製函機用ブランクシート供給装置を説明する。
【0015】(実施例1) (概念説明)図2から図10は組立工程を概念的に示し
た略図である。製函機の本体枠上部に設置したブランク
シート供給部(図示せず)内に複数枚の紙箱のブランク
シート1を段積みに積載する。段積みされた複数枚のブ
ランクシート1の内、最下段のブランクシート1は爪状
のストッパ(図示せず)により係止されている。
【0016】最初に、該最下段のブランクシート1をバ
キューム部2により吸着する(図2参照。尚、同図はバ
キューム部2を明瞭に示すためにブランクシート1の一
部を切除して図示している。)。該バキューム部2は、
2個の吸着パット2a、パット保持板2b、該パット保
持板に装着されたロッド2c、本体枠に固定されたエア
シリンダ2dから成る。底板Aの下面を吸着パット2a
により吸着するためには、エアシリンダ2dを駆動しロ
ッド2cを上昇させ、吸着パット2aをブランクシート
1の底板Aの下面に接触させた後、該吸着パットの内部
空気をバキューム装置(図示せず)により吸引する。
【0017】バキューム部2により吸着された1枚のブ
ランクシート1は、エアシリンダ2dの駆動によるロッ
ド2cの下降により上記ストッパから脱落し、ロッド2
cの下降と共に上記ブランクシート供給部の下方へ降下
する。
【0018】上記ブランクシート供給部の下方には、本
体枠に棚板(図示せず)を介して固定された4本の櫛形
パイプ3を配設する(図3参照)。これら櫛形パイプ3
は夫々ブランクシート1の降下中にフラップDと干渉す
る位置に配置され、また、ブランクシート1の長手方向
の外側に向かってやや傾斜して立設されている。尚、各
櫛形パイプ3には3本の水平パイプが等間隔に付設され
ている。ブランクシート1がバキューム部2により下降
し始めると、各櫛形パイプ3の3本の水平パイプとフラ
ップDが次々と干渉する。上記のように各櫛形パイプ3
はブランクシート1の長手方向外側に向かってやや傾斜
しているため、該各櫛形パイプ3の3本の水平パイプは
ブランクシート1の長手方向の外側から最上段、中段、
最下段の順で位置している。従って、フラップDは該最
上段、中段、最下段の水平パイプと順に干渉することに
より徐々に側板Bに対して垂直に立ち上げられてゆく。
【0019】さらに、ブランクシート1がバキューム部
2により下降すると、各側板Bは夫々ガイド板4と、ま
た、各妻板Cは夫々ローラ5と干渉し、底板Aに対して
立ち上げられてゆく(図4参照。尚、同図において側板
Bの立ち上げ状態を明確にするためにガイド板8は一点
鎖線で示される。)。即ち、本体枠にガイド板支持材
(図示せず)を介して固定された2枚のガイド板4は夫
々ブランクシート1の降下中に側板Bと干渉する位置に
該側板Bと平行して配置され、また、本体枠に固定され
たローラ支持材(図示せず)に回転可能に軸支されたロ
ーラ5は夫々ブランクシート1の降下中に妻板Cと干渉
する位置に該妻板Cと平行して配置されている。
【0020】上記各側板Bがガイド板4により底板Aに
対して立ち上げられても、上記パイプ3の最下段の水平
パイプの先端から垂設された鉛直パイプ部分により、フ
ラップDの折込状態は維持される。従って、フラップD
は妻板Cの内側に折り込まれることになる(図4参
照)。
【0021】また、ローラ5により妻板Cが折り込まれ
た後、該ローラ5は天板E及びFに接触する。しかし、
既に妻板Cと底板Aの間の罫線が折り込まれているた
め、天板E及びFと妻板Cとの間の罫線が折り込まれる
ことはなく、妻板Cが更に底板Aに対して垂直に折り込
まれることになる。
【0022】さらに、バキューム部2が下降し、2条の
チェンコンベヤのチェン20a及び20b上に側板B及
びCとフラップDが立ち上げられたブランクシート1を
載置する(図5参照)。このとき、該チェンコンベヤの
チェン20a及び20b上に紙箱の外寸に対応して各チ
ェン毎に設けられている一対の支承板21a及び21b
との間に上記立ち上げられたブランクシート1が緩挿さ
れる。
【0023】チェン20a及び20bの両側であって、
立ち上げられたブランクシート1の側板Bの外側に一対
の挟持部6を設ける。また、該挟持部6は上記ガイド板
4の下方に夫々位置している。該挟持部6は、挟持板6
a、該挟持板6aに装着されたロッド6b、本体枠に固
定されたエアシリンダ6cから成る。立ち上げられたブ
ランクシート1が2条のチェン20a及び20b上に載
置されると、エアシリンダ6cが駆動され、ロッド6b
が伸張し、挟持板6aが側板Bを挟持する。上記のよう
に、立ち上げられたブランクシート1が2条のチェン2
0a及び20b上への載置を完了すると、バキューム部
2は下降工程を完了すると共に、該バキューム部2の吸
着パット2aの内部空気の吸引を停止する。
【0024】チェン20a及び20bの上方に、該チェ
ンと平行方向に二本一組のスキー板状の第1スライド板
7a及び第2スライド板8aを対向して配設する。該第
1スライド板7a及び第2スライド板8aは立ち上げら
れたブランクシート1の内側に向かって、妻板Cの外側
からスライドする。該第1スライド板7a及び第2スラ
イド板8aの先端には湾曲部が設けられており、第1ス
ライド板7aは天板Eを、また、第2スライド板8aは
天板Fを底板Aに対し平行になるまで折り込む(図6参
照)。
【0025】次に、上記チェンコンベヤを駆動し、チェ
ン20a及び20bを図6及び図7に図示されている矢
印の方向に水平に移動させる。該移動時において、天板
E及びFに連設されているフラップG及びH、並びに、
該フラップG及びHの外端に付設されている舌片I及び
Jは側板Bから外側に水平に突出している。
【0026】チェン20a及び20bの両側であり、該
チェンの進行方向の上記挟持板6a端部と近接させて舌
片折り曲げ部9を設ける。該舌片折り曲げ部9は、本体
枠の側板(図示せず)に装着された軸9bと、該軸9b
に回転自在に軸支されたローラ9aと、本体枠に固定さ
れた上記棚板に立設された支持板9eと、該支持板9e
に固定された軸9dと、該軸9dに回転自在に軸支され
たローラ9cから成る。ローラ9aは、ローラ9cの上
方に配置され、且つ、ローラ9aの円周面の最下面が、
側板Bから水平に突出したフラップG及びH、並びに、
舌片I及びJの上面よりも下方に位置するように配置さ
れている。一方、ローラ9cは該ローラの円周面の最上
面がフラップG及びHの下面に当接する位置に配置され
ている。
【0027】上記チェンコンベヤを駆動し、立ち上げら
れたブランクシート1を水平に移動すると、該移動中に
フラップH及び舌片Jが最初に舌片折り曲げ部9を通過
し、次にフラップG及び舌片Iが舌片折り曲げ部9を通
過する。この舌片折り曲げ部9通過時において、側板B
から水平に突出したフラップH及びGは、その下面にお
いてローラ9cに支持されるが、舌片J及びIはローラ
9aにより下方に折り曲げられる。従って、舌片折り曲
げ部9により、舌片J及びIがフラップH及びGに対し
て下方に折り癖がつけられることになる。
【0028】立ち上げられたブランクシート1を所定位
置まで上記チェンコンベヤで水平に搬送するとチェンコ
ンベヤは停止する。該停止直後にエアシリンダ(図示せ
ず)の駆動によりレール52aが垂直に降下してフラッ
プG及びHを下方に約60度折り込む(図8参照)。
【0029】次に、第1スライド板7a及び第2スライ
ド板8aが初期位置までスライドして復帰する(図8は
第2スライド板8aが初期位置に復帰した状態を図示す
る)。当該2枚の第2スライド板8aの間には第1位置
決め機構40を設ける。該第1位置決め機構40は、両
スライド板8aの間に横架された軸40cと、該軸40
cに軸支されたスリーブ40bと、該スリーブ40bに
固定された懸架板40aと、該懸架板40aの上面に垂
直に固定された軸40dと、該軸40dの端部に装着さ
れた鍔付きボルト40eと、両スライド板8aの間に横
架され両スライド板8aの上面に固定されたプレート4
0fと、該プレート40fに穿孔された長孔40gとを
有し、該長孔40aには軸40dが遊嵌されて成る(図
9参照)。第2スライド板8aの復帰により懸架板40
aの端面が妻板Cの上部を押圧する。妻板Cは押圧され
ることにより両側板Bの側辺に押し付けられ、底面Aに
対し垂直に保たれる。
【0030】尚、第2スライド板8aが立ち上げられた
ブランクシート1の内側に向かって妻板Cの外側からス
ライドした時に、懸架板40aは天板Fと接触し第2ス
ライド板8aの間に畳み込まれるため、該懸架板40a
は天板Fと衝突しない。また、立ち上げられたブランク
シート1がチェンコンベヤにより所定位置まで搬送され
る時には、懸架板40aは天板Eと接触し第2スライド
板8aの間に畳み込まれるため、該懸架板40aは天板
Eと衝突しない。
【0031】上記第2スライド板8aの復帰と同時に、
第2位置決め機構41が作動し天板Fの端面を押圧し、
該天板F及び該天板Fに連設する妻板Cを支承板21a
の側壁に押し付ける。この第2位置決め機構41は、本
体枠に固定された棚板(図示せず)に懸架されたロータ
リーアクチュエータ41cと、該ロータリーアクチュエ
ータ41cの両側部に突出した回転軸41bと、該回転
軸41bに固定された押圧板41aから成る。該押圧板
41aにより支承板21aに押し付けられた妻板Cは底
面Aに対して垂直に保たれる。
【0032】第1位置決め機構40と第2位置決め機構
41は、上記のレール52aの降下と相まって、スリッ
トK及びLに舌片I及びJを挿入するために舌片I及び
Jの正確な位置決めを行う。即ち、第1位置決め機構4
0と第2位置決め機構41により両妻板Cの垂直状態が
確保される。両妻板Cの垂直状態は、両妻板Cに夫々連
設されている天板E及びFの位置と共に該天板E及びF
に連設されているフラップG及びHの位置を正確に決定
する。フラップG及びHの位置が正確に決定されると該
フラップG及びHの外端に連設されている舌片I及びJ
の位置は所定位置、即ちスリットK及びLへ正確に差し
込み可能な位置、へと必然的に決定される。
【0033】一方、レール52aの降下は、該レール5
2aと直接接触するフラップG及びHの水平状態を確保
するだけではなく、フラップG及びHに連設されている
天板E及びF及び舌片I及びJの水平状態も確保する。
従って、舌片I及びJは、正確な位置決めの他に水平状
態も維持されることになり、スリットK及びLへの正確
に差し込みが可能となる。
【0034】次に、チェン20a及び20bの両側に設
けた2基の折込台座部50の各台座板50aが夫々両側
板Bに向かって斜め上方に上昇する。該折込台座部50
は、水平に配置された台座板50aと、該台座板50a
の裏側において斜め下方に向かって固定されたロッド5
0bと、本体枠に固定されチェン20a及び20bの下
方に設けられたエアシリンダ50cから成る。台座板5
0aの上昇により舌片I及びJが内側(側板B側)に折
り込まれる。舌片I及びJは上記舌片折り曲げ部9によ
り折り癖がつけられているので容易に内側に折り込まれ
る。尚、図8において、台座板50aの下降待機位置は
一点鎖線で図示されている。
【0035】次に、チェン20a及び20bの両側に2
基ずつ設けた計4基のプッシャ51の各プッシャ板51
aが夫々フラップG及びHを押圧し舌片I及びJを夫々
スリットK及びLに挿入する。該プッシャ51は、垂直
のプッシャ板51aと、該プッシャ板51aの裏側に固
定されたロッド51bと、本体枠に固定されたエアシリ
ンダ51cから成る。舌片I及びJは、第1位置決め機
構40、第2位置決め機構41及びレール52aの降下
により、正確な位置決めの他に水平状態も維持されてい
るためスリットK及びLへ正確に差し込まれる。
【0036】次に、レール52aが上昇して初期位置に
復帰し、第2位置決め機構41の押圧板41aが逆回転
して初期位置に復帰し、折込台座部50の各台座板50
aが降下して初期位置に復帰し、プッシャ51の各プッ
シャ板51aが後退して初期位置に復帰する。さらに、
第2スライド板8aが、次の立ち上げられたブランクシ
ート1の天板Fを折り込むためにスライド移動する。最
後に、上記チェンコンベヤが駆動され搬出口(図示せ
ず)から完成した紙箱を搬出する。尚、図10は上記組
立工程により完成した紙箱を示す。
【0037】(具体的構成)以下、実施例に係る製函機
を具体的に説明する。図11乃至図14は紙箱の組立工
程を順に示した本製函機の正面図であり、図15は本製
函機の平面図、図16は本製函機の左側面図、図17乃
至図19は舌片の挿入工程を順に示した本製函機の右側
面図である。尚、図中符号1はブランクシートあるいは
組立途中の紙箱を示す。
【0038】角パイプで構成された本体枠10の上面に
枠15aにより構成されたブランクシート供給部15を
設ける。該ブランクシート供給部15内にはブランクシ
ート状態の紙箱1が段積みされている。該ブランクシー
ト供給部15の下方は開口しており、ブランクシート供
給口15cを形成する。また、該枠15aの側壁下方に
は4ヶ所に爪状のストッパ15bを配設する。
【0039】本体枠10に囲われた内部空間の長手方向
に沿って2条の金属製チェンコンベヤ20を水平に設け
る。該チェンコンベヤ20は、本体枠10に固定された
軸受29a及び29bに支持された軸28a及び28b
と、該軸28a及び28bに固定されている両端部のプ
ーリ26a及び26bと、該プーリ26a及び26bに
支持されているチェン20a及び20bと、軸28aの
中央部に固定されたドリブンプーリ27から成る。さら
に、チェン20a又は20bの移送面には5組の一対の
支承板21a及び21b、22a及び22b、23a及
び23b、24a及び24b、25a及び25bが設け
られている。該一対の支承板の間隔は紙箱1の長手方向
の外寸と一致する。また、該一対の支承板は、バキュー
ム部2により下降するブランクシート1を受け入れるた
め、上部が外側に屈曲されている。
【0040】上記2条のチェンコンベヤ20を駆動する
コンベヤ駆動部30を、上記コンベヤ軸28aの直下に
設ける。該コンベヤ駆動部30は、モータ30aと、減
速プーリ30dと、該モータ30aと該減速プーリ30
d間に掛け渡されたベルト30bと、該減速プーリ30
dと上記ドリブンプーリ27間に掛け渡されたベルト3
0cから成る。尚、モータ30aの回転軸には該モータ
の回転状態を検知するセンサ(図示せず)を装着する。
【0041】上記ブランクシート供給部15の直下であ
って上記2条のチェンコンベヤ20の間にバキューム部
2を設ける。このバキューム部2は本体枠10の底部か
ら立設された角パイプに装着されている。該バキューム
部2は、ブランクシート1の底面Aを吸着する2個の矩
形の吸着パット2aと、該吸着パット2aを下方から保
持するパット保持板2bと、該パット保持板2bの下方
に垂直に固定された2本のロッド2cと、該ロッド2c
を昇降させるエアシリンダ2dとから成る。該ロッド2
cは金属パイプであり該パイプの内部空間は通気経路と
なっている。
【0042】上記ブランクシート供給部15の直下であ
ると共に上記チェンコンベヤ20の上方に4本の櫛形パ
イプ3を設ける。該櫛形パイプ3は本体枠10に装着さ
れた側板10aに夫々立設されている(図15参照)。
また、この櫛形パイプ3は夫々ブランクシート1の降下
中にフラップDと干渉する位置に配置されると共に、ブ
ランクシート1の長手方向の外側に向かってやや傾斜し
て立設されている。該櫛形パイプ3は支柱パイプに3本
の水平パイプを等間隔に付設して成る。この3本の水平
パイプはブランクシート1の長手方向の外側から最上
段、中段、最下段の順で付設されている。さらに、最下
段の水平パイプは該水平パイプの先端から垂設された鉛
直部分を有している。
【0043】上記ブランクシート供給部15の直下であ
って上記チェンコンベヤ20の上方にガイド板4を設け
る。該ガイド板4は本体枠10に装着された側板10a
にガイド板支持材4aを介して配設されている。また、
該ガイド板4はブランクシート1の降下中に側板Bと干
渉する位置に配置されている。このガイド板4は側板B
を徐々に立ち上げるために上方に向かって外側に折り曲
げられている。
【0044】上記ブランクシート供給部15の直下であ
って上記チェンコンベヤ20の上方に2個のローラ5を
設ける。該ローラ5は本体枠10に固定された支持板1
0b及び10cにローラ支持材5aを介して回転可能に
軸支されている。該ローラ5は夫々ブランクシート1の
降下中に妻板Cと干渉する位置に該妻板Cと平行して配
置されている。
【0045】上記ブランクシート供給部15の直下であ
って上記チェンコンベヤ20の上面と同一面の両側に2
基の挟持部6を対向して配設する。該挟持部6は、ブラ
ンクシート1の立ち上げられた側板Bを側方から押圧す
る挟持板6aと、該挟持板6aの背面に垂直に固定され
た2本のロッド6bと、該ロッド6bを水平方向に移動
させるエアシリンダ6cから成る。尚、エアシリンダ6
cは棚板10dの上面に固定されており(図15参
照)、また、挟持板6aはブランクシート1の底面Aと
干渉しないように上方に向かって外側に折り曲げられて
いる。
【0046】本体枠10に固定された支持板10b及び
10cの下面に夫々第1スライド部7及び第2スライド
部8を対向して配設する。第1スライド部7は、チェン
コンベヤ20の延設方向に沿ってスライドする2枚の第
1スライド板7aと、該スライド板7aを水平移動させ
る2基のスライダ7bと、該スライダ7bを懸架し支持
板10bの下面に固定された2本のレール7cから成
る。第2スライド部8は、チェンコンベヤ20の延設方
向に沿ってスライドする2枚の第2スライド板8aと、
該スライド板8aを水平移動させる2基のスライダ8b
と、該スライダ8bを懸架し支持板10cの下面に固定
された2本のレール8cから成る。スライダ7b及び8
bは夫々レール7c及び8cの有効長を往復移動する。
また、第1スライド板7aと第2スライド板8aは天板
Eと天板Fを傷つけずに徐々に折り込むために先端にお
いて湾曲部が設けられている。
【0047】第2スライド部8の2枚の第2スライド板
8aの間であって各スライド板の湾曲部近傍に第1位置
決め機構40を設ける。該第1位置決め機構40は、両
スライド板8aの間に横架された軸40cと、該軸40
cに軸支されたスリーブ40bと、該スリーブ40bに
溶着された懸架板40aと、該懸架板40aの上面に垂
直に固定された連杆40dと、両支持レール8aの上面
において両支持レールの間に横架されたプレート40f
と、該プレート40fに穿孔された長孔40gと、該長
孔40gには前記連杆40dが遊嵌されており、該連杆
40dの端部に装着された鍔付きボルト40eから成る
(図9参照)。
【0048】該鍔付きボルト40eを端部に装着した該
連杆40dにより、懸架板40aの回動範囲は限定され
る。即ち、懸架板40aは、図9に示す懸架板40aの
位置から、図9に示す矢印方向に懸架板40eの端面が
第2スライド板8aの下面と同一平面上まで畳み込まれ
た位置の間で回動する。
【0049】チェンコンベヤ20の長手方向の略中央で
あって2条のチェン20a及び20bの両側に舌片折り
曲げ部9を設ける。該舌片折り曲げ部9は、本体枠10
に装着された側板10aに固定された軸9bと、該軸9
bに回転自在に軸支されたローラ9aと、本体枠10に
装着された棚板10fに立設された支持板9eと、該支
持板9eに固定された軸9dと、該軸9dに回転自在に
軸支されたローラ9cから成る(図7参照)。ローラ9
aはローラ9cの上方に配置されている。また、このロ
ーラ9aはローラ円周面の最下面が側板Bから水平に突
出したフラップG及びH、並びに、舌片I及びJの上面
よりも下方に位置するように配置されている。一方、ロ
ーラ9cはローラ円周面の最上面がフラップG及びHの
下面に当接する位置に配置されている。
【0050】支持板10dの下方には2基の折込レール
部52を懸架する。該折込レール部52は、フラップG
及びHを下方に折り込むレール52aと、該レール52
aを懸架する支持材52bと、該支持材52bを懸架す
る水平支持材52cと、該水平支持材52cに立設され
た2本のロッド52dと、該ロッド52dを垂直方向に
昇降させるエアシリンダ52eから成る。レール52a
は組立途中の紙箱1の搬入側の端部が上向きに屈曲され
ており、また、該レール52aの水平部分の長さは、フ
ラップG及びHを同時に折り込むことができるように、
側板Bの長手方向の長さよりも長い。
【0051】支持板10cの下面には第2位置決め機構
41を懸架する。該第2位置決め機構41は、支持板1
0cの下面に懸架されたロータリーアクチュエータ41
cと、該ロータリーアクチュエータ41cの両側部に突
出した回転軸41bと、該回転軸41bに固定された押
圧板41aから成る。ロータリーアクチュエータ41c
は、該押圧板41aを水平状態から天板Fの端面を押し
付けるため90度回転し、さらに逆転することにより押
圧板41aを水平位置に復帰させる。
【0052】2条のチェン20a及び20bの両側にお
いて、棚板10eの下方に2基の折込台座部50を設け
る。該折込台座部50は、水平配置された台座板50a
と、該台座板50aの裏側において斜め下方に向かって
固定されたロッド50bと、本体枠10に固定され棚板
10eの下方に設けられたエアシリンダ50cから成
る。この台座板50aは、図17及び図18に示すよう
に、水平状態を保ちつつ立ち上げられたブランクシート
1の両側板に向かって斜め方向に昇降する。
【0053】2条のチェン20a及び20bの両側にお
いて、該各チェンの外側に2基ずつ、計4基のプッシャ
51を棚板10eの上面に設ける。該4基のプッシャ5
1は舌片I及びJをスリットK及びLへ差し込む位置に
夫々対応して配設されている。該プッシャ51は、垂直
のプッシャ板51aと、該プッシャ板51aの裏側に固
定されたロッド51bと、棚板10eの上面に固定され
たエアシリンダ51cから成る。
【0054】(組立工程)最初に、製函機本体枠10上
部に設置したブランクシート供給部15に複数枚の紙箱
のブランクシート1を段積みに積載する。段積みされた
複数枚のブランクシート1の内、最下段のブランクシー
トは爪状のストッパ15bにより係止される(図14参
照)。
【0055】次に、バキューム部2のエアシリンダ2d
を駆動しロッド2cを上昇させ、吸着パット2aをブラ
ンクシート1の底板Aの下面に接触させる。さらに、該
吸着パットの内部空気をバキューム装置により吸引し、
上記最下段のブランクシート1の底板Aの下面を吸着す
る。
【0056】バキューム部2により吸着されたブランク
シート1は、エアシリンダ2dの駆動によるロッド2c
の下降により上記ストッパ15bから脱落し、ロッド2
cのと共に下降を開始する。
【0057】ブランクシート1がバキューム部2により
下降をし始めると、各櫛形パイプ3の3本の水平パイプ
とフラップDが次々と干渉する。上記のように各櫛形パ
イプ3はブランクシート1の長手方向外側に向かってや
や傾斜しているため、該各櫛形パイプ7の3本の水平パ
イプはブランクシート1の長手方向の外側から最上段、
中段、最下段の順で位置している。従って、フラップD
は最上段、中段、最下段の水平パイプと順に干渉するこ
とにより徐々に側板Bに対して垂直に立ち上げられてゆ
く。
【0058】ブランクシート1がバキューム部2により
さらに下降すると、各側板Bは夫々ガイド板4と、ま
た、各妻板Cは夫々ローラ5と干渉し、底板Aに対して
立ち上げられてゆく(図11参照)。上記各側板Bがガ
イド板4により底板Aに対して立ち上げられても、上記
パイプ3の最下段の水平パイプの先端から垂設された鉛
直部分により、フラップDの折込状態は維持される。従
って、フラップDは妻板Cの内側に折り込まれることに
なる(図4参照)。
【0059】ローラ5により妻板Cが折り込まれた後、
該ローラ5は天板E及びFに接触する。しかし、既に妻
板Cと底板Aの間の罫線が折り込まれているため、天板
E及びFと妻板Cとの間の罫線が折り込まれることはな
く、妻板Cが更に底板Aに対して折り込まれることにな
る。
【0060】さらに、ブランクシート1を吸着したバキ
ューム部2が下降し、2条のチェンコンベヤ20上に側
板B及びCとフラップDが立ち上げられた該ブランクシ
ート1を載置する(図12参照)。このとき、該チェン
毎に設けられている一対の支承板21a及び21bとの
間に該立ち上げられたブランクシート1が緩挿される。
【0061】立ち上げられたブランクシート1が2条の
チェン20a及び20b上に載置すると、エアシリンダ
6cを駆動し、ロッド6bが伸張し、挟持板6aにより
側板Bを挟持する。上記のように、立ち上げられたブラ
ンクシート1が2条のチェン20a及び20b上への載
置を完了すると、バキューム部2は下降工程を完了する
と共に、該バキューム部2の吸着パット2aの内部空気
の吸引を停止する。
【0062】次に、該第1スライド板7a及び第2スラ
イド板8aを立ち上げられたブランクシート1の内側に
向かって妻板Cの外側からスライドさせる(図13参
照)。第1スライド板7aは天板Eを、また、第2スラ
イド板8aは天板Fを底板Aに対し平行となるまで折り
込む。
【0063】次に、チェンコンベヤ20を駆動し、チェ
ン20a及び20bを搬出口55方向へ移動する。移動
時において、天板E及びFに連設されているフラップG
及びH、並びに、該フラップG及びHに付設されている
舌片I及びJは側板Bから外側に水平に突出している。
【0064】立ち上げられたブランクシート1が移動す
ると、該移動中にフラップH及び舌片Jが最初に舌片折
り曲げ部9を通過し、次にフラップG及び舌片Iが舌片
折り曲げ部9を通過する。図17の破線は、該舌片折り
曲げ部を通過中の該フラップ及び該舌片を示す。この舌
片折り曲げ部9通過時において、側板Bから水平に突出
したフラップH及びGは、その下面においてローラ9c
に支持されるが、舌片J及びIはローラ9aにより下方
に折り曲げられる。従って、舌片折り曲げ部9により、
舌片J及びIがフラップH及びGに対して下方に折り癖
がつけられることになる。
【0065】立ち上げられたブランクシート1の舌片を
スリットに差し込むため、支持板10cの直下まで該ブ
ランクシート1をチェンコンベヤ20で搬送する。所定
位置にブランクシート1が搬送されると該チェンコンベ
ヤ20は停止する。即ち、所定位置にブランクシート1
が搬送されると、センサ(図示せず)が検知し制御盤
(図示せず)に検知信号を送信し、該制御盤が駆動部3
0のモータ30aを停止する。該チェンコンベヤの停止
直後にエアシリンダ52eの駆動によりレール52aが
垂直に降下してフラップG及びHを下方に約60度折り
込む。
【0066】次に、第1スライド板7a及び第2スライ
ド板8aが初期の位置までスライドして復帰する(図1
4参照)。第2スライド板8aの復帰により懸架板40
aの端面が妻板Cの上部を押圧する。妻板Cは両側板B
の側辺に押し付けられるため底面Aに対し垂直に保たれ
る。
【0067】尚、第2スライド板8aが立ち上げられた
ブランクシート1の内側に向かって妻板Cの外側からス
ライドした時に、懸架板40aは天板Fと接触し第2ス
ライド板8aの間に畳み込まれるため、該懸架板40a
は天板Fと衝突しない。また、立ち上げられたブランク
シート1がチェンコンベヤにより所定位置まで搬送され
る時には、懸架板40aは天板Eと接触し第2スライド
板8aの間に畳み込まれるため、該懸架板40aは天板
Eと衝突しない。
【0068】上記第2スライド板8aの復帰と同時に、
第2位置決め機構41が作動し天板Fの端面を押圧し、
該天板F及び該天板Fに連設する妻板Cを2枚の支承板
21aの側壁に押し付ける(図14参照)。第2位置決
め機構41の押圧板41aにより支承板21aに押し付
けられた妻板Cは底面Aに対して垂直に保たれる。
【0069】第1位置決め機構40と第2位置決め機構
41は、上記のレール52aの降下と相まって、スリッ
トK及びLに舌片I及びJを挿入するために舌片I及び
Jの正確な位置決めを行う。即ち、第1位置決め機構4
0と第2位置決め機構41により両妻板Cの垂直状態が
確保される。両妻板Cの垂直状態は、両妻板Cに夫々連
設されている天板E及びFの位置と共に該天板E及びF
に連設されているフラップG及びHの位置を正確に決定
する。フラップG及びHの位置が正確に決定されると該
フラップG及びHに連設されている舌片I及びJの位置
は所定位置、即ちスリットK及びLへ正確に差し込み可
能な位置、へと必然的に決定される。
【0070】一方、レール52aの降下は、該レール5
2aと直接接触するフラップG及びHの水平状態を確保
するだけではなく、フラップG及びHに連設されている
天板E及びF及び舌片I及びJの水平状態も確保する。
従って、舌片I及びJは、正確な位置決めの他に水平状
態も維持されることになり、スリットK及びLへの正確
に差し込みが可能となるのである。
【0071】次に、チェン20a及び20bの両側に設
けた2基の折込台座部50の各台座板50aが夫々両側
板Bに向かって斜め上方に上昇する(図17及び図18
参照)。台座板50aの上昇により舌片I及びJが内側
(側板B側)に折り込まれる。舌片I及びJは上記舌片
折り曲げ部9により折り癖がつけられているので容易に
内側に折り込まれる。
【0072】次に、チェン20a及び20bの両側に2
基ずつ設けた計4基のプッシャ51の各プッシャ板51
aが夫々フラップG及びHを押圧し舌片I及びJを夫々
スリットK及びLに挿入する(図19参照)。舌片I及
びJは、第1位置決め機構40、第2位置決め機構41
及びレール52aの降下により、正確な位置決めの他に
水平状態も維持されているためスリットK及びLへ正確
に差し込まれる。
【0073】次に、レール52aが上昇して初期位置に
復帰し、第2位置決め機構41の押圧板41aが逆回転
して初期位置に復帰し、折込台座部50の各台座板50
aが降下して初期位置に復帰し、プッシャ51の各プッ
シャ板51aが後退して初期位置に復帰する。さらに、
第2スライド板8aが、次の立ち上げられたブランクシ
ート1の天板Fを折り込むためにスライド移動する。最
後に、上記チェンコンベヤが駆動され搬出口55から完
成した紙箱を搬出する。
【0074】尚、本実施例においては第1位置決め機構
40と第2位置決め機構41が夫々設けられている。し
かし、両位置決め機構には互換性がある。従って、2基
の位置決め機構がいずれも第1位置決め機構(若しくは
第2位置決め機構)であっても良く、また、本実施例に
おける第1位置決め機構40の配設位置に第2位置決め
機構を、あるいは、本実施例における第2位置決め機構
41の配設位置に第1位置決め機構を配設しても良い。
【0075】上記のように、第1位置決め機構40と第
2位置決め機構41には互換性があるが、本実施例にお
いては第1位置決め機構40を第2スライド部8の2枚
の第2スライド板8aの間に設けたため、第2スライド
部材8が第1位置決め機構40の保持部材として機能し
ている。従って、第1位置決め機構のみを保持する部材
が必要でなく、部品点数を減少させることができると共
に、製函機全体のコンパクト化に寄与している。
【0076】(実施例2)上記実施例1の製函機におい
ては、ブランクシート1を本体枠10の上面に設けたブ
ランクシート供給部15から供給する。しかし、梅雨時
等に湿度が高くなり段積みされたブランクシート1が吸
湿し重量が増加すると、当該重量をストッパ15による
係止では支えきれず、段積みされたブランクシート1が
ブランクシート供給部15から脱落する場合がある。
【0077】実施例2の製函機用ブランクシート供給部
は、第1及び第2スライドストッパ部を有し、当該スラ
イドストッパ部によりストッパに係止されるブランクシ
ートの枚数を規制し、ブランクシート供給部からブラン
クシートが脱落することを防止する。
【0078】図20から図24は、本実施例の製函機用
ブランクシート供給部の正面図である。尚、当該図面に
おいて、ブランクシートの収納状態を示すために正面の
収納枠壁は省略されている。該製函機用ブランクシート
供給部60は、上記実施例1と同様に、製函機の本体枠
10の上面に設ける。該ブランクシート供給部60の収
納枠63の上部にブランクシート1を搬入する搬入口6
1を、また、該収納枠63の下部にブランクシート1を
製函機本体へ供給する供給口62を設ける。また、該収
納枠63の側壁下方には4カ所に爪状のストッパ64を
配設する。尚、図20から図24においては、正面側の
2カ所のストッパ64のみが図示されている。
【0079】上記収納枠63の側壁に、夫々支持板65
dを介して第1スライドストッパ部65を、また、支持
板66dを介して第2スライドストッパ部66を夫々4
基づつ装着する。該第2スライドストッパ部65は、ス
トッパ64により支持可能なブランクシートの枚数を規
制するために、ストッパ64の上方に配置されている。
このストッパ64と第2スライドストッパ66の間隔
は、ストッパ64によりブランクシートが脱落しない範
囲内で段積みされたブランクシートの段積み高さに対応
する。さらに、該第1スライドストッパ部は、この第2
スライドストッパ部66の上方に配置されている。
【0080】上記第1スライドストッパ部65は、Lの
字型のスライド板65cと、該スライド板65cの裏側
に固定されたロッド65bと、該ロッド65bを駆動し
前記支持板65dの上面に固定されたエアシリンダ65
aから成る。また、上記第2スライドストッパ部66
は、Lの字型のスライド板66cと、該スライド板66
cの裏側に固定されたロッド66bと、該ロッド66b
を駆動し前記支持板66dの上面に固定されたエアシリ
ンダ66aから成る。
【0081】次に、本実施例の製函機用ブランクシート
供給部60の作動順序を図20から図24に従って説明
する。最初に、搬入口61からブランクシート1を搬入
する。このとき、第2スライドストッパ部66のエアシ
リンダ66aが制御盤(図示せず)により駆動され、ロ
ッド66bが伸張し、スライド板66cが収納枠63の
内壁面から突出しており当該ブランクシートを支持す
る。一方、第1スライドストッパ部65は駆動されてお
らず、スライド板65cは収納枠63の外壁面外で待機
している(図20参照)。
【0082】次に、ブランクシート1の搬入が終了した
後、上記制御盤がセンサ(図示せず)によりストッパ6
4上にブランクシートが供給されていないことを感知す
る。尚、このような状態においては制御盤は製函機本体
へ製函作業開始信号を送信することができない。該制御
盤は第1スライドストッパ部65のエアシリンダ65a
を駆動し、ロッド65bを伸張し、スライド板65cを
収納枠63の内壁面から突出させる。スライド板65c
の突出により段積みされたブランクシート1は、第2ス
ライドストッパ部66により支持される段積みブランク
シートM部分と、第1スライドストッパ部65により支
持される段積みブランクシートN部分とに分割される
(図21参照)。
【0083】次に、上記制御盤は第2スライドストッパ
部66のエアシリンダ66aを駆動し、ロッド66bを
収縮し、スライド板66cを収納枠63の外壁面外へ引
き出す。当該工程により第2スライドストッパ部66に
より支持されていた段積みブランクシートM部分はスト
ッパ64上に落下する(図22参照)。段積みブランク
シートM部分はストッパ64によりブランクシートが脱
落しない範囲内で段積みされているため、該ストッパ6
4から脱落することはない。また、上記センサがストッ
パ64上にブランクシートが供給されたことを感知し、
上記制御盤に当該感知信号を送信することによって、該
制御盤は製函機本体へ製函作業開始信号を送信すること
ができる状態になる。
【0084】次に、上記制御盤は第2スライドストッパ
部66のエアシリンダ66aを駆動し、ロッド66bを
伸張し、スライド板66cを収納枠63の内壁面から突
出させる(図23参照)。
【0085】次に、上記制御盤は第1スライドストッパ
部65のエアシリンダ65aを駆動し、ロッド65bを
収縮し、スライド板65cを収納枠63の外壁面外へ引
き出す。当該工程により第1スライドストッパ部65に
より支持されていた段積みブランクシートN部分は第2
スライドストッパ部66のスライド板66c上に落下す
る(図24参照)。この状態において、搬入口61から
ブランクシートを収納枠63内に搬入することができ
る。
【0086】次に、段積みブランクシートM部分のブラ
ンクシートが、供給口62から製函機本体へ供給され、
ストッパ64上からブランクシート1が全てなくなる
と、上記センサが検知信号を上記制御盤に送信する。該
制御盤は第1スライドストッパ部65を作動させ、段積
みブランクシート部Nをさらに2分割し、上記の図21
から図24で示した工程を繰り返す。
【0087】本実施例2のブランクシート供給部によ
り、ストッパに係止されるブランクシートの枚数を規制
し、ブランクシート供給部からブランクシートが脱落す
ることを防止することができる。
【0088】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、第1位置決
め機構や第2位置決め機構等を備えることにより、スリ
ットK及びLに舌片I及びJを挿入するための舌片I及
びJの正確な位置決めが可能となり、故に、該舌片を備
えたブランクシートの製函機による正確な組立が可能と
なった。また、本発明の製函機は、ブランクシートをブ
ランクシート供給部に段積みするだけで自動的に紙箱を
組み立て、また、当該組立は全て機械により迅速に行わ
れるため、単位時間あたりの組立個数が手組に比べて飛
躍的に増加した。また、本発明の製函機用ブランクシー
ト供給装置は、収納枠に大量のブランクシートを収納し
ても、その重さによりブランクシートがストッパから脱
落することがなく、安定したブランクシートの供給が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の製函機が組み立てる紙箱の
ブランクシートの展開図である。
【図2】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1の底面Aの下面をバ
キューム部2により吸着した状態を示す。
【図3】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1のフラップDを櫛形
パイプ3により立ち上げた状態を示す。
【図4】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1の側板Bをガイド板
4により、また、妻板Cをローラ5により立ち上げた状
態を示す。
【図5】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1の妻板Cを支承板2
1aにより、また、側板Bを挟持部で保持した状態を示
す。
【図6】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1の天板E及びFを第
1スライド板7a及び第2スライド板8aにより折り込
んだ状態を示す。
【図7】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1の舌片Jに折り癖を
つけるための舌片折り曲げ部を示す。
【図8】実施例1の製函機による組立工程を概括的に示
した略図であり、ブランクシート1の舌片I及びJをス
リットK及びLに差し込む工程を示す。
【図9】第2スライド板8aに装着された第1位置決め
機構40の構成を示した説明図である。
【図10】実施例1の製函機が組み立てる紙箱の組立状
態を示す斜視図である。
【図11】実施例1の実施例に係る製函機の正面図であ
り、ブランクシート1の側板Bをガイド板4により、ま
た、妻板Cをローラ5により立ち上げた状態を示す。
【図12】図11の製函機の正面図であり、ブランクシ
ート1の妻板Cを支承板21a及び21bにより、ま
た、側板Bを挟持部で保持した状態を示す。
【図13】図11の製函機の正面図であり、ブランクシ
ート1の天板E及びFを第1スライド部7及び第2スラ
イド部8により折り込んだ状態を示す。
【図14】図11の製函機の正面図であり、ブランクシ
ート1の天板Fの端面を第2位置決め機構41で押圧す
ると共に、妻板Cの外壁を第1位置決め機構40で押圧
した状態を示す。
【図15】図11の製函機の平面図であり、ブランクシ
ート供給部に収納されているブランクシート1及びブラ
ンクシート供給部の枠15aの一部が省略されている。
【図16】図11の製函機の左側面図である。
【図17】図14の製函機の右側面図であり、ブランク
シート1の天板Fに対してフラップHを折り込んだ状態
を示す。
【図18】図14の製函機の右側面図であり、ブランク
シート1の舌片Jを折込台座部50により折り込んだ状
態を示す。
【図19】図14の製函機の右側面図であり、ブランク
シート1の舌片Jをプッシャ51によりスリットLに差
し込んだ状態を示す。
【図20】本発明の実施例2の製函機用ブランクシート
供給部の正面図である
【図21】実施例2の製函機用ブランクシート供給部の
正面図であり、第1スライドストッパ部65の作動状態
を示す。
【図22】実施例2の製函機用ブランクシート供給部の
正面図であり、第2スライドストッパ部66の作動状態
を示す。
【図23】実施例2の製函機用ブランクシート供給部の
正面図であり、第2スライドストッパ部66の作動状態
を示す。
【図24】実施例2の製函機用ブランクシート供給部の
正面図であり、第1スライドストッパ部65の作動状態
を示す。
【符号の説明】
A 底板 B 側板 C 妻板 D フラップ E、F 天板 G、H フラップ I、J 舌片 K、L スリット 1 ブランクシート 2 バキューム部 2a 吸着パット 2b パット保持材 2c ロッド 2d エアシリンダ 3 櫛形パイプ 4 ガイド板 4a ガイド板支持材 5 ローラ 5a ローラ支持材 6 挟持部 6a 挟持板 6b ロッド 6c エアシリンダ 7 第1スライド部 7a 第1スライド板 7b スライダ 7c レール 8 第2スライダ部 8a 第2スライド板 8b スライダ 8c レール 9 舌片折り曲げ部 9a ローラ 9b 軸 9c ローラ 9d 軸 9e 支持板 10 本体枠 10a 側板 10b 支持板 10c 支持板 10d 支持板 10e 棚板 10f 棚板 15 ブランクシート供給部 15a 枠 15b ストッパ 15c 供給口 20 チェンコンベヤ 20a チェン 20b チェン 21a、21b 支承板 22a、22b 支承板 23a、23b 支承板 24a、24b 支承板 25a、25b 支承板 26a、26b プーリ 27 ドリブンプーリ 28a、28b 軸 29a、29b 軸受 30 コンベヤ駆動部 30a モータ 30b、30c ベルト 30d 減速プーリ 40 第1位置決め機構 40a 懸架板 40b スリーブ 40c 軸 40d 連杆 40e 鍔付きボルト 40f プレート 40g 長孔 41 第2位置決め機構 41a 押圧板 41b 回転軸 41c ロータリーアクチュエータ 50 折込台座部 50a 台座板 50b ロッド 50c エアシリンダ 51 プッシャ 51a プッシャ板 51b ロッド 51c エアシリンダ 52 折込レール部 52a レール 52b 支持材 52c 水平支持材 52d ロッド 52e エアシリンダ 55 搬出口 60 ブランクシート供給部 61 搬入口 62 供給口 63 収納枠 64 ストッパ 65 第1スライドストッパ部 65a エアシリンダ 65b ロッド 65c スライド板 65d 支持板 66 第2スライドストッパ部 66a エアシリンダ 66b ロッド 66c スライド板 66d 支持板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B31B 1/00 - 49/04 B31C 1/00 - 13/00 B31D 1/00 - 5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 妻板の上辺に連設された天板と、該天板
    の側辺に連設されたフラップと、該フラップの外端に連
    設された舌片と、該舌片が挿入されるように該妻板と直
    交する側板の下辺に設けられたスリットとを有する紙箱
    を組み立てる製函機であって、前記妻板を外壁側から垂
    直に保持する支承板と、前記天板を底板に対して平行に
    なるまで折り込むスライド板と、前記平行になるまで折
    り込んだ天板の端面を前記支承板側に押圧し前記舌片の
    挿入位置における垂直状態を確保する位置決め機構と、
    前記側板と平行に設けると共に、前記平行に折り込まれ
    た天板から外側に水平に突出しているフラップ及び舌片
    を下方に押し下げ前記舌片の挿入位置における水平状態
    を確保する水平レールと、前記舌片を前記フラップに対
    して折り曲げる台座板と、前記舌片を前記スリットに挿
    入するプッシャとを備えたことを特徴とする製函機。
  2. 【請求項2】 前記位置決め機構は、ロータリーアクチ
    ュエータ又はモータと、該ロータリーアクチュエータ又
    はモータの回転軸に回転自在に支持された押圧板とから
    成る請求項1記載の製函機。
  3. 【請求項3】 妻板の上辺に連設された天板と、該天板
    の側辺に連設されたフラップと、該フラップの外端に連
    設された舌片と、該舌片が挿入されるように該妻板と直
    交する側板の下辺に設けられたスリットとを有する紙箱
    を組み立てる製函機であって、前記天板を底板に対して
    平行になるまで折り込むスライド板と、前記妻板を前記
    側板側に押圧し前記舌片の挿入位置における垂直状態を
    確保する位置決め機構と、前記側板と平行に設けると共
    に、前記平行に折り込まれた天板から外側に水平に突出
    しているフラップ及び舌片を下方に押し下げ前記舌片の
    挿入位置における水平状態を確保する水平レールと、前
    記舌片を前記フラップに対して折り曲げる台座板と、前
    記舌片を前記スリットに挿入するプッシャとを備えたこ
    とを特徴とする製函機。
  4. 【請求項4】 前記位置決め機構は、前記天板の上方を
    前記妻板又は側板と直交方向にスライドするスライド部
    材と、該スライド部材に折り畳み自在に設けられた懸架
    板とから成る請求項3記載の製函機。
  5. 【請求項5】 前記懸架板は、前記スライド部材に横架
    した軸に回動可能に軸支され、前記スライド部材に横架
    されたプレートに設けられた長孔に遊嵌さると共に当該
    長孔からの脱落を防止する脱落防止部材を端部に備えた
    ロッドと該懸架板上面において連結されている請求項4
    記載の製函機。
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