JP2751255B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2751255B2
JP2751255B2 JP28346888A JP28346888A JP2751255B2 JP 2751255 B2 JP2751255 B2 JP 2751255B2 JP 28346888 A JP28346888 A JP 28346888A JP 28346888 A JP28346888 A JP 28346888A JP 2751255 B2 JP2751255 B2 JP 2751255B2
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exhaust
cup
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健 若原
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体ウェーハの製造工程において、フォト
レジスト等の塗布液を塗布し、選択露光されたウェーハ
のフォトレジストパターンの現像処理を行なうスピン現
像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種の現像装置においては、ウェーハ面内
の現像パターン線幅のバラツキを低減する目的のため、
ウェーハ表面上に薬液ノズル1から現像液を液盛りした
状態でモータ5及びチャック2によりウェーハを低速回
転(20〜50rpm)して現像処理を行なうというパドル現
像方式が用いられている。第3図に示すような従来の装
置においては、ウェーハ3上に液盛りされた現像液面が
排液管6及び排液タンク7を通しての排気源9の排気に
伴うカップ4内の急激な排気流により乱されたり、又は
液温が変化し、ウェーハ面内のパターン線幅バラツキが
発生しないようにするために、パドル現像中のカップ4
の排気圧がほぼ になるように静圧計8を監視しつつ絞り弁19をCPU18に
より制御して所要排気圧を得ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の現像装置では、カップ4内の最終的な
排気圧は管理可能であるが、所要排気圧に到達するまで
の時間は全く制御することができなかった。
このため、装置設置場所の排気源の能力や、配管パス
による圧損等により、複数個の現像装置間では最終的に
所要とするカップ内の排気圧に到達するまでの時間に大
きなバラツキが生じ、その結果、各現像装置間で、パド
ル現像中のウェーハ表面上に液盛りされている薬液の温
度の変化履歴に差が生じ、現像処理が終了するまでの間
に現像レートに差が発生し、現像性能に著しい差が現わ
れるという不良が発生していた。
本発明の目的は前記課題を解決した基板処理装置を提
供することにある。
〔発明の従来技術の対する相違点〕
上述した従来の基板処理装置に対し、本発明はカップ
内の所要排気圧に到達する時間を制御することができる
という相違点を有する。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明は基板を固定し、高
速回転させるチャック部と、該基板上にフォトレジス
ト、液状拡散源、現像液等の薬液を滴下させるノズル部
と、チャック部及び基板を覆い、薬液の排出口及び排気
口を備えたカップ部と、排液を貯える排液タンク部と、
カップ内の排気圧をモニターする静圧計と、排液タンク
及び排気口を通してカップ内の排気を行う排気源とで構
成される基板処理装置において、排気源によるカップ内
の排気圧を制御する可変絞り弁と、前記排気源の配管路
を大気開放する可変絞り弁と、前記可変絞り弁の作動後
から所要とする排気圧に到達するまでの時間及び排気圧
の変化量を算出する積分回路と、前記積分回路及び静圧
計から出力されるデーターに基いて可変絞り弁を制御
し、所要とするカップ内の排気圧に到達するまでの時間
を制御する演算制御部とを有するものである。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
(実施例1) 第1図は本発明の実施例1を示す縦断面図である。図
において、カップ4内に設けられたチャック2はウェー
ハ3を真空吸着にて固定し、モータ5によりウェーハ3
を低速から高速回転(例えば20〜6000rpm)までシーケ
ンシャルに回転させる。薬液ノズル1はウェーハ3上に
現像液を供給し、薬液処理中に飛散した余剰の薬液は排
液管6を通して排液タンク7に排出される。処理中のカ
ップ4内の排気は排液管6を通して排液タンク7の排管
路内に設けられた可変絞り弁10,11により排気源9の圧
力を制御した排気圧にて行なわれ、カップ内に設けられ
た静圧計8により基板処理中の排気圧をモニターする。
可変絞り弁10,11は演算制御部13からの信号により連続
的に排気圧を制御することが可能であり、可変絞り弁10
は排液タンク7と排気源9との間に設けられており、可
変絞り弁11は可変絞り弁10と排液タンク7との配管の間
に設けられており、排出口は大気開放となっている。
積分回路12は演算制御部13からの出力により可変絞り
弁10,11が作動した後からの各時刻における排気圧及び
排気圧の変化量を算出するものであり、演算制御部13を
介してカップ4内の排気圧を示す静圧計8の出力データ
との比較も行なう。
演算制御部13は積分回路12からの出力及び静圧計8か
らの出力に基いて可変絞り弁10,11を連続制御する。
今、仮りに現在のカップ4内の排気圧力値がAで、演
算制御部13からTsec後に排気圧力値をBに制御するとい
う指令が出力された場合について本発明の装置の排気圧
制御の動作を以下に述べる。
B>Aの場合、すなわち、排気圧を大きくする場合に
は、可変絞り弁10の開孔部が大きくなるように制御さ
れ、任意の時刻tにおいて、目標値Bからの偏差量と制
御命令後の経過時間tとが積分回路12に出力され、その
演算結果を演算制御部13に出力し、可変絞り弁の開口量
を補正し、Tsec後に排気圧が目標値Bに到達するまで閉
ループ制御がくり返される。
A>Bの場合、すなわち、排気圧を小さくする場合に
は前述とは逆に、可変絞り弁10の開孔部が小さくなるよ
うに制御されると同時に、各装置ごとの排気配管パス長
等による排気圧の減圧速度のバラツキを補正するため
に、大気開放用の可変絞り弁11を連続的に開放し、大気
圧を取り込むことによりカップ4内の排気圧が設定時間
後に目標値に到達するように制御される。
(実施例2) 第2図は本発明の実施例2を示す縦断面図である。
実施例1ではカップ4内の排気圧及び到達時間を制御
する方式として、排液タンク7から排気される流路のみ
を制御したことに対して、本実施例では実施例1に加え
て、新たにカップ4により近接した排液管6から直接排
気を行なう系統を増設し、それぞれの系統に実施例1と
同様の可変絞り弁14,15,16,17を設けたものであり、実
施例1に比べて排気制御の応答速度が速いという利点が
ある。
さらに、カップ部4の排気量と排液タンク7からの排
気量とを独立に制御できるために、サイズの異なったウ
ェーハの排気条件を決定する上でよりフレキシブルな対
応ができるという利点もある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、基板処理中に目
標とする排気圧に到達するまでの時間を制御することに
より、装置設置場所の排気源の能力や配管パス長の違い
により生ずる複数の装置間の排気状態のバラツキを抑え
ることができ、さらに排気条件の再現性を向上させるこ
とができ、その結果として複数の装置間による現像性能
の互換性を高めることが可能となり、現像線幅のバラツ
キを大きく低減できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す縦断面図、第2図は本
発明の実施例2を示す縦断面図、第3図は従来の現像装
置を示す縦断面図である。 1……薬液ノズル、2……チャック 3……ウェーハ、4……カップ 5……モータ、6……排液管 7……排液タンク、8……静圧計 9……排気源、10……可変絞り弁 11……可変絞り弁、12……積分回路 13……演算制御部、14……可変絞り弁 15……可変絞り弁、16……可変絞り弁 17……可変絞り弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を固定し、高速回転させるチャック部
    と、該基板上にフォトレジスト、液状拡散源、現像液等
    の薬液を滴下させるノズル部と、チャック部及び基板を
    覆い、薬液の排出口及び排気口を備えたカップ部と、排
    液を貯える排液タンク部と、カップ内の排気圧をモニタ
    ーする静圧計と、排液タンク及び排気口を通してカップ
    内の排気を行う排気源とで構成される基板処理装置にお
    いて、排気源によるカップ内の排気圧を制御する可変絞
    り弁と、前記排気源の配管路を大気開放する可変絞り弁
    と、前記可変絞り弁の作動後から所要とする排気圧に到
    達するまでの時間及び排気圧の変化量を算出する積分回
    路と、前記積分回路及び静圧計から出力されるデーター
    に基いて可変絞り弁を制御し、所要とするカップ内の排
    気圧に到達するまでの時間を制御する演算制御部とを有
    することを特徴とする基板処理装置。
JP28346888A 1988-11-09 1988-11-09 基板処理装置 Expired - Lifetime JP2751255B2 (ja)

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JPH02129643A JPH02129643A (ja) 1990-05-17
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JP2543355Y2 (ja) * 1991-05-23 1997-08-06 ヤマハ株式会社 回転塗布装置
JP4752320B2 (ja) * 2005-04-28 2011-08-17 株式会社ニコン 基板保持装置及び露光装置、基板保持方法、露光方法、並びにデバイス製造方法

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