JP2748037B2 - 常温施工用アスファルト乳剤組成物 - Google Patents
常温施工用アスファルト乳剤組成物Info
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- JP2748037B2 JP2748037B2 JP1335173A JP33517389A JP2748037B2 JP 2748037 B2 JP2748037 B2 JP 2748037B2 JP 1335173 A JP1335173 A JP 1335173A JP 33517389 A JP33517389 A JP 33517389A JP 2748037 B2 JP2748037 B2 JP 2748037B2
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- asphalt emulsion
- emulsion composition
- emulsifier
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- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はカチオン系アスファルト用乳化剤およびそれ
を用いて得られたカチオン系アスファルト乳剤組成物に
関するものであって、特に施工時の分解時間を巾広く調
整することのできるアスファルト用乳化剤およびアスフ
ァルト乳剤組成物に関するものである。
を用いて得られたカチオン系アスファルト乳剤組成物に
関するものであって、特に施工時の分解時間を巾広く調
整することのできるアスファルト用乳化剤およびアスフ
ァルト乳剤組成物に関するものである。
（従来技術） 最初に舗装用および道路補修用スラリーシール（乳化
されたアスファルトと骨材との混合物）に使用されたア
スファルト乳剤はアニオン系アスファルト乳剤であっ
た。しかし、アニオン系アスファルト乳剤は骨材への付
着性がわるく、また乳剤の分解時間がおそすぎる等の欠
点があった。
されたアスファルトと骨材との混合物）に使用されたア
スファルト乳剤はアニオン系アスファルト乳剤であっ
た。しかし、アニオン系アスファルト乳剤は骨材への付
着性がわるく、また乳剤の分解時間がおそすぎる等の欠
点があった。
一方、カチオン系アスファルト乳剤は骨材への付着性
が良好で、また分解時間が短いため施工時間が短縮でき
る等の利点がある。しかし、長期の貯蔵安定性が悪く、
耐摩耗性、耐変形抵抗性が充分でなかった。
が良好で、また分解時間が短いため施工時間が短縮でき
る等の利点がある。しかし、長期の貯蔵安定性が悪く、
耐摩耗性、耐変形抵抗性が充分でなかった。
カチオン系アスファルト乳剤の上記の欠点を改良する
ため種々の試みがなされた。すなわち、特公昭61-7223
号ではポリ塩化アルミニウムを配合した高粘度アスファ
ルト乳剤を開示しており、特公昭44-44284号では特定の
各種アミン類の組合せによってカチオン系アスファルト
乳剤の上記諸特性を調整する試みがなされたがいずれも
充分でなかった。
ため種々の試みがなされた。すなわち、特公昭61-7223
号ではポリ塩化アルミニウムを配合した高粘度アスファ
ルト乳剤を開示しており、特公昭44-44284号では特定の
各種アミン類の組合せによってカチオン系アスファルト
乳剤の上記諸特性を調整する試みがなされたがいずれも
充分でなかった。
本発明者が先に出願した特願昭63-160576号では特定
のジアミンまたは特定のジアミンとゴムラテックスとの
混合物を乳化剤としたカチオン系アスファルト乳剤が、
貯蔵安定性、分解特性（貫入量）、耐摩耗性および耐変
形抵抗性に優れたアスファルト乳剤であることを開示し
ている。しかしながら、上述のカチオン系アスファルト
乳剤は、ジアミンまたはゴムラテックスの配合量を変更
しても施工時の温度や使用骨材の特性に起因する分解時
間の変動に充分対応することができず、適切な分解時間
で舗装を行うことができなかった。
のジアミンまたは特定のジアミンとゴムラテックスとの
混合物を乳化剤としたカチオン系アスファルト乳剤が、
貯蔵安定性、分解特性（貫入量）、耐摩耗性および耐変
形抵抗性に優れたアスファルト乳剤であることを開示し
ている。しかしながら、上述のカチオン系アスファルト
乳剤は、ジアミンまたはゴムラテックスの配合量を変更
しても施工時の温度や使用骨材の特性に起因する分解時
間の変動に充分対応することができず、適切な分解時間
で舗装を行うことができなかった。
（発明が解決しようとする課題） 本発明は、施工時の温度や使用骨材の特性の影響を受
けても、施工に適切な分解時間が得られるように調整可
能なカチオン系アスファルト乳剤を提供することを目的
とする。
けても、施工に適切な分解時間が得られるように調整可
能なカチオン系アスファルト乳剤を提供することを目的
とする。
（課題を解決するための手段） 本願発明者は新しい組合わせの乳化剤でアスファルト
を乳化することによって、上記目的を達成することがで
きた。すなわち、本願発明は一般式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和脂肪炭
化水素基、Ｒ′およびＲ″は同種または異種の炭素数１
ないし４の低級アルキル基である） で表わされるジアミンと 一般式 〔Ｒ−A+−Ｒ′−B+〕・2Cl- （式中ＲおよびＲ′は同種または異種の炭素数14な
いし23の飽和または不飽和脂肪炭化水素基、A+は である）で表わされる４級アンモニウム塩化物とをリン
酸で中和して得られるアスファルト用乳化剤であり、ま
た上記アスファルト乳化剤を用いてアスファルトを乳化
してなるアスファルト乳剤組成物である。さらには、本
願発明は、上記アスファルト用乳化剤を用いてアスファ
ルトを乳化するアスファルト乳剤の製造方法である。
を乳化することによって、上記目的を達成することがで
きた。すなわち、本願発明は一般式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和脂肪炭
化水素基、Ｒ′およびＲ″は同種または異種の炭素数１
ないし４の低級アルキル基である） で表わされるジアミンと 一般式 〔Ｒ−A+−Ｒ′−B+〕・2Cl- （式中ＲおよびＲ′は同種または異種の炭素数14な
いし23の飽和または不飽和脂肪炭化水素基、A+は である）で表わされる４級アンモニウム塩化物とをリン
酸で中和して得られるアスファルト用乳化剤であり、ま
た上記アスファルト乳化剤を用いてアスファルトを乳化
してなるアスファルト乳剤組成物である。さらには、本
願発明は、上記アスファルト用乳化剤を用いてアスファ
ルトを乳化するアスファルト乳剤の製造方法である。
本願発明で使用される代表的ジアミンとしては次の一
般式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和炭化水
素である） で表わされるジアミンである。
般式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和炭化水
素である） で表わされるジアミンである。
このようなジアミンとしては、例えば Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）ラウロイルアミ
ド、（C12） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）ミリストイルア
ミド、（C14） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）パルミトイルア
ミド、（C16） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）ステアロイルア
ミド、（C18） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）オレオイルアミ
ド、（C18） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）リノールアミ
ド、（C18） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）リノレインアミ
ド、（C18） などがある。
ド、（C12） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）ミリストイルア
ミド、（C14） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）パルミトイルア
ミド、（C16） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）ステアロイルア
ミド、（C18） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）オレオイルアミ
ド、（C18） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）リノールアミ
ド、（C18） Ｎ−（３−ジメチルアミノプロピル）リノレインアミ
ド、（C18） などがある。
また、他の代表的ジアミンとしては、例えば次の一般
式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和炭化水
素基である） で表わされるジアミンである。
式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和炭化水
素基である） で表わされるジアミンである。
このようなジアミンとしては例えば Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）ラウロイルアミ
ド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）ミリストイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）パルミトイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）ステアロイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）オレオイルアミ
ド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）リノールアミ
ド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）リノレインアミ
ド、 などがある。
ド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）ミリストイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）パルミトイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）ステアロイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）オレオイルアミ
ド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）リノールアミ
ド、 Ｎ−（３−ジエチルアミノプロピル）リノレインアミ
ド、 などがある。
さらに他の代表的ジアミンとしては例えば次の一般式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和炭化水
素基である） で表わされるジアミンである。
素基である） で表わされるジアミンである。
このようなジアミンとしては、例えば Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）ラウロイルアミ
ド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）ミリストイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）パルミトイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）ステアロイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）オレオイルアミ
ド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）リノールアミ
ド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）リノレインアミ
ド、 などがある。
ド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）ミリストイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）パルミトイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）ステアロイルア
ミド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）オレオイルアミ
ド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）リノールアミ
ド、 Ｎ−（３−ジブチルアミノプロピル）リノレインアミ
ド、 などがある。
これらのジアミンは単独または混合して使用すること
ができる。
ができる。
本願発明で使用される代表的４級アミン塩化は、例え
ば、 である。
ば、 である。
本願発明のアスファルト乳剤組成物は、前記一般式で
表わされるジアミンと前記一般式で表わされる４級アミ
ン塩化物とを、リン酸水溶液で中和して得られるアスフ
ァルト用乳化剤でアスファルトを乳化することによって
製造することができる。
表わされるジアミンと前記一般式で表わされる４級アミ
ン塩化物とを、リン酸水溶液で中和して得られるアスフ
ァルト用乳化剤でアスファルトを乳化することによって
製造することができる。
アスファルトを乳化する際は、120〜160℃、好ましく
は140〜150℃に加熱溶融したアスファルトに、20〜80
℃、好ましくは50〜60℃に保った上述のアスファルト用
乳化剤の水溶液を混入し、充分に攪拌する。
は140〜150℃に加熱溶融したアスファルトに、20〜80
℃、好ましくは50〜60℃に保った上述のアスファルト用
乳化剤の水溶液を混入し、充分に攪拌する。
本願発明のアスファルト乳剤組成物において、アスフ
ァルトの配合量は40〜75重量％、好ましくは55〜70重量
％であり、ジアミンと４級アンモニウム塩化物の配合量
は両者の合計値で0.25〜8.0重量％、好ましくは0.5〜3.
0重量％である。
ァルトの配合量は40〜75重量％、好ましくは55〜70重量
％であり、ジアミンと４級アンモニウム塩化物の配合量
は両者の合計値で0.25〜8.0重量％、好ましくは0.5〜3.
0重量％である。
ジアミン:4級アンモニウム塩化物の比率は100:0〜0:1
00の間で自由に変えることができる。
00の間で自由に変えることができる。
アスファルト乳剤組成物中のジアミンの配合量が0.25
％（重量）以下では、アスファルト乳剤組成物の付着性
がわるく、貯蔵安定性もやや悪い。またスラリーシール
特性では耐摩耗性、耐変形抵抗性がわるい。
％（重量）以下では、アスファルト乳剤組成物の付着性
がわるく、貯蔵安定性もやや悪い。またスラリーシール
特性では耐摩耗性、耐変形抵抗性がわるい。
また、8.0％（重量）以上では、アスファルト乳剤組
成物のフルイ残留物が多く、貯蔵安定性がわるい。スラ
リーシール特性では貫入量がわるく、交通開放に多くの
時間を要する。
成物のフルイ残留物が多く、貯蔵安定性がわるい。スラ
リーシール特性では貫入量がわるく、交通開放に多くの
時間を要する。
アスファルト乳剤組成物中のリン酸の配合量は0.30〜
８重量％、好ましく0.5〜3.0重量％である。
８重量％、好ましく0.5〜3.0重量％である。
リン酸の配合量はジアミンの中和当量と４級アンモニ
ウム塩化物の中和当量との合計値以上使用すればよい
が、一般には中和当量の約３倍量が好適である。
ウム塩化物の中和当量との合計値以上使用すればよい
が、一般には中和当量の約３倍量が好適である。
本願発明のアスファルト乳剤組成物をスラリーシール
として用する場合には、砕石、および鉱物性フイラーな
どの骨材が使用される。該骨材は、ASTM C136に示され
るようにメッシュナンバー４のふるいは通過するが、20
0メッシュのふるいは少なくとも80％が通過しないもの
である。
として用する場合には、砕石、および鉱物性フイラーな
どの骨材が使用される。該骨材は、ASTM C136に示され
るようにメッシュナンバー４のふるいは通過するが、20
0メッシュのふるいは少なくとも80％が通過しないもの
である。
また骨材の使用量は従来のスラリーシールにおけるよ
うに骨材の重量（乾燥物）基準で約８％ないし約25％で
ある。
うに骨材の重量（乾燥物）基準で約８％ないし約25％で
ある。
更に、スラリーシールの粘稠度を調節するために骨材
の重量に対して約５％ないし約25％の水が添加される。
の重量に対して約５％ないし約25％の水が添加される。
（実施例） 次に実施例を掲げて本発明を説明するが、これに限定
されるものではない。
されるものではない。
実施例１ アスファルト乳剤組成物の製法 水道水3060gにリン酸170g、Ｎ−（３−ジメチルアミ
ノプロピル）ミリストイルアミド136gおよび 34gを加え、プロペラミキサーで攪拌してアスファルト
用乳化剤を作った。
ノプロピル）ミリストイルアミド136gおよび 34gを加え、プロペラミキサーで攪拌してアスファルト
用乳化剤を作った。
一方、140℃に加熱溶融したアスファルト3,300gと60
℃に保った上記アスファルト用乳化剤1,700gとをハレル
型ホモジナイザー（喜商社製）を用い、回転数約10,000
RPMにて混練してカチオン系アスファルト乳剤5,000gを
得た。
℃に保った上記アスファルト用乳化剤1,700gとをハレル
型ホモジナイザー（喜商社製）を用い、回転数約10,000
RPMにて混練してカチオン系アスファルト乳剤5,000gを
得た。
スラリーシールの製法 舗装要綱（社団法人日本道路協会昭和53年６月発行）
に規定するマーシャル試験用なべ（直径30cm）に骨材
（粗目砂）80重量部、７号砕石20重量部、および早強セ
メント1.0重量部を採取して混合した。
に規定するマーシャル試験用なべ（直径30cm）に骨材
（粗目砂）80重量部、７号砕石20重量部、および早強セ
メント1.0重量部を採取して混合した。
次に水道水11重量部を加えて攪拌した。
さらに、上記アスファルト乳剤組成物12重量部を加え
て攪拌、混合することによりスラリーシールを得た。
て攪拌、混合することによりスラリーシールを得た。
評価方法 上記アスファルト乳剤についての評価方法として次の
試験を行った。
試験を行った。
（１） 分解時間 スラリーシールが作業不可能な状態になったのち、ス
ラリーシールが黒色化する。アスファルト乳剤を骨剤に
注入してから黒色化するまでの時間を分解時間とする。
ラリーシールが黒色化する。アスファルト乳剤を骨剤に
注入してから黒色化するまでの時間を分解時間とする。
（２） 可使時間 スラリーシールをヘラで攪拌可能な時間をいう。この
時間はアスファルト乳剤を注入してからの時間である。
これにより作業可能な時間を評価する。スラリー温度17
℃で測定した。
時間はアスファルト乳剤を注入してからの時間である。
これにより作業可能な時間を評価する。スラリー温度17
℃で測定した。
実施例２〜６ ジアミンＮ−（３−ジメチルアミノプロピル）ミリス
トイルアミドと４級アミン との量を変えた他は実施例１と同条件でアスファルト乳
剤およびスラリーシールを製造し、同様に評価試験を行
った。
トイルアミドと４級アミン との量を変えた他は実施例１と同条件でアスファルト乳
剤およびスラリーシールを製造し、同様に評価試験を行
った。
実施例１〜６の配合と評価結果を第１表および第１図
に示した。
に示した。
（発明の効果） 1.本願発明のアスファルト乳剤組成物は、使用するジア
ミンと４級アンモニウム塩化物との配合比率を変えるこ
とにより、分解時間を調整することができる。
ミンと４級アンモニウム塩化物との配合比率を変えるこ
とにより、分解時間を調整することができる。
2.したがって、施工時の温度および使用骨材の特性が異
った場合でも、アスファルト施工における適切な分解時
間が得られる。
った場合でも、アスファルト施工における適切な分解時
間が得られる。
第１図は、本願発明のアスファルト乳剤組成物を用いた
スラリーシールの分解時間および可使時間を、実施例の
ジアミンと４級アンモニウム塩化物との重量比に対比し
て示したものである。
スラリーシールの分解時間および可使時間を、実施例の
ジアミンと４級アンモニウム塩化物との重量比に対比し
て示したものである。
Claims (8)
- 【請求項１】一般式 （式中Ｒは炭素数11ないし20の飽和または不飽和脂肪族
炭化水素基、Ｒ′およびＲ″は同種または異種の炭素数
１ないし４の低級アルキル基である） で表わされるジアミンと 一般式 〔Ｒ−A+−Ｒ′−B+〕・2Cl- （式中ＲおよびＲは同種または異種の炭素数14ない
し23の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、A+は である） で表わされる４級アンモニウム塩化物とをリン酸で中和
して得られるアスファルト用乳化剤。 - 【請求項２】Ｒが炭素数11ないし15の飽和または不飽和
脂肪族炭化水素基である請求項第１項のアスファルト用
乳化剤。 - 【請求項３】Ｒ′およびＲ″がメチル基である請求項第
１項ないし第２項のいずれか１項のアスファルト用乳化
剤。 - 【請求項４】ジアミンがＮ−（３−ジメチルアミノプロ
ピル）ミリストイルアミドである請求第１項ないし第３
項のいずれか１項のアスファルト用乳化剤。 - 【請求項５】ＲおよびＲ′が同種または異種の炭素
数16ないし18の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基であ
る請求項第１項ないし第５項のいずれか１項のアスファ
ルト用乳化剤。 - 【請求項６】４級アンモニウム塩化物が である請求項第１項ないし第５項のいずれか１項のアス
ファルト用乳化剤。 - 【請求項７】請求項第１項ないし第６項のいずれか１項
のアスファルト用乳化剤を用いてアスファルトを乳化し
てなるアスファルト乳剤組成物。 - 【請求項８】請求項第１項ないし第６項のいずれか１項
のアスファルト用乳化剤を用いてアスファルトを乳化し
てアスファルト乳剤組成物を得るアスファルト乳剤組成
物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1335173A JP2748037B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 常温施工用アスファルト乳剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1335173A JP2748037B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 常温施工用アスファルト乳剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03197565A JPH03197565A (ja) | 1991-08-28 |
| JP2748037B2 true JP2748037B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=18285579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1335173A Expired - Lifetime JP2748037B2 (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 常温施工用アスファルト乳剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2748037B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5861660A (en) * | 1995-08-21 | 1999-01-19 | Stmicroelectronics, Inc. | Integrated-circuit die suitable for wafer-level testing and method for forming the same |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1335173A patent/JP2748037B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03197565A (ja) | 1991-08-28 |
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