JP2746859B2 - チップ可変抵抗器 - Google Patents

チップ可変抵抗器

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JP2746859B2 JP7288416A JP28841695A JP2746859B2 JP 2746859 B2 JP2746859 B2 JP 2746859B2 JP 7288416 A JP7288416 A JP 7288416A JP 28841695 A JP28841695 A JP 28841695A JP 2746859 B2 JP2746859 B2 JP 2746859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、抵抗値を任意に調
節できるようにしたチップ可変抵抗器(半固定抵抗器)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チップ可変抵抗器は、絶縁基板と、この
絶縁基板の上面に回転可能に係着したロータ部材とを備
えており、絶縁基板の上面に、ロータ部材の回転中心回
りに延びる馬蹄形等の抵抗膜を塗着形成する一方、ロー
タ部材には、前記抵抗膜に接触する摺動端子を設け、ロ
ータ部材をドライバ工具で回転して摺動端子が抵抗膜に
接触する位置を変更することによって抵抗値を調節する
ように構成していることは周知の通りである。
【0003】そして、ロータ部材の形態としては、例え
ば実開昭62−118403号公報や実開平3−214
708号公報に記載されているように、ロータ部材を別
体に製造された上下二つの部材に分離構成し、上部部材
に、ドライバ工具が嵌まる係止溝孔を形成し、下部部材
に金属板製としてこれに摺動端子を形成して、両者を絶
縁基板に一体的にかしめ付けるようにしたものと、ロー
タ部材の全体を金属板で一体に形成したものにとに大別
される。
【0004】この場合、前者のようにロータ部材を上下
二つの部材に分離構成した場合には、上下二つの部材が
一体に回転するように保持する必要があり、このため前
記両公報では、上部部材の外周縁に下向きの突起を設け
る一方、下部部材のうち軸心を挟んで摺動端子と反対側
の部位に、前記突起が上方から嵌まる溝を切り欠き形成
している。
【0005】他方、後者のようにロータ部材の全体を金
属板で一体に形成したものとして、本願出願人は、実開
平3−85604号公報や実開平4−63603号公報
において、ロータ部材を、絶縁基板に係着される碗型部
材と、該碗型部材の上面に重なる上面板と、碗型部材に
下方から被嵌する下面板との三層構造として、碗型部材
と上面板とを細巾状の第1連接部を介して連接し、上面
板と下面板とを、軸心を挟んで前記第1連接部と反対側
に位置した第2連接部を介して連接し、上面板と碗型部
材とに、ドライバ工具が嵌まる係止溝孔を平面視で重な
るようにして形成し、下面板には摺動端子を形成する構
成を開示した。
【0006】ところで、チップ可変抵抗器を組み立てた
り組み立てたチップ可変抵抗器をプリント基板等に実装
したりするに際して、ロータ部材の上面を真空吸着コレ
ットで吸着し、その状態で移送するようにしているた
め、チップ可変抵抗器には、真空吸着コレットによる吸
着の確実性が求められる。また、抵抗値の調節の確実性
・容易性、更には調節後に抵抗値が変化しないことが求
められる。更に、加工コストや組み立てコストは可能な
限り低減する必要がある。
【0007】これらの点について、実開昭62−118
403号公報や実開平3−214708号公報のように
ロータ部材を上下二つの部材に分離構成したものは、上
部部材にドライバ工具に対する係止溝孔を形成するに当
たって、係合溝を下方に貫通しない状態に形成できるた
め、真空吸着コレットによる吸着の確実性を向上できる
利点を有するが、その反面、上下二つの部材を別々に製
造して、位置合わせした状態で絶縁基板にかしめ付ける
ものであるため、製造及び組み立ての手間が嵩むと言う
問題がある。
【0008】また、上部部材と下部部材とを連れ回転さ
せるためには、上部部材の突起を下部部材の係合溝に上
方から嵌めているに過ぎないため、加工誤差等によって
突起と係合溝との嵌まり合いが小さいと、係合が解除さ
れてしまうと言う問題が生じる。更に、突起と係合溝と
は摺動端子と反対側に位置した1箇所に設けているに過
ぎないため、上部部材と下部部材との相対的なずれを確
実に防止すると言う機能が未だ不十分であった。
【0009】他方、本願出願人の前記した先願考案のよ
うに、1枚の金属板を折り重ねてロータ部材を三層状に
形成すると、全体を1枚の金属板製として加工・製造の
コストを低減したものでありながら、真空吸着コレット
で吸着するに当たってドライバ工具に対する係止溝孔の
箇所での空気の漏れを低減できるため、組み立てやプリ
ント基板への実装に当たってのミスを低減でき、しか
も、摺動端子を抵抗膜に押圧するばね弾性力を飛躍的に
増大できるため、抵抗膜へ摺動端子の接触不良や調節後
にロータ部材が簡単に回転してしまうことを防止できる
利点を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記実開平
3−85604号公報や実開平4−63603号公報の
ようにロータ部材を三層構造とした場合、その製造に当
たっては、1枚の金属板を素材として、碗型部材と上面
板と下面板とを展開した状態に加工してから、2箇所の
連接部を折り曲げることになり、その場合、折り曲げ加
工を容易にするためには、連接部をできるだけ細幅に設
定することが望ましい。
【0011】他方、ロータ部材を製造するに当たって、
上面板の係止溝孔と碗型部材の係止溝孔とが平面視で完
全に重なるように加工することは困難で、碗型部材の係
止溝孔と上面板の係止溝孔とが平面視でずれた状態にな
ることがある。このため、ドライバ工具でロータ部材を
回転するに際して、ドライバ工具が上面板に片当たりの
状態になることがある。
【0012】ところが、碗型部材は絶縁基板に係着され
ていて、碗型部材と絶縁基板との間には大きな摩擦抵抗
が存在する一方、第1連接部は細巾で変形しやすいた
め、ドライバ工具で回転操作するに際して、上面板が碗
型部材に対して極く僅かながらずれ動く現象が生じる。
このため、ドライバ工具の回転に対して碗型部材が正確
に追従して回転せず抵抗値等にバラ付きが発生しやすい
と言う問題があった。
【0013】本発明は、この問題を、製造コストのアッ
プを招来することなく解消することを目的とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
請求項1の発明は、「絶縁基板と、該絶縁基板の上面に
回転可能に係着した金属板製のロータ部材とを備え、絶
縁基板の上面に、ロータ部材の回転中心を囲うようにし
て抵抗膜を設ける一方、前記ロータ部材を、上端に外向
きのフランジを形成した上向き開口の碗型部材と、該碗
型部材の上面に重なった上面板と、前記碗型部材に下方
から被嵌するリング状の下面板との三層構造として、前
記碗型部材と上面板とを細巾状の第1連接部を介して連
接し、上面板と下面板とを、軸心を挟んで前記第1連接
部と反対側に位置した細巾状の第2連接部を介して連接
することにより、碗型部材と上面板と下面板とを一体に
連続した形態と成し、前記上面板と碗型部材とに、ドラ
イバ工具が嵌まる係止溝孔を平面視で互いに重なり合う
ようにして形成し、更に、前記下面板に、絶縁基板の抵
抗膜に接触する摺動端子を形成して成るチップ可変抵抗
器において、前記第2連接部に係合溝を穿設する一方、
前記碗型部材におけるフランジのうち軸心を挟んで第1
連接部と反対側に位置した部位に、前記係合溝に横ずれ
不能に嵌まる突起を、前記碗型部材におけるフランジの
外周面から一体的に突出するように形成する。」の構成
にした。
【0015】また、請求項2の発明は、請求項1と同様
の前提の構成において、「前記碗型部材におけるフラン
ジのうち軸心を挟んで前記第1連接部と反対側に位置し
た部位に、前記第2連接部を円周方向に沿った両側から
ずれ不能に挟み込むようにした一対の突起を、前記碗型
部材におけるフランジの外周面から一体的に突出するよ
うに形成する。」の構成にした。
【0016】
【発明の作用・効果】このように構成すると、碗型部材
に形成した突起が第2連接部の係合溝又は第2連接部自
体にずれ不能に嵌合していることにより、碗型部材と上
面板とは、第2連接部の箇所において一体的に連接され
たのと同じ状態になる。すなわち、碗型部材と上面板と
は、軸心を挟んだ第1連接部と第2連接部との2箇所で
一体に固定されたのと同じ状態になる。
【0017】従って、ドライバ工具をロータ部材を回転
操作するに際して、ドライバ工具が上面板の係止溝孔の
内面に片当たりの状態になっても、上面板と碗型部材と
はドライバ工具の回転に追従して一体に回転することに
なり、その結果、抵抗値をバラ付きのない状態に精密に
調節することができる。また、碗型部材に設けた突起は
上面板と下面板との間に挟み込まれているから、突起が
上下方向にガタ付き得る状態であっても、突起と係合溝
又は突起と第2連接部との係合状態は確実に保持されて
いるのであり、従って、前記実開昭62−118403
号公報や実開平3−214708号公報のように単に突
起と係合溝とを上下に嵌合したものに比べて、ロータ部
材をドライバ工具に追従して精密に回転させることの確
実性を担保できるのである。
【0018】更に、素材金属板を板金加工して、上面板
と碗型部材と下面板とを展開した状態に形成し、これ
を、第1連接部を折り曲げてから第2連接部を折り曲げ
ると言う手順で折り曲げることにより、突起が係合溝に
嵌まり込んだ状態や、一対の突起で第2連接部を挟み込
んだ状態に自動的に形成されるから、ロータ部材の加工
の容易性が損なわれることはない。
【0019】しかも、前記第2連接部における係合溝に
横ずれ不能に嵌まる突起、及び、第2連接部を円周方向
に沿った両側からずれ不能に挟み込むようにした一対の
突起を、前記碗型部材におけるフランジの外周面から一
体的に突出するように形成したことにより、これらの突
起を、素材金属から上面板と碗型部材と下面板とを展開
した状態で打ち抜き加工するときと同時に形成すること
ができ、換言すると、前記した各突起を設けることのた
めに、これら突起の同じ機能を有する別の部品を溶接又
はかしめ付け等にて取付けることの加工を必要としない
から、製作が容易になって、コストのアップを回避でき
るのである。
【0020】従って、本発明によると、ロータ部材を上
面板と碗型部材と下面板との三層構成にした場合におい
て、ドライバ工具と係止溝孔との係合深さを深くしてロ
ータ部材の回転操作を確実化して、抵抗値をバラ付きの
ない状態に精密に調節できるすると共に、真空吸着コレ
ットによる吸着を確実ならしめることを、簡単な構造
で、従って、製造コストのアップを招来することなく達
成できる効果を有する。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1〜図7は請求項1を具体化した第1実施例であ
り、このうち図1は平面図、図2は要部斜視図、図3は
図1のIII − III視断面図、図4は図1のIV−IV視図、
図5は図1のV−V視図である。
【0022】これらの図において符号1は、平面視で略
中心に位置した部位に貫通孔2を穿設して成るセラミッ
ク製等の絶縁基板を示す。この基板1の上面には、前記
貫通孔2を囲うようにして抵抗膜3が塗着形成されてい
る。また、前記基板1の一側面には、前記抵抗膜3の両
端に導通する端子電極膜4,5が形成されている。符号
6は、前記基板1の下面に配設した金属板製の中心端子
板を示す。この中心端子板6には、前記貫通孔2内に嵌
まる中空状の支軸7が一体的に造形されている。
【0023】絶縁基板1の上面には、1枚の金属板を板
金加工して成るロータ部材8を回転自在に係着してい
る。このロータ部材8は、上端にフランジ9aを全周に
わたって延びるように形成した上向き開口の碗型部材9
と、該碗型部材9の上面に重ね合わせた上面板11と、
碗型部材9に下方から被嵌したリング状の下面板14と
から成っている。
【0024】前記碗型部材9のフランジ9aには、ドラ
イバ工具Aを挿入嵌合するためのプラス型の係止溝孔1
0が凹み形成されている。また、碗型部材9を前記支軸
7の先端に被嵌してから、支軸7の先端をかしめ広げる
(このかしめ広げ部を、符号7aで示す)ことによっ
て、ロータ部材8を絶縁基板1に対して回転可能に取付
けている。前記各係止溝孔10は、2本の切線を平行に
刻設し、この両切線の間を下向きに凹み変形させること
によって形成している。
【0025】前記上面板11には、ドライバ工具Aに対
する係止溝孔12を形成している。また、上面板11と
碗型部材9のフランジ9aとは、その一側縁における細
幅状の第1連接部13を介して一体的に連接されてい
る。他方、上面板11と下面板14とは、軸心を挟んで
前記第1連接部13と反対側に位置した第2連接部15
を介して一体に連接されている。下面板14のうち軸心
を挟んで前記第2連接部15と反対側に位置した部位
に、前記抵抗膜3に接触する摺動端子14aを形成して
いる。
【0026】そして、前記碗型部材9におけるフランジ
9aのうち軸心を挟んで第1連接部13と反対側に位置
した部位に、半径外向きに突出する細幅状の突起16
を、フランジ9aから一体的に突出するように形成する
一方、第2連接部15に、前記突起16が横向きずれ不
能に勘合する係合溝17を穿設している。図6に示すよ
うに、1枚の金属板を板金加工することにより、前記碗
型部材9き上面板11と下面板14とを展開した状態に
形成してから、図7に示すように、先ず、第2連接部1
3の箇所を折り目として折り曲げることによって碗型部
材9と上面板11とを重ね合わせ、次いで、第2連接部
15の箇所を折り目として折り曲げることによって下面
板14を碗型部材9に被嵌することにより、ロータ部材
8が製造される。
【0027】以上の構成において、突起16が係合溝1
7に対して横向きずれ不能に嵌合していることにより、
碗型部材9と上面板11とは軸心を挟んだ両側で固定さ
れたのと同じ状態になるから、上面板11の係止溝孔1
2と碗型部材9の係止溝孔10とが平面視で完全に重複
していない等の理由で、ドライバ工具Aが上面板11に
おける係止溝孔12の内面に片当たりした状態であって
も、上面板11と碗型部材9とは、ドライバ工具Aの回
転に完全に追従して回転することになる。
【0028】従って、抵抗値を、バラ付きなく精密に調
節できるのである。また、突起16は上面板11と下面
板14とで上下から挟まれているから、加工誤差等によ
って突起16が上下方向に多少ずれ動き得る状態であっ
ても、突起16が係合溝17から離脱することは全くな
く、従って、抵抗値を精密に調節する機能が損なわれる
ことは些かもないのである。更に、両連接部13,15
の箇所を中心にして折り曲げることにより、突起16が
係合溝17に自動的に嵌まり込むから、ロータ部材8の
加工の容易性が損なわれたこともないのである。
【0029】図8に示すのは請求項2を具体化した第2
実施例である。すなわちこの実施例では、碗型部材9の
うち軸心を挟んで第1連接部13と反対側に位置した部
位に、第2連接部15を円周方向に沿った両側から挟み
込むようにした一対の突起16を、前記碗型部材9にお
けるフランジ9aの外周面から一体的に突出するように
形成したものであり、この場合も、両突起16は第2連
接部15に当接している。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の平面視図である。
【図2】図1の要部斜視図である。
【図3】図1のIII − III視断面図である。
【図4】図1のIV−IV視側面図である。
【図5】図1のV−V視側面図である。
【図6】第1の実施例に係るロータ部材とを展開した状
態での平面図である。
【図7】第1の実施例に係るロータ部材の製造工程を示
す図である。
【図8】第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 3 抵抗膜 7 支軸 8 ロータ部材 9 碗型部材 9a 碗型部材のフランジ 10 碗型部材の係止溝孔 11 上面板 12 上面板の係止溝孔 13 上面板とロータ部材とを繋ぐ第1連接部 14 摺動端子 15 上面板と下面板とをつなぐ第2連接部 16 突起 17 係合溝 A ドライバ工具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板と、該絶縁基板の上面に回転可能
    に係着した金属板製のロータ部材とを備え、 絶縁基板の上面に、ロータ部材の回転中心を囲うように
    して抵抗膜を設ける一方、 前記ロータ部材を、上端に外向きのフランジを形成した
    上向き開口の碗型部材と、該碗型部材の上面に重なった
    上面板と、前記碗型部材に下方から被嵌するリング状の
    下面板との三層構造として、前記碗型部材と上面板とを
    細巾状の第1連接部を介して連接し、上面板と下面板と
    を、軸心を挟んで前記第1連接部と反対側に位置した細
    巾状の第2連接部を介して連接することにより、碗型部
    材と上面板と下面板とを一体に連続した形態と成し、 前記上面板と碗型部材とに、ドライバ工具が嵌まる係止
    溝孔を平面視で互いに重なり合うようにして形成し、更
    に、前記下面板に、絶縁基板の抵抗膜に接触する摺動端
    子を形成して成るチップ可変抵抗器において、 前記第2連接部に係合溝を穿設する一方、前記碗型部材
    におけるフランジのうち軸心を挟んで前記第1連接部と
    反対側に位置した部位に、前記係合溝に横ずれ不能に嵌
    まる突起を、前記碗型部材におけるフランジの外周面か
    ら一体的に突出するように形成したことを特徴とするチ
    ップ可変抵抗器。
  2. 【請求項2】絶縁基板と、該絶縁基板の上面に回転可能
    に係着した金属板製のロータ部材とを備え、 絶縁基板の上面に、ロータ部材の回転中心を囲うように
    して抵抗膜を設ける一方、 前記ロータ部材を、上端に外向きのフランジを形成した
    上向き開口の碗型部材と、該碗型部材の上面に重なった
    上面板と、前記碗型部材に下方から被嵌するリング状の
    下面板との三層構造として、前記碗型部材と上面板とを
    細巾状の第1連接部を介して連接し、上面板と下面板と
    を、軸心を挟んで前記第1連接部と反対側に位置した細
    巾状の第2連接部を介して連接することにより、碗型部
    材と上面板と下面板とを一体に連続した形態と成し、 前記上面板と碗型部材とに、前記ドライバ工具が嵌まる
    係止溝孔を平面視で互いに重なり合うようにして形成
    し、更に、前記下面板に、絶縁基板の抵抗膜に接触する
    摺動端子を形成して成るチップ可変抵抗器において、 前記碗型部材におけるフランジのうち軸心を挟んで前記
    第1連接部と反対側に位置した部位に、前記第2連接部
    を円周方向に沿った両側からずれ不能に挟み込むように
    した一対の突起を、前記碗型部材におけるフランジの外
    周面から一体的に突出するように形成したことを特徴と
    するチップ可変抵抗器。
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JPH0723922Y2 (ja) * 1990-10-11 1995-05-31 ローム株式会社 チップ型可変電子部品
JP3101502U (ja) * 2002-11-28 2004-06-17 久司 黒木 安定化二酸化塩素液に紫外線殺菌燈を照射し、二酸化塩素液に改質して温水循環回路に注入し、殺菌浄化防臭防腐蝕効果を得る装置。

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