JP2743643B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JP2743643B2 JP2743643B2 JP3209187A JP20918791A JP2743643B2 JP 2743643 B2 JP2743643 B2 JP 2743643B2 JP 3209187 A JP3209187 A JP 3209187A JP 20918791 A JP20918791 A JP 20918791A JP 2743643 B2 JP2743643 B2 JP 2743643B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- wireless telephone
- microphone
- telephone device
- cigarette lighter
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車電話等の無線電
話装置に関する。
話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車電話等の無線電話装置は、車
を運転しながら通話することが多いことから、ハンドセ
ットを持たないで通話ができるハンズフリー通話が可能
なことが望ましい。
を運転しながら通話することが多いことから、ハンドセ
ットを持たないで通話ができるハンズフリー通話が可能
なことが望ましい。
【0003】そこで、従来では図2に示すようなハンズ
フリー無線電話装置が提供されている。
フリー無線電話装置が提供されている。
【0004】この図において、1は送話音声入力用マイ
クユニット、2は受話音声出力用スピーカユニット、3
は上記マイクユニット1及びスピーカユニット2間の音
響結合(ハウリング)により生じる鳴音を抑圧する回路
ユニット、4は無線電話装置本体、5はアンテナを示
す。
クユニット、2は受話音声出力用スピーカユニット、3
は上記マイクユニット1及びスピーカユニット2間の音
響結合(ハウリング)により生じる鳴音を抑圧する回路
ユニット、4は無線電話装置本体、5はアンテナを示
す。
【0005】上記従来の無線電話装置では、使用者が発
した音声をマイクユニット1が電気信号に変換して、抑
圧回路ユニット3を介して無線電話装置本体4へ送り、
無線電話装置本体4はこの電気信号を電磁波に変換して
アンテナ5より相手側へと送出するようになっている。
した音声をマイクユニット1が電気信号に変換して、抑
圧回路ユニット3を介して無線電話装置本体4へ送り、
無線電話装置本体4はこの電気信号を電磁波に変換して
アンテナ5より相手側へと送出するようになっている。
【0006】また、相手側から発せられた電磁波はアン
テナ5により受信された後無線電話装置本体4により音
声信号に変換され、抑圧回路ユニット3を介してスピー
カユニット2へ出力されることにより、スピーカユニッ
ト2から相手方の通話内容がスピーカユニット2により
使用者へ伝達されるようになっている。
テナ5により受信された後無線電話装置本体4により音
声信号に変換され、抑圧回路ユニット3を介してスピー
カユニット2へ出力されることにより、スピーカユニッ
ト2から相手方の通話内容がスピーカユニット2により
使用者へ伝達されるようになっている。
【0007】図3は上記従来の無線電話装置を自動車に
搭載した具体例を示すもので、無線電話装置本体4の電
源は自動車のシガーライタソケット6に挿入したシガー
ライタプラグ7よりケーブル8を介して供給されてお
り、シガーライタプラグ7内には音響的に指向特性を有
する送話音声入力用マイクユニット1が図4に示すよう
に内装されている。
搭載した具体例を示すもので、無線電話装置本体4の電
源は自動車のシガーライタソケット6に挿入したシガー
ライタプラグ7よりケーブル8を介して供給されてお
り、シガーライタプラグ7内には音響的に指向特性を有
する送話音声入力用マイクユニット1が図4に示すよう
に内装されている。
【0008】なお、図中9はシガーライタプラグ7の先
端部に設けられたプラス電極、10は同マイナス電極、
これら電極9,10より取出された電力は、シガーライ
タプラグ7内の接続ケーブル11及び上記ケーブル8を
介して無線電話装置本体4へ送られるようになってい
る。
端部に設けられたプラス電極、10は同マイナス電極、
これら電極9,10より取出された電力は、シガーライ
タプラグ7内の接続ケーブル11及び上記ケーブル8を
介して無線電話装置本体4へ送られるようになってい
る。
【0009】上記構成された従来の無線電話装置では、
自動車を運転している電話使用者が通話をすべく音声を
発すると、この音声は音響的に指向性を有するマイクユ
ニット1により集音されて音声信号に変換される。
自動車を運転している電話使用者が通話をすべく音声を
発すると、この音声は音響的に指向性を有するマイクユ
ニット1により集音されて音声信号に変換される。
【0010】このとき自動車内に騒音があっても、マイ
クユニット1の音響的な性質により騒音の影響が低減さ
れて、S/Nの向上した音声信号が無線電話装置本体4
へ入力され、電磁波に変換されてアンテナ5より相手方
へ送られる。
クユニット1の音響的な性質により騒音の影響が低減さ
れて、S/Nの向上した音声信号が無線電話装置本体4
へ入力され、電磁波に変換されてアンテナ5より相手方
へ送られる。
【0011】また相手方の通話は無線電話装置本体4内
で音声信号に変換された後無線電話装置本体4に設けら
れたスピーカユニット2より音声として使用者へ伝達さ
れると共に、スピーカユニット2とマイクユニット1間
の音響結合により生じる鳴音は無線電話装置本体4内に
設けられた上記抑圧回路ユニット3により抑圧される。
で音声信号に変換された後無線電話装置本体4に設けら
れたスピーカユニット2より音声として使用者へ伝達さ
れると共に、スピーカユニット2とマイクユニット1間
の音響結合により生じる鳴音は無線電話装置本体4内に
設けられた上記抑圧回路ユニット3により抑圧される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の無
線電話装置では、シガーライタプラグ7内に図5に示す
ように支持具13を介してマイクユニット1を直接固定
しているため、走行中の振動などがシガーライタソケッ
ト6よりシガーライタプラグ7を介してマイクユニット
1へ伝達され、この振動によりマイクユニット1に雑音
が発生してこの雑音が音声信号とともに相手方へ送られ
る。その結果、S/Nが低下した音声を相手方が聞くこ
とになり、従来の無線電話は音声が聞き取り難いなどの
欠点があった。
線電話装置では、シガーライタプラグ7内に図5に示す
ように支持具13を介してマイクユニット1を直接固定
しているため、走行中の振動などがシガーライタソケッ
ト6よりシガーライタプラグ7を介してマイクユニット
1へ伝達され、この振動によりマイクユニット1に雑音
が発生してこの雑音が音声信号とともに相手方へ送られ
る。その結果、S/Nが低下した音声を相手方が聞くこ
とになり、従来の無線電話は音声が聞き取り難いなどの
欠点があった。
【0013】この発明は上記欠点を解消するためになさ
れたもので、走行中の振動などに起因する雑音が音声信
号に混入することの少ない無線電話装置を提供して、S
/Nのよい送話音声信号を相手方へ送出できるようにす
ることを目的とするものである。
れたもので、走行中の振動などに起因する雑音が音声信
号に混入することの少ない無線電話装置を提供して、S
/Nのよい送話音声信号を相手方へ送出できるようにす
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、自動車内の運転席前方付近に設けられた
シガーライタソケットにシガーライタプラグを挿入し
て、このシガーライタプラグよりケーブルを介して車内
に設置された無線電話装置本体へ電源を供給すると共
に、上記シガーライタプラグ内に送話音声入力用マイク
ユニットを、そして無線電話装置本体内に受話音声出力
用スピーカユニット及び上記マイクユニットとスピーカ
ユニットの音響結合を抑圧する回路ユニットを設けた無
線電話装置において、上記シガーライタプラグ内に設け
られたマイクユニットを防振効果を有するマイク支持部
材により支持したものである。
成するために、自動車内の運転席前方付近に設けられた
シガーライタソケットにシガーライタプラグを挿入し
て、このシガーライタプラグよりケーブルを介して車内
に設置された無線電話装置本体へ電源を供給すると共
に、上記シガーライタプラグ内に送話音声入力用マイク
ユニットを、そして無線電話装置本体内に受話音声出力
用スピーカユニット及び上記マイクユニットとスピーカ
ユニットの音響結合を抑圧する回路ユニットを設けた無
線電話装置において、上記シガーライタプラグ内に設け
られたマイクユニットを防振効果を有するマイク支持部
材により支持したものである。
【0015】
【作用】上記構成により走行中の振動が直接マイクユニ
ットへ加わることがないため、振動に起因する雑音が音
声信号へ混入することがなく、S/Nの高い音声信号を
相手方へ送出することができるようになる。
ットへ加わることがないため、振動に起因する雑音が音
声信号へ混入することがなく、S/Nの高い音声信号を
相手方へ送出することができるようになる。
【0016】
【実施例】この発明の一実施例を図1を参照して詳述す
る。
る。
【0017】なお、従来と同一部分は同一符号を付して
その詳細な説明は省略する。図1において、7は自動車
の運転席前方などに設けられたシガーライタソケット6
(図3参照)に挿脱自在なシガーライタプラグで、内部
に複数個のマイク支持部材20を介して送話音声入力用
マイクユニット21が取付けられている。
その詳細な説明は省略する。図1において、7は自動車
の運転席前方などに設けられたシガーライタソケット6
(図3参照)に挿脱自在なシガーライタプラグで、内部
に複数個のマイク支持部材20を介して送話音声入力用
マイクユニット21が取付けられている。
【0018】上記マイク支持部材20はゴムなどのよう
に振動を吸収する性質を有する弾性材料により形成され
ていて、上記マイクユニット21の筒状に形状された筐
体22の外周部を支持している。また、上記筐体22内
にも上記マイク支持部材20と同じ材料で形成された複
数個のマイク支持部材23が設けられていて、これらマ
イク支持部材23によりマイク本体24が筐体22のほ
ぼ中央に支持されている。そしてこのマイク本体24は
シガーライタプラグ6内に配線された接続線11及びシ
ガーライタプラグ6と無線電話装置本体4を接続するケ
ーブル8を介して無線電話装置本体4に接続されてい
る。
に振動を吸収する性質を有する弾性材料により形成され
ていて、上記マイクユニット21の筒状に形状された筐
体22の外周部を支持している。また、上記筐体22内
にも上記マイク支持部材20と同じ材料で形成された複
数個のマイク支持部材23が設けられていて、これらマ
イク支持部材23によりマイク本体24が筐体22のほ
ぼ中央に支持されている。そしてこのマイク本体24は
シガーライタプラグ6内に配線された接続線11及びシ
ガーライタプラグ6と無線電話装置本体4を接続するケ
ーブル8を介して無線電話装置本体4に接続されてい
る。
【0019】次に作用を説明すると、上記マイクユニッ
ト21が内装されたシガーライタプラグ7もシガーライ
タソケット6へ挿入して使用するものであるが、マイク
ユニット21の筐体22及びマイク本体24が防振効果
を有するマイク支持部材20,23により支持されてい
るため、走行中の振動がマイクユニット21に伝達され
ることがなく、これによって振動に起因する雑音がなく
なるため、S/Nの高い音声信号を無線電話装置本体4
へ送ることができる。
ト21が内装されたシガーライタプラグ7もシガーライ
タソケット6へ挿入して使用するものであるが、マイク
ユニット21の筐体22及びマイク本体24が防振効果
を有するマイク支持部材20,23により支持されてい
るため、走行中の振動がマイクユニット21に伝達され
ることがなく、これによって振動に起因する雑音がなく
なるため、S/Nの高い音声信号を無線電話装置本体4
へ送ることができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、以下の
効果を有する。 (1)シガープラグと無線電話装置本体間のケーブル
が、電源ケーブルとマイクケーブルとが一体となったケ
ーブルであるため、マイクケーブルの配線を不要にでき
るとともに、支持部材でマイクロユニットを支持するこ
とにより、走行中の振動が直接マイクユニットへ伝達さ
れないことで、振動に起因する雑音を低減し、S/Nの
高い音声信号を相手方へ送ることができる。 (2)マイクユニットがシガーライタプラグ内に設けら
れ、マイク及びシガーライタが一体になり、手を使わず
にハンズフリー通話ができる。
効果を有する。 (1)シガープラグと無線電話装置本体間のケーブル
が、電源ケーブルとマイクケーブルとが一体となったケ
ーブルであるため、マイクケーブルの配線を不要にでき
るとともに、支持部材でマイクロユニットを支持するこ
とにより、走行中の振動が直接マイクユニットへ伝達さ
れないことで、振動に起因する雑音を低減し、S/Nの
高い音声信号を相手方へ送ることができる。 (2)マイクユニットがシガーライタプラグ内に設けら
れ、マイク及びシガーライタが一体になり、手を使わず
にハンズフリー通話ができる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる無線電話装置の送話
音声入力用マイクユニット部分を示す一部切欠斜視図
音声入力用マイクユニット部分を示す一部切欠斜視図
【図2】従来の無線電話装置を示すブロック図
【図3】従来の無線電話装置を自動車に搭載した状態の
平面図
平面図
【図4】従来のマイクユニットを装着したシガーライタ
プラグの斜視図
プラグの斜視図
【図5】従来のマイクユニットの固定方法を示す斜視図
1 送話音声入力用マイクユニット 2 受話音声出力用スピーカユニット 3 抑圧回路ユニット 4 無線電話装置本体 6 シガーライタソケット 7 シガーライタプラグ 20 マイク支持部材 21 送話音声入力用マイクユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車内に設けられたシガーライタソケ
ットに挿入されるシガーライタプラグから、電源ケーブ
ルとマイクケーブルとが一体となったケーブルを介し
て、無線電話装置本体へ電源を供給すると共に、上記シ
ガーライタプラグ内には、送話音声入力用マイクユニッ
ト及び、このマイクロユニットを外部の振動から防振し
て支持するマイク支持部材とを設け、無線電話装置本体
内には、受話音声出力用スピーカユニットと、このスピ
ーカユニット及び上記マイクロユニットの音響結合を抑
圧する回路ユニットを備え、ハンズフリー通話すること
を特徴とする無線電話装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209187A JP2743643B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 無線電話装置 |
GB9203382A GB2255687B (en) | 1991-05-07 | 1992-02-18 | Radio telephone apparatus |
US07/836,954 US5313514A (en) | 1991-05-07 | 1992-02-19 | Hands free apparatus for land mobile radio telephone |
SE9200699A SE9200699L (sv) | 1991-05-07 | 1992-03-06 | Radiotelefonapparat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3209187A JP2743643B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555947A JPH0555947A (ja) | 1993-03-05 |
JP2743643B2 true JP2743643B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=16568791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3209187A Expired - Fee Related JP2743643B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-08-21 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743643B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6252049U (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-31 | ||
JPH0230689U (ja) * | 1988-08-17 | 1990-02-27 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP3209187A patent/JP2743643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555947A (ja) | 1993-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |