JP2733850B2 - トレッドのストリップワインデイング成形方法 - Google Patents
トレッドのストリップワインデイング成形方法Info
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
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Classifications
-
- B29C47/92—
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タイヤトレッドをストリップワインディ
ング法により形成する方法に係わり、更に詳しくはキャ
ップトレッドを二種類のコンパウンドにより自動的に形
成するトレッドのストリップワインディング成形方法に
関するものである。
ング法により形成する方法に係わり、更に詳しくはキャ
ップトレッドを二種類のコンパウンドにより自動的に形
成するトレッドのストリップワインディング成形方法に
関するものである。
従来、キャップトレッドのストリップワインディング
成形方法は、建設用のタイヤや、更生タイヤに採用され
ている。このストリップワインディング成形方法では、
トレッドのコンパウンドを押し出してストリップを形成
し、このストリップをタイヤケーシング上に複数回巻き
付けてトレッドを形成している。また、このようなスト
リップワインディング成形方法を、乗用車用タイヤ等の
グリーンタイヤに採用するためにはキャップ・コンパウ
ンドとアンダー・コンパウンドを層状に積層可能である
ことが必要がある。
成形方法は、建設用のタイヤや、更生タイヤに採用され
ている。このストリップワインディング成形方法では、
トレッドのコンパウンドを押し出してストリップを形成
し、このストリップをタイヤケーシング上に複数回巻き
付けてトレッドを形成している。また、このようなスト
リップワインディング成形方法を、乗用車用タイヤ等の
グリーンタイヤに採用するためにはキャップ・コンパウ
ンドとアンダー・コンパウンドを層状に積層可能である
ことが必要がある。
然しながら、従来の建設用のタイヤや、更生タイヤに
使用されているストリップワインディングマシンは、一
種類のコンパウンドのストリップを使用しているため、
板状トレッドで使用している二色トレッド（キャップ・
コンパウンド，アンダー・コンパウンド）を形成するこ
とができず、乗用車用タイヤ等のグリーンタイヤに採用
するには不向きであった。また、上記ストリップワンデ
ィングマシンを使用してアンダー・コンパウンドからな
るストリップを巻き付けた後、コンパウンドを変更して
キャップ・コンパウンドからなるストリップを積層した
場合、トレッドの成形時間が大幅に延長してしまうので
実用的ではなかった。
使用されているストリップワインディングマシンは、一
種類のコンパウンドのストリップを使用しているため、
板状トレッドで使用している二色トレッド（キャップ・
コンパウンド，アンダー・コンパウンド）を形成するこ
とができず、乗用車用タイヤ等のグリーンタイヤに採用
するには不向きであった。また、上記ストリップワンデ
ィングマシンを使用してアンダー・コンパウンドからな
るストリップを巻き付けた後、コンパウンドを変更して
キャップ・コンパウンドからなるストリップを積層した
場合、トレッドの成形時間が大幅に延長してしまうので
実用的ではなかった。
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出された
もので、二種類のコンパウンドから成るストリップを押
出機から押出し、これを使用することで、従来の板状ト
レッドの構成と同様のトレッドを形成することが出来、
これによりグリーンタイヤへのストリップワインディン
グ法が採用でき、また更生タイヤや建設用タイヤにおい
ても品質の向上を図ることが出来るトレッドのストリッ
プワインディング成形方法を提供することを目的とする
ものである。
もので、二種類のコンパウンドから成るストリップを押
出機から押出し、これを使用することで、従来の板状ト
レッドの構成と同様のトレッドを形成することが出来、
これによりグリーンタイヤへのストリップワインディン
グ法が採用でき、また更生タイヤや建設用タイヤにおい
ても品質の向上を図ることが出来るトレッドのストリッ
プワインディング成形方法を提供することを目的とする
ものである。
この発明は上記目的を達成するため、押出機から二種
類のコンパウンドを同時に押し出して二層からなるスト
リップを形成し、該ストリップを一方のコンパウンドが
タイヤケーシング側に位置するように複数回巻き付けて
トレッドを形成する際、前記ストリップを構成する二種
類のコンパウンドの配分を前記トレッドのプロファイル
に基づいて自動的に制御しながらキャップトレッドを形
成することを要旨とするものである。
類のコンパウンドを同時に押し出して二層からなるスト
リップを形成し、該ストリップを一方のコンパウンドが
タイヤケーシング側に位置するように複数回巻き付けて
トレッドを形成する際、前記ストリップを構成する二種
類のコンパウンドの配分を前記トレッドのプロファイル
に基づいて自動的に制御しながらキャップトレッドを形
成することを要旨とするものである。
このように押出機から二種類のコンパウンドを同時に
押し出して二層からなるストリップを形成すると共に、
このストリップを構成する二種類のコンパウンドの配分
をトレッドのプロファイルに基づいて自動的に制御する
ことにより、二種類のコンパウンドを層状に積層した二
色トレッドを形成することが可能になるので、ストリッ
プワンディング成形方法を乗用車用タイヤのグリーンタ
イヤの成形に採用することができる。
押し出して二層からなるストリップを形成すると共に、
このストリップを構成する二種類のコンパウンドの配分
をトレッドのプロファイルに基づいて自動的に制御する
ことにより、二種類のコンパウンドを層状に積層した二
色トレッドを形成することが可能になるので、ストリッ
プワンディング成形方法を乗用車用タイヤのグリーンタ
イヤの成形に採用することができる。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図及び第２図は、この発明にかかるストリップワ
ンディング法により成形したトレッド１の断面図を示
し、このストリップワンディング方法としては、まずデ
ュアル押出機により、二種類のキャップコンパウンド２
とアンダーコンパウンド３を同時に押し出して二層から
なるストリップ４を形成する。そして、ストリップ４を
タイヤケーシング上に複数回巻き付けてトレッド１を形
成する際に、ストリップ４を構成する二種類のコンパウ
ンド2,3の配分A,Bをトレッド１のプロファイルに基づい
て自動的に制御する。
ンディング法により成形したトレッド１の断面図を示
し、このストリップワンディング方法としては、まずデ
ュアル押出機により、二種類のキャップコンパウンド２
とアンダーコンパウンド３を同時に押し出して二層から
なるストリップ４を形成する。そして、ストリップ４を
タイヤケーシング上に複数回巻き付けてトレッド１を形
成する際に、ストリップ４を構成する二種類のコンパウ
ンド2,3の配分A,Bをトレッド１のプロファイルに基づい
て自動的に制御する。
即ち、ストリップ４はトレッド１のプロファイルに基
づいてタイヤケーシング上に配置されるので、図１に示
すように、コンパウンド2,3の配分がストリップ４の配
置状態に応じて異なっている必要がある。そのため、ト
レッド１のプロファイルを予め設定した不図示の制御装
置によって押出機のダイスを制御し、ストリップ４を構
成する二種類のコンパウンド2,3の配分A,Bを変化させる
ことにより、キャップコパウンド２とアンダーコンパウ
ンド３を層状に積層したトレッド１を形成することがで
きる。
づいてタイヤケーシング上に配置されるので、図１に示
すように、コンパウンド2,3の配分がストリップ４の配
置状態に応じて異なっている必要がある。そのため、ト
レッド１のプロファイルを予め設定した不図示の制御装
置によって押出機のダイスを制御し、ストリップ４を構
成する二種類のコンパウンド2,3の配分A,Bを変化させる
ことにより、キャップコパウンド２とアンダーコンパウ
ンド３を層状に積層したトレッド１を形成することがで
きる。
以上のような成形方法により、二種類のコンパウンド
を押出機から押出し、これを使用することで、従来の板
状トレッドの構成と同様のトレッドを形成することが出
来、これによりグリーンタイヤへのストリップワインデ
ィング法が採用でき、また更生タイヤや建設用タイヤに
おいても品質の向上を図ることが出来るのである。
を押出機から押出し、これを使用することで、従来の板
状トレッドの構成と同様のトレッドを形成することが出
来、これによりグリーンタイヤへのストリップワインデ
ィング法が採用でき、また更生タイヤや建設用タイヤに
おいても品質の向上を図ることが出来るのである。
以上説明したように本発明によれば、押出機から二種
類のコンパウンドを同時に押し出して二層からなるスト
リップを形成し、該ストリップを一方のコンパウンドが
タイヤケーシング側に位置するように複数回巻き付けて
トレッドを形成する際、前記ストリップを構成する二種
類のコンパウンドの配分を前記トレッドのプロファイル
に基づいて自動的に制御しながらキャップトレッドを形
成することにより、二種類のコンパウンドを層状に積層
した二色トレッドを形成することが可能になるので、ス
トリップワインディング成形方法を乗用車用タイヤのグ
リーンタイヤの成形に採用することができ、また再生タ
イヤや建設用タイヤにおいても二種類のコンパウンドの
組み合わせによって品質の向上を図ることができる。
類のコンパウンドを同時に押し出して二層からなるスト
リップを形成し、該ストリップを一方のコンパウンドが
タイヤケーシング側に位置するように複数回巻き付けて
トレッドを形成する際、前記ストリップを構成する二種
類のコンパウンドの配分を前記トレッドのプロファイル
に基づいて自動的に制御しながらキャップトレッドを形
成することにより、二種類のコンパウンドを層状に積層
した二色トレッドを形成することが可能になるので、ス
トリップワインディング成形方法を乗用車用タイヤのグ
リーンタイヤの成形に採用することができ、また再生タ
イヤや建設用タイヤにおいても二種類のコンパウンドの
組み合わせによって品質の向上を図ることができる。
第１図は、この発明にかかるストリップワインディング
法により成形したトレッドの断面図、第２図は２種類の
コンパウンドから成るストリップの断面図である。 １……トレッド、２……キャップコンパウンド、３……
アンダーコンパウンド、４……ストリップ。
法により成形したトレッドの断面図、第２図は２種類の
コンパウンドから成るストリップの断面図である。 １……トレッド、２……キャップコンパウンド、３……
アンダーコンパウンド、４……ストリップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 30:00
Claims (1)
- 【請求項１】押出機から二種類のコンパウンドを同時に
押し出して二層からなるストリップを形成し、該ストリ
ップを一方のコンパウンドがタイヤケーシング側に位置
するように複数回巻き付けてトレッドを形成する際、前
記ストリップを構成する二種類のコンパウンドの配分を
前記トレッドのプロファイルに基づいて自動的に制御し
ながらキャップトレッドを形成することを特徴とするト
レッドのストリップワインディング成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1030980A JP2733850B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | トレッドのストリップワインデイング成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1030980A JP2733850B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | トレッドのストリップワインデイング成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02212134A JPH02212134A (ja) | 1990-08-23 |
| JP2733850B2 true JP2733850B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=12318793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1030980A Expired - Fee Related JP2733850B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | トレッドのストリップワインデイング成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2733850B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19831747A1 (de) * | 1998-07-15 | 2000-01-20 | Continental Ag | Verfahren zur Herstellung eines Luftreifens |
| BR0015312A (pt) * | 1999-11-05 | 2002-07-16 | Michelin Soc Tech | Pneumático |
| ES2298355T3 (es) * | 2001-01-31 | 2008-05-16 | Bridgestone Corporation | Metodo de produccion de cubiertas. |
| JP4763928B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2011-08-31 | 株式会社ブリヂストン | ゴム成型体の製造装置及び、ゴム成型体の製造方法 |
| JP3822477B2 (ja) | 2001-09-27 | 2006-09-20 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
| DE60218212T2 (de) * | 2001-11-12 | 2007-11-22 | Bridgestone Corp. | Herstellungsverfahren für nicht vulkanisierte kautschukelemente und reifen |
| JP4891613B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2012-03-07 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム部材の製造方法 |
| US8304056B2 (en) | 2006-07-10 | 2012-11-06 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Rubber strip material |
| JP5114105B2 (ja) * | 2007-06-21 | 2013-01-09 | 東洋ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム部材の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3709248C1 (de) * | 1987-03-20 | 1988-07-07 | Berstorff Gmbh Masch Hermann | Vorbereitungsstation fuer Vorformleisten an einem aufklappbaren Mehrfach-Strangpresskopf zum Herstellen von Kautschukprofilen fuer Laufstreifen von Autoreifen |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1030980A patent/JP2733850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02212134A (ja) | 1990-08-23 |
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Legal Events
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