JP2732486B2 - 作業車の旋回駆動構造 - Google Patents

作業車の旋回駆動構造

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JP2732486B2
JP2732486B2 JP33176391A JP33176391A JP2732486B2 JP 2732486 B2 JP2732486 B2 JP 2732486B2 JP 33176391 A JP33176391 A JP 33176391A JP 33176391 A JP33176391 A JP 33176391A JP 2732486 B2 JP2732486 B2 JP 2732486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右の後輪を各々独立
に制動可能な左右一対のサイドブレーキを備え、前輪の
右又は左操向角が設定角以上になると、旋回内側の前記
サイドブレーキを制動側に操作する操作手段を備えた作
業車における旋回駆動の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように、前輪の操向角が設定以上
になるとサイドブレーキを制動操作するようにした作業
車の旋回駆動構造としては、前輪のステアリング切れ角
を検出する検出手段と、サイドブレーキを操作するブレ
ーキ作動手段とを備え、前輪ステアリング切れ角の検出
結果に基づいて、前記ブレーキ作動手段を作動させるよ
うに、前輪ステアリング手段とブレーキ作動手段とを連
係させた技術が従来より知られている(例えば、特開平
2‐175331号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造によれ
ば、操縦ハンドルにより前輪(前輪に相当)を右又は左
に操向操作しての旋回操作時に、旋回内側のサイドブレ
ーキペダルを踏み操作して、旋回内側のサイドブレーキ
を制動側に操作することにより小回り旋回を行うような
人為的な操作を必要とせず、旋回内側後輪の制動操作が
自動的に行なわれるので、操縦の操作性を向上できる点
で有用なものである。しかしながら、上記の従来構造の
ものでは、小回り旋回を行う場合、旋回内側の後輪に制
動を掛けて旋回内側(制動側)の後輪がロックされた状
態とすることにより、その旋回内側の後輪が停止位置で
軸ずれ回動して、その制動された後輪で地面を荒らして
しまうことがある。本発明は左右一対のサイドブレーキ
を備えた作業車の旋回駆動構造において、旋回操作の簡
素化を図るとともに、圃場の荒れを抑制し易い構成の旋
回駆動構造を得ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における作業車の
旋回駆動構造の構成上の特徴は、次の〔1〕〜
〔9〕に
示す技術手段を採用したことにある。 〔1〕 上記の作業車の旋回駆動構造において、左右の後輪を各
々独立にロック状態に制動可能な左右一対のサイドブレ
ーキを備え、前輪の右又は左操向角が設定角以上になる
と、旋回内側の前記サイドブレーキを制動側に操作する
操作手段を備えるとともに、前記操作手段の制動作用
を、前記旋回内側のサイドブレーキが、後輪をロック状
態とならない程度の操作力で制動する弱制動状態と、こ
れよりも強い操作力で制動する強制動状態とに、変更調
節自在な調節手段を備えている。 〔2〕 上記の作業車の旋回駆動構造において、左右の後輪を各
々独立に制動可能な左右一対のサイドブレーキを備え、
前輪の右又は左操向角が設定角以上になると、旋回内側
の前記サイドブレーキを制動側に操作する操作手段を備
えるとともに、前記操作手段の制動作用を、前記旋回内
側のサイドブレーキが、後輪をロック状態とならない程
度の操作力で制動する弱制動状態と、後輪をロック状態
となるように制動するロック制動状態とに、変更調節自
在な調節手段を備えている。 〔3〕 上記〔1〕の作業車の旋回駆動構造において、前記サイ
ドブレーキを制動側に操作可能な左右一対の油圧アクチ
ュエータを備え、かつ、前記操作手段は、前輪の右又は
左操向角が設定角以上になると、旋回内側のサイドブレ
ーキに対する油圧アクチュエータに所定圧の作動油を供
給してこれを作動させ、前記旋回内側のサイドブレーキ
を制動側に操作するように構成されている。 〔4〕 上記〔3〕の作業車の旋回駆動構造において、前記操作
手段は、前輪の右又は左操向角が設定角以上になると、
旋回内側のサイドブレーキに対する油圧アクチュエータ
に作動油を供給してこれを作動させるサイドブレーキ操
作弁と、前記旋回内側のサイドブレーキに対する油圧ア
クチュエータに供給される作動油の圧力を変更調節する
ことにより、旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作
される際の操作力を変更調整する調節弁とを備えてい
る。
【0005】〔5〕 上記の作業車の旋回駆動構造において、前輪が後輪より
も高速で駆動される増速駆動状態に切換操作自在な前輪
増速機構と、左右の後輪を各々独立に制動可能な左右一
対のサイドブレーキとを備え、前輪の右又は左操向角が
設定角以上になると、旋回内側の前記サイドブレーキを
制動側に操作する操作手段を備えるとともに、前記操作
手段の制動作用を、前記旋回内側のサイドブレーキが、
後輪をロック状態とならない程度の操作力で制動する弱
制動状態と、これよりも強い操作力で制動する強制動状
態とに、変更調節自在な調節手段を備えている。
【0006】〔6〕 上記の作業車の旋回駆動構造において、前輪が後輪より
も高速で駆動される増速駆動状態に切換操作自在な前輪
増速機構と、左右の後輪を各々独立に制動可能な左右一
対のサイドブレーキとを備え、前輪の右又は左操向角が
設定角以上になると、旋回内側の前記サイドブレーキを
制動側に操作する操作手段を備えるとともに、前記操作
手段の制動作用を、前記旋回内側のサイドブレーキが、
後輪をロック状態とならない程度の操作力で制動する弱
制動状態と、後輪をロック状態となるように制動するロ
ック制動状態とに、変更調節自在な調節手段を備えてい
る。 〔7〕 上記〔5〕または〔6〕のいずれかの作業車の旋回駆動
構造において、前記前輪増速機構を、作動油が給排操作
されることで前記増速駆動の入り切りが行われる油圧操
作式に構成し、前記サイドブレーキを制動側に操作可能
な左右一対の油圧アクチュエータを備え、かつ、前記操
作手段は、前輪の右又は左操向角が設定角以上になる
と、前記前輪増速機構に作動油を給排操作して前輪増速
機構を増速駆動状態に切換操作するとともに、旋回内側
のサイドブレーキに対する油圧アクチュエータに所定圧
の作動油を供給してこれを作動させ、前記旋回内側のサ
イドブレーキを制動側に操作するように構成されてい
る。 〔8〕 上記〔7〕の作業車の旋回駆動構造において、前記操作
手段は、前輪の右又は左操向角が設定角以上になると、
前記前輪増速機構に作動油を給排操作して前輪増速機構
を増速駆動状態に切換操作するとともに、旋回内側のサ
イドブレーキに対する油圧アクチュエータに作動油を供
給してこれを作動させる旋回操作弁と、前記旋回内側の
サイドブレーキに対する油圧アクチュエータに供給され
る作動油の圧力を変更調節することにより、旋回内側の
サイドブレーキが制動側に操作される際の操作力を変更
調整する調節弁とを備えている。
【0007】
〔9〕 上記〔8〕の作業車の旋回駆動構造において、旋回操作
弁は、前記前輪増速機構と前記油圧アクチュエータとの
夫々に対する給排ポートを備えた一つの操作弁により構
成されている。 〔10〕 上記〔8〕又は
〔9〕の作業車の旋回駆動構造におい
て、前記前輪増速機構を増速駆動状態に切換操作するた
めに必要な作動油の圧力よりも、前記旋回内側のサイド
ブレーキを制動側に操作するために必要な油圧アクチュ
エータへの作動油の圧力が高くなるように設定してあ
る。 〔11〕 上記〔8〕の作業車の旋回駆動構造において、前記旋回
内側のサイドブレーキに対する油圧アクチュエータに供
給される作動油の圧力、及び前記前輪増速機構を増速駆
動状態に切換操作する作動油の圧力を変更調節する調節
弁を、可変リリーフ弁により構成してある。
【0008】
【作用】〔I〕 請求項1〜4の特徴によると、例えば右操向角が設定角
以上になるまで前輪を右に操向操作すれば、サイドブレ
ーキ操作手段(サイドブレーキ操作弁)により、右側
(旋回内側)のサイドブレーキが自動的に制動側に操作
されて、右側(旋回内側)の後輪への制動作用により小
回り旋回が行える。この場合、前輪の操向操作を行うだ
けで、旋回内側のサイドブレーキの制動側への操作が自
動的に行われるので、操縦者は旋回内側のサイドブレー
キペダルを踏み操作する必要はない。請求項1〜4の特
徴によると、旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作
される際の制動力を弱制動状態として、旋回内側(制動
側)の後輪をロックした状態ではなく、ある程度回転す
る状態として旋回することができるので、旋回内側(制
動側)の後輪が地面上を引きずられて地面を荒らしてし
まう状態を回避することができる。請求項2の特徴によ
ると、サイドブレーキが制動側に操作される際の操作力
を、弱制動状態と、それよりも強い操作力の強制動状態
とに変更できるので、圃場の条件に合わせて適切な旋回
形態を選択可能である。また、請求項2の特徴による
と、必要に応じて制動力を強くし、ロック状態とするこ
とにより、旋回内側(制動側)の後輪を停止状態とする
使用形態を選ぶこともできる。特に請求項4の特徴のよ
うに、サイドブレーキ操作弁からの作動油を油圧アクチ
ュエータに供給することによって、旋回内側の後輪を制
動側に操作するように構成すると、油圧アクチュエータ
に供給される作動油の圧力を調節弁(可変リリーフ弁)
により変更調節することにより、油圧アクチュエータの
制動側への操作力(旋回内側のサイドブレーキが制動側
に操作される際の制動力)を容易に且つ正確に変更調節
することができる。
【0009】〔II〕 近年では、前輪が後輪よりも高速で駆動される増速駆動
状態に切換操作自在な前輪増速機構を備えて、四輪駆動
型の作業車に構成する場合がある。これにより、請求項
6〜10の特徴によると、例えば右操向角が設定角以上
になるまで前輪を右に操向操作すれば、前輪増速操作手
段により前輪増速機構が自動的に増速駆動状態に切換操
作され、サイドブレーキ操作手段(サイドブレーキ操作
弁)により、右側(旋回内側)のサイドブレーキが自動
的に制動側に操作されて、前輪の増速作用及び右側(旋
回内側)の後輪への制動作用により小回り旋回が行え
る。この場合、前輪の操向操作を行うだけで、旋回内側
のサイドブレーキの制動側への操作が自動的に行われる
ので、操縦者は旋回内側のサイドブレーキペダルを踏み
操作する必要はない。請求項5〜8の特徴によると、旋
回内側のサイドブレーキが制動側に操作される際の制動
力を弱制動状態として、旋回内側(制動側)の後輪がロ
ックされた状態ではなく、ある程度回転する状態として
旋回することができるので、旋回内側(制動側)の後輪
が地面上を引きずられて地面を荒らしてしまう状態を回
避することができる。請求項7の特徴によると、サイド
ブレーキが制動側に操作される際の操作力を、弱制動状
態と、それよりも強い操作力の強制動状態とに変更でき
るので、圃場の条件に合わせて適切な旋回形態を選択可
能である。また、請求項6の特徴によると、必要に応じ
て制動力を強くし、ロック状態とすることにより、旋回
内側(制動側)の後輪を停止状態とする使用形態を選ぶ
こともできる。請求項7の特徴によると、旋回操作時に
旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作される操作系
の構成が、油圧アクチュエータにより油圧操作式に構成
されるのに加えて、前輪増速機構も油圧操作式に構成さ
れる。このようにサイドブレーキの操作系及び前輪増速
機構の両方を油圧操作式に構成すると、この両者の油圧
配管系やポンプ等を共用することができる。特に請求項
8の特徴のように、サイドブレーキ操作弁からの作動油
を油圧アクチュエータに供給することによって、旋回内
側の後輪を制動側に操作するように構成すると、油圧ア
クチュエータに供給される作動油の圧力を調節弁により
変更調節することにより、油圧アクチュエータの制動側
への操作力(旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作
される際の制動力)を容易に且つ正確に変更調節するこ
とができる。
【0010】〔III〕 請求項9の特徴によると、請求項8の場合と同様の「作
用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」
を備えている。請求項9の特徴によると、サイドブレー
キの操作系及び前輪増速機構の両方を油圧操作式に構成
した際、前輪増速操作弁及びサイドブレーキ操作弁を一
つの操作弁に構成すれば、サイドブレーキの操作系及び
前輪増速機構の両方の油圧配管系やポンプ等をさらに共
用することができる。この場合、前輪の右又は左操向角
が設定角以上になるまで前輪が操向操作された旋回操作
時に、前輪増速機構が増速駆動状態に切換操作され、旋
回内側のサイドブレーキが制動側に操作されると言うよ
うに、前輪増速操作弁の切換操作時点及びサイドブレー
キ操作弁の切換操作時点は略同じである。従って、切換
操作時点の異なる2つの操作弁を一つの操作弁に構成す
るのではなく、切換操作時点が略同じ前輪増速操作弁及
びサイドブレーキ操作弁を一つの操作弁に構成するの
で、操作弁の構造も特に複雑なものにはならない。
【0011】〔IV〕 請求項10又は11の特徴によると、請求項8又は9の
場合と同様の「作用」を備えており、これに加えて以下
のような「作用」を備えている。サイドブレーキの操作
系及び前輪増速機構の両方を油圧操作式に構成した際、
請求項8又は9の特徴のように、調節弁(可変リリーフ
弁)をサイドブレーキ及び前輪増速機構の両方に共用
し、前輪増速機構を増速駆動状態に切換操作するために
必要な作動油の圧力よりも、旋回内側のサイドブレーキ
を制動側に操作するために必要な油圧アクチュエータへ
の作動油の圧力が高くなるように設定すると、調節弁
(可変リリーフ弁)により作動油の圧力を中間の圧力や
高い圧力に変更調節することによって、前輪増速機構だ
けが増速駆動状態に切換操作される状態、前輪増速機構
が増速駆動状態に切換操作されて旋回内側のサイドブレ
ーキが制動側に操作される状態を得ることができる。そ
して、前輪増速機構が増速駆動状態に切換操作されて旋
回内側のサイドブレーキが制動側に操作される状態にお
いても、作動油の圧力を変更調節することにより、サイ
ドブレーキが制動側に操作される際の制動力を変更操作
することができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1〜4の特徴によると、前輪の操
向操作を行うだけで、旋回内側のサイドブレーキの制動
側への操作が自動的に行われるので、旋回操作時にサイ
ドブレーキペダルを踏み操作しなくてもよくなり、旋回
操作の簡素化及び旋回操作の操作性の向上を図ることが
できた。旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作され
る際の制動力を弱制動状態として、旋回内側(制動側)
の後輪をロックした状態ではなく、ある程度回転する状
態として旋回することができるので、旋回内側(制動
側)の後輪が地面上を引きずられて地面を荒らしてしま
う状態を回避することができる。請求項1の特徴による
と、サイドブレーキが制動側に操作される際の操作力
を、弱制動状態と、それよりも強い操作力の強制動状態
とに変更できるので、軟弱圃場か硬質圃場か又は水田か
畑地か等、圃場の条件に合わせて適切な旋回形態を選択
して、良好な作業性を確保することが可能となる。ま
た、請求項2の特徴によると、必要に応じて制動力を強
くし、ロック状態とすることにより、旋回内側(制動
側)の後輪を停止状態とする使用形態をも選ぶこともで
き、より一層作業性を改善することができる。特に請求
項3又は4の特徴のようにサイドブレーキ操作弁及び調
節弁(可変リリーフ弁)を備えると、油圧アクチュエー
タの制動側への操作力(旋回内側のサイドブレーキが制
動側に操作される際の制動力)を、調節弁(可変リリー
フ弁)により容易に且つ正確に変更調節することができ
るので、作業車の旋回性能をさらに向上させることがで
きる。
【0013】請求項5〜8の特徴によると、前輪の操向
操作を行うだけで、前輪増速機構の増速駆動状態への切
換操作が自動的に行われ、旋回内側のサイドブレーキの
制動側への操作が自動的に行われるので、旋回操作時に
サイドブレーキペダルを踏み操作しなくてもよくなり、
旋回操作の簡素化及び旋回操作の操作性の向上を図るこ
とができた。また、旋回内側のサイドブレーキが制動側
に操作される際の制動力を弱制動状態として、旋回内側
(制動側)の後輪をロックした状態ではなく、ある程度
回転する状態として旋回することができるので、旋回内
側(制動側)の後輪が地面上を引きずられて地面を荒ら
してしまう状態を回避することができる。請求項5の特
徴によると、サイドブレーキが制動側に操作される際の
操作力を、弱制動状態と、それよりも強い操作力の強制
動状態とに変更できるので、軟弱圃場か硬質圃場か又は
水田か畑地か等、圃場の条件に合わせて適切な旋回形態
を選択可能である。また、請求項6の特徴によると、必
要に応じて制動力を強くし、ロック状態とすることによ
り、旋回内側(制動側)の後輪を停止状態とする使用形
態を選ぶこともできる。請求項7の特徴のようにサイド
ブレーキの操作系及び前輪増速機構の両方を油圧操作式
に構成すると、この両者の油圧配管系やポンプ等を共用
することができるので、構造の簡素化の面で有利な構成
が得られる。請求項8の特徴のようにサイドブレーキ操
作弁及び調節弁を備えると、油圧アクチュエータの制動
側への操作力(旋回内側のサイドブレーキが制動側に操
作される際の制動力)を、調節弁により容易に且つ正確
に変更調節することができるので、作業車の旋回性能を
さらに向上させることができる。
【0014】請求項9の特徴によると、サイドブレーキ
の操作系及び前輪増速機構の両方を油圧操作式に構成し
た際、前輪増速操作弁及びサイドブレーキ操作弁を一つ
の操作弁に構成することにより、サイドブレーキの操作
系及び前輪増速機構の両方の油圧配管系やポンプ等をさ
らに共用することができるので、構造の簡素化の面でさ
らに有利な構成が得られる。この場合、前輪増速操作弁
の切換操作時点及びサイドブレーキ操作弁の切換操作時
点が略同じなので、前輪増速操作弁及びサイドブレーキ
操作弁を一つの操作弁に構成する際、この操作弁の構造
も特に複雑なものにはならず、この点においても構造の
簡素化の面で有利である。
【0015】請求項10又は11の特徴によると、前輪
増速機構だけが増速駆動状態に切換操作される状態、前
輪増速機構が増速駆動状態に切換操作されて旋回内側の
サイドブレーキが制動側に操作される状態、さらに前輪
増速機構が増速駆動状態に切換操作されて旋回内側のサ
イドブレーキが制動側に操作される状態においても、サ
イドブレーキが制動側に操作される際の制動力を変更操
作することができるので、地面の状態や機体の走行速度
等の変化に対応して、前述の各種の状態から適切な状態
を選択して設定できるようになり、作業車の旋回性能及
び乗り心地をさらに向上させることができる。調節弁
(可変リリーフ弁)を備えることによって、油圧アクチ
ュエータの制動側への操作力(旋回内側のサイドブレー
キが制動側に操作される際の制動力)を、調節弁(可変
リリーフ弁)により容易に且つ正確に変更調節すること
ができるので、作業車の旋回性能をさらに向上させるこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図6に作業車の一例である農用トラクタを示し
ている。この農用トラクタは、機体前部にエンジン1を
搭載し、エンジン1の動力を後部のミッションケース2
を介して左右の後輪3(後輪に相当)に伝達し、伝動軸
4を介して左右の前輪5(前輪に相当)に伝達するよう
に伝動系を構成している。前輪5への伝動系に、前輪5
の右又は左操向角が設定角以上になると、前輪5の駆動
回転周速度を後輪3の駆動回転周速度よりも高速となる
増速駆動状態に切換操作する油圧操作式の前輪増速機構
6を備えている。
【0017】図4及び図5に示すように、操作ペダル7
R,7Lの踏み操作で左右の後輪3を各々独立に制動可
能な左右一対のサイドブレーキ8R,8Lを備えてお
り、サイドブレーキ8R,8Lの操作系に、操作ペダル
7R,7Lの踏み操作に関係なく、サイドブレーキ8
R,8Lを制動側に操作可能な油圧シリンダ9R,9L
(油圧アクチュエータに相当)を備えている。
【0018】図4に示すように、前輪増速機構6及び油
圧シリンダ9R,9Lの駆動用油圧回路Yに、前輪5の
右操向角が設定角以上になると、右のサイドブレーキ8
Rの油圧シリンダ9Rを制動側に作動させ、前輪増速機
構6を増速駆動状態に切換操作する第1状態、前輪5の
左操向角が設定角以上になると、左のサイドブレーキ8
Lの油圧シリンダ9Lを制動側に作動させ、前輪増速機
構6を増速駆動状態に切換操作する第2状態、前輪5の
右及び左操向角が設定角内であるときは、油圧シリンダ
9R,9Lを制動側に作動させず、前輪増速機構6を増
速駆動状態に切換操作しない中立状態の3状態に、前輪
5の操向操作に伴って切換操作される旋回操作弁10
(前輪増速操作弁、及びサイドブレーキ操作弁に相当)
を備えている。この旋回操作弁10と、後述する可変リ
リーフ弁16とで、前輪5の右又は左操向角が設定角以
上になると、旋回内側の前記サイドブレーキ8R,8L
を制動側に操作する操作手段Aをを構成しており、この
操作手段Aの制動作用は、前記旋回内側のサイドブレー
キ8R,8Lが、後輪3をロック状態とならない程度の
操作力で制動するように、弱制動状態に設定されてい
る。
【0019】図1に示すように、旋回操作弁10はステ
アリングハンドル11(図6参照)の操作系におけるピ
ットマンアーム12の基端部に配置してあり、ピットマ
ンアーム12の基端部に形成したカム13が、前輪5の
操向操作に伴いバネ付勢されているスプール14を押し
込み操作して、前述の第1及び第2状態、中立状態に切
換操作されるように構成されている。カム13に3段階
のレベルが設定され、中央の中間レベルL1から設定角
以上の操向操作で、カム板13が高レベルL2及び低レ
ベルL3に切り換わり、スプール14を前述の第1及び
第2状態、中立状態に切換操作する。右の設定角以上の
操向操作で、右のサイドブレーキ8Rの油圧シリンダ9
R及び前輪増速機構6に作動油が供給され、左の設定角
以上の操向操作で、左のサイドブレーキ8Lの油圧シリ
ンダ9L及び前輪増速機構6に作動油が供給される。旋
回操作弁10の上手側に増速駆動状態への切換操作の入
り切り用のスイッチ弁15を備えている。
【0020】図1及び図4に示すように、油圧シリンダ
9R,9Lに対する駆動用油圧回路Yの最大圧力を変更
設定可能な可変リリーフ弁16(調節手段、及び調節弁
に相当)を備えており、可変リリーフ弁16は旋回操作
弁10のケースボディ10Aに一体に組み込まれてい
る。スプール14への供給油路17の途中に連通する横
孔18に、ピボット19、付勢バネ20、ストッパー2
1及びカム筒22により可変リリーフ弁16が構成さ
れ、可変リリーフ弁16のリリーフ圧の調節を、ストッ
パー21を受け止めるカム筒22の回動操作によって行
う。
【0021】図3及び図1に示すようにカム筒22にお
いて、ストッパー21を受け止める部分が偏心カム22
aに形成され、ケースボディ10Aから突出する部分に
操作用溝22bが形成されており、マイナスのドライバ
ー工具等を操作用溝22bに入れてカム筒22を回動操
作し、偏心カム22aにおけるストッパー21の受け止
め部分の位置を変更調節する。ドレン油路23及びカム
筒22に作用するボール式のデテント機構24が備えら
れており、カム筒22に凹部22cを複数設けること
で、簡単に可変リリーフ弁16のリリーフ圧を多段階に
変更調節できるように構成している。
【0022】サイドブレーキ8R,8Lは、油圧シリン
ダ9R,9Lに供給される作動油の圧力が3kg/cm2に上
昇すると制動側に操作され始め、作動油の圧力が8kg/c
m2に達すると後輪3が完全にロック状態にするように設
定してあり、前輪増速機構6を増速駆動状態に切換操作
するのに必要な作動油の圧力が、2kg/cm2に設定されて
いる。カム筒22の凹部22cは、可変リリーフ弁16
のリリーフ圧(駆動用油圧回路Yの最大圧力)が2kg/c
m2以上で3kg/cm2未満の値(例えば2.5kg/cm2)に設
定される増速旋回位置、10kg/cm2に設定されるロック
旋回位置、3kg/cm2以上で8kg/cm2未満となる値(例え
ば4kg/cm2や6kg/cm2)に1箇所以上設定される弱制動
状態旋回位置の少なくとも3箇所に形成されている。
【0023】従って可変リリーフ弁16の調節により、
前輪増速機構6だけが増速駆動状態に切換操作される増
速旋回状態、前輪増速機構6が増速駆動状態に切換操作
されて旋回内側のサイドブレーキ8R,8Lが弱制動状
態となる弱制動旋回状態、および、この弱制動旋回状態
よりも強い操作力で制動する強制動旋回状態が得られ
る。この強制動旋回状態では、例えば、前輪増速機構6
が増速駆動状態に切換操作され旋回内側の後輪3がロッ
ク状態となるロック旋回状態が得られる。超軟弱な圃場
では増速旋回状態、軟弱な圃場では緩制動旋回状態、硬
質の圃場ではロック旋回状態を現出させると言うよう
に、圃場の状態に合わせた適切な旋回形態を選択設定で
きる。
【0024】前輪増速機構6の構造について説明する。
図7に示すように、ミッション出力軸25にギヤ連動さ
れる変速軸26に、増速駆動ギヤ28と等速駆動ギヤ2
9とを遊転支持し、伝動軸4に連動連結される増速軸2
7に増速受動ギヤ30と等速受動ギヤ31とを取り付け
て、増速駆動ギヤ28又は等速駆動ギヤ29を選択して
変速軸26と一体回転させるための増速クラッチ32
を、変速軸26に設けている。油圧操作式の増速クラッ
チ32は、通常は付勢バネ33によりクラッチボディ3
2Aを貫通する操作ピン34を介して、シフト回転具3
5を等速駆動ギヤ29に咬合させており、等速駆動状態
を現出している。次に作動油が供給されてピストン36
が図7の紙面右方に移動すると、シフト回転具35と等
速駆動ギヤ29との咬合が解除されてクッラチオンとな
り、変速軸26にスプライン外嵌されたクラッチボディ
32Aと増速駆動ギヤ28とが一体回転して、増速駆動
状態が現出される。変速ショックの緩和の点から、増速
駆動状態側にクラッチを介装している。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作弁及び可変リリーフ弁の断面図
【図2】可変リリーフ弁におけるデテント機構付近の断
面図
【図3】可変リリーフ弁におけるカム筒の形状を示す斜
視図
【図4】前輪増速機構及びサイドブレーキの駆動用油圧
回路を示す図
【図5】油圧シリンダの断面図
【図6】農用トラクタの全体側面図
【図7】前輪増速機構の構造を示す断面図
【符号の説明】
3 後輪、後輪 5 前輪、前輪 6 前輪増速機構 8R,8L サイドブレーキ 9R,9L 油圧アクチュエータ 10 前輪増速操作弁、サイドブレーキ操作弁、
旋回操作弁 16 調節手段、調節弁、可変リリーフ弁 A 操作手段

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の後輪(3)を各々独立に制動可能
    な左右一対のサイドブレーキ(8R),(8L)を備
    え、前輪(5)の右又は左操向角が設定角以上になると、旋
    回内側の前記サイドブレーキ(8R),(8L)を制動
    側に操作する操作手段(A)を備えるとともに、 前記操作手段(A)の制動作用を、前記旋回内側のサイ
    ドブレーキ(8R),(8L)が、後輪(3)をロック
    状態とならない程度の操作力で制動する弱制動状態と、
    これよりも強い操作力で制動する強制動状態とに、 変更
    調節自在な調節手段を備えている作業車の旋回駆動構
    造。
  2. 【請求項2】 左右の後輪(3)を各々独立に制動可能
    な左右一対のサイドブレーキ(8R),(8L)を備
    え、 前輪(5)の右又は左操向角が設定角以上になると、旋
    回内側の前記サイドブレーキ(8R),(8L)を制動
    側に操作する操作手段(A)を備えるとともに、 前記操作手段(A)の制動作用を、前記旋回内側のサイ
    ドブレーキ(8R),(8L)が、後輪(3)をロック
    状態とならない程度の操作力で制動する弱制動状態と、
    後輪(3)をロック状態となるように制動するロック制
    動状態とに、変更調節自在な調節手段を備えている 作業
    車の旋回駆動構造。
  3. 【請求項3】 前記サイドブレーキ(8R),(8L)
    を制動側に操作可能な左右一対の油圧アクチュエータ
    (9R),(9L)を備え、 かつ、前記操作手段(A)は、前輪(5)の右又は左操
    向角が設定角以上になると、旋回内側のサイドブレーキ
    (8R),(8L)に対する油圧アクチュエータ(9
    R),(9L)に所定圧の作動油を供給してこれを作動
    させ、前記旋回内側のサイドブレーキ(8R),(8
    L)を制動側に操作するように構成されている請求項1
    または2に記載の 作業車の旋回駆動構造。
  4. 【請求項4】 前記操作手段(A)は、前輪(5)の右
    又は左操向角が設定 角以上になると、旋回内側のサイド
    ブレーキ(8R),(8L)に対する油圧アクチュエー
    タ(9R),(9L)に作動油を供給してこれを作動さ
    せるサイドブレーキ操作弁(10)と、 前記旋回内側のサイドブレーキ(8R),(8L)に対
    する油圧アクチュエータ(9R),(9L)に供給され
    る作動油の圧力を変更調節することにより、旋回内側の
    サイドブレーキ(8R),(8L)が制動側に操作され
    る際の操作力を変更調整する調節弁(16)とを備えて
    いる請求項3記載の 作業車の旋回駆動構造。
  5. 【請求項5】 前輪(5)が後輪(3)よりも高速で駆
    動される増速駆動状態に切換操作自在な前輪増速機構
    (6)と、左右の後輪(3)を各々独立に制動可能な左
    右一対のサイドブレーキ(8R),(8L)とを備え、 前輪(5)の右又は左操向角が設定角以上になると、旋
    回内側の前記サイドブレーキ(8R),(8L)を制動
    側に操作する操作手段(A)を備えるとともに、 前記操作手段(A)の制動作用を、前記旋回内側のサイ
    ドブレーキ(8R),(8L)が、後輪(3)をロック
    状態とならない程度の操作力で制動する弱制動状態と、
    これよりも強い操作力で制動する強制動状態とに、変更
    調節自在な調節手段を備えている 作業車の旋回駆動構
    造。
  6. 【請求項6】 前輪(5)が後輪(3)よりも高速で駆
    動される増速駆動状態に切換操作自在な前輪増速機構
    (6)と、左右の後輪(3)を各々独立に制動可能な左
    右一対のサイドブレーキ(8R),(8L)とを備え、 前輪(5)の右又は左操向角が設定角以上になると、旋
    回内側の前記サイドブレーキ(8R),(8L)を制動
    側に操作する操作手段(A)を備えるとともに、 前記操作手段(A)の制動作用を、前記旋回内側のサイ
    ドブレーキ(8R),(8L)が、後輪(3)をロック
    状態とならない程度の操作力で制動する弱制動状態と、
    後輪(3)をロック状態となるように制動するロック制
    動状態とに、変更調節自在な調節手段を備えている 作業
    車の旋回駆動構造。
  7. 【請求項7】 前記前輪増速機構(6)を、作動油が給
    排操作されることで 前記増速駆動の入り切りが行われる
    油圧操作式に構成し、 前記サイドブレーキ(8R),(8L)を制動側に操作
    可能な左右一対の油圧アクチュエータ(9R),(9
    L)を備え、 かつ、前記操作手段(A)は、前輪(5)の右又は左操
    向角が設定角以上になると、前記前輪増速機構(6)に
    作動油を給排操作して前輪増速機構(6)を増速駆動状
    態に切換操作するとともに、旋回内側のサイドブレーキ
    (8R),(8L)に対する油圧アクチュエータ(9
    R),(9L)に所定圧の作動油を供給してこれを作動
    させ、前記旋回内側のサイドブレーキ(8R),(8
    L)を制動側に操作するように構成されている請求項5
    または6記載の 作業車の旋回駆動構造。
  8. 【請求項8】 前記操作手段(A)は、前輪(5)の右
    又は左操向角が設定角以上になると、前記前輪増速機構
    (6)に作動油を給排操作して前輪増速機構(6)を増
    速駆動状態に切換操作するとともに、旋回内側のサイド
    ブレーキ(8R),(8L)に対する油圧アクチュエー
    タ(9R),(9L)に作動油を供給してこれを作動さ
    せる旋回操作弁(10)と、 前記旋回内側のサイドブレーキ(8R),(8L)に対
    する油圧アクチュエータ(9R),(9L)に供給され
    る作動油の圧力を変更調節することにより、旋回内側の
    サイドブレーキ(8R),(8L)が制動側に操作され
    る際の操作力を変更調整する調節弁(16)とを備えて
    いる請求項7記載の 作業車の旋回駆動構造。
  9. 【請求項9】 旋回操作弁(10)は、前記前輪増速機
    構(6)と前記油圧アクチュエータ(9R),(9L)
    との夫々に対する給排ポートを備えた一つの操作弁によ
    り構成されている請求項8記載の作業車の旋回駆動構
    造。
  10. 【請求項10】 前記前輪増速機構(6)を増速駆動状
    態に切換操作するために必要な作動油の圧力よりも、前
    記旋回内側のサイドブレーキ(8R),(8L)を制動
    側に操作するために必要な油圧アクチュエータ(9
    R),(9L)への作動油の圧力が高くなるように設定
    してある請求項8又は9記載の作業車の旋回駆動構造。
  11. 【請求項11】 前記旋回内側のサイドブレーキ(8
    R),(8L)に対する油圧アクチュエータ(9R),
    (9L)に供給される作動油の圧力、及び前記前輪増速
    機構(6)を増速駆動状態に切換操作する作動油の圧力
    を変更調節する調節弁(16)を、可変リリーフ弁によ
    り構成してある請求項8記載の作業車の旋回駆動構造。
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