JP2720272B2 - 天然芝生用プランター - Google Patents

天然芝生用プランター

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JP2720272B2
JP2720272B2 JP5160270A JP16027093A JP2720272B2 JP 2720272 B2 JP2720272 B2 JP 2720272B2 JP 5160270 A JP5160270 A JP 5160270A JP 16027093 A JP16027093 A JP 16027093A JP 2720272 B2 JP2720272 B2 JP 2720272B2
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JP
Japan
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wall
side wall
planter
turf
reinforcing rib
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JP5160270A
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Inventor
恭一 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GURIIN FUROA KYODOKUMIAI
Original Assignee
GURIIN FUROA KYODOKUMIAI
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プランタ−利用による
天然芝生の生産、流通、施工・管理システムにおいて、
一貫して用いられるプランタ−に関する。
【0002】
【従来技術】これまでにも、天然芝の苗育成を工場生
産、出荷、運搬に適したボックス構造とし、そのままこ
れを造成現場において埋込み敷設することにより芝層を
形成する着想は提案されている(例えば実願平1−25
897)。しかし現実には実施化されているものは殆ど
なく、その主原因としてはボックス(プランタ−)の構
造上の欠陥と、芝の育成上の問題にあると思われる。よ
り具体的に述べると、ボックスは芝の育成管理段階のみ
ならず流通段階、施工段階の諸条件、施工後の芝層の条
件にも適うものでなければならないところ、これら全て
の条件を満たす形状、構造が未だ提供されていないこ
と、他方芝については常時「すぐに使える芝生」の成育
を可能にするための研究、実績に乏しいことが挙げられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のこの
ような実情に鑑みて、特にボックス(プランタ−)に関
し、芝の育成管理はもとより運搬・取扱、敷設・交換が
容易で、しかも芝層として外観、足当たりの良好な形
状、構造を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、プラスチック製の矩形容器本体1の内
底壁2における側壁3の立上り沿いに溝4を周設し
の内側部分には一方向連続した畝状5を複数形成す
るとともにその畝面5a及び谷面5bに排水小孔6
を穿設する。そして前記内側底壁2と側壁3連結する
補強リブ7を所定間隔で設け、該補強リブ7には側面を
貫く引掛孔8を設けるとともに、その上縁は前記側壁3
より下方とし且つ水平状7aに形成するとともに、側面
を貫く引掛孔8を設け、さらに前記側壁3の内壁面を外
開きのテーパー状に、外壁面を上部を鉛直状に、中間を
外開きのテーパー状に、下部を略鉛直状に形成し、側壁
3の断面を上方肉厚、下方肉薄に形成して成る天然芝生
用プランターである。また上記構成において、側壁3の
立上り沿いに周設される溝4の側壁付根部分を肉薄段部
9に形成た天然芝生用プランターである。
【0005】
【発明の作用並びに効果】今、本発明のプランターを使
用しての天然芝生の生産、流通、施工・管理システムを
順を追って説明すると、 (イ)ハウス栽培床面に、所定空間を枠組みFして、そ
の枠内に本発明プランターを縦横に密接配列する(図
4、5)。この際、矩形容器本体1の側壁3外壁面上部
が鉛直状に形成されているので、隣接間にズレ、隙間な
く密着配設できる。特に側壁3の立上り沿いの溝4の側
壁付根部分に 薄段部9を回設した態様においては、側
壁3に弾発力を生じて密着度をより増大させる。 (ロ)各プランター内に培養土層10を矩形容器本体1
の上縁より盛り上げて形成し(これにより隣り合う境目
にも土盛りされる)、水を供給したら培養土層10の表
面に播種をしたうえ覆土し、光、水、肥料の適切供給を
図りつつ、発芽、育成を待つ(図6、7)。この際、底
壁2の連続畝状5の畝面5aと谷面5bおよびそれら
に穿設した排水小孔6により、保水保肥と排水が適切に
調整される。 (ハ)芝苗が活着して培養土の表面付近に芝層が形成さ
れたら、枠組みFを解き、芝層の隣り合う境目を刃物等
で切断して単位プランターとし(図8、9、10、1
1)、出荷待ちとする。 (ニ)さてこの状態で、所要数の単位プランターを造成
現場まで運搬し、あらかじめプランターの高さに略等し
い深さまで掘削整地した竪穴内にプランターごと密接状
態に並べていく。この際、竪穴の底部に砂層を形成して
おくと高低調整が容易であるとともに安定度を増大させ
る。 (ホ)敷設が完了したら、ローラにて転圧し、隣り合う
芝の活着層を繋ぎ、十分な散水を施して施工を完了す
る。 (ヘ)以上によって完成した芝層は、プランター内で育
成した芝の活着層(培養土層の上層部)を、矩形容器本
体1の上縁より突出させてある(即ち矩形容器本体1の
上縁が土壌中に没する状態にさせてある)とともにその
上縁付近の側壁3断面が肉厚で且つ外面が鉛直状態に隣
接するので、極めて安定した継ぎ目を形成し、自然の外
観を確保するとともに足当たりも良好である。 (ト)経時により芝層の一部に摩耗や破損を生じた場合
は、単位プランターの並設による造成であるから、摩耗
や破損を生じていない箇所のプランターとの入れ替えに
よる均らしや予備の(出荷待ちの)新規なプランターと
の交換が容易に行える。その際、内側底壁2と側壁3の
所定間隔部位に設けた補強リブ7には側面を貫く引掛孔
8を設けてあるから、この引掛孔8にフック状のものを
引掛けることによりプランターを容易に取り出すことが
できる。 (チ)プランターのみの輸送や不使用時の保管に当って
は、補強リブ7の上面が水平状7aに形成されているの
で、垂直方向に多段に積み重ねられる。
【0006】なお上記においては竪穴内への敷設の場合
を説明したが、地上に載置配列することによって緑化造
成する場合も、上記整地作業を除けばあとは同様に行な
われるものである。
【0007】以上から、本発明によれば、ゴルフ場、公
園、庭園、博覧会場、一般家庭に至るまで多方面におけ
る自然の本格的緑化を簡易に実現することができる。プ
ラスチック射出成形により量産可能であるから、経済性
をも具える。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図
【図2】縦断側面図
【図3】縦断正面図
【図4】床面に密接配設した状態の側面図
【図5】同上部分拡大縦断側面図
【図6】培養土層を形成し、播種をした、床面に密接配
設状態の縦断側面図
【図7】同上部分拡大縦断側面図
【図8】芝苗が活着して芝層が形成された、床面に密接
配設状態の縦断側面図
【図9】同上部分拡大縦断側面図
【図10】芝層の継目境を刃物等で切断して単位プラン
ターとする、床面に密接配設状態の縦断側面図
【図11】単位プランターの拡大斜視図
【符号の説明】
1 矩形容器本体 2 矩形容器本体1の内側底壁 3 矩形容器本体1の側壁 4 溝 5 畝状 5a 畝状の畝面 5b 畝状の谷面 6 排水小孔 7 補強リブ 8 引掛孔 9 肉薄段部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の矩形容器本体(1)
    側底壁(2)における側壁(3)の立上り沿いに溝
    (4)を周設しその内側部分には一方向連続した
    (5)を複数形成するとともにその畝面(5a)
    及び谷面(5b)に排水小孔(6)を穿設し、また前
    記内側底壁(2)と側壁(3)連結する補強リブ
    (7)を所定間隔で設け、該補強リブ(7)には側面を
    貫く引掛孔(8)を設けるとともに、その上縁は前記側
    壁(3)より下方とし且つ水平状(7a)に形成すると
    ともに、側面を貫く引掛孔(8)を設け、さらに前記側
    壁(3)の内壁面を外開きのテーパー状に、外壁面を上
    部を鉛直状に、中間を外開きのテーパー状に、下部を略
    鉛直状に形成し、側壁(3)の断面を上方肉厚、下方肉
    薄に形成して成る天然芝生用プランター
  2. 【請求項2】 側壁(3)の立上り沿いに周設される溝
    (4)の側壁付根部分を肉薄段部(9)に形成して成る
    請求項1の天然芝生用プランター
JP5160270A 1993-06-04 1993-06-04 天然芝生用プランター Expired - Lifetime JP2720272B2 (ja)

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JPH06343350A JPH06343350A (ja) 1994-12-20
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JP2009521958A (ja) * 2006-01-09 2009-06-11 コロンビア グリーン テクノロジーズ, インコーポレイテッド 屋上植栽植物システム(vegetationroofingsystem)

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