JP2715458B2 - 部分洗い装置 - Google Patents

部分洗い装置

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JP2715458B2
JP2715458B2 JP63207611A JP20761188A JP2715458B2 JP 2715458 B2 JP2715458 B2 JP 2715458B2 JP 63207611 A JP63207611 A JP 63207611A JP 20761188 A JP20761188 A JP 20761188A JP 2715458 B2 JP2715458 B2 JP 2715458B2
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washing device
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正訓 竹川
三治 安田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣類の袖や衿等の部分汚れを落とす部分洗
い装置に関するものである。
従来の技術 従来からカッターシャツ等の袖や衿、木綿などのくつ
下等の部分汚れは落ちにくいため、その部分をブラシ等
を用いて手洗いした後、洗濯機に投入し洗濯することが
行われていた。
そこで、袖や衿等の部分洗い部を備えたものとして、
実開昭57−1039号公報に示される洗濯機があった。
上記洗濯機の構成を第9図により説明する。洗濯機本
体の上部を覆う天板1の中央部に衣類を投入する開口部
2を設けている。また、天板1の前方側で、開口部2の
近傍には凹凸形状をなす洗濯部分4を設けている。天板
1の後方に設けた操作部5には、各種スイッチを設け、
洗濯工程等の設定を可能としていた。
そして、洗濯部分4により、カッターシャツ等の袖口
あるいは衿等や、くつ下の汚れを部分的にこすり洗いし
た後、開口部2より、カッターシャツ等を洗濯機本体内
の洗濯槽(図示せず)に投入し、操作部5のスイッチを
操作して洗濯をしていた。
しかし上記構成では衣類の部分的な汚れを洗浄部分4
にこすり洗いするという重労働を必要としていた。
そのため、本発明者らは洗浄用回転体を用いた部分洗
い装置を提案している。この構成を第6図および第7図
に示す。図に示すように、洗浄用回転体6と洗浄台7の
間に、被洗浄物としてカッターシャツの衿、くつ下等を
通し、洗浄用回転体6の回転により部分汚れを洗う装置
である。
軸受10を介して回転出力軸11に連結された洗浄用回転
体6は、回転駆動部9内の減速機構ギヤーにより、300
〜400rpmで使用する駆動構成になっている。この回転数
は、被洗浄物の布を洗浄するに必要な回転数と、万一手
が洗浄用回転体6に接触しても危険のない回転数であ
る。また、回転駆動部9の下部に取付足9aを設け、上ケ
ース12bと下ケース12aから構成される外箱12内に収納さ
れていた。この回転駆動部9は取付足9aを防振ゴム18a
を介して下ケース12bにネジ18により固着されていた。
発明が解決しようとする課題 しかし従来の構成では、回転駆動部9の減速機構ギヤ
ーの歯の噛み合いによる振動がネジ18を介して下ケース
12aに伝達されるため、外箱12全体が振動してしまい、
結果として駆動部9からの騒音を部分洗い装置外に漏ら
してしまうという課題を有していた。また、第8図に示
すように上記構成の部分洗い装置19を洗濯兼脱水槽23、
水受槽21を収納した本体22上部の化粧箱20内に収納自在
に設けると、部分洗い装置19外に漏れた音が化粧箱20内
で共鳴し、さらに騒音増大させるという課題を有してい
た。
本発明は上記課題に鑑み、低騒音化を実現する部分洗
い装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の技術的手段はモ
ータおよびその減速機構を有する回転駆動部と、この回
転駆動部の回転出力軸に連結された洗浄用回転体と、前
記回転駆動部を内部に収納した外箱とを備えた洗濯機用
部分洗い装置であって、前記洗濯機用部分洗い装置は洗
濯機上部の収納部内に取り付けるとともに、防振用多孔
質ゴムシートを介して前記回転駆動部の上面と底面を前
記外箱の内面で狭持するものである。
作 用 上記構成によれば、回転駆動部からの振動は必ず防振
用多孔質ゴムシートにより吸振された後に外箱に伝達す
るため、外箱への振動伝達を小さくできる。特に、回転
駆動部がビスを用いず外箱に固定しているため、回転駆
動部からの振動は全て防振用多孔質ゴムシートで防振す
ることになり、吸振効果を従来に比し大幅に高めたもの
である。
実施例 以下、本発明の第1の実施例を第1図および第2図に
より説明する。図において、回転駆動部9の減速機構18
はギヤーケース19、モータ8の回転軸に取り付けたピニ
オンギヤー15と噛合するオヤコギヤー16およびギヤー17
により構成されており、その回転出力軸11に伝達され
る。回転出力軸11に伝達された力により、洗浄用回転体
6が回転運動をし、この洗浄用回転体6と洗浄台7間の
被洗浄物を洗浄する。また、回転駆動部9のギヤーケー
ス19の上面および底面には、発泡性の多孔質ゴムシート
14a,bを設置し、外箱12の下ケース12a底面および上ケー
ス12b内面で挾持し、かつ回転出力軸6の軸受部10をリ
ング状の発泡性の多孔質ゴムシート13で覆い、外箱の下
ケース12aおよび上ケース12bのリブ12cで上下方向から
軸受部10を挾持し、加わる力に応じて、ギヤーケース1
9、または軸支部が変位できるような自由度を与える弾
性支持構造にしたものである。なお、上記多孔質ゴムシ
ートのゴム硬度は10〜40度のものである。
上記構成により、発泡性の多孔質ゴムシート14a,14b
で回転駆動部9を外箱12の下ケース12aの内底面と、そ
の外箱12の上ケース12bの内面で弾性的に防振挾持し、
かつ回転出力軸11の軸支部10においても発泡性の多孔質
ゴムシート13を用い、外箱12に形設されたリブ12cで弾
性的に防振挾持する構造としているため、第1図に示す
ように、洗浄用回転体6イ側を矢印A方向に引き上げら
れた場合でも回転駆動部9のロ側で矢印B方向に力が作
用する。この場合、回転駆動部9が発泡性の多孔質ゴム
シート14a,14bに弾性支持されているので、回転駆動部
9のギヤーケース自体が変位するだけで、さらに軸受部
10も多孔質ゴムシート13にて支えられているためこの部
分に加わる力を逃がすことができ、回転数の低下を防止
できる。よって、回転駆動部9に作用する力や振動は緩
和され、本体外箱12に振動が伝わらない。
次に、本発明の第2実施例を第3図により説明する。
図に示すように、回転駆動部9の底面全面に発泡性の多
孔質ゴムシート14aを設け、上部においては、振動しや
すい面となる中央部は避け剛性の高い両端角部のみ、発
泡性の多孔質ゴムシート14bを設け、外箱12の内面で弾
性支持したもので、回転駆動部9の振動について、受け
面を少なくさせることで音の伝達経路を少なくし、騒音
をより一層低下させるものである。
次に、上記実施例の騒音テストの結果について説明す
る。
この測定条件は、暗騒音27dBの防音室において、ブリ
エル&ケーア社の騒音計を使用している。具体的には第
8図に示すように部分洗い装置20を全自動洗たく機24に
収納し、蓋21を開けた状態で洗たく機本体中央部から1m
離れた位置にてAスケールのフィルタを騒音計25に掛け
た状態で測定した。
上記騒音テストの結果を第9図に示す。
無負荷音は、洗浄用回転体のみ回転している状態を示
す。負荷時としては木綿くつ下を洗浄している音を測定
したものである。図から明らかなように、従来例に対し
て本発明は、無負荷騒音で従来例に比べ7dBも騒音値を
小さくすることができ、騒音低減を実現することがで
き、負荷時においても従来例の無負荷時より低騒音化が
実現できた(使用多孔質ゴムシートは材質:カロロプレ
ーンゴム、比重0.26、発泡倍率5倍、ゴム硬度18±5
を使用した場合である)。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、
洗浄用回転体に負荷が加わった場合、または回転出力軸
になんらかの応力が加わった場合でも、回転駆動部をネ
ジ等で固着せず多孔質ゴムシートにて、外箱内で弾性支
持することにより、減速機構の歯の噛合い音の振動を多
孔質ゴムシートで効果的に吸収し、外箱への振動を軽減
し、低騒音化を可能とするものである。そして洗濯機の
収納部内で共鳴することも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す部分洗い装置の断
面、第2図は同要部分解斜視図、第3図は本発明の第2
実施例を示す部分洗い装置の要部斜視図、第4図は騒音
測定を示す概略図、第5図は騒音テストの結果を示す
図、第6図は本発明者らが提案している部分洗い装置の
断面図、第7図は同一部破断斜視図、第8図は同装置付
き全自動洗濯機の要部断面図、第9図は従来の部分洗い
装置付洗濯機の平面図である。 6……洗浄用回転体、7……洗浄台、8……モータ、9
……回転駆動部、10……軸受部、11……回転出力軸、12
……外箱、13,14a,14b……多孔質ゴムシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−133067(JP,U) 実開 昭58−121157(JP,U) 実開 昭51−5909(JP,U) 実公 昭43−17352(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータおよびその減速機構を有する回転駆
    動部と、この回転駆動部の回転出力軸に連結された洗浄
    用回転体と、前記回転駆動部を内部に収納した外箱とを
    備えた洗濯機用部分洗い装置であって、前記洗濯機用部
    分洗い装置は洗濯機上部の収納部内に取り付けるととも
    に、防振用多孔質ゴムシートを介して前記回転駆動部の
    上面と底面を前記外箱の内面で狭持する洗濯機用部分洗
    い装置。
JP63207611A 1988-08-22 1988-08-22 部分洗い装置 Expired - Lifetime JP2715458B2 (ja)

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JPH0255093A JPH0255093A (ja) 1990-02-23
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JP2601398B2 (ja) * 1993-06-03 1997-04-16 愛知計装株式会社 低温物体の非接触高速温度測定方法及び装置
TW457137B (en) * 1999-04-28 2001-10-01 Sharp Kk Washer having a partial washing apparatus

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