JP2712104B2 - プレスブレーキ - Google Patents

プレスブレーキ

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JP2712104B2
JP2712104B2 JP63294947A JP29494788A JP2712104B2 JP 2712104 B2 JP2712104 B2 JP 2712104B2 JP 63294947 A JP63294947 A JP 63294947A JP 29494788 A JP29494788 A JP 29494788A JP 2712104 B2 JP2712104 B2 JP 2712104B2
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直臣 宮川
千代秋 吉田
一幸 戸田
幸保 中村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0272Deflection compensating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/006Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves combined with measuring of bends

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a).産業上の利用分野 本発明は、折り曲げ加工したワークの曲げ角度を、人
手を介することなく効率よく補正することが出来る、プ
レスブレーキに関する。
(b).従来の技術 従来、プレスブレーキにおいて、ワークを折り曲げ加
工するには、加工すべきワークを、下金型と上金型の間
に挿入する。次に、その状態で加工に必要なデータ(例
えば、ワークの材質、板厚、曲げ角度、曲げ幅等)を、
該プレスブレーキの数値制御装置に入力する。すると、
数値制御装置は、上金型をワークに向けて降下させて、
該ワークを上金型と下金型の間に挾さみつける形で所定
の折り曲げ加工を行なう。
こうして、ワークが折り曲げ加工されたところで、ワ
ークを一旦プレスブレーキから取外す。次に、取り外し
たワークの折り曲げ部分が、設定した折り曲げ角度とな
っているか否かを、曲げ角度計測装置を用いて、該ワー
クの任意の位置(例えば、ワークの両端部及び中央部)
において計測する。そして、計測した曲げ角度が、設定
値と異なる場合には、作業者は、計測値が設定値となる
ように補正していた。
(c).発明が解決しようとする問題点 しかし、こうした補正作業は、作業者の経験に頼ると
ころが多いため、作業者が熟練していない場合には、適
正な補正量を一度で決定するのが困難であり、該作業に
手間と時間が掛かる不都合があった。
本発明は、上記事情に鑑み、折り曲げ加工したワーク
の曲げ角度を、人手を介することなく効率よく補正する
ことが出来る、プレスブレーキを提供することを目的と
する。
(d).問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、ワークの折り曲げ角度(θ)を計測
する曲げ角度計測装置(61)を設けると共に、下金型
(6)をクラウニングするクラウニング装置(7)を設
け、また、前記曲げ角度計測装置(61)を用いて求めた
折り曲げ角度(θ)に基づき、ワーク(25)の所定位置
(P1、P2、P3)におけるデプス追い込み量(d1、d2
d3)を求める折り曲げ形状演算部(95)を設け、また、
前記折り曲げ形状演算部(95)において求めたデペス追
い込み量(d1、d2、d3)に基づきクラウニング量を求め
るクラウニング補正演算部(97)及びデプス補正値(d1
−y1)を求めるデプス補正演算部(100)を設け、更
に、前記前記折り曲げ形状演算部(95)において求めた
デプス追い込み量(d1、d2、d3)及び前記デプス補正演
算部(100)において求めたデプス補正値(d1−y1)に
基づき左右バランス補正値(ΔDL、ΔDR)を求める左右
バランス補正演算部(102)を設けて構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素
を示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上
の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「(e).作用」の欄についても同様である。
(e).作用 上記した構成により、折り曲げ加工したワーク(25)
を下金型(6)と上金型(86)の間に挿入した状態で、
該ワーク(25)の折り曲げ角度(θ)を曲げ角度計測装
置(61)によって計測し、計測した折り曲げ角度(θ)
に基づき、折り曲げ形状演算部(95)によってワーク
(25)の所定位置(P1、P2、P3)におけるデプス追い込
み量(d1、d2、d3)を求める。そして、クラウニング補
正演算部(97)によりクラウニング量を求め、更に、デ
プス補正演算部(100)によりデプス補正値を求め、更
に、左右バランス補正演算部(102)を用いて、左右バ
ランス補正値を求め、それ等求めた補正値に基づいてワ
ークを加工するように作用する。
(f).実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明によるプレスブレーキの要部を示す
図、 第2図は第1図に示すプレスブレーキの下型部の一例
を示す図、 第3図は第2図に示すプレスブレーキの下型部と曲げ
角度計測装置との位置関係を示す図、 第4図は第2図に示す下型部の下金型の一例を示す
図、 第5図は第1図に示すプレスブレーキを用いて加工さ
れるワークの一例を示す図、 第6図は第1図に示すプレスブレーキを用いてワーク
を曲げ加工した後、曲げ角度計測装置を用いて該ワーク
の曲げ角度を計測する様子を示す図、 第7図は第1図に示すプレスブレーキの数値制御装置
の一例を示す図、 第8図は第1図に示すプレスブレーキのクラウニング
装置を用いて、下金型を上金型に向けて左右対称に出っ
張らせた状態でワークを折り曲げ加工する様子を示す
図、 第9図は第1図に示すプレスブレーキを用いて折り曲
げ加工したワークのデプス追い込み量を示す図、 第10図は第8図に示す下金型の所定の計測位置におけ
る撓み量を示す図、 第11図は第1図に示すプレスブレーキを用いて折り曲
げ加工されたワークの所定の計測位置における、デプス
追い込み量を示す図、 第12図は第1図に示すプレスブレーキを用いて曲げ加
工されるワークの、所定の計測位置における左右バラン
ス補正値を示す図である。
プレスブレーキ1は、第1図に示すように、下部フレ
ーム1Aを有しており、下部フレーム1Aの上部には装着面
1bが形成されている。装着面1bには下型部2が装着され
ており、下型部2は、第2図に示すように、本体3、下
金型支持部材5及び下金型6等から構成されている。即
ち、第2図に示す装着面1bには、本体3が水平方向であ
る矢印A、B方向に伸設されており、本体3の図中左右
の端部には、金型支持部3a、3bが相対向する形で形成さ
れている。
第2図に示す本体3の金型支持部3a、3b間には、下金
型支持部材5が装着されており、金型支持部3aには、該
下金型支持部材5の図中左方の端部5aが、支持ピン3g等
を介して枢着されている。また、下金型支持部材5の図
中右方の端部5bには、長穴5cが、その長手方向を矢印
A、B方向と平行にする形で穿設されており、長穴5cに
は、金型支持部3bに設けられた支持ピン3hが、摺動自在
な形で嵌入している。更に、下金型支持部材5の上側面
5eには、第3図に示すように、支持溝5fが矢印A、B方
向に伸延する形で穿設されており、支持溝5fには、下金
型6を構成する複数個の単位下金型6Aが、所定の間隔L2
をもって設置されている。
各単位下金型6Aは、第4図に示すように、それぞれ矢
印A、B方向の長さをL1とする形で形成されており、隣
接する単位下金型6A、6Aの各端部6d、6e間には、それぞ
れ測定間隙MCが形成されている。また、各端部6d、6eに
は、それぞれ切欠き部6f、6fが、深さL3だけ単位下金型
6A内部に凹む形で設けられており、更に各単位下金型6A
の上面6bには、それぞれ第6図に示すように、角度θ′
のV溝6cが形成されている。
ところで、下型部2には、第2図に示すように、クラ
ウニング装置7が設けられており、クラウニング装置7
は、押圧係合機構9及び押圧駆動機構11等を有してい
る。押圧係合機構9は、押圧係合体9A及び押圧ブロック
12等から構成されており、押圧係合体9Aは、下金型支持
部材5の図中下側面5dに、複数個(本実施例においては
5個)の楔部材10を矢印A、B方向に直列に接続するこ
とにより形成されている。第2図に示す各楔部材10の図
中下面には、それぞれ係合斜面10aが、矢印A、B方向
に対して図中右斜め下方に所定角度αだけ傾く形で形成
されており、押圧係合体9Aには、係合面9bが、各楔部材
10の係合斜面10aを連絡する形で形成されている。
また、下型部2の本体3の底面3cには、第2図に示す
ように、複数個(本実施例においては5個)の押圧ブロ
ック12が、それぞれ対となる楔部材10に対して、矢印
A、B方向に移動し得る形で設けられており、各押圧ブ
ロック12の上部には、それぞれ係合斜面12aが、矢印
A、B方向に対して図中右斜め下方に所定角度αだけ傾
く形で形成されている。なお、各係合斜面12aは、それ
ぞれ対となる楔部材10の係合斜面10aと摺動自在な形で
当接している。
更に、第2図に示す各押圧ブロック12には、それぞれ
段付き穴12bが、互いに整合する形で矢印A、B方向に
貫通穿設されており、また各押圧ブロック12には、それ
ぞれクランプ穴17が図中紙面と直角方向に貫通穿設され
ている。なお、下型部2の本体3の側面3dには、複数個
のクランプ穴3eが、前述したクランプ穴17に対応し得る
形で矢印A、B方向に所定の間隔で設けられている。な
お、各押圧ブロック12には、それぞれソレノイド26が、
クランプ穴3eに整合し得る形で設けられており、各ソレ
ノイド26には、それぞれクランプピン22が、クランプ穴
17を介して、図中紙面と直角の方向に突出後退駆動自在
な形で設けられている。
また、押圧係合機構9には、第2図に示すように、押
圧駆動機構11が接続しており、押圧駆動機構11は、押圧
棒13及び駆動モータ19等を有している。即ち、下型部2
には、押圧棒13が、各押圧ブロック12の段付き穴12bを
介して矢印A、B方向に移動自在な形で設けられてお
り、押圧棒13には、複数個のストッパ15が矢印A、B方
向に所定の間隔で設けられている。各ストッパ15と各押
圧ブロック12の段付き穴12bとの間には、スプリング16
が、押圧棒13の周囲を囲む形で設けられており、また押
圧棒13の図中右端部には、駆動モータ19が運動変換装置
20を介して接続されている。駆動モータ19には、ロータ
リーエンコーダ19aが接続されており、また駆動モータ1
9及びロータリーエンコーダ19aには、後述する第7図に
示すクラウニング装置駆動制御部96が接続している。
ところで、下型部2の本体3の側面3jには、第3図に
示すように、ガイドレール60が、矢印A、B方向に伸延
する形で設けられており、ガイドレール60には、複数個
(本実施例においては3個)の曲げ角度計測装置61が、
互いに独立して矢印A、B方向に移動し得る形で装着さ
れている。各曲げ角度計測装置61は、それぞれ本体62を
有しており、各本体62には、それぞれアーム支持部63
が、図中上下方向である矢印C、D方向に移動駆動自在
に設けられている。アーム支持部63には、アーム65が、
矢印E、F方向に突出後退駆動自在に設けられており、
アーム65の先端部65aには、第6図に示すように、プロ
ーブ部66が設けられている。
第6図に示すプローブ部66は、L字形に形成された4
個のプローブ67、69、70、71等を有しており、アーム65
の先端部65aの図中上部には、プローブ67が、後述する
プローブ69に対して矢印C、D方向に移動駆動自在な形
で設けられている。プローブ67の先端部には、ワーク接
触部67aが、矢印C方向に突出する形で形成されてお
り、また、プローブ67の図中下方には、該プローブ67と
対になるプローブ69が、矢印C、D方向に移動自在な形
で設けられている。プローブ69の先端部には、ワーク接
触部69aが、矢印C方向に突出し、かつプローブ67のワ
ーク接触部67aよりも、矢印E方向に設定距離H2だけ突
出する形で形成されており、更に、プローブ69の図中下
方には、プローブ70が、後述するプローブ71に対して矢
印C、D方向に移動駆動自在な形で設けられている。
プローブ70の先端部には、ワーク接触部70aが、矢印
C方向に突出し、かつプローブ69のワーク接触部69aよ
りも矢印E方向に所定距離だけ突出する形で形成されて
おり、更に、プローブ70の図中下方には、該プローブ70
と対になるプローブ71が設けられている。プローブ71の
先端部には、ワーク接触部71aが、矢印C方向に突出
し、かつプローブ70のワーク接触部70aよりも矢印E方
向に設定距離H1だけ突出する形で形成されており、更
に、これ等プローブ67、70は、それぞれ図示しないスプ
リング等の弾性手段を介して、矢印C方向に付勢されて
いる。
また、第6図に示すプローブ部66には、プローブ変位
検出部72が接続しており、プローブ変位検出部72は、2
個の差動トランス73a、73b及び検出制御部75等を有して
いる。即ち、プローブ部66のプローブ67、69及びプロー
ブ70、71には、それぞれ差動トランス73a、73bが接続し
ており、差動トランス73a、73bには、それぞれ検出制御
部75を構成する変位計76a、76bが接続している。変位計
76a、76bには、それぞれ検出制御部75を構成するパルス
発生器77a、77bが接続しており、パルス発生器77a、77b
は、後述する第7図に示す折り曲げ形状演算部95に接続
している。
一方、第1図に示す下型部2の図中上方には、上型部
81が設けられており、上型部81は、上部フレーム1B、駆
動シリンダ82、83、ラム85、及び上金型86等を有してい
る。即ち、上部フレーム1Bには、2個の駆動シリンダ8
2、83が、矢印A、B方向に所定距離だけ離れる形で設
けられており、駆動シリンダ82、83には、それぞれロッ
ド82a、83aが、矢印C、D方向に移動自在な形で設けら
れている。なお、駆動シリンダ82、83には、それぞれ各
ロッド82a、83aの矢印C、D方向の移動ストロークを調
整し得る移動量調整装置(図示せず)が接続されてお
り、移動量調整装置には、後述する第7図に示す上金型
駆動制御部101が接続している。更に、駆動シリンダ8
2、83間には、ラム85が、その左右両端部をロッド82a、
83aによって支持される形で設けられており、ラム85の
図中下端部には、上金型86が装着されている。
更に、プレスブレーキ1は、第7図に示すように、数
値制御装置89を有しており、数値制御装置89は主制御部
90を有している。主制御部90には、バス線91を介して、
キーボード92、ディスプレイ93、折り曲げ形状演算部9
5、クラウニング装置駆動制御部96、クラウニング補正
演算部97、曲げ角度計測制御部99、デプス補正演算部10
0、上金型駆動制御部101、左右バランス補正演算部10
2、加工データメモリ103等が接続している。
プレスブレーキ1は、以上のような構成を有するの
で、このプレスプレーキ1を用いて、第5図に示す板厚
tのワーク25を所定角度に折り曲げ加工するには、ワー
ク25を、その折り曲げ部分25aを第2図に示す下金型6
上に位置決めする形で、該下金型6と上金型86の間に挿
入支持する。次に、作業者は、ワーク25の材質、板厚
t、設定曲げ角度θ、曲げ幅L等の加工データDAT
を、第7図に示すキーボード92を介して加工データメモ
リ103に格納する。そして、更に、作業者は、キーボー
ド92を介して加工開始指令D1を主制御部90に出力する。
すると、主制御部90は、これを受けて、第7図に示す
上金型駆動制御部101に、第1図に示す上金型86を矢印
D方向に所定距離だけ降下させるように指令する。上金
型駆動制御部101は、これを受けて、図示しない移動量
調整装置を介して駆動シリンダ82、83を同期的に駆動し
て、各ロッド82a、83aを、それぞれ所定距離S1、S2(=
S1)だけ矢印D方向に突出させる。すると、ラム85は、
上金型86と共に、ロッド82a、83aによって下方に押され
る形で、図中想像線で示す位置から矢印D方向に降下し
て、上金型86の先端部86aがワーク25と当接し、更に、
その状態でD方向に降下して、該ワーク25を所定の加圧
力をもって下金型6のV溝6cに押し付ける。その結果、
ワーク25はV字形に折り曲げられる。
こうして、ワーク25が折り曲げ加工されたところで、
該ワーク25を下金型6と上金型86との間から取り出すこ
となく、第3図に示す複数個の曲げ角度計測装置61を用
いて、第5図に示すワーク25の各計測部位25h、25i、25
jにおける角度θ、θ、θを計測する。即ち、折
り曲げ加工終了後、第7図に示す主制御部90は、まず上
金型駆動制御部101に、第6図に示す上金型86を待機位
置WP1に位置決めして、ワーク25と下金型6との押圧関
係を解除するように指令する。すると、上金型駆動制御
部101は、第1図に示す駆動シリンダ82、83を駆動し
て、それぞれのロッド82a、82aを、それぞれ所定距離だ
け矢印C方向に後退させる。すると、ラム85は、上金型
86と共に、ロッド82a、83aによって図中上方に引っ張ら
れる形で、上金型86の先端部86aを、第5図に示すワー
ク25の折り曲げ部分25aに当接させた状態で矢印C方向
に所定距離だけ上昇して、上金型86の先端部86aは第6
図に示す待機位置WP1に位置決めされる。
なお、この層ワーク25の折り曲げ部分25aより図中右
側の部分25eは、折り曲げ部分25aより左側の部分25fよ
りも重いので、ワーク25全体は、該右側部分25eの自重
によって矢印G方向に付勢される形で、上金型86の先端
部86a及びV溝6cの右方の上縁部6gに支持されつつ、矢
印G方向に回転してV溝6cから離れる。すると、ワーク
25はスプリングバックして、その曲げ角度θは、上金型
86によって下金型6のV溝6cに押し付けられていたとき
の角度(即ち、V溝6cの角度θ′)より大きくなる。
次に、第7図に示す主制御部90は、曲げ角度計測制御
部99に、第3図に示すワーク計測位置P1、P2、P3に対応
する第5図に示すワーク25の折り曲げ部分(即ち、計測
部位25h、25i、25j)の曲げ角度θ、θ、θを測
定するように指令する。曲げ角度計測制御部99は、これ
を受けて、第3図に示す各曲げ角度計測装置61を駆動し
て、そのアーム支持部63を、それぞれアーム65と共に適
宜矢印C、D方向に移動させ、更に各アーム65を、それ
ぞれ第6図に示すプローブ部66と共に矢印E方向に突出
させる。すると、各アーム65の先端部65a及びプローブ
部66等が、それぞれ測定間隙MCに挿入されて、該プロー
ブ66が、計測すべきワーク25の計測部位25h、25i、25j
の下方に位置決めされる。なお、この際、各測定間隙MC
は、第4図に示すように、切欠き部7、7によって横幅
がL4(=L2+2・L3)と拡げられており、横幅L4は、第
3図に示すアーム65の矢印A、B方向の幅L5よりも大き
いので、アーム65等が下金型6等と衝突してしまうよう
なことはない。
次に、第7図に示す曲げ角度計測制御部99は、第3図
に示す各曲げ角度計測装置61のアーム支持部63を、それ
ぞれのアーム65と共に矢印C方向に上昇させる。する
と、第6図に示す各アーム65の先端部65aに設けられた
プローブ部66も、第6図矢印C方向に上昇して、それぞ
れのプローブ67、69の各ワーク接触部67a、69aが、第6
図に示すワーク25の各計測部位25h、25i、25jにおける
右側部分25eと当接し、更に右側部分25eを所定の圧力を
もって矢印C方向に押圧する。また、プローブ70、71の
各ワーク接触部70a、71aが、ワーク25の各計測部位25
h、25i、25jにおける左側部分25fと当接し、更に該部分
25fを所定の圧力で矢印C方向に押圧する。
なお、この際、ワーク25は、第6図に示すように、上
金型86の先端部86a及び下金型6のV溝6cの右方の上縁
部6gによって支持されているので、各曲げ角度計測装置
61のプローブ67等がワーク25を矢印C方向に押圧して
も、該ワーク25が矢印C、D方向等に移動して、下金型
6から、ずり落ちてしまうようなことはない。
こうして、各曲げ角度計測装置61のプローブ部66が、
第6図に示すワーク25の計測部位25h、25i、25jに当接
したところで、第7図に示す曲げ角度計測制御部99は、
第6図に示すプローブ変位検出部72を差動させる。する
と、各プローブ変位検出部72の差動トランス73aは、そ
れぞれプローブ67、69の各ワーク接触部67a、69aの矢印
C、D方向の相対的変位に応じた電圧V1を、変位計76a
に出力する。また、各プローブ変位検出部72の差動トラ
ンス73bは、それぞれプローブ70、71の矢印C、D方向
の相対的変位に応じた電圧V2を変位計76bに出力する。
すると、各変位計76a、76bは、それぞれ電圧V1、V2に応
じた変位量(即ち、第6図に示す距離D2、D1に相当する
変位量)を演算して求める。そして、更に各変位計76
a、76bは、それぞれパルス発生器77a、77bを介して、求
めた変位量に応じたパルスPS1、PS2を、第7図に示す折
り曲げ形状演算部93に出力する。折り曲げ形状演算部95
は、これを受けて、第5図に示すワーク25の計測部位25
h、25i、25jにおける各曲げ角度θ、θ、θを次
式より求める。
θ=θ1+θ2=arctan(H1/D1) +arctan(H2/D2)+ε … (ここで、θ1、θ2は、第6図に示す下金型6の中心
CLとワーク25の左側部分25f及び下金型6の中心CLとワ
ーク25の右側部分25eとの間のなす角度である。また、H
1、H2は、プローブ70、71の各ワーク接触部70a、71a及
びプローブ67、69の各ワーク接触部67a,69aの矢印E、
F方向の各設定距離である。更に、εは補正値であ
る。) こうして求められた曲げ角度θ、θ、θは、第
7図に示す折り曲げ形状演算部95から、加工データメモ
リ103に出力されて、該メモリ103内に格納される。な
お、求めた曲げ角度θ1、θが、以下に述べるよ
うに設定値θと異なる場合には、角度θ等が設定値
θとなるように、補正する作業を行なう。
例えば、ワーク25の板厚tが大きい場合等には、該ワ
ーク25を折り曲げる際の加圧力により、第8図に示すよ
うに、ワーク25の加圧時に上金型86は上方に凹む形で撓
む。すると、第5図に示すワーク25の計測部位25iは、
他の計測部位25h、25jに比べて、該上金型86によって下
金型6に十分押し付けることが出来ず曲げが緩くなる。
そのため、ワーク25の計測部位25iの曲げ角度θは、
他の計測部位25h、25jの曲げ角度θ、θに比べて大
きくなる。
そこで、第7図に示す数値制御装置89は、ワーク25の
曲げ角度θ、θ、θの全てが、設定値θと等し
くなるように、後述するクラウニング補正、デプス補正
及び左右バランス補正を順次行なう。即ち、数値制御装
置89の主制御部90は、まずワーク25の計測部位25h、25
i、25jにおける第9図に示すデプス量ΔD1、ΔD2、ΔD3
を求めるように、デプス量演算指令D5を折り曲げ形状演
算部95に出力する。ここで、デプス量ΔDとは、折り曲
げ加工済みのワーク25を、第9図に示すように、その折
り曲げ部分25aを下金型6の中心CLに位置決めする形
で、該下金型6の上縁部6h、6gによって支持した場合
の、下金型6の上面6bとワーク25の折り曲げ部分25aと
の間の矢印C、D方向の距離である。
第7図に示す折り曲げ形状演算部95は、デプス量演算
指令D5を受けて、第9図に示す下金型6のV溝6cと図中
想像線で示すワーク25との位置関係及び前述した曲げ角
度θ、θ、θに基づき、各デプス量ΔD1、ΔD2
ΔD3を求める。即ち、 ΔD1=(V/2)・1/tan(θ1/2) …… ΔD2=(V/2)・1/tan(θ2/2) …… ΔD3=(V/2)・1/tin(θ3/2) …… (ここで、Vは下金型6のV溝6cの上縁部6g、6h間の矢
印A、B方向の距離である。) 更に、第7図に示す折り曲げ形状演算部95は、求めた
ΔD1、ΔD2、ΔD3を、クラウニング補正演算部97に出力
する。すると、クラウニング補正演算部97は、求めた各
デプス量ΔD1、ΔD2、ΔD3から、ワーク25の設定角度θ
に対応するデプス量ΔD0を引いた値、即ちデプス追い
込み量d1、d2、d3を求める。即ち、 d1=ΔD1−ΔD0 =(V/2)・{1/tan(θ1/2)−1/tan(θ0/2)} …… d2=ΔD2−ΔD0 =(V/2)・{1/tan(θ1/2)−1/tan(θ0/2)} …… d3=ΔD3−ΔD0 =(V/2)・{1/tan(θ1/2)−1/tan(θ0/2)} …… こうして、各デプス追い込み量d1、d2、d3が求められ
たところで、第11図に示すワーク25の基準点SPから矢印
B方向に行くに連れて、デプス追い込み量の値がd1から
d3へ直接的に変化した場合に、計測位置P2において更に
必要な追い込み量、即ちクラウニング補正によって補正
すべき量を求める(なお、クラウニングとは、下金型6
を上金型86に向けて出っ張らせる形で撓ませることを意
味する。)。そのため、第7図に示す主制御部90は、デ
プス補正演算部100に、第11図に示すクラウニング補正
量Δdcを求めるように指令する。ここで、クラウニング
補正量Δdcとは、第11図に知すワーク25の計測位置P1、
P3間のデプス追い込み量dが直線的に変化するとした場
合の、計測位置P2における仮想デプス追い込み量d2
と、折り曲げ形状演算部95で求めた該計測位置P2におけ
るデプス追い込み量d2との偏差を意味する。
ここで、第11図に示すワーク25の計測位置P1、P3にお
ける各デプス追い込み量d1、d3及び計測位置P2における
仮想デプス追い込み量d2′と、該計測位置P1、P2、P3の
基準点SPからの距離、即ち、l1、(l1+l2)、(l1+l2
+l3)より、 (d3−d1):(l2+l3)=(d2′−d1):l2 =Δdc1:l2 (ただし、Δdc1=(d2′−d1)) 上式を変形して、 Δdc1={l2(d3−d1)}/(l2+l3) が成立する。従って、クラウニング補正量Δdcは、 Δdc=d2−Δdc1−d1 =d2−{l2・(d3−d1)/(l2+l3)}−d1 となる。
次に、加工に際して生じる下金型6の矢印C、D方向
の変位量yを、各計測位置P1、P2、P3において求める。
即ち、プレス動作における分布荷重をw、縦弾性係数を
E、下金型の断面2次モーメントをI、ワークの曲げ幅
をLとすれば、各位値の変位量は次式で与えられる。即
ち、 y1={w/(24・E・I)}・l1・(l1 3−2・L・ l1 2+L3) y2={w/(24・E・I)}・(l1+l2)・{(l1 +l2−2・L・(l1+l2+L3)} y3={w/(24・E・I)}・(l1+l2+l3)・ {(l1+l2+l3−2・L・(l1+l2+l3 +L3)} そこで、位置P2において、変位が仮りに、位置P1とP3
間でy1からy3に直接的に変化したと仮定した際の変位量
をy2′とすると、実際の位置P2における変位量y2との偏
差をクラウニング量Δycとして採用すれば、クラウニン
グ量Δycとクラウニング補正量Δdcが対応する。即ち、
第10図において、 Δyc=y2−y2′ また、 (y2′−y1):(y3−y1)=l2:(l2+l3) y2′−y1={l2・(y3−y1)}/(l2+l3) ∴y2′={l2・(y3−y1)}/(l2+l3)+y1 上式に代入して、 Δyc=y2−y2′ =y2−{l2・(y3−y1)}/(l2+l3)−y1 となる。
そこで、上式よりΔdc=Δycとなるような分布荷重w
を求める。該分布荷重wは、クラウニング装置2の、第
2図に示す押圧ブロック12の矢印A、B方向の移動量lc
に比例するので、該移動量lc=K・w(ただし、Kは比
例定数)をクラウニング補正値とする。
こうして、クラウニング補正値lcが求められたところ
で、第7図に示す主制御部90は、クラウニング装置駆動
制御部96にクラウニング補正指令を出力する。これを受
けて、クラウニング装置駆動制御部96は、第8図に示す
駆動モータ19を矢印F方向に所定量だけ回転駆動する。
すると、駆動モータ19は、運動変換装置20を介して、駆
動モータ19の回転量に応じた距離だけ押圧棒13を矢印B
方向に引っ張る。すると、押圧棒13は、各ストッパ15を
介して各スプリング16を縮めつつ、各押圧ブロック12の
段付き穴12b内を矢印B方向にクラウニング補正値lcだ
け移動する。なお、この際、駆動モータ19の回転量はロ
ータリーエンコーダ19aによって測定され、測定された
回転量に基づき、押圧棒13の移動距離は検出されている
ので、押圧棒13を正確に予め設定した距離だけ移動させ
ることが出来る。
こうして、押圧棒13が、各スプニリング16を縮めつつ
第8図矢印B方向に所定距離だけ移動すると、各押圧ブ
ロック12は、それぞれスプリング16の弾性力によって矢
印B方向に押されて、その係合斜面12aを各楔部材10の
係合斜面10aと摺接させつつ、所定の位置X1、X2、X3、X
4、X5から矢印B方向に所定距離だけ移動する。する
と、各係合斜面10aには、矢印A、B方向に対して図中
右斜め下方に傾斜しているので、各楔部材10には、それ
ぞれ係合斜面10aを介して押圧ブロック12から上向きの
押圧力が作用する。すると、下金型支持部材5は、各楔
部材10を介して上方に押されて、第8図に示すように、
図中上方に向けて出っ張る形で撓む。このため、下金型
6の上面6bも、第10図に示すように、図中上方に向けて
出っ張る形で撓み、クラウニングされる。
なお、こうして下金型6がクラウニングされた状態で
ワーク25を折り曲げ加工すると、第11図に示すワーク25
の計測位置P2においてΔdc分だけクラウニングによりワ
ークの折り曲げ深さが深く修正され、位置P1、P3におけ
る追い込み量が正しく設定されれば、ワーク25の加工は
適正に行なうことが可能となる。それには、次のデプス
補正を行なって、まず位置P1におけるデプス量がΔD0
なるように補正する動作を行なう。即ち、位置P1におけ
るデプス追い込み量は、下金型6によるクラウニングに
より(d1−y1)となる。次に、第7図に示す主制御部90
は、デプス補正演算部100に下金型6のクラウニングを
加味した形でのデプス補正をするように指令する。する
と、デプス補正演算部100は、第11図に示すワーク25の
計測位置P1におけるデプス量が設定値ΔD0となるような
デプス補正値、即ち、(d1−y1)を求め、上金型駆動制
御部101に出力する。上金型駆動制御部101は、これを受
けて、ワーク25の加工時に、位置P1においてデプス量が
設定値ΔD0となるように、第1図に示す駆動シリンダ8
2、83のロッド82a、83aの矢印D方向の移動ストロークS
1を、デプス補正値(d1−y1)だけ長くなるように調整
する。なお、このようにデプス補正をした状態でワーク
25を折り曲げ加工すると、位置P1では適正なデプス量Δ
D0を得ることができるものの、位置P3のデプス量はΔD0
とはならない。そこで、位置P3において適正なデプス量
ΔD0を得るためには計測位置P3において、{(d3−y3
−(d1−y1)}に相当する分だけのデプス追い込み量が
更に必要となる。
そこで、第7図に示す主制御部90は、位置P3における
デプス量をΔD0とするために、左右バランス補正演算部
102に、左右バランス補正値を求めるように指令する。
左右バランス補正演算部102は、これを受けて、折り曲
げ加工時に、第1図に示すワーク25が計測位置P3におい
て矢印D方向にデプス追い込み量{(d3−y3)−(d1
y1)}だけ変位するように、上金型86の姿勢を調整す
る。ここで、クラウニング補正、デプス補正後の計測位
置P1、P3におけるデプス追い込み量に基づき、第12図に
示すように、次式が成立する。
ΔDR:(l2+l3+l4) =[(d3−y3)−(d1−y1)]:(l2+l3) 従って、 ΔDR:(l2+l3+l4)・{(d3−y3) −(d1−y1)}/(l2+l3) ΔDL:l1={(d3−y3)+(d1−y1)} :(l2+l3) 従って、 ΔDR=l1{(d3−y3)−(d1−y1)} /(l2+l3) ここで、ΔDLは、第1図に示すワーク25の基準位置SP
におけるデプス追い込み量、ΔDRは基準位置SPより矢印
B方向に距離Lだけ離れた位置における、デプス追い込
み量である。
なお、第7図に示す左右バランス補正演算部102は、
求めたΔDR、ΔDLを左右バランス補正値として、上金型
駆動制御部101に出力する。すると、上金型駆動制御部1
01は、ワーク25の加工時に、第1図に示す駆動シリンダ
82、83の各ロッド82a、83aの矢印D方向の移動ストロー
クS1、S2を調整して、上金型86を下金型6に向けて降下
させることにより、ワーク25は、基準位置SPにおいて矢
印D方向に長さΔDLだけ変動し、基準位置SPより矢印B
方向に距離Lだけ離れた位置において矢印D方向に長さ
ΔDRだけ変動する形で加圧される。
こうして、クラウニング補正、デプス補正、更に左右
バランス補正を行なうことにより、ワーク25は全長に亙
り、デプス量ΔD0となるように加工され、その折り曲げ
部分25aの曲げ角度θはワークの全長に亙り設定値θ
となるように修正される。
(g).発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、ワーク25の
曲げ角度θ等の折り曲げ角度を計測する曲げ角度計測装
置61を設けると共に、下金型6をクラウニングするクラ
ウニング装置7を設け、また、前記曲げ角度計測装置61
を用いて求めた折り曲げ角度に基づき、ワーク25の所定
位置(例えば計測位置P1、P2、P3)におけるデプス追い
込み量d1、d2、d3を求める折り曲げ形状演算部95を設
け、また、前記折り曲げ形状演算部93において求めたデ
プス追い込み量d1、d2、d3に基づきクラウニング量Δyc
を求めるクラウニング補正演算部97及びデプス補正値
(d1−y1)を求めるデプス補正演算部100を設け、更
に、前記前記折り曲げ形状演算部95において求めたデプ
ス追い込み量d1、d2、d3及び前記デプス補正演算部100
において求めたデプス補正値に基づき左右バランス補正
値ΔDR、ΔDLを求める左右バランス補正演算部102を設
けて構成したので、折り曲げ加工したワーク25の折り曲
げ角度を曲げ角度計測装置61によって計測し、計測した
折り曲げ角度に基づき求めたデプス追い込み量d1、d2
d3が、零となるように、クラウニング補正演算部97、デ
プス補正演算部100及び左右バランス補正演算部102を用
いて補正することが出来る。その結果、折り曲げ加工し
たワークの折り曲げ角度を、人手を介することなく自動
的に補正することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプレスブレーキの要部を示す図、 第2図は第1図に示すプレスブレーキの下型部の一例を
示す図、 第3図は第2図に示すプレスブレーキの下型部と曲げ角
度計測装置との位置関係を示す図、 第4図は第2図に示す下型部の下金型の一例を示す図、 第5図は第1図に示すプレスブレーキを用いて加工され
るワークの一例を示す図、 第6図は第1図に示すプレスブレーキを用いてワークを
曲げ加工した後、曲げ角度計測装置を用いて該ワークの
曲げ角度を計測する様子を示す図、 第7図は第1図に示すプレスブレーキの数値制御装置の
一例を示す図、 第8図は第1図に示すプレスブレーキのクラウニング装
置を用いて、下金型を上金型に向けて左右対称に出っ張
らせた状態でワークを折り曲げ加工する様子を示す図、 第9図は第1図に示すプレスブレーキを用いて折り曲げ
加工したワークのデプス追い込み量を示す図、 第10図は第8図に示す下金型の所定の計測位置における
撓み量を示す図、 第11図は第1図に示すプレスブレーキを用いて折り曲げ
加工されたワークの所定の計測位置における、デプス追
い込み量を示す図、 第12図は第1図に示すプレスブレーキを用いて曲げ加工
されるワークの、所定の計測位置における左右バランス
補正値を示す図である。 1……プレスブレーキ 6……下金型 7……クラウニング装置 61……曲げ角度計測装置 95……折り曲げ形状演算部 97……クラウニング補正演算部 100……デプス補正演算部 102……左右バランス補正演算部 d1、d2、d3……デプス追い込み量 P1、P2、P3……所定位置(計測位置) θ……折り曲げ角度(曲げ角度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 一幸 愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番 地 ヤマザキマザック株式会社本社工場 内 (72)発明者 中村 幸保 愛知県丹羽郡大口町大字小口字乗船1番 地 ヤマザキマザック株式会社本社工場 内 (56)参考文献 特開 昭62−267018(JP,A) 特開 昭59−144527(JP,A) 特開 昭63−295017(JP,A) 特開 昭62−267017(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の設置方向に伸設された下金型を有
    し、 更に、上金型を、前記下金型に対して移動駆動自在に設
    けたプレスブレーキにおいて、 ワークの折り曲げ角度を計測する曲げ角度計測装置を設
    けると共に、前記下金型をクラウニングするクラウニン
    グ装置を設け、 また、前記曲げ角度計測装置を用いて求めた折り曲げ角
    度に基づき、ワークの所定位置におけるデプス追い込み
    量を求める折り曲げ形状演算部を設け、 また、前記折り曲げ形状演算部において求めたデプス追
    い込み量に基づきクラウニング量を求めるクラウニング
    補正演算部及びデプス補正値を求めるデプス補正演算部
    を設け、 更に、前記折り曲げ形状演算部において求めたデプス追
    い込み量及び前記デプス補正演算部において求めたデプ
    ス補正値に基づき左右バランス補正値を求める左右バラ
    ンス補正演算部を設けて構成した、プレスブレーキ。
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