JP2687137B2 - 紙容器用のブランク板 - Google Patents
紙容器用のブランク板Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内填物の有する品質を変質させることのな
い、すなわち品質保持特性に優れた性質を有する紙容器
を成形するための紙容器用のブランク板に関するもので
あり、坪量200〜500g/m2の厚紙を使用してあるブランク
板によって紙容器に成形する際に、ブランク板中の紙層
にクラックを発生させるようなことのない優れた紙容器
成形性を有する紙容器用のブランク板を提供するもので
ある。
い、すなわち品質保持特性に優れた性質を有する紙容器
を成形するための紙容器用のブランク板に関するもので
あり、坪量200〜500g/m2の厚紙を使用してあるブランク
板によって紙容器に成形する際に、ブランク板中の紙層
にクラックを発生させるようなことのない優れた紙容器
成形性を有する紙容器用のブランク板を提供するもので
ある。
[従来の技術] 紙容器は、該紙容器を得る際に使用される成形用素材
である紙容器用積層シートの有する熱溶着能によって接
合部が形成されているのが普通であり、一般的には、容
器内の内填物と接する容器内周面層がポリオレフィン系
樹脂層で形成されるような紙容器用積層シートにより、
該紙容器用積層シートにおける前記ポリオレフィン系樹
脂層の有する熱溶着能を利用して接着部が形成されてい
る。
である紙容器用積層シートの有する熱溶着能によって接
合部が形成されているのが普通であり、一般的には、容
器内の内填物と接する容器内周面層がポリオレフィン系
樹脂層で形成されるような紙容器用積層シートにより、
該紙容器用積層シートにおける前記ポリオレフィン系樹
脂層の有する熱溶着能を利用して接着部が形成されてい
る。
しかして、容器内周面層がポリオレフィン系樹脂層で
形成されている前記従来の紙容器は、該紙容器の成形用
素材である紙容器用積層シートを製造する際のポリオレ
フィン系樹脂層の形成時や、該紙容器を製函する工程等
で、ポリオレフィン系樹脂が熱分解を受けて脂肪族炭化
水素等の揮発性成分を副生するため、副生されたこの揮
発性成分が紙容器内に充填されているオレンジジュース
等の内填物内に混入し、内填物の品質を低下させる要因
となっている。
形成されている前記従来の紙容器は、該紙容器の成形用
素材である紙容器用積層シートを製造する際のポリオレ
フィン系樹脂層の形成時や、該紙容器を製函する工程等
で、ポリオレフィン系樹脂が熱分解を受けて脂肪族炭化
水素等の揮発性成分を副生するため、副生されたこの揮
発性成分が紙容器内に充填されているオレンジジュース
等の内填物内に混入し、内填物の品質を低下させる要因
となっている。
また更に、容器内周面層がポリオレフィン系樹脂層で
形成されている前記従来の紙容器は、該紙容器の内周面
層をなしているポリオレフィン系樹脂層が、紙容器内に
充填されるオレンジジュース等に含有されているフレー
バー成分を吸着,透過させる性質を有しているため、こ
のことが、紙容器内に充填されているオレンジジュース
等の内填物の品質を更に低下させる要因にもなってい
る。
形成されている前記従来の紙容器は、該紙容器の内周面
層をなしているポリオレフィン系樹脂層が、紙容器内に
充填されるオレンジジュース等に含有されているフレー
バー成分を吸着,透過させる性質を有しているため、こ
のことが、紙容器内に充填されているオレンジジュース
等の内填物の品質を更に低下させる要因にもなってい
る。
このため、紙容器内周面層が、保香特性を有する線状
飽和ポリエステル樹脂層で構成される紙容器用の積層シ
ートが着目され始めた。
飽和ポリエステル樹脂層で構成される紙容器用の積層シ
ートが着目され始めた。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述の線状飽和ポリエステル樹脂層で前記
紙容器内周面層が形成される紙容器用の積層シートは、
従来のポリオレフィン系樹脂層を利用している紙容器用
の積層シートに比較して、積層シート全体が硬くなる。
紙容器内周面層が形成される紙容器用の積層シートは、
従来のポリオレフィン系樹脂層を利用している紙容器用
の積層シートに比較して、積層シート全体が硬くなる。
このため、坪量200〜500g/m2の厚紙を使用してある紙
容器用の積層シートからなるブランク板の場合には、該
ブランク板を紙容器に成形する際にブランク板中の紙層
にクラックが発生し易く、これが紙容器内に充填したオ
レンジジュース等の液漏れの原因になる。
容器用の積層シートからなるブランク板の場合には、該
ブランク板を紙容器に成形する際にブランク板中の紙層
にクラックが発生し易く、これが紙容器内に充填したオ
レンジジュース等の液漏れの原因になる。
これに対して本発明は、坪量200〜500g/m2の厚紙を使
用してある紙容器用のブランク板であって、該ブランク
板による紙容器内に収納したオレンジジュース等の内填
物の有する品質を変質させることがなく、すなわち品質
保持特性に優れた性質を有する紙容器に製函される紙容
器用のブランク板であり、しかも該ブランク板によって
紙容器に成形する際にはブランク板中の紙層にクラック
が発生するようなことがない、すなわち優れた紙容器成
形性を具備する紙容器用のブランク板を提供するもので
ある。
用してある紙容器用のブランク板であって、該ブランク
板による紙容器内に収納したオレンジジュース等の内填
物の有する品質を変質させることがなく、すなわち品質
保持特性に優れた性質を有する紙容器に製函される紙容
器用のブランク板であり、しかも該ブランク板によって
紙容器に成形する際にはブランク板中の紙層にクラック
が発生するようなことがない、すなわち優れた紙容器成
形性を具備する紙容器用のブランク板を提供するもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明の紙容器用のブランク板は、オレフィン系樹脂
による表面層と、ガスバリヤー性層と坪量200〜500g/m2
の紙層とを積層構成中に含む中間層と、ガラス転移温度
40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂による裏面層とを
具備する紙容器用積層シートからなり、容器内周面層が
前記積層シートによる裏面層で構成される紙容器を形成
するための紙容器用のブランク板であって、前記紙容器
用のブランク板における裏面層たるガラス転移温度40℃
以上の線状飽和ポリエステル樹脂層の重量が、前記紙容
器用のブランク板における中間層中の紙層の重量の19/1
00以下にあるものである。
による表面層と、ガスバリヤー性層と坪量200〜500g/m2
の紙層とを積層構成中に含む中間層と、ガラス転移温度
40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂による裏面層とを
具備する紙容器用積層シートからなり、容器内周面層が
前記積層シートによる裏面層で構成される紙容器を形成
するための紙容器用のブランク板であって、前記紙容器
用のブランク板における裏面層たるガラス転移温度40℃
以上の線状飽和ポリエステル樹脂層の重量が、前記紙容
器用のブランク板における中間層中の紙層の重量の19/1
00以下にあるものである。
前記本発明の紙容器用のブランク板においては、該紙
容器用のブランク板における裏面層をなす前記ガラス転
移温度40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂層が、紙容
器内に充填される内填物が具備する着香成分を吸収した
り、あるいは透過させたり等のことのない性質を有する
ものであり、これにより内填物対する優れた品質特性を
有する紙容器になる。
容器用のブランク板における裏面層をなす前記ガラス転
移温度40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂層が、紙容
器内に充填される内填物が具備する着香成分を吸収した
り、あるいは透過させたり等のことのない性質を有する
ものであり、これにより内填物対する優れた品質特性を
有する紙容器になる。
なお前記線状飽和ポリエステル樹脂層は、該樹脂層を
構成している線状飽和ポリエステル樹脂のガラス転移温
度未満の温度雰囲気中で、前述の保香特性を発揮するも
のであり、通常紙容器内の内填物の保存温度が40℃未満
であることとの関係から、本発明の紙容器用のブランク
板においては、前記線状飽和ポリエステル樹脂層による
フレーバー成分の保持特性を利用し得る。
構成している線状飽和ポリエステル樹脂のガラス転移温
度未満の温度雰囲気中で、前述の保香特性を発揮するも
のであり、通常紙容器内の内填物の保存温度が40℃未満
であることとの関係から、本発明の紙容器用のブランク
板においては、前記線状飽和ポリエステル樹脂層による
フレーバー成分の保持特性を利用し得る。
前記本発明の紙容器用のブランク板に打ち抜き加工さ
れる前記紙容器用積層シートの裏面層をなすガラス転移
温度40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂層は、例え
ば、エチレングリコール,プロピレングリコール,1,4−
ブタジオール,1,4−ジシクロヘキサンジメタノール等の
アルコール成分と、アジピン酸,セバシン酸等の脂肪族
ジカルボン酸や、テレフタル酸,イソフタル酸,ジフェ
ニルカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸によるジカルボ
ン酸成分、具体的にはエチレングリコールとテレフタル
酸,エチレングリコールとイソフタル酸とテレフタル
酸,1,4−ジシクロヘキサンジメタノールとイソフタル酸
とテレフタル酸,プロピレングリコールとイソフタル酸
とテレフタル酸等の共縮合重合体を利用し得るが、酸成
分中の脂肪族ジカルボン酸成分が10重量%以上になる共
縮合重合体の場合には、この共重合体による飽和ポリエ
ステル樹脂層はその保香性能が低下する傾向を有してい
るので好ましくない。
れる前記紙容器用積層シートの裏面層をなすガラス転移
温度40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂層は、例え
ば、エチレングリコール,プロピレングリコール,1,4−
ブタジオール,1,4−ジシクロヘキサンジメタノール等の
アルコール成分と、アジピン酸,セバシン酸等の脂肪族
ジカルボン酸や、テレフタル酸,イソフタル酸,ジフェ
ニルカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸によるジカルボ
ン酸成分、具体的にはエチレングリコールとテレフタル
酸,エチレングリコールとイソフタル酸とテレフタル
酸,1,4−ジシクロヘキサンジメタノールとイソフタル酸
とテレフタル酸,プロピレングリコールとイソフタル酸
とテレフタル酸等の共縮合重合体を利用し得るが、酸成
分中の脂肪族ジカルボン酸成分が10重量%以上になる共
縮合重合体の場合には、この共重合体による飽和ポリエ
ステル樹脂層はその保香性能が低下する傾向を有してい
るので好ましくない。
また、前記40℃以上のガラス転移温度を有する線状飽
和ポリエステル樹脂層は、この厚さが5μ未満になると
該樹脂層の安定性が悪く、ヒートシールによる密封性が
悪くなり、また60μを越えるようになると、該線状飽和
ポリエステル樹脂層が硬くなるため、紙容器用のブラン
ク板の容器成形特性が悪くなることから、前記線状飽和
ポリエステル樹脂層はその厚さを5〜60μの範囲内にす
ることが好ましい。
和ポリエステル樹脂層は、この厚さが5μ未満になると
該樹脂層の安定性が悪く、ヒートシールによる密封性が
悪くなり、また60μを越えるようになると、該線状飽和
ポリエステル樹脂層が硬くなるため、紙容器用のブラン
ク板の容器成形特性が悪くなることから、前記線状飽和
ポリエステル樹脂層はその厚さを5〜60μの範囲内にす
ることが好ましい。
前記本発明の紙容器用のブランク板に打ち抜かれる紙
容器用積層シートにおける裏面層たる40℃以上のガラス
転移温度を有する線状飽和ポリエステル樹脂層は、例え
ば接着性ポリオレフィン系樹脂やイソシアネート系接着
剤等を利用して、ガスバリヤー性層、例えば金属層,二
軸延伸ポリエステル樹脂フィルム層,塩化ビニリデン樹
脂層等からなるガスバリヤー性層と、坪量200〜500g/m2
の紙層とを積層構成中に含む中間層、例えば、アルミニ
ュウム箔,紙層,オレフィン系樹脂層,ポリエステル延
伸フィルム層等を利用した厚さ40〜1000μ程度の包装材
用基材からなる中間層に接着,積層されている。
容器用積層シートにおける裏面層たる40℃以上のガラス
転移温度を有する線状飽和ポリエステル樹脂層は、例え
ば接着性ポリオレフィン系樹脂やイソシアネート系接着
剤等を利用して、ガスバリヤー性層、例えば金属層,二
軸延伸ポリエステル樹脂フィルム層,塩化ビニリデン樹
脂層等からなるガスバリヤー性層と、坪量200〜500g/m2
の紙層とを積層構成中に含む中間層、例えば、アルミニ
ュウム箔,紙層,オレフィン系樹脂層,ポリエステル延
伸フィルム層等を利用した厚さ40〜1000μ程度の包装材
用基材からなる中間層に接着,積層されている。
また、前記本発明の紙容器用のブランク板において
は、前記ガスバリヤー性層と紙層とを具備する中間層に
おける紙層が、200g/m2〜500g/m2の坪量を有する厚紙か
らなるものであるから、前述の裏面層たる40℃以上のガ
ラス転移温度を有する線状飽和ポリエステル樹脂層は、
前記紙層の重量の19/100以下、すなわち、35g/m2〜95g/
m2程度に形成される。
は、前記ガスバリヤー性層と紙層とを具備する中間層に
おける紙層が、200g/m2〜500g/m2の坪量を有する厚紙か
らなるものであるから、前述の裏面層たる40℃以上のガ
ラス転移温度を有する線状飽和ポリエステル樹脂層は、
前記紙層の重量の19/100以下、すなわち、35g/m2〜95g/
m2程度に形成される。
なお、前記40℃以上のガラス転移温度を有している線
状飽和ポリエステル樹脂による樹脂層には、本発明の紙
容器用のブランク板によって得られる紙容器において、
内填物の熱充填後に形成される封緘部たる熱接着部にも
優れた熱接着強度が得られるという関係から、できるだ
け低結晶性の樹脂が使用されていることが好ましい。
状飽和ポリエステル樹脂による樹脂層には、本発明の紙
容器用のブランク板によって得られる紙容器において、
内填物の熱充填後に形成される封緘部たる熱接着部にも
優れた熱接着強度が得られるという関係から、できるだ
け低結晶性の樹脂が使用されていることが好ましい。
前記紙容器用積層シートにおける表面層は、積層シー
トを打ち抜き加工することによって得られる本発明の紙
容器用のブランク板を成形してなる紙容器に対して、外
部からの耐水性を付与するものであると同時に、本発明
の紙容器用のブランク板における裏面層との間に熱溶着
接着による封緘部形成能をもたらすものであり、例えば
低密度ポリエチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリ
エチレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−
アクリル酸共重合体,エチレン−アクリル酸メチル共重
合体,エチレン−α・オレフィン共重合体,更にはポリ
プロピレン等により、厚さ3〜150μ程度に形成する。
トを打ち抜き加工することによって得られる本発明の紙
容器用のブランク板を成形してなる紙容器に対して、外
部からの耐水性を付与するものであると同時に、本発明
の紙容器用のブランク板における裏面層との間に熱溶着
接着による封緘部形成能をもたらすものであり、例えば
低密度ポリエチレン,中密度ポリエチレン,高密度ポリ
エチレン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−
アクリル酸共重合体,エチレン−アクリル酸メチル共重
合体,エチレン−α・オレフィン共重合体,更にはポリ
プロピレン等により、厚さ3〜150μ程度に形成する。
[実施例] 以下本発明の紙容器用のブランク板の具体的な構成
を、実施例に基づいて説明する。
を、実施例に基づいて説明する。
実施例1 第1図において、坪量340g/m2の耐酸紙2の表面に、
厚さ30μの低密度ポリエチレン樹脂「ミラソン16sp」層
(表面層)3を、押し出しコーティング法によって形成
し、また、裏面には、厚さ30μのアイオノマー樹脂「三
井デュポンポリケミカル(株):ハイミラン1652」層か
らなる接着剤層4を利用して、厚さ9μのアルミニュウ
ム箔5を接着し、さらに、前記アルミニュウム箔5面
に、厚さ12μの二軸延伸ポリエステルフィルム「東洋紡
績(株):エスペット」層(裏面層)6をイソシアネー
ト系の接着剤(厚さ2μ)層を介して積層することによ
って、オレフィン系樹脂による表面層3と、中間層7と
からなる積層材を得た。
厚さ30μの低密度ポリエチレン樹脂「ミラソン16sp」層
(表面層)3を、押し出しコーティング法によって形成
し、また、裏面には、厚さ30μのアイオノマー樹脂「三
井デュポンポリケミカル(株):ハイミラン1652」層か
らなる接着剤層4を利用して、厚さ9μのアルミニュウ
ム箔5を接着し、さらに、前記アルミニュウム箔5面
に、厚さ12μの二軸延伸ポリエステルフィルム「東洋紡
績(株):エスペット」層(裏面層)6をイソシアネー
ト系の接着剤(厚さ2μ)層を介して積層することによ
って、オレフィン系樹脂による表面層3と、中間層7と
からなる積層材を得た。
次いで、前記積層材における前記二軸延伸ポリエステ
ルフィルム6面に、同じく、イソシアネート系の接着剤
(厚さ2μ)層を介して、厚さ30μの接着性ポリオレフ
ィン系樹脂「三井石油化学工業(株):アドマーAT 469
C」層9と、厚さ40μの線状飽和ポリエステル樹脂「イ
ーストマンコダック(株)製:PET G 6763,ガラス転移温
度81℃」層10との積層樹脂層8を、該樹脂層8における
前記線状飽和ポリエステル樹脂層10面が裏面層となるよ
うにして共押し出し積層することによって、本発明で利
用される紙容器用の積層シートを得た。
ルフィルム6面に、同じく、イソシアネート系の接着剤
(厚さ2μ)層を介して、厚さ30μの接着性ポリオレフ
ィン系樹脂「三井石油化学工業(株):アドマーAT 469
C」層9と、厚さ40μの線状飽和ポリエステル樹脂「イ
ーストマンコダック(株)製:PET G 6763,ガラス転移温
度81℃」層10との積層樹脂層8を、該樹脂層8における
前記線状飽和ポリエステル樹脂層10面が裏面層となるよ
うにして共押し出し積層することによって、本発明で利
用される紙容器用の積層シートを得た。
なお、前記得られた紙容器用の積層シートにおける裏
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層10の単位面積当た
りの重量は47.6g/m2であり、紙容器用の積層シート中の
紙層2の坪量340g/m2の14/100である。
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層10の単位面積当た
りの重量は47.6g/m2であり、紙容器用の積層シート中の
紙層2の坪量340g/m2の14/100である。
しかる後に、前記紙容器用の積層シートの裏面層(線
状飽和ポリエステル樹脂層)10に対して、該積層シート
が380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を、塗工,乾燥することによって、厚さ3
μのヒートシール用樹脂層11を形成するとともに、紙容
器の製函時に利用される折り曲げ用の押圧線m,m,m,m…
…を形成した。
状飽和ポリエステル樹脂層)10に対して、該積層シート
が380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を、塗工,乾燥することによって、厚さ3
μのヒートシール用樹脂層11を形成するとともに、紙容
器の製函時に利用される折り曲げ用の押圧線m,m,m,m…
…を形成した。
次いで、前記紙容器用積層シートを、枚様に裁断し、
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
第2図に示される輪郭形状の本発明の1実施例品たる紙
容器用のブランク板1を得た。
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
第2図に示される輪郭形状の本発明の1実施例品たる紙
容器用のブランク板1を得た。
なお、前記第2図において、斜線を付した部分は、紙
容器用のブランク板1における裏面層10上に形成されて
いるヒートシール用樹脂層11である。
容器用のブランク板1における裏面層10上に形成されて
いるヒートシール用樹脂層11である。
比較例1 前記実施例1における積層材、すなわち、表面層3と
中間層7とからなる積層材と同一の構成を有する積層材
に対して、前記積層材における前記二軸延伸ポリエステ
ルフィルム面に、イソシアネート系の接着剤(厚さ2
μ)層を介して、厚さ10μの接着性ポリオレフィン系樹
脂「三井石油化学工業(株)製:アドマーAT 469C」層
と、厚さ60μの線状飽和ポリエステル樹脂「イーストナ
ンコダック(株)製:PET G 6763,ガラス転移温度81℃」
層との積層樹脂層を、該樹脂層における前記線状飽和ポ
リエステル樹脂層面が裏面層となるようにして共押し出
し積層することによって、本発明の比較例で利用される
紙容器用の積層シートを得た。
中間層7とからなる積層材と同一の構成を有する積層材
に対して、前記積層材における前記二軸延伸ポリエステ
ルフィルム面に、イソシアネート系の接着剤(厚さ2
μ)層を介して、厚さ10μの接着性ポリオレフィン系樹
脂「三井石油化学工業(株)製:アドマーAT 469C」層
と、厚さ60μの線状飽和ポリエステル樹脂「イーストナ
ンコダック(株)製:PET G 6763,ガラス転移温度81℃」
層との積層樹脂層を、該樹脂層における前記線状飽和ポ
リエステル樹脂層面が裏面層となるようにして共押し出
し積層することによって、本発明の比較例で利用される
紙容器用の積層シートを得た。
なお、前記得られた紙容器用の積層シートにおける裏
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層の単位面積当たり
の重量は71.4g/m2であり、紙容器用の積層シート中の紙
層の坪量340g/m2の21/100である。
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層の単位面積当たり
の重量は71.4g/m2であり、紙容器用の積層シート中の紙
層の坪量340g/m2の21/100である。
しかる後に、前記紙容器用の積層シートの裏面層(線
状飽和ポリエステル樹脂層)に対して、該積層シートが
380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を、塗工,乾燥することによって、厚さ3
μのヒートシール用樹脂層を形成するとともに、紙容器
の製函時に利用される折り曲げ用の押圧線を形成した。
状飽和ポリエステル樹脂層)に対して、該積層シートが
380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を、塗工,乾燥することによって、厚さ3
μのヒートシール用樹脂層を形成するとともに、紙容器
の製函時に利用される折り曲げ用の押圧線を形成した。
次いで、前記紙容器用積層シートを、枚様に裁断し、
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
本発明の比較例品たる紙容器用のブランク板を得た。
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
本発明の比較例品たる紙容器用のブランク板を得た。
実施例2 坪量450g/m2の耐酸紙の表面に、厚さ30μの低密度ポ
リエチレン樹脂「ミラソン16sp」層(表面層)を、押し
出しコーティング法によって形成し、また、裏面には、
厚さ30μのアイオノマー樹脂「三井デュポンポリケミカ
ル(株):ハイミラン1652」層からなる接着剤層を利用
して、厚さ9μのアルミニュウム箔を接着し、更に、前
記アルミニュウム箔面に、厚さ12μの二軸延伸ポリエス
テルフィルム「東洋紡績(株):エスペット」層(裏面
層)をイソシアネート系の接着剤(厚さ2μ)層を介し
て積層することによって、オレフィン系樹脂による表面
層と、中間層とからなる積層材を得た。
リエチレン樹脂「ミラソン16sp」層(表面層)を、押し
出しコーティング法によって形成し、また、裏面には、
厚さ30μのアイオノマー樹脂「三井デュポンポリケミカ
ル(株):ハイミラン1652」層からなる接着剤層を利用
して、厚さ9μのアルミニュウム箔を接着し、更に、前
記アルミニュウム箔面に、厚さ12μの二軸延伸ポリエス
テルフィルム「東洋紡績(株):エスペット」層(裏面
層)をイソシアネート系の接着剤(厚さ2μ)層を介し
て積層することによって、オレフィン系樹脂による表面
層と、中間層とからなる積層材を得た。
次いで、前記積層材における前記二軸延伸ポリエステ
ルフィルム面に、同じく、イソシアネート系の接着剤
(厚さ2μ)層を介して、厚さ30μの接着性ポリオレフ
ィン系樹脂「三井石油化学工業(株):アドマーAT 469
C」層と、厚さ60μの線状飽和ポリエステル樹脂「イー
ストマンコダック(株)製:PET G 6763,ガラス転移温度
81℃」層との積層樹脂層を該樹脂層における前記線状飽
和ポリエステル樹脂層面が裏面層となるようにして、共
押し出し積層することによって、本発明で利用される紙
容器用の積層シートを得た。
ルフィルム面に、同じく、イソシアネート系の接着剤
(厚さ2μ)層を介して、厚さ30μの接着性ポリオレフ
ィン系樹脂「三井石油化学工業(株):アドマーAT 469
C」層と、厚さ60μの線状飽和ポリエステル樹脂「イー
ストマンコダック(株)製:PET G 6763,ガラス転移温度
81℃」層との積層樹脂層を該樹脂層における前記線状飽
和ポリエステル樹脂層面が裏面層となるようにして、共
押し出し積層することによって、本発明で利用される紙
容器用の積層シートを得た。
なお、前記得られた紙容器用の積層シートにおける裏
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層の単位面積当たり
の重量は72.0g/m2であり、紙容器用の積層シート中の紙
層2の坪量450g/m2の16/100である。
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層の単位面積当たり
の重量は72.0g/m2であり、紙容器用の積層シート中の紙
層2の坪量450g/m2の16/100である。
しかる後に、前記紙容器用の積層シートの裏面層(線
状飽和ポリエステル樹脂層)に対して、該積層シートが
380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を塗工,乾燥することによって、厚さ3μ
のヒートシール用樹脂層を形成するとともに、紙容器の
製函時に利用される折り曲げ用の押圧線を形成した。
状飽和ポリエステル樹脂層)に対して、該積層シートが
380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を塗工,乾燥することによって、厚さ3μ
のヒートシール用樹脂層を形成するとともに、紙容器の
製函時に利用される折り曲げ用の押圧線を形成した。
次いで、前記紙容器用積層シートを、枚様に裁断し、
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
本発明の1実施例品たる紙容器用のブランク板を得た。
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
本発明の1実施例品たる紙容器用のブランク板を得た。
比較例2 前記実施例2における積層材、すなわち、オレフィン
系樹脂による表面層と中間層とからなる積層材と同一の
構成を有する積層材に対して、前記積層材における前記
二軸延伸ポリエステルフィルム面に、イソシアネート系
の接着剤(厚さ2μ)層を介して、厚さ10μの接着性ポ
リオレフィン系樹脂「三井石油化学工業(株)製:アド
マーAT 469C」層と、厚さ80μの線状飽和ポリエステル
樹脂「イーストマンコダック(株)製:PET G 6763,ガラ
ス転移温度81℃」層との積層樹脂層を、該樹脂層におけ
る前記線状飽和ポリエステル樹脂層面が裏面層となるよ
うにして共押し出し積層することによって、本発明の比
較例で利用される紙容器用の積層シートを得た。
系樹脂による表面層と中間層とからなる積層材と同一の
構成を有する積層材に対して、前記積層材における前記
二軸延伸ポリエステルフィルム面に、イソシアネート系
の接着剤(厚さ2μ)層を介して、厚さ10μの接着性ポ
リオレフィン系樹脂「三井石油化学工業(株)製:アド
マーAT 469C」層と、厚さ80μの線状飽和ポリエステル
樹脂「イーストマンコダック(株)製:PET G 6763,ガラ
ス転移温度81℃」層との積層樹脂層を、該樹脂層におけ
る前記線状飽和ポリエステル樹脂層面が裏面層となるよ
うにして共押し出し積層することによって、本発明の比
較例で利用される紙容器用の積層シートを得た。
なお、前記得られた紙容器用の積層シートにおける裏
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層の単位面積当たり
の重量は94.5g/m2であり、紙容器用の積層シート中の紙
層の坪量450g/m2の21/100である。
面層たる線状飽和ポリエステル樹脂層の単位面積当たり
の重量は94.5g/m2であり、紙容器用の積層シート中の紙
層の坪量450g/m2の21/100である。
しかる後に、前記紙容器用の積層シートの裏面層(線
状飽和ポリエステル樹脂層)に対して、該積層シートが
380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を、塗工,乾燥することによって、厚さ3
μのヒートシール用樹脂層を形成するとともに、紙容器
の製函時に利用される折り曲げ用の押圧線を形成した。
状飽和ポリエステル樹脂層)に対して、該積層シートが
380×370mmの紙容器用のブランク板に打ち抜かれ、更
に、ゲーベルトップ型の紙容器に製函された際に、得ら
れる紙容器の接着部となる全接着予定部分に、ウレタン
系樹脂によるコーティング剤「諸星インキ(株)製:ALT
Aミキサー」を、塗工,乾燥することによって、厚さ3
μのヒートシール用樹脂層を形成するとともに、紙容器
の製函時に利用される折り曲げ用の押圧線を形成した。
次いで、前記紙容器用積層シートを、枚様に裁断し、
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
本発明の比較例品たる紙容器用のブランク板を得た。
さらに、380×370mmの矩形状に打ち抜くことによって、
本発明の比較例品たる紙容器用のブランク板を得た。
紙容器の作製 第3〜4図において、前記各実施例および比較例で得
られた4種類のそれぞれの紙容器用のブランク板20に対
して、前記ブランク板20の一方の側辺部21に、該側辺部
における表面層22と中間層23における紙層の1部分とを
欠落させる削り取り加工を行なった後、この削り取り加
工によって露出した紙層面にポリオレフィン系接着剤を
コーティングし、更に、前記一方の側辺部21を、ブラン
ク板20の表面層22側に反転させ、すなわち、前記ポリオ
レフィン系接着剤面同志が接するようにして反転させ、
加圧することによって、該反転部における接当部同志を
接着させるスカイブヘミング加工を行なった後、火炎シ
ール法によって、容器胴部における接着部を、ブランク
板20における前述のスカイブヘミング加工を施した一方
の側辺部21上に他方の側辺部24を重畳,熱溶着すること
によって形成し、内周面層が前記ブランク板における裏
面層25で構成されている角筒体を得た。
られた4種類のそれぞれの紙容器用のブランク板20に対
して、前記ブランク板20の一方の側辺部21に、該側辺部
における表面層22と中間層23における紙層の1部分とを
欠落させる削り取り加工を行なった後、この削り取り加
工によって露出した紙層面にポリオレフィン系接着剤を
コーティングし、更に、前記一方の側辺部21を、ブラン
ク板20の表面層22側に反転させ、すなわち、前記ポリオ
レフィン系接着剤面同志が接するようにして反転させ、
加圧することによって、該反転部における接当部同志を
接着させるスカイブヘミング加工を行なった後、火炎シ
ール法によって、容器胴部における接着部を、ブランク
板20における前述のスカイブヘミング加工を施した一方
の側辺部21上に他方の側辺部24を重畳,熱溶着すること
によって形成し、内周面層が前記ブランク板における裏
面層25で構成されている角筒体を得た。
なお、前記第3〜4図において、符号26で表示される
部分は、紙容器用ブランク板におけるヒートシール用樹
脂層である。
部分は、紙容器用ブランク板におけるヒートシール用樹
脂層である。
また、前記紙容器胴部の火炎シール法による熱接着条
件は、ガス圧5mmAq,空気圧39mmAqの予備処理用第1バー
ナーと、ガス圧5mmAq,空気圧47mmAqの第2バーナーとに
よって、コンベアスピード200m/min.で実施したもの
で、火炎処理面の加熱温度は、250℃である。
件は、ガス圧5mmAq,空気圧39mmAqの予備処理用第1バー
ナーと、ガス圧5mmAq,空気圧47mmAqの第2バーナーとに
よって、コンベアスピード200m/min.で実施したもの
で、火炎処理面の加熱温度は、250℃である。
前記火炎シール法による容器胴部の接着部は、前記火
炎処理後に、該火炎処理が施された面同志を重畳,加圧
することによって得られたものであるが、この場合の火
炎処理とその後の加圧処理との間のタイムラグが大きく
なりすぎると、加圧時の接合面の温度が低下し、得られ
るシール強度が小さくなるので、前記タイムラグは0.5
秒以内に設定しておくのが好ましい。
炎処理後に、該火炎処理が施された面同志を重畳,加圧
することによって得られたものであるが、この場合の火
炎処理とその後の加圧処理との間のタイムラグが大きく
なりすぎると、加圧時の接合面の温度が低下し、得られ
るシール強度が小さくなるので、前記タイムラグは0.5
秒以内に設定しておくのが好ましい。
更に続けて、所定の製函工程によって、前記ブランク
板20における折り曲げ用の押圧線を利用して、容器底部
に相当する部分の折り曲げ、および、ブランク板20同志
の重畳部の熱溶着を同じく火炎シール法によって行な
い、容器底部を成形した。
板20における折り曲げ用の押圧線を利用して、容器底部
に相当する部分の折り曲げ、および、ブランク板20同志
の重畳部の熱溶着を同じく火炎シール法によって行な
い、容器底部を成形した。
しかる後に、前記底部が閉塞されている角筒体内に、
180mlのオレンジジュースを熱充填し、更に、前記ブラ
ンク板における折り曲げ用の押圧線を利用して、容器頂
部に相当する部分の折り曲げ、および、ブランク板同志
の重畳部の熱接着を、同じく、火炎シール法によって実
施し、容器内周面層が前記紙容器用ブランク板における
裏面層で構成されている紙容器、すなわち、第5図にて
符号Aで表示される、横幅9.0cm,奥行9.0cm,高さ30cmの
ゲーベルトップ型直方体形状の紙容器を得た。
180mlのオレンジジュースを熱充填し、更に、前記ブラ
ンク板における折り曲げ用の押圧線を利用して、容器頂
部に相当する部分の折り曲げ、および、ブランク板同志
の重畳部の熱接着を、同じく、火炎シール法によって実
施し、容器内周面層が前記紙容器用ブランク板における
裏面層で構成されている紙容器、すなわち、第5図にて
符号Aで表示される、横幅9.0cm,奥行9.0cm,高さ30cmの
ゲーベルトップ型直方体形状の紙容器を得た。
得られた各紙容器を底上1.2mのところから落下させる
落下試験に付したところ、前記実施例1〜2の紙容器用
のブランク板によって得られた紙容器の折り曲げ部に
は、液漏れの発生は全く無かったが、前記比較例1〜2
の各紙容器用のブランク板によって得られた紙容器の折
り曲げ加工部には、クラックが発生しており、該部分に
おいて液漏れが発生した。
落下試験に付したところ、前記実施例1〜2の紙容器用
のブランク板によって得られた紙容器の折り曲げ部に
は、液漏れの発生は全く無かったが、前記比較例1〜2
の各紙容器用のブランク板によって得られた紙容器の折
り曲げ加工部には、クラックが発生しており、該部分に
おいて液漏れが発生した。
[発明の作用,効果] 本発明の紙容器用のブランク板は、オレフィン系樹脂
による表面層と、ガスバリヤー性層と坪量200〜500g/m2
の紙層とを積層構成中に含む中間層と、ガラス転移温度
40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂による裏面層とを
具備する紙容器用積層シートからなり、容器内周面層が
前記積層シートによる裏面層で構成される紙容器を形成
するための紙容器用のブランク板であって、前記紙容器
用のブランク板における裏面層たるガラス転移温度40℃
以上の線状飽和ポリエステル樹脂層の重量が、前記紙容
器用のブランク板における中間層中の紙層の重量の19/1
00以下にあるものである。
による表面層と、ガスバリヤー性層と坪量200〜500g/m2
の紙層とを積層構成中に含む中間層と、ガラス転移温度
40℃以上の線状飽和ポリエステル樹脂による裏面層とを
具備する紙容器用積層シートからなり、容器内周面層が
前記積層シートによる裏面層で構成される紙容器を形成
するための紙容器用のブランク板であって、前記紙容器
用のブランク板における裏面層たるガラス転移温度40℃
以上の線状飽和ポリエステル樹脂層の重量が、前記紙容
器用のブランク板における中間層中の紙層の重量の19/1
00以下にあるものである。
而して、前記本発明の紙容器用のブランク板において
は、該ブランク板の裏面層がガラス転移温度40℃以上の
線状飽和ポリエステル樹脂層からなり、しかも該ブラン
ク板における前記裏面層が容器内周面層となるようにし
て紙容器に製函されるものである。
は、該ブランク板の裏面層がガラス転移温度40℃以上の
線状飽和ポリエステル樹脂層からなり、しかも該ブラン
ク板における前記裏面層が容器内周面層となるようにし
て紙容器に製函されるものである。
このため、本発明の紙容器用のブランク板による紙容
器内に収容されるオレンジジュース等の内填物の有する
品質を変質させることがなく、品質保持特性に優れた性
質を有する紙容器になる。
器内に収容されるオレンジジュース等の内填物の有する
品質を変質させることがなく、品質保持特性に優れた性
質を有する紙容器になる。
また、本発明の紙容器用のブランク板においては、該
ブランク板の裏面層たるガラス転移温度40℃以上の線状
飽和ポリエステル樹脂層が、該ブランク板中の紙層の重
量の19/100以下に形成されているので、坪量200〜500g/
m2の厚紙を使用してある紙容器用のブランク板であって
も、該ブランク板が前記裏面層に起因して硬くなるよう
なことがなく、折り曲げ加工適性を備えたものになって
いる。
ブランク板の裏面層たるガラス転移温度40℃以上の線状
飽和ポリエステル樹脂層が、該ブランク板中の紙層の重
量の19/100以下に形成されているので、坪量200〜500g/
m2の厚紙を使用してある紙容器用のブランク板であって
も、該ブランク板が前記裏面層に起因して硬くなるよう
なことがなく、折り曲げ加工適性を備えたものになって
いる。
このため、所定の紙容器に成形するときに、ブランク
板中の坪量200〜500g/m2の厚紙からなる紙層の部分にク
ラックが発生するようなことがなく、特に液体飲料を充
填させるに優れた品質特性を有する紙容器になる。
板中の坪量200〜500g/m2の厚紙からなる紙層の部分にク
ラックが発生するようなことがなく、特に液体飲料を充
填させるに優れた品質特性を有する紙容器になる。
第1図は、本発明の紙容器用のブランク板の1実施例品
の模型断面図、第2図は、本発明の紙容器用のブランク
板の平面図、第3図は、紙容器用のブランク板によって
紙容器胴部を得る際のブランク板の一方の側辺部の端面
処理の状態を示す模型断面図、第4図は、紙容器用のブ
ランク板によって形成されている紙容器胴部の封筒貼り
部の1実施例を示す模型断面図、第5図は、紙容器用の
ブランク板によって成形された紙容器の斜面図である。 1:紙容器用のブランク板、2:紙層、3:ポリオレフィン系
樹脂による表面層、7:紙層とガスバリヤー性層とを積層
構成中に含む中間層、10:ガラス転移温度40℃以上の線
状飽和ポリエステル樹脂による裏面層。
の模型断面図、第2図は、本発明の紙容器用のブランク
板の平面図、第3図は、紙容器用のブランク板によって
紙容器胴部を得る際のブランク板の一方の側辺部の端面
処理の状態を示す模型断面図、第4図は、紙容器用のブ
ランク板によって形成されている紙容器胴部の封筒貼り
部の1実施例を示す模型断面図、第5図は、紙容器用の
ブランク板によって成形された紙容器の斜面図である。 1:紙容器用のブランク板、2:紙層、3:ポリオレフィン系
樹脂による表面層、7:紙層とガスバリヤー性層とを積層
構成中に含む中間層、10:ガラス転移温度40℃以上の線
状飽和ポリエステル樹脂による裏面層。
Claims (1)
- 【請求項1】オレフィン系樹脂による表面層と、ガスバ
リヤー性層と坪量200〜500g/m2の紙層とを積層構成中に
含む中間層と、ガラス転移温度40℃以上の線状飽和ポリ
エステル樹脂による裏面層とを具備する紙容器用積層シ
ートからなり、容器内周面層が前記積層シートによる裏
面層で構成される紙容器を形成するための紙容器用のブ
ランク板であって、前記紙容器用のブランク板における
裏面層たるガラス転移温度40℃以上の線状飽和ポリエス
テル樹脂層の重量が、前記紙容器用のブランク板におけ
る中間層中の紙層の重量の19/100以下であることを特徴
とする紙容器用のブランク板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63140036A JP2687137B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 紙容器用のブランク板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63140036A JP2687137B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 紙容器用のブランク板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01308624A JPH01308624A (ja) | 1989-12-13 |
| JP2687137B2 true JP2687137B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=15259468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63140036A Expired - Fee Related JP2687137B2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 | 紙容器用のブランク板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687137B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH054638A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-14 | Toppan Printing Co Ltd | 板紙製密封角型容器 |
| JP3949213B2 (ja) * | 1997-03-17 | 2007-07-25 | 住友化学株式会社 | 積層材料及び該材料から形成される紙パック容器 |
| US20050208240A1 (en) | 2002-05-17 | 2005-09-22 | Yuki Manabe | Multi-layer film and medicine container using the same |
| US7914867B2 (en) | 2004-10-18 | 2011-03-29 | Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. | Medical gas barrier film and medical bag using the same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052337A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-25 | 東洋紡績株式会社 | 食品容器用積層ポリエステルフイルム |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP63140036A patent/JP2687137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01308624A (ja) | 1989-12-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |