JP2681337B2 - 自動掘削装置 - Google Patents

自動掘削装置

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JP2681337B2
JP2681337B2 JP6033179A JP3317994A JP2681337B2 JP 2681337 B2 JP2681337 B2 JP 2681337B2 JP 6033179 A JP6033179 A JP 6033179A JP 3317994 A JP3317994 A JP 3317994A JP 2681337 B2 JP2681337 B2 JP 2681337B2
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excavating
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久雄 高木
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西日本システム建設株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動掘削装置に関し、
特に地下埋設物の輻輳地等における局部的な掘削が必要
な作業場等に効果的に使用し得る自動掘削装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、送電線や通信線の架設用として電
柱を地盤に立設するために埋め込み用の穴を掘削する作
業においては、周囲の作業環境上問題がない場合にはバ
ックホー等の重機を使用することによる地盤掘削が行わ
れている。また、作業現場の状況次第で、広い作業空間
が確保できるような場合には高圧高速ジェット水による
ジェット掘削等による手法も知られている。さらに、近
時、住居、オフィスビル等の建物が密集する地域におい
ては種々の用途の埋設物が存在しており、このため、こ
れらの埋設物を損傷しないように掘削せねばならないた
め、手掘り等の人力により電柱埋め込み用の穴を掘削し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上記従来の重機によ
る掘削の場合には掘削現場の環境により重機の進入自体
が困難であり、また、重機で掘削部分の周辺を大まかに
掘削した後、更に作業者がその穴に入って掘削作業を行
うのが実情であり、従って、穴自体が大きな掘削面積の
穴を掘削せねばならない点、埋め戻し作業や、掘削時の
掘削土の仮置き場の問題等があり、市街地等の埋設物輻
輳地でのスポット的な掘削作業での使用には適していな
い。
【0004】また、高圧ジェット水を使用する掘削の場
合には極めて大型のコンプレッサや、大型の水タンク、
及び駆動用の動力等が必要であり、装置全体が大型化し
て上記の重機使用時と同様の問題があるだけでなく、水
を使用するので作業現場には必ず泥水が生じ、このよう
な状態での使用については極めて制限が大きいのみなら
ず、生じた泥水の浄化廃水処理についてコストが極めて
高価となり、全体の作業コストも高いものとなる問題が
あった。
【0005】更に、全くの手掘りによる掘削作業によれ
ば、作業効率が極端に劣り、作業時間がかかるのみなら
ず、近時の人件コストの高騰によりコスト的にもやはり
高価となるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その1つの目的は、特に、狭小な作業
現場等の掘削範囲の制限されたようなスポット的な掘削
作業において泥水等を生じさせずに極めて高効率に掘削
作業を行える極めて小型化され、かつコストを低廉に維
持することのできる自動掘削装置を提供することにあ
る。本発明の他の目的は少なくとも埋設物の存在を確実
に確認しながら掘進することができ、埋設物の存否確認
用のパイロット掘削装置としても使用し得る自動掘削装
置を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、少なくとも下面を開口26し、内部に
作業空間Sを形成するケーシング12と、このケーシン
グ12を上下駆動させる上下動手段14と、このケーシ
ング12内に設けられ、地盤を掘削動作する掘削動手段
16と、前記ケーシング12内の作業空間Sに圧力空気
を供給する圧送部20と、前記ケーシング12内の作業
空間Sに連通する吸引部18と、前記掘削動手段16を
掘削駆動させる駆動手段22と、前記吸引部18に接続
して前記作業空間S内で掘削される掘削土を外部に吸引
する吸引手段24と、を含み、前記ケーシング12の作
業空間S内で掘削動手段16による地盤の掘削を行いつ
つ吸引手段24により掘削土の吸引排出を行う自動掘削
装置から構成される。
【0008】また、前記掘削動手段16は、掘進方向を
回転軸とするように回転する回転刃38から成ることと
しても良い。
【0009】また、前記駆動手段22は、前記回転刃3
8に固定された軸36(74)と、この軸の端部に連結
され同軸を回転させる駆動モータ70と、から成ること
としても良い。
【0010】また、前記圧送部20は、ケーシング12
内の作業空間Sに露出して設けられた1個又は複数個の
空気噴射口46から成ることとしても良い。
【0011】また、前記空気噴射口46は、前記ケーシ
ング12内の回転刃38に取り付けられて成ることとし
ても良い。
【0012】また、前記空気噴射口46は前記ケーシン
グ12内壁の周縁側に向けられていることとしても良
い。
【0013】更に、前記ケーシング12自体を軸回り方
向に回動させる回動機構86が設けられ、地盤の掘進と
同時に回動させることとしても良い。
【0014】また、前記回転刃38の刃先(42a、4
4a)は前記ケーシング12の下端部よりも掘進側と反
対方向に退避した位置Hに配置されて成ることとしても
良い。
【0015】また、前記上下動手段14は上下方向に長
く形成されたラック体52と、これに咬合しつつ同ラッ
ク体52を上下動させるピニオン部54と、を備え、該
ラック体52の下端部にケーシング12が接続されて成
ることとしても良い。
【0016】また、前記上下動手段14は、ケーシング
12を所定圧力で掘削方向に押下げる押下げ機構102
を有し、該押下げ機構102と連係し、前記ケーシング
12が所要時間以上掘進移動しない時にはケーシング1
2の押下げを停止し、同ケーシング12を上昇復帰させ
る探索掘進機構104と、を備えて成ることとしても良
い。
【0017】
【作用】本発明に係る自動掘削装置は、少なくとも下面
を開口し、内部に作業空間を形成するケーシングと、こ
のケーシングを上下駆動させる上下動手段と、このケー
シング内に設けられ、地盤を掘削動作する掘削動手段
と、前記ケーシング内の作業空間に圧力空気を供給する
圧送部と、前記ケーシング内の作業空間に連通する吸引
部と、前記掘削動手段を掘削駆動させる駆動手段と、前
記吸引部に接続して前記作業空間内で掘削される掘削土
を外部に吸引する吸引手段と、を備えている。
【0018】上下動手段によりケーシングを掘削方向へ
押し下げつつ、一方で圧送部によりこのケーシング内に
圧力空気を供給し、他方で吸引部を介して吸引手段によ
りケーシング内の空気を吸引して高速の空気の流れを生
起している。更に、このケーシングの中で掘削動手段に
より掘削を行うと、掘削土はこの高速流に巻き込まれて
円滑にケーシングすなわち、掘削作業空間から外部に排
出される。
【0019】ケーシングを間欠的または連続的に回動あ
るいは往復反転回動等を行わせることによりケーシング
の下端縁部により形成される輪郭形状に掘削土が掘削さ
れ、内部の掘削動手段による掘削と協働して効率の良い
掘削作業が行われる。圧力空気は回転刃から噴出させる
ことにより回転しながら掘削土を吹き飛ばす効果を生じ
させ、更に掘削効率を向上させる。また、探索掘進機構
を備えることにより、埋設物の損傷を確実に防止でき、
安定的に継続して、掘削ないしはパイロット掘削作業を
遂行し得る。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実
施例を説明する。図1は、本発明の実施例に係る自動掘
削装置の本体部10を車両に搭載した状態の前部正面側
から見た図であり、図において本体部10の下端部にケ
ーシング12が配置されている。実施例においてこのケ
ーシング12の上部には同ケーシングを上下動させる上
下動手段14が設けられ、更に、図4、5にも示すよう
に、ケーシング12内部には掘削動手段16が設けられ
ると共に、ケーシング内の空間に連通するように吸引部
18及び圧送部20が設けられている。
【0021】この自動掘削装置は、上記したケーシング
12と、上下動手段14と、掘削動手段16と、吸引部
18と圧送部20と、掘削動手段を掘削駆動させる駆動
手段22及び図示しない吸引手段24と、を含んでい
る。
【0022】図1、2、4においてケーシング12は、
例えば金属製等の断面台形状に形成された反転有底筒状
体であり、拡開した径側を下方に位置させて配置され
る。ケーシング12は、下面となる拡径側を開口26し
ており、内部に中空の空間(作業空間)Sを形成してい
る。また、周壁28から立ち上がって上板30が水平方
向に形成されており、これによって中空の円錐台形状を
呈している。このケーシング12内には任意の地盤掘削
動作を行う掘削動手段16が設けられている。
【0023】図4において、上板30の略中央位置には
円筒状の固定部材32が固定されており、この固定部材
32内部側には軸受34が内設されている。そして、こ
の軸受34には端部を前記開口26側に突出させて回転
軸36が長手方向を上下方向に配置して回転自在に軸支
されている。回転軸36の下端部側には同回転軸36と
T字を形成するように水平方向に回転刃38が取り付け
られている。
【0024】本実施例において、掘削動手段16は掘進
方向を軸とする軸周り方向に回転する回転刃38から成
る。このように、掘進方向を回転軸とするように回転す
る回転刃から成るようにしているので、掘進方向への平
面的な破砕が円滑に行われ、また、掘削効率も向上す
る。該掘削動手段は、ケーシング12内で掘削動作を行
うものであれば良く、実施例のように、掘進方向を軸と
する軸回り方向に回転するものだけでなく、掘進方向に
往復動、掘進方向と交差する方向を軸とする回転等の動
きを行う掘削体であれば良い。
【0025】また、前記駆動手段22は、前記回転刃3
8に固定された軸36と、この軸の端部に連結され同軸
を回転させる駆動モータとしての油圧モータ70と、か
ら成る。このように簡単な構成で掘削動手段の駆動を実
現しているので、製造が容易であり、また、コストも廉
価に形成できる。そして、回転刃38は、回転軸36の
端部に固定されている。すなわち、回転軸36端部には
長矩形状の台板40が固定されている。そして、この台
板40の両側面には半刃42、44が左右対称な位置に
固定されている。すなわち、この台板40の表裏面側と
なるような位置であって、かつ、左右いずれかの側に固
定されている。また、この半刃42、44の刃先42
a、44aの山部と谷部は、左右対称位置にならないよ
うに設定されている。すなわち、例えば回転軸36の中
心位置から刃先42aの山部が設けられる左右対称位置
には刃先44aのいずれかの谷部が配置されるようにし
ている。これによって、平板状に掘進することとなり、
掘削効率を大幅に向上させている。
【0026】また、図4において回転刃38の刃先42
a、44aの下端部はケーシング12の開口26側の下
端部から所要の退避幅Hだけ内部側に退避した位置にあ
るように設定されている。これによって、下方に掘進す
る時には、まずケーシング12の下縁部が回転刃38よ
りも先に下方側に位置するので、埋設物等が存在する時
にはこれらを傷つけないものである。
【0027】前記回転軸36の中心部は長手方向に中空
となっており、従って、該回転軸36はパイプ状に構成
されている。そしてこの中空部36sが後述する圧力空
気の流路を形成する。
【0028】また、前記回転刃38の台板40の内部は
図6、7にも示すように中空部38sが形成されてお
り、この中空部38sは上記回転軸36の中空部36s
と連通している。
【0029】さらに、この台板40には、その中空部3
8sに連通して6個の空気噴射口46が前記ケーシング
12内の作業空間S内に露出して設けられている。そし
て、この空気噴射ノズルから高圧空気を噴射させ、これ
によって回転刃38の回転掘削動作に伴い掘削土を吹き
飛ばして掘削効率を高めることとなる。これによって噴
射口を回転刃に直接取り付けるようにしているので、掘
削及び掘削土の排出を効率良く行う構造を部材を集中し
て簡易に製作可能なものとしている。
【0030】図5に示すように、これらの空気噴射口の
うち回転刃38の最も外側に位置する2個の噴射口は端
部を筒状に突出させてノズル状に形成されている。そし
て、そのノズル口をケーシング12の内壁の周縁側に向
けられて配置されている。従って、回転刃38による回
転掘削を行いつつ、掘削土を空気で吹き飛ばして洗うよ
うな作用を行うものであり、より掘削効率を高めること
となる。。
【0031】実施例においてケーシング12内に圧力空
気を圧送する圧送部20は、空気噴射口46から成るも
のであり、この空気噴射口46は、単に1個のみ設けて
も良く、あるいは2個、3個、4個...複数個設けて
も良い。
【0032】前述のようにこの自動掘削装置にはケーシ
ング12内の作業空間Sに連通する吸引部18が設けら
れている。図4において、ケーシング12の上板30の
端部寄り位置にはその作業空間S内に端部を突出し、同
作業空間に連通して吸引筒が設けられている。実施例に
おいて吸引部18はこの吸引筒から形成されている。こ
の吸引筒には例えばフレキシブルダクト等の吸引排出パ
イプ50が連設されており、後述する吸引手段24を介
してケーシング12内で生成された掘削土を外部へ排出
するものである。
【0033】図1、図8に示すように、ケーシング12
の上方にはこのケーシング12を上下駆動させる上下動
手段14が設けられている。実施例において、この上下
動手段14は使用状態において上下方向を長手として柱
状に構成されたラック体52と、このラック体52と咬
合しつつ協働するピニオン部54を備えている。
【0034】図3、図4にも示すように、回転軸36の
上端には金属等から成る円形中空構造の中空パイプ56
が更に上方向に延設するように接続固定されている。そ
して、この中空パイプ56に付設されて、上下方向を長
手としてラック刃52aを備えたラック体52が固定さ
れている。
【0035】更に、中空パイプ56には側面視略コ字状
の保持枠58が端部59を同中空パイプ56に対して嵌
挿されて取り付けられている。そして、この保持枠58
の端部内面側に挟装されてピニオン筒60が設けられて
おり、その内部に設けられたピニオンがラック体52の
ラック刃52aと咬合し、該ピニオンは図8上水平方向
を軸とした軸回り方向に回転する。そして、ピニオン部
54は前記車両62に取り付けられており、従ってその
内部のピニオンが回転駆動すると共にこれに咬合するラ
ック体52が並進しつつ中空パイプ56をも上下動させ
ることとなる。
【0036】図2に示すように、中空パイプ56の上部
寄り位置にはその中空部56sに連通してエア供給口6
4が設けられており、更に、このエア供給口64にはエ
アパイプ66が接続され、さらに図11に示すようにエ
アコンプレッサ68に接続されている。これによって後
述するように、エアコンプレッサ68により圧送される
高圧空気は中空パイプ56の中空部56sを通流して最
終的に空気噴射口46から掘削地盤側に噴射される。
【0037】図1、2に示すように、中空パイプ56の
上端には油圧モータ70が取り付けられている。この油
圧モータには油圧パイプ72を介して所要の駆動用油圧
が供給される。
【0038】図において、中空パイプ56の中空部56
sの中心には回転シャフト74が回転自在に軸支されて
いる。そしてこの回転シャフト74の上端部には油圧モ
ータ70が連結されている。この回転シャフト74の下
端部はケーシング12の上板30に設けられた回転軸3
6の上端に固定されている。従って、油圧モータ70が
回転駆動すると、この回転シャフト74が回動し、更
に、回転軸36が回動して回転刃38を回転駆動するこ
ととなる。そして、中空パイプ56内の回転シャフト7
4と同中空パイプ56の内壁との間隙が圧力空気が送気
される流路となるものである。
【0039】駆動手段22は回転刃38に固定された軸
と、この軸の端部に連結され、同軸を回転させる駆動モ
ータから成るが、実施例においては駆動手段22は、回
転刃38(及び回転シャフト74)と、油圧モータ70
を含むものである。回転シャフト74及び回転軸36は
一体的に形成しても良く、その場合には両者を含めて回
転刃の軸としての機能を行う。また、駆動源も油圧モー
タに限らず、電動、その他の動力としても良い。なお、
76は、回転シャフト74を中空パイプ56内で軸支す
る軸受である。
【0040】一方、図4において、回転シャフト74に
は、同回転シャフト74の下端と回転軸36との接合部
よりも上方位置において、連通孔80が周側から軸芯側
に向け、更に軸芯側から下方に向けて穿孔されている。
そして、この連通孔80は前記回転軸36の中空部36
sに連通しており、これによって、中空部56sと回転
軸の中空部36sは連通することとなり、空気噴射口4
6への空気圧送を行う。
【0041】図4、図11において、ケーシング12内
の作業空間に端部を突出させた吸引部18としての吸引
筒には掘削土の排出パイプ50が連通され、排土回収タ
ンク82を介して吸引手段24に接続している。吸引手
段24は、例えば真空発生装置たるバキュームユニット
から構成されている。
【0042】上記吸引筒には例えばフレキシブルダクト
等の吸引排出パイプ50が連設されており、後述する吸
引手段24を介してケーシング12内で生成された掘削
土を外部へ排出するものである。ここにおいて、ケーシ
ング12内で一種の閉鎖空間を形成しながら、圧送部2
0から高圧空気を圧送する一方、同ケーシング12の吸
引部18から吸引手段24を介して吸引を行うのでケー
シング12内部が一種の圧力調整室となり、かつ、一方
では空気圧送し、他方で空気を吸引するので空気の極め
て速い流れを生起させ、これによって、効果的に掘削土
を外部に排出する。従って、単に吸引だけでなく、高圧
空気を圧送することで空気の強制的な流れを形成するこ
とにより、掘削土の吸引排出が極めて円滑に行え掘削と
共に掘削土の排出効率も高く、よって全体の掘削効率が
極めて高いものである。従って、真空発生装置等の吸引
手段の吸引負荷を小さいものと出来、小出力の吸引装置
を使用できるものである。
【0043】更に、ケーシング12の内部下端縁側に回
転しつつ圧力空気を噴射しているので掘削土の空気によ
る洗い出し効果、あるいは、吹き飛ばし効果を行え、掘
削効率を大きく向上させ得る。
【0044】また、前述のように、回転刃38の刃先4
2a、44aの下端部をケーシング12の下端部縁から
内部側に退避した位置に設定することにより、下方に掘
進する時には、まずケーシング12の下縁部が回転刃3
8よりも先に下方側に位置するので、埋設物等が存在す
る時にはこれらを傷つけないものである。
【0045】すなわち、上下動手段14によるケーシン
グの押下げ力を所定の力に設定しておけば良いものであ
る。例えば、埋設物において最も損傷しやすく、かつ、
損傷時の問題が大きな家庭用の水道用塩化ビニール管等
について破壊試験等を行い、これを押圧損傷しない程度
の押下げ力に設定してやれば良い。これによって、掘削
時にケーシング12がこの塩ビ管に当接すれば、それ以
上は掘進しないこととなり、埋設物等の存在の確認を行
えることとなる。よって、単にスポット的な掘削だけで
なく、掘削地盤内の埋設物の有無の確認用パイロット掘
削ともなり得るものである。
【0046】一方、本実施例において、前記ケーシング
12自体を軸回り方向に回動させる回動機構86が設け
られている。この回動機構86は、進退ロッド90、ア
ーム96及び、ブラケット98を含む。
【0047】前記中空パイプ56に嵌挿された保持枠5
8の基部には図8において紙面に向かう方向に支持台8
8が固定されている。そしてこの支持台88に沿うよう
に進退ロッド90を備えた第1シリンダ92が設けられ
ている。また、保持枠58の端部59の表面側には円盤
94が固定され、この円盤94には図9に示すようなア
ーム96が端部を略半径方向に突出させて固定されてい
る。また、前記進退ロッド90の端部には図9上図面方
向に枢支ピンを備えるようなブラケット98が取り付け
られており、これによって形成される枢支部100を支
点として保持枠58は矢視のごとく回動するようになっ
ている。この時、進退ロッド90は、円盤94の2個の
略接線方向に交互に往復動することとなる。
【0048】実施例において例えばこの保持枠58は略
90度程度往復回動し得るように設定されており、これ
によって、その回動動作にともない、ケーシング12も
回動することとなる。このようにシーシング12自体も
掘削動作にともない回動させることにより掘削力自体を
極めて効果的なものとできる。すなわち、これによって
ケーシング12の内部側を掘削動手段により掘削すると
共に、ケーシングの終端縁により輪郭側を掘削するので
地盤の破砕力が大幅に向上し、効率の良い掘削を行える
ものである。
【0049】更に、本実施例においては、前記上下動手
段14は、ケーシング12を所定圧力で掘削方向に押下
げる押下げ機構102を有するとと共に、該押下げ機構
102と連係する探索掘進機構104が設けられてい
る。
【0050】押下げ機構102は、図8に示すように、
前記ピニオン部54のピニオン軸に連結されて正逆回転
する上下動モータ106から成る。この上下動モータ1
06は実施例において油圧モータから成り、ケーシング
12を担持する中空パイプ56(ラック体52)の押下
げ方向の力はケーシング12を含めて最大200Kg重
として設定されている。従って、この数値を最大押下げ
力とするように上下動モータ106の回転トルクを設定
している。そして、この押下げ力は、家庭水道用の塩化
ビニール管を上方から押圧して損傷するに至らない程度
の力である。
【0051】この押下げ機構102と連係する探索掘進
機構は、図8上、前記ピニオン筒60であって、同ピニ
オン筒60を挟んで上下動モータ106に対向する位置
に設けられ、同モータ106の回転軸の回転位置を検出
するロータリエンコーダ108と、図11に示す制御盤
110内に設けられ、ロータリエンコーダ108の回転
位置とラック体52の下方動カウンタの電気信号を演算
制御する制御部としてのシーケンサ112と、を備えて
いる。
【0052】シーケンサ112は、ロータリエンコーダ
108からの回転位置信号とラック体52の下方動カウ
ンタ信号により設定された掘削深度と比較して上下動モ
ータ106の所要の回転を行うべく制御盤110内の電
磁バルブの開閉制御を行う。そして、後述するように、
ケーシング12が所要時間以上掘進移動しない時にはケ
ーシング12の押下げを停止し、同ケーシング12を上
昇復帰させるものである。
【0053】押下げ機構102は、ピニオン軸に連結す
るモータ106としているが、これに限ることなく、単
に押下げロッドにラックを連結したシリンダ構造として
も良く、また、歯車あるいはリンク等の種々の変換装置
を備えて任意の駆動方法により押下げ駆動力を付与する
形式としても良いものである。
【0054】このように、押下げ機構102に連係する
探索掘進機構104を備えたことにより、損傷が許され
ないような一切の埋設物の破損事故が確実に防止でき、
スポット掘削だけでなく、いわゆるパイロット掘削が可
能となり、埋設物の輻輳地等においては特にその実効性
を発揮し得るものである。
【0055】この実施例では、車両62に搭載した本体
部10に種々の動きを行わせ得るようにして掘削位置設
定を容易にするものであり、図8上x、y、z方向に本
体部そのものが回動し得るようにしている。すなわち、
114はx方向回動用油圧モータであり、保持枠58に
連結したスイッチボックス116内に設けられている。
また、118はz方向回動用シリンダ装置であり、保持
枠58の基部に連結したブラケット120と下部側に連
接された支持ブロック122内に設けられ制御盤110
からの油圧配線により駆動される。更に、124はy方
向回動用の往復ピストン運動を回転運動に変換する変換
機構であり、ピストン126、ジョイント部128及び
枢軸130を備えている。
【0056】また、図11上、符号132は、各モータ
に油圧を供給する油圧ユニット、134は、油圧ユニッ
ト132、バキュームユニット84及び制御盤110の
油圧電磁バルブ駆動用の電力を供給する発電機である。
また、136は、コンクリート路盤等の掘削用に用いら
れる円形カッタ装置であり、油圧駆動されるモータの回
転軸に取り付けられ軸回りに回転する中空円筒状のビッ
ト138が回転しつつ円状にコンクリート路盤等を掘削
し、そのまま車両62を水平方向に回動させるとケーシ
ング12がその一次掘削穴に突入し得るようにビット径
等が設定されている。なお、車両本体は種々のエンジン
駆動によらしめることができる。
【0057】次に本発明に係る自動掘削装置の作用を説
明する。例えば、埋設物が地中に輻輳する市街地等にお
いてアスファルトあるいはコンクリート路盤が地表に敷
設してある場所においては、円形カッタ装置136を駆
動させて表面を円形状に切取って10cm程度の浅い穴
を掘削する。
【0058】この後車両を水平方向に回動させると、自
動的に本体部10の下端部に配置されたケーシング12
の円周がこの掘削穴の上部に位置され、この穴内に嵌入
する。
【0059】まず、図示しない指針を操作して掘削深さ
を設定し、シーケンサ112に記憶させる。次に、ラッ
ク体52の下方動カウンタをリセットして地表面上にケ
ーシングがある時を0表示としておく。
【0060】次に上下動モータ106が正回転し、ピニ
オン部54内のピニオンとラック体52のラック刃52
aとの咬合によりラック体52が下方に駆動されると共
に中空パイプ56がこれに伴って下方動され、その下端
部に取り付けられたケーシング12が、最大200Kg
重程度の加重で押し下げられる。また、同時に本体部1
0の上端に設置された駆動手段22としての油圧モータ
70が回転し、これに連結された回転シャフト74を回
転することによりケーシング12の内部に設けられた回
転刃38を軸回り方向に回転駆動させる。
【0061】一方、エアコンプレッサ68より中空部5
6s、36s、38sを介して常時高圧空気が供給され
ており、回転刃38に取り付けられた空気噴射口46か
ら高圧空気をケーシング12内に圧送している。従っ
て、ケーシング12を常時所要の押下げ力で押下げなが
ら高圧空気を圧送するので単にこのままの状態であれ
ば、ケーシング12内は高い圧力を保持することとな
る。
【0062】他方、ケーシング12内に連通して設けら
れた吸引部18としての吸引筒、それに接続されたフレ
キシブルダクトを介してバキュームユニット84により
ケーシング12内の空気を吸引している。そして、回転
刃38の回転掘削動作と共に高圧空気を回転噴出させ、
効率よい掘削を行うと同時に吸引手段24たるバキュー
ムユニット84により内部空気を吸引するのでこのケー
シング12内において極めて流れの速い空気流が生じて
おり、この流れに巻き込まれるように掘削土が吸引筒か
ら外部へと排出されることとなる。そして、排土回収タ
ンク82内でフィルタにより止められて土が滞留し、回
収されるものである。
【0063】このように、一方ではコンプレッサ68に
より空気を圧送し、他方でバキュームユニット84によ
り空気を吸引するサイクルを1つの閉鎖された空間の中
で創り出し、この中間で掘削作業を行うことにより、そ
の極めて高速な流体の中に巻き込んで掘削土を排出する
ので極めて高い掘削効率が達成されることとなる。
【0064】同時に、吸引負圧側の吸引手段としてのバ
キュームユニット吸引負荷は小さくとも掘削土の排出は
極めて円滑に行えるものであり、小型化、省エネルギ
ー、低コスト化が達成される。また、このバキュームユ
ニットが小型化できるので電動機や、コンプレッサ、油
圧ユニット等を同時にトラックなどに車載でき、市街地
などの狭小な場所での掘削作業であっても、掘削現場付
近で搭載車両を停止させて延長用の各ホースやパイプ類
等をも必要に応じて使用して簡易に掘削を行えることと
なる。
【0065】また、連続的、あるいは間欠的に回動機構
86によりケーシング12自体を軸回り方向に回動させ
る動作を与えることにより、ケーシング12の外形輪郭
に沿った掘削も同時に行え、これによって更に回転刃3
8による破砕力を向上させている。
【0066】一方、図12、13において油圧モータ7
0の回転によりケーシング12が下降していく時に、ラ
ック体52の下方動カウンタが設定時間以上カウントし
ない、つまり、下方動が行われない時にはその電気信号
を受けて制御部は障害物有りと判断し、油圧モータ70
を停止させて、同モータ70を逆回転させてケーシング
12を上昇させ、所定位置でモータを停止させる。障害
物が無く、設定深さまで掘削が行われると、その位置で
モータ70は停止し、油圧モータ70は逆回転して上昇
し、上昇端位置でモータ回転を停止するものである。
【0067】ここにおいて、市街地等の埋設物輻輳地に
おいてもいきなり掘削を始めても埋設物損傷事故等を生
じさせることなく継続的に掘削ができる。そしてこのよ
うな埋設物の損傷防止機能を備えた掘削作業を完全に自
動化でき、省力化を完全に達成することとなる。また掘
削しても安全かどうかのパイロット掘削としても極めて
有効に使用でき、かつ、迅速にその有無を確認できるも
のである。このように、掘削すべき穴の大きさどおりに
掘削するので余掘り等が不要であり、掘削土の埋め戻し
作業が不要であるばかりでなく、掘削土も簡易に処理で
きる。
【0068】また、高圧ジェット水使用時のように水を
使用しないので泥水等は生ぜず、後片づけや、付近の住
居等への影響、さらには衛生上も普段とほとんど変化の
ない環境で作業を行える。また、廃水処理等は一切不要
となるものである。なお、円形カッタ装置136による
円形のカット掘削が不要の場合は、直接ケーシング12
を用いた掘削作業を行っても良いものである。本発明に
係る自動掘削装置は上記した実施例にのみ限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸
脱しない範囲において任意の改変を加える場合も本発明
に含まれるものである。
【0069】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の自動掘削装
置によれば、少なくとも下面を開口し、内部に作業空間
を形成するケーシングと、このケーシングを上下駆動さ
せる上下動手段と、このケーシング内に設けられ、地盤
を掘削動作する掘削動手段と、前記ケーシング内の作業
空間に圧力空気を供給する圧送部と、前記ケーシング内
の作業空間に連通する吸引部と、前記掘削動手段を掘削
駆動させる駆動手段と、前記吸引部に接続して前記作業
空間内で掘削される掘削土を外部に吸引する吸引手段
と、を含み、前記ケーシングの作業空間内で掘削動手段
による地盤の掘削を行いつつ吸引手段により掘削土の吸
引排出を行うことにより、一方では圧送部から空気を圧
送し、他方で吸引手段により空気を吸引するサイクルを
1つの閉鎖された空間の中で行い、その中間位置である
ケーシング内部で掘削作業を行なうので、極めて高速な
流体の中に巻き込んで掘削土を排出する結果、極めて高
い掘削効率で掘削を行える。また、掘削すべき穴の大き
さどおりに掘削するので余掘り等が不要であり、掘削土
の埋め戻し作業が不要であるばかりでなく、掘削土も簡
易に処理でき、スポット的な掘削作業を円滑に行える。
更にケーシングにより埋設物の損傷が行われにくくなる
という効果を奏する。
【0070】また、掘削動手段は、掘進方向を回転軸と
するように回転する回転刃からなることとしたので、掘
進方向への平面的な破砕が円滑に行われ、掘削動作の実
効が確保される。
【0071】また、駆動手段は、回転刃に固定された軸
と、この軸の端部に連結され同軸を回転させる駆動モー
タと、から成る形成することにより、簡単な構成で掘削
動手段の駆動を実現でき、製造の容易性、低コスト等の
達成に寄与し得る。
【0072】また、圧送部は、ケーシング内の作業空間
に露出して設けられた1個又は複数個の空気噴射口から
成ることにより、ケーシング内への高圧空気の圧送構成
を実効あらしめる。
【0073】更に、空気噴射口は、前記ケーシング内の
回転刃に取り付けることにより、回転しながら高圧空気
の噴射を行ない、かつ、噴射口を回転刃に直接取り付け
るようにしているので掘削、及び掘削土の排出を行える
のみならず、構造的にも部材を集中できて簡易に製作し
得る。
【0074】更に、空気噴射口はケーシング内壁の周縁
側に向けられているので、空気噴射による掘削土の掘削
作業を促進させ、掘削効率を向上させる。また、内壁の
下端周縁側に吹きつけるのでケーシングにより掘削され
る輪郭部分の土を確実に吹き飛ばし、掘削効率の向上に
資する。
【0075】更に、前記ケーシング自体を軸回り方向に
回動させる回動機構が設けられ、地盤の掘進と同時に回
動させることにより、ケーシングの下端部の輪郭形状に
沿って確実に掘削されることとなり、更に掘削効率を向
上させ得ることとなる。
【0076】また、回転刃の刃先はケーシングの下端部
よりも掘進側と反対方向に退避した位置に配置されてい
るので、もしも埋設物が存在する場合でも必ず先にケー
シングの下端部に当接することとなり、簡単に同埋設物
を損傷することはない。また、ケーシングの押下げ力の
好適な設定により、むしろこれを回避、あるいは埋設物
の存在の確認等を行うことが可能となる。
【0077】また、上下動手段は上下方向に長く形成さ
れたラック体と、これに咬合しつつ同ラック体を上下動
させるピニオン部と、を備え、該ラック体の下端部にケ
ーシングが接続されることとしているので、ケーシング
の上下動を有効に実現できる。
【0078】更に、上下動手段は、ケーシングを所定圧
力で掘削方向に押下げる押下げ機構を有し、該押下げ機
構と連係し、前記ケーシングが所要時間以上掘進移動し
ない時にはケーシングの押下げを停止し、同ケーシング
を上昇復帰させる探索掘進機構と、を備えることによ
り、埋設物の損傷を確実に防止し得ると共に、このよう
な防止機能を備えた掘削作業を完全に自動化でき、省力
化を担保し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動掘削装置の本体部を
車両に搭載した状態の前部正面側から見た図である。
【図2】同自動掘削装置の本体部の一部切欠説明図であ
る。
【図3】図1の中空パイプ部分の断面のみを示したA−
A線断面図である。
【図4】ケーシングの拡大断面図である。
【図5】ケーシングの底面説明図である。
【図6】回転刃の要部拡大正面図である。
【図7】その底面図である。
【図8】本体部の要部を示す側面説明図である。
【図9】ケーシングを回動させる回動機構の要部B−B
線矢視説明図である。
【図10】本体部の作用説明図である。
【図11】本発明の実施例に係る自動掘削装置の概略全
体構成説明図である。
【図12】同押下げ機構及び探索掘進機構の概略ブロッ
ク構成図である。
【図13】そのフローチャート図である。
【符号の説明】
10 本体部 12 ケーシング 14 上下動手段 16 掘削動手段 18 吸引部 20 圧送部 22 駆動手段 24 吸引手段 26 開口 36 回転軸 38 回転刃 46 空気噴射口 52 ラック体 54 ピニオン部 56 中空パイプ 62 車両 68 エアコンプレッサ 70 油圧モータ 74 回転シャフト 82 排土回収タンク 86 回動機構 102 押下げ機構 104 探索掘進機構 106 上下動モータ 110 制御盤 132 油圧ユニット 134 発電機 S 閉鎖空間 H 退避幅

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも下面を開口し、内部に作業空
    間を形成するケーシングと、 このケーシングを上下駆動させる上下動手段と、 このケーシング内に設けられ、地盤を掘削動作する掘削
    動手段と、 前記ケーシング内の作業空間に圧力空気を供給する圧送
    部と、 前記ケーシング内の作業空間に連通する吸引部と、 前記掘削動手段を掘削駆動させる駆動手段と、 前記吸引部に接続して前記作業空間内で掘削される掘削
    土を外部に吸引する吸引手段と、を含み、前記掘削動手段は、掘進方向を回転軸とし、同回転軸と
    T字を形成するように設けられ、かつ、前記回転軸回り
    に回転する回転刃からなり、 前記圧送部は、前記回転刃に設けられた1個又は複数個
    の空気噴射口から成り、 前記空気噴射口のうち少なくとも1個の空気噴射口は前
    記ケーシング内壁の周縁側に向けられ、 前記ケーシングの作業空間内で掘削動手段による地盤の
    掘削を行うとともに、前記空気噴射口から空気を前記ケ
    ーシング内壁の周縁側に向けて噴射させて前記掘削土を
    吹き飛ばしつつ吸引手段により同掘削土の吸引排出を行
    うことを特徴とする自動掘削装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングは、上面側に上板が配置
    される様に、反転有底筒状体として形成され、 前記回転軸の中心部は、中空となって圧力空気の流路が
    形成され、 前記吸引部は前記ケーシングの上板の中心からずれた偏
    心位置に連通して設けられてなる請求項1記載の自動掘
    削装置。
  3. 【請求項3】 前記回転刃は、略矩形状の台板と、この
    台板の両側面の左右対称な位置に半刃と、を備えてなる
    請求項1または2のいずれかに記載の自動掘 削装置。
  4. 【請求項4】 前記ケーシング自体を軸回り方向に回動
    させる回動機構が設けられ、地盤の掘進と同時に回動さ
    せて成る請求項1ないし3のいずれかに記載の自動掘削
    装置。
  5. 【請求項5】 前記回転刃の刃先は前記ケーシングの下
    端部よりも掘進側と反対方向に退避した位置に配置され
    て成る請求項1ないし4のいずれかに記載の自動掘削装
    置。
  6. 【請求項6】 前記上下動手段は上下方向に長く形成さ
    れたラック体と、これに咬合しつつ同ラック体を上下動
    させるピニオン部と、を備え、 該ラック体の下端部にケーシングが接続されて成る請求
    項1ないし5のいずれかに記載の自動掘削装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも下面を開口し、内部に作業空
    間を形成するケーシングと、 このケーシングを上下駆動させる上下動手段と、 このケーシング内に設けられ、地盤を掘削動作する掘削
    動手段と、 前記ケーシング内の作業空間に圧力空気を供給する圧送
    部と、 前記ケーシング内の作業空間に連通する吸引部と、 前記掘削動手段を掘削駆動させる駆動手段と、 前記吸引部に接続して前記作業空間内で掘削される掘削
    土を外部に吸引する吸引手段と、を含み、 前記上下動手段は、ケーシングを所定圧力で掘削方向に
    押下げる押下げ機構を有し、 該押下げ機構と連係し、前記ケーシングが所要時間以上
    掘進移動しない時にはケーシングの押下げを停止し、同
    ケーシングを上昇復帰させる探索掘進機構と、を備え、 前記ケーシングの作業空間内で掘削動手段による地盤の
    掘削を行いつつ吸引手段により掘削土の吸引排出を行う
    ことを特徴とする自動掘削装置。
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