JP2675706B2 - 抵抗ストリング回路 - Google Patents
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- H03M1/361—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type
- H03M1/362—Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider
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- H03M1/76—Simultaneous conversion using switching tree
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- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば高精度のA/
D変換器、あるいはD/A変換器に適用される抵抗スト
リング回路に関する。
D変換器、あるいはD/A変換器に適用される抵抗スト
リング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の抵抗ストリング回路としては、
「抵抗ストリング型A/D変換器の非線型誤差解析と評
価」(電子通信学会論文誌、Vol.J67-C,No.12,PP.941〜
948,1984-12 )が知られている。
「抵抗ストリング型A/D変換器の非線型誤差解析と評
価」(電子通信学会論文誌、Vol.J67-C,No.12,PP.941〜
948,1984-12 )が知られている。
【0003】抵抗ストリング型D/A変換器は、D/A
変換器またはA/D変換器の内部回路としてよく用いら
れる。この抵抗ストリング型D/A変換器の精度は、抵
抗素子の製造誤差に依存している。すなわち、抵抗素子
の抵抗値が製造誤差により異なると、抵抗ストリングに
非線型誤差が生じる。このため、従来の抵抗ストリング
型D/A変換器の精度は、せいぜい8〜9ビットであ
り、このD/A変換器を使用して、10ビット以上の高
精度なD/A変換器およびA/D変換器を実現すること
が困難であった。
変換器またはA/D変換器の内部回路としてよく用いら
れる。この抵抗ストリング型D/A変換器の精度は、抵
抗素子の製造誤差に依存している。すなわち、抵抗素子
の抵抗値が製造誤差により異なると、抵抗ストリングに
非線型誤差が生じる。このため、従来の抵抗ストリング
型D/A変換器の精度は、せいぜい8〜9ビットであ
り、このD/A変換器を使用して、10ビット以上の高
精度なD/A変換器およびA/D変換器を実現すること
が困難であった。
【0004】図1は、従来の3ビット抵抗ストリング回
路の一例を示す等価回路図である。同図において、接地
電位VSSと基準電位Vref の相互間には、抵抗素子R1
〜R8 が直列接続されている。
路の一例を示す等価回路図である。同図において、接地
電位VSSと基準電位Vref の相互間には、抵抗素子R1
〜R8 が直列接続されている。
【0005】図2は、図1に示す回路のパターンの一例
を示すものである。この抵抗セグメント回路は、X方向
の長さを小さくするため、各抵抗素子R1 〜R8 がY方
向に並べて配置される。これら各抵抗素子R1 〜R8 は
X方向に設けられた金属配線例えばアルミニウム配線A
lによって接続されている。
を示すものである。この抵抗セグメント回路は、X方向
の長さを小さくするため、各抵抗素子R1 〜R8 がY方
向に並べて配置される。これら各抵抗素子R1 〜R8 は
X方向に設けられた金属配線例えばアルミニウム配線A
lによって接続されている。
【0006】図3は、図2に示すパターンにおいて、製
造誤差により生じたX方向の単位長さ当りの抵抗値のプ
レーナばらつきを示すものであり、横軸は抵抗の位置、
縦軸は単位長さ当たりの抵抗値ρ(Ω/μm)である。
造誤差により生じたX方向の単位長さ当りの抵抗値のプ
レーナばらつきを示すものであり、横軸は抵抗の位置、
縦軸は単位長さ当たりの抵抗値ρ(Ω/μm)である。
【0007】図4は、図2に示すパターンにおいて、Y
方向のプレーナばらつき成分を無視し、図3に示すよう
なX方向の抵抗のばらつきを有する場合の非線型誤差ε
を示すものである。同図において、横軸は抵抗分割され
た電位を示し、縦軸は非線型誤差εを示している。この
場合、最大誤差はε0 となる。図5、図6は、抵抗スト
リング回路の他の従来例を示すものであり、図5は等価
回路、図6はそのパターン平面図である。この抵抗スト
リング回路は、抵抗素子R4 とR5 の相互間で折り返さ
れ、接地電位VSSと基準電位Vref が隣接して配置され
ている。
方向のプレーナばらつき成分を無視し、図3に示すよう
なX方向の抵抗のばらつきを有する場合の非線型誤差ε
を示すものである。同図において、横軸は抵抗分割され
た電位を示し、縦軸は非線型誤差εを示している。この
場合、最大誤差はε0 となる。図5、図6は、抵抗スト
リング回路の他の従来例を示すものであり、図5は等価
回路、図6はそのパターン平面図である。この抵抗スト
リング回路は、抵抗素子R4 とR5 の相互間で折り返さ
れ、接地電位VSSと基準電位Vref が隣接して配置され
ている。
【0008】このようなパターン構造とした場合、図7
に示すように、X方向の単位長さ当たりの抵抗値のプレ
ーナばらつきは、図1、図2に示す構成の場合と変わら
ないが、図8に示すように、非線型誤差の最大値ε1 を
図1、図2に示す構成の場合より小さくすることができ
る(ε1 <ε0 )。しかし、非線型誤差の最大値ε1を
小さくできるものの、1/2ε0 程度までしか小さくす
ることができない。したがって、この構成としても、1
0ビット以上の高精度なA/D変換器、D/A変換器を
構成することは困難である。
に示すように、X方向の単位長さ当たりの抵抗値のプレ
ーナばらつきは、図1、図2に示す構成の場合と変わら
ないが、図8に示すように、非線型誤差の最大値ε1 を
図1、図2に示す構成の場合より小さくすることができ
る(ε1 <ε0 )。しかし、非線型誤差の最大値ε1を
小さくできるものの、1/2ε0 程度までしか小さくす
ることができない。したがって、この構成としても、1
0ビット以上の高精度なA/D変換器、D/A変換器を
構成することは困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の抵抗ストリ
ング回路は、製造誤差によって生じる非線型誤差を十分
小さく抑えることが困難なものであり、この抵抗ストリ
ング回路を使用したD/A変換器を用いて高精度なA/
D変換器あるいはD/A変換器を構成することが困難で
あった。
ング回路は、製造誤差によって生じる非線型誤差を十分
小さく抑えることが困難なものであり、この抵抗ストリ
ング回路を使用したD/A変換器を用いて高精度なA/
D変換器あるいはD/A変換器を構成することが困難で
あった。
【0010】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、製造誤差
によって生じる非線型誤差を十分小さく抑えることがで
き、10ビット以上の高精度なD/A変換器あるいはA
/D変換器を実現することが可能な抵抗ストリング回路
を提供しようとするものである。
されたものであり、その目的とするところは、製造誤差
によって生じる非線型誤差を十分小さく抑えることがで
き、10ビット以上の高精度なD/A変換器あるいはA
/D変換器を実現することが可能な抵抗ストリング回路
を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、複数の第1の抵抗素子の長手部を互いに
平行として配置し、これら第1の抵抗素子の長手方向端
部を順次接続することにより、第1の電源と第2の電源
の間に前記複数の第1の抵抗素子を直列接続した第1の
抵抗ストリングと、複数の第2の抵抗素子の長手部を互
いに平行として前記第1の抵抗ストリングを構成する第
1の抵抗素子と交互に配置し、これら第2の抵抗素子の
長手方向端部を順次接続するとともに、前記第1、第2
の電源が前記第1の抵抗ストリングと逆に接続された第
2の抵抗ストリングと、前記第1、第2の抵抗ストリン
グにおいて、抵抗分割した電位が同一の複数の対称位置
をそれぞれ接続する配線とを具備している。
解決するため、複数の第1の抵抗素子の長手部を互いに
平行として配置し、これら第1の抵抗素子の長手方向端
部を順次接続することにより、第1の電源と第2の電源
の間に前記複数の第1の抵抗素子を直列接続した第1の
抵抗ストリングと、複数の第2の抵抗素子の長手部を互
いに平行として前記第1の抵抗ストリングを構成する第
1の抵抗素子と交互に配置し、これら第2の抵抗素子の
長手方向端部を順次接続するとともに、前記第1、第2
の電源が前記第1の抵抗ストリングと逆に接続された第
2の抵抗ストリングと、前記第1、第2の抵抗ストリン
グにおいて、抵抗分割した電位が同一の複数の対称位置
をそれぞれ接続する配線とを具備している。
【0012】
【0013】
【作用】すなわち、この発明は、第1の電源と第2の電
源の間に接続された第1の抵抗ストリングと、その第1
の抵抗ストリングと同様のパターン形状を有し、且つ、
第1と第2の電源が第1の抵抗ストリングと逆に接続さ
れた第2の抵抗ストリングとを隣接して配置し、さら
に、第1、第2の抵抗ストリングにおいて抵抗分割さ
れ、同電位とされた複数の点を接続している。しかも、
第1、第2の抵抗ストリングその長手部を互いに平行と
して交互に配置している。したがって、抵抗素子の製造
ばらつきの影響を減少でき、第1の電源から第2の電源
方向に生じる非線形誤差を小さくすることができる。
源の間に接続された第1の抵抗ストリングと、その第1
の抵抗ストリングと同様のパターン形状を有し、且つ、
第1と第2の電源が第1の抵抗ストリングと逆に接続さ
れた第2の抵抗ストリングとを隣接して配置し、さら
に、第1、第2の抵抗ストリングにおいて抵抗分割さ
れ、同電位とされた複数の点を接続している。しかも、
第1、第2の抵抗ストリングその長手部を互いに平行と
して交互に配置している。したがって、抵抗素子の製造
ばらつきの影響を減少でき、第1の電源から第2の電源
方向に生じる非線形誤差を小さくすることができる。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図9は3ビットの抵抗ストリング回路
を示すものである。
照して説明する。図9は3ビットの抵抗ストリング回路
を示すものである。
【0016】図9に示すように、この抵抗ストリング回
路は、第1、第2の抵抗ストリング11、12によって
構成されている。第1の抵抗ストリング11において、
接地電位VSSと基準電位Vref の相互間には、抵抗素子
R11〜R18が直列接続されている。第2の抵抗ストリン
グ12は第1の抵抗ストリング11と逆向きに配列され
ている。すなわち、第2の抵抗ストリング12の接地電
位VSSは第1の抵抗ストリング11の基準電位Vref の
近傍に配設され、第2の抵抗ストリング12の基準電位
Vref は第1の抵抗ストリング11の接地電位VSSの近
傍に配設されている。そして、これら接地電位VSSと基
準電位Vref の相互間には、抵抗素子R21〜R28が直列
接続されている。
路は、第1、第2の抵抗ストリング11、12によって
構成されている。第1の抵抗ストリング11において、
接地電位VSSと基準電位Vref の相互間には、抵抗素子
R11〜R18が直列接続されている。第2の抵抗ストリン
グ12は第1の抵抗ストリング11と逆向きに配列され
ている。すなわち、第2の抵抗ストリング12の接地電
位VSSは第1の抵抗ストリング11の基準電位Vref の
近傍に配設され、第2の抵抗ストリング12の基準電位
Vref は第1の抵抗ストリング11の接地電位VSSの近
傍に配設されている。そして、これら接地電位VSSと基
準電位Vref の相互間には、抵抗素子R21〜R28が直列
接続されている。
【0017】前記第1、第2の抵抗ストリング11、1
2は、抵抗素子によって分圧した電位が同一な接続点同
志が接続される。すなわち、前記抵抗素子R12、R13の
接続点13(1/4Vref ) は、配線14を介して前記抵抗
素子R22、R23の接続点15(1/4Vref ) に接続され、
前記抵抗素子R14、R15の接続点16(1/2Vref ) は、
配線17を介して前記抵抗素子R24、R25の接続点18
(1/2Vref ) に接続されている。また、前記抵抗素子R
16、R17の接続点19(3/4Vref ) は、配線20を介し
て前記抵抗素子R26、R27の接続点21(3/4Vref ) に
接続されている。したがって、第1、第2の抵抗ストリ
ング11、12は互いに対称に配設されることとなる。
図10は図9のパターン図を示すものであり、図9と同
一部分には、同一符号を付す。
2は、抵抗素子によって分圧した電位が同一な接続点同
志が接続される。すなわち、前記抵抗素子R12、R13の
接続点13(1/4Vref ) は、配線14を介して前記抵抗
素子R22、R23の接続点15(1/4Vref ) に接続され、
前記抵抗素子R14、R15の接続点16(1/2Vref ) は、
配線17を介して前記抵抗素子R24、R25の接続点18
(1/2Vref ) に接続されている。また、前記抵抗素子R
16、R17の接続点19(3/4Vref ) は、配線20を介し
て前記抵抗素子R26、R27の接続点21(3/4Vref ) に
接続されている。したがって、第1、第2の抵抗ストリ
ング11、12は互いに対称に配設されることとなる。
図10は図9のパターン図を示すものであり、図9と同
一部分には、同一符号を付す。
【0018】第1、第2の抵抗ストリング11、12の
抵抗素子R11〜R18、R28〜R21は、X軸方向に交互に
配列され、各抵抗素子R11〜R18、R28〜R21は、その
長さ方向がY軸方向に配列されている。各抵抗素子R11
〜R18の相互間はそれぞれ配線22によって接続され、
各抵抗素子R28〜R21の相互間はそれぞれ配線23によ
って接続されている。さらに、第1の抵抗ストリング1
1の接続点13と第2の抵抗ストリング12の接続点1
5は配線14によって接続され、接続点16と接続点1
8は配線17によって接続され、接続点19と接続点2
1は配線20によって接続されている。前記抵抗素子R
11〜R18、R28〜R21は例えば、拡散抵抗あるいは多結
晶シリコン抵抗によって構成されている。
抵抗素子R11〜R18、R28〜R21は、X軸方向に交互に
配列され、各抵抗素子R11〜R18、R28〜R21は、その
長さ方向がY軸方向に配列されている。各抵抗素子R11
〜R18の相互間はそれぞれ配線22によって接続され、
各抵抗素子R28〜R21の相互間はそれぞれ配線23によ
って接続されている。さらに、第1の抵抗ストリング1
1の接続点13と第2の抵抗ストリング12の接続点1
5は配線14によって接続され、接続点16と接続点1
8は配線17によって接続され、接続点19と接続点2
1は配線20によって接続されている。前記抵抗素子R
11〜R18、R28〜R21は例えば、拡散抵抗あるいは多結
晶シリコン抵抗によって構成されている。
【0019】上記抵抗ストリング回路をD/A変換器に
適用する場合、例えば第1の抵抗ストリング11の各抵
抗の相互間にディジタル信号によって制御されるスイッ
チが接続される。
適用する場合、例えば第1の抵抗ストリング11の各抵
抗の相互間にディジタル信号によって制御されるスイッ
チが接続される。
【0020】図11は、図9、図10に示す回路のX軸
方向の位置に対する単位長さ当りの抵抗値ρ(Ω/m)
を示しており、図12は、X軸方向にこのような製造ば
らつきを持った場合の非線型誤差εを示すものである。
同図において、横軸は抵抗分割された電位を示してい
る。
方向の位置に対する単位長さ当りの抵抗値ρ(Ω/m)
を示しており、図12は、X軸方向にこのような製造ば
らつきを持った場合の非線型誤差εを示すものである。
同図において、横軸は抵抗分割された電位を示してい
る。
【0021】上記実施例は、第1、第2の抵抗ストリン
グ11、12を対称に接続している。したがって、X軸
方向に製造のばらつきがあった場合においても、配線1
4、17、20によって接続した1/4Vref 、1/2
Vref 、3/4Vref の電位の点での非線型誤差εは、
図12より明らかなようにほぼ0となる。しかも、最大
非線型誤差ε2 は図4、図8に示す従来の最大非線型誤
差ε0 、ε1 に比べて小さくなる。よって、最大非線型
誤差を従来に比べて大幅に改善できる。
グ11、12を対称に接続している。したがって、X軸
方向に製造のばらつきがあった場合においても、配線1
4、17、20によって接続した1/4Vref 、1/2
Vref 、3/4Vref の電位の点での非線型誤差εは、
図12より明らかなようにほぼ0となる。しかも、最大
非線型誤差ε2 は図4、図8に示す従来の最大非線型誤
差ε0 、ε1 に比べて小さくなる。よって、最大非線型
誤差を従来に比べて大幅に改善できる。
【0022】図13は、図1、図5、図9に示す各回路
構成における、X軸方向の抵抗値のばらつきが1%と仮
定した場合の最大非線型誤差εを計算した結果を示すも
のである。
構成における、X軸方向の抵抗値のばらつきが1%と仮
定した場合の最大非線型誤差εを計算した結果を示すも
のである。
【0023】この発明のように、同電位同志の3点を接
続した場合、従来例に比べて最大非線型誤差εが、ε2
/ε0 =1/16あるいは、ε0 /ε1 =1/9となり
精度が大幅に改善される。
続した場合、従来例に比べて最大非線型誤差εが、ε2
/ε0 =1/16あるいは、ε0 /ε1 =1/9となり
精度が大幅に改善される。
【0024】図14は、図1、図5、図9に示す各抵抗
ストリング回路を用いてA/D変換器を構成し、非線型
誤差による全高調波歪(THD)を計算した結果を示す
ものである。これはX軸方向の抵抗のばらつきを1%と
し、図4、図8、図12に示したような非線型誤差を有
するA/D変換特性を示している。
ストリング回路を用いてA/D変換器を構成し、非線型
誤差による全高調波歪(THD)を計算した結果を示す
ものである。これはX軸方向の抵抗のばらつきを1%と
し、図4、図8、図12に示したような非線型誤差を有
するA/D変換特性を示している。
【0025】この実施例の場合、全高調波歪は−84.
2dBであり、図1に示す構成の場合に比べて26.1dB
改善され、図5に示す構成の場合に比べて25.3dB改
善されていることがわかる。
2dBであり、図1に示す構成の場合に比べて26.1dB
改善され、図5に示す構成の場合に比べて25.3dB改
善されていることがわかる。
【0026】また、従来の抵抗ストリング回路を用いて
D/A、A/D変換器を構成した場合、製造上の問題に
よる抵抗値のばらつきのため、9ビット程度の精度が限
界であった。しかし、上記実施例の抵抗ストリング回路
を採用した場合、X軸方向の抵抗値のばらつきを1%と
すると、最大非線型誤差ε2 =0.009(%)、全高
周波歪(THD)−80dB以上となるため、従来例に比
べて−65dB改善される。したがって、10ビット以上
の高精度なA/D、D/A変換器を実現することができ
る。しかも、この実施例の場合、回路構成が簡単である
ため、パターン設計が容易であるという利点を有してい
る。
D/A、A/D変換器を構成した場合、製造上の問題に
よる抵抗値のばらつきのため、9ビット程度の精度が限
界であった。しかし、上記実施例の抵抗ストリング回路
を採用した場合、X軸方向の抵抗値のばらつきを1%と
すると、最大非線型誤差ε2 =0.009(%)、全高
周波歪(THD)−80dB以上となるため、従来例に比
べて−65dB改善される。したがって、10ビット以上
の高精度なA/D、D/A変換器を実現することができ
る。しかも、この実施例の場合、回路構成が簡単である
ため、パターン設計が容易であるという利点を有してい
る。
【0027】尚、上記実施例においては、第1、第2の
抵抗ストリング11、12を3点の同電位同士で接続し
た。しかし、接続点の数は、第1、第2の抵抗ストリン
グ11、12が対象となる構成であれば、3点以上とし
てもよい。
抵抗ストリング11、12を3点の同電位同士で接続し
た。しかし、接続点の数は、第1、第2の抵抗ストリン
グ11、12が対象となる構成であれば、3点以上とし
てもよい。
【0028】この実施例において、多ビットのうち、上
位3ビットに対応した電位を発生するための抵抗ストリ
ング31は、図9に示す実施例と同様の構成であるた
め、同一部分には同一符号を付す。
位3ビットに対応した電位を発生するための抵抗ストリ
ング31は、図9に示す実施例と同様の構成であるた
め、同一部分には同一符号を付す。
【0029】一方、下位2ビットに対応した電位を発生
するための抵抗ストリング32は、前記上位ビット用の
抵抗ストリング31を構成する抵抗素子R21〜R28に、
それぞれ一系列の抵抗ストリング41〜48を並列接続
して構成される。これら抵抗ストリング41〜48は、
それぞれ4つの抵抗素子R41〜R44によって構成されて
いる。また、例えば各抵抗素子R11〜R18、R41〜R44
の相互間には、ディジタル信号によって制御される例え
ばスイッチが接続される。
するための抵抗ストリング32は、前記上位ビット用の
抵抗ストリング31を構成する抵抗素子R21〜R28に、
それぞれ一系列の抵抗ストリング41〜48を並列接続
して構成される。これら抵抗ストリング41〜48は、
それぞれ4つの抵抗素子R41〜R44によって構成されて
いる。また、例えば各抵抗素子R11〜R18、R41〜R44
の相互間には、ディジタル信号によって制御される例え
ばスイッチが接続される。
【0030】この実施例によれば、ビット数が多い場合
においても、上位ビットの非線型誤差を低減できる。し
たがって、図9に示す実施例と同様の精度を得ることが
でき、D/A変換器全体の精度を向上できる。
においても、上位ビットの非線型誤差を低減できる。し
たがって、図9に示す実施例と同様の精度を得ることが
でき、D/A変換器全体の精度を向上できる。
【0031】尚、この実施例の場合、上位ビット用の抵
抗ストリングにのみ、抵抗ストリングを追加したが、上
位、下位ともに抵抗ストリングを追加してもよい。さら
に、接続する対称点の数も任意でよい。その他、この発
明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能な
ことは勿論である。
抗ストリングにのみ、抵抗ストリングを追加したが、上
位、下位ともに抵抗ストリングを追加してもよい。さら
に、接続する対称点の数も任意でよい。その他、この発
明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能な
ことは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、製造誤差によって生じる非線型誤差を十分小さく抑
えることができ、10ビット以上の高精度なD/A変換
器あるいはA/D変換器を実現することが可能な抵抗ス
トリング回路を提供できる。
ば、製造誤差によって生じる非線型誤差を十分小さく抑
えることができ、10ビット以上の高精度なD/A変換
器あるいはA/D変換器を実現することが可能な抵抗ス
トリング回路を提供できる。
【図1】従来例の抵抗ストリング回路の一例を示す回路
図。
図。
【図2】図1に示す回路のパターンの一例を示す平面
図。
図。
【図3】図2に示す回路の特性を示す図。
【図4】図2に示す回路の特性を示す図。
【図5】抵抗ストリング回路の他の従来例を示す回路
図。
図。
【図6】図5に示す回路のパターンの一例を示す平面
図。
図。
【図7】図5に示す回路の特性を示す図。
【図8】図5に示す回路の特性を示す図。
【図9】この発明の一実施例を示す回路図。
【図10】図9に示す回路のパターンの一例を示す平面
図。
図。
【図11】図9に示す回路の特性を示す図。
【図12】図9に示す回路の特性を示す図。
【図13】従来例と本発明の最大非線型誤差(ε)を示
す図。
す図。
【図14】従来例と本発明の全高調波歪(THD)を示
す図。
す図。
【図15】この発明の他の実施例を示す回路図。
11、12…第1、第2の抵抗ストリング、VSS…接地
電位、Vref …基準電位、R11〜R18、R21〜R28…抵
抗素子、14、17、20…配線、31…上位ビット用
の抵抗ストリング、32…下位ビット用の抵抗ストリン
グ、41〜48…抵抗ストリング、R41〜R44…抵抗素
子。
電位、Vref …基準電位、R11〜R18、R21〜R28…抵
抗素子、14、17、20…配線、31…上位ビット用
の抵抗ストリング、32…下位ビット用の抵抗ストリン
グ、41〜48…抵抗ストリング、R41〜R44…抵抗素
子。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の第1の抵抗素子の長手部を互いに
平行として配置し、これら第1の抵抗素子の長手方向端
部を順次接続することにより、第1の電源と第2の電源
の間に前記複数の第1の抵抗素子を直列接続した第1の
抵抗ストリングと、 複数の第2の抵抗素子の長手部を互いに平行として前記
第1の抵抗ストリングを構成する第1の抵抗素子と交互
に配置し、これら第2の抵抗素子の長手方向端部を順次
接続するとともに、前記第1、第2の電源が前記第1の
抵抗ストリングと逆に接続された第2の抵抗ストリング
と、 前記第1、第2の抵抗ストリングにおいて、抵抗分割し
た電位が同一の複数の対称位置をそれぞれ接続する配線
とを具備したことを特徴とする抵抗ストリング回路。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP4013906A JP2675706B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 抵抗ストリング回路 |
| US08/010,200 US5343199A (en) | 1992-01-29 | 1993-01-28 | Resistor string circuit for use in D/A converter or A/D converter |
| KR1019930001105A KR930017311A (ko) | 1992-01-29 | 1993-01-29 | 저항 스트링회로 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4013906A JP2675706B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 抵抗ストリング回路 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05206861A JPH05206861A (ja) | 1993-08-13 |
| JP2675706B2 true JP2675706B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=11846219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4013906A Expired - Fee Related JP2675706B2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 抵抗ストリング回路 |
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| US6037889A (en) * | 1998-03-02 | 2000-03-14 | Hewlett-Packard Company | Method to enhance the speed and improve the integral non-linearity matching of multiple parallel connected resistor string based digital-to-analog converters |
| US6288661B1 (en) | 1999-10-15 | 2001-09-11 | Cygnal Integrated Products, Inc. | A/D converter with voltage/charge scaling |
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| US6448917B1 (en) | 2000-05-31 | 2002-09-10 | Cygnal Integrated Products, Inc. | DAC using current source driving main resistor string |
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| US6456220B1 (en) | 2000-06-19 | 2002-09-24 | Cygnal Integrated Products, Inc. | Analog-to-digital converter for processing differential and single-ended inputs |
| US6452778B1 (en) | 2000-06-19 | 2002-09-17 | Cygnal Integrated Products, Inc. | Parasitic insensitive capacitor in d/a converter |
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| CN111801894B (zh) * | 2018-01-05 | 2025-01-17 | 德克萨斯仪器股份有限公司 | 数模转换器系统 |
| US11545480B2 (en) * | 2018-06-29 | 2023-01-03 | Texas Instruments Incorporated | Integrated circuit with single level routing |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS58138122A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 並列型アナログ・デイジタル変換器 |
| JPS58198922A (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-19 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路によるd/a変換回路 |
| JPS6096925A (ja) * | 1983-11-01 | 1985-05-30 | Matsushita Electronics Corp | 信号変換回路 |
| JPS6126330A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-05 | Toshiba Corp | 抵抗分圧回路 |
| US4814767A (en) * | 1987-10-08 | 1989-03-21 | Analog Devices, Inc. | Sub-ranging A/D converter with flash converter having balanced input |
| US4924225A (en) * | 1988-01-28 | 1990-05-08 | Harris Semiconductor Patents, Inc. | Analog to digital converter with integral linearity error compensation and method of operation |
| US4983973A (en) * | 1989-05-22 | 1991-01-08 | Brooktree Corporation | Non-linear analog-to-digital converter |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4013906A patent/JP2675706B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-28 US US08/010,200 patent/US5343199A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-01-29 KR KR1019930001105A patent/KR930017311A/ko not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05206861A (ja) | 1993-08-13 |
| KR930017311A (ko) | 1993-08-30 |
| US5343199A (en) | 1994-08-30 |
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