JP2666204B2 - 揚重装置 - Google Patents

揚重装置

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JP2666204B2 JP20290692A JP20290692A JP2666204B2 JP 2666204 B2 JP2666204 B2 JP 2666204B2 JP 20290692 A JP20290692 A JP 20290692A JP 20290692 A JP20290692 A JP 20290692A JP 2666204 B2 JP2666204 B2 JP 2666204B2
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寿夫 藤見
邦孝 星
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三井建設株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構築物のシャフト部分
を利用して、構築物内の隣接した上下階間等で建築用の
資材や機材を搬送するのに好適な揚重装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの構築時に建築資材等を揚重
しているクレ−ンは、これをビル内の隣接した上下階等
にある各施工箇所間における資材、機材の搬送に使って
しまうと、その間、当該クレ−ンをもちいて地上にある
資材等をビル高層部分に揚重することができなくなって
しまう。そこで、こういった各施工箇所間の資材、機材
の搬送にはなるべく揚重用クレ−ンを用いないようにす
るのが通例であり、故に、こういった各施工箇所間の搬
送作業はガイドレ−ルを設置して使用するラックアンド
ピニオンギヤ方式の簡易リフトや牽引機械を設置して使
用するロ−プ牽引方式の簡易リフトによって行われる
か、あるいは、人力によっておこなわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の簡易リ
フトは、いずれも設置、あるいは撤去するための工事に
手間と時間がかかるためため能率が悪く、また、人力に
よる搬送作業では搬送重量が限定されているため能率が
悪い。特に最近の超高層ビルにおいては、例えば型枠や
施工用機材等を各施工箇所等で転用するために、こうい
った資材、機材等の重量物を順次下層階から上層階の施
工箇所へ搬送していかなければならず、従って、このよ
うな各施工箇所間における搬送作業を能率良く行う適当
なる揚重装置の開発が求められていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、ビル等の隣接
した上下階にある施工箇所間等において、能率良く建築
資材、機材等を搬送することができる揚重装置を提供す
ることを目的としている。
【課題を解決するための手段】本発明は、フレ−ム(2
0)を有し、前記フレ−ム(20)に、積載部(26
a)の形成された搬機(25)を上下方向移動自在に設
け、前記フレ−ム(20)に、ガイド手段(19)を上
下方向に設置し、前記搬機(25)に、駆動手段(3
0)を、前記ガイド手段(19)を介して、前記搬機
(25)を前記フレ−ム(20)に対して相対的に上下
方向に移動駆動し得る形で設け、前記フレ−ム(20)
に、第一の支持手段(21)をスラブ(3)に対して係
合自在に設け、前記搬機(25)に、第二の支持手段
(22)をスラブ(3)に対して係合自在に設けて構成
される。なお、( )内の番号等は、図面における対応
する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により、本発明は、フレ−ム(2
0)と搬機(25)とのどちらか一方が第一の支持手段
(21)、または、第二の支持手段(22)を介してス
ラブに支持されている間に、該フレ−ム(20)と該搬
機(25)のうちのスラブに支持されていない側の一方
がスラブに支持されている他方に対して、駆動手段(3
0)を介して相対的に上昇下降するように作用する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による揚重装置の一実施例を示す斜
視図、図2は、図1における揚重装置が適用される構築
物の一例を示す図、図3は、図2に示す構築物の中で、
図1に示す揚重装置が適用されるスラブにできた開口部
分の一例を示す図、図4は、図1に示す揚重装置におけ
る副フレ−ム部分の水平断面図、図5は、図1に示す揚
重装置における搬機部分を矢印B方向に見た側面図、図
6は、図1に示す揚重装置における搬機部分の水平断面
図、図7は、図1に示す揚重装置における搬機部分を矢
印C方向に見た側面図、図8は、図3に示すガイドアン
グルと、図4に示す副フレ−ム部分の反力桁とが係合さ
れた状態の一実施例を示す図、図9は、図2に示す構築
物のシャフト部分に架設された状態の揚重装置の一実施
例を示す図、図10は、図9に示す揚重装置がシャフト
内を上昇した一例を示す図である。
【0007】ビル等の構築物1には、図2に示すよう
に、各階の居住空間2が上下に積層される形で構築され
ており、構築物1内で各々上下に隣接する居住空間2と
居住空間2の間、及び、居住空間2と屋上1aの間に
は、コンクリ−ト躯体によるスラブ3がそれぞれ打設さ
れている。該構築物1の図2中左右方向中央部にはシャ
フト5が、各階のスラブ3及び、屋上1aのスラブ3に
それぞれ開口面が長方形であるような開口部6が形成さ
れる形で上下方向に貫通形成されており、今、該構築物
1は構築中であるために、該シャフト5の上下は屋上1
a部分と地盤10上の一階部分1bが連通する形で開放
されている。また、該シャフト5は各階において居住空
間2と図2中左右方向及び図2紙面の奥手前方向に連通
しているものとする。なお、該シャフト5は該屋上1a
等に仮設されるクレ−ン7等により該一階部分1b上の
資材を居住空間2に揚重するために使われた後、スラブ
3を打設し、閉合されるべき仮設作業空間であったり、
後に該構築物1にエレベ−タ−等を設置するための開口
空間であったりする。シャフト5の各階の開口部6の両
側のスラブ3上には、図3に示すように、図中の矢印
A、Bの方向に平行となるように鉄骨梁11が左右それ
ぞれ1つずつ仮置きされる形で配設されており、各鉄骨
梁11上には、L字形の鋼材からなるガイドアングル1
2が、シャフト5の開口部6の四隅に、該ガイドアング
ル12の内側に形成されたL字状のガイド面12aが矢
印A、B方向及び、該矢印矢印A、B方向と直行する矢
印C、D方向に互いに整合配置される形で設けられてい
る。なお、該ガイドアングル12には、図3に示すよう
に、図中矢印C、D方向に貫通する形で反力桁受け孔1
2bが形成されている。また、前記開口部6の周囲のス
ラブ3上には簡易保護柵13が、該開口部6を囲むよう
に設置されており、該簡易保護柵13は、図の矢印C、
D方向に平行に架設された手すり13a、13aと、図
の矢印A、B方向に平行に架設された手すり13b、1
3bを有している。これら手すり13a、手すり13b
は開閉自在に設けられているため、資材、機材等の搬入
搬出する際、あるいは、該揚重装置9が移動する際に影
響を及ぼさない。
【0008】揚重装置9は図1に示すように、フレ−ム
20を有しており、該フレ−ム20は鋼板からなる長方
形状のベ−ス15を有している。該ベ−ス15上方表面
の4角には該ベ−ス15に対して垂直に、柱状の鋼材か
らなり、図1の上下方向の長さが等しい主フレ−ム16
がそれぞれ1本ずつ計4本設けられており、これら各主
フレ−ム16には、該主フレ−ム16と同じ長さのガイ
ドレ−ル19が各主フレ−ム16の敷設方向である矢印
E、F方向に、各主フレ−ム16に沿って平行に設けら
れている。これら各ガイドレ−ル19は図5及び、図6
に示すように、多数のピン19aを上下方向に均等な間
隔で植設した梯子状に形成されており、各ガイドレ−ル
19は対応する主フレ−ム16に、図1の上下方向に亙
り適宜な間隔で接合され支持されている。また、これら
4本の主フレ−ム16の図1の矢印C、D方向に隣接す
るそれぞれ2本の前記主フレ−ム16、16間は、該主
フレ−ム16の該ベ−ス15の上表面から垂直上方で距
離L1を隔てた部分において、水平方向に設けられた柱
状の鋼材からなる副フレ−ム17を介して連結されてお
り、各副フレ−ム17には、その内部に図4に示すよう
に、フレ−ム支持装置21が設けられている。各フレ−
ム支持装置21は、互いに背向する形で、図中矢印C、
D方向に直列に設けられた、一対の油圧式のシリンダ−
装置21a、21aを有しており、各シリンダ−装置2
1aには、ロッド21bが、矢印C、D方向に突出後退
自在に設けられている。ロッド21bの先端には、四角
柱状の鋼材による反力桁21cがピン等により枢着され
ており、該反力桁21cは、主フレ−ム16の側面部に
反力桁口21dを開口する形で形成された反力桁孔21
eに矢印C、D方向に移動自在に嵌入している。なお、
4本の前記主フレ−ム16の反力桁口23から該主フレ
−ム16の図1中上端部までの長さL2は居住空間2の
垂直上下幅、即ち階高の2倍よりも十分に大きいものと
する。
【0009】フレ−ム20には、図1に示すように、前
記4本の主フレ−ム16及び、ガイドレ−ル19に沿っ
て、搬機25が上下方向移動自在に設けられており、該
搬機25は型鋼製台枠からなる本体25aを有してい
る。該本体25aの図5左右両側には、昇降機30、3
0が設けられており、該昇降機30は、図7に示すよう
に、本体25aに装着された電動機35を有している。
該電動機35は、ベルト35aを介して、該電動機35
の図7右横に設けられた減速機36に動力を送ってお
り、該減速機36はウォ−ムギアユニット36aを介し
て、図7の矢印A、B方向に水平に伸延する形で回転自
在に支持されたホイ−ル軸37と噛合している。該ホイ
−ル軸37の両端には、駆動用小歯車31、31が設け
られており、該駆動用小歯車31は、図5に示すよう
に、前記ガイドレ−ル19のピン19a、19aの間に
噛み合う形で係合している。また、本体25aには、図
5及び、図7に示すように、昇降機30の各駆動用小歯
車31の上方部、下方部に、それぞれ一対ずつ(合計8
対)のガイドロ−ラ−32、32が回転自在に設けられ
ており、これら対になったガイドロ−ラ−32、32の
間に、前記ガイドレ−ル19がはさみ込まれるように設
けられている。また、各昇降機30の両側面上には、図
5に示すように、該駆動用小歯車31のやや上方部に、
安全装置であるストッパ−33が、図5の矢印G、Hま
たは、矢印G’、H’の方向に回転して、前記ガイドレ
−ル19のピン19a、19aの間に係合自在に設けら
れてある。また、前記搬機25の本体25aの上部に
は、上部に積載面26aの形成された鋼板からなるテ−
ブル26が設けられており、該テ−ブル26の下面に
は、図6に示すように、テ−ブル支持装置22が設けら
れている。テ−ブル支持装置22は、4個のシリンダ−
装置22aを有しており、それらシリンダ−装置22a
は、図6に示すように、図中矢印C、D方向に互いに背
向した形で、2個ずつ設けられている。、各シリンダ−
装置22aには、ロッド22bが矢印C、D方向に突出
後退自在に設けられており、ロッド22bの先端には、
四角柱状の鋼材による反力桁22cがピン等により枢着
されている。該反力桁22cは、テ−ブル26の矢印
C、D方向の側面部に、端部である反力桁口22dを開
口する形で形成された反力桁孔22eに、矢印C、D方
向に移動自在に嵌入している。
【0010】構築物1と揚重装置9等は以上のような構
成を有しているので、居住空間2の隣接する上下階間で
資材、機材等を搬送する場合には、該揚重装置9を介し
て、シャフト5を搬送路として用いて搬送作業を行う。
そのためには、まず、構築物1外部の地盤10上にある
揚重装置9を、図2の破線で示すように、クレ−ン7に
よって揚重して、該揚重装置9を該構築物1の屋上1a
上まで揚重する。該屋上1aに揚重された該揚重装置9
を、該構造物1のシャフト5内で、予め設置されている
鉄骨梁11及び、ガイドアングル12の設置方向を示す
図3の矢印A、B及び矢印C、Dの方向と、該揚重装置
9の方向を示す図1の矢印A、B及び矢印C、Dの方向
とが一致するように、該揚重装置9を、該揚重装置9の
ベ−ス15を下にして、該屋上1aに形成された開口部
6よりシャフト5へ挿入する。なお、このとき、該揚重
装置9のフレ−ム支持装置21のシリンダ−装置21a
によって、ロッド21bを後退駆動させることによっ
て、反力桁21cを、反力桁口21dよりも反力桁孔2
1e内、従ってフレ−ム20内方に後退させて、同様
に、該揚重装置9のテ−ブル支持装置22のシリンダ−
装置22aによって、ロッド22bを後退駆動させるこ
とによって、反力桁22cを、反力桁口22dよりも反
力桁孔22e内、従って搬器25の内方に後退させて、
該反力桁21c及び、該反力桁22cが、シャフト5両
側のスラブ3、鉄骨梁11、ガイドアングル12に干渉
せずに、揚重装置9がシャフト5内を円滑に下降できる
ようにしておく。次に、図2の一点鎖線で示されるよう
に、前記クレ−ン7によって該揚重装置9をシャフト5
内で下降させて、該揚重装置9のフレ−ム支持装置21
の反力桁口21dを該構築物1のN階のスラブ3上に架
設された鉄骨梁11及び、ガイドアングル12に接近さ
せる。該揚重装置9のフレ−ム20が該ガイドアングル
12のガイド面12aに導かれることによって、これら
4つの反力桁口21dがそれぞれ該鉄骨梁11の上にあ
るガイドアングル12の反力桁受け孔12bの位置に合
わせられた時点で、前記クレ−ン7による該揚重装置9
の上昇下降を停止する。このとき、フレ−ム支持装置2
1の4つのシリンダ−装置21aによって、ロッド21
bを突出駆動させて、4個の反力桁21cを反力桁口2
1dを通して外部へ突出させて、図4及び、図8に示す
ように、該反力桁21cを前記反力桁受け孔12bに嵌
入させる。この状態でクレ−ン7による揚重を解除し
て、揚重装置9をフレ−ム20内の4個の反力桁21c
と鉄骨梁11、ガイドアングル12を介してN階のスラ
ブ3に支持させる。そこで、例えば図9に示すように、
N階の図9中左側に示す居住空間2において用いた型枠
等の資材40をN+1階の居住空間2に揚重するには、
まず、図7に示すように、搬機25が有する2台の昇降
機30の各電動機35によって、ベルト35a、減速機
36、ウォ−ムギヤユニット36aを介して、各ホイ−
ル軸37を回転駆動させる。これらホイ−ル軸37の回
転によって、各ホイ−ル軸37の両端に設けられた駆動
用小歯車31、31が回転駆動させられて、その結果、
これら駆動用小歯車31は、これら駆動用小歯車31と
噛合された各ガイドレ−ル19に沿って、図の矢印E、
F方向に移動駆動させられるようになるので、これら駆
動用小歯車31を有する搬機25全体が該ガイドレ−ル
19に沿って、図の矢印E、F方向、即ち上下方向に移
動駆動させられるようになる。こうして図9に示すよう
に、搬機25をガイドレ−ル19に沿って、図9の上下
方向に、駆動移動させて、図9の破線で示されたよう
に、該搬機25のテ−ブル26の積載面26aをN階の
スラブ3上面に整合する位置に合わせたところで、該搬
機25の移動駆動を停止させる。このとき、搬機25の
各昇降機30の両側に設けられたストッパ−33、33
を、図5の矢印H及び、矢印H’の方向に回転させて、
該ストッパ−33、33をガイドレ−ル19のピン19
a、19aの間に係合させると、電動機35に内蔵され
た公知のブレ−キの作用と相待って、誤操作等による搬
機25の突然の移動を防止することができて、更に安全
な作業を行うことができる。そして、N階の開口部6に
設置された簡易保護柵13の手すり13aの内、図3の
矢印A側にある手すり13aを開放して、この手すり1
3aの開放された場所を通して、図3の矢印B方向に資
材40を移動させて、搬機25のテ−ブル26の積載面
26aに搬入搭載する。該テ−ブル26の積載面26a
にこの資材40を搭載した後、搬機25の昇降機30の
両側にあるストッパ−33、33を図5の矢印G及び、
矢印G’方向に回転させることによって、該ストッパ−
33、33と各ガイドレ−ルとの係合を解除する。更
に、開放された前記手すり13aを再び閉鎖して、再
度、搬機25を、該搬機25の昇降機30を介して、ガ
イドレ−ル19に沿って上昇駆動させる。図9の一点鎖
線で示されるように、該テ−ブル26の積載面26aを
N+1階のスラブ3上面に整合する位置に合わせたとこ
ろで、搬機25を停止させて、該搬機25の昇降機30
のストッパ−33をガイドレ−ル19のピン19a、1
9aの間に係合させる。そして、N+1階の開口部6に
設置された簡易保護柵13の手すり13aの内、図の矢
印A側にある手すり13aを開放して、この手すり13
aの開放された場所を通して、図3の矢印A方向に搬機
25のテ−ブル26の積載面26aに搭載された資材4
0を移動させて、該資材40をN+1階の居住空間2に
受け渡すことによって、搬送が完了する。
【0011】こうしてN階からN+1階への資材40の
搬送を完了して、再び揚重装置9を、N階からN+1階
への資材搬送に用いる場合には、前述の方法と同様にし
て、搬機25の昇降機30の各ストッパ−33をガイド
レ−ル19より解除して、搬機25を、該搬機25の昇
降機30を介して、ガイドレ−ル19に沿って、図9の
下方へ移動駆動させる。そして、該搬機25のテ−ブル
26の積載面26aをN階のスラブ3上面に整合する位
置に合わせたところで、該搬機25を停止させて、上述
した方法と同じ方法を辿ることにより、再びN階からN
+1階への資材の搬送作業を繰り返せばよい。なお、該
揚重装置9のフレ−ム20が、フレ−ム支持装置21の
反力桁21cを介してN階スラブ3に係止固定されてい
る場合、揚重装置9の主フレ−ム16及びガイドレ−ル
19の上端はN+2階のスラブ3よりも上に位置するた
め、搬機25の部分だけを、該搬機25の昇降機30に
よって、ガイドレ−ル19に沿って、移動駆動させれ
ば、該搬機25のテ−ブル26の積載面26aをN+2
階のスラブ3の位置まで上昇させることができる。即
ち、揚重装置9のフレ−ム20が、フレ−ム支持装置2
1の反力桁21cを介してN階スラブ3に係止固定され
ている場合、搬機25を、該搬機25の昇降機30によ
って、ガイドレ−ル19に沿って移動駆動させれば、該
搬機25のテ−ブル26の積載面26aを、N階からN
+2階までの任意のスラブ3の位置に、移動させること
ができるので、N階からN+2階までの任意の階間にお
いて搬送作業を行うことができる。また、テ−ブル26
を更にN+3階に上昇させたい場合には、図9で示すよ
うに、搬機25を昇降機30によってN+2階スラブ3
附近に移動駆動させて、該搬機25のテ−ブル26の側
面にある反力桁口22dの全体が、N+2階スラブ3上
の鉄骨梁11の上面よりもやや上に位置するところで、
該搬機25を停止させる。次に、該搬機25のテ−ブル
支持装置22の4個のシリンダ−装置22aによって反
力桁22cを外方に突出駆動させて、搬機25を昇降機
30によって、再びゆっくりと下降駆動させて、各反力
桁22cがN+2階のスラブ3の鉄骨梁11上に当接係
合されたら該搬機25を停止させる。そして、図10の
破線で示されたように、フレ−ム支持装置21のシリン
ダ−装置21aによって、4個の反力桁21cを、反力
桁口21dよりも反力桁孔21e内部、従ってフレ−ム
20の内方に後退駆動させて、N階のスラブ3と該フレ
−ム20の係合を解除する。すると、フレ−ム支持装置
21による、N階のスラブ3に対する支持力を失った揚
重装置9は、新たにN+2階のスラブ3と当接係合した
搬機25のテ−ブル支持装置22を介して、N+2階の
スラブ3上に支持される形となる。このように、搬機2
5がN+2階スラブ3の鉄骨梁11上に、テ−ブル支持
装置22により係止固定されているところで、搬機25
が有する2台の昇降機30の各電動機35によって、ベ
ルト35a、減速機36、ウォ−ムギヤユニット36a
を介して、各ホイ−ル軸37を回転駆動させて、これら
ホイ−ル軸37の回転によって、各ホイ−ル軸37の両
端に設けられた駆動用小歯車31、31を回転駆動す
る。すると、これら駆動用小歯車31は、これら駆動用
小歯車31と噛合された各ガイドレ−ル19に対して、
図5、図7の矢印E方向の力を与えるようになるので、
これらガイドレ−ル19が敷設されたフレ−ム20の全
体は図5、図7の矢印E方向、即ち、シャフト5内を上
方向に移動駆動させられる。こうして、図10に示され
るように、フレ−ム20の反力桁口21dがN+1階の
スラブ3上にある鉄骨梁11の上のガイドアングル12
の反力桁受け孔12bの位置に来たところで、搬機25
の昇降機30による該フレ−ム20の移動駆動を停止さ
せて、該フレ−ム20のフレ−ム支持装置21のシリン
ダ−装置21aによって、4つの反力桁21cを反力桁
口21dより外方へ突出駆動させて、これら4つの反力
桁21cを、ガイドアングル12の反力桁受け孔12b
に嵌入係合させる。そして、搬機25のテ−ブル26か
ら突出した4個の反力桁22cを、テ−ブル支持装置2
2のシリンダ−装置22aによって、反力桁孔22e
内、従って、テ−ブル26内方に後退駆動させて、N+
2階のスラブ3と該搬機25との係合を解除する。する
と、搬機25のテ−ブル支持装置22によるN+2階の
スラブ3に対する支持力を失った揚重装置9は、新たに
N+1階のスラブ3と係合したフレ−ム20のフレ−ム
支持装置21を介して、N+1階のスラブ3上に支持さ
れる。すると、フレ−ム20がN+1階スラブ3に支持
されており、搬機25は、テ−ブル支持装置22の4個
の反力桁22cをテ−ブル26の内方に収納しているの
で、該搬機25が、ガイドレ−ル19に沿って自由に移
動駆動されるようになる。従って、上述した方法、即
ち、揚重装置9がフレ−ム20のフレ−ム支持装置21
を介して、N階のスラブ3に支持されている場合、N階
からN+2階の間の任意の階間で搬送作業を行ったのと
同じ方法を適用することによって、N+1階からN+3
階までの任意の階間において搬送作業を行うことができ
る。こうしてN+1階、N+3階間での作業が完了し
て、再びN階、N+2階間で作業を行う場合、上述の方
法を逆に辿って、まず、図10に示すように、搬機25
を、該搬機25の昇降機30によって、N+2階のスラ
ブ3附近に移動駆動させて、該搬機25のテ−ブル26
の側面にある反力桁口22dの全体が、N+2階スラブ
3上の鉄骨梁11の上面よりもやや上に位置するところ
で、該搬機25を停止させる。次に、該搬機25のテ−
ブル支持装置22の4個のシリンダ−装置22aによっ
て反力桁22cを外方へ突出駆動させて、搬機25を昇
降機30によって、再びゆっくりと下降駆動させて、各
反力桁22cがN+2階のスラブ3の鉄骨梁11上に当
接係合されたら該搬機25を停止させる。そして、図1
0で示されたように、フレ−ム支持装置21のシリンダ
−装置21aによって、4個の反力桁21cを、反力桁
口21dよりも反力桁孔21e内部、従ってフレ−ム2
0の内方に後退駆動させて、N+1階のスラブ3と該フ
レ−ム20の係合を解除する。すると、フレ−ム支持装
置21によるN+1階のスラブ3に対する支持力を失っ
た揚重装置9は、新たにN+2階のスラブ3と当接係合
した搬機25のテ−ブル支持装置22を介して、N+2
階スラブ3上に支持される形となる。このように、搬機
25がN+2階スラブ3の鉄骨梁11上に、テ−ブル支
持装置22により係止固定されたところで、フレ−ム2
0を、搬機25の昇降機30によって、シャフト5内を
下方に移動駆動させる。図10の破線で示されるよう
に、該フレ−ム20の反力桁口21dがN階のスラブ3
上にある鉄骨梁11の上のガイドアングル12の反力桁
受け孔12bの位置に来たところで、該フレ−ム20の
移動駆動を停止させて、フレ−ム支持装置21のシリン
ダ−装置21aによって、反力桁21cを反力桁口21
dより外方へ突出駆動させて、これら4つの反力桁21
cを、ガイドアングル12に嵌入係合させる。そして、
該搬機25のテ−ブル支持装置22のシリンダ−装置2
2aによって、4個の反力桁22cを反力桁孔22e
内、従って、テ−ブル26内方に後退駆動させて、N+
2階のスラブ3と該搬機25との係合を解除する。する
と、テ−ブル支持装置22によるN+2階のスラブ3に
対する支持力を失った揚重装置9は、新たにN階のスラ
ブ3と係合したフレ−ム20のフレ−ム支持装置21を
介して、N階のスラブ3上に支持される形となる。従っ
て、上述した方法、即ち、揚重装置9がフレ−ム20の
フレ−ム支持装置21を介して、N階のスラブ3に支持
されている場合、N階からN+2階の間の任意の階間で
搬送作業を行ったのと全く同じ方法を適用することによ
って、再びN階からN+2階までの任意の階間において
搬送作業を行うことができる。こうして、揚重装置9
は、搬機25のテ−ブル支持装置22の反力桁22cま
たは、フレ−ム20のフレ−ム支持装置21の反力桁2
1cを介して、該搬機25または、該フレ−ム20の
内、少なくとも一方が構築物1のスラブ3に係止固定さ
れる。そして、該搬機25内の昇降機30によって、該
搬機25と該フレ−ム20の内、スラブ3に係止固定さ
れていない一方が、ガイドレ−ル19を介して、シャフ
ト5内を上下方向に移動駆動させられるので、これら搬
機25及び、フレ−ム20の移動駆動を交互に繰り返せ
ば、揚重装置9全体をシャフト5内で上昇下降させるこ
とができる。従って、該揚重装置9のテ−ブル26の積
載面26aに搭載される資材40は、N階からN+1
階、N+2階、N+3階へと、又はその逆の下層階へ
と、構築物1においての任意の施工階間で自在に搬送さ
れることができる。故に、互いに隣接する階の各施工箇
所間等における搬送作業を該揚重装置9を介して行うな
らば、人力では困難であった建築資材、機材等の重量物
も搬送可能であり、該揚重装置9を設置あるいは撤去す
るための作業に手間と時間がかからず、また、搬送作業
にはクレ−ン7を用いなくとも該揚重装置9だけを介し
て行えるので、搬送作業の大幅な能率化を図ることが出
来る。
【0012】なお、上述した実施例において、フレ−ム
20は柱状の鋼材による主フレ−ム16、副フレ−ム1
7及び、ベ−ス15によって形成されているが、フレ−
ム20は支持装置21を有し、かつ、ガイドレ−ル19
を固定できれば良く、フレ−ム20が箱状であったり、
ベ−ス15が無い形で構成されていても良い。また、揚
重装置9のフレ−ム支持装置21及び、テ−ブル支持装
置22は油圧式のシリンダ−装置21a、シリンダ−装
置22aによって、ロッド21b、ロッド22bを介し
て、反力桁21c、反力桁22cを突出後退させる方法
をとったが、このフレ−ム支持装置21及び、テ−ブル
支持装置22は、スラブ3に対して揚重装置9を支持す
る支持性と、スラブ3に対しての支持を解除して、スラ
ブ3、鉄骨梁11、ガイドアングル12のいずれとも接
触しない位置、従ってフレ−ム20及び、テ−ブル26
がシャフト5内で円滑に上昇下降できる位置に退避する
収納性の両方を同時に満足させるものであれば、どのよ
うに構成されていても良い。また、揚重装置9がN階か
らN+2階の間で搬送作業を終えた後、1階上昇してN
+1階からN+3階の間で搬送作業を行えるようにする
場合、上述の方法では、搬機25をテ−ブル支持装置2
2を介して、N+2階のスラブ3上に係止固定させて、
次に、フレ−ム20を上昇させて、フレ−ム支持装置2
1を介して、フレ−ム20をN+1階のスラブ3上に係
止固定したが、搬機25をテ−ブル支持装置22を介し
て、N+1階のスラブ3に係止固定させた後、フレ−ム
20を上昇させて、フレ−ム支持装置21を介して、フ
レ−ム20をN+1階のスラブ3上に係止固定させても
良い。こうすれば、該搬機25の積載面26aは、N+
1階からN+3階の範囲において上昇下降自在となり、
揚重装置9はN+1階からN+3階の間で搬送作業が可
能となる。更に、揚重装置9がN階からN+2階の間で
搬送作業を終えた後、一度に2階上昇してN+2階から
N+4階の間で搬送作業を行えるようにすることもでき
る。即ち、該搬機25をテ−ブル支持装置22を介し
て、N+2階のスラブ3上に係止固定させた後、フレ−
ム20を上昇させて、フレ−ム支持装置21を介して、
フレ−ム20をN+2階のスラブ3上に係止固定するこ
とができる。こうすれば、該搬機25の積載面26a
は、N+2階からN+4階の範囲において上昇下降自在
となり、揚重装置9はN+2階からN+4階の間で搬送
作業が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレ−ム20等のフレ−ムを有し、前記フレ−ムに、テ
−ブル26等の積載部の形成された搬機25等の搬機を
上下方向移動自在に設け、前記フレ−ムに、ガイドレ−
ル19等のガイド手段を上下方向に設置し、前記搬機
に、昇降機30等の駆動手段を、前記ガイド手段を介し
て、前記搬機を前記フレ−ムに対して相対的に上下方向
に移動駆動し得る形で設け、前記フレ−ムに、フレ−ム
支持装置21等の第一の支持手段をスラブ3等のスラブ
に対して係合自在に設け、前記搬機に、テ−ブル支持装
置22等の第二の支持手段をスラブに対して係合自在に
設けて構成したので、本発明による揚重装置のフレ−ム
を構築物1のN階等のスラブに、第一の支持装置を介し
て支持させた後、搬機の積載部に建築資材、機材等の荷
を搭載して、搬機をガイド手段に沿って、N階からN+
2階の間で移動駆動させることによって、これらN階、
N+1階、N+2階等の隣接する階間での搬送作業を行
うことができると共に、搬機をスラブに支持させた状態
で搬機の駆動手段によりフレームを上下方向に移動させ
て揚重装置全体をシャフト5内で上昇下降させることに
よって、N階、N+2階等よりも更に下層の階或いは、
更に上層の階等の、構築物1における任意の階間で自在
に搬送作業が行えることから、互いに隣接する階の各施
工箇所間等における搬送作業に本発明による揚重装置を
用いたならば、人力では困難であった建築資材、機材等
の重量物も搬送可能となる。また、フレーム及び搬機が
ユニット化された構成なので、該揚重装置を設置あるい
は撤去するための作業に手間と時間がかからず、また、
搬送作業をクレ−ンを用いなくとも行えるので、搬送作
業の大幅な能率化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による揚重装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図2は、図1における揚重装置が適用される構
築物の一例を示す図である。
【図3】図3は、図2に示す構築物の中で、図1に示す
揚重装置が適用されるスラブにできた開口部分の一例を
示す図である。
【図4】図4は、図1に示す揚重装置における副フレ−
ム部分の水平断面図である。
【図5】図5は、図1に示す揚重装置における搬機部分
を矢印B方向に見た側面図である。
【図6】図6は、図1に示す揚重装置における搬機部分
の水平断面図である。
【図7】図7は、図1に示す揚重装置における搬機部分
を矢印C方向に見た側面図である。
【図8】図8は、図3に示すガイドアングルと、図4に
示す副フレ−ム部分の反力桁とが係合された状態の一実
施例を示す図である。
【図9】図9は、図2に示す構築物のシャフト部分に架
設された状態の揚重装置の一実施例を示す図である。
【図10】図10は、図9に示す揚重装置がシャフト内
を上昇した一例を示す図である。
【符号の説明】
3……スラブ 9……揚重装置 19……ガイドレ−ル(ガイド手段) 20……フレ−ム 21……フレ−ム支持装置(第一の支持手段) 22……テ−ブル支持装置(第二の支持手段) 25……搬機 26a……積載面(積載部) 30……昇降機(駆動手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−357226(JP,A) 特開 平4−146345(JP,A) 特開 平4−118438(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレ−ムを有し、 前記フレ−ムに、積載部の形成された搬機を上下方向移
    動自在に設け、 前記フレ−ムに、ガイド手段を上下方向に設置し、 前記搬機に、駆動手段を、前記ガイド手段を介して、前
    記搬機を前記フレ−ムに対して相対的に上下方向に移動
    駆動し得る形で設け、 前記フレ−ムに、第一の支持手段をスラブに対して係合
    自在に設け、 前記搬機に、第二の支持手段をスラブに対して係合自在
    に設けて構成した揚重装置。
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