JP2663804B2 - X線分光器 - Google Patents

X線分光器

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JP2663804B2 JP23227692A JP23227692A JP2663804B2 JP 2663804 B2 JP2663804 B2 JP 2663804B2 JP 23227692 A JP23227692 A JP 23227692A JP 23227692 A JP23227692 A JP 23227692A JP 2663804 B2 JP2663804 B2 JP 2663804B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から入力されたX
線を例えば結晶格子板等の一対の分光用光学素子を用い
て分光して、所望の単波長を有したX線を出力するX線
分光器に係わり、特に、出力されるX線の波長精度を規
定する各分光用光学素子相互間の相対角度を通常の光線
を用いてモニタする角度モニタ装置が組込まれたX線分
光器に関する。
【0002】
【従来の技術】一対の分光用光学素子を用いたX線分光
器は例えば下記文献に示すように図7及び図8のように
構成されている。 Nuclear Instrements and Metheds 208(1983) 349-3
53, North HollandPublishing Company
【0003】種々の波長成分(エネルギレベル;eV)
を有したX線1aは例えば水平の基準方向Aに対して回
動自在に設けられた結晶格子板で構成された第1の分光
用光学素子2aの分光面で分光されて、同じく基準方向
Aに対して回動自在に設けられた第2の分光用光学素子
2bで分光されて、水平方向(基準方向A)の延長線上
に配設された図示しないX線利用装置へ入射される。ま
た、第2の分光用光学素子2bは基準方向Aに移動自在
に支持されている。
【0004】この場合、第1,第2の分光用光学素子2
a,2bが同一結晶格子板で構成されていた場合、第
1,第2の分光用光学素子2a,2bの前記基準方向A
に対する回動角度θ1 ,θ2 が等しく設定されていた場
合(θ1 =θ2 )、未分光のX線1aを図示するように
水平方向(基準方向A)から第1の分光用光学素子2a
へ入射させた場合、第2の分光用光学素子2bから水平
方向(基準方向A)に出力されるX線1bは各分光用光
学素子2a,2bの回動角度θ1 (=θ2 )によって一
義的に定まる単一波長を有する。
【0005】そして、出力X線1bの波長を変更する場
合は、回動角度θ1 (=θ2 )を変化させるとともに、
第2の分光用光学素子2bの水平方向(基準方向A)位
置を変化させることによって、変化後の波長を有した出
力X線1bを波長変更前の出力X線と同一位置Bから出
力させることができる。
【0006】このようなX線分光器には、分光された出
力X線1bの波長を正確に制御、監視するために、各分
光用光学素子2a,2bの回動角度θ1 ,θ2 を監視す
る角度モニタ装置が組込まれている。
【0007】この角度モニタ装置においては、図示する
ように、レーザ光源3から前記基準方向A(水平方向)
に対して直交する方向に出力されたレーザ光線4はビー
ムスプリッタ5を透過してペンタプリズム6で進行方向
が基準方向に変更されて、結晶格子板で形成された第1
の分光用光学素子2aの分光面で反射され、第1の分光
用光学素子2bの分光面で反射された後、基準方向Aに
対して垂直に配設された平面鏡7に入射される。
【0008】レーザ光4は平面鏡7に対して垂直に入射
するので、平面鏡7にて反射されたレーザ光4は第2,
第1の分光用光学素子2b,2a及びペンタプリズム6
からなる同一光路を通り、ビームスプリッタ5へ入射さ
れる。ペンタプリズム6からビームスプリッタ5へ入射
したレーザ光4はビームスプリッタ5で分岐されて、帰
還レーザ光4aとして受光器8へ入射されて、光位置に
対応する信号レベルを有した光位置信号9に変換され
る。なお、前記レーザ光源3,ビームスプリッタ5及び
受光器8は一つのレーザ入出力ユニット10を構成す
る。
【0009】レーザ入出力ユニット10から出力された
光位置Iを示す光位置信号9は例えばコンピュータ等か
ら構成された制御部11へ入力される。レーザ入出力ユ
ニット10の受光器8へ入射する帰還レーザ光4aの光
位置Iは、各分光用光学素子2a,2bの各回動角度の
角度差|θ1 −θ2 |に対応した値を示すので、この光
位置Iを検出することによって、前記角度差|θ1 −θ
2 |が把握できる。
【0010】したがって、制御部11は例えば検出され
た光位置Iが最適値を示すように、各分光用光学素子2
a,2bの各回動角度θ1 ,θ2 制御すると共に、第2
の分光用光学素子2bの基準方向A位置を制御する。次
に、このX線分光器における各分光用光学素子2a,2
bの各回動角度θ1,θ2 を初期調整する操作手順を説
明する。 1) 既知の吸収エネルギ特性(吸収波長特性)を有した
薄板12を準備する。
【0011】2) 出力側の分光用光学素子2bの回動角
度θ2 を前記既知の吸収波長に対応する予め求められて
いる概略の回動角度に合わせる。同様に、入力側の分光
用光学素子2aの回動角度θ1 も前記既知波長に対応す
る概略の回動角度に合わせる。 3) 図8に示すように、薄板12を出力X線1bの出力
光路に垂直に挿入する。 4) 薄板12の後方に光電子検出管及びカウンタを設け
て、薄板12に入射される出力X線のフォトン数を計測
する。
【0012】5) そして、フォトン数が最小となる、す
なわちエネルギ吸収量が最大となるように各回動角度θ
1 ,θ2 を調整する。すなわち、この状態においては、
回動角度θ1 ,θ2 が例えば秒の単位[1/(60×6
0)]°まで正確に等しく、各分光用光学素子2a,2
bは完全に平行状態を維持している。
【0013】次に、実際に入力X線1aから所望の波長
を有した出力X線1bを分光する場合における各分光用
光学素子2a,2bの回動角度θ1 ,θ2 の設定作業作
手順を説明する。
【0014】1) 前述した初期調整時における受光器8
で得られる光位置Iを各分光用光学素子2a,2bが完
全に平行状態を維持した場合における基準光位置Is と
する。
【0015】2) 各分光用光学素子2a,2bの各回動
角度θ1 ,θ2 を、今回、測定対象のX線1aから分光
して得ようとする出力X線1bの波長に対応する概略の
回動角度角θ1a,θ2bに設定する。
【0016】3) 次に、受光器8で得られる光位置Iが
先に求めた基準光位置Is に一致するように、制御部1
1において、各分光用光学素子2a,2bの各回動角度
θ1,θ2 を微調整する。
【0017】このように、レーザ光4を用いた角度モニ
タ装置でもって、出力X線1bの波長を変更した場合に
おける各回動角度θ1 ,θ2 を設定して、各分光用光学
素子2a,2bを常に平行状態に維持するようにしてい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7及
び図8に示すような角度モニタ装置が組込まれたX線分
光器においても、まだ解消すべき次のような問題があっ
た。
【0019】1) 図9に示すように、分光用光学素子2
aの分光面にはX線1aの他に、回動角度検出用のレー
ザ光4が入射している。結晶格子板から構成された分光
用光学素子2aの大きさにも一定の限界があり、かつ入
力X線1aは図示するように幅方向に広がりを有してい
る。したがって、レーザ光4を含む角度モニタ用の光学
系の配設位置に大きな制約が加わり、レーザ光4がX線
1aに接近しすぎて、X線分光性能に悪影響を与える懸
念がある。
【0020】2) 分光用光学素子2aの分光面に入射さ
れる入力X線1aが有するエネルギの大部分は分光する
過程で熱エネルギに変換されるので、分光用光学素子2
aが加熱される。分光用光学素子2aが過度に加熱され
ると、図9(b)の点線で示すように、分光面が変形
し、レーザ光4の入射角度が変化し、正しい方向に反射
されなくなり、この分光用光学素子2aに対する回動角
度θ1 が精度よく検出できない問題が生じる。
【0021】3) 角度モニタ装置に用いるレーザ光4の
スポット径Dは、入力X線1aの厚さに比較して格段に
大きい。また、図10に示すように、分光用光学素子2
aに対する入射角度(分光用光学素子2aの回動角度)
θ1 は1°程度と非常に小さい。その結果、分光用光学
素子2aにおけるレーザ光4の照射形状は長楕円形状と
なる。分光用光学素子2aの幅は少なくとも(1) 式で示
す最低必要幅W以上を有する必要がある。 W=D/sin θ1 …(1)
【0022】今、例えば、スポット径Dが1mmであり、
入射角度θ1 が1°の場合、最低必要幅Wは57.3mm
となり、入射角度θ1 が5°の場合、最低必要幅Wは1
1.5mmとなる。
【0023】さらに、レーザ光4のスポット径Dが5mm
場合、入射角度θ1 =1°に対して最低必要幅W=28
6.5mmであり、入射角度θ1 =5°に対して最低必要
幅W=57.4mmである。
【0024】一定光強度以上のレーザ光4を得る場合、
スポット径Dは概略5mm以上必要である。その結果、分
光用光学素子2aの最低必要幅Wが5cm〜30cmとな
り、分光用光学素子2aが大型化する問題がある。分光
用光学素子2aが大型化すると、装置自体が大型化する
のみならず、分光用光学素子2aを回動制御する駆動機
構が大型化し、回動角度制御精度が低下する。なお、上
述した1)〜3)の各問題点は出力側の分光用光学素子2b
についても同様である。
【0025】4) また、前述した実際に入力X線1aか
ら所望の波長を有した出力X線1bを分光する場合の各
分光用光学素子2a,2bの回動角度θ1 ,θ2 の設定
操作手順においては、第2の分光用光学素子2bの反射
光が入射される平面鏡7は基準方向A(水平方向)に対
して正確に直交する方向に配設されていると見なしてい
る。
【0026】しかし、現実問題として、図7に示すよう
に、平面鏡7が基準方向Aに対する垂直方向から微小角
度δずれていた場合においても、受光器8で得られる光
位置Iが先に求めた基準光位置Is に一致するように、
制御部11において、各分光用光学素子2a,2bの各
回動角度θ1 ,θ2 を微調整することが可能である。
【0027】この場合、各回動角度θ1 ,θ2 は一致し
なくて(θ1 ≠θ2 )、前記ずれ微小角度δに対応した
所定回動角度差|θ1 −θ2 |を有した状態を維持す
る。したがって、操作者は、各分光用光学素子2a,2
bが平行状態に達したものと見なして、実際のX線分光
動作を開始させる。しかし、この場合、各分光用光学素
子2a,2bは平行状態でないので、X線1aに対する
分光精度が低下する。
【0028】こような不都合を解消するためには、X線
分光を実施する都度、得ようとする波長(エネルギ)に
対応する吸収波長特性を有した薄板12を用いて校正す
る必要がある。しかし、任意の吸収波長特性を有した薄
板12を準備することは困難であるので、実際問題とし
て、この校正手法を採用することはできない。また、調
整作業が繁雑である。
【0029】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各分光用光学素子の回動角度モニタ用の光
線が経由する光路とX線の経路とを分離することによ
り、モニタ用の光路に対するX線に起因する悪影響を排
除でき、各分光用光学素子の回動角度のモニタ精度を大
幅に向上できるX線分光器を提供することを目的とす
る。
【0030】さらに、別途校正用光学機構を設けること
によって、各分光用光学素子の回動角度のみならず、出
力側の分光用光学素子の反射光が入射される第3の反射
部材の姿勢角も正確に調整でき、最終的に各分光用光学
素子の回動角度を正確に設定でき、X線の分光精度をよ
り一層向上できるX線分光器を提供することを目的とす
る。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、外部から入力されたX線を所定の角度関係
を維持した状態で回動される一対の分光用光学素子で分
光して各回動角度に対応した波長を有するX線を出力す
ると共に、各分光用光学素子相互の相対角度を検出する
角度モニタ装置を備えたX線分光器において、
【0032】角度モニタ装置を、光源と、一対の分光用
光学素子のうち一方の分光用光学素子に取付けられ、光
源から出力される光線を反射する第1の反射部材と、他
方の分光用光学素子に取付けられ、第1の反射部材の反
射光を再反射する第2の反射部材と、フレームに固定さ
れ第2の反射部材の反射光が垂直に入射される第3の反
射部材と、第3の反射部材で反射された後第2,第1の
反射部材を経由した帰還光線の光位置を検出する受光器
と、この受光器にて検出された光位置で相対角度を評価
する制御部とで構成している。
【0033】また、別の発明においては、各分光用光学
素子を同一構成の結晶分光板で構成し、この各結晶分光
板を同一回動角度を維持した状態で回動させるようにし
ている。また、各反射部材の反射面と該当反射部材が取
付けられた分光用光学素子の分光面との角度をほぼ直角
に設定している。
【0034】さらに、角度モニタ装置に対して、光源か
ら出力された光線を第1,第2の反射部材を経由せずに
直接第3の反射部材に垂直に入射させて、この第3の反
射部材からの反射光を受光器へ導く校正用光学機構を付
加している。
【0035】また、角度モニタ装置に対して、第3の反
射部材近傍に設けられ、反射方向を入射方向に対して1
80度反転させる第4の反射部材と、光源から出力され
た光線を第1,第2の反射部材を経由せずに直接第4の
反射部材又は第3の反射部材に垂直に入射させて、第4
又は第3の反射部材からの反射光を受光器へ導く校正用
光学機構を付加している。
【0036】さらに、校正用光学機構を、光源から出力
される光線の方向を第3の反射部材の垂直方向に平行す
る方向に変換させるペンタプリズムと、このペンタプリ
ズムを前記垂直方向に直角する方向に移動自在に支持す
るスライド機構とで構成している。
【0037】
【作用】このように構成されたX線分光器ににおいて
は、X線が分光される各分光用光学素子に対してモニタ
用の光線がそれぞれ反射される第1.第2の反射部材が
取付けられている。そして、光源から出力された光線
は、第1,第2の反射部材にて反射されて、フレームに
固定された第3の反射部材にて垂直に反射されて、第2
の反射部材,第1の反射部材でそれぞれ反射されて、帰
還光線となって、受光器へ導かれ、光位置に変換され
る。そして、例えばこの光位置が最適値になると、各分
光用光学素子の回動角度が等しいと判断する。
【0038】この場合、X線が分光される各分光用光学
素子の分光面に入射されることはないので、モニタ用の
光線はX線照射に起因する熱変形の影響を受けない。よ
って、各分光用光学素子の回動角度の検出精度が上昇す
る。
【0039】さらに、各反射部材の反射面と該当反射部
材が取付けられた分光用光学素子の分光面との角度をほ
ぼ直角に設定しているので、各反射部材に対する光線の
入射角度が垂直に近い角度になるので、各反射部材の光
線の入射面を小さくできる。
【0040】さらに、第2の反射部材の反射光が入射さ
れる第3に反射部材に対して、第1,第2の反射部材を
経由しない光路を形成するようにしているので、この第
3の反射部材が例えば基準方向に対して垂直に位置決め
されているか否かを、第1,第2の反射部材とは全く独
立に確認できる。したがって、先ず、この第3の反射部
材のフレームに対する取付角度を正確に設定した後、第
1,第2,第3の反射部材を用いて、各分光用光学素子
相互間の回動角度調整を実施すればよい。
【0041】また、第3の反射部材近傍にコーナーキュ
ーブプリズム等の第4の反射部材を設けることによっ
て、この第4の反射部材からの反射光と第3の反射部材
からの反射光の光位置差から第3の反射部材における正
確な角度からのずれ角度を評価できる。
【0042】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0043】図1は実施例のX線分光器の概略構成を示
す模式図であり、図2は側面から見た配置図である。図
8及び図7に示す従来のX線分光器と同一部分には同一
符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説
明は省略されている。
【0044】この実施例においては、基準方向A(水平
方向)から入力される未分光のX線1aは例えば結晶格
子板で構成され第1の分光用光学素子2aの分光面へ入
射される。この第1の分光用光学素子2aで分光された
X線は、同一構成の第2の分光用光学素子2bへ入射さ
れる。この第2の分光用光学素子2bで分光されたX線
のうちの基準方向A(水平方向)のX線1bが位置Bか
ら外部へ導出される。
【0045】各分光用光学素子2a.2bには制御部1
4によって駆動制御されるステッピングモータ等の図示
しない回動機構が取付けられている。また、第2の分光
用光学素子2bは回動角度θ2 の変化に応動して、基準
方向Aへ移動制御される。第1,第2の分光用光学素子
2a.2bの基準方向A(水平方向)に対する各回動角
度をθ1 ,θ2 とする。次に、このような基本的構造を
有するX線分光器に組込まれた角度モニタ装置について
説明する。
【0046】第1の分光用光学素子2aの図示しない回
動中心軸に第1の反射部材としての第1の平面鏡13a
がこの第1の分光用光学素子2aの分光面に対してほぼ
直角に取付けられている。同様に、第2の分光用光学素
子2bの図示しない回動中心軸に第2の反射部材として
の第2の平面鏡13bが第2の分光用光学素子2bの分
光面に対してほぼ直角に取付けられている。
【0047】また、第2の反射鏡13bの水平方向位置
に第3の反射部材としての第3の平面鏡13cが図示し
ないフレームに固定されている。そして、この第3の平
面鏡13cは前述した基準方向A(水平方向)に対して
垂直に位置決めされている。
【0048】レーザ入出力ユニット10内には、図7に
示したように、レーザ光源3とビームスプリッタ5と受
光器8とが収納されている。そして、レーザ光源3から
前記基準方向A(水平方向)に平行する方向に出力され
たレーザ光線4はビームスプリッタ5を透過してペンタ
プリズム6a,6bを介して第1の平面鏡2aに対して
角度α1 で入射する。第1の平面鏡13aで反射された
レーザ光4は第2の平面鏡13bへ角度α2 で入射す
る。第2の平面鏡経13bで反射されたレーザ光4は第
3の平面鏡13cへ入射される。第2の平面鏡13bの
反射レーザ光4が第3の平面鏡13cに垂直に入射され
た場合、第3の平面鏡13cの反射レーザ光4は第2,
第1の反射鏡13b,13aで順次反射されて、各ペン
タプリズム6b,6aを経由してレーザ入出力ユニット
10へ入射される。
【0049】レーザ入出力ユニット10へ入射したレー
ザ光4はビームスプリッタ5で分岐され、帰還レーザ光
4aとして受光器8へ入射されて、光位置Iに対応する
光位置信号9に変換される。光位置信号9は制御部14
へ入力される。
【0050】このような構成のX線分光器において、各
分光用光学素子2a,2bの回動角度θ1 ,θ2 に対す
る初期調整は前述したように既知の吸収エネルギ特性
(吸収波長特性)を有した薄板12を用いて実施され
る。初期調整後においては、各分光用光学素子2a,2
bの回動角度θ1 ,θ2 は等しく、各分光用光学素子2
a,2bは平行状態を維持する。次に、実際に入力X線
1aから所望の波長を有した出力X線1bを分光する場
合の各分光用光学素子2a,2bの回動角度設定作業を
前述した操作手順で実行する。
【0051】この場合、各平面鏡13a,13bに対す
るレーザ光4の入射角度α1 ,α2が、各分光用光学素
子2a,2bに対するX線1aの入射角度θ1 ,θ2 に
連動しているので、モニタ用のレーザ光4の入射角度を
X線1aの入射角度に一致させる必要は全くない。
【0052】このように、レーザ光4の光路を構成する
第1,第2の平面鏡13a,13bを、X線1aを分光
する第1,第2の分光用光学素子2a,2bに対してそ
れぞれ独立して設け、かつ両者が連動して回動するよう
に構成している。その結果、たとえX線1aが照射され
る各分光用光学素子2a,2bが加熱されたとしても、
各平面鏡13a,13bは直接加熱されないので、熱変
形が生じることはない。したがって、レーザ光4の入射
角度及び反射角度が熱変形に起因して変化することはな
いので、レーザ光4は常に正しい方向に反射され、常に
分光用光学素子2a.2bに対する回動角度θ1 ,θ2
の角度差|θ1 −θ2 |を精度よく検出できる。実施例
装置においては、角度差|θ1 −θ2 |を1秒以下の精
度で検出できた。
【0053】また、図4(b)に示すように、レーザ光
4の各平面鏡13a,13bに対する入射角度α1 ,α
2 が直角に近い値となるので、レーザ光4の照射形状は
ほぼ円形となる。したがって、図4(a)に示したレー
ザ光4を分光用光学素子2a.2bに入射させる従来装
置比較して、レーザ光4の照射面積を大幅に低減でき
る。よって、各平面鏡13a,13bの最低必要幅Wを
従来装置に比較して大幅に短縮できる。例えば、平面鏡
13aを分光用光学素子2aに対して90度に取付けた
場合の最低必要幅Wは(2) 式となる。 W=D/sin(90−θ1) …(2)
【0054】今、例えば、レーザ光4のスポット径Dが
5mm場合、X線1aの入射角度θ1=1°に対して最低
必要幅W=5.00mmであり、入射角度θ1 =5°に対
して最低必要幅W=5.02mmである。前述した従来装
置の同一条件における各最低必要幅W=286.5mm.
W=57.4mmに比較して格段に小さいことが理解でき
る。
【0055】よって、各平面鏡13a,13bを小型に
形成できると共に、各分光用光学素子2a,2bはX線
1aのみを分光すればよいので、従来装置に比較して格
段に小型化できる。その結果、各分光用光学素子2a,
2bを回動させる回動機構も小型化でき、X線分光器全
体を小型軽量に構成できる。また、各分光用光学素子2
a,2bの回動精度も向上できる。
【0056】また、各分光用光学素子2a,2bに対す
るX線1aの入射角度(θ1 ,θ2)を限りなく0度に
近似させることができ、X線分光器の分光可能範囲を大
幅に拡大できる。
【0057】さらに、図3に示すように、従来装置のよ
うにX線の入射角度と同一の入射角度でレーザ光4を入
射していた場合は、入射方向が何等かの要因によってず
れた場合には、レーザ光4が各分光用光学素子2a,2
bの入射面から外れやすいが、各反射鏡13a,13b
を各分光用光学素子2a,2bに対してほぼ直角に配設
することによって、レーザ光4の入射方向が多少ずれた
たとしても、レーザ光4は各反射鏡13a,13bから
は外れることはない。
【0058】図5は本発明の他の実施例に係わるX線分
光器の概略構成を示す側面図である。図2と同一部分に
は同一符号が付してある。したがって、重複する部分の
詳細説明は省略されている。
【0059】この実施例においては、基準方向A(水平
方向)と直交する方向にスライド機構15が敷設されて
いる。そして、このスライド機構15は、ペンタプリズ
ム6bを基準方向Aと直交する方向に移動自在に支持す
る。ペンタプリズム6bは、各分光用光学素子2a,2
bの平行度を調整する場合、第1の平面鏡13aを水平
方向(基準方向A)に見る基準位置P1 に位置する。ま
た、第3の平面鏡13cのフレームに対する取付角度を
チェックする場合は、ペンタプリズム6bは、第3の平
面鏡13cを水平方向(基準方向A)に見る第1の校正
位置P2 に位置する。スライド機構15及びペンタプリ
ズム6bは校正用光学機構を構成する。
【0060】このような構成のX線分光器において、ペ
ンタプリズム6bを第1の校正位置P2 に移動させた状
態において、レーザ入出力ユニット10から出力された
基準方向に進行するレーザ光4はペンタプリズム6aで
基準方向と直角方向に進行方向が変換される。そして、
第1の校正位置P2 に位置しているペンタプリズム6b
によって、進行方向が再度基準方向に変換されて、第3
の平面鏡13cへ入射される。第3の平面鏡13cの反
射レーザ光4は再度ペンタプリズム6b,6aで進行方
向が変化され、レーザ入出力ユニット10へ入射され
る。レーザ入出力ユニット10へ入射された帰還レーザ
光4aの光位置Iは受光器8で検出されて制御部14へ
送出される。
【0061】そして、光位置Iが最適値を示すように、
第3の平面鏡13cのフレームに対する取付角度を調整
する。各ペンタプリズム6a,6bはたとえ取付け姿勢
角度が変化したとしても、入射した光を正確に90°進
行方向を変換する機能を有するので、スライド機構15
自体のベースに対する取付精度、及びスライド機構15
に対するペンタプリズム6bの取付精度は特に問題とな
らない。すなわち、レーザ入出力ユニット10から出力
されるレーザ光4の方向と第1,第2の平面鏡13a,
13cに対する入射レーザ光の方向は完全に平行であ
る。
【0062】したがって、上述した第3の平面鏡13c
のフレームに対する取付角度調整が終了した時点におい
ては、第3の平面鏡13cは基準方向Aに対して完全に
直交状態を維持している。
【0063】第3の平面鏡13cの取付角度調整が終了
すると、ペンタプリズム6bを基準位置P1 へ戻す。そ
して、既知の吸収エネルギ特性(吸収波長特性)を有し
た薄板12を用いて各分光用光学素子2a,2bの回動
角度θ1 ,θ2 に対する初期調整作業を実行する。さら
に、実際に入力X線1aから所望の波長を有した出力X
線1bを分光する場合の各分光用光学素子2a,2bの
回動角度制定作業を実行する。
【0064】このように構成されX線分光器において
は、第3の平面鏡13cのフレームに対する取付角度が
第1,第2の平面鏡13a,13bに対して全く独立に
調整可能である。したがって、実際のX線1aの分光動
作前の分光用光学素子2a,2bの角度設定作業終了後
においては、各分光用光学素子2a,2bの各回動各度
は正確に一致する(θ1 =θ2 )ので、X線1aの分光
精度を大幅に向上できる。
【0065】図6は本発明の他の実施例に係わるX線分
光器の概略構成を示す側面図である。図5と同一部分に
は同一符号が付してある。したがって、重複する部分の
詳細説明は省略されている。
【0066】この実施例においては、第3の平面鏡13
cの側面に第4の反射部材としてのコーナーキューブプ
リズム16がスライド機構15に対向する向きに取付け
られている。コーナーキューブプリズム16は、周知の
ように、入射角度に関係なく、入射光を無条件で180
°反転させて出力する機能を有する。
【0067】スライド機構15対して、前述した基準位
置P1 及び第1の校正位置P2 の他に、コーナーキュー
ブプリズム16を水平方向(基準方向A)に見る第2の
校正位置P3 が設定されている。
【0068】このような構成のX線分光器において、ペ
ンタプリズム6bを第2の校正位置P3 に移動させた状
態において、レーザ入出力ユニット10から出力された
レーザ光4はペンタプリズム6bを介してコーナーキュ
ーブプリズム16へ入射して、このコーナーキューブプ
リズム16で反射されて、ペンタプリズム6bへ入射
し、最終的にレーザ入出力ユニット10へ入射する。レ
ーザ入出力ユニット10内の受光器8で検出された帰還
レーザ光4aの光位置Iは、コーナーキューブプリズム
16の取付角度に関係なく最大値の基準光位置Issとな
る。
【0069】次に、ペンタプリズム6bを第1の校正位
置P2 に移動させた状態において、光位置Iが前記基準
光位置Issに一致するように、第3の平面鏡13cのフ
レームに対する取付角度を調整する。すなわち、コーナ
ーキューブプリズム16は入射レーザ光4を入射角度に
関係なく、無条件にペンタプリズム6b方向へ反射する
ので、基準光位置Issは第3の平面鏡13cにレーザ光
4が垂直に入射した状態の光位置Iに一致する。よっ
て、第3の平面鏡13cは基準方向Aに対して正確に垂
直方向を向く。したがって、前述した実施例とほぼ同様
の効果を得ることが可能である。
【0070】また、コーナーキューブプリズム16を用
いた場合の基準光位置Issと第3の平面鏡13cからの
光位置Iとを比較することによって、第3の平面鏡13
cにおける正しい取付角度からのずれ角度δを評価でき
る。
【0071】また、第3の平面鏡13cの取付角度が大
きくずれている場合は、この第3の平面鏡13cで反射
されたレーザ光は第1の校正位置P2 のペンタプリズム
6bに全く入射しない場合もある。この場合、光位置I
を検出できないので、第3の平面鏡13cの取付角度調
整作業ができない。しかし、コーナーキューブプリズム
16に対するレーザ光4の入射角度が垂直方向から大き
く離れたとしても、反射レーザ光を第2の校正位置P3
のペンタプリズム6bに入射させることが可能であるの
で、第3の平面鏡13cの取付角度を移動させながら、
簡単にペンタプリズム6bから出力されたレーザ光4を
コーナーキューブプリズム16で捕らえることが可能で
ある。一旦、コーナーキューブプリズム16でレーザ光
4を捕らえると、比較的容易に第3の平面鏡13cでレ
ーザ光4を捕ら得ることができる。すなわち、調整作業
能率が向上する。
【0072】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。実施例における一対の分光用光学素
子は同一構成の第1,第2の結晶分光板で構成したが、
例えば結晶格子間隔が異なる2種類の結晶分光板を用い
てもよい。この場合、各分光用光学素子2a,2bの基
準方向Aに対する回動角度θ1 ,θ2 は一致しなくて、
所定の角度差を有する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のX線分光
器によれば、各分光用光学素子の回動角度モニタ用の光
線が経由する光路とX線の経路とを分離している。した
がって、モニタ用の光路に対するX線に起因する悪影響
を排除でき、各分光用光学素子の回動角度のモニタ精度
を大幅に向上できる。
【0074】さらに、例えばペンタプリズムやスライド
機構からなる校正用光学機構を設けている。したがっ
て、各分光用光学素子の回動角度のみならず、出力側の
分光用光学素子の反射光が入射される第3の反射部材の
フレームに対する取付角度を正確に調整でき、最終的に
各分光用光学素子の回動角度をさらに正確に設定でき、
X線の分光精度をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるX線分光器の概略
構成を示す模式図、
【図2】 同実施例の側面図、
【図3】 同実施例の動作を示す部分側面図、
【図4】 同実施例の効果を示す図、
【図5】 本発明の他の実施例に係わるX線分光器の側
面図、
【図6】 本発明のさらに別の実施例に係わるX線分光
器の側面図、
【図7】 従来のX線分光器の側面を示す模式図、
【図8】 従来のX線分光器の概略構成を示す模式図、
【図9】 同従来装置の要部を取出して示す図、
【図10】 同従来装置の要部を取出して示す側面図。
【符号の説明】
1a.1b…X線、2a…第1の分光用光学素子、2b
…第2の分光用光学素子、3…レーザ光源、4…レーザ
光、4a…帰還レーザ光、5…ビームスプリッタ、6
a,6b…ペンタプリズム、10…レーザ入出力ユニッ
ト、12…薄板、13a…第1の平面鏡、13b…第2
の平面鏡、13c…第3の平面鏡、14…制御部、15
…スライド機構、16…コーナーキューブプリズム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−91100(JP,A) 特開 昭61−117436(JP,A) 特開 平3−41350(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されたX線を所定の角度関
    係を維持した状態で回動される一対の分光用光学素子で
    分光して各回動角度に対応した波長を有するX線を出力
    すると共に、前記各分光用光学素子相互の相対角度を検
    出する角度モニタ装置を備えたX線分光器において、 前記角度モニタ装置は、光源と、前記一対の分光用光学
    素子のうち一方の分光用光学素子に取付けられ、前記光
    源から出力される光線を反射する第1の反射部材と、前
    記他方の分光用光学素子に取付けられ、前記第1の反射
    部材の反射光を再反射する第2の反射部材と、フレーム
    に固定され前記第2の反射部材の反射光が垂直に入射さ
    れる第3の反射部材と、前記第3の反射部材で反射され
    た後前記第2,第1の反射部材を経由した帰還光線の光
    位置を検出する受光器と、この受光器にて検出された光
    位置で前記相対角度を評価する制御部とを備えたことを
    特徴とするX線分光器。
  2. 【請求項2】 前記各分光用光学素子は同一構成の結晶
    分光板で構成され、この各結晶分光板は同一回動角度を
    維持した状態で回動されることを特徴とする請求項1記
    載のX線分光器。
  3. 【請求項3】 前記各反射部材の反射面と該当反射部材
    が取付けられた分光用光学素子の分光面との角度がほぼ
    直角に設定されたことを特徴とする請求項1記載のX線
    分光器。
  4. 【請求項4】 前記角度モニタ装置は、前記光源から出
    力された光線を前記第1,第2の反射部材を経由せずに
    直接前記第3の反射部材に垂直に入射させて、この第3
    の反射部材からの反射光を前記受光器へ導く校正用光学
    機構を有することを特徴とする請求項3記載のX線分光
    器。
  5. 【請求項5】 前記角度モニタ装置は、前記第3の反射
    部材近傍に設けられ、反射方向を入射方向に対して18
    0度反転させる第4の反射部材と、前記光源から出力さ
    れた光線を前記第1,第2の反射部材を経由せずに直接
    前記第4の反射部材又は前記第3の反射部材に垂直に入
    射させて、前記第4又は第3の反射部材からの反射光を
    前記受光器へ導く校正用光学機構を有することを特徴と
    する請求項3記載のX線分光器。
  6. 【請求項6】 前記校正用光学機構は、前記光源から出
    力される光線の方向を前記第3の反射部材の垂直方向に
    平行する方向に変換させるペンタプリズムと、このペン
    タプリズムを前記垂直方向に直角する方向に移動自在に
    支持するスライド機構とで構成されたことを特徴とする
    請求項4又は請求項5記載のX線分光器。
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