JP2655635B2 - 薄板片を丸める方法及び装置 - Google Patents

薄板片を丸める方法及び装置

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JP2655635B2
JP2655635B2 JP7204722A JP20472295A JP2655635B2 JP 2655635 B2 JP2655635 B2 JP 2655635B2 JP 7204722 A JP7204722 A JP 7204722A JP 20472295 A JP20472295 A JP 20472295A JP 2655635 B2 JP2655635 B2 JP 2655635B2
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/14Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves by passing between rollers
    • B21D5/146Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves by passing between rollers one roll being covered with deformable material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/2676Cans or tins having longitudinal or helical seams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄板片を丸める方法
と装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】公知技術によれば長方形又は正方形の平
らな薄板片が例えば缶胴を製造するために丸められ、次
いで両方の軸方向にかつ互いに平行に延びる縁が溶接さ
れ、これによって薄板片から円筒体が形成される。
【0003】丸めるためには薄板片には丸め装置におい
て円弧状の形が与えられる。この場合、薄板片は丸め楔
により内側の丸めローラに沿って案内され、その直後に
内側の丸めローラと外側の丸めローラとの間のプレス個
所を通過させられる。両方丸めローラは互いに押し合わ
される。これによって元々平らであった薄板片はコンス
タントな丸め半径で曲げられるので、プレス個所から走
出した薄板片の部分はもはや真直ぐには元々の送り方向
へ移動せず、円弧状に丸め半径によって規定された丸め
円上を自然な丸め位置へ移動することになる。缶胴を製
造する場合には曲げられた薄板片はほぼ丸め円全体に沿
って延びるので、丸め位置にある薄板片はほぼ閉じられ
た円筒体を成す。実地においては丸め円もしくは丸め位
置は曲げられた薄板片の重量及び弾性により容易に変形
されるが、これは丸められた薄板片区分のための案内手
段によって回避可能である。
【0004】丸め円の半径は内側の丸めローラの半径と
丸め円の位置と薄板材料の弾性(薄板厚さと伸び限界)
とによって規定される。缶胴を製造するためには丸め円
の半径は溶接し終った缶胴の半径よりも小さく調節され
るので丸められた薄板片は円筒体を成す。この場合、軸
方向に延びる縁は軽く互いにオーバラップしている。
【0005】通常は丸められた薄板片区分のための案内
部材はほぼ円筒形の内側丸めマンドレルとほぼ中空円筒
状の外側案内とから成っている。この場合、その間にあ
る空間は丸め円の上に位置する丸めギャップを規定して
いる。丸め作業の終了後薄板片は軸方向で丸めギャップ
から押出され、別の薄板片が丸め装置の丸めギャップに
導入される。
【0006】薄板片を丸めるために必要な工程時間は前
述の公知の方法においては、薄板片を丸めるのに必要な
時間と丸められた薄板片を押し出すのに必要な時間とか
ら成る。この場合、丸め時間は薄板片の送り速度と薄板
片の丸めようとする長さによって決定される。押し出し
時間はとりわけ丸められた薄板片の軸方向の長さによっ
て決定される。すなわち換言すれば、薄板片は丸め工程
自体の間隔ではなく、丸められた薄板片の軸方向の長さ
と使用される押し出しメカニズムとに関連する最小の間
隔を相互において丸め装置に供給されなければならな
い。
【0007】
【発明の課題】本発明の課題は丸め作業のための工程時
間を短縮することである。この場合には丸め品質は決し
て低下させられず、例えば迅速な押し出しメカニズムに
関する著しく高い装置的な費用は必要ではないようにし
たい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は相応する
請求項に規定した方法及び装置によって解決された。
【0009】
【発明の効果】丸め終った薄板片の終端区分が丸め位置
とは異なる押し出し位置へもたらされることによって、
当該薄板片が丸め装置をまだ後にしないか又は完全には
後にしないのに、次の薄板片がその先方区分で丸め装置
内へ走入するためのスペースが与えられる。これに相応
して次の薄板片を丸め位置へ供給することは、丸め装置
が空くまで待つ必要はなくなる。これは、与えられた送
りで薄板片の間の最小間隔を短縮すること、すなわち全
体として工程時間を短くすることを可能にする。
【0010】この方法を実施する装置においては、丸め
られた薄板片の終端部分を押し出し位置へもたらす手段
が設けられている。これは丸められた薄板片の前方部分
を案内手段によって弾性的に変形することによって丸め
装置内にある薄板片の終端部分を負荷がかけられた状態
にし、この終端部分がプレス個所により解放されると直
ちに押し出し位置へ弾性的に移動させられるようにする
ことで可能となる。さらに丸め工程が終了した後ですぐ
薄板片を前方部分において急激に制動し、薄板片の後方
部分がその慣性により丸め位置から押し出し位置へ移動
させられるようにすることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1の(a)に示されているよう
に符号Zで示された方向で丸め機構10のプレス個所P
(復矢印で示す)には薄板片1が供給される。丸め機構
10自体は図1の(a)には示されていない。丸め機構
10自体は公知である。図2と図3に示された丸め装置
80の1部を形成する丸め機構10の1実施例は図3に
基づきあとで説明する。丸め機構10においてはこれま
で平らであった薄板片1は円弧状に塑性変形され、プレ
ス個所Pを通過したあとで所望のコンスタントな丸め半
径が薄板片1に与えられる。先行する、曲げられた薄板
片区分はプレス個所Pを通過したあとで自然の丸め位置
に移行する。相応する丸め円は図1の(a)においては
1点鎖線で示されかつ符号Aが付されている。図1の
(a)と他のすべての図においては丸め円Aの横に押し
出し円Bが一点鎖線で示されている。押し出し円Bの中
心点B′は丸め円Aの中心点A′に対してZ方向にずら
されている。両円A,Bの交点はM,M′で示されてい
る。押し出し円は丸め作業の終了した薄板片1の押し出
し位置を規定している。すなわち、薄板片1がこの押し
出し位置(これがどのように与えられるかについては後
で説明する)にあると、薄板片1は同様に図示されてい
ない自体公知の押し出しメカニズムを用いて軸方向に、
すなわち図平面に対し,て垂直な方向で丸め装置から押
し出され、本発明の対象外である溶接装置に送られる。
【0012】図1の(a)においては薄板片1の前方部
分がプレス個所Pをすでに通過し、塑性変形されて丸め
円A上で丸め位置に移行させられた段階が示されてい
る。
【0013】図1の(b)に示された段階では本発明に
よって、薄板片1は交点M′において、丸め位置に相応
していない押し出し円Bへ、図2に基づきあとで説明す
る形式で変位させられる。薄板片1の後方の部分はプレ
ス個所Pによりまだ固定されている。この結果、プレス
個所Pと交点M′との間にある薄板片区分は弾性的に変
形される。
【0014】図1の(c)は丸め工程が終了した直後の
薄板片1の状態が示されている。押し出し円Bの上にあ
る前方の薄板片区分の弾性的な変形に基づき、後方の薄
板片区分は丸め円Aの範囲でプレス個所Pによってもは
や保持されていないので、押し出し円Bの範囲へ弛緩さ
れている。したがって薄板片1全体は押し出し円Bの上
に、すなわち押し出し位置にあることになる。いまや、
薄板片1は軸方向で丸め装置から押し出すことができ
る。同時にすでに次の薄板片2が丸め工程にあり、薄板
片1の後方の部分が押し出し円Bの上に位置しているの
に対し、丸め円Aの上の適時に空いた丸め位置に薄板片
2の前方部分が位置している。薄板片1は薄板片2の前
縁が交点M′に達してはじめて丸め装置から押し出され
なければならない。
【0015】図1の(a)〜(c)に示された幾何学的
な関係は1例であるに過ぎない。例えば次の薄板片のた
めの場所を大きくするか又は小さくするかに応じて、先
行する薄板片を遅く又は早く丸め円から外へ変位させる
ことができる。同様に押し出し円Bとして丸め円Aの場
合と同じ曲率半径の円を設定することは有利ではある
が、これは必ずしも必要ではない。
【0016】図2においては概略的にかつきわめて簡略
化して図1の(a)〜(c)に示された方法を実施する
ための丸め装置80が示されている。丸め装置80は丸
め円Aに配属された、すでに記述したプレス個所Pを有
する丸め機構10を有している。公知の丸め機構10自
体は図面を簡単にするために図2には示されていない。
さらに丸め装置80は丸められた薄板片1,2を案内す
る案内部材70を有している。内丸めマンドレル20と
外側案内30は一緒に丸めギャップ40を形成し、この
丸めギャップ40は終端ストッパ31で閉鎖されてい
る。さらに丸め装置80はすでに述べた、押し出し円B
に合わせられた押し出しメカニズムを備えている。この
押し出しメカニズムの内、図2においては2つの押し出
し突起50.1と50.2だけが示されている。押し出
し突起50.1と50.2は軸方向で、すなわち図平面
に対して垂直に作用する。押し出し突起50.1と5
0.2とのためには内丸めマンドレル20もしくは外側
案内30の案内面に適当な切欠22,37,36が設け
られている。もちろん押し出し突起50.1,50.2
の代りに他の押し出し手段を使用することもできる。
【0017】丸めギャップ40は2つの区分41,42
を有している。第1の区分41は薄板片1,2を丸め位
置に移行させることを許す。すなわち、第1の区分41
は丸め位置に相応し、丸め円Aの区分を含んでいる。こ
の第1の区分41は両方の円A,Bの交点M′で終って
いる。第2の区分42は交点M′において始まり、押し
出し円Bの区分を含み、終端ストッパ31において終っ
ている。区分41,42は内丸めマンドレル20と外側
案内30とによって制限されている。内丸めマンドレル
30は横断面においてレモン状に構成されている。これ
は円AとBのオーバラップ範囲に相応している。外側案
内30はほぼ中空円筒形に構成され、横断面において押
し出し円Bに沿って延びている。
【0018】丸め円Aと押し出し円Bとの間のずれ、す
なわち円中心点A′とB′との間の間隔は、例えば丸め
円Aに走入した薄板片1もしくは2が走入側の押し出し
突起50.2に衝突しないように選ばれている。
【0019】図示の装置で実施可能である、図1の
(a)から(c)に示した丸め方法は本発明の方法のも
っとも簡単な実施例であり、丸めギャップ40の範囲に
最小の案内面(理論的には交点M′のあとの端部案内だ
け)しか必要としない。この実施例は十分な固有安定性
と弾性とを有する薄板片のために使用可能である。固有
安定性は主として使用される薄板材料の弾性モジュー
ル、薄板片厚さ及び薄板片寸法に関連し、所望の丸め半
径に関連する。固有安定性の少ない薄板片(例えば厚さ
の小さい薄板片)を丸めるためには丸め工程の第1段階
と最終段階とのために別の案内手段を設けることが有利
である。このような別の方法及び相応する装置は図3か
ら9までに基づき説明する。
【0020】図3には薄板片を丸める本発明の装置の別
の実施例が示されている。
【0021】丸め機構10は図3に示されているよう
に、丸め楔11、内側の丸めローラ12、外側の丸めロ
ーラ13を有している。両方の丸めローラ12,13は
互いに押圧され、これらの丸めローラ12,13の間を
通過させられる薄板片(図3に示されておらず)に、プ
レス個所Pで、図平面に対して垂直な線に沿って作用
し、元々平らであった薄板片を所望のコンスタントな半
径だけ一丸め円Aに相応して−曲げる。
【0022】外側案内30は中央部分34と終端ストッ
パ31を保持する端部部分35とを有している。さらに
外側案内30は押さえ部材32を備えている。押さえ部
材32は案内面33、フック状の係止溝38並びに円弧
状の支持面39を備えている。押さえ部材32の作用形
式については図6から9に基づきあとで説明する。押さ
え部材32と中央部分34との間もしくは中央部分34
と終端部分35との間には切欠き36もしくは37が配
置され、この切欠き36もしくは37内では押し出し突
起50.1もしくは50.2が運動する。内丸めマンド
レル20には切欠き37に向き合って切欠き22が設け
られている。外側案内30の、丸めギャップ40に向け
られた案内面はどの個所においても、押し出し円Bの外
側に位置する。この押し出し円Bは丸め終った薄板片を
丸め装置から押し出す搬送位置を規定している。この案
内面は図3によれば多角形状に形成されている。
【0023】内丸めマンドレル20はこの実施例の場合
には丸め円Aを越えて丸めギャップ40内へ突入する範
囲21を有している。
【0024】図3の装置の作用形式を以下図4から9ま
でに基づき説明する。図4から9までは図1の(a)か
ら(c)までと同様にこの装置において実施可能な本発
明の方法の別の実施例を示している。しかしながらこの
場合には6つの連続する段階が示されている。各段階で
作用する案内面はハッチングを施して示されており、図
3に相応して相当する装置部分の符号にダッシュの付け
られた符号で示されている。
【0025】図4によれば薄板片1の先行する部分はプ
レス個所Pを既に通過しており、丸め円Aを越えて突出
する内丸めマンドレル部分21によって案内されてい
る。これによって丸められた薄板片区分は軽く変形さ
れ、その弾性によって案内面21′に押付けられる。こ
れによって片側だけで案内されている場合にも先行する
薄板片区分の正確に規定された位置が得られる。この段
階においては同様に丸め円の案内面11′も有効であ
る。
【0026】図5によれば薄板片1の先行する部分は丸
めギャップ40(図3)の第2の区分42に達してお
り、そこで主として外側の案内面34′によって押し出
し円Bの上で案内され、これによって案内面21′から
押し離されている。
【0027】図6は丸められた薄板片1の終端部の縁が
プレス個所Pを通過した直後の段階を示している。薄板
片1の終端部範囲は押さえ部材32の案内面33′によ
って依然として丸め円Aの上で案内されている。薄板片
1はその運動エネルギに基づき引続き丸めギャップ40
内で内丸めマンドレル20もしくは外側案内30の内側
と外側の案内面20′,34′,35′によって押し出
し円B上を案内される。押さえ部材32の案内面33
は、薄板片1の前方の縁が終端ストッパ31に当接する
と薄板片1の終端部の縁が案内面33の端部にまだ達し
ないように設計されている。
【0028】図7と図8には、薄板片1が終端ストッパ
31に当接することによりどのように据え込まれ(図
7)、これによって薄板片1の終端部の縁が案内面3
3′を越えて擦過しかつ案内面33′を後にし、そのあ
とで薄板片1の終端部が押し出し円Bに向かって弛緩さ
せられる(図8)かが示されている。薄板片1の終端部
は押し出し円(B)を越えて弾性的に移動する。この弾
性的な移動は押さえ部材32の円弧状の支持面39′に
よって制限することが有利である。薄板片1が終端スト
ッパ31に当接することで強く据え込まれる場合には、
図3に示されたように、外側の案内面34′と35′と
を多角形状に形成することが特に有利である。何故なら
ば薄板片1はこれによって生じた丸めギャップ40の拡
大部へ逃げ、より効果的に弾性的に戻ることになるから
である。
【0029】図示されていない実施例においては薄板は
終端ストッパ又は他の適当な手段によって急激に制動さ
れるまで丸め円A上を進められ、次いで後方の終端部が
その運動エネルギだけに基づいて案内面33′を越えて
擦過しかつ押さえ部材に達する。この場合には薄板片の
始端部の弾性的な変形は原則的には省略できるが補助的
に行なうこともできる。
【0030】図9においては、最後の段階、押し出し段
階が示されている。支持面39′によって受止められか
つ弾性的に戻された薄板片1の終端部は押し出し円Bの
上にあるフック状の係止溝38′により戻り運動が阻止
されかつこの係止溝38′内に保持される。これによっ
て既に別の薄板片2が妨げられずに押さえ部材32の案
内面33を介して当初丸め円A上を進むことができる。
位置が正確に規定された丸め終った薄板片1は丸めギャ
ップ40から押し出される。外側案内30の多角形状の
構成は容易な押し出しに有利な形式で寄与する。
【0031】既に述べたように図4から図9までの方法
は、薄板片の走入範囲における付加的な案内及び終端部
範囲における案内とによって、比較的に固有剛性度の小
さい薄板片にとって有利である。特に図7から図9から
判るようにこの実施例の方法では、図1の(a)から
(c)までの方法とは異なって、薄板片の後行する部分
を押し出し円Bに、すなわち押し出し位置にもたらすた
めには、丸められた薄板片1の弾性的な応力だけではな
く、その運動エネルギも活用される。この理由から該方
法は弾性度の小さい薄板片のためにも有利である。
【0032】本発明の方法の別の実施例は、薄板片を弾
性的に変形し、これによって生ぜしめられた、プレス個
所Pを通過した、自由になった薄板片の終端部分を押し
出し位置に移動させる運動を、送り速度の急激な停止で
得られた、後続する薄板片区分の運動エネルギだけを用
いて、先行する薄板片区分を前もって弾性的に変形する
ことなしに生ぜしめるという思想を根底としている。こ
れ自体図面には示されていないこの方法を実施するため
には、プレス個所Pの前に配置された終端ストッパ並び
に押し出し位置に配属された押さえ部材、例えば図3に
示した押さえ部材32の形をした押さえ部材だけしか必
要ではない。
【0033】押し出し位置を規定する押し出し円Bを丸
め円Aに対し図示の如く供給方向Zにずらすこと及び前
方の薄板片区分を図示の如く内方へ弾性的に変形させる
他に、他の押し出し位置を選ぶこともできる。例えば外
側案内30の代りに内側案内、例えば相応に構成された
内丸めマンドレルが前方の薄板片区分を外方へ変位させ
て弾性的に変形させ、次いで同様に丸め機構10から走
出した端部を弾性的に、丸め円Aに対して内側に位置す
る押し出し円に移動させ、次の薄板片のために丸め位置
が空けられるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(a)から(c)までは本発明の丸め方
法を3つの連続した段階で示した図。
【図2】図1に示された方法を実施する装置を概略的に
示した横断面図。
【図3】本発明の方法を実施するための装置の別の実施
例を示した図。
【図4】図3に示した装置で実施可能な本発明の方法の
別の実施例の第1段階を示した図。
【図5】図4に示した方法の第2段階を示した図。
【図6】図4に示した方法の第3段階を示した図。
【図7】図4に示した方法の第4段階を示した図。
【図8】図4に示した方法の第5段階を示した図。
【図9】図4に示した方法の第6段階を示した図。
【符号の説明】
1,2 薄板片 10 丸め機構 11 丸め楔 12,13 丸めローラ 20 内丸めマンドレル 22 切欠き 30 外側案内 31 終端ストッパ 32 押さえ部材 33 案内面 34 中央部分 35 端部部分 36,37 切欠き 38 係止溝 39 支持面 40 丸めギャップ 41,42 区分 50.1,50.2 押し出し突起 70 案内部材 80 丸め装置

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸め機構(10)と案内装置とを有する
    丸め装置(80)に複数の薄板片を順次供給して該薄板
    片を丸める方法であって、それぞれ1つの薄板片を前記
    丸め機構(10)において塑性変形し、次いで自然の丸
    め位置(A)へもたらし、当該丸め装置(80)から押
    し出す形式のものにおいて、1つの薄板(1)の丸め
    工程が終了した直後に、該薄板(1)の終端区分
    丸め位置(A)とは異なる押し出し位置(B)へもた
    らし、丸め終った当該薄板(1)が丸め装置(80)
    から押し出される前に、すでに該丸め装置(80)内に
    ある後続の薄板片(2)の少なくとも始端区分のために
    前記丸め位置(A)を空けることを特徴とする、薄板片
    を丸める方法。
  2. 【請求項2】 前記丸め機構(10)から前記丸め位置
    もたらされる薄板(1)が案内部材により案内され
    ており、丸められている薄板片(1)の少なくともすで
    に丸められた区分を、前記案内部材によって弾性的な変
    形のもとで前記丸め位置から変位させ、前記丸め機構
    (10)から走出した直後の薄板区分を前記変位力で
    負荷し、当該薄板片(1)が前記丸め機構(10)を完
    全に通過したあとで該薄板片(1)を前記負荷のもとで
    前記押し出し位置へ弾発させる、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 押し出し位置へもたらした薄板区分が
    丸め位置へ戻ることを押さえ部材(32)で阻止する、
    請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 押し出し位置へ移動する薄板区分を弾
    性的な変形により、行く手を遮る押さえ部材を越えて擦
    過させ、次いでこの押さえ部材によって保持する、請求
    項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記丸め装置(80)に薄板片(1
    2)の送りを停止する手段け、送り速度で前記丸め
    機構(10)から走出する薄板片(12)を、該薄板
    片(1,2)の始端部において、薄板片(1,2)の送
    りを停止する前記手段を用いて制動し、薄板(1
    2)の後続する部分の運動エネルギに基づき薄板片
    (1,2)を弾性的に変形し、薄板片(1,2)の弾性
    的な変形のもと で薄板片(1,2)の終端部の縁をその
    自然終端位置に対し所定量だけ先行させ、次いで該縁
    弾性的に戻るときに該縁を押し出し位置(B)にもた
    らし、押さえ部材(32)によってそこに保持する、請
    求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 丸め機構(10)に把持された薄板
    (1もしくは2)の丸められた範囲がまず、丸め位置
    (A)に相応する第1の距離区分を通過し、次いで丸め
    位置(A)とは異なった第2の距離区分にもたらされ、
    この第2の距離区分内にある薄板区分が丸め位置
    (A)から変位させられる、請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 第2の距離区分が自然の丸め位置(A)
    の相応する区分とその曲率中心点(A′)との間にあ
    り、丸められた薄板(1)が前記丸め機構(10)を
    通過したあとで弛緩され、薄板(1)の後方の部分
    外側へ、押し出し位置へ移動させられる、請求項6記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 薄板を丸める装置(80)であって、
    個々の薄板(1,2)を供給するための装置と、丸め
    機構(10)と、丸め終った薄板(1,2)を丸め装
    置(80)から押出す押出し機構とを有する形式の
    ものにおいて、薄板(1もしくは2)の、少なくとも
    前記丸め機構(10)を後にした、解放された端部区分
    押し出し位置へもたらす手段(30;31,32)が
    設けられていることを特徴とする、薄板を丸める装
    置。
  9. 【請求項9】 前記手段(30;31,32)が前記
    め機構(10)から走出する薄板又は走出した薄板
    を弾性的に変形させるために構成されている、請求項8
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 薄板(1,2)を弾性的に変形させ
    る手段(30もしくは31,32)が前記丸め機構(1
    0)から走出した又は走行する薄板(1,2)の送り
    速度を急激に制動するための装置、有利には終端ストッ
    パ(31)を有している、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記手段(30;31,32)が少な
    くとも後方の薄板区分を押し出し位置に保持するため
    に構成された押さえ部材(32)を有している、請求項
    9又は10記載の装置。
  12. 【請求項12】 薄板(1;2)を弾性的に変形する
    手段(30;31,32)が、前記丸め機構(10)か
    ら走出する薄板(1;2)の前方区分を自然の丸め位
    置から変位させることのできる案内を有している、請求
    項8から10までのいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記丸め装置(80)が前記丸め機構
    (10)から走出する薄板(1,2)のための案内手
    段(70)を有し、前記案内が前記案内手段(70)の
    1部を形成して前方の薄板区分に作用する外側案内
    (30)として形成されている、請求項12記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記外側案内(30)が押し出し位置
    を規定する押出し円(B)をほぼ取囲んでおり、押
    出し円()の半径が丸め円(A)の半径に相応してお
    り、押出し円(B)の中心点(B′)が自然の丸め位
    置に相応する丸め円(A)の中心点(A′)に対し、有
    利には薄板(1,2)の供給方向(Z)にずらされて
    いる、請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記外側案内(30)が内丸めマンド
    レル(20)と協働して、前記丸め機構(10)から走
    出する薄板区分を受容する丸めギャップ(40)を形
    成しており、丸めギャップ(40)の1部が弾性的に変
    形しようとする前方の薄板区分のための案内ギャップ
    (42)を構成しており、有利には内丸めマンドレル
    (20)の横断面がほぼ両方の円(A,B)のオーバラ
    ップ範囲に相応している、請求項11又は12記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 前記外側案内(30)が多角形状に形
    成され、内丸めマンドレル(20)が前記案内ギャップ
    (42)の前に丸め円(A)を越えて突出する案内範囲
    (21)を、前記丸め装置(80)から走出する薄板
    区分のために有している、請求項14又は15記載の装
    置。
  17. 【請求項17】 終端ストッパ(31)並びに押さえ部
    材(32)が前記外側案内(30)に配属されている、
    請求項10又は11記載の装置。
  18. 【請求項18】 押さえ部材(32)が円弧状の支持面
    (39)を有し、該支持面(39)が解放された薄板
    区分が弾性的な変形に基づき押出し円(B)を越えて
    弾性的に移動することを制限しかつ該薄板区分が係
    溝(38)内へ係止することを加速する、請求項11記
    載の装置。
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