JP2647329B2 - スクリュ式自動扉 - Google Patents

スクリュ式自動扉

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JP2647329B2
JP2647329B2 JP5079180A JP7918093A JP2647329B2 JP 2647329 B2 JP2647329 B2 JP 2647329B2 JP 5079180 A JP5079180 A JP 5079180A JP 7918093 A JP7918093 A JP 7918093A JP 2647329 B2 JP2647329 B2 JP 2647329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両等の側引戸に
用いられ、ボールスクリュ等のスクリュ溝が設けられた
駆動軸とナット部材との係合で開閉し、ロック装置で扉
の全閉位置を保持できるスクリュ式自動扉に関する。
【0002】
【従来の技術】このスクリュ式自動扉は、左右にスライ
ドして開閉する扉の上方に、扉の開閉方向に延在する駆
動軸を設け、この駆動軸に設けられたスクリュ溝に係合
するナット部材を扉に連結し、この駆動軸を回転させる
駆動部を駆動軸に連結した構造となっている(特公昭5
7−5091号公報参照)。
【0003】この種のスクリュ式自動扉には、全閉位置
を保持するためのロック装置が設けられる。このロック
装置は、上記特公昭57−5091号公報の第4図に詳
細が示される通り、スクリュと同軸上に、外周に所定間
隔毎に凹形状のスロットを形成したロックホィールを有
する一方向クラッチを、スクリュと共回り可能に嵌着
し、扉のロック時に、前記スロットとソレノイドに接続
されたロック爪の爪部とを係合させて、一方向クラッチ
を作動させることにより、扉の開方向への移動を阻止し
てロックを行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成によれば、
ロックホィールに所定間隔毎に設けられたスロットに前
記つめ部を係合させて一方向クラッチを作動させる構成
としているため、扉が全閉位置に達してスクリュの回転
が停止した後に、スロットをつめ部に相対する位置とす
ることは困難である。従って、扉の閉作動中(スクリュ
の回転作動中)に前記スロットとつめ部との係合を行わ
せる必要があり、スロットとつめ部の確実な係脱を確保
するための微妙な位置関係などが必要になって、これら
の組付調整が面倒になるという問題点があった。また、
前記スロットが所定間隔毎に設けられていることから、
この間隔に前記つめ部が一致しないと、一方向クラッチ
を作動させることができないため、スクリュの扉閉方向
への回転時でも、相対回転を許容するものの、ロックホ
ィールと一方向クラッチを共回り可能に装着しなければ
ならず、クラッチ歯の押し当て具合を微妙に調整しない
と空滑りを起こすなど組付調整が面倒になるという問題
点もあった。また、一方向クラッチがラチェット型式が
あるため、クラッチ歯に遊びを設けなければならず、扉
をロックしても、前記遊びに起因して、全閉位置で扉に
ガタ付きが生じるという問題点もあった。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、組立調整が容易にでき、所定の全閉位置で
扉をロックすることができるスクリュ式自動扉を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のスクリュ式自動扉は、スクリュ溝を有するとともに
駆動部により回転する駆動軸を設け、扉と連結されると
ともに駆動軸のスクリュ溝に係合して駆動軸の回転によ
り扉の開閉方向に移動するナット部材を設けたスクリュ
式自動扉において、前記駆動軸に、両方向の回転を許容
する第1位置と、前記ナット部材が扉の閉方向のみ移動
できるよう一方向の回転のみを許容する第2位置とを有
するクラッチ部材を設け、このクラッチ部材は、前記ク
ラッチ部材は、前記一方向とは逆方向の回転ではくさび
として働くローラと、このローラに対する外輪及び内輪
とを有する軸受け構造であり、前記外輪を軸方向に移動
させて前記ローラから離れる位置と前記ローラを挟む位
置とに切り換えることにより、前記駆動軸の任意の位置
において前記第1位置と前記第2位置とに切換可能であ
って、少なくとも扉の開作動時に前記第1位置をとるも
のである。そして、前記扉の閉状態を検知する戸閉検知
手段を設け、前記クラック部材は、前記戸閉検知手段か
らの出力に基づいて、前記第1位置から前記第2位置へ
と切り換わるものがある。また、前記クラッチ部材に
は、手動動作により第1位置を保持させる手動解錠手段
が設けられ、更に複数の扉のクラッチ部材を流体圧で第
1位置に保持させる一斉解錠手段が設けられている。
【0007】
【作用】扉をロックする場合には、クラッチ部材を第2
位置とし、ナット部材が扉の閉方向のみ移動できるよう
駆動軸の回転を一方向に規制する。この第2位置は、扉
を閉方向にしか移動できないので、扉が全閉位置となっ
た段階でこの第2位置を保持していればロックが完了す
ることとなる。扉を開ける場合には、クラッチ部材を第
1位置に切り換えることにより、駆動軸の両方向を回転
が許容して、扉の開閉自在な状態を維持することにより
可能となる。クラッチ部材は、くさびとして作用するロ
ーラの外輪を軸方向に移動させるだけで、第1位置から
第2位置へと切り換えられるので、扉の閉じ動作の任意
の位置でロックできる。そして、任意の位置でロックで
きるので、戸閉検知手段からの出力に基づいて、前記第
1位置から前記第2位置へと切り換えられる。また、
常時には、手動解錠手段によりクラッチ部材を手動で第
1位置に切り換えると、手で扉が開けられる。車庫入れ
時には、一斉解錠手段により複数の扉のクラッチ部材を
流体圧で一斉に第1位置に切り換えると、どの扉も手で
開けられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のスクリュ式自動扉を示す図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
図2はクラッチ部材とその関連部分の断面図であり、図
3は図2のA−A断面図である。まず図1によりスクリ
ュ式自動扉の全体を説明し、ついで図2及び図3により
クラッチ部材とその関連部分を詳細に説明する。
【0009】図1において、1は扉、2は車体側、3は
取付ベース、4は駆動軸、5は主モータ(駆動部)、6
はナット部材、7はレール、8はロック装置(クラッチ
部材)である。
【0010】扉1の上部左右には連結部10,11が取
り付けられ、連結部10,11の各々に一個の垂直戸車
12と二個の水平戸車13が軸支されている。垂直戸車
12がレール7の内側下面に案内され、水平戸車13が
レール7の内側側面に案内され、扉1が左右にスライド
自在となっている。
【0011】駆動軸4は、扉の上方であって、扉の開閉
方向に延在しており、両端が回転自在に取付ベース3等
に支持されている。また、駆動軸4の一端はカップリン
グ14を介して主モータ5に連結され、駆動軸4は正転
又は逆転する。そして、扉1の連結部11の上側にはナ
ット部材6が固設されており、このナット部材6は駆動
軸4のボールスクリュ溝等のスクリュ溝4aに係合して
いる。したがって、例えば駆動軸4が正転すると、扉1
は閉まり、駆動軸4が逆転すると、扉1が開くようにな
っている。
【0012】ロック装置8は、クラッチ本体20と、ロ
ック開錠ソレノイド21と、くびき状のレバー22と、
手動解錠手段23と、一斉解錠手段24とからなってい
る。なお、15は扉1の全閉状態を検知する戸閉スイッ
チ、16はクラッチ本体20がフリーの第1位置になっ
たことを検知するリミットスイッチである。
【0013】図2において、取付ベース3にL型ブラケ
ット25が固設され、ブラケット25にクラッチ本体2
0がボルトで横付けされている。このクラッチ本体20
は、中心に駆動軸4が嵌入され外周にローラ26が配列
された内輪27と、軸方向に移動可能な外輪28と、ハ
ンジング29と、皿ばね30とを主要部分として構成さ
れており、例えばTHK株式会社製のベアクラッチとし
て市販されている。ローラ26は軸方向に対して斜めに
配列されており、皿ばね30の付勢力で外輪28がa方
向に移動しローラ26が内輪27と外輪28で挟まれた
状態(第2位置)と、皿ばね30の付勢力に打ち勝って
外輪28がb方向に移動し、ローラ26が外輪28から
離れる(第1位置)とを取りうる。
【0014】図示の第2位置にあっては、斜め配列のロ
ーラ26がくさびとして働き、駆動軸4がナット部材を
移動させて扉を閉じるc方向ではくさびが緩む方向にな
って回転を許容するが、駆動軸4が扉を開くd方向では
くさびが食い込む方向になって回転できずロックされた
状態になる。外輪28が矢印b方向に押し込まれた第1
位置では、ローラ26はフリーとなって、駆動軸4はc
方向及びd方向の両方向で回転が許容される。
【0015】図3に示されるように、レバー22は支点
Aと作用点Bと力点Cとを有しており、作用点Bで
を押し込むことができる。すなわち、図2のレバー
22の力点Cに相当する部分がソレノイド21の作用棒
21aにピン連結されており、ソレノイド21が消磁さ
れると内蔵ばね21bでレバー22が図示のようにe方
向に押され、外輪28は皿ばね30で図示のようにロー
ラ26を内輪27で挟む第2位置にある。ソレノイド2
0が励磁されると作用棒21aが退出し、レバー22が
二点鎖線のようにf方向に引き込まれ、外輪28は皿ば
ね30の付勢力に打ち勝って、クラッチ本体20はロー
ラ26がフリーな第1位置となる。
【0016】手動解錠手段23は、ブロック34を貫通
する雌ねじ35に螺入されたねじ棒36の先端にジャッ
キボルト37をねじ止めし、他端にレバー38付の旋回
体39を取り付けたものである。また、ブロック34に
はボール40が突出方向に付勢されて内蔵されており、
図3のように旋回体39の90度離れた2か所の窪み4
1,42に係合し、レバー38は図示の下向き又は水平
向きとなりうる。図2のレバー38を手動で図示の下向
きから水平向きに旋回させると、ねじ棒36がf方向に
突出し、レバー22が二点鎖線のように傾き、クラッチ
本体20のローラ26がフリーとなって駆動軸4がc,
d方向に回転できる第1位置となる。
【0017】一斉解錠手段24は、ねじ棒36及びジャ
ッキボルト37の中心に内蔵された押し棒44と、旋回
体39に取り付けられた空圧シリンダ45とからなり、
空圧シリンダ45のロッド45a先端が押し棒44を押
せる構造となっている。ロッド45aを突出させるため
の空気配管46は複数の扉の空圧シリンダ45に共通と
なっており、共通の切換弁47で多数の空圧シリンダ4
5に一斉に空圧を供給できる。そして、ロッド45aが
突出すると、押し棒44がレバー22を二点鎖線のよう
に傾け、クラッチ本体20は第1位置となる。
【0018】そして、ロック解錠位置を検知するリミッ
トスイッチ16が外輪28の位置を直接検知しており、
特に外輪28がb方向に押し込まれた第1位置にあるか
どうかを検知する。
【0019】図4は上述したスクリュ式自動扉の電気ブ
ロック図である。制御器17に、スクリュ式自動扉の戸
閉スイッチ15とリミットスイッチ16の信号が入力さ
れ、制御器17から、主モータ5とロック解錠のための
ソレノイド21を作動させる信号が出力される。また、
制御器17には、電源が引き込まれ、扉の開指令が入力
され、扉を手動で開けられる手動解錠指令も入力され
る。
【0020】図5は制御器17による扉の開閉動作のフ
ローチャート図である。この図により、扉の開閉動作を
説明する。まず扉が図1のように全閉位置にあるとする
(ステップ♯1)。クラッチ本体20は第2位置にある
ので、扉を更に閉めることができても、扉を開けること
ができないロック状態にある。そして、扉を開く必要が
生じると、図4の制御器17に開指令が入力される(ス
テップ♯2)。すると、制御器17は主モータ5を扉が
閉じる方向に僅かに回転させ、同時にロック解錠ソレノ
イド21を励磁して扉が開かないロック状態を解錠する
(ステップ♯3)。すなわち、図2のレバー22が二点
鎖線のように傾き、クラッチ本体20の外輪28がb方
向に押し込まれて第1位置に切り換えられる。ここで、
主モータ5を扉が閉じる方向dに駆動軸4を回転させる
のは、外輪28とローラ26の食い込み状態を解消させ
てスムースに外輪28が動くようにするためである。つ
ぎに、主モータ5を扉が開くc方向に駆動軸4を回転さ
せる(ステップ♯5)。そして、扉は所定の開位置とな
る(ステップ♯6)。
【0021】つぎに、扉を閉める場合、図4の制御器1
7に至る開指令の信号がオフになる(ステップ♯7)。
そして、制御器17が図2の主モータ5を扉を閉じる方
向dに駆動軸4を回転させる(ステップ♯8)。図1の
ように、扉1が全閉位置に至ると、戸閉スイッチ15が
作動し、戸閉スイッチ15の信号が図4の制御器17に
入力され、扉の全閉が検知される(ステップ♯9)。す
ると、制御器17がロック解錠ソレノイド21を消磁さ
せ、図2の作用棒20aが突出してレバー22がe方向
に移動した実線位置になり、クラッチ本体20は図示の
第2位置となってロックが完了する(ステップ♯1
0)。同時に、図4の制御器17が主モータ5を駆動を
停止する(ステップ♯11)。図2のクラッチ本体20
は第2位置であるので、扉を開くc方向に駆動軸4がロ
ックされ、扉を閉じるd方向には駆動軸4は回転可能な
状態となる。
【0022】非常時等のように、乗客が扉を開く必要が
生じた場合、図2のレバー38を手前側水平まで回転さ
せると、ネジ軸36が前進し、ジャッキボルト37を介
して、レバー22をf方向に傾け、外輪28がb方向に
押し込まれた第1位置となる。その結果、扉を手で引く
と、駆動軸4が空回りして、扉を開けられる。
【0023】車庫入れ時の点検等のように、任意の扉を
手動で開く必要が生じた場合、図2の切換弁47を操作
すると、一車両の各扉のクラッチ本体に対応して備えら
れた空圧シリンダ45に一斉に圧空が供給され、ロッド
先端45aが突出し、押し棒44を介してレバー22を
f方向に傾け、クラッチ本体20が第1位置に切り換わ
り、各扉を任意に開閉できる。
【0024】上述したスクリュ式自動扉は、スクリュ溝
が設けられるととにも駆動部により回転する駆動軸を設
け、扉と連結されるとともに駆動軸に係合して駆動軸の
回転により扉の開閉方向に移動するナット部材を設けた
タイプの扉できあれば適用可能であり、車両以外の建物
の自動扉にも適用でき、複数の引戸を別々の駆動部で左
右に開閉する扉に限らず、共通の駆動部で複数の引戸を
左右に開閉する扉や一枚の引戸を開閉する扉にも適用で
きる。
【0025】また、駆動部としては電動モータを用いた
が、流体圧式の回転シリンダを用いても上述同様の装置
を構成することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明のスクリュ式自動扉は、駆動軸
に、両方向の回転を許容する第1位置と、前記ナット部
材が扉の閉方向のみ移動できるよう一方向の回転のみを
許容する第2位置とを有するクラッチ部材を設けたもの
であり、クラッチ部材を第2位置に切り換えるだけで、
全閉位置を保持するロック状態とすることができ、全閉
位置に対する扉との面倒の位置合わせが不要となる。ま
た、扉先端のシールゴムが変形し全閉位置が代わって
も、それに追随して全閉位置でロック状態となり、全閉
時のガタが生じない。このクラッチ部材はくさびとして
作用するローラの外輪を軸方向に移動させるだけで、ロ
ック状態とすることができるので、クラッチ部材の組み
込みに際して面倒な組立調整が不要であり、扉の全閉位
置に近いところの任意の位置でロック状態に確実に切り
換えることができる。そして、任意の位置でロックでき
るという特性を利用すると、全閉位置での閉動作停止と
ロックとを殆ど同時にできる。また、クラッチ部材を第
1位置に切り換える手動解錠手段を設けると、乗客がロ
ック状態を解除して、扉を手動で開けることができ、非
常時の対応も簡単にできる。複数の扉のクラッチ部材を
流体圧で一斉に第1位置に切り換える一斉解錠装置を設
けると、乗員が複数の扉のロック状態を一斉に解錠し
て、扉を手動で開けることができ、車庫入れ時の点検に
対して簡単に全部の扉を手動で開けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリュ式自動扉を示す図である。
【図2】クラッチ部材とその関連部分の断面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】電気ブロック図である。
【図5】扉の開閉動作のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 扉 4 駆動軸 4a スクリュ溝 5 主モータ(駆動部) 6 ナット部材 8 ロック装置(クラッチ部材) 23 手動解錠手段 24 一斉解錠手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリュ溝を有するとともに駆動部によ
    り回転する駆動軸を設け、扉と連結されるとともに駆動
    軸のスクリュ溝に係合して駆動軸の回転により扉の開閉
    方向に移動するナット部材を設けたスクリュ式自動扉に
    おいて、 前記駆動軸に、両方向の回転を許容する第1位置と、前
    記ナット部材が扉の閉方向のみ移動できるよう一方向の
    回転のみを許容する第2位置とを有するクラッチ部材を
    設け、このクラッチ部材は、前記一方向とは逆方向の回
    転ではくさびとして働くローラと、このローラに対する
    外輪及び内輪とを有する軸受け構造であり、前記外輪を
    軸方向に移動させて前記ローラから離れる位置と前記ロ
    ーラを挟む位置とに切り換えることにより、前記駆動軸
    の任意の位置において前記第1位置と前記第2位置とに
    切換可能であって、少なくとも扉の開作動時に前記第1
    位置をとるものであることを特徴とするスクリュ式自動
    扉。
  2. 【請求項2】 前記扉の閉状態を検知する戸閉検知手段
    を設け、前記クラック部材は、前記戸閉検知手段からの
    出力に基づいて、前記第1位置から前記第2位置へと切
    り換わる請求項1記載のスクリュ式自動扉。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ部材には、手動動作により
    第1位置を保持させる手動解錠手段が設けられている請
    求項1記載のスクリュ式自動扉。
  4. 【請求項4】 複数の扉のクラッチ部材を流体圧で第1
    位置に保持させる一斉解錠手段が設けられている請求項
    1記載のスクリュ式自動扉。
JP5079180A 1993-03-12 1993-03-12 スクリュ式自動扉 Expired - Lifetime JP2647329B2 (ja)

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