JP2639043B2 - 充電器の制御方法 - Google Patents
充電器の制御方法Info
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- JP2639043B2 JP2639043B2 JP981389A JP981389A JP2639043B2 JP 2639043 B2 JP2639043 B2 JP 2639043B2 JP 981389 A JP981389 A JP 981389A JP 981389 A JP981389 A JP 981389A JP 2639043 B2 JP2639043 B2 JP 2639043B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は充電器の制御方法に関する。
第２図は従来の充電器システムをブロック図で示した
ものである。図において、１はバッテリ、２は電力変換
装置からなる充電器であって、商用交流を直流変換して
バッテリ１に給電する。３は制御装置であって、バッテ
リ１の端子電圧（バッテリ電圧）を監視するとともに、
充電器２が送出する充電電流を監視し、また、充電器２
の異常の有無を監視する。４は表示・操作盤であって、
盤上の充電開始／停止ボタンPBが押圧されると、開始／
停止指令信号を制御装置３に送出する。表示・操作盤４
には、また、運転・異常などの各種の状態表示をする運
転中ランプＬや異常ランプLxが設けられており、これら
の状態表示ランプは制御装置３からの対応する状態信号
により点灯する。
ものである。図において、１はバッテリ、２は電力変換
装置からなる充電器であって、商用交流を直流変換して
バッテリ１に給電する。３は制御装置であって、バッテ
リ１の端子電圧（バッテリ電圧）を監視するとともに、
充電器２が送出する充電電流を監視し、また、充電器２
の異常の有無を監視する。４は表示・操作盤であって、
盤上の充電開始／停止ボタンPBが押圧されると、開始／
停止指令信号を制御装置３に送出する。表示・操作盤４
には、また、運転・異常などの各種の状態表示をする運
転中ランプＬや異常ランプLxが設けられており、これら
の状態表示ランプは制御装置３からの対応する状態信号
により点灯する。
この構成において、表示・操作盤４の充電開始／停止
ボタンPBが操作されると、充電開始信号が制御装置３に
与えられ、制御装置３は充電開始指令信号Startを充電
器２に供給する。充電器２は、この充電開始指令信号St
artにより運転を開始し、充電電流（定電流、第１のレ
ベルとする）をバッテリ１に供給し始める。バッテリ１
の充電が進み、バッテリ電圧が転極点（設定電圧）まで
上昇すると、制御装置３は主タイマをセットし、表示・
操作盤４上のタイマランプLTを点灯させ、充電器２は送
出する充電電流を第２レベルに切替える。制御装置３
は、所定のタイマ時間Toが経過すると、充電完了指令信
号Ｆを充電器２に送出する。充電器２は、この充電完了
指令信号Ｆを受けると、運転を停止する。バッテリ１の
充電途中で、上記充電開始／停止ボタンPBを再度押圧す
れば、制御装置３は充電停止指令信号Stopを充電器２に
送出し、充電動作を強制的に停止する構成となってい
る。なお、充電器２の運転中は運転中ランプＬが点灯し
ている。
ボタンPBが操作されると、充電開始信号が制御装置３に
与えられ、制御装置３は充電開始指令信号Startを充電
器２に供給する。充電器２は、この充電開始指令信号St
artにより運転を開始し、充電電流（定電流、第１のレ
ベルとする）をバッテリ１に供給し始める。バッテリ１
の充電が進み、バッテリ電圧が転極点（設定電圧）まで
上昇すると、制御装置３は主タイマをセットし、表示・
操作盤４上のタイマランプLTを点灯させ、充電器２は送
出する充電電流を第２レベルに切替える。制御装置３
は、所定のタイマ時間Toが経過すると、充電完了指令信
号Ｆを充電器２に送出する。充電器２は、この充電完了
指令信号Ｆを受けると、運転を停止する。バッテリ１の
充電途中で、上記充電開始／停止ボタンPBを再度押圧す
れば、制御装置３は充電停止指令信号Stopを充電器２に
送出し、充電動作を強制的に停止する構成となってい
る。なお、充電器２の運転中は運転中ランプＬが点灯し
ている。
このように、バッテリ１の充電電圧が転極点まで上昇
すると、以後は充電電流を第２レベルへ低下させて所定
時間Toを充電動作を継続させるが、この転極点は制御装
置３側では、充電器２側より低レベルに設定するのが通
常であるので、タイマランプLTが点灯を開始しても、充
電器２が送出する充電電流は、その後ある時間の間は第
１のレベルにあって、第２のレベルに切替わらず、上記
主タイマのセットタイミングと充電電流のレベル切替え
タイミングとにずれが生じ、所望の充電動作を実現する
ことができないという問題があった。
すると、以後は充電電流を第２レベルへ低下させて所定
時間Toを充電動作を継続させるが、この転極点は制御装
置３側では、充電器２側より低レベルに設定するのが通
常であるので、タイマランプLTが点灯を開始しても、充
電器２が送出する充電電流は、その後ある時間の間は第
１のレベルにあって、第２のレベルに切替わらず、上記
主タイマのセットタイミングと充電電流のレベル切替え
タイミングとにずれが生じ、所望の充電動作を実現する
ことができないという問題があった。
この発明は上記問題を解消するためになされたもの
で、上記主タイマのセットタイミングを充電電流のレベ
ル切替えタイミングに実質的に一致させて、所望の充電
パターンでバッテリ充電を行わせることができる充電器
の制御方法を提供することを目的とする。
で、上記主タイマのセットタイミングを充電電流のレベ
ル切替えタイミングに実質的に一致させて、所望の充電
パターンでバッテリ充電を行わせることができる充電器
の制御方法を提供することを目的とする。
この発明は上記目的を達成するため、制御装置が、バ
ッテリ充電電圧が内部設定された設定値に達したのち
は、バッテリ充電電圧もしくは充電電流の変化が所定値
以上になった場合に、タイマをセットする構成としたも
のである。
ッテリ充電電圧が内部設定された設定値に達したのち
は、バッテリ充電電圧もしくは充電電流の変化が所定値
以上になった場合に、タイマをセットする構成としたも
のである。
この発明では、バッテリの充電電圧もしくは充電電流
を所定時間毎に比較して、変化幅が設定値以上になった
場合に、制御装置はタイマをセットするから、このタイ
マのセットタイミングと充電器による電流レベル切替え
タイミングとのずれを実質的に無くすことができる。
を所定時間毎に比較して、変化幅が設定値以上になった
場合に、制御装置はタイマをセットするから、このタイ
マのセットタイミングと充電器による電流レベル切替え
タイミングとのずれを実質的に無くすことができる。
以下、この発明の１実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は、第２図に示した充電器システムの制御装置
に付加した転極点判定プログラムをフロー図で示したも
のてあり、このプログラムを持たせた点において、前記
従来のものと相違する。
に付加した転極点判定プログラムをフロー図で示したも
のてあり、このプログラムを持たせた点において、前記
従来のものと相違する。
即ち、本実施例では、制御装置３は、バッテリ１の充
電電圧Ｖを読み込む（この時の時刻をＮ−１とする）。
これを充電電圧VN-1と充電電流IN-1とし、タイマ時間T1
のタイマをセットする。タイマ時間T1が経過すると、そ
の時のバッテリ１の充電電圧VNと充電電流INを読み込ん
で、VNとVN-1と比較し、 VN-1−VNeSV ……（１） 但し、eSV:設定値 上記（１）式が成立する場合には、タイマ時間Toの前記
主タイマを動作させ、タイマランプLTを点灯させる。
電電圧Ｖを読み込む（この時の時刻をＮ−１とする）。
これを充電電圧VN-1と充電電流IN-1とし、タイマ時間T1
のタイマをセットする。タイマ時間T1が経過すると、そ
の時のバッテリ１の充電電圧VNと充電電流INを読み込ん
で、VNとVN-1と比較し、 VN-1−VNeSV ……（１） 但し、eSV:設定値 上記（１）式が成立する場合には、タイマ時間Toの前記
主タイマを動作させ、タイマランプLTを点灯させる。
上記（１）式が成立しない場合には、バッテリ１の充
電電流INを読み込んで、INとIN-1とを比較し、 IN-1−INeSI ……（２） 但し、eSI:設定値 上記（２）式が成立する場合には、タイマ時間Toの前
記主タイマを動作させ、タイマランプLTを点灯させる。
電電流INを読み込んで、INとIN-1とを比較し、 IN-1−INeSI ……（２） 但し、eSI:設定値 上記（２）式が成立する場合には、タイマ時間Toの前
記主タイマを動作させ、タイマランプLTを点灯させる。
このように、本実施例では、タイマ時間Toの主タイマ
を動作させるタイミングを遅らせて、充電器２の充電電
流切替えタイミングに近ずけるようにしたから、上記設
定値eSV、eSIを適切に設定することにより、上記両タイ
ミングを実質的に一致させることができる。
を動作させるタイミングを遅らせて、充電器２の充電電
流切替えタイミングに近ずけるようにしたから、上記設
定値eSV、eSIを適切に設定することにより、上記両タイ
ミングを実質的に一致させることができる。
この発明は以上説明した通り、充電完了タイミングを
与えるタイマのセットタイミングを、充電電流のレベル
切替えタイミングに実質的に一致させることが可能とな
るので、所望の充電パターンでバッテリの充電を行うこ
とができる。
与えるタイマのセットタイミングを、充電電流のレベル
切替えタイミングに実質的に一致させることが可能とな
るので、所望の充電パターンでバッテリの充電を行うこ
とができる。
第１図はこの発明の実施例の動作を説明するための動作
フローチヤート、第２図はこの発明を適用する充電器シ
ステムのブロック構成図である。 １……バッテリ、２……充電器、３……制御装置、PB…
…充電開始／停止ボタン、Lx……異常ランプ。
フローチヤート、第２図はこの発明を適用する充電器シ
ステムのブロック構成図である。 １……バッテリ、２……充電器、３……制御装置、PB…
…充電開始／停止ボタン、Lx……異常ランプ。
Claims (1)
- 【請求項１】バッテリに充電電流を供給する充電器、上
記充電器の給電動作を制御する制御装置を備え、上記バ
ッテリの充電電圧が設定された転極点に達したのちは、
上記充電器からの充電電流の電流値が第１のレベルから
第２のレベルへ切換えられ、上記制御装置はタイマをセ
ットしてタイマ時間の経過後に上記充電器の運転を停止
させる充電器システムにおいて、上記制御装置は、バッ
テリ電圧が設定値に上昇した後は、上記バッリの充電電
圧もしくは充電電流の変化を所定時間毎に比較して該変
化の幅が所定値以上である場合に、上記タイマをセット
することを特徴とする充電器の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP981389A JP2639043B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 充電器の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP981389A JP2639043B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 充電器の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02193535A JPH02193535A (ja) | 1990-07-31 |
| JP2639043B2 true JP2639043B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=11730607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP981389A Expired - Fee Related JP2639043B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 充電器の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639043B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP981389A patent/JP2639043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02193535A (ja) | 1990-07-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |