JP2634608B2 - 遊戯機 - Google Patents

遊戯機

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JP2634608B2
JP2634608B2 JP62261410A JP26141087A JP2634608B2 JP 2634608 B2 JP2634608 B2 JP 2634608B2 JP 62261410 A JP62261410 A JP 62261410A JP 26141087 A JP26141087 A JP 26141087A JP 2634608 B2 JP2634608 B2 JP 2634608B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、遊戯結果において所定の遊戯価値を付与す
るようにした遊戯機に関する。
(従来の技術とその問題点) 複数の識別情報を可変表示可能な回転ドラムを横方向
に複数並設し、所定停止位置に停止した識別情報の組合
わせ態様に基づいて所定の遊戯価値を付与する遊戯機が
ある。
従来、このような遊戯機にあっては、回転ドラムおよ
びその表示窓部近くの装飾表示部等を照明する場合に、
複数のランプを用いて照明を行っていた。
しかし、このように複数のランプで照明を行う場合に
は、照明の均一度を図ることが困難であった。
複数のランプが同時的に点灯或は点滅すると、各ラン
プの光が干渉し合って所々方々に明暗の差ができ、遊戯
者側から見ると、回転ドラムの識別情報の表示や装飾表
示部の表示が不鮮明となってしまうのである。そのた
め、互いのランプの干渉を防止するために、夫々のラン
プ毎に区画壁を形成する必要性があった。
また、遊戯者は、遊戯情報等を表示する前面側から目
を離すことが少なく、これを継続的に凝視しながら遊戯
を行うことになるため、照明が不均一では、長時間遊戯
をすると目が疲労し、これに付随して肩等にも疲労感が
及んでしまう。そして、引いては遊戯に対する興趣まで
減衰してしまうという問題があった。
さらには、複数のランプを使用するとランプの球切れ
が起こり易くなり、所々のランプが切れてしまい、装飾
用の照明手段としては、遊戯者にとってみても体裁の悪
いものとなってしまうのである。
本発明はかかる問題の解消を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するため、複数の識別情
報を可変表示可能な回転ドラム(4)を横方向に複数並
設し、所定停止位置(例えば、方向ライン71等)に停止
した識別情報の組合わせ態様に基づいて所定の遊戯価値
を付与するようにした遊戯機において、 前記遊戯機の前面側には、開閉可能な枠体(例えば、
主構成枠7、正面カバー9等)を備え、前記枠体の所定
部位には、後方に臨ませた前記回転ドラムが停止した際
に所定停止位置の識別情報が視認可能な表示窓部(例え
ば、可視窓70等)と、該表示窓部に近設される装飾表示
部(例えば、蛍光灯表示部68等)と、を有する表示パネ
ル(例えば、遊戯表示部材69等)を備え、前記表示パネ
ルに形成された装飾表示部の裏面側に長尺の照明手段
(例えば、蛍光灯ランプ14a等)を水平方向に配設し、
前記表示パネルの裏側は、前記照明手段が前記装飾表示
部を全体的に照明可能とすると共に、各回転ドラムの周
面上方を照明可能とするように上下方向が連通する空間
部を構成した。
(実施例) 以下、本発明を実施の一例を示す図面に基づいて説明
する。図示の実施例は、所定数のパチンコ球を一単位と
してゲームに賭け、ゲーム結果の重みに応じて予め定め
られた球数のパチンコ球を支払うスロットマシン形式の
遊戯機である。
第1図〜第2図に於て、1は機枠の本体を成す中空箱
状の収納枠である。収納枠1は、第3図から良く判るよ
うに、上板部材1A、右板部材1B、左板部材1C及び底板部
材1Dを、矩形に構成して成る。
収納枠1内には、後述するゲーム装置3を載置するた
めの棚板2が設けてある。
棚板2は第5図に示すように、収納枠1の左板部材1C
から右板部材1Bに亘って横に架設されており、収納枠1
奥行き幅より幅小の棚部2Aと、収納枠1の開放前面より
も前方に突出している載置台部2Bを有する。
このように架設された棚板2は、収納枠1を補強する
と同時に、収納枠1の内部を、遊戯系収納空間511と制
御系収納空間512とに、上下に分離する働きをしてい
る。即ち、上方の遊戯系収納空間511にゲーム装置3等
を設け、下方の制御系収納空間512内に、CPUボードを含
む制御装置ユニット700、電源装置ユニット710、ターミ
ナル装置ユニット720等を設けている。これにより、球
循環系からのこぼれ球、特に上タンク23への球補給時に
於て生じるこぼれ球が、制御基盤(電源装置ユニット71
0、制御装置ユニット700、ターミナル装置ユニット720
が損傷される不都合を回避することができる(第2図参
照)。尚、制御装置ユニット700は、後述するゲーム装
置3を制御するためのものであり、棚板2の下面に取付
けてある。
収納枠1の開口端面の下部には前面補強板5が固定さ
れており、前面補強板5の前面には下台6が固定されて
いる。7は主構成枠であり、収納枠1の開口端面のうち
前面補強板5よりも上方の領域を覆うように配置され且
つ収納枠1に対し開閉可能に装着されている。
この実施例の遊戯機では、機枠が収納枠1と前面補強
板5と下台6と主構成枠7とで構成されている。
3は収納枠1内の棚板2上に着脱容易な形式で設置さ
れたゲーム装置であり、3つの回転ドラム4を有する。
ゲーム装置3は、この載置台部2B上に着脱可能に固定さ
れる。この場合、ゲーム装置3の前側部分は、第2図に
示す主構成枠7の開口7Aより、表構成部材たる正面カバ
ー9の未形成空間9A内に入り込ませている。
第5図及び第6図に於て、ゲーム装置3は、3個の回
転ドラム4を1個づつドラムユニットとしてユニット化
して主板40上に並置し、全体を覆い部材41でカバーして
成る。そして、各ドラムユニットは独立的に、駆動、検
出、停止が可能で、1単位で分離分解可能となってい
る。
各ドラムユニットに於る回転ドラム4は、左右のユニ
ット枠42A、42Bをネジ421により、第8図の如く分離可
能に一体化したユニットケース42内に納められ、回転可
能に支承されている。この実施例では、左のユニット枠
42Aに突設した回転軸43に、回転ドラム4のボス部4Aを
回転自在に支承し、右のユニット枠42Bに設けた駆動装
置としてのパルスモータ44(ドラムモータM1、M2、M3)
の出力軸44Aを、回転ドラム4のボス部4Aの他側に、力
伝達可能に嵌入している。
ユニット化することにより、各々独立的に、駆動、検
出、停止ができ、さらに故障の際にも1単位で交換や分
解修理が可能である。また、各ユニット毎のパルスモー
タ44の使用により、例えば、回転スピードを任意に選択
制御したり、ボーナス発生時において回転ドラム4を逆
転させる制御等も可能となる。
回転ドラム4の原位置(ホームポジション)を個別に
検出するため、回転ドラム4の側面には、ボス部4Aから
ドラム円筒部4Cまでのフォーク部4Bに、検知片45を突設
してあり、他方、右のユニット枠42Bには、この検知片4
5を検出するドラムセンサ46が設けてある。ドラム円筒
部4の外周面には、図示のような表示帯4Dの貼付や直接
的な焼付けによって、連続的に複数個の符号(図形、記
号、数字等)が付される。これらの符号はその順序が決
っているため、ホームポジションからのパルス数によ
り、遊戯表示窓部12(第1図)に表示させるべき符号の
静止位置を正確に把握できる。そして、これにより、遊
戯表示窓部12に表示される上段、中段、下段の計9個の
図形等が特定される。
第5図及び第6図に於て、各ユニットケース42は、断
面略L字状の主板40の底板部401上に載置して下方から
ネジ422により固定すると共に、主板40の背板部402に対
接されて背後からネジ423により固定する。主板40の底
板部401の前側には横方向に基板挿入溝48を設け、該基
板挿入溝48に配線基板(基板M)49を差し込み、ネジ42
4で固定してある。
尚、覆い部材41の主たる役目は、球循環系からの球補
給の際、勢い余って上タンク23外へこぼれてしまったパ
チンコ球が、回転ドラム4内に入ってドラム回転時に異
音発生等の不都合が生じるのを回避することにある(第
2図)。
第1図及び第2図に於て9は、表構成部材としての正
面カバーである。正面カバー9は、機枠の前面、具体的
には主構成枠7の前面の上辺寄り部分を除く全面を覆う
大きさで、且つ正面カバー9の背面と主構成枠7側との
間に未形成空間9Aが残るように、前方(遊戯者側)に膨
出されて背面が大きく窪んだ形に形成されている。
第9図及び第10図に於て、表構成部材たる正面カバー
9は、その内側壁より突出するボルト900(第9図)を
主構成枠7に貫通させ、ナット901(第4図)で締付け
ることによって、主構成枠7にしっかりと固定されてい
る。902はこの場合の位置決めピンを示す。このように
実施例の表構成部材(9)は主構成枠7に一体的に取付
けられているので、収納枠1に対する主構成枠7の開閉
に伴なって一緒に開閉される。
主構成枠7には、更にその前面の上部分を覆う上部カ
バー8が固定されている。
上部カバー8は、正面カバー9と同様に、その背面と
主構成枠7側との間に未形成空間8Aが残るように、正面
側が前方に膨出されて背面が大きく窪んだ形に形成され
ている。
この上部カバー8は、その中央にゲーム態様を表示す
る特別遊戯表示装置としてのキャラクタ装置10を有し、
左右には、照明位置(図示せず)により内部から照明さ
れるゲームに関する表示機能部11A、11Bを有する。遊戯
機正面の最上部においてこれらの表示を行なわせること
により、その意味付を顕著になすことができ、これは音
と光を組合わせることにより一層効果を高めることがで
きる。
この上部カバー8も、正面カバー9と同様に、その背
面より突出させたボルトを主構成枠7に貫通させ、ナッ
ト801(第4図)で締付けることによって、主構成枠7
にしっかりと固定している。
尚、実施例では、表構成部材を正面カバー9としてい
るが、上部カバー8を正面カバー9と一体的に形成して
表構成部材としてもよい。
表構成部材たる正面カバー9には、遊戯者から見て正
面となる位置に、遊戯及び遊戯結果や態様を表示する遊
戯表示窓部12を有する。
第9図に於て、表構成部材(9)全体の中程に位置す
る遊戯表示窓部12は、ゲーム装置3を可視させるため開
設した長方形の遊戯表示開口部12Aと、遊戯表示開口部1
2Aに装着された遊戯表示部材69と、更に遊戯表示部材69
の背後から正面カバー9の未形成空間9Aと嵌合するよう
に正面カバー9に装着された補助構成部材13とで構成し
てある。
正面カバー9の正面のうち、遊戯表示窓部12に対応す
る部分は、斜めにカットされており、遊戯表示開口部12
Aは、正面カバー9の正面より奥まった所に位置してい
る。従って、正面カバー9自体は、遊戯表示部材69の周
囲を取囲む、上と左右の鎧部9B及び下辺斜めに鎧部9Cを
有する(第1図)。この遊戯表示部材69は、第9図に示
すように、透視可能な材質であるクリアープレイト69A
とゲーム表示プレイト69Bとを重ね合せて構成したもの
であり、ゲーム装置3の表示を遊戯者が容易に視認し得
るようにするため、遊戯表示部材69は主構成枠7の面に
対して傾むけてある。
第10図に於て、遊戯表示部材69には、各回転ドラム4
に対応する3つの可視窓70が設けてあり、主構成枠7の
開口7A内に入り込んだ各回転ドラム4の一側面を視認し
得るようになっている。各回転ドラム4の外周面には、
周方向に多種の符号(所定の図形、記号、数字等)を連
続的に付してあり、静止した状態下では、これらの符号
のうち各回転ドラム4毎に上段、中段、下段の3個、従
って計9個が同時に正面の可視窓70から表示される。こ
の計9個の表示符号の組合せ方向を特定とするため、即
ちゲームを意味付ける表示の一つとして、遊戯表示部材
69のゲーム表示プレイト69Bに、上中下3本の横方向ラ
インと2本の斜方向ラインから成る方向ライン71を施し
てある。
第1図、第10図に於て、遊戯表示部材69の可視窓70の
左隣りには、ゲームを意味付ける表示として、各方向ラ
イン上の組合せを賭の対象とするかどうかを示す賭ライ
ン表示が施されており、この賭ライン表示の背後には賭
ライン表示ランプ(プレイランプ)72が臨んでいる。賭
ライン表示とプレイランプ72は各方向ライン毎に5個設
けてあるため、全体として賭率表示器を構成し、その点
灯位置及び点灯個数により賭率の表示する。
尚、正確には、このプレイランプ72は、遊戯表示部材
69上に施された賭ライン表示としての窓部と、補助構成
部材13に設けられたランプ本体72aとを以って構成され
るものであるが、第10図に於ては、便宜上、遊戯表示部
材69上の窓部に、このプレイランプ72等の参照符号(72
〜82)を付すことにする。以下に述べる表示ランプや表
示器(73〜82)についても、同様である。
上記プレイランプ72の下側には、ゲーム開始が可能な
ときに点滅されるスタートランプ73が、プレイランプ72
の左側には、賞球の支払が所定数に達した打止時に点灯
されるウエイトランプ(完了ランプ)74が設けてある。
また、各可視窓70の下側には、ストップランプ75が設け
てある。
遊戯表示部材69の可視窓70の右側には、供給皿18への
球の投入を催促する投入要求ランプ76、賞球発生時に点
灯する賞球ランプ77、賞球発生時にその得点をディジタ
ル表示する得点表示器78、小ボーナス又は大ボーナス中
のボーナスゲームの際に点灯する第1のボーナスランプ
79、そのボーナスゲーム中の大当り回数(最大6回)を
ディジタル表示する大当り回数表示器80、大ボーナス中
のボーナス回数(最大3回)を表示する3つのLEDより
成るボーナス回数表示器81、大ボーナス終了時に点灯さ
れるゲームオーバーランプ82が設けてある。
尚、遊戯表示窓部12の下方には、第1図及び第2図に
示すように遊戯に関するスタート、ストップ、取込み操
作等をなすための操作機能部15を、その下方には下側の
蛍光灯照明装置17により照明し第2の遊戯表示窓部とし
て機能させ得る下部表示部16を有し、更にその下方に
は、機械内部にパチンコ球を整列状態で供給するための
供給皿18を収納凹所19内に有する。そして、下台6に
は、供給皿18の下方に球箱を収納配置するための収納空
間が凹部62により形成されている。
第10図に於て、補助構成部材13は、上記の諸ランプや
表示器(72〜82)についてのランプ本体や表示器本体
(72a〜82a)を有し、遊戯表示部材69の背面側に位置す
る。
第9図〜第11図に於て、補助構成部材13は、上記3つ
の回転ドラム4の前側部分を通すための窓用開口201を
中央に有し、上枠に長尺の照明手段14を有する長方形の
枠体200と、該枠体200に、その背面側より設けた配線基
板210(ランプ基板F)と、配線基板211(ランプ基板
G)と、配線基板212(ランプ基板E)と、配線基板220
(制御基板D)と、照明手段14に取付けられる蛍光灯支
持プレート230とを備えている。配線基板210(ランプ基
板F)は、枠体200に設けた区画室202内に収納させるプ
レイランプ本体72a及びスタートランプ本体73aを担持し
ており、配線基板211(ランプ基板G)は、ウエイトラ
ンプ本体74aを担持している。配線基板212(ランプ基板
E)は、ストップランプ本体75aを担持している。配線
基板220(制御基板D)は、投入要求ランプ本体76a、賞
球ランプ本体77a、得点表示器本体78a、ボーナスランプ
本体79a、大当り回数表示器本体80a、ボーナス回数表示
器本体81a、ゲームオーバランプ本体82aを担持してい
る。また、蛍光灯支持プレート230は、長尺の照明手段1
4としての蛍光灯ランプ14aを担持している。
第10図に於て、補助構成部材13の枠体200には、その
左枠、下枠及び右枠に、その正面側から、上記ランプ本
体を個々独立に収納する長方形の区画室202が蜂の巣状
に設けてある。203は、これらの区画室202を構成する区
画壁を示す。これらの区画室202には、配線基板210、21
1、212、220に担持した諸表示ランプ本体、即ちプレイ
ランプ本体72a、スタートランプ本体73a、ウエイトラン
プ本体74a、ストップランプ本体75a、投入要求ランプ本
体76a、賞球ランプ本体77a、及びボーナスランプ本体79
a、を独立に納めて、相互の光の干渉を防止している。
また、枠体200の右枠に於ては、投入要求ランプ本体7
6aと賞球ランプ本体77aの各区画室202、202間に、得点
表示器本体78aのための開口204が設けてあり、そして、
賞球ランプ本体77aとボーナスランプ本体79aの区画室20
2、202間には、大当り回数表示器本体80aのための開口2
05とボーナス回数表示器本体81aのための開口206とが設
けてある。従って、この開口も、区画壁203で区画され
る。
上記のように、区画壁203により区画室202を構成し、
該区画室202に表示ランプ等(72〜82)の照明手段を配
設することにより、光の漏れを防止、表示を鮮明にする
ことができる。
上記表示ランプ本体72a〜77a、79a、82aは、それぞれ
ランプホルダ72b〜77b、79b、82bに差込んで、予め1個
づつの独立したランプ組立体として構成しておき、配線
基板210、211、212、220にバイヨネット式にワンタッチ
装着する。
これらの各ランプホルダ72b〜77b、79b、82bは、第13
図に示すランプホルダ83と同一の構成である。そこで、
代表的に、第13図のランプホルダを参照しながら説明す
る。
第13図及び第14図に於て、ランプホルダ83は、円板状
の鍔体831と、その前面に設けた2つ割りの筒部832と、
鍔体831の裏面に形成した偏平な操作部833とを有する。
ランプホルダ83の内部には鍔体831の前面から操作部833
にかけて、凹室状のランプ差込受け834が形成され、該
ランプ差込受け834の電気的接触子835は、筒部832を2
つ割りしている切れ目から鍔体831上に露出している。
筒部832の周辺には相手側部材に固定するための係合カ
ギ部836が形成されている。このランプホルダ83にラン
プ837の偏平な係止部837aを挿入することにより、ラン
プ組立体838が構成される。このランプ組立体838の装着
の際には、ランプ組立体838から成る表示ランプ本体72a
〜77a、79a、82aを、配線基板210、211、212、220に設
けた挿入孔に挿入し(第13図に示す挿入孔986参照)に
挿入し、鍔体831を配線基板の裏面に当接させて、操作
部833を右に若干ひねる。これで、鍔体831上の電気的接
触子835が配線基板210、211、212、220の挿入孔周辺に
位置する電気的プリント銅板987と接触すると共に、筒
部832周面に設けた係合カギ部836が、配線基板210、21
1、212、220の前面に於て、挿入孔周縁と係合し、締付
けられる。従って、ランプ組立体838を外す際には、操
作部833を配線基板に対して左に若干ひねればよい。
第10図及び第11図に於て、補助構成部材13の上枠、即
ち、枠体200の上辺には、長尺の照明手段、例えば蛍光
灯表示手段14としての蛍光灯ランプ14aを収納配置する
ための蛍光灯収納室207が設けてある。実施例の蛍光灯
収納室207は枠体200の上枠を兼ねており、長箱形の蛍光
灯収納室207を左右及び下枠と共に四角枠を形成するこ
とによって、補助構成部材自体の構造が強化されてい
る。そして、この蛍光灯収納室207は、四角枠によって
形成された空間領域としての窓用開口201側が開放され
ていると共に、蛍光灯収納室207の前方、即ち遊戯表示
部材69側も開放されている。これによって、第2図に示
すように、同一光源の蛍光灯ランプ14aからの光を以っ
て、一方に於ては下方の回転ドラム4の前面を上方から
均一に照明でき、他方に於ては遊戯表示部材69の蛍光灯
表示部68を背後から均一に照明できる。
蛍光灯支持プレート230は、第11図及び第12図に示す
ように上記蛍光灯収納室207の背面の横長の開口208を覆
って、補助構成部材13の上枠背面に取付けられる。蛍光
灯支持プレート230の背面両端には、蛍光灯ホルダ231
が、止着手段232によって止着してある。この蛍光灯ホ
ルダ231は、蛍光灯ランプ14aを挟持するための2又状の
蛍光灯挟持指233を有すると共に、蛍光灯ランプ14aの長
手方向に見て更に外側に、蛍光灯ランプ14aのソケット2
35に対するソケット支持部234を有する。また、蛍光灯
ランプ14aが長手方向に位置ずれするのを防止するた
め、蛍光灯ランプ両端の接続端子237間に入り込むスト
ッパ片236を有する。
かかる蛍光灯ホルダ231に支持された蛍光灯ランプ14a
による照明効率を高めるため、蛍光灯支持プレート230
の背面には、反射鏡及び熱拡散板として機能する金属プ
レート238が配設してある。また、蛍光灯支持プレート2
30には、蛍光灯ランプ14Aのソケット235からのコードを
通すための小孔239が設けてある。
上記の様に、正面カバー9に遊戯表示開口部12Aを開
設しても、その遊戯表示開口部12Aに遊戯表示部材69を
装着し、更に、遊戯表示部材69の背後から、上辺(上
枠)には蛍光灯収納室207が、左右及び下辺(下枠)に
は蜂の巣状に配設された区画室を一体的に有する四角枠
状の補助構成部材13を装着して、サンドイッチ状に表構
成部材たる正面カバー9の遊戯表示窓部12を構成するこ
とによって、正面カバー9、特に遊戯表示開口部12A周
辺、即ち遊戯表示窓部の構成が補強される。
この実施例では、補助構成部材13の上辺(上枠)に長
尺の照明手段14を取付けて、当該照明手段14を補助構成
部材13と一体的に設けて、その取扱いを便ならしめてい
る。しかし、この照明手段14は必ずしも補助構成部材13
に設ける必要はなく、例えば、表構成部材9側に取付け
ることもできる。要は、補助構成部材13若しくは表構成
部材9の何れかに取付けられ、その光がゲーム装置3の
正面側と遊戯表示部材69との両方を均一に照明できれば
よい。長尺な光源をゲーム装置3の並置方向及び遊戯表
示部材69の左右の幅方向と平行に配置することによっ
て、ゲーム装置3の正面側と遊戯表示部材69の背面全域
が均一に照明される。従って、それらを凝視する遊戯者
の目に与える刺激を軽減でき、目の疲労度を少なくする
ことができる。
第3図及び第4図に於て、主構成枠7の裏面には、主
構成枠7の外周に沿って略L字状にまとめた賞球排出ユ
ニット20がワンタッチ装着可能に配設されている。即
ち、第4図に示すように、2つ割りされ左右に撓むこと
ができる先端フック部21A、21Bを有する差込装着部材21
を、主構成枠7の裏面より突出させる一方、賞球排出ユ
ニット20の取付基板22に差込穴22Aを設け、該差込穴22A
に差込装着部材21を差込んで、先端フック部21A、21Bを
取付基板22の背面に引掛けている。この賞球排出ユニッ
ト20の取付基板22には、上タンク23、該上タンク23から
の球を導出するシュートであってその上流側に球不足検
出器(球不足スイッチ)24を備えた導出シュート25、賞
球排出装置26、賞球排出樋27、オーバフロー装置28、球
回収装置29が設けてある。
このように、主構成枠7、表構成部材(9)、賞球排
出ユニット20の三者をサンドイッチ機構としてまとめる
ことにより、開閉される扉となる部分の強度が増し、長
期の使用によっても、狂いのない円滑な開閉操作を保証
し得るものとなる。
第2図及び第3図に於て、前面補強板5の裏面には、
供給皿18の球出口(図示せず)と対応する側に、ユニッ
ト化された球取込装置30が設けてある。球取込込装置30
の取付基板31には、供給皿18の球出口と接続される流入
樋32と、流入樋32に続く球ザヤ33と、該球ザヤ33で取込
まれた単位球数のパチンコ球を機内に取込む取込樋34
と、単位球数に満ない端数の剛球を自動的に下方に導く
ための球抜樋(図示せず)とが設けてある。
第1図に於て、正面カバー9の操作機能部15は、上記
遊戯表示部材69下方より膨出状に形成し、ここにスター
ト、ストップ、取込の各操作部(84、86、88)を横方向
に設けている。
詳述するに、正面カバー9の操作機能部15には、一定
の賭け点(単位球数の整数倍)でゲーム装置3を始動さ
せるためのレバー式のスタートスイッチ85を有するスタ
ート操作装置84、各回転ドラム4に一個宛所属させた押
しボタン式のストップスイッチ87を有するストップ操作
装置86が設けてある。またストップ操作装置86の右横に
は、賭け点のグレード操作、即ち、単位球数に乗算され
る定数(整数)を決定するための3つの取込スイッチ89
を有する取込操作装置88が設けてある。本実施例では、
ゲームにかけられる最小単位球数を5個とし、賭け得る
グレード(賭率)は、最大3単位(15球)までである。
90は、これらの取込操作装置88の操作が有効なこと
を、上から下への点滅移動で報知する3つの取込表示器
91(取込表示1、取込表示2、取込表示3)を有する取
込表示装置である。この取込表示装置90は、上記遊戯表
示部材69の下方から操作機能部15への傾斜した鎧部9Cの
面に設けてあり、3つの各取込表示器91が取込操作装置
88の取込スイッチ89に対応するように位置させてある。
スタートスイッチ85を押すと、スタートランプ73が点
灯し、3個の回転ドラム4が一斉に回転する。任意のス
トップスイッチ87を押すことにより、対応する1つの回
転ドラム4が停止する。遊戯者が賭けた方向ライン71上
に、回転ドラム4の予め定めた特定の組合せ(賞態様)
の1つが並んだときは、その組合せの重みに従って約束
された得点に対応する賞球数が、賞球排出装置26(第3
図)により、賞球出口18Aから供給皿18に排出される。
なお、本実施例は、パチンコ球を用いるスロットマシ
ン式遊戯機について説明したが、もちろん照明を行う長
尺の照明手段は、メタル等を用いるスロットマシン式遊
戯機、パチンコ遊戯機等、回転ドラムの識別情報の組合
わせ態様に基づいて所定の遊戯価値を付与する遊戯機全
般に適用することができる。
また、長尺の照明手段は、本実施例において蛍光灯に
ついて説明されているが、蛍光灯のみに限らず長尺の照
明手段であれば、例えば蛍光表示管やネオン管等を利用
することもできる。
また、長尺の照明手段を用いて回転ドラム、装飾表示
部を照明可能に構成すれば、複数の長尺の照明手段を用
いたり、長尺の照明手段とランプとを組み合わせて、構
成するようにしても良い。
(発明の効果) 本発明によれば、回転ドラムの表示窓部近くの装飾表
示部の裏面側に水平に配設した長尺の照明手段によっ
て、各回転ドラムおよび装飾表示部全体を均一に照明す
ることができ、各回転ドラムの識別情報および装飾表示
部を見やすく、良好な表示状態を確保できる。また、複
数のランプを使用した場合と比較しても、部品点数を減
らすことができ、経済的である。さらに、組付け工程に
おいても、複数のランプを夫々取付ける必要がないの
で、組付け作業を迅速に行うことができる。
また、複数のランプを配設した場合には、夫々のラン
プ毎に区画壁を形成して、互いのランプの干渉を防止す
るような方法を取るのであるが、長尺の照明手段を用い
ることによって、このような区画壁を形成する必要もな
くなり、コスト面においてもさらに経済的である。
【図面の簡単な説明】図面は本発明の実施例を示すもの
にして、第1図は遊戯機の正面斜視図、第2図は縦断面
図、第3図は背面図、第4図は主構成枠及びこれに取付
けた賞球排出ユニットを取つけた状態を示す斜視図、第
5図はゲーム装置と収納枠内部とを示す図、第6図はゲ
ーム装置の分解斜視図、第7図はユニット枠の斜視図、
第8図は左右のユニット枠の結合状態を示す説明図、第
9図は正面カバーの背面側の分解斜視図、第10図はゲー
ム表示パルス及び補助構成部材の構成を示す斜視図、第
11図は補助構成部材の背面側の構成を示す分解斜視図、
第12図は長尺照明手段の分解斜視図、第13図はランプと
その基盤を示す説明図にして、第14図はランプとそのホ
ルダを示す説明図である。 1……収納枠(機枠)、2……棚板、3……ゲーム装
置、4……回転ドラム、7……主構成枠、8……上部カ
バー、9……正面カバー(表構成部材)、9a……未形成
空門、12……遊戯表示窓部、12A……遊戯表示開口部、1
3……補助構成部材、14……照明手段(長尺)、40……
主板、42……ユニットケース、68……蛍光灯表示部、69
……遊戯表示部材、69A……クリアープレイト、69B……
ゲーム表示プリント、70……可視窓、200……枠体、201
……窓用開口、202……区画室、203……区画壁、204〜2
06……開口、207……蛍光灯収納室、208……開口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の識別情報を可変表示可能な回転ドラ
    ムを横方向に複数並設し、所定停止位置に停止した識別
    情報の組合わせ態様に基づいて所定の遊戯価値を付与す
    るようにしたこ遊戯機において、 前記遊戯機の前面側には、開閉可能な枠体を備え、 前記枠体の所定部位には、後方に臨ませた前記回転ドラ
    ムが停止した際に所定停止位置の識別情報が視認可能な
    表示窓部と、該表示窓部に近設される装飾表示部と、を
    有する表示パネルを備え、 前記表示パネルに形成された装飾表示部の裏面側に長尺
    の照明手段を水平方向に配設し、 前記表示パネルの裏側は、前記照明手段が前記装飾表示
    部を全体的に照明可能とすると共に、各回転ドラムの周
    面上方を照明可能とするように上下方向が連通する空間
    部を構成したことを特徴とする遊戯機。
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