JP2631745B2 - 光ディスクの欠陥検査方法 - Google Patents

光ディスクの欠陥検査方法

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JP2631745B2
JP2631745B2 JP12858389A JP12858389A JP2631745B2 JP 2631745 B2 JP2631745 B2 JP 2631745B2 JP 12858389 A JP12858389 A JP 12858389A JP 12858389 A JP12858389 A JP 12858389A JP 2631745 B2 JP2631745 B2 JP 2631745B2
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optical disk
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広昭 川本
泉雄 蓬莱
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は光ディスクの欠陥検査方法に関し、詳しく
は追記型の光ディスクにおけるグルーブの欠陥検査に関
するものである。
[従来の技術] 光ディスクは高密度記録媒体として急速に利用分野が
拡大しつつある。第2図(a)は追記型の光ディスクを
示すもので、ディスク1には予め同心円の多数のグルー
ブ1aが設けられ、使用に際してグルーブ1aに情報ピット
が刻み込まれる。
光ディスクは製造過程で各種の検査が行われるが、グ
ルーブが刻まれた段階におけるグルーブ欠陥の検出方法
は既に公知されている。第2図(b),(c)および
(d)によりこれを説明する。図(b)において、光デ
ィスク1をスピンドル2により回転し、これに対してレ
ーザビームTを投光レンズ3によりスポットSに集束し
て照射する。この場合、スポットSの直径をグルーブ1a
のピッチ間隔より十分大きくするときは、平行に並んだ
グルーブ1aが回折格子を形成しているので、規則的な強
度分布の回折光を反射する。回折光のうちの例えば1次
光R1(+),またはR1(−)を受光器4または4′で受
光する。いま、図(c)のようにグルーブ1aに潰れなど
の欠陥(イ)があるときはこの部分の回折光が減少す
る。スポットSが矢印の方向に移動すると、受光器4に
は図(d)に示すように、正常なグルーブに対する受光
レベルLsより落ち込んだ信号(イ)がえられる。これを
検出して欠陥とするものである。
[解決しようとする課題] さて、追記型の光ディスクには上記のグルーブが刻ま
れた後、ID情報が設定される。第3図(a),(b)は
これを説明するもので、ディスク1の表面を、インデッ
クスマーク(IND)を起点として複数のセクタs1,s2,…
…snに等分割する。各セクタsの前頭部の狭い角度範囲
δθをID部とし、図(b)のようにID部に対してセクタ
番号などのコードがピット1bとして刻まれ、その後がデ
ータ部として情報データのピットが記録される。このよ
うなIDが設定され、情報データが未記録の段階の原盤を
もととして、光ディスクのレプリカが製作される。この
レプリカに対して上記のグルーブ検査を行う場合には、
IDピット1bのために回折光が変化し、ID部に欠陥がない
にも拘らず疑似欠陥として検出される。これに対して、
IDピットの影響を考慮してID部のグルーブの欠陥を検出
する方法がいくつか提案され、有効なものがある。しか
しながらそれらの方法はいずれもやや複雑な手法であ
る。一方、レプリカは多量生産されるので、簡易な方法
により迅速に検査することが要請され、次善の策として
データ部のみを対象としてグルーブ欠陥を検査すること
が必要とされている。
この発明は以上の事情に鑑みてなされてもので、ID部
を除外してデータ部のみに対してグルーブ欠陥を検査す
る方式を提供するものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、スピンドルにより回転された追記型の光
ディスクの表面に対してレーザビームを照射してスパイ
ラルに走査し、表面に設定されたグルーブによる回折光
を検出する光ディスクの欠陥検査に対する検査方法であ
って、光ディスクの表面にインデックスマークを起点と
して周方向を等分割したセクタごとに、一定の角度範囲
にIDピットが設定されたID部に対して、スピンドルに設
けられたインデックス検出器および回転角度検出器の検
出信号をデータ処理部に入力し、データ処理によりID部
に対する検出データを無効とし、データ部に対する検出
データを有効として出力するものである。
[作用] 上記の欠陥検査方法においては、データ部のグルーブ
の回折光とともにID部のグルーブとそのピットの回折光
または散乱光がすべて検出されるが、スピンドルに設け
られたインデックス検出器と回転角度検出器の検出信号
により、データ処理部においてID部の検出データが無効
とされ、データ部のグルーブ欠陥のみが検出される。
[実施例] 第1図はこの発明による光ディスクの欠陥検査方法の
実施例における概略のブロック構成図を示す。図(a)
において、被検査の光ディスク1はスピンドル2により
回転し、インデックス検出器5によりインデックス(IN
D)マークが、また回転角度検出器6によりディスク1
の回転角度θが検出され、それぞれの検出信号が出力さ
れる。ディスク1の表面に対する欠陥検出光学系は前記
した第2図(b)と同様に、ディスク1の表面に対して
レーザビームTを照射してスポットSを形成し、グルー
ブによる一次回折光R1が受光器4により受光され、同時
にIDピットによる散乱光も受光される。これらの受光信
号は適当な増幅器7によりレベル調整されて欠陥検出部
8によりグルーブ欠陥が検出され、またIDピットの散乱
光の受光信号は疑似欠陥として検出され、これらの欠陥
および疑似欠陥のデータがデータ処理部9に入力し、デ
ィスク1の半径と回転角度をアドレスとしてメモリ9aに
記憶される。一方、データ処理部9には前記のインデッ
クス信号と回転角度信号が入力し、インデックス信号の
カウントにより半径位置が、また、INDを起点とする各I
D部の角度位置が判明する。これらの半径と角度位置に
対するアドレスに対するメモリ9aのデータが無効とさ
れ、これら以外のデータ部に対するグルーブ欠陥データ
のみが出力される。なお、上記の回転角度検出器6とし
ては分解能の良好なロータリエンコーダを使用するもの
である。
[発明の効果] 以上の説明により明らかなように、この発明による光
ディスクの欠陥検査方法においては、簡易なソフト手法
により、IDピットの疑似欠陥がグルーブ欠陥として検出
されることが防止されて検査の信頼性が向上するもの
で、この方法を適用することにより、追記型の光ディス
クに対する多量のレプリカを効率的に検査できる効果に
は大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による光ディスクの欠陥検査方法の
実施例における概略のブロック構成図、第2図(a),
(b),(c)および(d)は、追記型の光ディスクの
グルーブと、公知のグルーブ欠陥検出方法の説明図、第
3図(a)および(b)は、追記型光ディスクに設定さ
れるID情報ピットと、これによる疑似欠陥の説明図であ
る。 1……追記型光ディスク、1a……グルーブ、1b……ピッ
ト、2……スピンドル、3……投光レンズ、4,4′……
受光器、5……インデックス検出器、6……回転角度検
出器、7……増幅器、8……欠陥検出部、9……データ
処理部、9a……メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−174803(JP,A) 特開 昭60−125510(JP,A) 特開 平1−269037(JP,A) 特開 平2−52242(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルにより回転する追記型の光ディ
    スクの表面に対してレーザビームを照射してスパイラル
    に走査し、該表面に設定された案内溝(以下グルーブと
    いう)による該レーザビームの回折光を検出する光ディ
    スクの欠陥検査において、上記光ディスクの表面をイン
    デックスマークを起点として円周方向に等分割したセク
    タごとに、一定の角度範囲に識別コード(ID)のピット
    が設定されたID部に対して、上記スピンドルに設けられ
    たインデックス検出器および上記光ディスクの回転角度
    検出器の検出信号をデータ処理部に入力し、データ処理
    により上記ID部に対する検出データを無効とし、データ
    部に対する検出データを有効として出力することを特徴
    とする、光ディスクの欠陥検査方法。
JP12858389A 1989-05-22 1989-05-22 光ディスクの欠陥検査方法 Expired - Lifetime JP2631745B2 (ja)

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JPH02307007A JPH02307007A (ja) 1990-12-20
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JP2013205340A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Hitachi High-Technologies Corp ディスク表面検査方法及びその装置

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