JP2631151B2 - 粉砕香辛料の製造方法及び製造装置 - Google Patents

粉砕香辛料の製造方法及び製造装置

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、香気等において高品質の粉砕香辛料を製造
するための方法及び装置に関する。
(従来の技術) 従来、クミン、フェンネル、ディル、アニス、セロリ
ー、アジョワン、等のセリ科植物の果実(以下クミン等
という)の香辛料の粉砕物を得る場合には、これらのホ
ールをピンミル等の高速粉砕機により、一工程で求める
最終粒度にまで粉砕処理していた。しかし、クミン等
は、油分を多く含み、上記の方法では、粉砕時に油が滲
出し、これにより、粉砕された粒子相互が油で結着した
り、粉砕の均一性の欠如、粉砕効率の低下、或いは粉砕
物の香気、風味が損われる等の問題があった。
また、香辛料以外の分野では、ロール機を用いた多段
粉砕の技術が知られている。例えば、特開昭63−166442
号公報は、ロールミルとその下流のもう1つのミルとを
使用し、篩にかける際に生じる粗粒量を分岐してロール
ミル及び第2のミルに戻すようにした2段階粉砕方法及
び装置において、新しい材料の量と粗粒量の和を一定に
維持するように制御すると共に、2つの分岐流への粗粒
量の分配をロールミルの駆動力が一定になるように制御
する、脆い材料の2段階粉砕方法及び装置を開示してい
る。しかし、このような2段階粉砕であっても、従来技
術では、粉砕時に大きいエネルギーがかかると香辛料が
加熱され、この熱による変性で、香気、風味等の品質の
良好な粉砕香辛料を得ることが、難しかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来技術の問題に鑑み、高油脂分のク
ミン等から香気、風味等に優れた高品質の粉砕香辛料を
製造するための方法及び装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、香辛料ホールを、ロール機を用いて特定条
件で段階的に細かい粒度に粉砕すれば、油の滲出を防止
した状態で粉砕することができ、前記の目的が有効に達
成されるとの知見によりなされたものである。
即ち、本発明によれば、香辛料ホールを、ロール機を
用いて、前記ホール径の25〜50%の粒度範囲に分布する
粒度の粉砕物が25〜70重量%となるように粉砕する第1
粉砕工程と、第1粉砕工程で得られた粉砕物を、ロール
機を用いて、前記ホール径の10〜25%の粒度範囲に分布
する粒度の粉砕物が45〜90重量%となるように粉砕する
第2粉砕工程と、及び第2粉砕工程で得られた粉砕物
を、ロール機を用いて、前記ホール径の15%以下の粒度
範囲に分布する粒度の粉砕物が60重量%以上となるよう
に粉砕する第3粉砕工程と、を少なくとも含む粉砕香辛
料の製造方法が提供される。尚、本発明でいう特定の粒
度分布に属する粒度の粉砕物の比率は、全て香辛料ホー
ルに対する、各粉砕処理後に当該粒度分布に属する粒度
の粉砕物の重量比を表す。
更に、本発明によれば、香辛料ホールを、前記ホール
径の25〜50%の粒度範囲に分布する粒度の粉砕物が25〜
70重量%となるように粉砕するための第1ロール機と、
第1のロール機の下流に設けられた、第1ロール機で得
られた粉砕物を、前記ホール径の10〜25%の粒度範囲に
分布する粒度の粉砕物が45〜90重量%となるように粉砕
するための第2ロール機と、及び第2ロール機の下流に
設けられた、第2ロール機で得られた粉砕物を、前記ホ
ール径の15%以下の粒度範囲に分布する粒度の粒砕物が
60重量%以上となるように粉砕するための第3ロール
機、とを少なくとも含む粉砕香辛料の製造装置が提供さ
れる。
(作用) 本発明により、最終粉砕工程の特定条件による第1粉
砕工程及び第2粉砕工程を踏むことにより、油の滲出及
び香辛料の加熱をできるだけ防止した状態で、香辛料を
最終粒度に粉砕しやすい状態にまで粉砕することができ
る。したがって、この粉砕物を最終粉砕することによ
り、優れた粉砕適性と効率が得られ、粒度の均一性と香
気、風味に優れた微粉状香辛料を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明を好適に実施し得る粉砕香辛料の製造装
置の実施例を、図に基づいて説明する。
ホール貯蓄装置10が、香辛料の材料である香辛料ホー
ルを蓄え、該香辛料ホールを粉砕工程に供給するために
設けられる。貯蓄装置10に蓄えられる香辛料ホールとし
ては、クミン(ホール径約2000〜3000μ)、フェンネン
(ホール径約2000〜4000μ)、ディル(ホール径約2000
〜3000μ)、アニス(ホール径約2000〜3000μ)、セロ
リー(ホール径約1500〜2500μ)、アジョアン(ホール
径約2000〜3000μ)等のセリ科植物の果実及びフェヌグ
リークシード(ホールの粗砕物の径約2500〜4000μ)が
好適に例示される。香辛料ホールは、完全なホールであ
る必要はなく、ある程度粗砕されたものでもよい。又、
長細の形状の香辛料ホールでは、上記の各粒径は短辺方
向の径を指す。
ホール貯蓄装置10の下流に第1ロール機1が設けられ
る。この第1ロール機1は、ホール貯蓄装置10から供給
された香辛料ホールを、わずかに粉砕するためのもので
あり、各々矢印d1、d2の示す方向に異った速度で向い合
って回転する2本のローラー1A、1Bを備える。このロー
ラー1A、1Bの間隔は自由に調整することができ、これら
のローラーの間隙で粉砕処理が行われる。ローラー1A、
1Bは、各々表面に鋸歯状の歯型を有し、S:S(sharp 対s
harp)の噛合方式で駆動されるのが望ましい。
第1ロール機1の下流に第1シフター21が設けられ
る。この第1シフター21は、第1ロール機1で粉砕され
た香辛料を篩別するためのものであり、所定の目、すな
わち開口寸法を持った篩を有する。この篩の目は、最終
製品の所望粒度により適宜決定され、例えば、目開き15
0〜500μとすることができる。
第1シフター21の下流に、該シフターを通過した粉砕
物を通す第1製品通路4と該シフターに残った粉砕物を
通す第1粉砕物通路5が設けられる。
第1シフター21の下流に第1粉砕物通路5を介して第
2ロール機2が設けられる。この第2ロール機2は、第
1シフター21に残った粉砕物を、更に粉砕するためのも
ので、各々矢印d3、d4の示す方向に異った速度で向い合
って回転する2本のローラー2A、2Bを備える。このロー
ラー2A、2Bは、第1ロール機1と同様に、ローラー間隙
を調整でき、また同様の歯型及び噛合方式を有する。
第2ロール機2の下流に第2シフター22が設けられ
る。この第2シフター22は、第2ロール機2で粉砕され
た香辛料を篩別するためのものであり、第1シフター21
と同様に、所定の目、すなわち開口寸法を持った篩を有
する。、 第2シフター22の下流に、該シフターを通過した粉砕
物を通す第2製品通路6と該シフターに残った粉砕物を
通す第2粉砕物通路7が設けられる。
第2シフター22の下流に第2粉砕物通路7を介して第
3ロール機3が設けられる。第3ロール機3は、第2シ
フター22に残った粉砕物を、最終粒度まで粉砕するため
のもので、各々矢印d5、d6の示す方向に異った速度で向
い合って回転する2本のローラー3A、3Bを備える。この
ローラー3A、3Bは、第1ロール機1及び第2ロール機2
と同様に、ローラー間隙を調整でき、また同様の歯型及
び噛合方式を有する。
第3ロール機3の下流に第3シフター23が設けられ
る。この第3シフター23は、第3ロール機3で粉砕され
た香辛料を篩別するためのものであり、第1シフター21
と同様に、所定の目、すなわち開口寸法を持った篩を有
する。
第3シフター23の下流に、該シフターを通過した粉砕
物を通す第3製品通路8と該シフターに残った粉砕物を
通す第3粉砕物通路9が設けられる。第3粉砕物通路9
は、粉砕物を再度第3ロール機3に供給する。
各シフターを通過した粉砕は、第1製品通路4、第2
製品通路6、第3製品通路8を介して、本装置の下流に
設けられた製品貯蓄装置11に送られる。該製品貯蓄装置
11は、所望の粒度の粉砕香辛料を製品として貯蔵するた
めのものである。
次に、上記粉砕装置を用いて粉砕香辛料を製造する方
法を説明する。この粉砕香辛料製造方法は、第1粉砕工
程、第2粉砕工程、及び第3粉砕工程からなる。
第1粉砕工程は、第1ロール機1及び第1シフター21
によって行われる。初めに、ホール貯蓄装置10に蓄えら
れた香辛料ホールが、第1ロール機1のローラー1A、1B
の間隙に供給される。そして、香辛料ホールは、例えば
0.05mmの間隙に調整されたローラー1A、1Bにより、ホー
ル径の25〜50%の粒度範囲に分布する粒度の粉砕物が25
〜70%、好ましくは35〜60%となるように粉砕される。
次いで、粉砕された香辛料は第1シフター21に供給さ
れ、篩別され、篩を通過した粉砕物は第1製品通過4を
介して製品貯蓄装置11に供給される。
香辛料ホールは、第1ロール機1により、粉砕物が上
記の特定された比較的大きめの粒度範囲に多く分布する
ように粉砕されることにより、油分の滲出をできるだけ
防止しした状態で、続く第2ロール機2により所望の粉
砕を達成し得る状態に粉砕される。
次に、第2粉砕工程は、第2ロール機2及び第2シフ
ター22によって行われる。初めに第1シフター21に残っ
た粉砕物が、第2ロール機2のローラー2A、2Bの間隙に
供給される。例えば0.02mmの間隙に調整されたローラー
2A、2Bにより、ホール径の10〜25%の粒度範囲に分布す
る粒度の粉砕物が45〜90%、好ましくは55〜80%となる
ように粉砕される。次いで、粉砕された香辛料は第2シ
フター22には供給され、篩別され、篩を通過した粉砕物
は第2製品通路6を介して製品貯蓄装置11に供給され
る。
第2粉砕工程についても、粉砕物が上記の特定された
比較的大きめの粒度範囲に多く分布するように粉砕され
ることにより、香辛料は、油分の滲出をできるだけ防止
した状態で、続く粉砕工程による所望の粉砕を達成し得
る状態に粉砕される。
次に、第3粉砕工程は、第3ロール機3及び第3シフ
ター23によって行われる。初めに、第2シフター22に残
った粉砕物が、第3ロール機3のローラー3A、3Bの間隙
に供給される。例えば0.1mmの間隙に調整されたローラ
ー3A、3Bにより、ホール径の15%以下の粒度範囲に分布
する粒度の粉砕物が60%以上、好ましくは75%以上とな
るように粉砕される。次いで、粉砕された香辛料は第3
シフター23に供給され、篩別されて、篩を通過した粉砕
物は第3製品通路8を介して製品貯蓄装置11に供給され
る。第3シフター23に残った粉砕物は、第3粉砕物通路
9を介して第3ロール機3に再度供給され、最終粒度ま
で粉砕される。
第1粉砕工程及び第2粉砕工程で、油分の滲出を防ぎ
ながら、ある程度細かな粒度にまで粉砕された粉砕物
は、最終の第3工程で、香気等に悪影響なく、極めて均
質に求める製品の粒度にまで粉砕することができる。
尚、第1〜3粉砕工程における粉砕処理は、実質的に
密封状態で行うのがよい。ここで、実質的に密封状態と
は、粉砕の際、風力で香辛料の香気が奪われることをで
きるだけ防止できる状態をいう。また、本発明では、粉
砕機を強制冷却または自然冷却を利用して、粉砕時の温
度が45℃、好ましくは40℃を越えないようにする。つま
り、粉砕温度が45℃を越えると、香辛料から油が滲出し
やすく、また香辛料の香気が揮発又は変質しやすいから
である。
以上のようにして、求める粒度に粉砕されて製品貯蓄
装置11に蓄えられた香辛料の粉砕物が、製品となる。
更に、第1図に示す装置を使用してクミンの乾燥ホー
ル(ホール径約2000μ)を粉砕した場合の各工程終了後
の粉粒体の粒度分布を、第2図に基づいて説明する。
ホール貯蓄装置10に蓄えられた、クミンの乾燥ホール
を第1ロール機1に定量供給し、これによってクミンの
粉砕物を得た。該粉砕物には、グラフAに示すように、
500〜1000μの粒度範囲に分布する粒度のもの(ホール
径の25〜50%に相当する)が約40%含まれていた。この
粗砕物を、目開き300μの篩を有する第1シフター21に
送って篩別し、篩を通過したものは製品貯蓄装置11に送
った。尚、篩を通過したものの重量は、クミンホールの
重量に対して約20%に相当する。
第1シフター21に残ったものを、第2ロール機2に定
量供給し、これによって粉砕物を得た。該粉砕物には、
グラフBに示すように、200〜500μの粒度範囲に分布す
る粒度のもの(ホール径の10〜25%)が約50%含まれて
いた。第1のシフター21を通過した上記粒度範囲の粉砕
物約10%と合せて、第2ロール機2で処理後、クミンホ
ールの約60%がこの粒度範囲に粉砕された。この粗砕物
を、50メッシュの篩を有する第2シフター22に送って篩
別し、篩を通過したものは製品貯蓄装置11に送った。篩
を通過したものの重量は、クミンホールの重量に対して
約40%相当にする。
第2シフター22に残ったものを、第3ロール機3に定
量供給し、これによって粉砕物を得た。該粉砕物には、
グラフCに示すように、300μ以下の粒度範囲に分布す
る粒度のもの(ホール径の15%以下)が約70%含まれて
いた。第3ロール機3で処理後、第1シフター21及び第
2シフター22を通過した粉砕物と合せてクミンホールの
約88%がこの粒度範囲に粉砕された。この粗砕物を、目
開き300μの篩を有する第3シフター23に送って篩別
し、篩を通過したものは製品貯蓄装置11に送った。更
に、第3シフター23に残った粉砕物は、再度第3ロール
機3にかけた。
製品貯蓄装置11に蓄えられた粉砕物を製品とした。こ
の製品は、クミンの好ましい香気を有し、均質な粒度の
ものであった。
本発明は、最終粉砕の前に前記条件による第1粉砕工
程及び第2粉砕工程を踏むことに意義があり、第1工程
の前にこれより更に大きい粒度に粉砕する工程を実施し
たり、第1粉砕工程と第2粉砕工程の間にこれらの粉砕
粒度の間の粒度に粉砕する工程を実施したり、或いは第
2粉砕工程と第3粉砕工程の間にこれらの粉砕粒度の間
の粒度に粉砕する工程を実施して、更に多段のロール粉
砕を行うことも含まれる。
更に、実施例に示したように、各粉砕工程の間に、シ
フターを設け、粉砕により所望の粒度になった香辛料を
分離することも本発明に含まれるものである。尚、各シ
フターに残った粉砕物は、前方の任意のロール機に再供
給できる。
これらにより、更に粒度の均一性に優れた微粒香辛料
を得ることができる。しかし、粉砕が多段になり過ぎる
と、香辛料の香気、風味に悪影響がでるので、これらの
保持及び粒度の均一性を得る上で、3〜4工程粉砕が特
に望ましい。これにより、簡易な工程、及び低コスト
で、高品質の粉砕香辛料を得るとができる。
(発明の効果) 香辛料ホールを、ロール機を用いて、特定の条件で段
階的に粉砕することにより、粉砕の際の香辛料から油分
の滲出を防ぎながら、最終粒度に粉砕することができ
る。したがって、このように粉砕された粉砕香辛料は、
香気の優れた高品質のものとなる。また、粒度が細か
く、均一な粉砕香辛料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で好適に使用し得る装置の実施例を示
す系統図である。 第2図は、本発明による製造装置における各ロール機に
よる粉砕後の粉粒体の粒度分布を示す図である。 1……第1ロール機、2……第2ロール機、 3……第3ロール機、 4……第1製品通路、5……第1粉砕物通路、 6……第2製品通路、7……第2粉砕物通路、 8……第3製品通路、9……第3粉砕物通路、 10……ホール貯蓄装置、 11……製品貯蓄装置、 21……第1シフター、 22……第2シフター、 23……第3シフター。
フロントページの続き (72)発明者 ▲すぎ▼本 隆幸 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−1745(JP,A) 特開 昭50−100271(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】香辛料ホールを、ロール機を用いて、前記
    ホール径の25〜50%の粒度範囲に分布する粒度の粉砕物
    が25〜70重量%となるように粉砕する第1粉砕工程、 第1粉砕工程で得られた粉砕物を、ロール機を用いて、
    前記ホール径の10〜25%の粒度範囲に分布する粒度の粉
    砕物が45〜90重量%となるように粉砕する第2粉砕工
    程、及び 第2粉砕工程で得られた粉砕物を、ロール機を用いて、
    前記ホール径の15%以下の粒度範囲に分布する粒度の粉
    砕物が60重量%以上となるように粉砕する第3粉砕工
    程、 を少なくとも含む粉砕香辛料の製造方法。
  2. 【請求項2】香辛料ホールが、セリ科植物の果実である
    請求項(1)記載の製造方法。
  3. 【請求項3】香辛料ホールを、前記ホール径の25〜50%
    の粒度範囲に分布する粒度の粉砕物が25〜70重量%とな
    るように粉砕するための第1ロール機、 第1ロール機の下流に設けられた、第1ロール機で得ら
    れた粉砕物を、前記ホール径の10〜25%の粒度範囲に分
    布する粒度の粉砕物が45〜90重量%となるように粉砕す
    るための第2ロール機、及び 第2ロール機の下流に設けられた、第2ロール機で得ら
    れた粉砕物を、前記ホール径の15%以下の粒度範囲に分
    布する粒度の粉砕物が60重量%以上となるように粉砕す
    るための第3ロール機、 を少なくとも含む粉砕香辛料の製造装置。
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