JP2628521B2 - 刈高制御装置付き草刈機 - Google Patents

刈高制御装置付き草刈機

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JP2628521B2
JP2628521B2 JP2049058A JP4905890A JP2628521B2 JP 2628521 B2 JP2628521 B2 JP 2628521B2 JP 2049058 A JP2049058 A JP 2049058A JP 4905890 A JP4905890 A JP 4905890A JP 2628521 B2 JP2628521 B2 JP 2628521B2
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毅志 中川
謙一 高井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行車体に草刈装置を駆動昇降可能に連結
した草刈機に関する。
〔従来の技術〕
上記草刈機の代表である芝刈機においては、例えば実
開昭63−98010号公報で示されるように、油圧駆動式の
リフトアームで吊下げ支持した芝刈装置(草刈装置)を
ゲージ輪を介して自重接地させ、地面の起伏に応じて芝
刈装置を自重で追従させることによって、ゲージ輪の高
さ調節によって設定した刈高さに維持する形態で使用す
るのが一般的となっている。
この際、芝刈装置の全重量がゲージ輪に作用して芝を
損傷するのを防止したり、ゲージ輪通過跡が残るのを防
止するために、芝刈装置を引上げ付勢するバランススプ
リングを装備してゲージ輪の接地荷重を軽減する手段も
導入されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来手段においては、ゲージ輪を芝刈装
置に対して高さ調節して刈高さを調節すると、バランス
スプリングの引上げ力も変化することになり、適切なゲ
ージ輪接地荷重を得るためには刈高さ調節のつどスプリ
ング調節が必要となるものであり、その調整操作が煩わ
しいものとなっていた。
又、芝の損傷を防止するためにゲージ輪接地荷重をあ
まり小さく設定調節すると、芝刈装置が外力によって容
易に上下しやすくなって刈高さが不安定になることがあ
り、芝の損傷を抑制し、かつ、刈高さの安定化を図るた
めのバランススプリング調節はむずかしいものであっ
た。
本発明は、草刈装置(芝刈装置)自体を自重で接地追
従させていた従来構造の不具合を解消することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる刈高制御装置付き草刈機は、走行車体
に草刈装置を駆動昇降可能に連結し、この草刈装置の幅
内での後部に該草刈装置に対して上下動自在な接地体を
接地追従可能に取付けるとともに、この接地体の草刈装
置に対する上下変位を検出する変位検出機構と、接地体
が草刈装置に対して設定範囲を越えて変位したことが検
出されると草刈装置を接地体変位方向と同方向に昇降さ
せるよう、草刈装置昇降用の駆動機構を作動させる制御
手段とを備え、かつ、前記変位検出機構の配設箇所をカ
バーで覆って前記接地体とともにセンサーユニットとし
て構成し、該センサーユニットを上下位置変更自在に前
記草刈装置の後部側に設置してあることを特徴構成とす
る。
かかる特徴構成によるその作用及び効果は次のとおり
である。
〔作 用〕
上記構成によると、草刈装置の重量は昇降用駆動機構
に支持され、接地体のみが接地追従し、草刈装置後方の
地面の起伏や、車体の前後傾動が原因による草刈装置の
対地距離変化に対して接地体は草刈装置に対して上下変
位する。
そして、この接地体の変位が設定範囲から外れると、
草刈装置は接地体が変位した方向に駆動上昇あるいは下
降され、接地体の変位が設定範囲内に戻れば昇降は停止
され、このようにして草刈装置の対地高さ、つまり刈高
さが設定範囲内に維持される。
又、接地体が草刈装置の幅内での後部に設けられるこ
とから、その草刈装置で刈取処理された後の地面に対し
て接地体が追従するものであって、それにより、例えば
刈取前の草等による対地高さ検出の急激な変動で草刈装
置も急に上下動させてしまい、刈り残しを生じさせる等
の不具合を回避できる。
尚、前記接地体を変位検出機構とともにセンサーユニ
ットとして構成した部分の全体を草刈装置に対して上下
位置変更することにより、変位検出機構での基準高さ位
置を変更調節することができて、刈高さの調節が可能と
なる。
又、変位検出機構がカバーにより覆われているので、
刈り草等の異物が変位検出機構に接触したり付着したり
して検出に悪影響を与えることが回避できるものとなっ
ている。
又、前記接地体を橇状部材で構成すると、地面の小さ
い凹みに対して接地体が落ち込むことがなく、刈高さの
安定性を図ることができる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、接地体を接地追従するに足
りる小さい荷重で接地させるだけであるために地上の芝
を損傷したり、深い通過跡をつけるようなことなく、
又、刈取後の地面に対して接地体を接地追従することに
なるから、設定範囲の刈高さを安定的に維持して良好な
草刈りを行うことができるとともに、接地体と変位検出
機構とによるセンサーユニットの取付位置を上下に位置
変更するだけの簡単な調整により基準高さ位置を変更で
きるので、基準高さを設定する構成が簡単になるととも
に、その基準高さ設定が簡易に行えるようになった。さ
らに、変位検出機構がカバーで覆われて他物と接触する
等の不具合の発生を解消したから、変位検出を長期にわ
たって良好な状態を維持して行えるに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に本発明に係る草刈機の全体側面が、又第5図
にその全体平面が示されている。
この草刈機は無線遠隔操縦されるものであって、油圧
駆動式の左右一対のクローラ走行装置(1)を備えた自
走機体(2)にエンジン(3)及び制御用の各種機器を
搭載するとともに、機体(2)の前部にリフトアーム
(4)によって油圧駆動昇降される三点リンク機構
(5)を介して草刈装置の一例である油駆動型のフレー
ルモーア(6)が連結されている。
前記リフトアーム(4)を作動させる駆動機構として
のリフトシリンダ(7)は単動型に構成され、第3図に
示すように、上昇用電磁弁(8)及び下降用電磁弁
(9)によって作動制御されるパイロット式の第1ポペ
ット弁(10)及び第2ポペット弁(11)に接続されてい
る。つまり、上昇用電磁弁(8)及び下降用電磁弁
(9)が共に共通電状態にある中立状態では、リフトシ
リンダ(7)に接続された油路(a)の負荷圧によって
第2ポペット弁(11)が自閉されてシフトシリンダ
(7)からの排油が阻止されるとともに、ポンプ(P)
からの圧油は第1ポペット弁(10)を介して排油され、
もって、リフトシリンダ(7)が任意の伸縮位置で固定
される。
上昇用電磁弁(8)のみが、通電して切換えられる
と、第1ポペット弁(10)が閉じられるポンプ(P)か
らの圧油はチェック弁(12)及び油路(a)を経てリフ
トシリンダ(7)に供給され、リフトアーム(4)の上
昇によってフレールモーア(6)は上昇駆動される。
又、下降用電磁弁(9)のみが通電して切換えられる
と、第2ポペット弁(12)が開かれて油路(a)の油が
排出可能となり、フレームモーア(6)は自重によって
下降する。
第1図に示すように、前記フレームモーア(6)の幅
内での後部には、刈高制御用の接地センサとして働く接
地体(13)を備えた支持ケース(14)がブラケット(1
5)を介して取付けられている。
前記接地体(13)は縦支軸(16)の下端に回動旋回自
在に支持されたキャスタ輪として構成されたものであっ
て、前記縦支軸(6)が支持ケース(14)に上下スライ
ド自在に支持されるとともに、圧縮コイルバネ(17)に
よって軽く下方へスライド付勢され、もって、フレーム
モーア(6)で刈取された跡の地面(G)の起伏凹凸に
接地体(13)が追従して上下変位するよう構成さてい
る。
前記支持ケース(14)の内部には、接地体(13)の上
下変位を検出する変位検出機構(18)が備えられてい
る。ここで、前記支持ケース(14)は変位検出機構(1
8)を覆うカバーを構成している。そして、この変位検
出機構(18)は前記縦支軸(16)の上端に連結されたカ
ム体(19)と、このカム体(19)の外周面に作用する左
右一対の常閉型のリミットスイッチ(20),(21)とか
らなり、この変位検出機構(18)と前記接地体(13)と
でセンサーユニットが構成されている。
前記カム体(19)はその上下中間に設定幅(S)の円
柱部(19a)を備えるとともに、その上下に先細り円錐
部(19b),(19c)を備えた中膨らみ形状に構成され、
前記両リミットスイッチ(20),(21)の接触子(20
a),(21a)が前記円柱部(19a)の幅(S)と略同じ
上下間隔をもって配置されている。
そして、両接触子(20a),(21a)が前記円柱部(19
a)及び円錐部(19b),(19c)によって押圧操作され
ている間は、両リミットスイッチ(20),(21)は開路
状態に維持されて中立状態がもたらされる。又、フレー
ルモーア(6)の対地高さが小さくなってカム体(19)
が上方に変位し、一方の接触子(20a)のみの押圧が解
除されてリミットスイッチ(20)が閉路されると制御回
路(22)を介して上昇用電磁弁(8)が通電され、フレ
ームモーア(6)は上昇され、これに伴って、接地体
(13)が相対的に下方変位し、前記中立状態に戻ると上
昇が停止される。
逆に、フレールモーア(6)の対地高さが大きくなっ
てカム体(19)が下方に変位し、他方の接触子(21a)
のみの押圧が解除されると、リミットスイッチ(21)が
閉路されることによって下降用電磁弁(9)が通電さ
れ、中立状態に復帰するまで、下降制御が行われる。
従って、両接触子(20a),(21a)が共に押圧状態に
ある間、つまり、接地体(13)が設定範囲内で上下動す
る間は、昇降制御は行われることが無く、設定範囲を越
える変位が検出された場合のみ、接地体(13)の変位方
向へのフレールモーア(6)の昇降制御が行われるので
ある。
そして、支持ケース(14)全体を長孔(23)を介して
上下調節して接地体(13)の基準高さをフレールモーア
(6)に対して変更することで刈高さの変更調節が行わ
れる。
尚、図中の(24)は縦支軸(16)から上方に延出して
支持ケース(14)上に突出させたガイド軸であり、その
上端を透明キャップ(25)を通して透視することができ
るようになっている。
又、前記上昇用電磁弁(8)及び下降用電磁弁(9)
は遠隔指令によって優先的に人為操作可能である。
又、前記接地体(13)を、第6図に示すように、下面
の全周面が外上り傾斜さた扁平下面を有する橇状部材で
構成して実施するもよく、この場合、地面の小さい凹み
を感知することがなく、安定性が向上する。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の刈高制御装置付き草刈機の実施例を示
し、第1図は刈高さ検出部位の一部切欠き側面図、第2
図は変位検出機構の平面図、第3図は油圧回路図、第4
図は草刈機の全体側面図、第5図は草刈機の全体平面
図、第6図は接地体の別実施例を示す斜視図である。 (2)……走行車体、(6)……草刈装置、(7)……
昇降用駆動機構、(13)……接地体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 忠夫 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工 株式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 平2−20415(JP,U) 実開 昭51−90215(JP,U) 実開 昭55−34770(JP,U) 実公 昭58−51697(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車体(2)に草刈装置(6)を駆動昇
    降可能に連結し、この草刈装置(6)の幅内での後部に
    該草刈装置(6)に対して上下動自在な接地体(13)を
    接地追従可能に取付けるとともに、この接地体(13)の
    草刈装置(6)に対する上下変位を検出する変位検出機
    構(18)と、接地体(13)が草刈装置(6)に対して設
    定範囲を越えて変位したことが検出されると草刈装置
    (6)を接地体変位方向と同方向に昇降させるよう、草
    刈装置昇降用の駆動機構(7)を作動させる制御手段と
    を備え、かつ、前記変位検出機構(18)の配設箇所をカ
    バーで覆って前記接地体(13)とともにセンサーユニッ
    トとして構成し、該センサーユニットを上下位置変更自
    在に前記草刈装置(6)の後部側に設置してある刈高制
    御装置付き草刈機。
  2. 【請求項2】前記接地体(13)が、全周が外上り傾斜し
    た扁平下面を有する橇状部材で構成されている請求項1
    記載の刈高制御装置付き草刈機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5190215U (ja) * 1975-01-17 1976-07-20
JPS5927713Y2 (ja) * 1978-08-29 1984-08-10 株式会社クボタ 刈取作業車
JPS5851697U (ja) * 1981-10-05 1983-04-07 株式会社東芝 電動機の速度監視制御装置
JPH0220415U (ja) * 1988-07-28 1990-02-09

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