JP2627817B2 - 無数の参加者の間で相互に作用するゲームの試合を提供するための装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は競技に関するものであり、かつより特定的
には、相互に作用する（対話型）スポーツ競技システム
に関するものであり、それは遠隔に位置した参加者が選
手の選択およびトレードを通し彼等のチーム登録簿の成
績を最適化することにより競うことを許容する。

背景技術 プロまたは大学のスポーツは、特定のゲームの結果に
賭けることから、所与の選手の特定の成績に賭けること
におよぶ広い範囲の２次的試合を支持する。選手の成績
に基づいた競技は、空想の野球および空想のフットボー
ルのような空想のスポーツリーグを含む。時々“ロティ
セリ（rotisserie）リーグ”と呼ばれる空想のスポーツ
リーグにおいて、参加者は想像上のチームのオーナーの
地位になる。プロのスポーツシーズンの開始前に、オー
ナーは彼等のチームの登録簿を満たすプロの運動選手の
“ドラフト”を行なう。想像上のチームは常にスポーツ
において実際の選手のポジションを使用するので、登録
簿のスポットは特定のポジションをプレイする選手で満
たされる。

選手のドラフトは入札ドラフトおよびローテーション
ドラフトを含む様々な形式を採ってもよい。入札ドラフ
トにおいて、各オーナには、特定の選手を得る試みで他
のオーナに対し賭けるために使用されてもよい特定の資
金の入札単位が最初に与えられる。代わりに、ローテー
ションドラフトにおいて、オーナは選択の順序を決定
し、かつ多くのラウンドを通し続行し登録簿を満たす。
しかしながら、どちらのドラフト構造のもとでも、一旦
選手が１人のオーナによりドラフトされてしまうとその
選手はもはや他のオーナには手に入らない。したがっ
て、各オーナはドラフト過程の間中、手に入る選手に再
順位をつけて表にしなければならない。プロのスポーツ
リーグにおいてのように、オーナは競技の間選手をトレ
ードしてもよい。典型的には、ドラフトの後、かつシー
ズンの間中、トレードはオーナの間、かつ最初のドラフ
トで選択されなかった選手の間でなされる。空想のスポ
ーツリーグにおけるチームは、典型的に、リーグにおけ
る他のチームの各々に対し正面から競い合うことにより
“勝敗”記録を蓄積する。２つのチームの間での“ゲー
ム”において、その選手が前週よりよく競技したチーム
は勝者と宣言される。典型的に、各チームはドラフトさ
れた選手の累積統計で競い合う。

スポーツ競技に基づく他の競技はタバー（Tovar）へ
の特許（米国特許番号第4,722,526号）において開示さ
れるように所与の競技を規則とおりに進めることを含ん
だ。タバーは生のスポーツ競技の間規則の違反行為を信
号でおくることに基づいた競技を開示する。参加者によ
り知覚される違反行為は競技役員、またはゲームのレフ
ェリによりなされる実際のコールと比較される。競技役
員もまた信号を送る違反行為の発生を信号で送る第１の
参加者は複数のポイントを与えられる一方で、違反行為
を信号で送る後の参加者はより小さな数のポイントが与
えられる。参加者の個々のスコアは蓄積され、かつスポ
ーツ競技の最後で最も高いスコアを有するものは勝者と
宣言される。

スポーツ競技に関連して行われてもよい別のゲームは
ファセンダ（Fascenda）（米国特許番号第4,592,546
号）において開示される。ファセンダはテレビで放送さ
れるフットボールゲームのような生のスポーツ競技に関
連して幾つかの遠隔の参加者により行われることができ
る技能のゲームを開示する。ファセンダの開示は参加者
が生のスポーツ競技の未来変数を予言することを必要と
し、そこで参加者の予言は生の競技の間記憶される。生
の競技の次に、参加者の蓄積された予言は処理され、か
つゲームの実際の出来事と比較される。勝者は生のスポ
ーツ競技の間中競技をもっとも正確に予言する視聴者で
ある。

これらの前の競技は、実に、関係するスポーツの深い
理解を有する参加者に制限される。さらに、空想のスポ
ーツリーグのドラフトは多くの参加者による相互に作用
する試合を許容しない。また、ある相互に作用するシス
テムは、遠隔の参加者が、スポーツ競技が行なわれてい
る間相互作用するために使用されるトランスミッタ／レ
シーバのような特殊化された機器を使用することを必要
とする。特別な機器が必要とされるとき、競技の利用可
能性はさらに制限される。さらに、空想のスポーツリー
グにおけるドラフトは競技の過程の間少なくとも１回の
すべての参加者の集団ミーティングを必要とする。これ
らのミーティングの必要性は遠隔の参加者が競い合うこ
とを困難にする。

したがって、複数個の遠隔の参加者の間で相互に作用
する競技を提供するスポーツ競技への要求が存在する。
参加が、入るためにまたは競い合うために特殊化された
機器を必要としない競技への要求が存在する。さらに、
特定の生の競技の同時のモニタリング次第で定まらない
相互に作用する試合に対する要求が存在する。予め定め
られたプロスポーツのスケジュールに参加者が多くの時
間拘束されることを必要としない相互に作用する競技に
対する要求もまた存在する。技術および洞察の適用に対
する周期的な動機を提供する相互に作用するスポーツ競
技へのさらなる要求が存在する。

発明の開示 相互に作用するスポーツ競技システムが開示される。
競技は複数の遠隔の参加者の間に相互に作用する試合を
提供する。相互に作用するスポーツ競技は中央コントロ
ーラ、複数個のデータ入力端末、データリンク、競技登
録簿、統計データベース、チームデータベース、運動選
手の統計の関数として各競技選手のスコアを計算するた
めの公式、およびラジオまたはテレビ放送、POSディス
プレイ、またはシステムアクセスコードを含む新聞のよ
うな任意の印刷された公表物のような参加者に伝達され
る公表物を使用する。

競技は各参加者の選択されたチーム登録簿により発生
されるスコアに基づく。各参加者のチーム登録簿は“競
技登録簿”から参加者により選択されたような多くの運
動選手を含む。競技登録簿は競技のために準備されたリ
ストであり、かつ実際の競技ラインアップからの実質的
にすべての選手を有利に含む。しかしながら、競技登録
簿は必ずしもそれに競技が基づくスポーツの運動選手の
すべてを含むわけではない。各チーム登録簿は競技の期
間の間チームの個々の選手の実際の成績の関数として得
点を与えられる。競技登録簿の各運動選手に対するスコ
アは予め定められた公式の使用により定められる。試合
は選手スコア計算に従って最も多くのポイントを生じる
であろうチームの登録簿を選択し、かつ維持する各参加
者の能力に帰する。

中央コントローラは、参加者の間で試合を促進するた
めに、必要なデータの取扱いおよび参加者のインタフェ
ースを提供するために使用される。好ましくは、中央コ
ントローラは、競技登録簿、チームデータベースに記憶
されるような各参加者のチーム登録簿、および競技登録
簿における各選手に対するスコアを含む統計データベー
スへのアクセスを含み、または有する。好ましくは、コ
ントローラは競技登録簿のすべての選手に加えて、各参
加者のチーム登録簿の現在の評価を提供する。各選手の
成績が数字で表した量の形式をとるように、競技選手は
その選手の統計の関数として日ごとに、または週ごとに
有利に評価される。この量は次に各参加者の現在までの
週のスコアおよび現在までの競技のスコアに付加され
る。累積の現在までの週および現在までの競技のスコア
はそれからデータ入力端末を通し各遠隔の位置での各参
加者に入手可能とされる。参加者のチーム登録簿成績は
その参加者のチーム登録簿の上のすべての選手の個々の
スコアを合計することにより定められる。チーム登録簿
総計スコアはまたデータ入力端末を通し遠隔の参加者に
入手可能とされる。好ましい実施例において、中央コン
トローラは複数個の遠隔データ入力端末によりアクセス
されてもよい。中央コントローラとデータ入力端末との
間のデータの交換はデータリンクを通し起こる。

特定のスポーツのための競技は、各参加者が、特定の
スポーツに参加する運動選手の競技登録簿からのチーム
登録簿を選択することを必要とする。競技登録簿にのせ
られた運動選手は、たとえば、大学またはプロのレベル
で競技してもよい。好ましくは、競技登録簿の中に含ま
れる選手の一覧表は各遠隔の参加者に容易に入手可能で
あり、かつそのスポーツに関連した実質的にすべての運
動選手を含む。好ましくは、競技登録簿上の各選手は中
央コントローラとの通信の目的のためにコードによって
識別される。競技登録簿上の各選手は任意の参加者の登
録簿上で使われるために利用可能である。各参加者は競
技登録簿の任意の選手を選択することができるので、競
技登録簿からある選手を得るために参加者の間での入札
または競争的なドラフトはない。したがって、競技登録
簿の選手は複数個の参加者チーム登録簿上に現れてもよ
い。

選択されたチーム登録簿はデータ入力端末から中央コ
ントローラに入力される。好ましくは、選択された選手
を識別するコードは参加者がチーム登録簿を作るとき、
または修正するときに中央コントローラに入力される。

好ましくは、各選手の実際の成績を表す統計は、統計
データベースの中に入力され、かつ記憶されるのと同
様、（たとえば、日刊新聞のようなある形式の公表物を
通し）参加者に入手可能である。競技登録簿の各メンバ
は選手スコア計算に従って評価され、または点を与えら
れる。選手スコア計算は所与の選手と関連する統計デー
タベースにおけるそれらの特徴を量化する。参加者のチ
ーム登録簿の各メンバにより生じられるスコアはチーム
登録簿総計を提供するためにともに足される。参加者の
間の試合は所与の時間の間のチーム登録簿統計の比較に
基づく。参加者は、その時間の間に最も多いポイントを
生じるチーム登録簿を維持することにより試合に勝つ。

好ましくは、競技はプロスポーツシーズンの過程の間
ずっと続く。しかしながら、プロシーズンは各チーム登
録簿のスコアが監視される限定された数のディスクリー
トな期間へと分けられてもよい。好ましい実施例におい
て、ディスクリートな期間は１週間である。したがっ
て、累積の総体的なシーズン合計に加えて、参加者はシ
ーズンの各ディスクリートな期間の中の最も高い合計に
対して競い合うことができる。

１週間、かつ累積の総体的なシーズン総スコアは日刊
新聞のようなある形式のマスメディアで発行されてもよ
い。スコアを公表することに加えて、新聞のような公表
物媒体は、たとえば、どのように参加するかについての
指示と同様に、競技のための規則を含んでもよい。この
ような状況においては、公表物は総体的な競技システム
の一部として含まれる。

参加者が彼のチーム登録簿の成績を最大化、または最
適化するために、参加者は彼のチーム登録簿と競技登録
簿との間で選手をトレードしてもよい。上述のように、
競技登録簿は競技におけるすべての利用可能な選手の一
覧表を含む。選手の悪い成績、けがまたは予想された未
来の成績は参加者のチーム登録簿の選手の成績を再評価
する連続的な必要性を与える。各参加者は選手を評価す
るための選手スコア計算、蓄積された統計によって表さ
れるような各選手の特徴、および行なわれる実際のゲー
ムに対するスケジュールを知っているので、各参加者は
トレードがなされるべきかどうか決定するために、彼等
のチーム登録簿の各メンバの価値を連続的に評価するこ
とができる。

したがって相互に作用するスポーツ競技は、共通の利
用可能な選手と、選手スコアを計算するための知られる
公式に従って参加者のチーム登録簿をランク付するため
に使用される知られる統計とを与えることにより、複数
の参加者の間の試合を提供する。

好ましい実施例は相互に作用する野球競技に関して説
明されるが、相互に作用するスポーツ競技は、選手の成
績が選択された統計の形式で定期的に提示されることが
できるバスケットボール、フットボール、ホッケー、サ
ッカー、ゴルフ、ラグビー、クリケット、テニスまたは
競馬のような他のスポーツに基づいてもよい。

さらに、開示された特徴のうちいくつかはスポーツま
たは競技を伴わない他の相互に作用するシステムにおけ
る適用可能性を有するのももっともである。たとえば、
この発明のシステムは株式取引競技として実施されても
よい。そのような競技において、ある株式はデータレジ
スタのメンバまたは要素として有利に含まれる。各参加
者は、それでサブセットの株式を購入するある数の想像
上のドルを与えられることができる。所与の期間の間に
彼等の投資に対しもっとも高い収益を有する参加者は競
技の勝者であろう。データ入力端末を通した毎日のスコ
ア更新、および参加者の相互作用（たとえば株式のトレ
ードまたは購入）のようなこの実施例の他の特徴は相互
に作用するスポーツ競技に似た態様で実施されるであろ
う。

この発明を実行するためのベストモード 開示された相互に作用する競技システムは、相互に作
用するスポーツ競技を調節するための装置と、相互に作
用するスポーツ競技を行なうための方法とを含む。もち
ろん、相互に作用する競技システムの装置と、相互に作
用するスポーツ競技を行なうために輪郭を描かれた方法
のある要素とはまた相互に作用する株式投資競技または
そのようなものにも適用されてもよいということもあり
得る。

相互に作用する競技システムの装置 第１図に図示されるように、相互に作用する競技シス
テムは、中央コントローラ100、データ入力端末105、デ
ータリンク108、競技登録簿110、統計データベース12
0、チーム登録簿データベース130、および個々の選手の
実際の成績の関数として各選手に対してスコアを計算す
るための統計データベース120の中に含まれる選手スコ
アコンピュータ270を含む。代わりに、たとえば、選手
スコアコンピュータ270は株式取引のある株式の価格を
更新するために使用されてもよい。

中央コントローラ 中央コントローラ100は、競技において信頼しうる運
動選手のリストを有利に含む競技登録簿110へのアクセ
スを含むか、または有する。中央コントローラ100は、
また、チーム登録簿を対応する参加者に関連付ける識別
情報を含め参加者の各々により選択され、かつ入力され
たチーム登録簿を含むチーム登録簿データベース130へ
のアクセスを含み、または有する。中央コントローラ10
0はまた競技登録簿110の各選手の最近の統計を含む統計
データベース120へのアクセスを含むか、または有す
る。中央コントローラ100はまた関連する統計データベ
ース120に基づくような競技登録簿110の各選手に対する
選手スコアへのアクセスを含むか、または有する。好ま
しくは、中央コントローラ100は、従来のタッチトーン
（商標）電話102により伝送されるような機械認識可能
信号を認識し、かつ区別するように適合される。

第２図はいくつかの外部構成要素と同様に中央コント
ローラ100のブロック図を描く。第２図に図示されるよ
うに、中央コントローラ100は、プログラム可能なデジ
タルコンピュータ200、メモリ記憶装置210、モデム22
0、トーン弁別装置230、および音声応答システム240を
組み入れる。記録された人間の音声をデータリンク108
を介し参加者の端末（好ましくはタッチトーン電話）に
再生するための装置は磁気テープ、磁気ディスク、また
は光ディスクを含む任意のよく知られた記録および再生
システムでありうるであろう。プログラム可能なデジタ
ルコンピュータ200は複数個の商業的に入手可能なコン
ピュータシステムのうちのいずれかによって実行されて
もよい。必要とされる処理および記憶容量は予期された
数の競技者に依存する。メモリ記憶装置210は、有利
に、フロッピーまたはハードディスクまたはその任意の
組合せのような複数個の商業的に入手可能な装置のうち
のいずれかであってよい。モデム220は同様にデジタル
コンピュータで使用するための任意の従来のモデム装置
でありうる。モデム220は、２つの外部源、モデム225を
介した選手スコアコンピュータ270、および公表者250か
らの信号を伝達する。情報はモデムリンク222を経て公
表者と、または統計データベース120と交換されてもよ
い。代わりに、またはモデム通信に加えて、中央コント
ローラ100は印刷された情報をファクシミリテレコピア
を経て公表者250に伝送してもよい。

第10図に示されるように、統計データベース120は、
選手スコアコンピュータ270、記憶装置275、および統計
入力の手段278を有利に含む。選手スコアコンピュータ2
70は記憶装置275と統計入力278との両方へのアクセスを
有する。選手スコアコンピュータ270はまたそのメモリ
の中に、選択された選手統計を各選手に対する数字で表
した成績値へと変換するために使用される公式を有す
る。選手スコアコンピュータ270は各個々の選手に対し
て数字で表される成績値を定期的に計算する。

統計データベース120は、それが必要な統計の収集お
よび処理のためにもっとも便利で可能な位置に置かれ得
るように、中央コントローラ100から独立している。

この形状が有利であるとわかった一方で、選手スコア
の計算を含む統計データベース120によって与えられる
機能は中央コントローラ100により行われるものと容易
に組合せられうるので、１つのコンピュータシステムが
必要とされるにすぎない。

第１図および第２図を参照すると、データ入力端末10
5は有利にタッチトーン電話102であり、かつデータリン
ク108を経てトーン弁別装置230に接続される。伝送され
た信号は、好ましくは、トーン弁別装置230により解読
されうるように機械認識可能である。トーン弁別装置23
0は伝送されたデータを可聴周波数からデジタル信号に
変換する。これらのデジタル信号はプログラム可能なデ
ジタルコンピュータ200により容易に認識される。

一旦伝送されたデータが処理されるとプログラム可能
なデジタルコンピュータ200は適当な出力を音声応答シ
ステム240に送る。プログラム可能なデジタルコンピュ
ータ200の出力は、たとえば、システムが人間の音声で
応答するように多くの予め記憶されたメッセージのうち
の１つが再生されるように促すことができる。この人間
の音声は次にデータリンク108を経て参加者のデータ入
力端末105（たとえばタッチトーン電話102）へ伝送し戻
される。データ入力としてタッチトーン電話を使用し、
かつ端末を受ける音声応答システムは当該技術において
よく知られており、かつここで詳細に説明される必要は
ない。

人間の音声は任意の従来の手段により有利に発生され
てもよい。模擬の人間の音声を発生する１つのそのよう
な手段は多くの予め記録されたテープメッセージを相互
に作用するゲームシステムに組み入れることである。参
加者による各入力は、中央コントローラ100が、データ
リンク108を介し参加者に取り次がれるであろう適当な
音声記録を提供するきっかけを起こすであろう。参加者
とゲームシステムとの間の相互作用の過程にわたって数
回起こりうるそれらのメッセージは従来の音声シンセサ
イザにより合成されてもよい。そのようなメッセージ
は、典型的な相互作用の過程にわたって数回繰返されが
ちである“1"、“2"、などのような個々の数を含んでも
よい。

データ入力端末 第１図に示されるように、データ入力端末105は各参
加者と中央コントローラ100との間のインタフェースを
与える。好ましくは、データ入力端末105は個々の参加
者に便利な位置で中央コントローラ100から遠隔に位置
される。データ入力端末105は、各々機械認識可能信号
を発生するキーパッドを有する従来のタッチトーン電話
器具102を有利に含む。このシステムはこの応答でタッ
チトーン電話102入力に対し設計されているが、同じ原
理はパーソナルコンピュータと中央コントローラ100と
の間の通信に適用されうるであろう。代わりに、競技シ
ステムは両方のタイプのデータ入力端末を収容するよう
に据え付けられうるであろう。好ましい実施例におい
て、従来のタッチトーン電話102器具は競技参加者のた
めの遠隔データ入力および受信端末として使用される。

データリンク 相互に作用するスポーツ競技において使用されるよう
なデータリンク108は、中央コントローラ100をデータ入
力端末105に接続する従来の電話線を有利に含む。デー
タリンク108は、中央コントローラ100およびデータ入力
端末105のような２つの遠隔の位置の間でデータおよび
言葉からなる通信を提供する。代わりに、データリンク
108はマイクロ波および衛星伝送システムを含んでもよ
い。データリンク108はしたがって中央コントローラ100
と遠隔データ入力端末105との間で交換されるべきデー
タのための通信経路を提供する。

競技登録簿 競技登録簿110は関係のスポーツに参加する運動選手
または選手のリストを含む（もちろん、競技登録簿110
は代わりに株式または商品のリストを含んでもよい）。
好ましくは、競技登録簿110は競技に関連するスポーツ
のプロリーグの実際の選手（または、代わりに、特定の
大学競技連盟または部門の選手）の全員を記載するかま
たは含む。競技に関連するスポーツの特定のリーグから
の選手の全員が競技登録簿110上に含まれるので、その
リーグからの各選手は競技登録簿110上にある。個人の
特に好きなものに加え、競技登録簿110はシーズン中に
そのスポーツに影響を及ぼしそうなそれらの選手を含
む。しかしながら、競技登録簿110上に含まれる選手の
数は関係するスポーツの特定の考察に従って選ばれても
よく、かつ必ずしも問題のスポーツのプロまたは大学リ
ーグで競技するすべての実際の運動選手を含むわけでは
ないであろうということが注目されるべきである。

チームの各ポジションが非常に重要であるバスケット
ボールまたはホッケーのようなスポーツに対し、各プロ
チームは典型的に現実には各ポジションに対し２人以上
の選手を有する。競技システムの中のそのような現実の
状況を忠実にまねる試みで、競技登録簿110は各ポジシ
ョンに対し各プロチームから２人以上の選手を含んでも
よい。あるスポーツにおいては同様のポジションは単一
のカテゴリの中で分類されてもよいということもまた注
目されるべきである。たとえば、現実の野球において、
ライト、センタおよびレフトは外野手として集合的に扱
われてもよい。同様に、競技システムは、現実にライ
ト、レフト、およびセンタを守るすべての選手を集合的
に外野手として分類する競技登録簿110を組み入れても
よい。競技システムの好ましい実施例において、参加者
は、たとえ彼等すべてが、たとえば、現実にセンタを守
るとしても、競技登録簿110から３人の外野手を選択す
ることができる。

また、所与のスポーツの中の現実のあるポジションは
本来典型的な選手の成績を評価するのに一般に使用され
る統計をほとんど生じない。そのようなポジションは競
技登録簿110の中のカテゴリとして含まれる必要はな
い。たとえば、現実のフットボールにおいて、ガードお
よびタックルポジションは進んだヤードまたはタッチダ
ウンのような目だった特徴的な統計を比較的ほとんど生
じない。したがって、競技登録簿110はこれらのポジシ
ョンまたは選手を含まなくてもよい。しかしながら、ポ
ジションが競技登録簿110上のカテゴリとして含まれな
いとしても、そのポジションを競技する特定の運動選手
は、もしその特定の選手が選手スコア計算において原因
とされる統計を発生しそうであれば、競技登録簿110に
まだなお含まれてもよい。

したがって、競技登録簿110上に記載されたポジショ
ンおよび選手は、スポーツ界によって典型的にモニタさ
れるようにそのスポーツの特徴の適応を表してもよい。
換言すれば、選手の成績はその選手が生じる統計に関し
て典型的にモニタされるので、おそらくスポーツ界にわ
たって指針として使用される統計を生じそうなそれらの
選手が競技システムの競技登録簿110に現れるように選
択されるであろう。選手の成績の指針としてその業界に
わたって認められる統計は選手のスコアを計算するとき
の要因として有利に含まれる。

好ましくは、競技登録簿110上の各選手は競技登録簿1
10のすべての他の選手に関してその特定の選手を独自に
識別する特定のコードに関連する。相互に作用する野球
競技の好ましい実施例において、競技登録簿110上の各
選手は４桁の数のコードによって表される。数のコード
は参加者と中央コントローラ100との間の通信の間特定
の運動選手を識別するために使用される。

好ましくは、競技において各運動選手が割り当てられ
るポジションはコード番号の中でエンコードされる。た
とえば、すべての一塁手は番号“1"で始まるコード番号
を割り当てられ、すべての二塁手は番号“2"で始まるコ
ード番号を割り当てられるであろう。

競技登録簿110上の各選手に関連した識別コードに加
えて、（シーズンにわたる累積の、または１週間の増加
量での）各選手の成績の量的指針は競技登録簿110に有
利に含まれてもよい。好ましい実施例において、選手の
成績の量的指針は選手の現実の統計の関数として決定さ
れる。各選手の現実の統計は統計データベース120を通
して入手可能である（統計データベース120は以下でさ
らに詳細に説明されるであろう）。特定の選手の現実の
統計はゲームシステム公式によって量的（すなわち数
の）スコアへ変換される。

好ましい実施例において、各選手のコード番号ととも
に、競技登録簿110の選手のリストは、新聞145または放
送またはPOSのような任意のほかの形式のマスメディ
ア、または公表物で配られ、それは参加者に容易に入手
可能である。

統計データベース 統計データベース120は競技登録簿110の各メンバに対
する選択された統計のリストを含む。好ましくは、統計
データベース120は競技登録簿110に記載された運動選手
の各々（または代わりに、株式の各々）の実際の成績に
対応する選択された統計を含む。これらの選択された統
計は毎日有利に更新される。

さまざまな統計のうちのいずれかが使用されてもよい
が、選択された統計はシーズンを通しモニタされるスポ
ーツの最も普及した局面を表すことが好ましい。

この発明の好ましい実施例において、競技登録簿に記
載された各運動選手の現実の統計は各日の終りに統計入
力端末278を介し選手スコアコンピュータ270に蓄積さ
れ、かつ入力される。統計は競技登録簿110上の各運動
選手に関連して記憶装置275に記憶される。好ましい実
施例において、各選手の現実の統計は選手スコア公式に
従って選手スコアコンピュータ270により評価されるの
で、各選択手段に対する量的成績指針スコアは日ごとに
得られる。量的成績指針スコアは次に対応する選手のア
ドレスで通信リンク221を経て次の日の朝早くに競技登
録簿110に入力され、そこでは値は後の参照のために記
憶される。

有利に、選手に対する成績スコアは、参加者がシステ
ムと相互作用を希望しないであろう各早朝のいつか、た
とえば毎朝2AMに始まる従来の態様でコントローラコン
ピュータ200にダウンロードされる。ダウンローディン
グおよび内部処理は特定の時間、有利に同じ朝の6AMま
で数時間続いてもよい。ダウンローディングおよび内部
処理期間の間、システムはいずれの参加者との相互作用
に対しても利用可能ではないであろう。もちろん、選手
スコアのダウンローディングは、すべてのゲームが競技
期間の間完了した後のいつでも、有利には毎日成し遂げ
られるであろうし、かつ早朝の時間に制限される必要は
ない。また、中央コントローラ100が、統計データベー
ス130から入力されたデータを処理して、かつしたがっ
て参加者との相互作用に利用可能でない持続期間は、処
理されなければならない情報の量およびコントローラコ
ンピュータ200の容量に依存する。たとえば、多数の参
加者が相互に作用する競技に関わるか、またはコントロ
ーラコンピュータ200が小さければ、システムが参加者
との相互作用に利用可能ではない時間の長さは、参加者
が少なく、かつコントローラコンピュータ200が高い記
憶および処理容量を有するときよりも長いであろう。内
部処理は有利にはチーム登録後データベースの各選手に
成績スコアを配り、かつ割り当てることと、すべてのチ
ーム登録簿スコア総計を表に作ることとを含む。結果は
次にコントローラ記憶装置210に記憶される。

相互に作用する野球競技において、総計データベース
120は、有利に、打点（RBI）、ヒット、特定的に単打、
二塁打、三塁打およびホームラン、得点、盗塁、並びに
エラーのようなフィールドプレーヤーの特徴を含む。ピ
ッチャーの統計は、有利に、勝ち、三振、負け、および
自責点を含む。

しかしながら、新聞145の典型的なスポーツのページ
で現在公表されていない統計もまた統計データベース12
0に含まれてもよい。統計データベース120の選択された
統計が、新聞145および／または参加者に容易に入手可
能なラジオまたはテレビ放送のような他の形式の公表物
で定期的に配られることが好ましい。

チーム登録簿データベース チーム登録簿データベース130は各参加者によって入
力されたチーム登録簿のリストまたはアレイを含む。各
参加者は家庭の電話番号または社会保障番号またはその
両方のようなある手段によって彼または彼女自身を識別
するようにいわれてもよい。参加者は次に競技登録簿11
0からメンバ（たとえば運動選手または株式）のチーム
登録簿を選択するようにいわれる。チーム登録簿は次に
デジタル情報に変換され、かつチーム登録簿データベー
ス130に個々のファイルとして記憶される。競技登録簿
およびすべてのチーム登録簿はコントローラ記憶装置21
0に有利に記憶される。各ファイルは参加者により開示
される情報、有利には、参加者の社会保障番号をアドレ
スコードとして使用する従来の態様でアドレス指定さ
れ、またはアクセスされる。

（前日の）累積週間チームスコアおよび（前日の）累
積の現在までの競技チームスコアもまた各参加者のチー
ム登録簿ファイルに含まれる。これらのスコアに加え
て、チーム登録簿データベースの各チーム登録簿は各参
加者により入力される３つの同点決勝ゲーム質問への答
えを含む。

いったん参加者がチーム登録簿を選択すると、人はそ
の参加者により与えられる識別情報を使用して選択され
たチーム登録簿をアクセスできるにすぎない。参加者は
チーム全体の成績の評価、現在のチーム登録簿上の選手
の検証、またはチーム登録簿からの選手のトレードをす
るために彼または彼女の選択されたチーム登録簿にアク
セスを希望するかもしれない。

個々の選手スコアおよびチームスコアの計算 競技システムは、統計データベース120で表されるよ
うに、選択された現実の統計に従って選手の評価を提供
する。この発明の好ましい実施例において、個々の選手
のスコアの計算は統計データベース120の中の選手スコ
アコンピュータ270によってなされる。選手スコア計算
は統計データベース120で見られる特徴に対応する複数
個の要因を含む。スコア計算はその選手により生じられ
る統計に従って競技登録簿110上の各運動選手の評価を
許容する。たとえば、特定のスコアを有する運動選手は
より低いスコアを有した別の選手よりも成績が良いと評
価されるであろう。このようにして、量的比較が競技登
録簿110上の運動選手の間でなされ得る。

選手スコア計算は各統計の重要性、困難さまたは発生
率に依存してある統計の加重を提供することができる。
さらに、選手スコア計算は特定のスポーツを適応させる
ように独自に作られてもよい。好ましくは、選手スコア
を計算するための公式は、各参加者が主競技登録簿110
上の選手に関し彼らのチーム登録簿の独立した評価が行
なえるようにすべての参加者に利用可能である。

相互に作用する野球競技の好ましい実施例において、
フィールドプレーヤー、予備選手および指名代打者に対
する選手スコアは各選手に対するポイントが以下のよう
に計算されるということを規定する。すなわち、得点
（Ｒ）＋ヒット（1,2,3,4）＋RBI（打点）＋SB（盗塁）
−Ｅ（エラー）である。したがって、試合の１期間、た
とえば１ゲームの間、３つのヒット（１つのホームラ
ン、２つの単打、二塁打なし、かつ三塁打なし）をし、
１つの盗塁をし、３得点を挙げ、３打点をし、かつエラ
ーをしない選手は、３得点（１つのホームランおよび２
つの他の得点）＋６ヒット（１×４ホームラン＋０×３
三塁打＋０×２二塁打＋２×１単打）＋3RBI＋１盗塁−
０エラー＝13を得る。

ピッチャーに対しては、ポイントは以下のように選手
スコアに従って蓄積される。すなわちＷ（勝ち）×５＋
SO（三振）×３−Ｌ（負け）×２−ER（自責点）であ
る。したがって、試合の１期間、たとえば１ゲームの
間、勝ちが１つ、三振が９、負けがなし、かつ自責点２
つであるピッチャーは５（１×５）勝ち＋27（９×３）
三振−０負け−２自責点＝30ポイントを得る。好ましい
実施例において、ピッチャーは良好な打撃成績に対して
はポイントを得ない。

運動選手の統計を独自に加重するので選手スコアがそ
の運動選手の成績を反映する公式の別の例は以下の態様
で概説されることができる。フィールドおよび万能のプ
レーヤーに対し、得点（Ｒ）＋［ヒット（1,2,3,4）/
2］＋打点（RBI）＋盗塁（SB）−エラー（Ｅ）＝選手ス
コアである。ピッチャーに対しては、勝ち（Ｗ×５）＋
三振（SO×１）−負け（Ｌ×３）−自責点（ER）＝選手
スコアである。この公式に従って、前の例におけるフィ
ールドプレーヤーは３得点＋３ヒット［（１×４＋０×
３＋０×２＋２×１）/2］＋3RBI＋１盗塁−０エラー＝
10ポイントを受けるであろう。前の例におけるピッチャ
ーは５（１×５）勝ち＋９（９×１）三振−０（０×
３）負け−２（２×１）自責点＝12ポイントを得るであ
ろう。

バスケットボールに対して競技で有利に実行されるな
お別の公式において、参加者はポイントを以下のように
生じる。すなわち試合時間（MP/15）＋フィールドゴー
ル（FG×２−試み失敗）＋３点ゴール（3PFG×３−試み
失敗）＋フリースロー（FT×１−試み失敗）＋リバウン
ド（Ｒ）＋アシスト（Ａ）＋勝ち（Ｗ×２）−テクニカ
ルファウル（Ｔ×５）−パーソナルファウル（PF×３）
−負け（Ｌ×１）＝選手スコアである。たとえば、40分
間試合をし、８つの成功および６つのミスのフィールド
ゴール、１つの成功および１つのミスの３点ゴール、４
つの成功および１つのミスのフリースローをし、８つの
リバウンドおよび４つのアシストを得て、１ゲームに勝
ち、かつ１回も負けず、３つのパーソナルファウルをし
テクニカルファウルはしない選手は、３（整数に四捨五
入された40/15）分間試合＋10（８×２−６）フィール
ドゴール＋２（１×３−１）３点ゴール＋３（４×１−
１）フリースロー＋８リバウンド＋４アシスト＋２（１
×２）勝ち−０（０×５）テキナクラファウル−９（３
×３）パーソナルファウル−０（０×１）負け＝23ポイ
ントを得るであろう。

選手スコアが運動選手の成績を反映するように選手の
統計を独自に加重する他の公式がこの発明に従って実施
されてもよいということが注目されるべきである。

相互に作用する競技システムにおける目的 相互に作用するスポーツ競技の主な目的は各参加者が
彼等のチーム登録簿により生じられる総ポイントを最適
化することである。

競技は、試合が、そのシーズンに対して発生されたチ
ーム登録簿スコアに基づき、したがって参加者が競技の
持続時間全体にわたって競い合うことを促進するように
有利に行なわれる。シーズンの持続期間の間中試合は、
試合をディスクリートな週の期間の間の累積スコアに基
づかせることにより有利に促進される。しかしながら、
単一の目標は参加を最大化しないかもしれないので、シ
ーズンのディスクリートな期間の各々は個々の競技とし
て取扱われ、したがって相互に作用する競技に、より多
くの機会を提供することができる。

遠隔の参加者の間での競技はまたそのチーム登録簿が
最も高い累積スコア総計を生じるそれらの参加者のため
に、週ごとと、競技全体との両方に対して賞を設けるこ
とにより有利に促進されるであろう。賞はまた所与の週
またはコンテスト全体に対し高いチームスコア総計を有
さないそれらの参加者にさらなる動機を与えるためにラ
ンダムに参加者に与えられてもよい。

遠隔の参加者の間の競技は第１図に示される新聞145
のような公表物140における主なスコアの定期的な開示
により有利に提供される。好ましくは、この開示は関係
する統計の配布の後すぐに起こる。参加者はしたがって
公表物を通し競技の過程の間中競技における彼等の位置
を評価することができる。

各参加者は、選手スコアにより測定されるように、各
ディスクリートな期間、および／または競技全体の間チ
ーム登録簿総計を最大化、または最適化することを望ん
でいるので、チーム登録簿と競技登録簿110との間で選
手をトレードまたは交換する動機が存在する。これはな
ぜならば所与の選手がシーズンを非常に良くスタートし
た一方でその選手が怪我をするかまたはしばらくの間ス
ランプに陥るかもしれないからである。チーム登録簿総
計を最大化または最適化するために、参加者は彼のチー
ム登録簿と競技登録簿110との間で選手を交換する。こ
れらのトレードのタイミング、数および利用可能性は特
定のスポーツ、および／または選択された統計に準じて
規定されてもよい。たとえば、野球競技の好ましい実施
例において、ピッチャーは週に１回だけトレードされ得
る一方で、すべての他の選手は参加者が望むままにトレ
ードされてもよい。いったんトレードがなされると、そ
れは翌日から有効となる。

各ディスクリートな競技期間の間中、相互に作用する
スポーツ競技は、各参加者が参加者のチーム登録簿と競
技登録簿110との間での選手の交換を通し個々のチーム
登録簿の得点可能性を最適化するのを許容する。前もっ
て示されたように、同じ選手は２人以上の参加者により
選択されてもよく、かつこうして所与の選手はあるいは
すべてのチーム登録簿のメンバとして含まれるかもしれ
ない。

公表物 好ましくは、競技登録簿の運動選手のリスト、登録簿
における各選手に対する毎日の統計、規則、競技システ
ム電話番号、および選手スコア計算で使用される公式は
ラジオ放送、テレビ放送、POSディスプレイまたは新聞
のような印刷された公表物のようなある形式の公表物14
0において参加者に入手可能である。好ましい実施例に
おいて、日刊新聞145が使用され、かつ新聞145は各公表
物の周期に独自のアクセスコードを含む。この公表され
たアクセスコードは相互に作用するゲームシステムにア
クセスするときに参加者により使用されなくてはなら
ず、かつ新しいアクセスコードは好ましくは毎日発表さ
れる。有利に、ほとんどのデジタルコンピュータで一般
に見られるような中央コンピュータ200における従来の
乱数発生器を使用してアクセスコードは中央コントロー
ラ100の中で発生される。アクセスコードの公表は毎日
参加者が公表物140を定期的に読むのを促進する。

参加者が競技に入った後、中央コントローラ100は最
新のまたは現在のアクセスコードの入力時のみアクセス
を許容する。新聞145のスポーツ欄はしばしばこの情報
に対し最も適当な位置である。新聞145の確立された配
布はすべての参加者に広範囲の配布および便利な利用可
能性を提供する。もちろんアクセスコードはたとえばラ
ジオ、テレビ、またはPOSを含む他のメディアを介し与
えられ得るであろう。

有利に、この発明の好ましい実施例において、公表物
140はまたは定期的に上位の成績のもののリストを含
む。これらのリストはそのチームが所与の週に対し、か
つ前の週の終りのシーズン累積に対し最も高いポイント
総計を有するそれらの参加者を有利に含むであろう。上
位得点参加者の各々の名前およびポイント総計はリスト
に含まれてもよい。

すべてのスコアが過去の週に対し、かつ過去の週まで
で、かつそれを含むシーズン累積に対し各チーム登録簿
中で表にされたとき、上位のスコアの一覧表はそれから
印字されてもよい。上位のチームのスコアのリストは次
にその週の後に公表されてもよい。相互に作用するゲー
ムシステムについての規則および情報はまた公表物140
において定期的に公表されてもよい。

遠隔のデータ入力端末として従来のタッチトーン電話
を使用することは相当な割合の人々に相互に作用するス
ポーツ競技に参加するために必要な機器を提供する。も
ちろん、機器は回転ダイアル電話にも応答するように据
え付けられ得るであろう。

参加者がそれらの４桁のコードとともに競技登録簿11
0における選手のリストのコピーを得た後、参加者はチ
ーム登録簿に載せられるべき選手を選択する。選択は、
（１）選手スコアが計算される方法の知識で競技登録簿
110上の各選手の過去の成績の慎重な考察および分析、
（２）選手の予期された成績に関する予知、（３）ホー
ムグラウンドの有利さ、または選手の疲労に帰するかも
しれない一連の連続した数回のゲームから生じるかもし
れないようなゲームのスケジュールの予期された影響、
および／または（４）選手を選ぶ個人の偏り、などのよ
うな多くの要因に基づいてもよい。

所与の運動選手の成績に影響を及ぼしそうな要因は一
般にその競技に関連する特定のスポーツに熟知している
それらの参加者によってよりうまく評価されるので、関
連するスポーツについて知識のあるそれらの参加者は高
いチームスコアを生じる登録簿を選ぶ可能性がより高
い。このようにして、その競技に関連するスポーツにお
いて知識のあるそれらの参加者に試合における有利さを
与えるある技能要因が含まれる。

相互に作用するスポーツ競技の動作 好ましい実施例において、相互に作用するスポーツ競
技は競技出場電話番号および参加者相互作用または競技
電話番号を使用する。システムは２つの１−900番号と
して実施され得るであろうが、好ましい実施例は有利に
１−800および１−900番号の組合せを使用して実施され
る。さらに、加入者に参加を制限する加入料金および加
入者コードを提供する電話番号はこの発明を実施するた
めに使用され得る。代わりに、システム全体はシステム
に入るかまたは競技をするかの選択を最初に提供する単
一の１−900電話番号フォーマットのもとで行なわれ得
るので、参加者はゲームシステムとの相互作用の総量に
対応して支払いを行なう。

A. 競技への出場 有利に、各参加者は最初に競技出場電話番号を通し相
互に作用する競技システムとコンタクトする。第３図に
図示されるように、競技出場電話番号をダイアルする
と、中央コントローラ100は相互に作用するスポーツ競
技への挨拶および照会を提供する。参加者は次にデータ
入力端末またはタッチトーン電話102のキーパッドを使
用し、市外局番を含む彼の10桁の家庭の電話番号を入力
するように促される。参加者が電話番号の桁に対応する
キーを押し下げるとき、タッチトーン電話102により発
生されるような機械認識可能信号はデータリンク108を
介し中央コントローラ100に伝送される。もし伝送また
は番号のフォーマットにおいてエラーがあったならば
（たとえば、電話をかける人がタッチトーン電話からか
けていない、または電話番号が無効である）、エラーメ
ッセージが発せられ、かつ参加者はもう一度試みるよう
にいわれるであろう。中央コントローラ100は、次に参
加者の電話番号を受け、かつ記憶する。参加者はそれか
ら電話キーパッドによって彼／彼女の９桁の社会保障番
号を入力するように促される。再び、もしエラーがあれ
ば、エラーメッセージが発せられ、かつ参加者は再び試
みるようにいわれる。コンピュータ100は、次に、入力
された情報の検証をするために参加者に社会保障番号を
読み上げて聞かせる。

いったんコンピュータが参加者から検証を受けると、
システムは次に同点決勝ゲームサブルーチン400に入り
（第４図においてさらに図示される）、そこで参加者は
３つの同点決勝ゲーム質問に答えるようにいわれる。第
４図に図示されるように、参加者は第１の同点決勝ゲー
ム質問に答えるようにいわれる。参加者の答えはそれか
ら参加者のチーム登録簿ファイルに記憶される。参加者
は次に第２の同点決勝ゲーム質問に答えるようにいわれ
る。答えは再び個々のチーム登録簿ファイルに記憶され
る。最後に、参加者は第３の同点決勝ゲーム質問を聞か
れる。この答えはまたチーム登録簿ファイルに記憶され
る。好ましくは、同点決勝ゲーム質問は電話のキーパッ
ドを介し入力されることができる数字で表した応答を必
要とする。もし参加者による情報の伝送の間あるポイン
トでエラーが検出されれば、エラーメッセージが発せら
れ、かつ参加者は彼の選択を再び入力するように要求さ
れるであろう。

好ましい実施例において、参加者は、ホームタウンチ
ームがシーズン中に幾つのホームランを打つであろう
か、ホームタウンチームがシーズン中に何点獲得するで
あろうか、かつホームタウンピッチャーがシーズンを通
しいくつの三振を蓄積するであろうかを質問される。同
点決勝ゲーム質問は必要である、なぜならばありそうに
もないことなのだが、いくらかの参加者が試合を通し一
致して同一のチーム登録簿を選択し、かつ同一のトレー
ドを行ないしたがって同一のスコアを達成することがあ
り得るからである。あり得ることであるのだが、シーズ
ン中同一のトレードを行なわない参加者が偶然に同一の
スコアを蓄積するであろうということもまたありそうに
もない。

次に、参加者は相互に作用する競技に対してチーム登
録簿を入力する方法を教えられる。システムは次に第５
図に詳細に図示されるようにチーム登録簿入力サブルー
チン500に入る。参加者は、参加者が彼等のチーム登録
簿上に含まれるように望む競技登録簿110の各メンバの
コードを入力するように促される。もし参加者による情
報の伝送の間いずれかのポイントでエラーが検出されれ
ば、エラーメッセージが発せられ、かつ参加者は彼の選
択を再入力するように要求されるであろう。相互に作用
する野球競技の好ましい実施例において、15人の選手が
チーム登録簿を含むように選択される。チーム登録簿は
各レギュラーのポジションから１人の選手および４人の
ピッチャー、１人の指名代打者、かつ２人の予備選手を
含む。第５図に描かれるように、相互に作用する野球競
技における典型的な入力の順序は、一塁、二塁、三塁、
ショート、第１の外野手、第２の外野手、第３の外野
手、キャッチャー、第１のピッチャー、第２のピッチャ
ー、第３のピッチャー、第４のピッチャー、指名代打
者、第１の予備選手および第２の予備選手であってよ
い。不必要な繰り返しを回避するために第５図は最初の
２つおよび最後の入力のみへの参照を含む。システムは
次にチーム登録簿の正しい入力を検証し、かつ参加者に
チーム登録簿の受諾を知らせる。

競技システムは、次に、彼／彼女の名前および住所を
口頭で発するように参加者に促し、それをシステムは当
技術においてよく知られる態様で受けとり、かつ記憶す
る。

最後に、それから、チーム登録簿を変更し、かつチー
ムおよび個々の選手のスコアを調べる方法についてのメ
ッセージを含む終りのメッセージが参加者に読み上げ聞
かせられる。

B. 相互作用 好ましくは、競技の相互に作用する局面は競技プレー
電話番号の使用を通して達成される。第６図に図示され
るように、競技プレー電話番号を通して中央コントロー
ラ100にアクセスすると、参加者には挨拶が読み上げ聞
かせられる。参加者はそれから公表物145から得られた
ような現在のアクセスコードを入力するように促され
る。好ましくは、チーム登録簿を入力しなかったプレー
ヤーに対して出口が提示され、そこで参加者には競技出
場電話番号が発せられる。登録された参加者、チーム登
録簿を有する人々は彼等の社会保障番号を入力するよう
に要求される。もし無効の社会保障番号のようなエラー
が検出されれば、参加者は彼の社会保障番号を再びキー
インするようにいわれる。選択の主メニューは次に参加
者に発せられ、そこで各選択は番号のキーパッド上の番
号に対応する。主メニュー選択は有利に、（１）チーム
登録簿スコア、（２）トレード、（３）競技登録簿評
価、および（４）チーム登録簿検証を含む。メニュー選
択は、主メニューが参加者に提示されるとき電話キーパ
ッドの対応するキーを押し下げることによりアクセスさ
れる。主メニュー選択１、２、または４がアクセスされ
るとき、中央コントローラ100は最初に所与の社会保障
番号に関連するチーム登録簿にアクセスする。システム
はそれから第６図に描かれるように対応するサブルーチ
ンに入る。主メニュー選択番号３が選択されるとき、シ
ステムは、直接、競技登録簿評価サブルーチン900に入
る。参加者はたんにタッチトーン番号102を切ることに
より主メニューから出ることができる。

1.チーム登録簿スコア 電話キーパッド上の番号“1"を押すと、参加者はチー
ム登録簿スコアサブルーチン700に入る。チーム登録簿
スコアサブルーチン700は第６図に描かれ、かつ第７図
においてさらに図示される。チーム登録簿スコアサブル
ーチン700に入ると、参加者には２つの選択が提示され
る。キーパッド上の“1"を押すことにより選択される第
１の選択は、参加者の現在までの週のスコアと、その週
に対して最も高い現在までの週のスコアとである。キー
パッド上の番号“2"を押すことにより選択される第２の
選択は、参加者の現在までの競技のスコアと、競技にお
ける最も高いものとである。もし参加者が第１の選択を
選べば、参加者の現在までの週のスコアおよびその週に
対する最も高い現在までの週のスコアは、データ入力端
末105上に受けられるようにデータリンク108を介し中央
コントローラ100によって読み上げ聞かせられる。参加
者は次にチーム登録簿および最も高いチーム登録簿スコ
アに対する現在までの競技スコアを聞くために“1"を押
すか、または代わりに“2"を押し、かつ主メニューに戻
ってもよい。

代わりに、もし参加者が最初に現在までの競技のスコ
アを選択していたならば、参加者は主メニューに戻る
か、現在までの週のスコアを聞くかのどちらかの選択で
促される。

2.トレード 主メニューにおける“2"を押すと、参加者は第６図に
描かれるようにトレードサブルーチン800に入る。トレ
ードサブルーチン800において、第８図でさらに図示さ
れるように、参加者は彼等のチーム登録簿から外される
べき選手のコードを入力するように促される。もしエラ
ーが検出されれば（たとえば、参加者のチーム登録簿上
にない選手に対するコードが入力されるかもしれな
い）、エラーメッセージが発せられ、かつ参加者は外さ
れるべき運動選手のコードを再入力するようにいわれ
る。参加者が外されるべき選手のコードをキーインした
あと、中央コントローラ100はそれから、参加者がコー
ドの正しい入力を検証できるようにコードを参加者に読
み上げて聞かせる。コードの検証と同時に、選手はチー
ム登録簿から外されるように選択される。外されるよう
に選択された選手は実際はトレードは終了されるまでは
外されない。

中央コントローラ100はそれから、参加者がチーム登
録簿に付加されるべき選手のコードを入力するように促
す。参加者が付加されるべき選手のコードをキーインし
た後、中央コントローラ100は選手の利用可能性を検証
する。もし選手番号が利用可能ならば、中央コントロー
ラ100は、参加者が望まれるコードの入力を検証できる
ようにコードを参加者に読み上げて聞かせる。もし選手
番号が利用できない（たとえばすでに参加者のチーム登
録簿上にあるかまたは競技登録簿の中にない）ならば、
コントローラはエラーメッセージを発し、かつ参加者に
付加されるべき選手のコードを再入力するように要求す
る。コードの検証の後、参加者はトレードを受け入れる
か、付加されるべき選手を代えるか、そのトレードをこ
とごとく拒絶するかを決めてもよい。参加者がトレード
を受け入れた後、選手は次の日のゲームのためのチーム
登録簿に付加される。参加者は、次に、それぞれ“1"ま
たは“2"のどちらか一方を押すことにより、別の選手を
トレードするか、または主メニューに戻ることができ
る。

3.競技登録簿評価 主メニューにおいて“3"を押すと、参加者は第６図に
描かれるように競技登録簿評価サブルーチン900に入
る。競技登録簿評価サブルーチン900に入ると、第９図
においてさらに図示されるように、参加者は、そのポイ
ントを参加者が調べることを希望する競技登録簿110上
の選手のコードを入力するように促される。中央コント
ローラ100は、次に、その選手の現在までの週のポイン
トおよび現在までの競技のポイントを読み上げて聞か
せ、そうすると参加者はそれぞれ“1"または“2"を押す
ことにより別の選手を選択するか、または主メニューに
戻ることができる。

4.チーム登録簿検証 主メニューにおける“4"を押すと、第６図に描かれる
ように、チーム登録簿検証サブルーチン1000が入れられ
る。チーム登録簿検証サブルーチン1000に入ると、第10
図においてさらに図示されるように、中央コントローラ
100は現在のチーム登録簿のポジションによって各選手
に対する４桁の数字のコードを読み上げて聞かせ、そう
すると参加者はそれぞれ“1"または“2"を押すことによ
りその読み上げを繰り返されるか、または主メニューに
戻ることができる。

この発明は特定の実施例に関して説明されてきたが、
それはこれらの実施例に制限されない。この発明により
なお含まれるであろう代替的な実施例および変更は特に
前述の教示を考慮して当業者によりなされることができ
る。代替的な実施例、変更または均等物は特許請求の範
囲により規定されるこの発明の精神および範囲の中に含
まれることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の好ましい実施例のブロック図であ
る。 第２図は、第１図の中央コントローラへ組込まれる構成
要素のブロック図である。 第３図−第５図は参加者と競技に入るときに従われるべ
きゲームシステムとの間の相互作用のシーケンスを示す
フローチャートの図である。 第６図は、参加者と競技において参加者として相互作用
するときに従われるべきゲームシステムとの間の相互作
用のシーケンスを示すフローチャートの図である。 第７図は、参加者と第６図のチーム登録簿スコアサブル
ーチンの間に従われるべきゲームシステムとの間の相互
作用のシーケンスを示すフローチャートの図である。 第８図は、参加者と第６図のトレードサブルーチンの間
に従われるべきゲームシステムとの間の相互作用のシー
ケンスの詳細な図である。 第９図は、参加者と第６図の競技登録簿評価サブルーチ
ンの間従われるべきゲームシステムとの間の相互作用の
シーケンスの詳細な図である。 第10図は、参加者と第６図のチーム登録簿検証サブルー
チンの間従われるべきゲームシステムとの間の相互作用
のシーケンスの詳細な図である。 図において、100は中央コントローラ、105はデータ入力
端末、108はデータリンク、110は競技登録簿、120は統
計データベース、130はチーム登録簿データベース、270
は選手スコアコンピュータである。

Claims (19)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】無数の参加者の間に対話型ゲーム競技を提
   供するための装置であって、 （ａ） 中央コントローラと、 （ｂ） 中央コントローラから遠隔の複数のデータ入力
   端末と、 （ｃ） データ入力端末を中央コントローラにリンクす
   るデータリンクと、 （ｄ） 特定の要素に対応する有限組のデータ値を含む
   予め規定されたデータベースを内部に記憶するデータレ
   ジスタとを含み、データレジスタに中央コントローラは
   アクセス可能であり、さらに （ｅ）データレジスタの要素に対応する１組の統計を含
   む統計データベースと、 （ｆ） 各々が参加者により選択されかつデータレジス
   タの要素の非排他的サブセットを含む無数のサブセット
   データベースとを含み、前記要素のいずれでも無数の前
   記サブセットデータベースに同時に含まれてもよく、さ
   らに （ｇ） 統計データベースに基づき前記サブセットデー
   タベースを評価してゲーム参加者のランクづけを行なう
   ための手段とを含む、装置。
2. 【請求項２】データ入力端末が、機械認識可能な信号を
   生成することが可能な電話機であり、かつ中央コントロ
   ーラがデータ入力端末により生成された信号を認識する
   ことができる、請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】対話型ゲームシステムについての情報を参
   加者に対し開示する定期的な発表をさらに含む、請求項
   １に記載の装置。
4. 【請求項４】データ入力端末が、機械認識可能な信号を
   生成することができる電話機である、請求項３に記載の
   装置。
5. 【請求項５】前記発表が印刷物である、請求項３に記載
   の装置。
6. 【請求項６】前記印刷物が新聞である、請求項５に記載
   の装置。
7. 【請求項７】前記発表が放送である、請求項３に記載の
   装置。
8. 【請求項８】データ値が特定のスポーツに参加する運動
   選手に対応するものである、請求項１に記載の装置。
9. 【請求項９】前記特定のスポーツとは野球である、請求
   項８に記載の装置。
10. 【請求項１０】前記特定の要素が運動選手を表わし、か
    つ前記サブセットデータベースが参加者により選択され
    た運動選手のチーム名簿を表わす、請求項１に記載の装
    置。
11. 【請求項１１】前記運動選手が野球に参加する、請求項
    10に記載の装置。
12. 【請求項１２】複数の遠隔データ入力端末と通信する中
    央コントローラによって実施される、遠く離れた無数の
    参加者の間で対話型競技を提供するための方法であっ
    て、前記中央コントローラは、複数の予め規定されるプ
    レーヤを含む競技名簿データベースと、各々の予め規定
    されたプレーヤに対応する実際のプレイ成績の統計デー
    タベースと、参加者が選択したプレーヤのチームデータ
    ベースとを少なくともストアするためにプログラムされ
    ており、 複数の遠隔データ入力端末で、 参加者が発生したプレーヤ選択に対応するデータを中央
    コントローラへ送り、中央コントローラで、 競技名簿データベースにストアされた予め規定されたプ
    レーヤのうちから参加者が選択したプレーヤのチームに
    対応するデータを複数の遠隔データ入力端末から受け、
    かつ、参加者が選択したプレーヤの各チームをチームデ
    ータベースにストアし、チーム数は無数であり、プレー
    ヤは異なるチームに同時に含まれてもよく、 統計データベースにストアされた対応のデータに従って
    各チームのプレーヤについてデータを処理して各プレー
    ヤ毎の割当スコアおよび各チーム毎の複合スコアを確立
    しかつストアし、かつ 複合スコアに基づいてチームをランク付けするステップ
    を備えた、方法。
13. 【請求項１３】複数の遠隔データ入力端末と通信する中
    央コントローラによって実施される、遠く離れた無数の
    参加者の間で対話型競技を提供するための方法であっ
    て、前記中央コントローラは、複数の予め規定される運
    動選手を含む競技名簿データベースと、各々の予め規定
    された運動選手に対応する実際のプレイ成績の統計デー
    タベースと、参加者が選択した運動選手のチームデータ
    ベースとを少なくともストアするためにプログラムされ
    ており、 中央コントローラで、中央コントローラの競技名簿デー
    タベースにストアされたデータを遠隔データ入力端末へ
    送信し、 遠隔データ入力端末で、競技名簿データベースから運動
    選手を選択してチームを構成し、選択されたチームに対
    応するデータを中央コントローラへ送信し、 選択された運動選手のチームを規定するデータをチーム
    データベースにストアし、チームの数は無制限であり、
    どの運動選手も無数のチームに同時に含まれてもよく、
    かつ 中央コントローラで、各チームを評価して、チームと、
    統計データベースにストアされた対応するデータとの間
    の所定の関係に対応するスコアを得る、方法。
14. 【請求項１４】他のいずれのチームの作成にも影響を与
    えることなくチームと、競技名簿データベースとの間で
    運動選手を交換するステップをさらに含む、請求項13に
    記載の方法。
15. 【請求項１５】中央コントローラ、複数の遠隔データ入
    力端末およびデータリンクを含む装置において、対話型
    競技を提供するための方法であって、 運動選手の名簿を表わす有限組のデータ値を含む予め規
    定されたデータベースを記憶するステップと、 前記データベースに記憶された情報を定期的に発表する
    ステップと、 無数の参加者に前記中央コントローラへの選択的遠隔ア
    クセスを与えるステップと、 前記参加者の各々により前記名簿から予め定められた数
    の運動選手を選択するステップを含み、前記運動選手の
    いずれが無数の参加者によって選択されてもよく、 前記参加者による運動選手の選択に応答して、各前記参
    加者ごとに前記データベースの非排他的データサブセッ
    トを記憶するステップと、 前記予め規定されたデータベースにおけるデータに対応
    する統計データベースを形成するステップと、 前記統計データベースを周期的に更新するステップと、 前記統計データベースに基づき各前記非排他的データサ
    ブセットを周期的に評価するステップと、 各前記非排他的データサブセットをランク付して参加者
    の順位を得るステップとを含む、方法。
16. 【請求項１６】予め定められたデータベースを記憶する
    ステップが、前記参加者から中央コントローラで入力を
    受ける前に前記データベースを確定するステップを含
    み、前記非排他的データサブセットを記憶するステップ
    が、前記予め規定されたデータベースから、参加者が選
    択した特定のデータを記憶するステップとを含み、前記
    特定のデータがそれ以前に別の参加者により選択された
    可能性がある、請求項15に記載の方法。
17. 【請求項１７】前記選択的遠隔アクセスを与えるステッ
    プが、 マスメディア媒体にアクセスコードを定期的に発表する
    ステップと、 予め定められた時間間隔で前記アクセスコードを変更す
    るステップと、 遠隔データ入力端末が参加者との通信のため中央コント
    ローラと接続された後、現在有効なアクセスコードのみ
    を受入れるよう中央コントローラをプログラムするステ
    ップとを含む、請求項15に記載の方法。
18. 【請求項１８】マスメディア媒体が新聞である、請求項
    17に記載の方法。
19. 【請求項１９】他の参加者に対応するデータサブセット
    の内容に影響を与えることなく、ある参加者による選択
    に応答して、この参加者に中央コントローラへのアクセ
    スを許可しかつ対応するデータサブセット内のデータを
    前記予め規定されたデータベースからのデータと置換す
    るステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。