JP2624072B2 - リヤアクスルビームの取付装置 - Google Patents
リヤアクスルビームの取付装置Info
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- JP2624072B2 JP2624072B2 JP3350019A JP35001991A JP2624072B2 JP 2624072 B2 JP2624072 B2 JP 2624072B2 JP 3350019 A JP3350019 A JP 3350019A JP 35001991 A JP35001991 A JP 35001991A JP 2624072 B2 JP2624072 B2 JP 2624072B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjuster
- rear axle
- axle beam
- clearance
- shaft pin
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/32—Rigid axle suspensions pivoted
- B60G2200/322—Rigid axle suspensions pivoted with a single pivot point and a straight axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/418—Bearings, e.g. ball or roller bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2300/00—Indexing codes relating to the type of vehicle
- B60G2300/02—Trucks; Load vehicles
- B60G2300/022—Fork lift trucks, Clark
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，リヤアクスルビームと
アクスルサポートとの間の隙間調整が容易な，フォーク
リフトトラックのリヤアクスルビームの取付装置に関す
る。
アクスルサポートとの間の隙間調整が容易な，フォーク
リフトトラックのリヤアクスルビームの取付装置に関す
る。
【０００２】
【従来技術】図４ないし図６に示すごとく，カウンタ式
フォークリフトトラック７において，その後輪７１を支
持するためのリヤアクスルビーム１は，車台４の下方に
設けたアクスルサポート４２に軸ピン８を介して回動
（揺動）可能に取付けられている。そして，従来，上記
リヤアクスルビーム１とアクスルサポート４２との取付
け状態は，図６に示すごとく，車台４の後部において，
前後方向に一対のアクスルサポート４２，４２を垂設
し，両者にはリヤアクスルビーム１に固定した軸ピン８
を挿入し，枢着している。
フォークリフトトラック７において，その後輪７１を支
持するためのリヤアクスルビーム１は，車台４の下方に
設けたアクスルサポート４２に軸ピン８を介して回動
（揺動）可能に取付けられている。そして，従来，上記
リヤアクスルビーム１とアクスルサポート４２との取付
け状態は，図６に示すごとく，車台４の後部において，
前後方向に一対のアクスルサポート４２，４２を垂設
し，両者にはリヤアクスルビーム１に固定した軸ピン８
を挿入し，枢着している。
【０００３】また，軸ピン８は，図７に示すごとく，リ
ヤアクスルビーム１の取付サポート１１に，取付板１２
を介して固定する。上記軸ピン８は，フォークリフトト
ラック７の前後方向に沿って設けられている（図５，６
参照）。そして，図７に示すごとく，リヤアクスルビー
ムの両端面１５，１５の間の距離Ｄは，両アクスルサポ
ート４２の内側面４２０，４２０の間の距離Ｅよりも小
さく構成されている。
ヤアクスルビーム１の取付サポート１１に，取付板１２
を介して固定する。上記軸ピン８は，フォークリフトト
ラック７の前後方向に沿って設けられている（図５，６
参照）。そして，図７に示すごとく，リヤアクスルビー
ムの両端面１５，１５の間の距離Ｄは，両アクスルサポ
ート４２の内側面４２０，４２０の間の距離Ｅよりも小
さく構成されている。
【０００４】その理由は，リヤアクスルビームが溶接構
造で，かつフレームも溶接構造であるため，上記距離Ｄ
及びＥを同一寸法に作製することが困難であることによ
る。そこで，上記の距離ＤとＥとの差に相当するクリア
ランスＣが設けられている。そして，クリアランスＣの
間には，この間隙を埋めるために，ドーナツ板状のシム
１７が，介在させてある。該シム１７としては，例えば
厚さ０．３〜１．２ｍｍのものを，クリアランスＣの大
きさに応じて数枚用いている。
造で，かつフレームも溶接構造であるため，上記距離Ｄ
及びＥを同一寸法に作製することが困難であることによ
る。そこで，上記の距離ＤとＥとの差に相当するクリア
ランスＣが設けられている。そして，クリアランスＣの
間には，この間隙を埋めるために，ドーナツ板状のシム
１７が，介在させてある。該シム１７としては，例えば
厚さ０．３〜１．２ｍｍのものを，クリアランスＣの大
きさに応じて数枚用いている。
【０００５】しかし，上記シム１７には，フォークリフ
トトラックの前後進の切り替え時，旋回時，発進時，制
動時などに，大きな圧力が加わる。そのため，フォーク
リフトトラックを長期間使用している間には，シム１７
が摩耗してくる。それ故，上記前後進の切替時，制動時
等には，ガタツキ音，異常音が発生することになる。そ
こで，シム１７の追加，交換，即ち上記クリアランスの
隙間調整作業が必要となる。
トトラックの前後進の切り替え時，旋回時，発進時，制
動時などに，大きな圧力が加わる。そのため，フォーク
リフトトラックを長期間使用している間には，シム１７
が摩耗してくる。それ故，上記前後進の切替時，制動時
等には，ガタツキ音，異常音が発生することになる。そ
こで，シム１７の追加，交換，即ち上記クリアランスの
隙間調整作業が必要となる。
【０００６】
【解決しようとする課題】しかしながら，上記隙間調整
作業を行うに当たっては，リヤアクスルビーム１をアク
スルサポート４２より取り外さなければならず，その作
業工数が大きい。即ち，リヤアクスルビーム１の重量は
大きいため，ジャッキ，ピット等の設備，道具が必要で
ある。また，フォークリフトトラックの下側にもぐり込
んで作業をするため，作業姿勢が悪く，作業し難い。本
発明は，かかる問題点に鑑み，上記クリアランスの隙間
調整に当たって，リヤアクスルビームを取り外す必要が
なく，また隙間調整が容易な，フォークリフトトラック
のリヤアクスルビームの取付装置を提供しようとするも
のである。
作業を行うに当たっては，リヤアクスルビーム１をアク
スルサポート４２より取り外さなければならず，その作
業工数が大きい。即ち，リヤアクスルビーム１の重量は
大きいため，ジャッキ，ピット等の設備，道具が必要で
ある。また，フォークリフトトラックの下側にもぐり込
んで作業をするため，作業姿勢が悪く，作業し難い。本
発明は，かかる問題点に鑑み，上記クリアランスの隙間
調整に当たって，リヤアクスルビームを取り外す必要が
なく，また隙間調整が容易な，フォークリフトトラック
のリヤアクスルビームの取付装置を提供しようとするも
のである。
【０００７】
【課題の解決手段】本発明は，フォークリフトトラック
の車台に設けた一対のアクスルサポートと，該アクスル
サポートに回動可能に枢着した一対の軸ピンと，該軸ピ
ンに支承されたリヤアクスルビームとを有するフォーク
リフトトラックにおいて，一方の軸ピンの外周には，該
軸ピンを挿通するアクスルサポートに対して，回動可能
に螺合したアジャスタを設けてなり，またアジャスタの
外側には上記アジャスタを所定位置にロックするための
ロックナットを螺着してなり，上記アジャスタを回動さ
せて軸ピンに沿って移動させることにより，リヤアクス
ルビームと上記アジャスタとの間の隙間調整を行うよう
構成したことを特徴とするフォークリフトトラックのリ
ヤアクスルビームの取付装置にある。
の車台に設けた一対のアクスルサポートと，該アクスル
サポートに回動可能に枢着した一対の軸ピンと，該軸ピ
ンに支承されたリヤアクスルビームとを有するフォーク
リフトトラックにおいて，一方の軸ピンの外周には，該
軸ピンを挿通するアクスルサポートに対して，回動可能
に螺合したアジャスタを設けてなり，またアジャスタの
外側には上記アジャスタを所定位置にロックするための
ロックナットを螺着してなり，上記アジャスタを回動さ
せて軸ピンに沿って移動させることにより，リヤアクス
ルビームと上記アジャスタとの間の隙間調整を行うよう
構成したことを特徴とするフォークリフトトラックのリ
ヤアクスルビームの取付装置にある。
【０００８】本発明において最も注目すべきことは，軸
ピンと該軸ピンを挿通するアクスルサポートとの間に螺
合式のアジャスタを介設したこと，及び該アジャスタの
外側にはロックナットを螺着したことにある。上記アジ
ャスタは，円筒体であり，その内側には軸ピンを回動可
能に支持するための軸受部を有する。また，アジャスタ
の外周には雄ネジ部が設けてある。一方，アクスルサポ
ートには，上記アジャスタの外周を螺合するための雌ネ
ジ部が設けてある。
ピンと該軸ピンを挿通するアクスルサポートとの間に螺
合式のアジャスタを介設したこと，及び該アジャスタの
外側にはロックナットを螺着したことにある。上記アジ
ャスタは，円筒体であり，その内側には軸ピンを回動可
能に支持するための軸受部を有する。また，アジャスタ
の外周には雄ネジ部が設けてある。一方，アクスルサポ
ートには，上記アジャスタの外周を螺合するための雌ネ
ジ部が設けてある。
【０００９】また，アジャスタをアクスルサポートに螺
合して，隙間調整が完了した後には，アジャスタの外側
に，ロックナットを螺着する。該ロックナットは，隙間
調整したアジャスタが緩みを生じないように，その位置
を，一定位置に保持しておくためのものである。また，
アジャスタの端部には，隙間調整時に該アジャスタを回
動させるための，工具係合部を設けておくことが好まし
い。また，アジャスタは，一方の軸ピンとアクスルサポ
ートとの間に設けるが，両方の軸ピンとアクスルサポー
トの間に設けることもできる。
合して，隙間調整が完了した後には，アジャスタの外側
に，ロックナットを螺着する。該ロックナットは，隙間
調整したアジャスタが緩みを生じないように，その位置
を，一定位置に保持しておくためのものである。また，
アジャスタの端部には，隙間調整時に該アジャスタを回
動させるための，工具係合部を設けておくことが好まし
い。また，アジャスタは，一方の軸ピンとアクスルサポ
ートとの間に設けるが，両方の軸ピンとアクスルサポー
トの間に設けることもできる。
【００１０】
【作用及び効果】本発明においては，軸ピンとアクスル
サポートとの間にアジャスタを介設すると共に，該アジ
ャスタはアクスルサポートに螺合している。そして，リ
ヤアクスルビームとアクスルサポートとの間のクリアラ
ンスを調整するに当たっては，アジャスタを回動させ
る。これにより，アジャスタは，アクスルサポートの雌
ネジ部に沿って移動する。即ち，アジャスタは，軸ピン
に沿って移動し，該アジャスタの内端面とリヤアクスル
ビームとの間のクリアランスが調整される。そこで，上
記クリアランスが最適間隙となった時点で，アジャスタ
の回動を停止する。
サポートとの間にアジャスタを介設すると共に，該アジ
ャスタはアクスルサポートに螺合している。そして，リ
ヤアクスルビームとアクスルサポートとの間のクリアラ
ンスを調整するに当たっては，アジャスタを回動させ
る。これにより，アジャスタは，アクスルサポートの雌
ネジ部に沿って移動する。即ち，アジャスタは，軸ピン
に沿って移動し，該アジャスタの内端面とリヤアクスル
ビームとの間のクリアランスが調整される。そこで，上
記クリアランスが最適間隙となった時点で，アジャスタ
の回動を停止する。
【００１１】その後，アジャスタの外側において，その
雄ネジ部にロックナットを螺着し，該ロックナットの内
端面をアクスルサポートの外側面に当接させる。これに
より，アジャスタの位置が所定クリアランスの位置にロ
ックされる。次に，フォークリフトトラックの長期使用
中に，上記アジャスタの内端面が摩耗し，上記クリアラ
ンスが大きくなったときには，隙間調整を行う。この際
には，上記ロックナットを緩めて後退させ，次いでアジ
ャスタを上記のごとく回動させて，上記クリアランスを
最適状態とする。その後，再び上記のごとくロックナッ
トを回動し，ロックする。
雄ネジ部にロックナットを螺着し，該ロックナットの内
端面をアクスルサポートの外側面に当接させる。これに
より，アジャスタの位置が所定クリアランスの位置にロ
ックされる。次に，フォークリフトトラックの長期使用
中に，上記アジャスタの内端面が摩耗し，上記クリアラ
ンスが大きくなったときには，隙間調整を行う。この際
には，上記ロックナットを緩めて後退させ，次いでアジ
ャスタを上記のごとく回動させて，上記クリアランスを
最適状態とする。その後，再び上記のごとくロックナッ
トを回動し，ロックする。
【００１２】そして，上記の隙間調整作業は，リヤアク
スルビームをアクスルサポートに取り付けたままで行
う。上記のごとく，隙間調整作業はアジャスタを回動さ
せるのみで良く，従来のごとくシムの取替え，追加を行
う必要がない。また，そのため，リヤアクスルビームを
アクスルサポートより取り外す必要もなく，フォークリ
フトトラックの下側にもぐり込んで隙間調整作業を行う
必要もない。それ故，作業も容易である。したがって，
本発明によれば，上記クリアランスの隙間調整に当たっ
てリヤアクスルビームを取り外す必要がなく，また隙間
調整作業が容易な，フォークリフトトラックのリヤアク
スルビームの取付装置を提供することができる。
スルビームをアクスルサポートに取り付けたままで行
う。上記のごとく，隙間調整作業はアジャスタを回動さ
せるのみで良く，従来のごとくシムの取替え，追加を行
う必要がない。また，そのため，リヤアクスルビームを
アクスルサポートより取り外す必要もなく，フォークリ
フトトラックの下側にもぐり込んで隙間調整作業を行う
必要もない。それ故，作業も容易である。したがって，
本発明によれば，上記クリアランスの隙間調整に当たっ
てリヤアクスルビームを取り外す必要がなく，また隙間
調整作業が容易な，フォークリフトトラックのリヤアク
スルビームの取付装置を提供することができる。
【００１３】
【実施例】本発明の実施例にかかる，フォークリフトト
ラックのリヤアクスルビームの取付装置につき，図１〜
３を用いて説明する。本例のリヤアクスルビームの取付
装置は，フォークリフトトラックの車台４に設けた一対
のアクスルサポート４２と，該アクスルサポート４２に
回動可能に枢着した一対の軸ピン２及び３と，両軸ピン
２，３に支承されたリヤアクスルビーム１とよりなる。
そして，一方の軸ピン３の外周には，アクスルサポート
４２との間に回動可能にアジャスタ５を介設すると共に
該アジャスタ５はアクスルサポート４２に対して螺合さ
れている。また，アジャスタ５の外側にはロックナット
５８を螺着してなる。
ラックのリヤアクスルビームの取付装置につき，図１〜
３を用いて説明する。本例のリヤアクスルビームの取付
装置は，フォークリフトトラックの車台４に設けた一対
のアクスルサポート４２と，該アクスルサポート４２に
回動可能に枢着した一対の軸ピン２及び３と，両軸ピン
２，３に支承されたリヤアクスルビーム１とよりなる。
そして，一方の軸ピン３の外周には，アクスルサポート
４２との間に回動可能にアジャスタ５を介設すると共に
該アジャスタ５はアクスルサポート４２に対して螺合さ
れている。また，アジャスタ５の外側にはロックナット
５８を螺着してなる。
【００１４】上記アジャスタ５は，円筒状でその外周に
は雄ネジ部５１を有する。また，内側には，軸ピン２を
回動可能に支持するための円筒部５２を有する。また，
アジャスタ５の端部には，隙間調整時にアジャスタ５を
回動させるための工具係合溝５４を有する。一方，上記
アジャスタを取付ける側のアクスルサポート４２には，
雌ネジ部４２２が設けてある。また，ロックナット５８
は，その内側に，アジャスタ５の雄ネジ部５１に螺合す
る雌ネジ部５８１を有する。そして，リヤアクスルビー
ム１の端面１５と，軸ピン３側のアクスルサポート４２
との間，即ち上記端面１５とアジャスタの端面５６との
間には，クリアランスＣが設けてある。その他は，前記
従来例と同様である。
は雄ネジ部５１を有する。また，内側には，軸ピン２を
回動可能に支持するための円筒部５２を有する。また，
アジャスタ５の端部には，隙間調整時にアジャスタ５を
回動させるための工具係合溝５４を有する。一方，上記
アジャスタを取付ける側のアクスルサポート４２には，
雌ネジ部４２２が設けてある。また，ロックナット５８
は，その内側に，アジャスタ５の雄ネジ部５１に螺合す
る雌ネジ部５８１を有する。そして，リヤアクスルビー
ム１の端面１５と，軸ピン３側のアクスルサポート４２
との間，即ち上記端面１５とアジャスタの端面５６との
間には，クリアランスＣが設けてある。その他は，前記
従来例と同様である。
【００１５】次に，作用効果につき説明する。まず，上
記クリアランスＣの隙間調整に当たっては，工具係合溝
５４内に回動用工具（図示略）を係合させて，アジャス
タ５を回動させる。これにより，アジャスタ５は，アク
スルサポート４２の雌ネジ部４２２に沿って移動する。
即ち，アジャスタ５は軸ピン３に沿って移動する。そこ
で，上記クリアランスＣが最適間隙となった時点で，ア
ジャスタ５の回動を停止する。その後，アジャスタ５の
外側において，その雄ネジ部５１に，ロックナット５８
の雌ネジ部５８１を螺着し，該ロックナット５８の内端
面をアクスルサポート４２の外側面に当接固定させる。
これにより，アジャスタ５の位置が，所定クリアランス
の位置にロックされる。
記クリアランスＣの隙間調整に当たっては，工具係合溝
５４内に回動用工具（図示略）を係合させて，アジャス
タ５を回動させる。これにより，アジャスタ５は，アク
スルサポート４２の雌ネジ部４２２に沿って移動する。
即ち，アジャスタ５は軸ピン３に沿って移動する。そこ
で，上記クリアランスＣが最適間隙となった時点で，ア
ジャスタ５の回動を停止する。その後，アジャスタ５の
外側において，その雄ネジ部５１に，ロックナット５８
の雌ネジ部５８１を螺着し，該ロックナット５８の内端
面をアクスルサポート４２の外側面に当接固定させる。
これにより，アジャスタ５の位置が，所定クリアランス
の位置にロックされる。
【００１６】次に，長期使用中に，上記アジャスタ５の
内端面が摩耗し，クリアランスＣが大きくなったときに
は，隙間調整を行う。この際には，上記ロックナット５
８を緩めて後退させる。次いで，アジャスタ５のみを回
動させて，クリアランスＣが最適間隙となるように隙間
調整を行う。その後，上記と同様にロックナット５８を
ロックする。そして，上記隙間調整作業は，リヤアクス
ルビーム１をアクスルサポート４２に取り付けたままで
行う。なお，この際，軸ピン３とアジャスタ５には，ア
クスルサポート４２を介してフォークリフトトラック本
体の大きな荷重がかかっている。そのため，アクスルサ
ポート４２又は車台４をジャッキで若干持ち上げ，上記
荷重を少なくして，アジャスタ５の回動を行う。
内端面が摩耗し，クリアランスＣが大きくなったときに
は，隙間調整を行う。この際には，上記ロックナット５
８を緩めて後退させる。次いで，アジャスタ５のみを回
動させて，クリアランスＣが最適間隙となるように隙間
調整を行う。その後，上記と同様にロックナット５８を
ロックする。そして，上記隙間調整作業は，リヤアクス
ルビーム１をアクスルサポート４２に取り付けたままで
行う。なお，この際，軸ピン３とアジャスタ５には，ア
クスルサポート４２を介してフォークリフトトラック本
体の大きな荷重がかかっている。そのため，アクスルサ
ポート４２又は車台４をジャッキで若干持ち上げ，上記
荷重を少なくして，アジャスタ５の回動を行う。
【００１７】上記のごとく，本例によれば，隙間調整作
業はアジャスタ５を回動するのみで良く，従来のごと
く，シムの取替え，追加を行う必要がない。そのため，
リヤアクスルビーム１をアクスルサポート４２から取り
外す必要もなく，またフォークリフトトラックの下にも
ぐり込んで隙間調整作業を行う必要もない。それ故，隙
間調整作業が容易である。
業はアジャスタ５を回動するのみで良く，従来のごと
く，シムの取替え，追加を行う必要がない。そのため，
リヤアクスルビーム１をアクスルサポート４２から取り
外す必要もなく，またフォークリフトトラックの下にも
ぐり込んで隙間調整作業を行う必要もない。それ故，隙
間調整作業が容易である。
【図１】実施例１にかかるリヤアクスルビームの取付装
置の正面図。
置の正面図。
【図２】図１の右側面図。
【図３】図１の左側面図。
【図４】フォークリフトトラックに装着されたリヤアク
スルビームの説明図。
スルビームの説明図。
【図５】リヤアクスルビームの取付装置の背面図。
【図６】リヤアクスルビームの平面図。
【図７】従来のリヤアクスルビームの正面図。
１．．．リヤアクスルビーム， １５．．．端面， ２，３．．．軸ピン， ４．．．車台， ４２．．．アクスルサポート， ４２２．．．雌ネジ部， ５．．．アジャスタ， ５１．．．雄ネジ部， ５８．．．ロックナット，
Claims (1)
- 【請求項１】 フォークリフトトラックの車台に設けた
一対のアクスルサポートと，該アクスルサポートに回動
可能に枢着した一対の軸ピンと，該軸ピンに支承された
リヤアクスルビームとを有するフォークリフトトラック
において， 一方の軸ピンの外周には，該軸ピンを挿通するアクスル
サポートに対して，回動可能に螺合したアジャスタを設
けてなり， またアジャスタの外側には上記アジャスタを所定位置に
ロックするためのロックナットを螺着してなり， 上記アジャスタを回動させて軸ピンに沿って移動させる
ことにより，リヤアクスルビームと上記アジャスタとの
間の隙間調整を行うよう構成したことを特徴とするフォ
ークリフトトラックのリヤアクスルビームの取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350019A JP2624072B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | リヤアクスルビームの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350019A JP2624072B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | リヤアクスルビームの取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155597A JPH05155597A (ja) | 1993-06-22 |
| JP2624072B2 true JP2624072B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18407689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3350019A Expired - Lifetime JP2624072B2 (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | リヤアクスルビームの取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2624072B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100547570B1 (ko) * | 2002-11-26 | 2006-01-31 | 두산인프라코어 주식회사 | 지게차의 액슬빔 지지축 지지프레임 |
| KR100481450B1 (ko) * | 2002-11-26 | 2005-04-07 | 대우종합기계 주식회사 | 지게차의 액슬빔 지지구조 |
| JP2013212804A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-17 | Unicarriers Corp | 産業用車両のアクスル懸架装置 |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP3350019A patent/JP2624072B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05155597A (ja) | 1993-06-22 |
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