JP2622419B2 - システムパラメータ管理方式 - Google Patents
システムパラメータ管理方式Info
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- JP2622419B2 JP2622419B2 JP32803889A JP32803889A JP2622419B2 JP 2622419 B2 JP2622419 B2 JP 2622419B2 JP 32803889 A JP32803889 A JP 32803889A JP 32803889 A JP32803889 A JP 32803889A JP 2622419 B2 JP2622419 B2 JP 2622419B2
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- Japan
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- system parameters
- system parameter
- parameter management
- address
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御装置(CNC)でのシステムパラメー
タを管理するシステムパラメータ管理方式に関し、特に
必要なシステムパラメータを新しいアドレスに定義しな
おして使用するシステムパラメータ管理方式に関する。
タを管理するシステムパラメータ管理方式に関し、特に
必要なシステムパラメータを新しいアドレスに定義しな
おして使用するシステムパラメータ管理方式に関する。
現在実用化されている数値制御装置は多種の工作機械
に対応するように設計されており、各工作機械に応じ
て、その機能を選択するようになっている。すなわち、
個々の工作機械に対応してソフトウェアを開発せずに、
多種の工作機械に必要な機能を取り込み、必要な機能を
選択することによって、多種の工作機械に対応するよう
にしている。
に対応するように設計されており、各工作機械に応じ
て、その機能を選択するようになっている。すなわち、
個々の工作機械に対応してソフトウェアを開発せずに、
多種の工作機械に必要な機能を取り込み、必要な機能を
選択することによって、多種の工作機械に対応するよう
にしている。
このために使用されるのが、システムパラメータであ
る。個々の工作機械メーカでは工作機械に応じて、シス
テムパラメータを選択して、数値制御装置を結合される
工作機械に対応させている。これによって、数値制御装
置は少ない品種を量産することができる。
る。個々の工作機械メーカでは工作機械に応じて、シス
テムパラメータを選択して、数値制御装置を結合される
工作機械に対応させている。これによって、数値制御装
置は少ない品種を量産することができる。
また、ユーザはシステムパラメータを変更することに
より、数値制御装置の機能を変更することができる。
より、数値制御装置の機能を変更することができる。
しかし、実際にはシステムパラメータは1台の数値制
御装置で数百以上にもなる場合が少なくない。従って、
システムパラメータを入力し、管理するのは相当の負担
となる。特に、使用しないシステムパラメータのなかか
ら、必要なパラメータを探し出し、設定あるいは変更す
ることは作業能率を著しく低下させる。すなわち、1台
の工作機械で変更するシステムパラメータはそれほど多
くなく、その度に数百のシステムパラメータの中から、
数個のシステムパラメータを選択して、設定、変更する
ことは無駄な時間を費やすこととなる。
御装置で数百以上にもなる場合が少なくない。従って、
システムパラメータを入力し、管理するのは相当の負担
となる。特に、使用しないシステムパラメータのなかか
ら、必要なパラメータを探し出し、設定あるいは変更す
ることは作業能率を著しく低下させる。すなわち、1台
の工作機械で変更するシステムパラメータはそれほど多
くなく、その度に数百のシステムパラメータの中から、
数個のシステムパラメータを選択して、設定、変更する
ことは無駄な時間を費やすこととなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
必要なシステムパラメータを新しいアドレスに定義しな
おして使用するシステムパラメータ管理方式を提供する
ことを目的とする。
必要なシステムパラメータを新しいアドレスに定義しな
おして使用するシステムパラメータ管理方式を提供する
ことを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、 数値制御装置(CNC)でのシステムパラメータを管理
するシステムパラメータ管理方式において、使用するシ
ステムパラメータのみを元のアドレスから新しいアドレ
スに定義して取りまとめて、前記新しいアドレス上で管
理することを特徴とするシステムパラメータ管理方式
が、提供される。
するシステムパラメータ管理方式において、使用するシ
ステムパラメータのみを元のアドレスから新しいアドレ
スに定義して取りまとめて、前記新しいアドレス上で管
理することを特徴とするシステムパラメータ管理方式
が、提供される。
個々の工作機械に必要にシステムパラメータを選択
し、別のアドレスに定義しなおす。これによって、必要
なシステムパラメータは1箇所にまとまり、オペレータ
は必要なパラメータのみ参照して、設定あるいは変更す
ればよく、簡単にシステムパラメータの設定、変更がで
きる。
し、別のアドレスに定義しなおす。これによって、必要
なシステムパラメータは1箇所にまとまり、オペレータ
は必要なパラメータのみ参照して、設定あるいは変更す
ればよく、簡単にシステムパラメータの設定、変更がで
きる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のシステムパラメータ管理方式を説明
するための図である。アドレスA1からA3の間に数値制御
装置のシステムパラメータがある。各アドレスは1バイ
トで構成されており、各ビットがそれぞれの意味を有す
る。例えば、システムパラメータP00(アドレスA1,ビッ
ト0)は0のときは、紙テープのコードはEIAコードで
あり、1のときはISOコードとする。従って、EIAコード
のみを使用する場合はこのパラメータを定義する必要は
ない。
するための図である。アドレスA1からA3の間に数値制御
装置のシステムパラメータがある。各アドレスは1バイ
トで構成されており、各ビットがそれぞれの意味を有す
る。例えば、システムパラメータP00(アドレスA1,ビッ
ト0)は0のときは、紙テープのコードはEIAコードで
あり、1のときはISOコードとする。従って、EIAコード
のみを使用する場合はこのパラメータを定義する必要は
ない。
第1図で、実際の工作機械で必要なシステムパラメー
タをP02、P05、P14、P23のみとする。このシステムパラ
メータをアドレスA4に定義しなおす。定義文は、以下の
ようにする。
タをP02、P05、P14、P23のみとする。このシステムパラ
メータをアドレスA4に定義しなおす。定義文は、以下の
ようにする。
A4.0=A1.2(P02) A4.1=A1.5(P05) A4.2=A2.4(P14) A4.3=A3.3(P23) ここで、第1番目の定義文はシステムパラメータP02
をアドレスA4の0ビットに定義しなおすことを意味す
る。以下の文も同様である。
をアドレスA4の0ビットに定義しなおすことを意味す
る。以下の文も同様である。
これによって、必要なシステムパラメータはアドレス
A4に統一され、アドレスA4のみのシステムパラメータを
設定、変更すればよい。これによってシステムパラメー
タの設定、変更が容易になるのみでなく、不必要なシス
テムパラメータを誤って設定して、数値制御装置を誤動
作させるようなことも防止できる。
A4に統一され、アドレスA4のみのシステムパラメータを
設定、変更すればよい。これによってシステムパラメー
タの設定、変更が容易になるのみでなく、不必要なシス
テムパラメータを誤って設定して、数値制御装置を誤動
作させるようなことも防止できる。
このように定義文は電源投入時にキーボードから入力
する。また、定義文が多いときは、紙テープあるいはそ
の他の入力機器から入力することもできる。一度入力さ
れた定義文は不揮発性メモリに格納され、電源オフ後も
保持される。従って、一度定義された定義文は定義を変
更しない限り有効である。
する。また、定義文が多いときは、紙テープあるいはそ
の他の入力機器から入力することもできる。一度入力さ
れた定義文は不揮発性メモリに格納され、電源オフ後も
保持される。従って、一度定義された定義文は定義を変
更しない限り有効である。
また、このように定義されたシステムパラメータは、
2箇所のアドレスで有効となり、どちらか一方を変更す
れば、他方のアドレスのシステムパラメータも変更され
る。勿論、これらのシステムパラメータをシステムプロ
グラムで参照するときは、いずれか一方を参照すればよ
い。
2箇所のアドレスで有効となり、どちらか一方を変更す
れば、他方のアドレスのシステムパラメータも変更され
る。勿論、これらのシステムパラメータをシステムプロ
グラムで参照するときは、いずれか一方を参照すればよ
い。
第1図では簡単のために、3バイトのシステムパラメ
ータで説明したが、実際には数値制御装置のシステムパ
ラメータは数百以上あり、新しく定義するアドレスも数
バイトから数十バイトになる。しかし、元のアドレスの
システムパラメータからすれば、極めて簡略化される。
ータで説明したが、実際には数値制御装置のシステムパ
ラメータは数百以上あり、新しく定義するアドレスも数
バイトから数十バイトになる。しかし、元のアドレスの
システムパラメータからすれば、極めて簡略化される。
第2図は本発明を実施するための数値制御装置のハー
ドウェアの概略構成図である。プロセッサ11はROM12に
格納されたシステムプログラムに従って数値制御装置全
体を制御する。ROM12にはEPROMあるいはEEPROMが使用さ
れる。RAM13はDRAM等が使用され、各種のデータあるい
は入出力信号が格納される。不揮発性メモリ14にはバッ
テリバックアップされたCMOSが使用され、電源切断後も
保持すべきシステムパラメータ、上記に説明したシステ
ムパラメータの定義文、ピッチ誤差補正量及び工具補正
量等が格納されている。
ドウェアの概略構成図である。プロセッサ11はROM12に
格納されたシステムプログラムに従って数値制御装置全
体を制御する。ROM12にはEPROMあるいはEEPROMが使用さ
れる。RAM13はDRAM等が使用され、各種のデータあるい
は入出力信号が格納される。不揮発性メモリ14にはバッ
テリバックアップされたCMOSが使用され、電源切断後も
保持すべきシステムパラメータ、上記に説明したシステ
ムパラメータの定義文、ピッチ誤差補正量及び工具補正
量等が格納されている。
グラフィック制御回路15はディジタル信号を表示用の
信号に変換し、表示器16に与える。表示器16はCRTある
いは液晶表示装置が使用され、各軸の位置表示、入出力
信号の状態、パラメータ等が表示される。操作盤17はキ
ーボード等から構成され、システムパラメータの定義文
の入力、各種のデータの入力あるいは工作機械19の操作
に使用される。
信号に変換し、表示器16に与える。表示器16はCRTある
いは液晶表示装置が使用され、各軸の位置表示、入出力
信号の状態、パラメータ等が表示される。操作盤17はキ
ーボード等から構成され、システムパラメータの定義文
の入力、各種のデータの入力あるいは工作機械19の操作
に使用される。
PMC(プログラマブル・マシン・コントロール)18は
バス20経由で出力信号を受けて、出力信号をシーケンス
・プログラムで処理して、工作機械19を制御する。ま
た、機械側からの入力信号を受けて、シーケンス・プロ
グラムで処理を行い、バス20を経由して、プロセッサ11
に入力信号を転送する。
バス20経由で出力信号を受けて、出力信号をシーケンス
・プログラムで処理して、工作機械19を制御する。ま
た、機械側からの入力信号を受けて、シーケンス・プロ
グラムで処理を行い、バス20を経由して、プロセッサ11
に入力信号を転送する。
これらの構成要素はバス20によって互いに結合されて
いる。
いる。
なお、第2図では軸制御回路、サーボアンプ、サーボ
モータ、スピンドルアンプ及びスピンドルモータ等の構
成要素は省略してある。また、プロセッサを複数個にし
て、マルチプロセッサシステムとすることもできる。
モータ、スピンドルアンプ及びスピンドルモータ等の構
成要素は省略してある。また、プロセッサを複数個にし
て、マルチプロセッサシステムとすることもできる。
〔発明の効果 以上説明したように本発明では、必要なシステムパラ
メータを新しいアドレスに定義して、1箇所にとりまと
めるようにしたので、システムパラメータの設定、変更
等の管理が容易になり、システムパラメータの誤設定等
も防止できる。
メータを新しいアドレスに定義して、1箇所にとりまと
めるようにしたので、システムパラメータの設定、変更
等の管理が容易になり、システムパラメータの誤設定等
も防止できる。
第1図は本発明のシステムパラメータ管理方式を説明す
るための図、 第2図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの概略構成図である。 11……プロセッサ 12……ROM 13……RAM 14……不揮発性メモリ 15……グラフィック制御回路 16……表示器 17……操作盤 18……PMC 19……工作機械 20……バス
るための図、 第2図は本発明を実施するための数値制御装置のハード
ウェアの概略構成図である。 11……プロセッサ 12……ROM 13……RAM 14……不揮発性メモリ 15……グラフィック制御回路 16……表示器 17……操作盤 18……PMC 19……工作機械 20……バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−246605(JP,A) 特開 平2−35506(JP,A) 実開 平2−2711(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】数値制御装置(CNC)でのシステムパラメ
ータを管理するシステムパラメータ管理方式において、 使用するパラメータのみを元のアドレスから新しいアド
レスに定義して取りまとめて、前記新しいアドレス上で
管理することを特徴とするシステムパラメータ管理方
式。 - 【請求項2】前記元のアドレスあるいは前記新しいアド
レスのいずれで変更しても連動して変更されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のパラメータ管理方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32803889A JP2622419B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | システムパラメータ管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32803889A JP2622419B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | システムパラメータ管理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03188506A JPH03188506A (ja) | 1991-08-16 |
| JP2622419B2 true JP2622419B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=18205821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32803889A Expired - Lifetime JP2622419B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | システムパラメータ管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2622419B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP32803889A patent/JP2622419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03188506A (ja) | 1991-08-16 |
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