JP2620211B2 - 窓用防犯装置 - Google Patents

窓用防犯装置

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JP2620211B2
JP2620211B2 JP6336786A JP33678694A JP2620211B2 JP 2620211 B2 JP2620211 B2 JP 2620211B2 JP 6336786 A JP6336786 A JP 6336786A JP 33678694 A JP33678694 A JP 33678694A JP 2620211 B2 JP2620211 B2 JP 2620211B2
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JP
Japan
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outer frame
circuit section
security device
piezoelectric element
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JP6336786A
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JPH08167082A (ja
Inventor
知男 関
隆 徳山
Original Assignee
大同電機工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窓、引戸等からの家屋内
への侵入、或いはショーケース等の破壊時に生じる振動
を検出し、警報を発する防犯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窓からの侵入に対しては、圧電素
子を窓ガラスに取り付け、窓ガラスが破壊された時に発
注するAE(アコースティックエミッション)の固体伝
播を検出して警報を発する装置、或いは、窓ガラスが破
壊された時に発生する超音波の空中伝播を窓から離れた
位置に設置した超音波マイクロフォンにて検出し、警報
を発する装置、或いは、引戸、窓の枠にマグネットスイ
ッチ等のオン・オフスイッチを取り付け、窓が開いた時
にスイッチが動作することにより警報を発する装置があ
る。又、ショーケースの破壊をショーケースのガラスに
取り付けた圧電素子によりガラス破壊時に発生するAE
を検出して警報を発する装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガラス破壊検出方式、或いは、マグネットスイッチ方式
に於いては、窓ガラス1枚毎に圧電素子を取り付けた
り、窓枠毎にマグネットスイッチを取り付ける必要があ
り、検出部の台数が多くなってしまうという問題があ
る。又、一箇所に設置した超音波マイクロフォンにて窓
全体からの空中伝播音を検出する方式に於いては、窓の
鍵を掛け忘れた時、慎重に音を出さずに開閉された場合
には検出できないという問題があった。
【0004】本発明は上記実状に鑑み、窓、引戸、ショ
ーケース等に取り付けられる防犯装置の検出部の台数を
削減し、安価でかつ、検出感度の高い防犯装置を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は窓、引戸、ショ
ーケース等の外枠の一部に取り付けた圧電素子と、増幅
回路部、フィルタ回路部、しきい値回路部、警報回路
部、電源回路部により構成され、当該外枠内の全ての
窓、戸板、ガラス板等の振動を一箇所において検出する
ようにしたものである。
【0006】
【作用】窓、戸板、ガラス板等を支持する外枠の一部に
圧電素子を取り付けたことにより、外枠内の全ての窓、
戸板、ガラス板等に与えられる開閉、破壊、打撃等によ
る固体伝播振動を感度良く検出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の窓用防犯装置の構成を示すブロッ
ク図で、図中1は、ジルコン・チタン酸鉛セラミックス
(PZT)、チタン酸バリウムセラミックス(BT)等
の強誘電体を分極処理し、歪を与えると電圧を発生する
圧電素子で、図2に圧電素子1の例を示すが、図2
(a)の圧電素子単体タイプ、図2(b)のユニモルフ
タイプ等各種のものが市販されており、図2中斜線で示
す部分を後述する窓の外枠に接着する。
【0008】2は圧電素子1にて生じる電圧出力1aを
増幅する増幅回路部、3は増幅回路部2により増幅さ
れ、種々の周波数成分を持つ増幅電圧出力2aの中から
雑振動ノイズの周波数成分を減衰させるフィルタ回路
部、4はフィルタ回路部3より出力される電圧出力3a
のうちある一定しきい値以上の電圧が入力された時、ス
イッチング動作し、一定の動作電圧4aを出力するしき
い値回路部、5はしきい値回路部4の動作電圧4aによ
り警報ブザー(図示せず)を鳴動させる警報回路部、6
は前記増幅回路部2並びに、フィルタ回路部3、しきい
値回路部4、警報回路部5を作動させるのに必要な電源
を供給する電源回路部、7は本窓用防犯装置を使用する
時のみ動作させる手動オン・オフスイッチである。
【0009】図3は本窓用防犯装置を窓に取り付けた場
合の取り付け場所を示す図で、図中8は窓、9は窓ガラ
ス、10は窓枠、11は鍵、12は外枠、13は外枠1
2の一部に取り付けた本発明の窓用防犯装置である。図
4は窓用防犯装置13の外観図で、14は警報ブザー鳴
動孔である。
【0010】次に、図1及び図3を用いて本発明の窓用
防犯装置の動作について説明する。窓8からの侵入を考
えた場合、侵入者は鍵11が掛かっているかどうかを確
認し、鍵11が掛かってない時は窓8を開けて侵入す
る。この時図3に示す矢印方向に開けたとすると、窓枠
10の下部ローラ10aが外枠12のレール溝12aに
沿って移動するが、この時外枠12に微振動を生じさせ
る。外枠12に加えられた振動は外枠12内を固体伝播
し、外枠12の一部に収り付けた圧電素子1を加振す
る。加振された圧電素子1は振動による歪に応じた電圧
出力1aを発生する。電圧出力1aは増幅回路部2で増
幅され、増幅電圧2aを出力する。増幅電圧2aはフィ
ルタ回路部3により雑振動ノイズの周波数成分を減衰さ
せ、検出対象周波数成分(例えば5KHz)を主とした
電圧出力3aになる。図5に検出対象振動と雑振動ノイ
ズの周波数測定例を示すが、5KHz成分を抽出するこ
とにより、雑振動ノイズによる誤動作を防止し、かつ窓
からの侵入による振動のみ検出することができる。
【0011】次に電圧出力3aの電圧レベルとしきい値
回路部4にて設定したしきい値電圧レベルと比較し、電
圧出力3aがしきい値電圧以上になれば、警報動作信号
4aを出力し、警報回路部5により警報ブザーを鳴動さ
せる。以上の動作により侵入者が窓8を開けたことによ
り警報ブザーが鳴動し、侵入を阻止することができる。
【0012】又、窓8の鍵11が掛かった状態で鍵11
付近の窓ガラス9を切断して侵入する場合、ガラス切り
等で窓ガラス9を切断する時にも同様に窓ガラス9から
窓枠10、外枠12へと振動が固体伝播し、警報ブザー
を鳴動させることができる。
【0013】以上説明した窓の外枠への取付例にとどま
らず、引戸やショーケースの外枠の一部に取り付けても
同様に戸板、ガラス板へ加えられる振動を感度良く検出
できる等、本発明の窓用防犯装置は、図6に示す様に
窓、引戸、ショーケース等の内枠内15の振動を内枠内
15を保持する外枠16の一部に取り付けた圧電素子で
検出するものであれば良い。
【0014】
【発明の効果】前記説明した様に、本発明は窓、引戸、
ショーケース等の外枠の一部に圧電素子を取り付けたこ
とにより、外枠内の全ての窓ガラス、戸板、ガラス板等
の振動を一箇所で検出することにより、安価な防犯装置
として実現でき、かつ固体伝播する振動を検出すること
により感度良く侵入行動による振動を捕らえることがで
きるという大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓用防犯装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明に係わる圧電素子を示す図である。
【図3】本発明の窓用防犯装置の取付状態を示す図であ
る。
【図4】本発明の窓用防犯装置の外観図である。
【図5】検出対象振動と雑振動ノイズの周波数を示す図
である。
【図6】本発明の窓用防犯装置の取付位置を説明する図
である。
【符号の説明】
1 圧電素子 2 増幅回路部 3 フィルタ回路部 4 しきい値回路部 5 警報回路部 6 電源回路部 7 手動オン・オフスイッチ 8 窓 9 窓ガラス 10 窓枠 11 鍵 12 外枠 13 窓用防犯装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓、引戸、ショーケース等の外枠の一部
    に取り付けた圧電素子と、増幅回路部、フィルタ回路
    部、しきい値回路部、警報回路部、電源回路部により構
    成し、当該外枠内の全ての窓、戸板、ガラス板等の振動
    を一箇所において検出するようにしたことを特徴とする
    窓用防犯装置。
JP6336786A 1994-12-12 1994-12-12 窓用防犯装置 Expired - Lifetime JP2620211B2 (ja)

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JPH08167082A JPH08167082A (ja) 1996-06-25
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NO312796B1 (no) * 2000-10-26 2002-07-01 Nordan As Alarmbrikke
FR2864305A1 (fr) * 2003-08-05 2005-06-24 Securitronic Dispositif de dissuasion d'effraction

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JPH08167082A (ja) 1996-06-25

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